JP2015102279A - オイルクーラ - Google Patents

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Abstract

【課題】偏平チューブ2の間の冷却水流路に冷却水を円滑に案内し、フィンプレート収容部30内のオイルとの熱交換効率を高める。
【解決手段】オイルクーラは、上側プレート22と下側プレートとからなる偏平チューブ2を複数段積層することで構成され、偏平チューブ2の間が冷却水流路となる。偏平チューブ2は、矩形のフィンプレートを収容するフィンプレート収容部30より外側の領域が薄肉部38となっており、一対のオイルポート37の間にポート間通路40が形成される。オイルポート37の側方に案内壁34が設けられており、両者間に形成されるノズル部42によって、冷却水が偏平チューブ2の長手方向に案内される。薄肉部38とフィンプレート収容部30上面との間には、傾斜面41,40aを備え、冷却水が円滑に流れる。
【選択図】図8

Description

この発明は、比較的大型のエンジンなどに用いられるオイルクーラ、特に、冷却水が流れるケース内に収容した形で用いられるオイルクーラの改良に関する。
特許文献1,2に記載されているように、例えば長円形をなす第1のプレートと第2のプレートとをその周縁において互いに接合することで内部がオイル流路となる偏平チューブを構成し、かつ複数の偏平チューブを、個々の偏平チューブの間に冷却水流路となる間隙が生じるように複数段積層してなるオイルクーラが知られている。この種のオイルクーラは、例えば大型エンジンのシリンダブロックなどに設けられるケース内に収容した形で用いられるものであり、ケース内にエンジンの冷却水が強制循環される一方、オイルクーラ内にオイルが圧送され、両者の熱交換によってオイルの冷却が行われる。
第1のプレートおよび第2のプレートは、例えばこれらをいわゆるクラッド材から構成することで、炉内での加熱によるろう付けによって、両者間にフィンプレートを挟んだ状態で互いに接合される。
そして、各段の偏平チューブの間においては、各プレートのオイル入口およびオイル出口となる開口部の周縁を筒状に形成し、この筒状のオイルポートを順次接続していくことによって、積層方向に連続したオイル入口通路およびオイル出口通路が構成されている。
このようなオイルクーラにおいては、オイルクーラを横切って流れる冷却水の流量ないし流速によって熱交換効率が左右される。特許文献1には、ケース内に導入された冷却水が各偏平チューブの間の冷却水流路を確実に流れるように、偏平チューブの側縁に沿った外壁を付加して冷却水流路の側方を覆うようにしたオイルクーラが開示されている。
特表2013−524157号公報 特開2000−283661号公報
特許文献1の構成においては、偏平チューブの間に一旦流入した冷却水は、偏平チューブ側縁の外壁によって外方への迂回が阻止されるものの、冷却水の入口側となるオイルクーラの長手方向の一端部において、隣接する偏平チューブの間の隙間が狭いことから、ケース内でオイルクーラ内部へ冷却水が流入しにくい。しかも、入口側となるオイルクーラの一端部に筒状に形成されたオイルポートが偏平チューブの間の冷却水流路を横切っているので、狭い流路に流入しようとする冷却水の流れがさらに阻害される。
なお、特許文献2には偏平チューブの長手方向の端部を薄肉状とした構成が開示されているが、このものでは、薄肉状部分に円弧形の柱部が設けられているので、冷却水の流れに沿うようにオイルクーラ長手方向一端の端面を見たときに、冷却水の流路は、柱部の両側の僅かな部分にしか残存しない。従って、偏平チューブ間の流路への冷却水の流入は、より困難となる。
また、特許文献1の一つの実施例では、冷却水の迂回防止用の外壁が偏平チューブの長手方向のほぼ全長に亘って形成された構成となっているが、このような構成は、不必要な重量増加を招くのみならず、オイルクーラのろう付け状態の目視確認が困難となる点で好ましくない。例えば各プレートに複数のエンボス(特許文献2参照)を設けて隣接するプレート表面にろう付けするようにした場合、上記外壁によってオイルクーラの側面が覆われてしまうので、炉内でのろう付け工程後の検査工程において、各エンボスの頂部が相手方のプレート表面に接合されているか否かを目視で確認することができなくなり、特殊な検査装置が必要となる。
