JP5533563B2 - 紙製ハンドキャリア容器 - Google Patents

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Description

本発明は缶ビール、缶ジュースおよび清涼飲料水用缶等の内容物を収納する紙製ハンドキャリア容器に係り、とりわけ当該紙製ハンドキャリア容器を特定するIDコードが設けられた紙製ハンドキャリア容器に関する。
従来より缶ビール、缶ジュースおよび清涼飲料水用缶等の内容物を収納して保持するため、紙製ハンドキャリア容器が用いられている。このような紙製ハンドキャリア容器を作製する際、当該紙製ハンドキャリア容器に、IDコードが付されることがある。このような紙製ハンドキャリア容器に付されるIDコードは、紙製ハンドキャリア容器および内容物の購入者がキャンペーンに応募する際に用いられ、購入者はこのIDコードをインターネット上に入力してキャンペーンに応募している。
紙製ハンドキャリア容器に付されるIDコードは、一般にインクジェットを用いて印刷されたり、レーザー光を照射して印刷されたりしている。
しかしながら紙製ハンドキャリア容器にIDコードを印刷する場合、紙製ハンドキャリア容器に印刷されたIDコードの位置によっては、IDコードが購入者以外の人に容易に認識されてしまうという問題もある。
特開2005−298018号公報 特開2007−161291号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、とりわけ購入者以外の人に容易に認識できないIDコードを有する紙製ハンドキャリア容器を提供することを目的とする。
本発明は、紙製ハンドキャリア容器において、上方が開口する4つの側板と、4つの側板の下方に設けられた底板と、対向する第1の一対の側板の各々の中央に連結され、第1の一対の側板に対して直交して延びる把持板と、把持板の両面に連結され、把持板に対して直交して延びるとともに、対応する第2の一対の側板の各々に連結される複数の仕切板とを備え、把持板は互いに重なる一対の把持板パネルからなり、一方の把持板パネルは第1の一対の側板の一方に当該一方の側板に重なる一方の補強パネルを介して連結され、他方の把持板パネルは第1の一対の側板の他方に当該他方の側板に重なる他方の補強パネルを介して連結され、一方の把持板パネルの内面、または他方の把持板パネルの内面に、当該紙製ハンドキャリア容器を特定する情報を含むIDコードが設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
本発明は、紙製ハンドキャリア容器において、上方が開口する4つの側板と、4つの側板の下方に設けられた底板と、対向する第1の一対の側板の各々の中央に連結され、第1の一対の側板に対して直交して延びる把持板と、把持板の両面に連結され、把持板に対して直交して延びるとともに、対応する第2の一対の側板の各々に連結される複数の仕切板とを備え、把持板は互いに重なる一対の把持板パネルからなり、一方の把持板パネルは第1の一対の側板の一方に当該一方の側板に重なる一方の補強パネルを介して連結され、他方の把持板パネルは第1の一対の側板の他方に当該他方の側板に重なる他方の補強パネルを介して連結され、一方の補強パネルの内面または他方の補強パネルの内面、あるいは一方の補強パネルに重なる一方の側板の内面または他方の補強パネルに重なる他方の側板の内面に、当該紙製ハンドキャリア容器を特定する情報を含むIDコードが設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
本発明は、一方の把持板パネルまたは他方の把持板パネルに、当該把持板パネルを切り取って開き、IDコードを外方へ露出させる切取線が設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
本発明は、一方の補強パネルまたは他方の補強パネルに、当該補強パネルを切り取って開き、IDコードを外方へ露出させる切取線が設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
本発明は、切取線は断継的に形成された複数の切目線からなることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
本発明は、切取線は複数のミシン目からなることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器である。
