JP5949466B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、濃度検出センサで像担持体に形成された補正パッチを検知して、画像形成の作像条件を補正する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、用紙に画像を形成するために、感光体や中間転写ベルト等の像担持体にトナー像を形成し、形成したトナー像を転写部によって用紙に転写している。そして、用紙に転写したトナー像を定着部によって用紙に定着させることで、用紙に画像を形成している。
従来から、画像の品質の安定化を図るために、中間転写ベルトにおける転写部の下流側に濃度検出センサを配置した画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、中間転写ベルトにトナーで形成された補正パッチを作成し、濃度検出センサで補正パッチを検出することにより、画像を形成するための作像条件を補正している。この補正パッチを用いた補正は、例えば、所定の画像形成処理の実行回数毎に行われる。
補正パッチが中間転写ベルトと転写ローラとの間(転写ニップ部)を通過する際、補正パッチのトナーの一部が転写ローラに付着するが、これを防止するために、中間転写ベルトから転写ローラを離間させる方法がある。そして、補正パッチが転写ニップ部を通過した後に、再び転写ローラを中間転写ベルトに接触させている。この場合、転写ローラを離間及び接触させる際に画像形成処理を中断する必要があり、画像形成処理の生産性が低下していた。
生産性が低下することを抑制するために、特許文献1には、像担持体と転写ローラを接触させた状態で補正パッチを転写ニップ部へ通過させる画像形成装置が開示されている。この特許文献1に記載された画像形成装置では、補正パッチのトナーが転写ローラへ転移することを抑制するために、補正パッチが転写部を通過する際に、転写ローラに補正パッチのトナーと同極性のバイアス(逆バイアス)を印加している。
特開2006−47779号公報
しかしながら、特許文献1に記載された画像形成装置では、生産性は維持できるが、転写ローラへトナーが転移していた。なお転写ローラへ転移するトナーの量(以下、「トナー転移量」という。)は、外乱によって変動するが、特許文献1に記載された画像形成装置では、外乱によって変動するトナーの転移量を考慮されていない。
例えば、画像形成プロセスの速度変更や用紙種類、用紙坪量、転写ローラの押圧バラツキ等により、転写部における押圧力が変動するが、この押圧力の変動によってトナーの転移量が変動する。その場合、補正パッチのトナー像が乱れて濃度検出センサの出力値が変動し、作像条件を補正する際の精度が低下してしまう。
図6は、従来の濃度検出センサの検出値(濃度)と転写ローラに印加する逆バイアス量との関係を示すグラフである。また、図7は、従来の転写部の押圧力と濃度との関係を示すグラフである。
図6に示すように、一定量以上の逆バイアス量では、濃度検出センサで検出される補正パッチ用のトナー像の濃度が一定値に近づく。したがって、特許文献1では、一定量以上の逆バイアス量を転写部にかければよいとしているが、通常の画像形成装置では、前述したように、画像形成プロセスの速度変更や用紙種類、用紙坪量等により押圧力が変動する。すなわち、押圧力の変動によって転写部へのトナー転移が起こり、図7に示すように、補正パッチ用のトナー像の濃度すなわち濃度検出センサの検出値が変化する。このような押圧力の変動による転写部へのトナーの転移が考慮されていないと、濃度検出センサの検出値にズレが生じ、精度の良い画像を形成することができない。
上記の状況から、外乱によって生じるトナーの転移量の変動を考慮し、作像条件の補正精度を向上させる手法が望まれていた。
本発明の一側面の画像形成装置は、像担持体と、画像形成部と、転写部と、バイアス量調整部と、濃度検出センサと、制御部とを備える。
画像形成部は、像担持体にトナーを付着させて補正パッチ用又は画像形成用のトナー像を形成する。転写部は、像担持体に接触する転写ローラを有する。バイアス量調整部は、転写ローラにトナー像と同極性のバイアスを印加する電圧印加部を有し、像担持体に形成された補正パッチ用のトナー像が転写部を通過する際の、像担持体にかかる転写ローラの押圧力に基づいて、電圧印加部が印加するバイアスの大きさを調整する。濃度検出センサは、像担持体における転写部の下流側に配置され、像担持体に形成された補正パッチ用のトナー像の濃度を検出する。制御部は、濃度検出センサが検出した検出値に基づいて、画像形成部の作像条件を補正する。
上記構成の画像形成装置では、像担持体に形成された補正パッチ用のトナー像が転写部を通過する際の、像担持体にかかる転写ローラの押圧力を取得し、その押圧力に基づいて、電圧印加部が転写ローラに印加するバイアスの大きさを調整する。それにより、像担持体にかかる転写ローラの押圧力の変化に応じたトナー転写量の変動を低減する制御が実現される。したがって、濃度検出センサは、トナー転写量の変動が低減された環境で、補正パッチ用のトナー像の濃度を検出することができる。その結果、制御部は、より正確に画像形成部の作像条件を補正することが可能となる。
