JP2015105156A - 給送装置及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化に有効な、シートの位置規制構造を提供すること。
【解決手段】本発明の給送装置は、シートを載置するシート載置台と、前記シート載置台に設けられ、シートの端部を規制する規制部と、前記シート載置台に載置されたシートを給送する給送手段とを備え、前記シート載置台が前記給送手段から離間する方向に移動可能に設けられることで、前記規制部によってシートの端部を規制する位置が前記給送手段に対して変更可能である。
【選択図】図1

Description

本発明はシートの給送技術に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置や、スキャナ等の画像読取装置においては、シートの給送装置が設けられている。複数種類のシートサイズに対応すべく、シートの位置規制を行う構造を備える給送装置が提案されている(特許文献1)。
特開2002−234624号公報
シート載置台におけるシートの位置規制を行う構造として、その端部を規制する規制部を用いた構造では、規制部の搬送方向の長さがより長い方がシートの案内性能が向上し、シートの斜行防止に有利である。また、シード載置台上にシートを真っ直ぐに載置し易くなる。しかし、装置の小型化を図る場合、規制部の長さを長くとれない場合がある。
本発明は、装置の小型化に有効な、シートの位置規制構造を提供する。
本発明によれば、例えば、シートを載置するシート載置台と、前記シート載置台に設けられ、シートの端部を規制する規制部と、前記シート載置台に載置されたシートを給送する給送手段とを備え、前記シート載置台が前記給送手段から離間する方向に移動可能に設けられることで、前記規制部によってシートの端部を規制する位置が前記給送手段に対して変更可能である、ことを特徴とする給送装置が提供される。
本発明によれば、装置の小型化に有効な、シートの位置規制構造を提供することができる。
(A)〜(C)は実施形態に係るシート処理装置の斜視図。 (A)はシート処理装置の正面図、(B)は図2(A)のE−E線断面図。 (A)及び(B)はシートガイド装置Aの平面図。 可動部材の可動機構を示す図。 (A)は図3(A)のX−X線断面図、(B)は図3(B)のY−Y線断面図、(C)は図3(A)のZ−Z線断面図。
図1(A)〜(C)は本発明の一実施形態に係るシート処理装置100の斜視図である。図2(A)はシートガイド装置Aを開状態としたシート処理装置100の正面図、図2(B)は図2(A)のE−E線断面図である。
シート処理装置100は、紙などのシートSを給送する給送機能付き装置であり、ここでは一例として、シートSの画像を読み取る画像読取装置を構成している。しかし、シート処理装置100は、例えば、インクジェット記録ヘッド等の画像形成ユニットを備えて給送されるシートに画像を形成する画像形成装置として構成することも可能である。また、シート処理装置100は、画像読取機能や画像形成機能を有しない装置としても構成可能である。
シート処理装置100は、全体として細長の直方体形状をなしており、上部ユニット110と、下部ユニット120と、シートガイド装置Aとを備える。上部ユニット110及び下部ユニット120は装置本体101を構成し、この装置本体101に対してシートガイド装置Aは開閉自在に設けられている。図1(A)、図1(B)、図2(A)及び図2(B)はシートガイド装置Aが開状態である場合を示し、図1(C)はシートガイド装置Aが閉状態である場合を示している。また、図1(A)、図2(A)及び図2(B)は、シートガイド装置Aのシート載置台Bが引出位置にある場合を示し、図1(B)は、シート載置台Bが収納位置にある場合を示している。
シートガイド装置Aは、装置本体101の正面部に配置されており、矢印D1方向に開閉自在に取り付けられている。シート載置台Bにはシートが載置される。本実施形態の場合、複数のシートをシート載置台Bに積載可能である。
上部ユニット110と下部ユニット120との間には、シートSを給送及び搬送する経路(搬送路)Rが、装置本体101を正面−背後方向に貫通して形成されている。上部ユニット110は、下部ユニット120に対して搬送路Rを開放可能に連結されている。詳細には、上部ユニット110は、下部ユニット120の端部にヒンジ(不図示)を介して連結され、メンテナンス等のために、シートガイド装置A側から上部ユニット110を持ち上げて搬送路Rを開放することができるようになっている。
