JP2015103557A - 半導体発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板実装時に実装基板の電極パッドとの接合信頼性に優れ、基板実装後に故障等の実用上の不具合に対して交換作業が容易な半導体発光装置を提供することにある。【解決手段】基板実装時に実装基板40に対して半導体発光装置1を支持する支脚部25を設けると共に、該支脚部25の、側方からアウターリード30b、31bの少なくとも1つが目視できる位置に切欠部26を有するものとした。これにより、実装基板40に設けられた電極パッド41a、41bと半導体発光装置1のアウターリード30b、31bとのはんだ接合の接合状態を、切欠部26を通してはんだフィレット42a、42bの形成状態を目視することにより外観から視覚的に把握・確認することができる。【選択図】図5
Description
本発明は、半導体発光装置に関するものであり、詳しくは、発光源に半導体発光素子を用いた表面実装型で且つサイドビュー型の半導体発光装置に関する。
従来、この種の半導体発光装置としては、例えば、特許文献1に「オプトエレクトロニック構成部材のためのケーシング」として開示されたケーシング(図12参照)を用いることが提案されている。
開示されたケーシング100は、ケーシング体80、第1の接続ストリップ81及び第2の接続ストリップ82で構成され、ケーシング体80は、一方の側(正面側)に切り欠き83を有すると共に対向する他方の側(背面側)に中空室84を有している。
切り欠き83は、凹部85a及び凹部85bを備えており、凹部85aは、半導体チップが実装される第1の接続ストリップ81の付加部81aが露出し、凹部85bは、一端が第1の接続ストリップ81の付加部81aに実装された半導体チップに接合されたボンディングワイヤの他端が接続される第2の接続ストリップ82の一部が露出している。一方、中空室84は、背壁86、第2の側壁87、第3の側壁88及び第4の側壁89で区画されている。
凹部85aに露出した第1の接続ストリップ81及び凹部85bに露出した第2の接続ストリップ82の夫々は、ケーシング体80の内部を延長されて第1の側面90から外部に導出され、第1の側面90に垂直に延びる第1の区分81b、82bと第1の区分81b、82bの夫々から第1の側面90に沿って中空室84側に折り曲げられた第2の区分81c、82cを有している。
同様に、ケーシング体80の第1の側面90からは、ケーシング100全体を支持する支持エレメント91が突出して正面側から背面側に向かって延設され、第1の側面90から支持エレメント91の先端面91aまでの距離は、第1の側面90から第1の接続ストリップ81及び第2の接続ストリップ82の夫々の第2の区分81c、82cの、第1の側面90と反対側の面までの距離以上になるように設定されている。
ところで、上記構成のケーシング100を用いた半導体発光装置を実装基板に実装するに際しては、実装基板に予め設けられた、ケーシング100の第1の接続ストリップ81及び第2の接続ストリップ82の夫々の第2の区分81c、82cに対応する形状寸法及び位置の電極パッドに、該第2の区分81c、82cをはんだ等の導電性接合部材を介して接合する。
その場合、実装基板の電極パッドとケーシング100の第1の接続ストリップ81及び第2の接続ストリップ82の夫々の第2の区分81c、82cの接合前の位置関係及び接合後の接合状態(例えば、はんだ接合の場合は、はんだフィレットの形成状態)を第3の側壁88側あるいは第4の側壁89側から目視で確認しようとすると、支持エレメント91によって視界が遮られて確認が困難である。
そのため、基板実装後の接合信頼性に劣るものとなる可能性がある。また、基板実装後の半導体発光装置に不具合が生じた場合の交換作業が煩雑になり、交換後の接合信頼性についても劣るものとなる恐れがある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、基板実装時に実装基板の電極パッドとの接合信頼性に優れ、基板実装後に故障等の実用上の不具合に対して交換作業が容易な半導体発光装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、開口を有する凹部が設けられた樹脂成形体と、一端部側が前記樹脂成形体の内部に埋設され他端部側が前記樹脂成形体の外部に導出された、互いに平行に並設された複数のリードフレームを備え、 