この発明は、内部がオイル流路となる偏平チューブが冷却水流路となる間隙を介して複数段積層されて構成され、偏平チューブの長手方向に沿って冷却水が流れるケース内に収容して用いられるオイルクーラであって、各偏平チューブが、周縁において互いに接合された第1のプレートおよび第2のプレートと、これらの第1のプレートおよび第2のプレートの間に挟持されたフィンプレートと、を備え、かつ各段の偏平チューブが、長手方向の端部にそれぞれ位置する筒状のオイルポートてもって接続されてなるオイルクーラにおいて、
上記第1のプレートは、上記フィンプレートを収容するフィンプレート収容部が窪んで形成された皿状をなし、上記第2のプレートは、上記フィンプレート収容部を覆う平坦形状をなし、少なくとも冷却水の入口側となる一方の端部においては、上記フィンプレート収容部よりも長手方向外側の領域で、上記第1のプレートの表面と上記第2のプレートの表面とが互いに接合されて、偏平チューブの薄肉部を構成しており、
少なくとも上記入口側に位置するオイルポートは、上記フィンプレート収容部に隣接して上記薄肉部に配置され、
このオイルポートの側方となる偏平チューブの側縁の一部に、偏平チューブの積層方向に突出した案内壁を備え、
上記オイルポートの側壁と上記案内壁と上記薄肉部とによって、冷却水を偏平チューブの長手方向に案内するノズル部が形成されている。
このような構成においては、偏平チューブの長手方向の一端部、詳しくは冷却水の入口側となる一端部が、薄肉部となっており、各偏平チューブの間の冷却水流路として、フィンプレートが存在する長手方向中間部に比較して、より拡大した流路が形成される。従って、ケース内に導入された冷却水が、より円滑に偏平チューブ間の流路に流入する。偏平チューブの間に流入した冷却水の一部は筒状のオイルポートに衝突し、側方へ逃げようとするが、薄肉部に位置するオイルポートの側壁と偏平チューブ側縁の案内壁との間に形成されるノズル部によって、冷却水が偏平チューブの長手方向に沿って高速で流れるため、オイルポートに衝突して側方へ向かった冷却水もノズル部による高速流に同伴して偏平チューブの長手方向へ流れる。そのため、フィンプレート収容部における狭い冷却水流路に多量の冷却水が確実に案内される。
具体的な一つの態様では、偏平チューブの冷却水入口側となる一方の端部に、偏平チューブの幅方向に並んで配置された少なくとも2つのオイルポートを備えている。そして、隣接する2つのオイルポートの間に、上記薄肉部から上記フィンプレート収容部の端部へ至るポート間通路が形成されているとともに、上記薄肉部の高さ位置と上記フィンプレート収容部の高さ位置とを接続する傾斜面が設けられている。
このような構成では、ポート間通路を通してやはり冷却水が偏平チューブの長手方向に高速で流れる。冷却水の入口部となる薄肉部からフィンプレート収容部へと傾斜面に沿って冷却水が円滑に流れるため、薄肉部とフィンプレート収容部とで高さ位置が異なることによる乱れの発生等が抑制される。
好ましい一つの態様では、上記フィンプレート収容部の端部へ向かって、上記オイルポートの側壁の基部が偏平チューブの幅方向に拡がるように延びている。
そして、具体的な一つの態様では、上記基部が偏平チューブの幅方向に拡がっていく部分に、上記薄肉部の高さ位置と上記フィンプレート収容部の高さ位置とを接続する傾斜面が設けられている。
上記案内壁は、偏平チューブの長手方向の一部にあれば足り、好ましい一つの態様では、偏平チューブ長手方向に沿って、上記フィンプレート収容部の端部を跨ぐ範囲に案内壁が形成されている。
具体的な一つの例では、冷却水流路となる間隙を確保するように隣接する2つの偏平チューブの間に複数のエンボスが配置されており、上記案内壁は、偏平チューブ長手方向において、最端部に位置するエンボスとオイルポート中間部との間に延びている。このような範囲に案内壁があれば、エンボスのろう付け状態の目視確認を阻害することがない。
この発明によれば、隣接する偏平チューブの間の冷却水流路に冷却水が円滑に案内され、偏平チューブ内のオイルとの熱交換効率が向上する。特に、案内壁を部分的に設ければ足り、例えば、オイルクーラの長手方向中間部の目視検査の障害となることがない。
