JP2015104517A - テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】天板を前脚に対して係合させて天板を水平姿勢にロックする折り畳み式テーブルにおいて、レバー部材操作の容易性と天板を水平姿勢に保持する安全性とを向上させる。【解決手段】天板1の下面にフロントブラケット17を設け、フロントブラケット17にレバー部材18を水平回動自在に装着している。天板1を水平に倒すと、フロントブラケット17に内蔵したロック体が前脚4に係合して水平姿勢に保持される。レバー部材18を手前に水平回動させるとロックが解除されて、天板1は、リアフレーム7に内蔵したトーションバーによって跳ね上がる。レバー部材18は、天板1の前端縁に上から親指を当てた状態で手前に引き操作できるため、操作性と天板1の制動性とに優れている。レバー部材18はテーブルの使用者の足で突き上げられても回動はしないため、安全性にも優れている。【選択図】図3

Description

本願発明は、跳ね上げ回動式の天板を備えていて前後にスタッキング可能なテーブル(折り畳み式テーブル)に関するものである。
天板を跳ね上げ回動させると前後にスタッキングできるテーブルの例として、本願出願人は、特許文献1において、天板の後端部を脚装置に回動自在に連結して、天板の前端寄り部位と脚装置の前端部とをロック装置にて連結し、脚装置に設けたレバーをプッシュ操作するとロックか解除される構成を開示した。
特許第4442379号公報
この特許文献1のテーブルは、天板を水平姿勢に倒した状態に保持するロック装置を備えているため、天板を跳ね上げ回動させるばね手段を設けていても天板を水平姿勢に確実に保持できて、操作性と安全性とに優れている利点がある。
本願発明はこの特許文献1の基本構成を踏襲しつつ、操作性や安全性をより一層向上させることを課題とするものである。
本願発明は様々の構成を含んでおり、その例を各請求項で特定している。この請求項1の発明は上位概念を成すもので、天板とこれを支える脚装置とを備えており、前記天板はその後部を中心にして前端が跳ね上げ回動させ得るように前記脚装置に連結されている一方、前記脚装置は、前記天板を跳ね上げると前後にスタッキングできる形態であり、前記天板は、ロック装置によって水平状態に保持される構成において、天板の前端縁の近傍に、前記ロック装置のロックを解除するレバーが、当該レバーが前記天板の下面に沿って動くこと前記ロック装置のロックが解除されるように設けられている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記天板は、トーションバー又はその他のばね手段によって跳ね上げ回動方向に付勢されている。また、請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記レバーは、前記天板の下面と前記脚装置の上端部との間に設けられている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれにかおいて、前記レバーは、前記ロック装置のロックを解除して前記天板を跳ね上げ回動させたときに天板の側に位置するように設けている。
請求項5の発明は、請求項1〜4のうちのいずれかにおいて、前記レバーは、人が天板の前端縁に手を当てた状態で手前に引くことでロック解除姿勢と成し得る水平回動式又は前後スライド式になっている。
請求項6の発明は、請求項1〜5のうちのいずれかにおいて、前記レバーは、平面視で、ロック姿勢態のときには全体が天板の下方に隠れて、ロック解除姿勢では一部又は全部が天板の手前にはみ出すように設けている。
請求項7の発明は、請求項1〜6のうちのいずれかにおいて、左右のレバーを、少なくとも指部が左右脚の左右内側に位置する状態で配置しており、左右レバーを操作して左右のロック装置を解除することで前記天板が跳ね上げ回動される。
本願発明では、レバーを天板の下面部に配置しているため、天板を跳ね上げるに際しては、人は屈み込むような姿勢を採ることなく普通に立った状態でレバーに指先を掛けることができる。このため、天板の跳ね上げ作業の作業性に優れている。
特に、請求項5 のように天板の前端縁に手当てた状態でレバーを操作できる構成を採用すると、レバーに力を掛け易いためレバーの操作性に一層優れているのみならず、いわば天板の前端縁を手で掴んだような状態でレバーを操作できるため、請求項2のようにばね手段を設けていても、天板の動きを確実に制御できて安全性に優れている。また、請求項4 の構成でも、レバーの操作と天板の持ち上げ操作とを一連に無理なく行えるため( 天板とレバーとを一緒に掴んだ状態で天板を回動操作できる) 、操作性と安全性( 制動性) とに優れており、請求項2 のようにばね手段を設けた場合に好適である。
