JP2001169830A - 折畳み式oa機器用デスク - Google Patents

折畳み式oa機器用デスク

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JP2001169830A
JP2001169830A JP35746899A JP35746899A JP2001169830A JP 2001169830 A JP2001169830 A JP 2001169830A JP 35746899 A JP35746899 A JP 35746899A JP 35746899 A JP35746899 A JP 35746899A JP 2001169830 A JP2001169830 A JP 2001169830A
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JP
Japan
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top plate
wiring box
desk
folded
support
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JP35746899A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nojiri
尻 政 利 野
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Uchida Yoko Co Ltd
Original Assignee
Uchida Yoko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線ボックスを備えながら不使用時にはコン
パクトに折畳んで収納スペースをとらないようにするこ
とを課題とする。 【解決手段】 左右の脚5上に立設される支柱3の頂部
に天板2の下面を軸着するとともに該天板の後端下面と
配線ボックス9の上端前部とをヒンジ10により蝶着
し、前記配線ボックス9の下部と前記支柱3とを天板後
部と協働して平行リンクを構成するレバー20により連
結し、前記天板2を水平姿勢としたときその状態に係止
するロック機構21を設けてなり、前記天板2を水平姿
勢から垂直姿勢に転回したとき前記配線ボックス9が前
記支柱3に近接し天板下部に位置して折畳まれるように
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA機器対応のデス
クに係り、特に不使用時にはコンパクトに折畳んで収納
することのできる折畳み式OA機器用デスクに関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスにおけるOA機器の普及から、
デスクに配線ボックスを具備せしめたOA機器対応のデ
スクが一般に使用されるようになっている。
【0003】しかして上記のOA機器対応のデスクは、
配線ボックス付きのため嵩張る構造となることは否め
ず、普段使用しないときは邪魔になる。このようなこと
からデスクの不使用時には小さく折畳んで収納すること
ができるよう折畳み式のOA機器対応のデスクが提供さ
れている。
【0004】従来の折畳み式OA機器用デスクは、図1
0(A)、(B)に略示するように、配線ボックスaの
手前側の上端縁に天板bの下面の中間部を枢着するとと
もに配線ボックスaの左右両側に使用時に天板bを支え
る側板c、cの一側を枢着し、不使用時には図10
(B)のように左右の側板c、cを折畳み、次いで天板
bを手前側下方へ垂直姿勢に折畳んで小容積化させるよ
うに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の構
造では、折畳み時に配線ボックスaの側面に側板c、c
と天板bとが重なった状態に折畳まれるので、前後方向
の厚みが配線ボックスaと側板cと天板bとの各厚みの
和となってさほど薄くはならず、整列収納する際にスペ
ースを要するものとなるという問題点がある。
【0006】また折畳んだのちは配線ボックスaの下端
のみで支持されるので安定感が悪く、さらに折畳み時に
天板bの後端が配線ボックスaから大きく離間するの
で、折畳む際には配線を予め処理しておく必要があり、
電源コンセントやハブ等の機器を配線ボックスa内にセ
ットしたまま折畳むことができないという問題点があっ
た。
【0007】加えて天板bを折畳むとき、天板b上に機
器類が置かれていることに気付かずに天板bを折畳む
と、その機器類が足もとに落下し、危険を伴うという難
点があった。
【0008】本発明は上記従来の技術が有する問題点を
解消することを課題としてなされたもので、配線ボック