上記構成の画像形成装置によれば、転写ローラの押圧力の変化によって生じるトナー転移量の変動を減らし、作像条件を補正する際の精度を向上させることができる。その結果、品質のよい画像を安定して形成することが可能となる。
本発明の一実施の形態例にかかる画像形成装置を示す全体構成図である。 本発明の一実施の形態例にかかる画像形成装置の各部のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例にかかる画像形成装置のバイアス量調整部の構成を示す説明図である。 2次転写ローラの押圧力と逆バイアス電圧との関係の一例を示すグラフである。 本発明の一実施の形態例にかかる画像形成装置のバイアス量調整処理を示すタイミングチャートである。 従来の濃度検出センサの検出値(濃度)と逆バイアス量との関係を示すグラフである。 従来の2次転写部の押圧力と濃度との関係を示すグラフである。
以下、画像形成装置を実施するための形態について、図1〜図6を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[画像形成装置の全体構成例]
まず、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成例について、図1を参照して説明する。
図1は、一実施の形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。この画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、像担持体である中間転写ベルト50と、2次転写部60と、定着部80と、制御基板90とを有する。
原稿搬送部10は、原稿Gをセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12と、搬送ドラム13と、搬送ガイド14と、原稿排出ローラ15と、原稿排出トレイ16とを有している。原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12及び搬送ドラム13によって、画像読取部30の読取位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド14及び原稿排出ローラ15は、複数のローラ12及び搬送ドラム13により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ16に排出する。
画像読取部30は、原稿搬送部10により搬送された原稿G又は原稿台31に載置された原稿の画像を読み取って、画像データを生成する。具体的には、原稿Gの画像がランプLによって照射される。原稿Gからの反射光は、第1ミラーユニット32、第2ミラーユニット33、レンズユニット34の順に導かれて、撮像素子35の受光面に結像する。撮像素子35は、入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。出力された画像信号は、A/D変換されることにより画像データとして作成される。
また、画像読取部30は、画像読取制御部36を有している。画像読取制御部36は、A/D変換によって作成された画像データに、シェーディング補正やディザ処理、圧縮等の処理を施して、制御基板90のRAM103(図2参照)に格納する。なお、画像データは、画像読取部30から出力されるデータに限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したものであってもよい。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、用紙Sのサイズや種類に応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られ、搬送部23によって転写部である2次転写部60に搬送される。また、用紙収納部20の近傍には、手差部22が設けられている。この手差部22からは、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHP(Overhead projector)シート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
画像読取部30と用紙収納部20との間には、画像形成部40と中間転写ベルト50が配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。すなわち、画像形成部40は、中間転写ベルト50にトナーを付着させて補正パッチ用のトナー像又は画像形成用のトナー像を形成する。
第1の画像形成ユニット40Yは、イエローのトナー像を形成し、第2の画像形成ユニット40Mは、マゼンダのトナー像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1の画像形成ユニット40Yの構成について説明する。