また、テーブルの使用者の足がレバーに下から当たることが有り得るが、レバーは天板の下面に沿って水平方向に動くことでロックが解除されるため、レバーに人の足が下から当たってもロックが解除されることはなくて、安全性も向上できる。
請求項2のようにばね手段を設けると、特許文献1と同様に天板の跳ね上げ作業に際して人の負担を軽減できる。
請求項3 の構成を採用すると、レバーをできるだけ天板の下面に近付けて、人のか足が当たることを抑制できる。また、請求項6 の構成では、ロック状態でレバーが邪魔になることを防止しつつ、指先を過度に天板の奥側に差し込むことなく、レバーを簡単に操作できる。
請求項7 の発明では、左右のレバー操作によって初めて天板を跳ね上げできるため安全性に優れているが、左右のレバーは左右脚の内側に位置しているため、人は手を左右脚の箇所まで伸ばすことなくレバーを操作できる。このため、操作性に優れている。
実施形態に係るテーブルの外観図であり、(A)は手前から見た斜視図、(B)は後ろから見た斜視図である。 (A)は分離斜視図、(B)は下方から見た斜視図である。 (A)は天板を跳ね上げた状態での斜視図、(B)はレバーを手前に回動させた状態でのテーブルの斜視図、(C)はばねユニットの斜視図である。 (A)(B)とも要部の分離斜視図である。 (A)は要部を手前から見た斜視図、(B)はレバー付勢用ばねの斜視図、(C)は要部を後ろから見た分離斜視図である。 (A)はロック装置を下方から見た分離斜視図、(B)はロック状態でのロック装置の部分的な平面図、(C)はロック装置の分離正面図、(D)は(B)のD−D視方向から見たロック装置の断面図である。 レバーをフリー姿勢に回動させた状態でロック装置を下方から見た分離斜視図、(B)はフリー状態でのロック装置の部分平面図、(C)はフロントブラケットとレバーとの関係を示す下方からの斜視図である。
(1).テーブルの概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、テーブルの概要を図1〜3に基づいて説明する。テーブルは、平面視四角形(長方形)の天板1とこれを支持する脚装置2、及び、脚装置2の背面に配置した幕板3とを備えている。
脚装置2は、天板1のコーナー寄り部位に配置された2本ずつの前脚4及び後ろ脚5と、前脚4と後ろ脚5とをその上部において連結する前後長手のサイドフレーム6と、左右の後ろ脚5の上端に連結された左右横長のリアフレーム(軸受けフレーム)7と、左右サイドフレーム6の後端寄り部位に連結された左右横長の中間フレーム8とを備えている。
前脚4の左右間隔よりも上部材4bの左右間隔を狭くすることで、天板1を上向きに跳ね上げ回動させたらテーブルを前後にスタッキングすることができる。中間フレーム8には、金属板製のダクト板9が固定されており、ダクト板9に幕板3が固定されている。幕板3は後ろ脚5にビス等で固定してもよい。
各脚4,5は中空円形であり、それぞれ基部4a,5aとその上端に接続した上部材4b,5bとで構成されている。サイドフレーム7は、脚4,5の上部4b,5bに接続されている。また、各脚4,5の下端にはキャスター10を設けている。サイドフレーム7は中空円形で中間フレーム9は中空角形になっているが、いずれも形態は任意に設定できる。
天板1はリアフレーム7の左右外側に張り出しており、天板1の下面のうちリアフレーム7の左右外側に張り出した箇所に、枢支ブラケット11をビスで固定している。図3(C)のとおり、枢支ブラケット11にはリアフレーム7に嵌入する円形のボス体12が形成されており、ボス体12がリアフレーム7の内部で回転することで、天板1はリアフレーム7に回動自在に取付けられている。
図3(C)に示すように、ボス体12の付け根部にはストッパーボルト15が外側からねじ込まれており、このストッパーボルト15の頭がリアフレーム7に設けた長穴(周方向に長い長穴)の内部で動くことで、天板1の回動角度が規制されている。
枢支ブラケット11のボス体12には、ばね手段の一例としてのトーションバーン14の一端部が嵌入している。実施形態では4本のトーションバー14が嵌め込まれている。各トーションバー14は、その軸心回りに回転不能の状態でボス体12に嵌まっている。各トーションバー14は、リアフレーム7の内部に配置された円形の固定子15に嵌まっており、固定子15はボルト16でリアフレーム7に固定されている。