以上のように本発明によれば、一方の把持板パネル内面または他方の把持板パネル内面にIDコードが設けられているので、一方の把持板パネルまたは他方の把持板パネルを切り取りIDコードの内容を確認することができる。この場合、IDコードは一方の把持板パネルの内面または他方の把持板パネルの内面に設けられているので、購入者以外の第3者にIDコードが見られることはなく、使用中に内容物によってIDコードが擦られて剥離したり脱落することはない。またIDコードは外方から保護されるので、インキの種類に制限はなく、各種のインキを用いてIDコードを印字することができる。
また一方の複数パネルの内面、これに重なる側板の内面、他方の補強パネルの内面、またはこれに重なる側板の内面にIDコードが設けられているので、一方の補強パネルまたは他方の補強パネルを切り取りIDコードの内容を確認することができる。この場合、IDコードは一方の補強パネルの内面、これに重なる側板の内面、他方の補強パネルの内面、またはこれに重なる側板の内面に設けられているので、購入者以外の第3者にIDコードが見られることはなく、内容物を収容して輸送する場合に内容物の外壁がIDコード接触しないのでIDコードが擦られて剥離したり脱落することはない。またIDコードは外方から保護されるので、インキの種類に制限はなく各種のインキを用いてIDコードを印字することができる。
図1は本発明による紙製ハンドキャリア容器の第1の実施の形態を示す斜視図。 図2は図1に示す紙製ハンドキャリア容器を構成するブランク材を示す図。 図3は本発明による紙製ハンドキャリア容器の第2の実施の形態を示す斜視図。 図4は図3に示す紙製ハンドキャリア容器を構成するブランク材を示す図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1および図2は本発明による紙製ハンドキャリア容器の第1の実施の形態を示す図である。
図1および図2に示すように、紙製ハンドキャリア容器10は、複数例えば4本の内容物1を収納して保持するものであり、収納保持された4本の内容物1を搬送することができる。
この場合、4本の内容物1としては、缶ビール、缶ジュース、缶チューハイ、または清涼飲料水用缶等が挙げられる。
次に紙製ハンドキャリア容器10について詳述する。
紙製ハンドキャリア容器10は、上方からみて四角形状を有しており、上方が開口した4つの側板11a、11b、11c、11dと、4つの側板11a、11b、11c、11dの下方に設けられた底板12とを備えている。
このうち側板11a、11cが対向する第1の一対の側板11a、11cを構成し、側板、11b、11dが対向する第2の一対の側板11b、11dを構成する。
また対向する第1の一対の側板11a、11cの各々の中央に、第1の一対の側板11a、11cに対して直交して延びる把持板13が連結され、さらに把持板13の両面に把持板13に対して直交して延びるとともに対応する第2の一対の側板11b、11dの各々に連結される複数、例えば2つの仕切板15a、15bが取付けられている。なお、把持板13には指を挿入する把持口19が開口している。
図1において、一対の仕切板15a、15bが把持板13に取付けられており、一方の仕切板15aは第2の一対の側板11b、11dのうち一方の側板11bに連結され、他方の仕切板15bは第2の一対の側板11b、11dのうち他方の側板11dに連結されている。
図1において把持板13は4つの側板11a、11b、11c、11d内を2つの領域に仕切っており、一対の仕切板15a、15bはこの2つの領域を更に各々2つに仕切っている。このため4つの側板11a、11b、11c、11d内は、把持板13と一対の仕切板15a、15bによって4つの領域11Aに仕切られており、各領域11A内に内容物1が収納保持されている。
また把持板13は互いに重なる一対の把持板パネル13a、13bからなっている。また一方の把持板パネル13aは第1の一対の側板11a、11cのうちの一方の側板11aに、この側板11aに重なる一方の補強パネル14aを介して連結されている。さらに他方の把持板パネル13bは第1の一対の側板11a、11cのうちの他方の側板11cに、この側板11cに重なる他方の補強パネル14bを介して連結されている。
ところで、図1において、把持板13の一方の把持板パネル13aの内面、または他方の把持板パネル13bの内面に、紙製ハンドキャリア容器10を特定する情報を含むIDコード17が設けられている。図1において、IDコード17は他方の把持板パネル13bの内面に設けられているが、一方の把持板パネル13aの内面に設けられていてもよい。
