JP2015105141A - マルチパック - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチパックを容易にプラスチックボトルに装着でき、かつマルチパックを容易に折畳むこと。【解決手段】マルチパック10はプラスチックボトル1の首上板5を係止する係止口21が形成された天板11と、天板11に接続された一対の固定側板12と、固定側板12に連結された一対の連結側板13とを備えている。固定側板12と連結側板13の下方に底部開口16が形成され、天板11と連結側板13との間に側部開口15が形成されている。固定側板12に、固定側板12を破断する破断線31a、31bが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は複数のボトルをまとめて持ち運ぶことができるマルチパックに係り、とりわけボトルに容易に装着でき、かつ折り畳むことにより簡単に保管でき、かつ搬送も容易となるマルチパックに関する。
従来より複数のプラスチックボトルを収納する箱型の紙製マルチパックが知られている。
このようなマルチパックは、各ボトルの口部下方の首上板を係止する複数の係止口が形成された天板と、各ボトルを囲む側板とを有している。
このようなマルチパックにおいて、各ボトルの首上板を天板の係止口に装着し、マルチパックの天板を把持することによって複数のプラスチックボトルをまとめて持ち運ぶことができる。
特開2012−35911号公報 特開平11−278426号公報
しかしながら、従来より知られたマルチパックは、いずれも複数のプラスチックボトルを準備し、このボトルを周囲から巻付けることによりボトルを収納するものであり、ボトルに対する装着作業は簡単ではない。
また従来より簡単に折畳んで保管したり、搬送することができるマルチパックは開発されていない。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、ボトルに容易に装着することができ、かつ折り畳むことにより簡単に保管したり輸送することができるマルチパックを提供することを目的とする。
本発明は、胴部と、首部と、口部と、口部下方の首上板とを有する複数のボトルを収納する箱型のマルチパックにおいて、各ボトルの首上板を係止する係止口が形成された天板と、天板に接続された互いに向き合う一対の固定側板と、各固定側板に連結された互いに向き合う一対の連結側板とを備え、一対の固定側板よび一対の連結側板の下方に底部開口が形成され、少なくとも一方の固定側板に、当該固定側板を破断する破断部が形成され、天板と各連結側板との間に側部開口が形成されていることを特徴とするマルチパックである。
本発明は、天板に切取線により囲まれた把持部が形成されていることを特徴とするマルチパックである。
本発明は、天板および一対の連結側板に、各々折罫が形成され、マルチパックはこれらの折罫を介して平板状に折畳み可能となることを特徴とするマルチパックである。
本発明は、各係止口は、その周縁に内側へ向って突出し、首上板を係止する係止片を有することを特徴とするマルチパックである。
本発明は、破断部は固定側板に形成され、横方向全長に渡って延びる破断線を有することを特徴とするマルチパックである。
本発明は、各固定側板は天板側の傾斜側板と、傾斜側板下方の下方側板とを有し、破断部は傾斜側板に形成され、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線を有することを特徴とするマルチパックである。
本発明は、一対の破断線の下端に、切取線により形成されたつまみ部が形成されていることを特徴とするマルチパックである。
本発明は、各固定側板は天板側の傾斜側板と傾斜側板下方の下方側板とを有し、破断部は下方側板に形成され、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線を有することを特徴とするマルチパックである。
本発明は、各固定側板は天板側の傾斜側板と、傾斜側板下方の下方側板とを有し、傾斜側板と下方側板との間に境界開口が形成され、破断部は傾斜側板に設けられ、境界開口から側部開口へ向って延びる一対のV字状の破断線を有することを特徴とするマルチパックである。
本発明は、各連結側板には、固定側板側に延びる接着パネルが形成され、接続パネルは一対の接着領域と、接着領域間の非接着領域とを有し、非接着領域の裏面にキャンペーン用情報が設けられていることを特徴とするマルチパックである。
以上のように本発明によれば、マルチパックを容易かつ簡単にボトルに装着することができ、かつマルチパックを折畳むことにより、簡単に保管したり輸送することができる。
図1は本発明によるマルチパックの第1の実施の形態を示す斜視図。 図2は本発明によるマルチパックの第1の実施の形態を示す正面図。 図3は本発明によるマルチパックの第1の実施の形態を示す側面図。 図4はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図5はマルチパックを作製する紙製ブランクの変形例を示す図。 図6は本発明によるマルチパックの第2の実施の形態を示す斜視図。 図7は本発明によるマルチパックの第2の実施の形態を示す正面図。 図8は本発明によるマルチパックの第2の実施の形態を示す側面図。 図9はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図10は本発明によるマルチパックの第3の実施の形態を示す斜視図。 図11は本発明によるマルチパックの第3の実施の形態を示す正面図。 図12は本発明によるマルチパックの第3の実施の形態を示す側面図。 図13はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図14は本発明によるマルチパックの第4の実施の形態を示す斜視図。 図15は本発明によるマルチパックの第4の実施の形態を示す正面図。 図16は本発明によるマルチパックの第4の実施の形態を示す側面図。 図17はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図18は本発明によるマルチパックの第5の実施の形態を示す斜視図。 図19は本発明によるマルチパックの第5の実施の形態を示す正面図。 図20は本発明によるマルチパックの第5の実施の形態を示す側面図。 図21はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図22は本発明によるマルチパックの第6の実施の形態を示す斜視図。 図23は本発明によるマルチパックの第6の実施の形態を示す正面図。 図24は本発明によるマルチパックの第6の実施の形態を示す側面図。 図25はマルチパックを作製する紙製ブランクを示す図。 図26はマルチパックを作製する紙製ブランクの他の変形例を示す図。 図27はマルチパックを作製する紙製ブランクの他の変形例を示す図。
第1の実施の形態
次に本発明によるマルチパックについて、図1乃至図5により説明する。