第1の画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、クリーニング部45を有している。感光体41は、不図示の駆動モータによって回転する。帯電部42は、感光体41に電荷を与え感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データ又は外部装置から送信された画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光操作を行うことにより感光体41上に静電潜像を形成する。
現像部44は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて、感光体41上に形成された静電潜像を現像する。この現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面は、イエローのトナー画像が形成される。
感光体41にトナーを付着させトナー画像を形成する際に、感光体41と現像部44との間には、所定の電圧、いわゆる現像DCバイアスが印加される。この現像DCバイアスを調整することで、感光体41に付着するトナーの量を調整することができ、画像の濃度を調整することができる。
なお、第2の画像形成ユニット40Mの現像部44は、感光体41にマゼンタのトナーを付着させ、感光体41の表面にマゼンタのトナー画像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cの現像部44は、感光体41にシアンのトナーを付着させ、感光体41の表面にシアンのトナー画像を形成する。そして、第4の画像形成ユニット40Kの現像部44は、感光体41にブラックのトナーを付着させ、感光体41の表面にブラックのトナー画像を形成する。
感光体41上に形成されたトナー画像は、中間転写体の一例を示す中間転写ベルト50に一次転写される。クリーニング部45は、トナー画像を中間転写ベルト50に一次転写後に感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
像担持体の一例を示す中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、複数のローラに掛け渡されている。この中間転写ベルト50は、不図示の駆動モータで感光体41の回転(移動)方向とは逆方向に回転駆動する。
中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。この1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと反対の極性の電圧を印加させることで、感光体41上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト50に一次転写する。
そして、中間転写ベルト50が回転駆動することで、中間転写ベルト50の表面には、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー画像が順次一次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラーのトナー画像が形成される。
また、中間転写ベルト50には、ベルトクリーニング装置53が対向している。このベルトクリーニング装置53は、用紙Sへのトナー画像の転写を終えた中間転写ベルト50の表面を清掃する。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の用紙搬送方向下流には、転写部の一例である2次転写部60が配置されている。この2次転写部60は、搬送部23によって送られてきた用紙Sを中間転写ベルト50に接触させて、中間転写ベルト50の外周面上に形成されたトナー画像を用紙Sに2次転写する。
2次転写部60は、2次転写ローラ61を有している。2次転写ローラ61は、中間転写ベルト50を挟んで対向ローラ52に圧接されている。そして、2次転写ローラ61と中間転写ベルト50が接触する部分は、2次転写ニップ部62となる。この2次転写ニップ部62は、中間転写ベルト50の外周面上に形成されたトナー画像を用紙Sに転写する転写位置である。
2次転写部60における用紙Sの搬送方向下流側には、定着部80が設けられている。この定着部80は、用紙Sを加圧及び加熱して、2次転写されたトナー像を用紙Sに定着させる。定着部80は、例えば、一対の定着部材である定着上ローラ81及び定着下ローラ82で構成されている。定着上ローラ81及び定着下ローラ82は、互いに圧接した状態で配置されており、定着上ローラ81と定着下ローラ82との圧接部が、用紙Sを加圧及び加熱する定着ニップ部である。
定着上ローラ81の内部には、加熱部が設けられている。この加熱部からの輻射熱により定着上ローラ81の外周部が温められる。そして、定着上ローラ81の外周部の熱が用紙Sへ伝達されることにより、用紙S上のトナー画像が熱定着される。