装置本体101の中央部付近には、シート載置台B上に載置されるシートSを装置本体101内に取り込むための給送機構10が設けられている。給送機構10は、給送ローラ10aと、給送ローラ10aに対してシートSを抑える押さえ部材10bと、押さえ部材10bの背後に配置されてシートSを一枚ずつ分離する分離部10cとを備える。給送ローラ10aは下部ユニット120に設けられ、押さえ部材10bと分離部10cとは上部ユニット110に設けられている。
装置本体101には、また、搬送機構211、212及び画像読取ユニット150、150が設けられている。搬送機構211は互いに圧接する駆動ローラ211aと従動ローラ211bとを備える。駆動ローラ211aは下部ユニット120に、従動ローラ211bは上部ユニット110に設けられている。搬送機構12は互いに圧接する駆動ローラ212aと従動ローラ212bとを備える。駆動ローラ212aは下部ユニット120に、従動ローラ212bは上部ユニット110に設けられている。給送ローラ10aと、駆動ローラ211a及び212aは不図示のモータの駆動力により回転される。
画像読取ユニット150、150は経路Rを挟むようにして、その一方は上部ユニット110に他方は下部ユニット120に、それぞれ設けられている。画像読取ユニット150は、例えばコンタクトイメージセンサを備える。上部ユニット110の画像読取ユニット150は給送機構10により給送されるシートSの上面を読み取り、下部ユニット110の画像読取ユニット150は給送機構10により給送されるシートSの下面を読み取る。したがって、本実施形態では、シートSの両面を同時に読み取ることが可能であるが、画像読取ユニット150を1つとして片面を読み取る構成でもよい。
なお、上部ユニット110を下部ユニット120に対して開状態としたとき、搬送路Rに対向配置される画像読取ユニット150、150の読取面も開放されることになる。
シート載置台B上のシートSは、給送機構10によって、矢印D2方向に搬送されて装置本体101内に取り込まれ、搬送機構211および212によって搬送される。搬送の過程で、シートSの画像が画像読取ユニット150により読み取られる。読み取り後のシートSは、シート処理装置100の背面から矢印D3方向に排出される。
なお、このようなシート処理装置100は、図示しないコンピュータ等の情報処理装置に接続され、情報処理装置で実行される汎用アプリケーションや専用アプリケーション等のソフトウェアを用いて制御される。
次に、シートガイド装置Aについて、図1〜図5を参照して説明する。図3(A)及び図3(B)はシートガイド装置Aの平面図であり、図3(A)はシート載置台Bが収納位置に位置し、図3(B)はシート載置台Bが引出位置に位置している状態を示す。図4はシート載置台Bにおける可動部材1及び2の可動機構を示す。図5(A)は図3(A)のX−X線断面図、図5(B)は図3(B)のY−Y線断面図、図5(C)は図3(A)のZ−Z線断面図を示す。
シートガイド装置Aは、シート載置台Bと開閉部材5とを備える。開閉部材5は、帯状に細長い板状の部材であり、装置本体101の正面側端部において開閉自在に設けられている。本実施形態の場合、開閉部材5は、その長手方向の両端部に回転軸部51Aおよび52Aを備え、これらの回転軸部51A及び51Bが下部ユニット120の端部(シートガイド装置A側の端部)に軸支されて回動自在になっている。シート載置台Bは開閉部材5上に支持されており、開閉部材5の回動によりシートガイド装置A全体が回動する。
開閉部材5は、シート載置台Bの支持側の面と反対側の面がシート処理装置100の外装の一部を形成する。本実施形態の場合、図1(C)に示すように開閉部材5は、閉状態においてシート処理装置100の正面部分の外装を形成し、搬送路Rの入口側の開口や上部ユニット110の正面側の端部を覆った状態となる。この状態では、シート載置台Bも開閉部材5によって隠れた状態となり、シート載置台Bには開閉部材5を開状態としたときにシートが載置可能となる。
開閉部材5は、上面が開放した薄型の箱状をなしており、シートガイド装置Aの側面及び底部を形成する。開閉部材5には、長手方向端部に略コの字形状のガイド部51Bおよび52Bが形成されており、ケース部材4の長手方向両端にあるレール部41Aおよび42Aをガイドすることによって、シート載置台Bをスライド可能に保持している。
シート載置台Bは、可動部材1及び2と、トレイ面形成部材3と、ケース部材4と、を備える。トレイ面形成部材3と、ケース部材4とは帯状に細長い板状の部材である。