前記凹部の底部に前記複数のリードフレームの一端部側が露出して該露出部の少なくとも1つに半導体発光素子が実装されると共に前記複数のリードフレームの他端部側が前記半導体発光素子の光軸に平行な、光照射方向と反対方向に延設されてなるサイドビュー型の半導体発光装置であって、前記樹脂成形体は、下部の側方両端部に、前記半導体発光素子の光軸に略平行な凸状の支脚部が互いに対向して設けられており、前記支脚部は、前記半導体発光装置の基板実装時に該半導体発光装置を基板上に支持すると共に、側方から前記複数のリードフレームの少なくとも1つが目視できる位置に切欠部を有することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、開口を有する凹部が設けられた樹脂成形体と、一端部側が前記樹脂成形体の内部に埋設され他端部側が前記樹脂成形体の外部に導出された、互いに平行に並設された複数のリードフレームを備え、前記凹部の底部に前記複数のリードフレームの一端部側が露出して該露出部の少なくとも1つに半導体発光素子が実装されると共に前記複数のリードフレームの他端部側が前記半導体発光素子の光軸に平行な、光照射方向と反対方向に延設されてなるサイドビュー型の半導体発光装置であって、前記樹脂成形体は、下部の前記複数のリードフレームで挟まれた間の位置に、前記半導体発光素子の光軸に略平行な凸状の支脚部が設けられており、前記支脚部は、前記半導体発光装置の基板実装時に該半導体発光装置を基板上に支持すると共に、側方から前記複数のリードフレームの少なくとも1つが目視できる位置に位置することを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2において、前記複数のリードフレームの下面は、前記支脚部の下面に対して同一平面上、あるいはそれよりも上方に、あるいは少なくとも一部がそれよりも上方に位置していることを特徴とするものである。
本発明の半導体発光装置は、基板実装時に実装基板に対して半導体発光装置を支持する支脚部を設けると共に、該支脚部の、側方からリードフレームの少なくとも1つが目視できる位置に切欠部を有するものとした。
これにより、実装基板に設けられた電極パッドと半導体発光装置のリードフレームとのはんだ接合の接合状態が、切欠部を通してはんだフィレットの形成状態を目視することにより外観から視覚的に把握・確認することができる。
その結果、基板実装時に実装基板の電極パッドとの接合信頼性に優れ、基板実装後に故障等の実用上の不具合に対して交換作業が容易な半導体発光装置を実現できる。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図11を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は、本発明の半導体発光装置に係わる第1の実施例を前方から見た斜視図、図2は後方から見た斜視図、図3は図1のA−A断面図である。
本発明に係わる第1の実施例の半導体発光装置1は、樹脂部材からなる樹脂成形体2と、金属部材からなる一対のリードフレーム30、31と、発光源となる半導体発光素子4を備えており、リードフレーム30、31を樹脂材料でインサート成形することにより、半導体発光装置1のパッケージ5が形成されている。
パッケージ5を構成する樹脂成形体2は、後述する半導体発光素子4の光軸X方向に垂直な平面からなる前後境界面6に対して、半導体発光素子4の光照射方向(以下、「前方方向」と呼称する)側に位置する部分(以下、「第1樹脂成形部」と呼称する)10と半導体発光素子4の光照射方向と反対方向(以下、「後方方向」と呼称する)側に位置する部分(以下、「第2樹脂成形部」と呼称する)20を備えている。
第1樹脂成形部10は、半導体発光素子4及びボンディングワイヤ7を収容するテーパ状の凹部11が形成された平板状の底部12と、底部12の、対向する上下両端部の夫々から立ち上がって各端部全長に沿って前方方向に延びる立壁部13、14を有している。
底部12及び立壁部14の下方には、前後境界面6から底部12及び立壁部14の側方両端部の夫々に沿って互いに対向して前方方向に延びる一対の支脚部15が、底部12及び立壁部14に一体的に設けられている。
第2樹脂成形部20は、平板状の底部22と、底部22の、対向する上下両端部の夫々から立ち上がって後方方向に延びる立壁部23、24を有している。
立壁部23、24のうち一方の立壁部23は、底部22の上端部から立ち上がって該上端部全長に沿って後方方向に延設され、他方の立壁部24は、一対からなり、底部22の側方両端部の夫々から互いに距離を置いて立ち上がって後方方向に延設されている。
底部22と一対の立壁部24の夫々の下方には、前後境界面6から底部22の側方両端部の夫々及び一対の立壁部24の夫々に沿って互いに対向して後方方向に延びる一対の支脚部25が、底部22及び立壁部24に一体的に設けられている。夫々の支脚部25は、先端側に先端部側から前後境界面6側に向かって下方に傾斜状に切り欠いた切欠部26を有している。
第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15aと、第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々の下面25aは、互いに略同一平面上に位置している。