各トーションバー14は、固定子15に対して、軸心回りに回転不能の状態で嵌まっている。そして、トーションバー14の束を、図3(A)に矢印Xで示す方向に予め捩じった状態で、枢支ブラケット11を天板1に固定すると共に、固定子15をリアフレーム8に固定している。このため、天板1は、トーションバー14により、上向き跳ね上げ回動方向に付勢されている。本実施形態では、トーションバー14のみで天板1を跳ね上げできるように設定している。天板1の跳ね上げ回動姿勢は任意に設定できるのであり、側面視で鉛直かそれに近い姿勢まで跳ね上げることも可能である。
天板1の下面のうち前脚4の上の箇所には、前脚4の上部材4bに嵌まり得るフロントブラケット17がボルトで固定されており、フロントブラケット17に、前脚4の軸心回りに水平回動するレバー部材18を取付けている。レバー部材18は指掛け部となるレバー26を備えており、レバー26は、前脚4から左右内側に向いており、図2(A)に示すように、ロック姿勢では全体が天板1の前端縁よりも内側に入り込んで、天板1の前端縁と平行な姿勢になっている。また、左右のレバー26は相対向した状態に配置されている。
他方、図3(B)のように、左右のレバー26をその前端部が天板1の手前に露出するように引くと、ロックが解除される。その結果、天板1は図3(A)のように跳ね上げ回動される。レバー26は天板1の下面に重なるように配置されているので、レバー26の引き操作は、親指を天板1の前端縁1aに上から当てて、人指し指と中指と薬指とで手前に引くことで、安定的に行える。
この状態で天板1はその前端縁1aが人の手で掴まれたような状態になっているので、ロック解除が解除されても天板1がいきなり跳ね上がることはなくて、動きを制御することができる。すなわち、ロックの解除と天板1の回動操作とを、天板1を掴んだような状態で一連に行える。このため、天板1の跳ね上げ回動の制動性・安全性に優れている。左右のフロントブラケット17の間の区間には、左右横長の補強フレーム19が設けられる。
例えば図5(C)に示すように、フロントブラケット17には、位置決め用の突起17aを設けている。この場合、突起17aを隣り合った2つの側面に設けているが、これは、フロントブラケット17を左使いと右使いとに共用するためである(従って、フロントブラケット17は1種類で足りる。)。補強フレーム19は天板1 のたわみ防止のためのものであり、たとえば天板1にボルト等によって固定される。なお、補強フレーム19は、フロントブラケット17の突起17aに嵌合させて連結してもよいし、連結しなくてもよい。
(2).ロック装置・レバー部材の詳細
次に、図4以下の図面も参照してレバー部材18やロック装置を説明する。フロントブラケット17は樹脂製(又はアルミダイキャスト製)であり、天板1のコーナー部寄りの箇所にボルト(図示せず)が固定されている。ボルト挿通穴を符号21で示している。図5(C)のとおり、フロントブラケット17には、角形の補強フレーム19の端部が嵌まる突部22を設けている。
図4,5に示すように、フロントブラケット17はおおよそ平面視四角形に形成されており、天板1のコーナーに向いた角部に、前脚4の上面に載る下向き筒23を前脚4と同心かつ同径の状態で設けている。下向き筒23は上下に開口しており、この下向き筒23に、レバー部材18のボス部24を上から回転可能に嵌め入れている。
レバー部材18は樹脂製(アルミダイキャスト製でもあってもよい)であり、レバー部材18におけるボス部24の上端にはやや大径のフランジ25を設けて、フランジ25に既述のレバー26が一体に形成されている。ロック状態で、レバー26は天板1の前端縁1aと平行に延びる左右長手の姿勢になっているが、図5(C)や図7(C)に示すように、一部がフロントブラケット17の前部の下方に入り込んだ状態になっている。
なお、例えば図7(C)から理解できるように、レバー26の下面は補強フレーム19の下面と略同じ程度の高さになっている (従って、レバー2 6 は前脚4 の上端よりも上に位置している。) 。このため、人の足が天板1の下面に向けて動いても、足がレバー26に当たることが補強フレーム19によってガードされる。この点、本実施形態の利点の一つである。
図4(A)に明示するように、フロントブラケット17の角部には、レバー部材18のフランジ25が嵌まる切欠き部27を前脚4と同心に設けており、切欠き部27の下に下向き筒23を設けている。
図5の特に(A)に示すように、レバー部材18のうちフランジ25の内側には下向き筒23と同心のばね受け突起27を設け、このばね受け突起27に、コイルの軸心回りに捩じられる捩じりコイルばね(トーションコイルばね)28を嵌め込んでいる。捩じりコイルばね28の上端部28aは左右内向きに延びていて、その先端はフロントブラケット17に設けた係止溝29に嵌まっている一方、下端部28bは、後ろ向に延びていて後端は下向きに曲がっており、この後端がレバー部材18に設けた穴30に嵌まっている。既述のようにフロントブラケット17は左使いと右使いとに共用されるので、係止溝29も左右に2つ設けている。
