JP2015105549A - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング5に、ドアのアウタパネル側に向かって突出するように回動可能に支持されたキーレバー11を覆うプロテクタ15を有し、このプロテクタ15に、不正手段の接触による荷重を受けたとき、キーレバー11の回転軸線上に当接することにより、キーレバー11が解錠方向へ回動し得る力を付与しない当接部159を設ける。
【選択図】図7
Description
例えば、特許文献1に記載されているドアロック装置のように、ロック機構の一部を構成するロックレバーを、その回転中心がキーシリンダの回転軸線上に一致するように配置するとともに、キーシリンダの回転軸をロックレバーに直接連結し、ロックレバーをインナパネル側に近接して配置されているケーシングに設けたものにおいては、ロックレバーをプロテクトカバーにより覆うことにより、ドアのアウタパネルとドアガラスとの間の隙間より侵入させた針金等の不正手段に対して、ロックレバーの不正解錠を効果的に防止することが可能である。
第1の発明は、ドア内において、当該ドアのインナパネル寄り側に設けられているケーシングと、前記ケーシング内に収容され、前記ドアを解錠状態及び施錠状態に切替え可能な施解錠機構と、前記施解錠機構に連係されるとともに、前記ケーシングに、前記ドアのアウタパネル側に向かって突出するように回動可能に支持されている軸部、及び当該軸部の突出端部に連設されているレバー部を有し、前記レバー部を、前記ドアのアウタパネルに設けられるキーシリンダに、連結部材を介して連結することにより、前記キーシリンダの操作に連動して、前記施解錠機構を解錠状態とする解錠位置及び施錠状態とする施錠位置に回動可能なキーレバーと、前記キーレバーを覆うことにより、前記ドア内に侵入される不正手段による不正解錠を防止するためのプロテクタとを備え、前記プロテクタに、前記不正手段の接触による荷重を受けたとき、前記キーレバーの回転軸線上に当接することにより、前記キーレバーが解錠方向へ回動し得る力を付与しない当接部を設けたことを特徴としている。
第2の発明によると、キーレバーをプロテクタにより覆っても、プロテクタにおけるレバー部を覆う部分と、インナパネル寄り側のケーシングとの間には、ドアガラスの昇降をガイドするサッシュの配置空間が形成されるので、ドアラッチ装置を大型化することなく、かつ車両のレイアウトを考慮しつつ、防盗性を高めることが可能となる。
図6に示すように、ドアラッチ装置1は、インナパネル2aとアウタパネル2bとからなる中空状のドア2の後端部内に、インナパネル2aと当接するようにして設けられる。
プロテクタ15は、キーレバー11の軸部111を覆う軸部覆い部151と、レバー部112を覆うレバー覆い部152とを有する、平面視ほぼL字状をなし、図7及び図8の断面図に示すように、軸部覆い部151とレバー覆い部152の下面は開口されている。これにより、プロテクタ15は、ロッド13の下部連結部131をキーレバー11の連結孔12に連結する前の作業工程において、キーレバー11の軸部111とレバー部112に上方から被せることができる。レバー覆い部152の上下寸法は、前述したように、キーレバー11を解錠位置に回動させたとき、図5に示すように、キーレバー11の連結孔12を含むロッド13との連結部がレバー覆い部152の下端よりも下方に突出する長さとされ、プロテクタ15の小型化が図られている。
そして、プロテクタ15に開口部155、156を設けることにより、プロテクタ15をケーシング5に固定した後でも、開口部155、156を介して、ロッド13の下部連結部131をキーレバー11の連結孔12に連結することが可能となる。しかも、図5の2点鎖線で示すように、キーレバー11を解錠位置に回動させたときには、レバー部112における連結孔12及びロッド13との連結部が、プロテクタ15におけるレバー覆い部152の下端よりも下方に突出するようにしてあるので、ロッド13の下部連結部131を、キーレバー11におけるレバー部112の連結孔12に対する連結作業を、目視しながら容易かつ確実に行うことができる。
しかも、上述したように、プロテクタ15における軸部覆い部151とケーシング5との対向面に設けた凹状ガイド部154と凸状ガイド部51により、プロテクタ15は、ケーシング5に対し、前後方向への移動が規制されているので、プロテクタ15に不正手段による荷重が加わった際、プロテクタ15は下方へのみ移動可能となり、当接部159をキーレバー11の軸部111の上面に確実に当接させることができる。
上記実施形態では、プロテクタ15をケーシング5に取付けているが、これを、アウタパネル2bに取付けることも可能である。
2 ドア
2a インナパネル
2b アウタパネル
3 ボディ
4 カバープレート
5 ケーシング
6 カバー
7 ラッチ
8 噛合機構
9 施解錠機構
10 アウトサイドレバー
11 キーレバー
12 連結孔
13 ロッド(連結部材)
14 キーシリンダ
15 プロテクタ
16 ボルト挿通孔
17 ボルト
18 雌ねじ
19 インサイドレバー
20 ロックレバー
21 ボーデンケーブル
22 補助カバー
51 凸状ガイド部(ケーシング側ガイド部)
52 傾斜面
53 挟持片
54 弾性挟持片
55 差込溝