用紙Sは、2次転写部60によりトナー画像が転写された面(定着対象面)が定着上ローラ81と向き合うように搬送され、定着ニップ部を通過する。したがって、定着ニップ部を通過する用紙Sには、定着上ローラ81と定着下ローラ82とによる加圧と、定着上ローラ81のローラ部の熱による加熱が行われる。
定着部80の用紙搬送方向下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部80を通過した用紙Sの搬送路を切り換える。すなわち、切換ゲート24は、片面画像形成における画像形成面を上方に向けて排紙するフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。また、切換ゲート24は、片面画像形成における画像形成面を下方に向けて排紙するフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転して上方に搬送する。これにより、表裏が反転されて画像形成面が下方に向いた用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。
両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び転写位置へ送られる。
一対の排紙ローラ25の下流側には、用紙Sを折ったり、用紙Sに対してステープル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
また、中間転写ベルト50におけるベルトクリーニング装置53と、2次転写部60の間には、画像の濃度を検出する濃度検出センサであるIDC(Image・Density・Controller)センサ91が配置されている。すなわち、IDCセンサ91は、中間転写ベルト50の回転方向における2次転写部60よりも下流側に配置される。このIDCセンサ91は、中間転写ベルト50の表面に向けて光を照射する発光部と、中間転写ベルト50からの反射光を受光する受光部とを有している。また、IDCセンサ91の受光部及び発光部は、中間転写ベルト50の表面と対向している。
[画像形成装置の各部のハードウェア構成]
次に、画像形成装置1の各部のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。
図2は、画像形成装置1の各部のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置1は、制御部100を備えている。この制御部100は、上述の制御基板90(図1参照)上に構成されている。
制御部100は、例えばCPU(中央演算処理装置)101と、CPU101が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)102と、CPU101の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)103とを有している。なお、ROM102としては、例えば、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMを用いる。
CPU101は、装置全体を制御する。このCPU101は、HDD104、操作表示部105、通信部108にそれぞれシステムバス107を介して接続されている。さらに、CPU101は、画像読取部30、画像処理部106、画像形成部40、給紙部21、2次転写部60、定着部80、バイアス量調整部109、IDCセンサ91にシステムバス107を介して接続されている。
HDD104は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部105は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部105は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部105は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部100に出力する。
通信部108は、外部の情報処理装置であるPC(パーソナルコンピュータ)120から送信されるジョブ情報を、通信回線を介して受け取る。そして、受け取ったジョブ情報を、システムバス107を介して制御部100に送る。ジョブ情報には、形成する画像の画像データと、その画像データに対応付けられた使用する用紙の種類及び枚数などの情報が含まれている。
なお、本実施の形態では、外部装置としてパーソナルコンピュータを適用した例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置としては、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を適用することができる。