スを有しながら折畳み時に極限にまでコンパクトな形態
にすることができ、収納時のスペースが少なくてすむう
え、折畳んだのちの安定感が高く、かつ折畳み時に天板
上に機器等が存在していたとしても足もとに落下する危
険のない折畳み式OA機器用デスクを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、左右の脚上に立設される支柱の頂部に
天板の下面を軸着するとともに該天板の後端下面と配線
ボックスの上端前部とをヒンジにより蝶着し、前記配線
ボックスの下部と前記支柱とを天板後部と協働して平行
リンクを構成するレバーにより連結し、前記天板を水平
姿勢としたときその状態に係止するロック機構を設けて
なり、前記天板を水平姿勢から垂直姿勢に転回したとき
前記配線ボックスが前記支柱に近接し天板下部に位置し
て折畳まれるようにしたことを特徴とする。
【0010】こうしたことにより、天板を水平姿勢にし
てデスクを使用形態とすれば、天板の後端に配線ボック
スが同じレベルに垂直状態としておかれるので、この配
線ボックスの上面からケーブル類を引出して天板上のO
A機器に接続使用することができる。
【0011】天板のロック機構を外して天板の手元側を
上方へ持ち上げるように回動させれば、支柱上端の軸を
中心に垂直姿勢に変換され、これと共に配線ボックスも
天板の後方部とレバーとにより平行移動して下降し、天
板の後端に配線ボックスが垂直に位置して折畳まれる。
【0012】したがって最終的には前後方向の厚みが支
柱と配線ボックスとの和となり、脚を入り組ませて収納
すれば狭いスペースにより多くのデスクをスタックする
ことができる。
【0013】配線ボックスの後部側の上部に目隠し用の
デスクトップパネルを立設した場合も、このパネルごと
配線ボックスが共に下降し、前後方向の厚みを増すこと
がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0015】図1、図2は本発明による折畳み式OA機
器用デスク1の一実施形態を示し、図1は使用形態とし
た側面を、図2は折畳んだ状態の側面を示しており、以
下の説明では図1において右側(人が位置する側)を前
部、左側を後部とする。
【0016】上記デスク1の天板2を支持する左右の支
柱3、3は、前後部下面にストッパ4a付きのキャスタ
4、4を有する前後に長い脚5、5の後部寄りの上面に
垂直に立設され、これら支柱3、3の上端の軸受部6に
天板2の後部寄りの下面の軸受部7が軸8により回動可
能に枢支されている。
【0017】前記天板2の後端には配線ボックス9の前
部側の上端がヒンジ10により蝶着され、天板2を図1
の直角に折り曲げた状態から図2の垂直な状態にわたり
回転可能とされている。
【0018】上記実施形態においては、図3(A)、
(B)にその一例を示すようなスライド式ヒンジ10が
用いられており、天板2を垂直状態に回動したとき天板
2の裏面と配線ボックス9の支柱3側の側面とが図2に
みられるように同一面におかれ、折畳み時の奥行寸法の
一層の低減に寄与させている。
【0019】すなわち上記ヒンジ10は、図3(A)に
天板2が水平の状態時を、図3(B)に天板2が垂直の
状態時を示すように、配線ボックス9の前記支柱3に面
する側板9aの上端位置に第1ヒンジ部材11の一端が
ピン13により位置固定に枢支され、他端は自由端14
として天板2の裏面側に設置されたレール15の側面の
ガイド溝15aにスライド可能に係合されており、また
天板2の裏面の後端近傍位置に第2ヒンジ部材12の一
端がピン16により位置固定に枢支され、他端は自由端
17として配線ボックス9の前記側板9a側に設置され
たレール18の側面のガイド溝18aにスライド可能に
係合されていて、これら第1、第2ヒンジ部材11、1
2の背面側中央部が連結ピン19により回動自在に連結
されている。
【0020】したがって上記のヒンジ10を用いれば、
天板2を水平状態(デスクとしての使用形態)としたと
きは、図3(A)のように第1、第2ヒンジ部材11、
12の各自由端14、17は各レール15、18のガイ
ド溝15a,18aの末端に移行して連結ピン19を中
心に互いに直角状態になり、そのとき天板2の後端部裏
面が配線ボックス9の側板9aの上端に重なる形で位置
し、天板2を垂直状態(折畳んで収納する形態)とした
ときは図3(B)のように、第1、第2ヒンジ部材1
1、12の自由端14、17は互いに引寄せられて天板
2の後端面2aが配線ボックス9の側板9aの上端面9
bに正対して位置し、折り畳み時の奥行寸法がそれだけ
小さいものとすることができる。
【0021】前記配線ボックス9の下方部と支柱3と
は、図1、図2にみられるように天板2の軸8とヒンジ
10との間の部分(天板2の後方部)と協働して平行リ
ンクを構成するレバー20により連結されており、天板