図1に示すように、一方の把持板パネル13aの内面、あるいは他方の把持板パネル13bの内面にIDコード17が設けられているため、内容物1が収納された紙製ハンドキャリア容器10を購入した購入者は、一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bに設けられた切取線18に沿って一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bを切り取って開く。そして購入者は一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bの内面に設けられたIDコード17を外方へ露出させ、その内容を確認することができる。その後、購入者は、IDコード17の内容を確認した後、キャンペーンに参加することができる。
このようにIDコード17は、一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bの内面に設けられているため、IDコード17を確認するためには、一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bを切取線18に沿って切り取って開く必要があるので、購入者以外の第3者がIDコード17の内容を確認することはむずかしい。
またIDコード17は、一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bの内面に設けられているため、内容物を収納して輸送中にIDコード17が内容物1の外壁により擦られてIDコード17の一部または全部が剥離したり、脱落したりすることはない。また,冷蔵等によって内容物の周囲が結露した場合にも内容物1の外壁とIDコード17は接触していないので,インキの種類に制限されることなく印字を行うことができる。
次に紙製ハンドキャリア容器10を作製するためのブランク材20について説明する。 紙製ハンドキャリア容器10は、図2に示すブランク材20を組立てることにより得られる。
すなわち、ブランク材20は紙製ハンドキャリア容器10の4つの側板11a、11b、11c、11dに対応する4つの側板パネル側板21a、21b、21c、21dと、底板12を構成する底板パネル側板22a、22b、22c、22dと、把持板13を構成する把持板パネル側板13a、13bとを有する。この場合、ブランク材20としては、あらゆる種類の紙製材料を用いることができる。
底板パネル側板22a、22b、22c、22dは、各々対応する各側板パネル側板21a、21b、21c、21dに折曲線27を介して連結されている。また側板パネル21dには破断線28を介して、紙製ハンドキャリア容器10の仕切板15bに対応する仕切板パネル25bが設けられ、把持板パネル13aはこの仕切板パネル25bに破断線28を介して設けられている。
図2において、折曲予定線となる折曲線27と、予め破断されている破断線28が示されている。
また、側板パネル21dには、把持板パネル13aを補強する一方の補強パネル14aが破断線28を介して設けられている。
さらに、側板パネル21a、21bの上方中央部に、把持板パネル13bが取付けられている。この場合、側板パネル21aに破断線28を介してIDコード表示領域17Aが設けられている。このIDコード表示領域17Aは、把持板パネル13bの下方領域裏面にあり、このIDコード表示領域17Aに(把持板パネル13bの下方領域内面に)IDコード17が設けられている。IDコード17は紙製ハンドキャリア容器を特定する文字、数字等の情報を含んでおり、レーザープリンタあるいはインクジェット等により、IDコード表示領域17に付される。そしてIDコード表示領域17Aを囲んで把持板パネル13bを容易に切り取ることができる切取線18が設けられている。
この切取線18は、断続的に破断された複数の切目線からなっているか、又は複数のミシン目からなっている。
さらに側板パネル21bの上方左側には破断線28を介して、紙製ハンドキャリア容器10の仕切板15aに対応する仕切板パネル25aが設けられている。さらに側板パネル21bの上方右側には破断線28を介して、把持板パネル13bを補強する他方の補強パネル14bが設けられている。
次にブランク材20の組立て方法について述べる。