この発明に係るオイルクーラの斜視図。 同オイルクーラの正面図。 オイルクーラをケース内に収容した状態を示す説明図。 最下段の偏平チューブの分解斜視図。 2段目以降の偏平チューブの分解斜視図。 図8のA−A線に沿った偏平チューブの要部の断面図。 フィンプレートの一部を拡大して示す斜視図。 上側プレートの一端部を示す平面図。 同じく上側プレートの一端部を示す斜視図。 オイルクーラの一端部を下側から示す平面図。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2は、この発明に係るオイルクーラ1の一実施例を示している。このオイルクーラ1は、大型エンジンの潤滑油の冷却に用いられるもので、内部がオイル流路11(図6参照)となる偏平チューブ2が複数段積層され、各偏平チューブ2の間の間隙が冷却水流路12(図6参照)となる。なお、積層される偏平チューブ2の段数を変更することでオイルクーラ1としての熱交換容量を増減させることが可能であり、必要な熱交換容量に応じて偏平チューブ2の段数が設定される。このいわゆる多板式熱交換器として構成されたオイルクーラ1は、図3に示すように、冷却水(W)が長手方向に流れるケース10内に収容した状態で使用される。ケース10は、例えば、エンジンのシリンダブロックの一部に凹部として構成されたものであってもよく、あるいは、別個の独立した箱状のものであってもよい。
図1および図2に示すように、オイルクーラ1は、複数の偏平チューブ2のほかに、オイルの入口および出口をそれぞれ構成する一対の取付フランジ3と、複数の偏平チューブ2を挟んで各取付フランジ3と対向するように配置された一対の補強プレート4と、を有する。なお、以下の説明では、理解を容易にするために、図1や図2に示す上下の姿勢を基準として、「上」「下」の用語を用いることとする。つまり取付フランジ3が位置する方をオイルクーラ1の下部と呼び、補強プレート4が位置する方をオイルクーラ1の上部と呼ぶこととするが、実際の車両におけるオイルクーラ1の搭載姿勢は任意であり、図1,図2のような姿勢に限定されるものではない。
上記偏平チューブ2は、その長手方向にオイルが流れるように全体として細長い帯状をなし、かつ両端部が緩く湾曲した略円弧形をなしている。この偏平チューブ2の長手方向の各端部に配置される上記取付フランジ3は、菱形ないし楕円形の比較的厚い板状をなし、エンジン側からのオイルの入口もしくは出口となる円形開口部6を中央に有し、かつ両端に一対の取付孔7を有する。また、補強プレート4は、偏平チューブ2の端部の円弧形状に対応した端縁形状を有し、比較的厚い板状をなしている。
図4および図5に示すように、1つの偏平チューブ2は、第1のプレートとなる下側プレート21と、第2のプレートとなる上側プレート22と、両者間に配置されるフィンプレート23と、の三者から構成される。これらの各プレート21,22,23および上記の取付フランジ3ならびに補強プレート4は、ステンレスや鉄等の金属板からなり、所定の状態に仮組み付けした後、炉内で加熱することにより、各部一体にろう付けされている。なお、プレート21,22,23等は、母材の表面にろう材をコーティングしてなるいわゆるクラッド材からなるが、ろう付け時に別体のろう材を用いるようにしてもよい。
各段の偏平チューブ2の下側プレート21は、図4に示す最下段の偏平チューブ2の下側プレート21Aを除き同一の構成であって、図5に示すように、上側プレート22との位置決めのために周縁が全周に亘ってフランジ31として僅かに立ち上がっているほかは、基本的に平坦な薄い板状をなしている。下側プレート21の長手方向の両端部には、それぞれ一対の略円形の開口部25が開口形成されており、この一対の開口部25は、下側プレート21の幅方向に並んで配置されている。上記開口部25の開口縁は、下方に位置する別の偏平チューブ2の上側プレート22との位置決めのために、下方へ向けて折り曲げられて、短い筒状部32として僅かに突出している。また、下側プレート21の長手方向両端には、下方へ円形のボス状に突出した端部突起部24が設けられている。この端部突起部24は、開口部25よりも長手方向の外側に位置し、かつ偏平チューブ2の幅方向については、一対の開口部25の間に位置している。
最下段の偏平チューブ2の下側プレート21Aにおいては、図4に示すように、長手方向の両端部に、それぞれ1つの円形の開口部25Aが開口形成されている。周縁には、他の段の下側プレート21と同様にフランジ31を備えている。この最下段の偏平チューブ2における開口部25Aは、それぞれ、一対の開口部25と部分的に重なるように、円の中心が偏平チューブ2の幅方向の中央に位置しており、かつ一対の開口部25の個々の開口面積よりも大きな開口面積を有する。そして、この開口部25Aは、取付フランジ3の円形開口部6に対応しており、開口部25Aの周縁が下方へ向けて折り曲げられて、短い円筒状の筒状部26を構成している。図1に示すように、この最下段の偏平チューブ2の下側プレート21Aの下面に取付フランジ3がろう付けされており、上記の筒状部26は、取付フランジ3の円形開口部6の内周に嵌合している。