2を水平状態または垂直状態のいずれの形態とした場合
も配線ボックス9が支柱3に対し平行な姿勢、すなわち
垂直な姿勢を保つようになっている。
【0022】前記天板2の裏面側には該天板2を水平姿
勢として使用形態としたときその状態にロックするロッ
ク機構21が設けられている。図示の実施形態では、天
板2の裏面に固着のガイド22にそって前後方向にスラ
イド自在なロックバー23と、支柱3の上端の軸受部6
の前端に形成された係合凹部24と、前記ロックバー2
3の側面に突設され前記ガイド22の側面の長孔から突
出して前記係合凹部24に係脱自在なロックピン25と
で構成されており、前記ロックバー23の前端には手掛
け部26が形成されていて天板2の前端近くの裏面に位
置されている。この場合、前記ロックバー23にそのロ
ックピン25が係合凹部24に係合する方向にバネ付勢
を与えるようにすることが好ましい。
【0023】したがって図1の使用形態から前記手掛け
部26に手指を掛けてロックバー23を引くと、ロック
ピン25が係合凹部24から抜け外れて天板2の拘束が
解かれ、天板2の前部を持ち上げるようにして垂直方向
へ回動させることができ、また天板2を水平状態に戻し
てロックバー23を押し戻せばそのロックピン25が係
合凹部24に係合して天板2がロックされ、使用形態に
固定することができる。しかしこのロック機構21は図
示の例に限られることはなく、天板2を固定し得れば他
の機構によるものであってもよい。
【0024】配線ボックス9は、図4に断面図を示すよ
うに支柱3に面する側の側面の前記側板9aが開口され
て開口部27とされ、他は閉じられた箱構造を有するも
ので、上記開口部27から電源コンセント28や他の必
要な機器29(例えばHUB等)を収納することができ
るようになっている。
【0025】この配線ボックス9の上面9cには、天板
2上に置かれるOA機器に接続するためのケーブル30
の引出し口が開口されている。この引出し口は、図5
(A)に示すように上面9cの長手方向にそってスリッ
ト状に開口してその両側にゴム等の柔軟性資材31、3
1を取付け、その間にケーブル30を通して引出せるよ
うにするスリット構造のもの、あるいは図5(B)のよ
うに上面9cに適当数の引出し口32を開口し、不使用
時には蓋33を被せておくようにするものなどがある。
また配線ボックス9の下面9dには所要数の通線孔9
e,9e…が穿設されている。
【0026】また配線ボックス9の天板2とは反対側の
上面には目隠し用のデスクトップパネル34が立設され
ている。図示の実施形態においては、図6に片側の一部
のみを示すようにデスクトップパネル34の両端部に下
方に平板状の脚杆35が突設され、配線ボックス9の端
部上面に穿設された孔36および配線ボックス9の端部
内側面に固設の側面視略コ字状を有する支持部材37の
上下の孔38、38に前記脚杆35を挿通することによ
り図1に示すように配線ボックス9の奥側の上面にデス
クストップパネル34が直立状態に取付けられ、目隠し
が不要な場合は抜き外せるように構成されている。
【0027】図7、図8に示すデスク1′は、その天板
2′が通常のデスク1より前後方向の長さが長く、支柱
3による支持のみでは天板2′上に載置するOA機器の
重量によるバランスが崩れるような場合の実施形態で、
天板2′の前部側の幅方向略中央位置に補助脚40の上
端が折畳み自在に枢支され、デスク1′の使用時には図
8のように補助脚40を起こして接地させることにより
天板2′の前部を支え、デスク1′の折畳み時には図7
に示すように天板2′の前部裏面にそわせるように折畳
んで格納することができるように構成されている。なお
上記天板2′は前部一隅が斜めに削成された異形天板と
され、その削成辺2′b以外の辺2′c、2′dには通
常のデスク1を並べて置ける寸法とされている。他の構
成は図1、図2に示したデスク1と同様であるからこれ
と対応する部分には同一符号を付すに留めて詳細説明は
省略する。
【0028】図9(A)、(B)は上記図7、図8に示
したデスク1′を交えた配置例を示すもので、カウンタ
としたものである。すなわちコーナー部分に前記のデス
ク1′を置き、その天板2′の2辺2′c、2′dに図
1のデスク1、1を並べ、図9(A)ではさらに一方の
デスク1に前部に凹み2″eを有する異形天板2″のデ
スク1″を配置した例であり、図9(B)ではデスク1
に代え前部に凸部2´´´fを有する異形天板2´´´
のデスク1´´´を用いた例である。
【0029】次に上記実施形態の作用を説明する。
【0030】図1に示す使用形態から図2に示す収納形
態に折畳むには、ロックレバー23の手掛け部26に手
を掛けて若干引けばそのロックピン25が係合凹部24
から外れるので天板2の前部を上方へ持ち上げるように