図2に示すブランク材20は、折曲線27を介して折曲げられ、容器状に組立てられる。次に底板パネル22a、22dの接着領域A同士が接着され、底板パネル22b、22cの接着領域B同士が接着される。
図2において、実線で囲まれたAは、表面に接着領域Aがあることを示し、破線で囲まれたAは裏面に接着領域Aがあることを示す。以下接着領域B、C、D、E、F、Gについても同様である。
同様にして接着領域C同士が接着され、接着領域D同士が接着され、接着領域E同士が接着され、接着領域F同士が接着され、接着領域G同士が接着される。
このようにして、図1に示すような紙製ハンドキャリア容器10が得られる。本実施例では,把持パネル13a,13bを接着領域Eで接着しているが,接着しなくてもよい。
内容物が収納された紙製ハンドキャリア容器10を購入した購入者は、切取線18に沿って把持板13bを切り取って開き、把持板13b内面に付されたIDコード17の内容を確認し、IDコード17の内容を確認した後にキャンペーンに参加することができる。
なお、上述のようにIDコード17は、把持板13bの内面に設ける場合に限らず、把持板13aの内面に設けてもよい。
第2の実施の形態
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
図3および図4は本発明による紙製ハンドキャリア容器の第2の実施の形態を示す図である。
図3および図4に示すように、紙製ハンドキャリア容器10は、複数例えば4本の内容物1を収納して保持するものであり、収納保持された4本の内容物1を搬送することができる。
この場合、4本の内容物1としては、缶ビール、缶ジュース、缶チューハイ、または清涼飲料水用缶等が挙げられる。
次に紙製ハンドキャリア容器10について詳述する。
紙製ハンドキャリア容器10は、上方からみて四角形状を有しており、上方が開口した4つの側板11a、11b、11c、11dと、4つの側板11a、11b、11c、11dの下方に設けられた底板12とを備えている。
このうち側板11a、11cが対向する第1の一対の側板11a、11cを構成し、側板、11b、11dが対向する第2の一対の側板11b、11dを構成する。
また対向する第1の一対の側板11a、11cの各々の中央に、第1の一対の側板11a、11cに対して直交して延びる把持板13が連結され、さらに把持板13の両面に把持板13に対して直交して延びるとともに対応する第2の一対の側板11b、11dの各々に連結される複数、例えば2つの仕切板15a、15bが取付けられている。なお、把持板13には指を挿入する把持口19が開口している。
図3において、一対の仕切板15a、15bが把持板13に取付けられており、一方の仕切板15aは第2の一対の側板11b、11dのうち一方の側板11bに連結され、他方の仕切板15bは第2の一対の側板11b、11dのうち他方の側板11dに連結されている。
図3において把持板13は4つの側板11a、11b、11c、11d内を2つの領域に仕切っており、一対の仕切板15a、15bはこの2つの領域を更に各々2つに仕切っている。このため4つの側板11a、11b、11c、11d内は、把持板13と一対の仕切板15a、15bによって4つの領域11Aに仕切られており、各領域11A内に内容物1が収納保持されている。
また把持板13は互いに重なる一対の把持板パネル13a、13bからなっている。また一方の把持板パネル13aは第1の一対の側板11a、11cのうちの一方の側板11aに、この側板11aに重なる一方の補強パネル14aを介して連結されている。さらに他方の把持板パネル13bは第1の一対の側板11a、11cのうちの他方の側板11cに、この側板11cに重なる他方の補強パネル14bを介して連結されている。
ところで、図3において、把持板13の一方の補強パネル14aの内面、または他方の補強パネル14bの内面に、紙製ハンドキャリア容器10を特定する情報を含むIDコード17が設けられている。図3において、IDコード17は他方の補強パネル14bの内面に設けられているが、一方の補強パネル14aの内面に設けられていてもよい。さらにまた一方の補強パネル14aに重なる側板11aの内面、または他方の補強パネル14bに重なる側板11cの内面に、IDコード17を設けてもよい。