IDCセンサ91は、制御部100により駆動制御され、中間転写ベルト50に光を照射すると共に、中間転写ベルト50から反射された光を受光する。このIDCセンサ91は、この光の照射及び受光によって、中間転写ベルト50上の補正パッチ用のトナー像(以下、「補正パッチ」とも記述する)の濃度を検出し、その検出結果を制御部100に送信する。制御部100は、IDCセンサ91から受信した情報に基づいて、画像形成部40が画像を形成する際の作像条件を補正する。なお、作像条件の補正方法の詳細は、後述する。
バイアス量調整部109は、制御部100により制御され、中間転写ベルト50に形成された補正パッチ用のトナー像が2次転写部60を通過する際に、中間転写ベルト50を押圧する2次転写ローラ61の押圧力を取得する。そして、その押圧力に基づいて、2次転写ローラ61に印加する、補正パッチのトナーの極性と同じ極性のバイアスの大きさの調整を行う。以降の説明では、補正パッチのトナーの極性と同じ極性のバイアスにおける電圧を、「逆バイアス電圧」、補正パッチのトナーの極性と反対の極性のバイアスにおける電圧を、「バイアス電圧」と記述する。なお、バイアス量調整部109の詳細は、後述する。
画像読取部30は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの諧調の輝度情報を持つ画像データを生成する。画像読取部30によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例であるPC120から送信される画像データは、画像処理部106に送られ、画像処理される。画像処理部106は、受信した画像データに対してアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮等の処理を行う。
例えば、画像形成装置1でカラー画像を形成する場合、画像読取部30等によって生成されたR・G・Bの画像データを画像処理部106における色変換LUT(Look up Table)に入力する。そして、画像処理部106は、R・G・BデータをY・M・C・Kの画像データに色変換する。そして、色変換した画像データに対して、階調再現特性の補正、濃度補正LUTを参照した網点などのスクリーン処理、あるいは細線を強調するためのエッジ処理などを行う。
制御部100は、画像形成部40を駆動制御し、補正パッチ用のトナー像又は画像形成用のトナー像を形成し、中間転写ベルト50に1次転写する。また、制御部100は、2次転写部60を駆動制御し、中間転写ベルト50が担持するトナー画像を用紙Sに2次転写する。このとき、制御部100は、バイアス量調整部109を駆動制御し、用紙Sが2次転写部60に搬送されてくるタイミングに合わせ、2次転写ローラ61にバイアスを印加する。また、制御部100は、定着部80を駆動制御し、用紙Sを加圧及び加熱して、トナー画像を用紙Sに定着させる。
[バイアス量調整部の構成]
次に、画像形成装置1のバイアス量調整部109の構成について、図3を参照して説明する。
図3は、本実施の形態に係るバイアス量調整部109の構成を示す説明図であり、2次転写部60の要部を示している。
画像形成装置1では、形成する画像の濃度を安定させるために、IDCセンサ91を用いて作像条件の補正、いわゆる画像間安定化補正処理を行っている。画像間安定化補正処理は、所定の画像形成の実行回数毎や所定の時間毎に行われる。
図3に示すように、中間転写ベルト50に形成された画像間補正パッチP1が2次転写ニップ部62を通過すると、2次転写ローラ61の外周面には、画像間補正パッチP1の一部のトナーP2が付着する。この2次転写ローラ61に付着するトナーP2の量は、2次転写ローラ61の押圧力によって変動する(図7参照)。そのため、2次転写ニップ部62を通過した画像間補正パッチP1のトナー量が減少し、2次転写部60を通過する前の画像間補正パッチP1に対してIDCセンサ91から出力される検出値が変動する。
そこで、2次転写ローラ61の押圧力に基づいて、2次転写ローラ61に印加する、画像間補正パッチP1のトナーと同極性の逆バイアス電圧の大きさを調整する。このように、通常の2次転写時のバイアス電圧とは極性が反対の逆バイアス電圧を、2次転写ローラ61に印加する。逆バイアス電圧を印加すると、2次転写ローラ61とトナーとの間に反発力が働き、2次転写ローラ61へ転移するトナーの量が抑えられ、補正パッチのトナーが2次転写ローラ61に転移する量が軽減される。このとき、逆バイアス電圧の値を適切に設定すれば、補正パッチのトナーの濃度が一定となるようコントロールすることができる。
また、図3に示すように、画像間補正パッチP1が2次転写ニップ部62を通過するとき、2次転写ローラ61は、中間転写ベルト50に接触している。これにより、2次転写ローラ61を中間転写ベルト50に対して離間及び接触させる動作を省略することができ、画像形成処理の生産性が低下することを防止することができる
バイアス量調整部109は、圧力検出部111、逆バイアス電圧演算部112、メモリ113、逆バイアス電圧制御部114、逆バイアス電圧付与部115を備えている。