一対のリードフレーム30、31は、互いに平行に並設されると共に、第1樹脂成形部10の底部12内を前後境界面6に沿って立壁部13側から立壁部14側に向かって埋設されて底部12の下側側面12aから外部に導出され、導出部の下方において略直角に折り曲げられて第2樹脂成形部20の底部22の下側側面22aに沿って後方方向に延設されている。
一対のリードフレーム30、31の夫々の、第1樹脂成形部10の底部12内に埋設された部分(インナーリード)30a、31aの夫々の一部は、第1樹脂成形部10に形成された凹部11の底部に露出しており、第1樹脂成形部10外に導出されて第2樹脂成形部20の底部22の下側側面22aに沿って延設された部分(アウターリード)30b、31bは、夫々の下面30c、31cが、第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15a及び第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々の下面25aに対して同一平面上、あるいはそれよりも上方に位置している。なお、これ以外にも、アウターリード30b、31bの夫々の下面30c、31cは、少なくともその一部が、第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15a及び第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々の下面25aよりも上方に位置していればよい。具体的には例えば、アウターリード30b、31bの先端付近の部分のみ、もしくは、アウターリード30b、31bの先端と折曲部の間の部分が、支脚部15、25の夫々の下面15a、25aに対して同一平面上で、それ以外は上方に位置してもよい。
換言すると、半導体発光装置1を側方から見たときに、一対のリードフレーム30、31の夫々のアウターリード30b、31bが、第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15a及び第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々の下面25aを含む平面よりも突出しないように配置されている。
第1樹脂成形部10の底部12に設けられた凹部11内には、該凹部11の底面に露出した一対のインナーリード30a、31aの一方30aに、発光源となる半導体発光素子4が導電性接合部材(図示せず)を介して実装され、半導体発光素子4の下部電極とリードフレーム30とが電気的に接続されている。
また、一端部が半導体発光素子4の上部電極に接合されたボンディングワイヤ7の他端部が一対のインナーリード30a、31aの他方31aに接合されて、半導体発光素子4の上部電極とリードフレーム31がボンディングワイヤ7を介して電気的に接続されている。
更に、凹部11内には透光性樹脂8が充填されて、半導体発光素子4及びボンディングワイヤ7が樹脂封止されている。透光性樹脂8は半導体発光素子4を水分、塵埃及びガス等の外部環境から保護し、且つボンディングワイヤ7を振動及び衝撃等の機械的応力から保護する。また、透光性樹脂8は半導体発光素子4の光出射面とで界面を形成し、半導体発光素子4の発光光を半導体発光素子4の光出射面から透光性樹脂8内に効率良く出射させる機能も有している。
図4及び図5は、上記構成の半導体発光装置1を実装基板40上に実装したときの状態を示すものであり、そのうち図4は半導体発光素子の光照射方向と反対方向(後方方向)から見た図、図5は側方方向から見た図である。
実装基板40は、予め導体による配線パターンが形成されていると共に、半導体発光装置1を実装する位置に、該半導体発光装置1の一対のリードフレーム30、31の夫々の、第1樹脂成形部10の底部12の下側側面12aから導出されたアウターリード30b、31bに対応する位置及び形状寸法の、一対の電極パッド41a、41bが設けられている。そして、実装基板40の一対の電極パッド41a、41bの夫々と半導体発光装置1の一対のアウターリード30b、31bの夫々がはんだ接合されて、互いの機械的及び電気的な接続が図られている。
この場合、実装基板40の電極パッド41a、41bの夫々と、半導体発光装置1のアウターリード30b、31bの夫々とのはんだ接合の接合状態は、電極パッド41a、41bの夫々に対するアウターリード30b、31bの夫々の接合位置、及びはんだ接合によって形成されたはんだフィレットの形成状態を目視することにより、外観から視覚的に把握・確認することができる。