図3に示すように、一方の補強パネル14aの内面、あるいは他方の補強パネル14bの内面にIDコード17が設けられているため、内容物1が収納された紙製ハンドキャリア容器10を購入した購入者は、一方の補強パネル14aあるいは他方の補強パネル14bに設けられた切取線18に沿って一方の補強パネル14aあるいは他方の補強パネル14bを切り取って開く。そして購入者は、一方の補強パネル14aあるいは他方の補強パネル14bの内面に設けられたIDコード17を外方へ露出させ、その内容を確認することができる。その後、購入者は、IDコード17の内容を確認した後、キャンペーンに参加することができる。
このようにIDコード17は、一方の補強パネル14aあるいは他方の補強パネル14bの内面に設けられているため、IDコード17を確認するためには、一方の把持板パネル13aあるいは他方の把持板パネル13bを切取線18に沿って切り取って開く必要があるので、購入者以外の第3者がIDコード17の内容を確認することはむずかしい。
またIDコード17は、一方の補強パネル14aあるいは他方の補強パネル14bの内面に設けられているため、内容物を収納して輸送中にIDコード17が内容物1の外壁により擦られてIDコード17の一部または全部が剥離したり、脱落したりすることはない。また,冷蔵等によって内容物の周囲が結露した場合にも内容物1の外壁とIDコード17は接触していないので,インキの種類に制限されることなく印字を行うことができる。
次に紙製ハンドキャリア容器10を作製するためのブランク材20について説明する。 紙製ハンドキャリア容器10は、図4に示すブランク材20を組立てることにより得られる。
すなわち、ブランク材20は紙製ハンドキャリア容器10の4つの側板11a、11b、11c、11dに対応する4つの側板パネル側板21a、21b、21c、21dと、底板12を構成する底板パネル側板22a、22b、22c、22dと、把持板13を構成する把持板パネル側板13a、13bとを有する。この場合、ブランク材20としては、あらゆる種類の紙製材料を用いることができる。
底板パネル側板22a、22b、22c、22dは、各々対応する各側板パネル側板21a、21b、21c、21dに折曲線27を介して連結されている。また側板パネル21dには破断線28を介して、紙製ハンドキャリア容器10の仕切板15bに対応する仕切板パネル25bが設けられ、把持板パネル13aはこの仕切板パネル25bに破断線28を介して設けられている。
図4において、折曲予定線となる折曲線27と、予め破断されている破断線28が示されている。
また、側板パネル21dには、把持板パネル13aを補強する一方の補強パネル14aが破断線28を介して設けられている。
さらに、側板パネル21a、21bの上方中央部に、把持板パネル13bが取付けられている。
さらに側板パネル21bの上方左側には破断線28を介して、紙製ハンドキャリア容器10の仕切板15aに対応する仕切板パネル25aが設けられている。さらに側板パネル21bの上方右側には破断線28を介して、把持板パネル13bを補強する他方の補強パネル14bが設けられている。
この場合、他方の把持板パネル13bと他方の補強パネル14bとの間に切取線18が形成され、補強パネル14bの裏面に、IDコード表示領域17Aが設けられている。そしてこのIDコード表示領域17Aに(他方の補強パネル14bの内面に)IDコード17が設けられている。IDコード17は紙製ハンドキャリア容器を特定する文字、数字等の情報を含んでおり、レーザープリンタあるいはインクジェット等により、IDコード表示領域17に付される。そして上述のようにIDコード表示領域17Aを囲んで他方の補強パネル14bを容易に切り取ることができる切取線18が設けられている。
この切取線18は、断続的に破断された複数の切目線からなっているか、又は複数のミシン目からなっている。
次にブランク材20の組立て方法について述べる。
図4に示すブランク材20は、折曲線27を介して折曲げられ、容器状に組立てられる。次に底板パネル22a、22dの接着領域A同士が接着され、底板パネル22b、22cの接着領域B同士が接着される。
図4において、実線で囲まれたAは、表面に接着領域Aがあることを示し、波線で囲まれたAは裏面に接着領域Aがあることを示す。以下接着領域B、C、D、E、F、Gについても同様である。
同様にして接着領域C同士が接着され、接着領域D同士が接着され、接着領域E同士が接着され、接着領域F同士が接着され、接着領域G同士が接着され、接着領域G同士が接着される。
このようにして、図3に示すような紙製ハンドキャリア容器10が得られる。本実施例では,把持パネル13a,13bを接着領域Eで接着しているが,接着しなくてもよい。