圧力検出部111は、2次転写部60の2次転写ローラ61が、中間転写ベルト50を介して対向ローラ52に加える押圧力に応じた電気信号(検出値)を出力する。圧力検出部111は、例えば圧電効果を有するポリフッ化ビニリデン(Poly Vinylidene DiFluoride:PVDF)を用いたシート状の圧電素子(ピエゾフィルム)を、2次転写ローラ61の外周面に設けることにより構成される圧力センサである。または、シート状の圧電素子を2次転写ローラ61側ではなく、対向ローラ52側に設けてもよい。なお、圧力検出部111の材料や構造については、この例に限るものではない。
逆バイアス電圧演算部112は、圧力検出部111が出力する電気信号(検出値)を受信し、2次転写ニップ部62を通過後の補正パッチのトナーの濃度が一定となるように、2次転写ローラ61に印加すべき逆バイアス電圧を算出する。このとき、逆バイアス電圧演算部112は、不揮発性のメモリ113に予め保存された、押圧力と逆バイアス電圧との相関式のデータを参照して、圧力検出部111で検出された押圧力に応じた逆バイアス電圧を決定する。なお、メモリ113は、ROM102又はHDD104で代用してもよい。
逆バイアス電圧制御部114は、逆バイアス電圧演算部112で算出された逆バイアス量に応じた制御信号を生成し、逆バイアス電圧付与部に出力する。
逆バイアス電圧付与部115は、電圧印加部の一例であって、逆バイアス電圧制御部114から供給される制御信号に基づいて逆バイアス電圧を発生させ、逆バイアス電圧を2次転写ローラ61に印加する。例えば、2次転写ローラ61と逆バイアス電圧付与部115との間に、直流電源116と抵抗器117が接続され、逆バイアス電圧付与部115は接地される。逆バイアス電圧付与部115は、例えばトランジスタを利用して構成され、駆動信号である制御信号に基づいて、2次転写ローラ61への逆バイアス電圧の印加が制御される。
図4は、2次転写ローラ61の押圧力と逆バイアス電圧との関係の一例を示すグラフである。横軸に圧力検出部111の検出値から求められる押圧力、縦軸に押圧力に対して適切な逆バイアス電圧を示している。メモリ113は、図4に示すような押圧力と逆バイアス電圧の関係を表した相関式のデータを保存している。この図4のグラフでは、押圧力の値が増大すると、逆バイアス電圧の値も増大する。
一般に、2次転写ローラ61の押圧力が大きくなると2次転写ニップ部62の圧力が大きくなるので、2次転写ローラ61へ転移する補正パッチのトナーの量が増え、2次転写ニップ部62を通過後の補正パッチのトナーの量が減少する。そのため、押圧力が大きくなるにつれて、逆バイアス電圧を大きくして、2次転写ローラ61へ転移するトナーの量を減らす必要がある。図4の例では、押圧力がf1<f2<f3であるとき、対応する逆バイアス電圧もrb1<rb2<rb3の関係がある。なお、図4の例では、押圧力と逆バイアス電圧との関係が線形である例を示したが、非線形であってもよい。
また、メモリ113が、図4に示すような相関式のデータを保存している場合を説明したが、メモリ113が保存するデータはテーブルでもよい。例えば、図4のグラフにおける特徴点として、押圧力f1,f2,f3の値と、これに対応する逆バイアス電圧rb1,rb2,rb3の値を対応づけたテーブルのデータを保存する。テーブルを用いた場合、テーブルから該当するテーブル値を読み出せばよいので、相関式の場合と比較して、逆バイアス電圧演算部112の処理速度が向上する。
[逆バイアス量調整処理のタイミングチャート]
図5は、画像形成装置1のバイアス量調整処理を示すタイミングチャートである。
まず、制御部100は、中間転写ベルト50上にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナーからなる画像間補正パッチP1を作成する。各色の画像間補正パッチP1は、中間転写ベルト50に形成される画像形成のためのトナー像の間に形成される。すなわち、画像間安定化補正処理は、複数の用紙に対して連続して画像を形成する処理の中で行われる。ここで、画像形成用のトナー像の先端から後端が2次転写ニップ部62を通過するまでの期間を、通紙期間と定義する。
この例では、制御部100は、給紙部21から搬送された用紙Sが2次転写部60に搬送される通紙期間S1,S2,S3の間に、画像間補正パッチP1を中間転写ベルト50上に形成する。以下、2次転写ローラ61の押圧力が、通紙期間S1の終了から通紙期間S3の開始までの間に、外部変動により強くなっている場合を想定して説明する。なお、この例では、押圧力が通紙期間S1の終了時から徐々に変化し、一定値となった後に通紙期間S3の終了直前で徐々に元の値に戻る波形としている。
従来方式における2次転写ローラに印加する逆バイアス電圧は、通紙タイミングに合わせてオンとオフの制御を繰り返していただけである。図5の例では、通紙期間S1,S2,S3ではオフ(マイナス値)、通紙期間S1とS2の間及び通紙期間S2とS3の間はオン(プラス値)している。このとき、2次転写ローラ61の押圧力の強弱に関係なく、通紙期間と通紙期間の間においてオンとされたときの逆バイアス電圧の値は一定値である。