すれば軸8を中心に図1において反時計方向に回動し、
この天板2の回動に伴って配線ボックス9がレバー20
との協働の下に次第に下降する。
【0031】このときスライド式ヒンジ10の前述の作
用により天板2の後端面2aは配線ボックス9の側板9
aの上端面9bと正対するよう起立し、最終的には図2
に示すように天板2の軸8より後方部および配線ボック
ス9は共に支柱3に可及的近接した状態に折畳まれる。
【0032】したがってこの状態において多数のデスク
1をその脚5、5を入り組ませて並べれば、少ないスペ
ースに多くのデスクをスタックして保管することができ
る。
【0033】折畳まれた状態から使用形態にするには、
図2の状態から天板2を水平になる方向へ回動させれ
ば、天板2は軸8を中心に図2において時計方向に回動
し、水平状態になったときロックバー23を押し戻せば
そのロックピン25が係合凹部24に嵌入して天板2が
ロックされる。
【0034】上記天板2の水平方向への回動と共に配線
ボックス9が引上げられ、図1の位置になってその上面
9cが天板2の延長面を構成し、その上面9cの引出し
口からケーブル30を引出して天板2上に置かれるOA
機器に接続してOA機器を使用することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したことによ
り、 折畳んだ際の厚みが小さくできるので、収納時に場
所をとることがない。
【0036】 折畳んだのちも左右の脚により安定し
た状態でスタックすることができる。 ワンタッチで折畳みまたは使用形態への変換がで
き、取扱いが容易である。 電源やハブ等の機器類を配線ボックス内にセットし
た状態のままデスクの折畳みができる。
【0037】 余長ケーブル類は配線ボックス内に収
納することができるので、デスク周りの美感を保つこと
ができる。
【0038】 天板は手元側を上方へ回動して折畳む
ので、天板上に機器類が置かれていたとしても足元へ落
下する危険がない。
【0039】 デスクトップパネルが取付けられてい
てもそのまま折畳むことができ、その都度取外す必要が
ない。
【0040】などの効果が得られ、用途としては集中し
て業務を遂行する場所、パソコン教室(OA教室)ある
いは展示会など各所に移動させて使用するとき、さらに
は臨時職員の増員などによる臨時的に作業が増えるとき
などに特に有効であり、そのほかスペースを事務所から
パーティ会場に変更使用するなどの多目的スペース用
や、臨時のプレスセンター等のためのデスクとしても有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による折畳み式OA機器用デスクの一実
施形態の使用状態を示す側面図。
【図2】同、折畳んだ状態を示す側面図。
【図3】図1における天板と配線ボックスとを蝶着する
ヒンジの一例を示し、(A)はデスク使用時、(B)は
折畳み時の状態を示す側面図。
【図4】図1における配線ボックスの断面図。
【図5】(A)、(B)は配線ボックス部分の斜視図。
【図6】図1におけるデスクトップパネルの取付構造の
一例を示す一部の分解斜視図。
【図7】異形天板のデスクの場合を示す天板の半部を除
去した平面図。
【図8】同、使用状態とした側面図。
【図9】(A)、(B)は図8の異形天板を有するデス
クを交えた配置例を示す平面図。
【図10】従来の折畳み式OA機器用デスクを示し、
(A)は使用状態、(B)は折畳み状態を示す斜視図。
【符号の説明】 1、1′、1″、1´´´ デスク 2、2′、2″、2´´´ 天板 3 支柱 5 脚 8 軸 9 配線ボックス 10 スライド式ヒンジ 11 第1ヒンジ部材 12 第2ヒンジ部材 20 レバー 21 ロック機構 23 ロックレバー 24 係合凹部 25 ロックピン 34 デスクトップパネル 40 補助脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の脚上に立設される支柱の頂部に天板
    の下面を軸着するとともに該天板の後端下面と配線ボッ
    クスの上端前部とをヒンジにより蝶着し、前記配線ボッ
    クスの下部と前記支柱とを天板後部と協働して平行リン
    クを構成するレバーにより連結し、前記天板を水平姿勢
    としたときその状態に係止するロック機構を設けてな
    り、前記天板を水平姿勢から垂直姿勢に転回したとき前
    記配線ボックスが前記支柱に近接し天板下部に位置して
    折畳まれるようにしたことを特徴とする折畳み式OA機
    器用デスク。
  2. 【請求項2】前記配線ボックスの後部側上部に目隠し用
    パネルが立設されている請求項1記載の折畳み式OA機
    器用デスク。
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