なお、開口部25Aの両側には、取付フランジ3の位置決めのための一対の係止爪26aが切り起こされている。また、図示例の最下段の下側プレート21Aは、炉内でのろう付け時に使用される図示せぬ治具との固着を回避するために、複数のエンボス27を備えている。
各段の偏平チューブ2の上側プレート22は、図4,図5に示すように、周縁が全周に亘ってフランジ33として僅かに立ち上がっており、このフランジ33が下側プレート21(21A)のフランジ31の内側に密に嵌合するように、下側プレート21(21A)よりもごく僅か小さな外形状を有している。そして、下側プレート21の両端部の各一対の開口部25に対応して、上側プレート22の長手方向の各端部には、一対の略円形の開口部28が開口形成されている。そして、この開口部28の周囲は、上方へ向かって一段高くなるように折り曲げ形成されており、これにより、各開口部28を環状に囲むボス部29が形成されている。換言すれば、略円形のボス部29が上方へ突出形成され、その中央に開口部28が開口形成されている。
また、上側プレート22の長手方向中間部には、矩形のフィンプレート23が収容されるフィンプレート収容部30が上方へ向かって窪んだ形に形成されている。このフィンプレート収容部30は、フィンプレート23の矩形に対応した寸法の矩形状をなし、かつフィンプレート23の厚さに対応した深さを有している。これにより、上側プレート22は、周縁に下方へ向かった接合面22aが残存しかつ中央部がフィンプレート収容部30として窪んだ浅皿状をなしている。各端部の一対の開口部28は、上記フィンプレート収容部30の端部に隣接しており、ボス部29の内部空間がフィンプレート収容部30の内部空間と互いに連通している。換言すれば、母材の基準面からなる接合面22aに対しステップ状に窪んだ形状をなすフィンプレート収容部30の長手方向の端部が、ボス部29の内部空間に向かって開口している。そして、一対の開口部28の側方には、フランジ33の一部をさらに上方へ延長した形に、案内壁34が設けられている。この案内壁34は、図1にも示すように、偏平チューブ2の長手方向に沿った細長い帯状をなし、偏平チューブ2の積層方向(つまり上方)に突出している。
さらに、上記上側プレート22の長手方向の両端には、下側プレート21の端部突起部24に対応して、上方へ円形のボス状に突出した端部突起部35が設けられている。この端部突起部35は、開口部28を囲むボス部29よりも長手方向の外側に位置し、かつ偏平チューブ2の幅方向については、一対の開口部28の間に位置している。
また、フィンプレート収容部30の底壁となる長手方向中間部には、上方へ向けて円錐台形状ないし半球状に突出した多数のエンボス36が形成されている。このエンボス36の頂部は、開口部28周囲のボス部29頂面に一致する高さ位置にある。
フィンプレート23は、図4,図5に示すように、外形が単純な矩形状をなしており、フィンプレート収容部30内に嵌合する大きさを有している。このフィンプレート23は、図7にその一部を拡大して示すように、1枚の母材に多数のスリットを設けて一定幅の多数の帯状片とし、かつこの帯状片を一定ピッチ毎に矩形ないしU字形に折り曲げてなるコルゲートフィンからなり、特に、隣接する帯状片のコルゲートの位置が互いに半ピッチずつずれたオフセット型コルゲートフィンからなる。なお、本発明においては、フィンプレート23の構成は、このオフセット型コルゲートフィンに限定されるものではない。
上記のように構成された下側プレート21(21A)と上側プレート22は、両者間にフィンプレート23を挟み込んだ状態で互いにろう付けにより接合される。つまり、下側プレート21(21A)のフランジ31の内側に上側プレート22のフランジ33が嵌合し、かつ上側プレート22周縁の接合面22aが下側プレート21の上面に重ね合わされて、互いにろう付けされる。従って、皿状に窪んだ形をなすフィンプレート収容部30は、平坦な下側プレート21(21A)によって覆われ、これにより、密閉されたオイル流路11が構成される。なお、フィンプレート23は、コルゲートフィンとして折曲されることで上下に間隔を有するものとなるが、その下面が下側プレート21にろう付けされ、かつ上面が上側プレート22にろう付けされる。