図1乃至図5は、本発明によるマルチパックの第1の実施の形態を示す図である。
図1乃至図5に示すように、マルチパック10は複数の飲料水用プラスチックボトル1を収納するものであり、箱状をなしている。
このようなプラスチックボトル1は、胴部2と、胴部2上方の首部3と、首部3上方の口部4と、口部4下方の首下板5とを有し、口部4はキャップ6によって密封されている(図3参照)。
マルチパック10はこのようなプラスチックボトル1を収納するものである。なお、ボトル1としては、プラスチック製のものに限らず、金属製のボトルを用いてもよい。
次にマルチパック10について、図1乃至図5により説明する。ここで図1はマルチパックを示す斜視図、図2はその正面図、図3はその側面図、図4はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図、図5は紙製ブランクの変形例を示す図である。
図1乃至図4に示すようにマルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する6個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた一対の把持部22が横方向に形成されている。ここで略中央部とは、中央のみならず、中央付近もいう。そして使用時に、各把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された6個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。また傾斜側板12aには、横方向に延びる罫線12cが設けられている。
さらにまた、固定側板12の傾斜側板12aには、固定側板12の一方の側縁から係止口21に向って延び、かつ係止口21同士を曲線状に結んだ後、固定側板12の他方の側縁に達する破断線31aが形成され、さらに傾斜側板12aと下方側板12bとの間に、横方向全長に渡って延びる破断線31bが形成されている。
これらの破断線31a、31bはいずれも固定側板12に横方向全長に渡って延びており、破断部を構成する。
使用時において、破断線31a、31bを介して固定側板12を横方向に破断する。このことにより固定側板12のうち破断線31a、31bにより囲まれた領域を固定側板12から除去してマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図4に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に6個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、6個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、天板11の把持部22を指で押圧し、把持部22の切取線22aを切取り、開口を形成する。次に形成された開口内に指を挿入することにより、マルチパック10を把持して持ち運ぶことができる。
次にマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12に設けられた破断線31a、31bを介して固定側板12を横方向に破断する。このことにより固定側板12のうち破断線31a、31bにより囲まれた領域を固定側板12から除去し、マルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
次に本発明の変形例について図5により説明する。
図5に示す変形例は、各連結側板13に設けられた接着パネル18が一対の接着領域18a、18aと、一対の接着領域18a、18a間に設けられた非接着領域18bとを有するものであり、他の構成は図1乃至図4に示す実施の形態と同一である。
図5に示すように、接着パネル18の一対の接着領域18a、18aは固定側板12の下方側板12bに接着される。また接着パネル18の一対の接着領域18a、18aと、非接着領域18bは切取線19を介して互いに連結されている。マルチパック10の使用が終了した際、接着パネル18の非接着領域18bを接着領域18a、18aから切離す。
接着パネル18の非接着領域18bの裏面には、予めキャンペーン用情報、例えばマルチパック10のID番号等が印字されており、使用者はこの非接着領域18bの裏面のID番号を例えばインターネット上に登録することにより、賞金又は賞品を得ることができる。
第2の実施の形態
次にマルチパック10の第2の実施の形態について、図6乃至図9により説明する。ここで図6はマルチパックを示す斜視図、図7はその正面図、図8はその側面図、図9はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図である。
図6乃至図9に示すように、マルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する2個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された2個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば2つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は2つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、一方の固定側板12の傾斜側板12aには、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線32aが形成され、さらに一対の破断線32aの下端には下方側板12bに延びるつまみ部32bが設けられている。そしてこのつまみ部32bは、下方側板12bに設けられた切取線32cにより囲まれている。
使用時において、切取線32cを切り取り、つまみ部32bからV字状の一対の破断線32aを破断する。このことにより、マルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図9に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に2個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、2個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、まずマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12に設けられたつまみ部32bからV字状の破断線32aを介して固定側板12を破断する。このことにより、マルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
第3の実施の形態