捩じりコイルばね28は、平面視で下方に向けて時計回りに進む姿勢になっている。このため、レバー部材18は、捩じりコイルばね28により、レバー26がフロントブラケット17に近づくようなロック姿勢に付勢されている。なお、レバー部材18をロック姿勢に付勢するばねとしては、コイル式の圧縮ばねや引っ張りばね、或いは板ばねなどの各種のばね体を使用できる(ゴムも使用可能である。)。
図4に明示するように、レバー部材18のボス部24には、円形で下向きのガイド突起31が設けられており、このガイド突起31を含む部分に、略後ろ向きに開口したロック装置保持穴32が空いている。ロック装置保持穴32は背面視で十字状の形態であり、ガイド突起31の下方にも貫通している。そして、ロック装置保持穴32に、ロック装置を構成するロック体33とこれに固定された板ばね34とが嵌め入れられている。
ロック体33は手前に向けて突出する鉤部33aを有する爪形であり、鉤部33aはガイド突起33の箇所に位置している。また、ロック体33の上端部は、ロック装置保持穴32の横長部32aにスライド自在に嵌まる左右長手のスライドガイド部3bになっており、かつ、ロック体33の背面には板ばね34が固定されている。板ばね24は上下に長い形態であり、上端部がビス35でロック装置保持穴32の前内面に固定されている。
従って、ロック体33は、板ばね34を弾性変形させることで前後方向に移動し得る。板ばね24が弾性変形していない状態では、ロック体33の鉤部33aはガイド突起31の外側に露出しており、板ばね24が曲がり変形すると、鉤部33aはガイド突起31の内部に後退し得る。ロック体33における鉤部33aの下面は、軸心から離れるほど上に向かう傾斜面になっている。
前脚4の上部材4bには、ロック装置を構成するロック受け筒36が上から嵌め込で固定されている。ロック受け筒36は樹脂製又はアルミダイキャスト製であり、外周に多数のフィン(環状リブ)を設けている。また、ロック受け筒36の上端には、上部材4bの上端に重なる外向きフランジ36aと、上部材4bの内周面よりも内側に突出した内向きフランジ36bとが形成されており、内向きフランジ36bの前端部に、ロック体33の鉤部33aが上下に嵌脱し得る大きさの切欠き溝37が形成されている。
そして、ロック体33の鉤部33aとロック受け筒36の切欠き溝37との位置関係を、レバー部材18が捩じりコイルばね28によってロック姿勢に保持された状態では、図6(B)のように鉤部33aが切欠き溝37から少し外れた位置にあって、鉤部33aが内向きフランジ36bの下方にあり、レバー26を捩じりコイルばね28に抗して手前に回動させたフリー姿勢では、図7(B)のように鉤部33aが切欠き溝37の箇所に位置するように設定している。
従って、レバー部材18がロック姿勢のときには、鉤部33aが内向きフランジ36bに引っ掛かることで、天板1は上向きに跳ね上げ回動不能に保持されており、レバー部材18をフリー姿勢に回動させると、鉤部33aがロック受け筒36から抜け出て、天板1はトーションバー14によって図3(A)のように傾斜姿勢に跳ね上げ回動する。
この場合、左右のレバー26を同時にロック解除しないと天板1は跳ね上がらないことと、既述のように、レバー26の操作は天板1を掴んだような状態で行えることとにより、高い安全性を確保できる。
レバー26の回動範囲を規制する手段としては、図4に示すように、フロントブラケット17の下向き筒23の上部内周面に凹溝38を設ける一方、レバー部材18のボス部24には、凹溝38の内部に入り込むストッパー突起39を設けており、ストッパー突起39が凹溝38の左右内側面に当たることで、レバー26の回動範囲が規制されている。レバー26は、ロック姿勢ではその全体が天板1 の下方に隠れており、ロック解除姿勢 (フリー姿勢で )では、レバーの相当部分が天板1 の手前にはみ出る。従って、人は天板1 の前端縁1 a に軽く手を当てただけで、簡単にレバー26を引き操作できる。
レバー26から手を離すと、レバー26は捩じりコイルばね28によってロック姿勢に戻り、これにより、ロック体33もロック姿勢に戻る。そして、その状態で天板1を水平に倒すと、ロック体33の鉤部33aは、ロック受け筒36の内向きフランジ36bの縁に当たって、いったん板ばね34の弾性に抗して後退してから前進することにより、内向きフランジ36bに下方から係合する。