本実施形態においては、図4にあるように、半導体発光装置1が実装された実装基板40を後方方向から観視することにより、電極パッド41a、41bの夫々に対して、第2樹脂成形部20の底部22の下側側面22a及び一対の支脚部25の夫々の内側面25bで囲まれた位置に位置するアウターリード30b、31bの夫々の幅方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握でき、図5にあるように、側方方向から観視することにより、第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々に設けられた切欠部26を通して電極パッド41a、41bの夫々に対するアウターリード30b、31bの夫々の長さ方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握できる。
また、電極パッド41a、41bの夫々にアウターリード30b、31bをはんだ接合するに際して、はんだ接合の前に予め、切欠部26を通して電極パッド41a、41bに対するアウターリード30b、31bの幅方向及び長さ方向の位置決め(アライメント)を正確に行うことができる。
更に、はんだ接合による基板実装時、あるいは通電状態等における実用時に何らかの要因で半導体発光装置1に不具合が生じた場合、正常な半導体発光装置に交換(リペア)する必要が生じることがあるが、その際の交換作業に対しても、半導体発光装置1の後方方向及び側方方向から電極パッド41a、41bに対するアウターリード30b、31bの取り外し及びはんだ接合を容易に行うことができ、はんだ接合後の電極パッド41a、41bに対する位置決め及びはんだフィレット42a、42bの形成状態の把握・確認を容易に行うことができる。
以上のことより、第1の実施例の半導体発光装置1は、実装基板40の電極パッド41a、41bの夫々と半導体発光装置1のアウターリード30b、31bの夫々との位置関係及びはんだ接合におけるはんだフィレット42a、42bの形成状態を、少なくとも半導体発光装置1の後方方向及び両側方方向の3方向から目視できるため(実際は、半導体発光装置1の前後方向及び両側方方向の4方向からの目視が可能)、実装基板40上に、容易に且つ高い接合信頼性をもって実装することができる。
図6は、本発明の半導体発光装置に係わる第2の実施例を後方から見た斜視図である。
第2の実施例は、上述の第1の実施例に対して第2樹脂成形部の支脚部の形状が異なる。
具体的には、第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々が、一対の立壁部24の夫々の先端部の下方に該各立壁部24に一体的に設けられている。換言すると、夫々の支脚部25は、前後境界面6側を切り欠いた切欠部26を有している。第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15aと、第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々の下面25aは、互いに略同一平面上に位置している。
本実施例においては、上述の第1の実施例と同様に、半導体発光装置1が実装された実装基板40を後方方向から観視することにより、電極パッド41a、41bの夫々に対して、第2樹脂成形部20の底部22の下側側面22a及び一対の支脚部25の夫々の内側面25bで囲まれた位置に位置するアウターリード30b、31bの夫々の幅方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握でき(図7(半導体発光素子の光照射方向と反対方向(後方方向)から見た図)参照)、側方方向から観視することにより、第2樹脂成形部20の一対の支脚部25の夫々に設けられた切欠部26を通して電極パッド41a、41bの夫々に対するアウターリード30b、31bの夫々の長さ方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握できる(図8(側方方向から見た図)参照)。
図9は、本発明の半導体発光装置に係わる第3の実施例を後方から見た斜視図である。
第3の実施例は、上述の第1の実施例に対して第2樹脂成形部の支脚部の数及び配設位置が異なる。
具体的には、1つの支脚部25が、一対のアウターリード30b、31bで挟まれた間の位置に、第2樹脂成形部20の底部22から立ち上がってアウターリード30b、31bの延長方向に沿って後方方向に延設されている。第1樹脂成形部10の一対の支脚部15の夫々の下面15aと、第2樹脂成形部20の支脚部25の下面25aは、互いに略同一平面上に位置している。
本実施例において、半導体発光装置1が実装された実装基板40を後方方向から観視することにより、電極パッド41a、41bの夫々に対して、第2樹脂成形部20の底部22の下側側面22a及び支脚部25で仕切られた2つの、後方及び側方に対する開放空間領域50、51の夫々に位置するアウターリード30b、31bの夫々の幅方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握でき(図10(半導体発光素子の光照射方向と反対方向(後方方向)から見た図)参照)、両側方方向から観視することにより、2つの開放空間領域50、51の夫々に位置するアウターリード30b、31bの夫々の長さ方向の接合位置及びはんだフィレット42a、42bの形成状態が目視で把握できる(図11(側方方向から見た図)参照)。
