JP2015105694A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
Description
管の端部に形成された拡径部を受け取る受け口を有し、外周部におねじ部を有する継手本体と、
前記おねじ部に螺合されるめねじ部を一端に有し、他端に壁部が形成された袋ナットと、
前記袋ナットの内部に装着され、前記袋ナットを前記継手本体に締め付けることで前記管を前記受け口に向かって押圧する押圧部と、前記押圧部からを有する中間部材と、
前記壁部と前記押圧部との間に装着される弾性部材と、を備え、
前記袋ナットの締め付け力を、前記弾性部材を介して前記中間部材に伝えて前記管を前記継手本体の前記受け口に押し付けて前記管を接続する管継手であって、
前記中間部材は、前記押圧部から前記袋ナットの他端側に向かって伸び、前記袋ナットの締め付けが完了したとき前記袋ナットの他端から突出するインジケータ部を有し、
前記弾性部材は、
前記管の前記拡径部が前記受け口に接触し前記押圧部と前記受け口で挟み込まれるまではわずかに弾性部材が変形し、その後さらに前記袋ナットを締め付けると大きく弾性的に圧縮されるばね定数となるように設けられるものである。
この管継手によれば、管の拡径部が受け口に接続するまでは、弾性部材がわずかに弾性変形しつつ継手本体に袋ナットが締め付けられる。そして、管の拡径部が受け口に接続した後に更に袋ナットを締め付けると、弾性部材が大きく弾性的に圧縮変形する。それとともに、袋ナットの他端からインジケータ部が突出する。施工者は継手本体の外部からこのインジケータ部を確認することによって、管の接続作業が完了していることを確認することができる。
前記壁部内径よりも小径の円筒部とすることができる。また、インジケータ部は、n個以上の円弧状部とすることもできる。(ここで、nは1以上の自然数)
(第1の実施の形態)
図1は管継手1の断面図である。図の左側は管Pを接続した状態を示し、図の右側は各部材を分解した状態を示している。図1に示すように、管継手1は、継手本体2と、継手本体2に締め付けられる袋ナット3と、継手本体2と管Pをシールするシール部材4と、中間部材5と、弾性部材6とを有し、継手本体2と袋ナット3を締め付けることで管Pを機械的に接続するものである。
(1)シール部材4が装着された継手本体2と、中間部材5と弾性部材6とが組み付けられ、端部にフレア加工が施された管Pの外周部に装着された袋ナット3とを準備し、図7(a)に示すように継手本体2のおねじ部23と袋ナット3のめねじ部32とを手締めによって仮に締め付ける。
(2)さらに、図7(b)に示すように、中間部材5のテーパ部54と継手本体2のテーパ部222で管Pのフレア部を挟み込むまでシール部材4を押しつぶしながら袋ナット3を締め付ける。このとき、弾性部材6は、シール部材4からの反発力に抗して管Pをテーパ部222に押し付けるために必要な推力よりも大きな反力(張力)を有するので、この状態ではほとんど変形せずわずかに変形する。したがって、このときの中間部材5の円筒部51の端面は、袋ナット3の壁部31の端面と同一平面上にある。
(3)図7(b)の状態までは、弾性部材6が圧縮される力はシール部材6の圧縮に伴う反発力程度であるが、さらに図7(c)に示すように袋ナット3の締め付けを進めると、テーパ部222と管Pのフレア部とが接触することにより、袋ナット3の締め付けに伴うねじによる推進力が弾性部材6を圧縮する力として作用する。テーパ部222と管Pはいずれも金属材料であるので、この時の力はシール部材6の圧縮に伴う反発力よりも極めて大きい。その結果として、弾性部材6は、袋ナット3の壁部31と中間部材5の間で圧縮されて弾性変形する。弾性部材6は、管のフレア部が受け口に接触して押圧部と受け口で挟み込まれるまではわずかに変形し、フレア部と受け口が接触した後にさらに袋ナットを締め付けると大きく弾性的に圧縮されるようなばね定数となるように設定されている。それに伴って、袋ナット3の端部からは中間部材5の円筒部51が突出する。この状態を外部から確認することによって、管Pが確実に接続されていることを確認することができる。このように、中間部材5の円筒部51は管Pの接続が完了していることを確認するためのインジケータ部として機能する。なお、本実施の形態では、インジケータ部は円筒状の円筒部51であるが、インジケータ部は押圧部から袋ナットの他端側に向かって伸びる、1つ以上の円弧状部であってもよい。
2:継手本体
21:流路、22受け口、221:パッキン溝、222:テーパ部
23:おねじ部、24:胴部
3:袋ナット
31:壁部、32:段部、33:めねじ部
4:シール部材
5:中間部材
51:円筒部、52:押圧部、53:押圧面、54:テーパ部
6:弾性部材
P:管
Claims (2)
- 管の端部に形成された拡径部を受け取る受け口を有し、外周部におねじ部を有する継手本体と、
前記おねじ部に螺合されるめねじ部を一端に有し、他端に壁部が形成された袋ナットと、
前記袋ナットの内部に装着され、前記袋ナットを前記継手本体に締め付けることで前記管を前記受け口に向かって押圧する押圧部と、前記押圧部からを有する中間部材と、
前記壁部と前記押圧部との間に装着される弾性部材と、を備え、
前記袋ナットの締め付け力を、前記弾性部材を介して前記中間部材に伝えて前記管を前記継手本体の前記受け口に押し付けて前記管を接続する管継手であって、
前記中間部材は、前記押圧部から前記袋ナットの他端側に向かって伸び、前記袋ナットの締め付けが完了したとき前記袋ナットの他端から突出するインジケータ部を有し、
前記弾性部材は、
前記管の前記拡径部が前記受け口に接触し前記押圧部と前記受け口で挟み込まれるまではわずかに弾性部材が変形し、その後さらに前記袋ナットを締めつけると大きく弾性的に圧縮されるばね定数となるように設けられることを特徴とする管継手。 - 前記インジケータ部は、
前記壁部内径よりも小径の円筒部であることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013247544A JP6300067B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013247544A JP6300067B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015105694A true JP2015105694A (ja) | 2015-06-08 |
JP6300067B2 JP6300067B2 (ja) | 2018-03-28 |
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ID=53435933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013247544A Active JP6300067B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6300067B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017051803A1 (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 日立金属株式会社 | メカニカル継手及びその製造方法 |
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JPS4899913U (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-26 | ||
JPH0530684U (ja) * | 1991-09-28 | 1993-04-23 | モリ工業株式会社 | 管継手 |
WO1996001388A1 (en) * | 1994-07-01 | 1996-01-18 | Ba Falken Ab | A device for connecting a tube to clamping collet couplings or valve couplings |
JPH09273673A (ja) * | 1996-04-03 | 1997-10-21 | Kitz Corp | 継手構造 |
-
2013
- 2013-11-29 JP JP2013247544A patent/JP6300067B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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WO2017051803A1 (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 日立金属株式会社 | メカニカル継手及びその製造方法 |
JPWO2017051803A1 (ja) * | 2015-09-24 | 2018-08-16 | 日立金属株式会社 | メカニカル継手及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6300067B2 (ja) | 2018-03-28 |
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