ロック体33をロック姿勢に付勢するばね体としては、実施形態のような板ばねには限らず、コイルばねやゴムなどの様々なものを使用できる。また、ロック体33の具体的な構造も実施形態には限らないのであり、例えば、レバー26の回動でロック体が前脚4の係合部から後退する方式など、様々な構造を採用できる。
(3).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、実施形態ではレバー26を前脚4の箇所に設けたが、前脚4の左右内側に寄せて配置することも可能である。この場合は、前脚4の内部に設けたロック装置とレバーとを連動させる連動手段を設けたらよい。このように連動手段を設けると、天板1の左右幅が人の両手が届かない長さであっても、一人で簡単に天板1を跳ね上げ操作できる利点がある。
また、上記の実施形態ではレバー26から手を離すとロック体33はロック姿勢に戻っているが、例えばボールキャッチのような係合手段により、レバー26をフリー姿勢に保持できるようにすることも可能であり、この場合は、一方の前脚4のロックを解除してから他方の前脚4のロックを解除することで、左右幅が大きいテーブルであっても1人で天板1の跳ね上げ操作を行える。この場合、天板1が跳ね上がるとレバー26は元に戻る(リセットされる)ように設定するのが好ましい。
また、レバー部材18とロック体33との間にばね式の中間部材を配置して、レバー26をいったんフリー式に回動させると、ロック体のロックは解除されるがレバー26はロック姿勢に戻るように設定することも可能である。この場合も、天板1が跳ね上がると、ロック体33はロック姿勢に戻るように設定するのが好ましい。
脚装置はスタッキング可能であればよく、具体的な構造は任意に設定できる。従って、実施形態のような棒足方式ではなくて、左右の脚を板状に構成することなども可能である。レバー26は脚装置に設けることも可能でてある。
本願発明はテーブルに具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 天板
2 脚装置
4 前脚
4b,5b 上部材
7 リアフレーム(回動支軸)
14 跳ね上げ用ばね手段の一例としてのトーションバー
17 フロントブラケット
18 レバー部材
23 下向き筒
24 ボス部
26 レバー
28 レバー部材を戻す捩じりコイルばね
32 ロック装置保持穴
33 ロック装置を構成するロック体(可動ロック体)
33b 鉤部
34 ロック装置を構成する板ばね
36 ロック装置を構成するロック受け筒(固定ロック体)
36b 内向きフランジ
37 切欠き溝

Claims (7)

  1. 天板とこれを支える脚装置とを備えており、前記天板はその後部を中心にして前端が跳ね上げ回動させ得るように前記脚装置に連結されている一方、前記脚装置は、前記天板を跳ね上げると前後にスタッキングできる形態であり、前記天板は、ロック装置によって水平状態に保持される構成であって、
    天板の前端縁の近傍に、前記ロック装置のロックを解除するレバーが、当該レバーが前記天板の下面に沿って動くこと前記ロック装置のロックが解除されるように設けられている、
    テーブル。
  2. 前記天板は、トーションバー又はその他のばね手段によって跳ね上げ回動方向に付勢されている、
    請求項1に記載したテーブル。
  3. 前記レバーは、前記天板の下面と前記脚装置の上端部との間に設けられている、
    請求項1または2に記載したテーブル。
  4. 前記レバーは、前記ロック装置のロックを解除して前記天板を跳ね上げ回動させたときに天板の側に位置するように設けている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載したテーブル。
  5. 前記レバーは、人が天板の前端縁に手を当てた状態で手前に引くことでロック解除姿勢と成し得る水平回動式又は前後スライド式である、
    請求項1〜4のうちのいずれかに記載したテーブル。
  6. 前記レバーは、平面視で、ロック姿勢態のときには全体が天板の下方に隠れて、ロック解除姿勢では一部又は全部が天板の手前にはみ出すように設けている、
    請求項1〜5のうちのいずれに記載したテーブル。
  7. 左右のレバーを、左右脚の左右内側に位置する状態で配置しており、左右レバーを操作して左右のロック装置を解除することで前記天板が跳ね上げ回動される、
    請求項1〜6のうちいずれかに記載したテーブル。
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