可動部材1及び2は、シートSの幅方向の位置を規制するものであり、本実施形態の場合、2つの可動部材1及び2が、シートSの幅方向に相当するD1方向に互いに逆方向に連動して移動することで、シートSの位置を規制する。しかし、可動部材は1つとし、もう一方は可動しない固定の部材としてもよい。また、可動部材を2つ設けた構成の場合、互いに連動せずに、独立して移動可能としてもよい。
可動部材1は、当接部11、抜け止め部13及びラック部14を一体に備える。また、可動部材2は、当接部21、抜け止め部23及びラック部24を一体に備える。可動部材1と可動部材2とは抜け止め部13、23の形状を除いて同じ構成である。なお、これらを完全に同一の構成としてもよく、これにより部品種を削減できる。
当接部11及び21は、トレイ面形成部材3の表側(トレイ面3a側)に位置し、抜け止め部13、23及びラック部14、24はトレイ面形成部材3の裏側に位置している。図4はトレイ面形成部材3の裏側を示している。トレイ面形成部材3の裏側には、ピニオン6が軸支されており、ラック部14、24はピニオン6と噛み合う。トレイ面形成部材3には、その厚み方向に貫通すると共にD1方向に延びるスリット31が形成され、当接部11と抜け止め部13とは、このスリット31を介して互いに連結されている。同様に、トレイ面形成部材3には、その厚み方向に貫通すると共にD1方向に延びるスリット32が形成され、当接部21と抜け止め部23とは、このスリット32を介して互いに連結されている。当接部21と抜け止め部23との連結部は、図2(B)において符号22で示されている。当接部11と抜け止め部13との連結部は図示していないが、同様である。
以上の構成により、当接部11及び21の一方をD1方向に移動すると、ピニオン6が回転して当接部11及び21の他方もD1方向で逆方向に移動することになる。
当接部11、21は、トレイ面形成部材3のトレイ面3aから略垂直に突出した部分を有し、シートSの端部に当接してその位置を規制する規制部として機能する。
ケース部材4は、トレイ面形成部材3を保持する。ケース部材4は、上面が開放した薄型の箱状をなしており、シート載置台Bの側部及び底部を形成する。ケース部材4には、トレイ面形成部材3の周縁には複数個所に係止爪が形成されており、ケース部材4の上部に蓋をするようにしてケース部材4に係止され、ケース部材4は、そのトレイ面形成部材3を保持する。ケース部材4は、トレイ面形成部材3のトレイ面3a側の反対側に位置しており、可動部材1及び2とトレイ面形成部材3とケース部材4が一体となったシート載置台Bを構成している。
シート載置台Bは、開閉部材5に移動可能に保持されている。具体的には、ケース部材4の長手方向両端にあるレール部41Aおよび42Aが、ベース部材5の長手方向両端にある略コの字形状のガイド部51Bおよび52Bと係合している。レール部41Aおよび42A及びガイド部51Bおよび52Bは、給送方向に延設している。レール部41A及び42Aがガイド部51Bおよび52Bにガイドされることで、シート載置台Bは、開閉部材5に対してシートSの給送方向上流側へスライド移動が可能となっている。
このような構成により、シート載置台Bは、図1(B)、図3(A)及び図5(A)に示すように、トレイ面形成部材3及びケース部材4が、開閉部材5と全体的に重なった収容位置と、図1(A)、図3(B)及び図5(B)に示すように、トレイ面形成部材3及びケース部材4が開閉部材5から突出した引出位置との間でスライド自在である。収容位置では引出位置よりもシート載置台Bと開閉部材5とが重なる範囲が大きく、引出位置ではケース部材4の奥側の部分のみが開閉部材5に片持ち状で支持されている。
シート載置台Bのスライド方向は、給送機構10に対して近接・離間する方向である。これにより、本実施形態の場合、シート載置台Bをスライドさせることで、当接部11、21によってシートSの端部を規制する位置が給送機構10に対してシートSの給送方向(D2方向)に変更可能である。当接部11、21が、シート給送方向上流側(給送機構10に対してシート載置台Bが離間する側)に位置している場合、その下流側(給送機構10に対してシート載置台Bが接近する側)に位置している場合よりも給送機構10と当接部11、21との距離が長くなる。このため、当接部11、21自体の給送方向の長さ(当接距離)を長くしなくても、これと同様またはそれ以上のシートSの案内効果が得られる。つまり、当接部11、21自体の長さが同じであれば、給送機構10から離れた位置に位置させることで、シートSの斜行抑制効果を向上できる。