56 差込孔
57 防水カバー
111 軸部
112 レバー部
131 下部連結部
132 上部連結部
141 レバー
151 軸部覆い部
152 レバー覆い部
153 固定部
153a 固定片
154 凹状ガイド部(プロテクタ側ガイド部)
155、156 開口部
157 傾斜面
158 側壁
159 当接部
221 カバー本体
221a 側面板
221b 差込片
221c 突部
221d 水抜孔
222 樹脂ヒンジ
223 開閉カバー
G ドアガラス
K 空間
S サッシュ
Claims (7)
- ドア内において、当該ドアのインナパネル寄り側に設けられているケーシングと、
前記ケーシング内に収容され、前記ドアを解錠状態及び施錠状態に切替え可能な施解錠機構と、
前記施解錠機構に連係されるとともに、前記ケーシングに、前記ドアのアウタパネル側に向かって突出するように回動可能に支持されている軸部、及び当該軸部の突出端部に連設されているレバー部を有し、前記レバー部を、前記ドアのアウタパネルに設けられるキーシリンダに、連結部材を介して連結することにより、前記キーシリンダの操作に連動して、前記施解錠機構を解錠状態とする解錠位置及び施錠状態とする施錠位置に回動可能なキーレバーと、
前記キーレバーを覆うことにより、前記ドア内に侵入される不正手段による不正解錠を防止するためのプロテクタとを備え、
前記プロテクタに、前記不正手段の接触による荷重を受けたとき、前記キーレバーの回転軸線上に当接することにより、前記キーレバーが解錠方向へ回動し得る力を付与しない当接部を設けたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - ドア内において、当該ドアのインナパネル寄り側に設けられているケーシングと、
前記ケーシング内に収容され、前記ドアを解錠状態及び施錠状態に切替え可能な施解錠機構と、
前記施解錠機構に連係されるとともに、前記ケーシングに、前記ドアのアウタパネル側に向かって突出するように回動可能に支持されている軸部、及び当該軸部の突出端部に連設されているレバー部を有し、前記レバー部を、前記ドアのアウタパネルに設けられるキーシリンダに、連結部材を介して連結することにより、前記キーシリンダの操作に連動して、前記施解錠機構を解錠状態とする解錠位置及び施錠状態とする施錠位置に回動可能なキーレバーと、
前記キーレバーを覆うことにより、前記ドア内に侵入される不正手段による不正解錠を防止するためのプロテクタとを備え、
前記プロテクタにおける前記アウタパネル寄り側において前記レバー部を覆う部分と、前記インナパネル寄り側の前記ケーシングとの間に、ドアガラスの昇降をガイドするサッシュの配置空間を形成したことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。 - 前記プロテクタの上面を、前記インナパネル方向、及び/または前記アウタパネル方向に向かって、斜め下向きに傾斜する傾斜面としたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ドアラッチ装置。
- 前記ケーシングは、前記プロテクタが前記荷重を受けたとき、前記プロテクタの下方への移動は許容するが、横方向への移動を規制し得るように、前記プロテクタを支持可能なガイド手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ドアラッチ装置。
- 前記ガイド手段は、前記プロテクタに設けられた上下方向の凹状または凸状のプロテクタ側ガイド部に上下方向にのみ摺動可能に嵌合する凸状または凹状のケーシング側ガイド部を含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用ドアラッチ装置。
- 前記プロテクタは、前記キーレバーにおけるレバー部の下方と、前記アウタパネルに近接する面にあって、前記連結部材が連結される連結部の側方と、前記連結部材が通る部分とを開口し得るように、前記キーレバーを覆っていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用ドアラッチ装置。
- 前記キーレバーの前記連結部は、前記キーレバーが解錠位置にあるとき、前記プロテクタの下端より下方に移動するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の車両用ドアラッチ装置。
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JPH10131579A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-19 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のドアロック装置 |
JP2001262901A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-26 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両用ドアの施錠装置 |
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