本実施の形態では、画像間補正パッチP1の生成後、制御部100が、バイアス量調整部109に指令を出し、通紙期間と通紙期間の間に印加する逆バイアス電圧の値を、IDCセンサ91の検出値(押圧力)に基づいて調整させる。まず、バイアス量調整部109において、圧力検出部111から押圧力に応じた検出値を取得し、これを逆バイアス電圧演算部112に出力する。次に、逆バイアス電圧演算部112は、入力された検出値を元に、メモリ113に保存された相関式のデータから逆バイアス電圧を算出する。逆バイアス電圧制御部114は、逆バイアス電圧演算部112で算出された逆バイアス電圧に基づいて、制御信号を生成し、逆バイアス電圧付与部115に供給する。そして、逆バイアス電圧付与部115は、入力された制御信号に従って駆動して2次転写ローラ61に目標の逆バイアス電圧を印加する。このとき印加される逆バイアス電圧の波形の一例が、図5に示した逆バイアス電圧(1)である。
逆バイアス電圧(1)は、従来と同様に、通紙タイミングに合わせてオンとオフの制御を繰り返している。すなわち、通紙期間S1,S2,S3ではオフ(マイナス値)、通紙期間S1とS2の間及び通紙期間S2とS3の間はオン(プラス値)している。ただし、通紙期間と通紙期間の間においてオンとされたときの逆バイアス電圧は、メモリ113の相関式又はテーブル値に基づき、2次転写ローラ61の押圧力の増加に合わせて増加するよう調整されている。なお、逆バイアス電圧(1)は、圧力検出部111で検出される検出値(すなわち実際の押圧力)に基づいて調整されるため、押圧力の波形に対応して通紙期間S1の終了時から徐々に増加し、また通紙期間S3の終了直前で徐々に減少する波形となっている。
このように、圧力検出部111で検出される検出値に基づいて2次転写逆バイアス電圧を決定する構成を採ることにより、2次転写ニップ部62を通過後の補正パッチのトナーの濃度を一定に制御できる。
また、上記のバイアス量調整処理は、通常の画像形成にも適用することができる。逆バイアス電圧(2)は、通常の画像形成に適用した場合の波形例である。逆バイアス電圧(2)は、通紙期間S1,S2,S3における電圧値は、逆バイアス電圧(1)と同じである。また、2次転写ローラ61の押圧力が強くなっている期間中の通紙期間S2では、逆バイアス電圧(2)の電圧値を、逆バイアス電圧と極性が逆のマイナス値としている。すなわち、このときの逆バイアス電圧は、画像形成時におけるバイアス電圧と同じ極性である。
そのため、画像形成時の2次転写ローラ61の押圧力の増大に加え、2次転写ローラ61と画像形成用のトナーとの間の電気的な吸引力が大きくなり、通紙期間S2における画像形成時の用紙へのトナーの付着がより確実に行われる。このような2次転写ローラ61の押圧力が強くなっている期間内に通紙期間が存在する場合における、押圧力と2次転写逆バイアス電圧との関係を相関式又はテーブルのデータとしてメモリ113に保存しておく。
上述した実施の形態に係る画像形成装置1では、トナーの転移量を変動させる外乱である2次転写ローラ61の押圧力の情報(圧力検出部111の検出値)を用いて、2次転写ローラ61に印加する逆バイアス電圧の大きさを調整している。それにより、2次転写ローラ61の押圧力の変化に応じたトナー転写量の変動を小さくする制御が実現される。したがって、IDCセンサ91は、トナー転写量の変動が低減された環境で、補正パッチ用のトナー像の濃度を検出することができる。その結果、制御部100は、より正確に画像形成部の作像条件を補正することが可能となり、画像濃度の安定性を向上させて高品質の画像を安定して形成することができる。
例えば、2次転写ローラ61の押圧力の情報として、押圧力の設定値ではなく、圧力検出部111の検出値を利用して逆バイアス電圧の大きさを決定しているので、実際の2次転写ローラによる押圧バラツキも反映される。それによって、2次転写部60を通過した補正パッチ用のトナー像のトナー量を、より正確にコントロールできる。
[変形例]
以上、画像形成装置の一実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明に係る画像形成装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、上述した実施の形態では、2次転写ローラ61の押圧力に基づいて、2次転写ローラ61に印加する逆バイアス電圧の大きさを決定したが、この押圧力に加えて2次転写ローラ61の使用経過情報を反映して逆バイアス電圧の大きさを決定してもよい。このような2次転写ローラ61の押圧力に加え使用経過情報を反映した逆バイアス電圧を、相関式又はテーブルのデータとしてメモリ113に保存しておく。
2次転写ローラ61の使用経過情報としては、2次転写ローラ61の走行距離(総回転数)や駆動時間等が挙げられる。例えば、2次転写ローラ61の走行距離や駆動時間が増加すると、2次転写ローラ61の表面が摩耗し、2次転写ローラ61の径が僅かに小さくなって2次転写ニップ部62における圧力が低下することも考えられる。それにより、2次転写ローラ61に転移するトナー量が減少し、2次転写部60を通過した補正パッチ用のトナー像のトナー量の減少が小さくなる。この場合、逆バイアス電圧を小さくすることで、2次転写ローラ61に転移するトナー量を増加させ、2次転写部60を通過後の補正パッチ用のトナー像のトナー量を調整する。
