JP2015102568A - 画像形成装置及び検出誤差低減方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光学センサ57から像担持体50のベルト表面に照射される光のスポット径を変更させるスポット径変更部59〜61と、像担持体50の所定の回転距離に亘る光学センサ57の検出値のうち、所定の値の範囲を超えた検出値の数をノイズの数として算出し、算出したノイズの数に応じて、スポット径変更部59〜61によりスポット径を大きく変更する制御部とを備える。
【選択図】図4
Description
〈a〉演算処理により、IDCセンサの検出値のうち値が安定している部分を基準として、その基準を超えた値をノイズとみなし、そのノイズを除去する。
〈b〉スポット径の大きな光をベルト表面に照射するIDCセンサを使用することにより、IDCセンサの検出値に対する凹凸の影響を少なくする。
また、上記〈b〉のようにスポット径の大きなIDCセンサを使用する方法では、全てのトナーパッチのサイズをスポット径の大きさに対応して大きくする必要があるので、作像条件の補正のために必要なトナーの量が増加してしまう。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部,中間転写ベルト,2次転写部,定着部等の構成を示す。この画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、2次転写部70と、定着部80を有する。
y=1.5091x2−21.127x+77.764…(1)
図4に示した移動機構は、ベルト表面とIDCセンサ57間の距離を変化させることによって、この図5のようにベルト表面での光のスポット径を変更させる「スポット径変更部」としての役割を有している。なお、図4に示した回転型のパルスモータ60に代えて、シャフトが前後に直線運動するパルスモータを用いて可動ステージ59を移動させてもよい。
プロセス速度(ベルト回転速度):460mm/秒
駆動ローラ53の周長:125.72mm(直径40mm)
IDCセンサ57の検出値のサンプリング周期:1.0m秒
全サンプリングデータ数:273点
基準電圧:3V
また、この例では、ステップS2におけるαの値は10である。そして、測定結果のうち、基準電圧3V±その10%の範囲(=2.7V〜3.3V)を超えたサンプリングデータの数が6点であったので、ノイズの数の算出結果は6となる。
y=−0.0005x2+0.1114x+4…(2)
図8は、この相関式によるノイズ数とスポット径の関係を示す。この相関式から、図7の例のようにノイズ数が6の場合には、スポット径は4.65mmになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については、重複した説明を省略する。第2の実施の形態では、ベルト表面での光のスポット径を変更するための構成と、それに関連するCPU101の処理が、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
また、ノイズ数が11〜50のとき(すなわちスポット径を6mmとするとき)、拡散性能が最も小さい拡散板63を使用し、トナーパッチのサイズを主走査方向12mm、副走査方向22mmにすることが規定されている。
また、ノイズ数が51〜100のとき(すなわちスポット径を8mmとするとき)、拡散性能が中程度の拡散板64を使用し、トナーパッチのサイズを主走査方向14mm、副走査方向24mmにすることが規定されている。
また、ノイズ数が101以上のとき(すなわちスポット径を10mmとするとき)、拡散性能が最も大きい拡散板65を使用し、トナーパッチのサイズを主走査方向16mm、副走査方向26mmにすることが規定されている。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態において、第1の実施の形態と構成が同一の部分については、重複した説明を省略する。第3の実施の形態では、CPU101の処理において、ベルト表面での光のスポット径及びトナーパッチのサイズの変更の対象とする階調の範囲を選択する点が、第1の実施の形態とは異なっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同一である。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
Claims (8)
- トナー像を担持するベルト状の像担持体のベルト表面に対向して、前記ベルト表面を検知する光学センサを配置した画像形成装置において、
前記光学センサから前記ベルト表面に照射される光のスポット径を変更させるスポット径変更部と、
前記像担持体の回転方向における所定の長さに亘る前記光学センサの検出値のうち、所定の値の範囲を超えた検出値の数をノイズの数として算出し、前記算出したノイズの数に応じて、前記スポット径変更部により前記スポット径を変更する制御部とを備えた
画像形成装置。 - 前記トナー像として作像条件補正用のトナーパッチを生成する画像形成部を有し、
前記制御部は、前記算出したノイズの数に応じてサイズを変更した前記トナーパッチを、前記画像形成部により前記ベルト表面に形成する
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
前記算出したノイズの数に応じて、前記スポット径及びトナーパッチのサイズを決定し、
前記算出したノイズのうちの前記所定の値の範囲を最も大きく超えたノイズの値に基づき、前記スポット径及びトナーパッチのサイズの変更の対象とする階調の範囲を選択し、
前記画像形成部によって前記ベルト表面に形成する互いに階調の異なる複数のトナーパッチのうち、前記選択した範囲の階調のトナーパッチについて、前記スポット径変更部により前記スポット径を前記決定した大きさに変更するとともに、トナーパッチのサイズを前記決定した大きさに変更する
請求項2記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記光学センサによる前記トナーパッチの検出値に基づいて、前記画像形成部により作像条件を補正する
請求項2または3に記載の画像形成装置。 - 前記スポット径変更部は、前記光学センサを前記ベルト表面と垂直な方向に移動させる移動機構である
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記スポット径変更部は、
前記光学センサの前面に設けられており、互いに拡散性能の異なる複数の拡散板を配置したシャッターと、
前記光学センサからの出射光が前記複数の拡散板のうちの1つずつの拡散板を透過するように前記シャッターを移動させる移動機構とで構成される
請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記光学センサは、前記像担持体のうち、前記像担持体を張架するローラに架かっている箇所で前記ベルト表面に対向して配置されており、
前記像担持体の回転方向における所定の長さは、少なくとも前記ローラの一周分の長さである
請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成装置。 - トナー像を担持するベルト状の像担持体のベルト表面に対向して、前記ベルト表面を検知する光学センサを配置した画像形成装置における、前記光学センサの検出誤差低減方法において、
前記画像形成装置に備えられた制御部が、前記像担持体の回転方向における所定の長さに亘る前記光学センサの検出値のうち、所定の値の範囲を超えた検出値の数をノイズの数として算出し、
前記制御部が、前記算出したノイズの数に応じて、前記画像形成装置に備えられており前記光学センサから前記ベルト表面に照射される光のスポット径を変更させるスポット径変更部により、前記スポット径を変更する
検出誤差低減方法。
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