次にマルチパック10の第3の実施の形態について、図10乃至図13により説明する。ここで図10はマルチパックを示す斜視図、図11はその正面図、図12はその側面図、図13はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図である。
図10乃至図13に示すように、マルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する4個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた一対の把持部22が横方向に形成されている。ここで略中央部とは、中央のみならず、中央付近もいう。そして使用時に、各把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された4個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば4つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は4つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、一方の固定側板12の傾斜側板12aには、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線33aが形成され、さらに一対の破断線33aの下端には下方側板12bに延びるつまみ部33bが設けられている。そしてこのつまみ部33bは下方側板12bに設けられた切取線33cにより囲まれている。
使用時において、切取線33cを切り取り、つまみ部33bからV字状の一端の破断線32aを破断する。このことにより、マルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図13に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に4個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、4個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、天板11の把持部22を指で押圧し、把持部22の切取線22aを切取り、開口を形成する。次に形成された開口内に指を挿入することにより、マルチパック10を把持して持ち運ぶことができる。
次にマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12に設けられたつまみ部33bからV字状の破断線33aを介して固定側板12を横方向に破断する。このことにより、マルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
第4の実施の形態
次にマルチパック10の第4の実施の形態について、図14乃至図17により説明する。ここで図14はマルチパックを示す斜視図、図15はその正面図、図16はその側面図、図17はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図である。
図14乃至図17に示すように、マルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する4個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた一対の把持部22が横方向に形成されている。そして使用時に、各把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された4個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、固定側板12の下方側板12bには、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線34aが形成され、一対の破断線34aの下端にはつまみ部34bが形成されている。また一対の破断線34aは下方側板12bの上方に向って延び、側部開口15まで達している。
使用時において、つまみ部34bからV字状の一対の破断線34aを破断する。このことにより、マルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図17に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に4個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、4個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、天板11の把持部22を指で押圧し、把持部22の切取線22aを切取り、開口を形成する。次に形成された開口内に指を挿入することにより、マルチパック10を把持して持ち運ぶことができる。
次にマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12の下方側板12bに設けられた破断線34aをつまみ部34bから破断する。このことにより、マルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
第5の実施の形態
次にマルチパック10の第5の実施の形態について、図18乃至図21により説明する。ここで図18はマルチパックを示す斜視図、図19はその正面図、図20はその側面図、図21はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図である。
図18乃至図21に示すように、マルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する6個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた一対の把持部22が横方向に形成されている。そして使用時に、各把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された6個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、固定側板12の下方側板12bには、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線35aが形成され、一対の破断線35aの下端にはつまみ部35bが形成されている。また一対の破断線35aは下方側板12bの上方に向って延び、側部開口15まで達している。
使用時において、つまみ部35bからV字状の一対の破断線35aを破断する。このことによりマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図21に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に6個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、6個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、天板11の把持部22を指で押圧し、把持部22の切取線22aを切取り、開口を形成する。次に形成された開口内に指を挿入することにより、マルチパック10を把持して持ち運ぶことができる。
次にマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12の下方側板12bに設けられた破断線35aをつまみ部35bから破断する。このことにより、マルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
第6の実施の形態
次にマルチパック10の第6の実施の形態について、図22乃至図25により説明する。ここで図22はマルチパックを示す斜視図、図23はその正面図、図24はその側面図、図25はマルチパックを作製するための紙製ブランクを示す図である。
図22乃至図25に示すように、マルチパック10は各プラスチックボトル1の首上板5を係止する4個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
また天板11と各連結側板13との間に側部開口15が形成されている。さらに、また一対の固定側板12および一対の連結側板13の下方に底部開口16が形成されている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた把持部22が形成されている。そして使用時に、把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された6個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、各連結側板13には、固定側板13の後述する固定側板12の下方側板12b側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、固定側板12の傾斜側板12aと下方側板12bとの間に境界開口36dが設けられ、傾斜部12aには境界開口36dから側部開口15まで延びるV字状の一対の破断線36aが形成されている。さらに傾斜側板12aには、V字状の一対の破断線36aの上方に追加の一対の破断線36bが設けられている。
使用時において、破断線36aを境界開口36dから側部開口15まで破断する。このことにより、マルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図4に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する固定側板12の下方側板12bに接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
次に4個のプラスチックボトル1を準備して並べておき、このプラスチックボトル1の上方からマルチパック10を被せる。この場合、各プラスチックボトル1の口部4を密封するキャップ6および首上板5が天板11の対応する係止口21を通過する。
また、プラスチックボトル1の首上板5が係止口21の係止片21aに係止される。このようにして、6個のプラスチックボトル1がマルチパック10内に収納される。
使用にあたっては、天板11の把持部22を指で押圧し、把持部22の切取線22aを切取り、開口を形成する。次に形成された開口内に指を挿入することにより、マルチパック10を把持して持ち運ぶことができる。
次にマルチパック10が開封される。すなわち、固定側板12に設けられた破断線36aを境界開口36dから側部開口15まで破断する。このことによりマルチパック10を開封することができる。次にマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ取出すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、複数のプラスチックボトル1を並べておき、これらのプラスチックボトル1上にマルチパック10を被せるだけで、容易かつ簡単にプラスチックボトル1にマルチパック10を装着し、このマルチパック10内にプラスチックボトルを収納することができる。またマルチパック10は、天板11の折罫11aおよび連結側板13の折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。
そしてこのように折畳まれたマルチパック10を容易に積層して保管したり、まとめて輸送することができる。
紙製ブランクの他の変形例
次に図26によりマルチパックを作製する紙製ブランクの他の変形例について説明する。ここで図26に示す紙製ブランク10Aは図4に示す紙製ブランク10Aの変形例となる。
図26に示すようにマルチパック10を作製する紙製ブランク10Aは各プラスチックボトル1の首上板5を係止する6個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
なお、図26に示す紙製ブランク10Aにおいて、一対の固定側板12のうち上方の固定側板12の両側から連結側板13が延び、かつ下方の固定側板12の両側から連結側板13が延びている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた一対の把持部22が横方向に形成されている。そして使用時に、各把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、各把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された6個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、下方の固定側板12に設けられた各連結側板13には、上方の固定側板12に設けられた連結側板13側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、固定側板12の傾斜側板12aには、固定側板12の一方の側縁から係止口21に向って延び、かつ係止口21同士を曲線状に結んだ後、固定側板12の他方の側縁に達する破断線31aが形成され、さらに傾斜側板12aと下方側板12bとの間に、横方向全長に渡って延びる破断線31bが形成されている。
これらの破断線31a、31bはいずれも固定側板12に横方向全長に渡って延びており、破断部を構成する。
使用時において、破断線31a、31bを介して固定側板12を横方向に破断する。このことにより固定側板12のうち破断線31a、31bにより囲まれた領域を固定側板12から除去してマルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図26に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する他側の連結側板13に接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