内容物が収納された紙製ハンドキャリア容器10を購入した購入者は、切取線18に沿って補強パネル14bを切り取って開き、補強パネル14b内面に付されたIDコード17の内容を確認し、IDコード17の内容を確認した後にキャンペーンに参加することができる。
なお、上述のようにIDコード17は、補強パネル14bの内面に設ける場合に限らず、補強パネル14aの内面に、補強パネル14aに重なる側板11aの内面に、または補強パネル14bに重なる側板11cの内面に設けてもよい。
IDコード17を補強パネル14bの内面または補強パネル14bに重なる側板11c内面に設けた場合、補強パネル14bを切取線18に沿って切り取って開き、IDコード17の内容を確認する。
IDコード17を補強パネル14aの内面、または補強パネル14aに重なる側板11aの内面に設けた場合、補強パネル14aに切取線18を設ける。そしてこの切取線18に沿って補強パネル14aを切り取って開き、補強パネル14の内面または側板11aの内面に設けられたIDコードの内容を確認することができる。
10 紙製ハンドキャリア容器
11a、11b、11c、11d 側板
11A 領域
12 底板
13 把持板
13a、13b 把持板パネル
14a、14b 補強パネル
15a、15b 仕切板
17 IDコード
17A IDコード表示領域
18 切取線
19 把持口
20 ブランク材
21a、21b、21c、21d 側板パネル
22a、22b、22c、22d 底板パネル
25a、25b 仕切板パネル
27 折曲線
28 破断線

Claims (6)

  1. 紙製ハンドキャリア容器において、
    上方が開口する4つの側板と、
    4つの側板の下方に設けられた底板と、
    対向する第1の一対の側板の各々の中央に連結され、第1の一対の側板に対して直交して延びる把持板と、
    把持板の両面に連結され、把持板に対して直交して延びるとともに、対応する第2の一対の側板の各々に連結される複数の仕切板とを備え、
    把持板は互いに重なる一対の把持板パネルからなり、一方の把持板パネルは第1の一対の側板の一方に当該一方の側板に重なる一方の補強パネルを介して連結され、他方の把持板パネルは第1の一対の側板の他方に当該他方の側板に重なる他方の補強パネルを介して連結され、
    一方の把持板パネルの内面、または他方の把持板パネルの内面に、当該紙製ハンドキャリア容器を特定する情報を含むIDコードが設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器。
  2. 紙製ハンドキャリア容器において、
    上方が開口する4つの側板と、
    4つの側板の下方に設けられた底板と、
    対向する第1の一対の側板の各々の中央に連結され、第1の一対の側板に対して直交して延びる把持板と、
    把持板の両面に連結され、把持板に対して直交して延びるとともに、対応する第2の一対の側板の各々に連結される複数の仕切板とを備え、
    把持板は互いに重なる一対の把持板パネルからなり、一方の把持板パネルは第1の一対の側板の一方に当該一方の側板に重なる一方の補強パネルを介して連結され、他方の把持板パネルは第1の一対の側板の他方に当該他方の側板に重なる他方の補強パネルを介して連結され、
    一方の補強パネルの内面または他方の補強パネルの内面、あるいは一方の補強パネルに重なる一方の側板の内面または他方の補強パネルに重なる他方の側板の内面に、当該紙製ハンドキャリア容器を特定する情報を含むIDコードが設けられていることを特徴とする紙製ハンドキャリア容器。
  3. 一方の把持板パネルまたは他方の把持板パネルに、当該把持板パネルを切り取って開き、IDコードを外方へ露出させる切取線が設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙製ハンドキャリア容器。
  4. 一方の補強パネルまたは他方の補強パネルに、当該補強パネルを切り取って開き、IDコードを外方へ露出させる切取線が設けられていることを特徴とする請求項2記載の紙製ハンドキャリア容器。
  5. 切取線は断継的に形成された複数の切目線からなることを特徴とする請求項3または4のいずれか記載の紙製ハンドキャリア容器。
  6. 切取線は複数のミシン目からなることを特徴とする請求項3または4のいずれか記載の紙製ハンドキャリア容器。
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