ここで、給送機構10(給送ローラ10a)は、シートSの先端中央に作用してシートSに搬送力を伝達するが、このとき、シートSと当接部11、21との間に隙間があると、シート載置台Bが給送機構10に接近した位置において当接部11、21の間でシートSが斜行する場合がある。このとき、給送機構10に接近した位置で当接部11、21によってシートSの斜行が規制されるものの、シート載置台Bが給送機構10から離間する位置のときと比べて、シートSの斜行が実質的に大きくなる。つまり、給送機構10からシートSの先端中央に対する作用点(給送ローラ10aとの接点)を基点としてシートSが斜行すると、当該作用点から離れたシートSの後端側がシートSの先端側と比べてシート載置面の面方向において大きくずれる傾向となる。このため、給送機構10からシート載置台Bから離間した位置でシートSを規制する方が、シートSの斜行防止効果が高くなる。したがって、本実施形態のように、シート載置台S自体を給送機構10から離間させることで、シートSの斜行抑制効果を向上することができる。また、本実施形態の場合、シート載置台Bのシート載置面は、シート載置台Bをスライドさせて給送機構10から遠ざかるものの、給送機構10に対するシートSの給送方向においてシート支持位置(シート面の受け位置)が変わることがない。したがって、シートSの給送姿勢の安定性を確保することができる。
また、本実施形態の場合には、シート載置台Bがスライド可能であることで、上述した通り、シートSの斜行を抑制できるが、その他、シート載置構造がコンパクトとなり、詳細は後述するが、シート給送装置としての小型化にも極めて有利である。さらに、シートSをシート載置台Bにセットするときに、シートSの端辺をシート給送方向と平行にセットしやすくなる。なお、本実施形態の場合、シートSを載置する前に予めシート載置台Bを給送機構10に対して離間する位置にスライドさせておくことも可能であるが、シートSをシート載置台Bに載置させた後、シート載置台Bを給送機構10に対して離間する位置(方向)にスライド移動させることも適宜可能であることから、ユーザの操作性も良い。しかも、本実施形態の場合、シート載置台Bの位置に係わらず、当接部11、21の位置をシートSの幅方向(すなわち、シート載置台Bの長手方向)に適宜、調整可能であるため、この点でもユーザの操作性が良い。
シート載置台Bは、引出位置に位置させることでシートSの案内効果を向上できる一方、収納位置に位置させることで占有スペースが縮小する。したがって、装置の小型化に有効な、シートの位置規制構造である。
特に、本実施形態では、図2(A)及び図2(B)に示すように、開閉部材5が閉状態のときに当接部11及び12を収容する収容部110aが装置本体101(特に上部ユニット110の端部)に設けられている。この収容部110aは、上述した給送機構10の給送方向両側にそれぞれ設けられている。これにより、シートガイド装置Aを装置本体101側に倒すと、当接部11、21がそれぞれ収容部110aに収容される。このとき、装置本体101の給送機構10及び搬送路Rの開口がシートガイド装置Aによって実質的に覆われることから、外周に亘って殆ど段差がなくなる。
すなわち、シート処理装置100がシートガイド装置Aを収容した状態では、シートガイド装置Aの載置面3aとは反対側の面(ベース部材5の外装表面)と上部ユニット110の上面とが実質的な連続面となる。このため、シート処理装置100がシートガイド装置Aを収容した状態では、片手で持ち運び易く、しかも装置の外観上、非常にシンプルな意匠性を実現することができる。
また、上述したように、シートガイド装置Aは、閉状態のときに、シート処理装置100の一部を形成する。すなわち、シートガイド装置Aは、シート処理装置100の外装部品の一部を兼ねる。このため、シートガイド装置Aは、シート処理装置100の外形寸法にあわせて帯状に細長く構成する必要がある。シートガイド装置Aの載置面3a側の全体を上部ユニット110に収容することを前提とすると、上部ユニット110の高さを低くすれば、シートガイド装置Aの短手方向(D2方向)の寸法も短くする必要がある。したがって、シート処理装置100の小型化(特に薄型化)に伴って、シートガイド装置Aの幅寸法(シート給送方向における寸法)は、実質的に小さくしなければならない。