図26に示す紙製ブランク10Aは全体として略正方形上の領域内に入るため、紙製ブランク10Aを容易に作製することができる。
次に図27によりマルチパックを作製する紙製ブランクの他の変形例について説明する。ここで図27に示す紙製ブランク10Aは図25に示す紙製ブランクの変形例となる。
図27に示すように、マルチパック10を作製する紙製ブランク10Aは各プラスチックボトル1の首上板5を係止する4個の係止口21が形成された天板11と、天板11に連結された互いに向き合う一対の固定側板12と、各固定側板12に連結された互いに向き合う一対の連結側板13とを備えている。
なお、図27に示す紙製ブランク10Aにおいて、一対の固定側板12のうち上方の固定側板12の両側から連結側板13が延び、かつ下方の固定側板12の両側から連結側板13が延びている。
また天板11の略中央部には、切取線22aにより囲まれた把持部22が形成されている。そして使用時に、把持部22の切取線22aを切取ることにより各把持部22内に開口を形成し、この開口内に指を挿入してマルチパック10を持ち運ぶことができる。
また天板11には、把持部22の中心を通る折罫11aが形成されている。また各連結側板13にも各々折罫13aが形成され、マルチパック10をこれらの折罫11aおよび折罫13aを介して平板状に折畳むことができる。そしてこのようにマルチパック10を折罫11aおよび折罫13aを介して折畳むことにより、マルチパック10を積層して保管したり、まとめて輸送する作業を容易かつ簡単に行なうことができる。
さらにまた天板11に形成された6個の係止口21は、上述のようにプラスチックボトル1の首上板5を係止するものであるが、各係止口21の周縁には内側に向って突出し、首上板5に係止される複数、例えば3つの係止片21aが設けられている。
なお、係止口21に設けられた係止片21aの数は3つに限定されるものではなく、2〜5の任意の数をとることができる。
さらにまた、下方の固定側板12に設けられた連結側板13には、上方の固定側板12に設けられた連結側板13側へ向って延びる接着パネル18が設けられている。
また各固定側板12は天板11側の傾斜側板12aと、傾斜側板12aの下端に連結された下方側板12bとを有している。
さらにまた、固定側板12の傾斜側板12aと下方側板12bとの間に境界開口36dが設けられ、傾斜部12aには境界開口36dから停止口21まで延びるV字状の一対の破断線36aが形成されている。
使用時において、破断線36aを境界開口36dから停止口21まで破断する。このことにより、マルチパック10内からプラスチックボトル1を外方へ排出することができる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
まず図27に示すようなマルチパック10作製用の紙製ブランク10Aを準備する。
次に紙製ブランク10Aを箱状に組立て、次に各連結側板13に設けられた接着パネル18を対応する他方の連結側板13に接着する。このようにしてマルチパック10を得ることができる。
このようにして得られたマルチパック10は、天板11と各連結側板13との間に形成された側部開口15を有し、固定側板12および連結側板13の下方に形成された底部開口16を有する。
図27に示す紙製ブランク10Aは全体として略正方形状の領域内に入るため、紙製ブランク10Aを容易に作製することができる。
1 プラスチックボトル
2 胴部
3 首部
4 口部
5 首上板
6 キャップ
10 マルチパック
11 天板
11a 折罫
12 固定側板
12a 傾斜側板
12b 下方側板
13 連結側板
13a 折罫
15 側部開口
16 底部開口
21 係止口
21a 係止片
22 把持部
22a 切取線
31a 破断線
31b 破断線
32a 破断線
32b つまみ部
33a 破断線
33b つまみ部
34a 破断線
34b つまみ部
35a 破断線
35b つまみ部
36a 破断線
36b 追加破断線
36d 境界開口

Claims (10)

  1. 胴部と、首部と、口部と、口部下方の首上板とを有する複数のボトルを収納する箱型のマルチパックにおいて、
    各ボトルの首上板を係止する係止口が形成された天板と、
    天板に接続された互いに向き合う一対の固定側板と、
    各固定側板に連結された互いに向き合う一対の連結側板とを備え、
    一対の固定側板よび一対の連結側板の下方に底部開口が形成され、少なくとも一方の固定側板に、当該固定側板を破断する破断部が形成され、天板と各連結側板との間に側部開口が形成されていることを特徴とするマルチパック。
  2. 天板に切取線により囲まれた把持部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のマルチパック。
  3. 天板および一対の連結側板に、各々折罫が形成され、マルチパックはこれらの折罫を介して平板状に折畳み可能となることを特徴とする請求項1または2記載のマルチパック。
  4. 各係止口は、その周縁に内側へ向って突出し、首上板を係止する係止片を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のマルチパック。
  5. 破断部は固定側板に形成され、横方向全長に渡って延びる破断線を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のマルチパック。
  6. 各固定側板は天板側の傾斜側板と、傾斜側板下方の下方側板とを有し、破断部は傾斜側板に形成され、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のマルチパック。
  7. 一対の破断線の下端に、切取線により形成されたつまみ部が形成されていることを特徴とする請求項6記載のマルチパック。
  8. 各固定側板は天板側の傾斜側板と傾斜側板下方の下方側板とを有し、破断部は下方側板に形成され、下方に向って先細状となるV字状の一対の破断線を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のマルチパック。
  9. 各固定側板は天板側の傾斜側板と、傾斜側板下方の下方側板とを有し、
    傾斜側板と下方側板との間に境界開口が形成され、
    破断部は傾斜側板に設けられ、境界開口から側部開口へ向って延びる一対のV字状の破断線を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のマルチパック。
  10. 各連結側板には、固定側板側に延びる接着パネルが形成され、
    接続パネルは一対の接着領域と、接着領域間の非接着領域とを有し、
    非接着領域の裏面にキャンペーン用情報が設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載のマルチパック。
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