なお、経年変化によって2次転写ローラ61の表面が摩耗した場合、表面が均されることもあれば、逆に粗くなることもある。その表面性によって、2次転写ローラ表面へのトナーの付着しやすさが変わる。そのため、画像形成装置に用いる2次転写ローラごとに、使用経過情報と逆バイアス電圧との関係を設定することが望ましい。
また、制御部100が、中間転写ベルト50に形成された補正パッチ用のトナー像が2次転写部60を通過する際の、2次転写ローラの押圧力に基づいて、制御部100がIDCセンサ91の検出値を補正するようにしてもよい。それにより、バイアス量調整部109による逆バイアス電圧の大きさの調整に加え、IDCセンサ91の検出値が補正される。そのため、制御部100は、さらに正確に画像形成部の作像条件を補正することが可能となり、画像濃度の安定性を向上させて高品質の画像を安定して形成することができる。なお、この構成において、2次転写ローラ61の使用経過情報を逆バイアス電圧に反映させるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを用いてカラー画像を形成する構成としたが、本発明に係る画像形成装置としては、1つの画像形成部を用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
1…画像形成装置、 10…原稿搬送部、 20…用紙収納部、 30…画像読取部、40…画像形成部、 41…感光体、 42…帯電部、 43…露光部、 44…現像部、 45…クリーニング部、 50…中間転写ベルト(像担持体)、 51…1次転写部、 60…2次転写部(転写部)、 61…2次転写ローラ(転写ローラ)、 62…2次転写ニップ部(転写ニップ部)、 80…定着部、 91…IDCセンサ(濃度検出センサ)、 100…制御部、 P1…画像間補正パッチ(補正パッチ用のトナー像)、 109…バイアス量調整部、 111…圧力検出部、 112…逆バイアス電圧演算部、 113…メモリ、 114…逆バイアス電圧制御部、 115…逆バイアス電圧付与部、 P1…画像間補正パッチ、 P2…トナー、 S1〜S2…通紙期間

Claims (7)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体にトナーを付着させて補正パッチ用又は画像形成用のトナー像を形成する画像形成部と、
    前記像担持体に接触する転写ローラを有する転写部と、
    前記転写ローラに前記トナー像と同極性のバイアスを印加する電圧印加部を有し、前記像担持体に形成された前記補正パッチ用のトナー像が前記転写部を通過する際の、前記像担持体にかかる前記転写ローラの押圧力に基づいて、前記電圧印加部が印加するバイアスの大きさを調整するバイアス量調整部と、
    前記像担持体における前記転写部の下流側に配置され、前記像担持体に形成された前記補正パッチ用のトナー像の濃度を検出する濃度検出センサと、
    前記濃度検出センサが検出した検出値に基づいて、前記画像形成部の作像条件を補正する制御部と、を備える
    画像形成装置。
  2. 前記バイアス量調整部は、
    前記像担持体にかかる前記転写ローラの押圧力が大きいほど、前記転写ローラに印加する前記バイアスを大きくするよう調整する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記バイアス量調整部は、予め用意されている前記転写ローラの押圧力と前記バイアスとの関係を表す相関式又はテーブルを参照して、前記バイアスを決定する
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記相関式又は前記テーブルには、前記転写ローラの押圧力と、前記転写ローラの使用経過情報を反映した前記電圧印加部が前記転写ローラに印加すべきバイアスの情報とが含まれる
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記像担持体に形成された前記補正パッチ用のトナー像が前記転写部を通過する際の、前記像担持体にかかる前記転写ローラの押圧力に基づいて、前記濃度検出センサが検出した検出値を補正する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、予め用意されている前記転写ローラの押圧力と前記濃度検出センサの検出値との関係を表す相関式又はテーブルを参照して、前記バイアスの大きさを決定する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記相関式又は前記テーブルには、前記転写ローラの押圧力に加え、前記転写ローラの使用経過情報を反映した前記濃度検出センサの検出値の情報が含まれる
    請求項6に記載の画像形成装置。
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