したがって、第3の実施例における支脚部25は、第1及び第2の実施例にあるような、切欠部16を設ける必要はない。
以上のことより、第3の実施例の半導体発光装置1は、実装基板40の電極パッド41a、41bの夫々と半導体発光装置1のアウターリード30b、31bの夫々との位置関係及びはんだ接合におけるはんだフィレット42a、42bの形成状態を、少なくとも半導体発光装置1の後方方向及び側方方向の2方向から目視できるため(実際は、半導体発光装置1の前後方向及び側方方向の3方向からの目視が可能)、実装基板40上に、容易に且つ高い接合信頼性をもって実装することができる。
1… 半導体発光装置
2… 樹脂成形体
4… 半導体発光素子
5… パッケージ
6… 前後境界面
7… ボンディングワイヤ
8… 透光性樹脂
10… 第1樹脂成形部
11… 凹部
12… 底部
12a… 下側側面
13… 立壁部
14… 立壁部
15… 支脚部
15a… 下面
20… 第2樹脂成形部
22… 底部
22a… 下側側面
23… 立壁部
24… 立壁部
25… 支脚部
25a… 下面
25b… 内側面
26… 切欠部
30… リードフレーム
30a… インナーリード
30b… アウターリード
30c… 下面
31… リードフレーム
31a… インナーリード
31b… アウターリード
31c… 下面
40… 実装基板
41… 電極パッド
41a… 電極パッド
41b… 電極パッド
42… はんだフィレット
42a… はんだフィレット
42b… はんだフィレット
50… 開放空間領域
51… 開放空間領域
2… 樹脂成形体
4… 半導体発光素子
5… パッケージ
6… 前後境界面
7… ボンディングワイヤ
8… 透光性樹脂
10… 第1樹脂成形部
11… 凹部
12… 底部
12a… 下側側面
13… 立壁部
14… 立壁部
15… 支脚部
15a… 下面
20… 第2樹脂成形部
22… 底部
22a… 下側側面
23… 立壁部
24… 立壁部
25… 支脚部
25a… 下面
25b… 内側面
26… 切欠部
30… リードフレーム
30a… インナーリード
30b… アウターリード
30c… 下面
31… リードフレーム
31a… インナーリード
31b… アウターリード
31c… 下面
40… 実装基板
41… 電極パッド
41a… 電極パッド
41b… 電極パッド
42… はんだフィレット
42a… はんだフィレット
42b… はんだフィレット
50… 開放空間領域
51… 開放空間領域
Claims (3)
- 開口を有する凹部が設けられた樹脂成形体と、
一端部側が前記樹脂成形体の内部に埋設され他端部側が前記樹脂成形体の外部に導出された、互いに平行に並設された複数のリードフレームを備え、
前記凹部の底部に前記複数のリードフレームの一端部側が露出して該露出部の少なくとも1つに半導体発光素子が実装されると共に前記複数のリードフレームの他端部側が前記半導体発光素子の光軸に平行な、光照射方向と反対方向に延設されてなるサイドビュー型の半導体発光装置であって、
前記樹脂成形体は、下部の側方両端部に、前記半導体発光素子の光軸に略平行な凸状の支脚部が互いに対向して設けられており、
前記支脚部は、前記半導体発光装置の基板実装時に該半導体発光装置を基板上に支持すると共に、側方から前記複数のリードフレームの少なくとも1つが目視できる位置に切欠部を有することを特徴とする半導体発光装置。 - 開口を有する凹部が設けられた樹脂成形体と、
一端部側が前記樹脂成形体の内部に埋設され他端部側が前記樹脂成形体の外部に導出された、互いに平行に並設された複数のリードフレームを備え、
前記凹部の底部に前記複数のリードフレームの一端部側が露出して該露出部の少なくとも1つに半導体発光素子が実装されると共に前記複数のリードフレームの他端部側が前記半導体発光素子の光軸に平行な、光照射方向と反対方向に延設されてなるサイドビュー型の半導体発光装置であって、
前記樹脂成形体は、下部の前記複数のリードフレームで挟まれた間の位置に、前記半導体発光素子の光軸に略平行な凸状の支脚部が設けられており、
前記支脚部は、前記半導体発光装置の基板実装時に該半導体発光装置を基板上に支持すると共に、側方から前記複数のリードフレームの少なくとも1つが目視できる位置に位置することを特徴とする半導体発光装置。 - 前記複数のリードフレームの下面は、前記支脚部の下面に対して同一平面上、あるいはそれよりも上方に、あるいは少なくとも一部がそれよりも上方に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体発光装置。
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