しかし、シート処理装置100におけるシートSの斜行を有効に防止し、またシートSのセット性も確保する必要があるため、本実施形態では、上述したように、シート載置台Bを、シートSの給送方向上流側に移動し、ベース部材5から突出させている。これにより、本実施形態のシート処理装置100によれば、装置本体101へのシートガイド装置Aの収容によって装置全体の小型化と優れた美観、持ち運び性を実現しつつ、シートガイド装置Aを開いてシート載置台BをシートSの給送方向上流側にスライド移動することにより、使用時にはシートSの斜行も有効に防止することができ、かつシートSのセット性を確保することができる。
なお、本実施形態では、上述したように、シートSのシート載置台Bが開閉部材5からスライドさせたとき(給送機構10からシート載置台Bを離間させた位置にさせたとき)、給送機構10とシート載置台Bとの間に凹状の段差が形成される。この段差については、例えば、シート載置台Bのスライド動作に連動ないし追従して、シート処理装置100の本体部分、具体的には、給送ローラ10aの周辺部からシート載置台Bのシート載置面に連続するシート支持面を有する板状部材が延設されるように構成し、実質的に段差が形成されない構造(シート載置面の拡大構造)を実現することも可能である。
なお、このような板状部材は、シート載置台Bをスライドさせない場合、すなわち、シート載置台Bを給送機構10に接近した位置とした場合において、給送ローラ10aの周囲で搬送路を形成する部材として機能する。このような板状部材をシート載置台Bに追従して引き出し可能に設けることにより、シート載置台10と給送機構10との間にシート載置面を形成することが可能となるため、上述した段差を形成する構造と比べて、ゴミや埃、あるいはステイプルなどの留め具等が混入することを有効に防ぐことができる他、シート載置台Bのシート載置面に加えて上述したシート支持面によってシートSの載置面積を確保できるため、給送性能の安定化にも効果がある。

Claims (7)

  1. シートを載置するシート載置台と、
    前記シート載置台に設けられ、シートの端部を規制する規制部と、
    前記シート載置台に載置されたシートを給送する給送手段とを備え、
    前記シート載置台が前記給送手段から離間する方向に移動可能に設けられることで、前記規制部によってシートの端部を規制する位置が前記給送手段に対して変更可能である、ことを特徴とする給送装置。
  2. シートを給送する給送手段を備えた装置であって、
    前記給送手段を有する装置本体と、
    前記装置本体に対して開閉自在に設けられ、閉状態のときに前記装置の外装の一部を形成する開閉部材と、
    前記開閉部材に支持され、前記開閉部材が開状態のときにシートを載置可能なシート載置台と、
    前記シート載置台に設けられ、シートの端部を規制する規制部とを備え、
    前記シート載置台はシートの給送方向上流側へ移動可能である、
    ことを特徴とする装置。
  3. 前記シート載置台は、前記開閉部材に対して収納位置と引出位置との間でスライド自在に設けられ、
    前記収納位置では、前記引出位置よりも前記シート載置台と前記開閉部材とが重なる範囲が大きい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記装置本体は、前記開閉部材が前記閉状態のときに前記規制部を収容する収容部を備える、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  5. 前記装置本体は、上部ユニットと、下部ユニットとを備え、
    前記上部ユニットと前記下部ユニットの間にシートを給送する経路が形成され、
    前記上部ユニットは、前記下部ユニットに対して前記経路を開放可能に連結され、
    前記開閉部材は、前記下部ユニットの端部に連結され、
    前記開閉部材は、前記閉状態のときに前記経路の開口及び前記上部ユニットの端部を覆った状態となる、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記装置は、前記給送手段により給送されるシートの画像を読み取る画像読取手段を備えた画像読取装置である、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記装置は、前記給送手段により給送されるシートに画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置である、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の装置。
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