そして、オイルクーラ1全体としては、前述したように複数の偏平チューブ2が互いに積層され、かつ一体にろう付けされている。このとき、ある段の偏平チューブ2における上側プレート22の開口部28周囲のボス部29は、その上に隣接する段の偏平チューブ2における下側プレート21の開口部25の周囲にろう付け接合され、同様に、上側プレート22のエンボス36頂部が下側プレート21の下面にろう付け接合される。さらに、両端に位置する端部突起部24,35同士が互いに突き合わされ、かつろう付け接合されている。これにより、ある段の上側プレート22とその上の段の下側プレート21との間に、冷却水流路12となる間隙が確保される一方、上側プレート22の開口部28と下側プレート21の開口部25とが互いに連通した状態に接続される。このように、複数の段に偏平チューブ2を積層した状態では、両者の開口部25,28とボス部29とから筒状のオイルポート37が構成され、このオイルポート37によって、各偏平チューブ2内のオイル流路11を互いに連通させる積層方向に連続した流路が形成される。この積層方向に連続したオイル流路の上端は、補強プレート4によって閉塞される。あるいは、最上段の偏平チューブ2における上側プレート22を、開口部28を具備しない構成のものとしてもよい。
なお、ろう付け時には、下側プレート21の開口部25周縁の筒状部32が上側プレート22の開口部28内に嵌合することで、上の段の下側プレート21と下の段の上側プレート22とが互いに位置決めされる。
最下段の偏平チューブ2においては、図4に示すように、単一の開口部25Aを有する下側プレート21Aと一対の開口部28を有する上側プレート22とが組み合わされ、単一の開口部25Aの下面側に取付フランジ3が取り付けられる。図10は、この取付フランジ3の部分を下面側から図示したものであり、図示するように、単一の開口部25Aの中に一対の開口部28の一部が臨んでいる。そのため、オイルの入口側では単一の開口部25Aから流入したオイルが一対の開口部28へと分流し、オイルの出口側では一対の開口部28からのオイルが単一の開口部25Aへと合流して流れる。
上記のようにろう付けにより一体に組み立てられたオイルクーラ1は、前述したように、冷却水が流れるケース10内に収容された状態で使用される(図3参照)。エンジン側のウォータポンプ(図示せず)により強制循環される冷却水(W)は、ケース10の長手方向に沿って流れる。オイルは、一方の取付フランジ3の円形開口部6を入口とし、他方の取付フランジ3の円形開口部6を出口として、長手方向の一端部から他端部へと流れる。このオイルの流れ方向は、冷却水の流れ方向に対し順方向であってもよく逆方向であってもよい。
次に、本発明の要部である冷却水の入口側となる偏平チューブ2の端部の構成を、図8,図9および図6を参照してより詳細に説明する。なお、本発明においては、冷却水の出口側となる端部の構成は任意であるが、図示例では、各プレート21,22,23の方向性を無くして加工や組立を容易にするために、各々の端部の構成が同一のもの(つまり対称形状)となっている。以下では、図示した一端部が冷却水の入口側であることを前提として冷却水の流れなどを説明する。
上述したように、上側プレート22は、フィンプレート23に対応した矩形のフィンプレート収容部30を有し、平坦な下側プレート21がフィンプレート収容部30を覆うように上側プレート22の下面に重ねられている。従って、偏平チューブ2の長手方向においてフィンプレート収容部30よりも外側となる領域では、偏平チューブ2は膨らんでおらず、基本的に上側プレート22の板厚と下側プレート21の板厚とからなる薄肉部38となっている。そのため、オイルクーラ1として複数の偏平チューブ2を積層した状態では、冷却水流路12となる積層方向の間隙は、フィンプレート収容部30の領域においては狭く、これに比較して薄肉部38においては広いものとなる。個々の偏平チューブ2として見ると、薄肉部38の上面の高さ位置に比較して、フィンプレート収容部30における上面の高さ位置が相対的に高くなっている。
一対のオイルポート37(つまりボス部29)は、薄肉部38において個々に独立した形で筒状に立ち上がっており、その外周の一部(詳しくは偏平チューブ2の長手方向中央寄りの部分)にフィンプレート収容部30が連続している。これにより、互いに隣接した一対のオイルポート37の間に、薄肉部38からフィンプレート収容部30の端部へ至るポート間通路40が形成されている。つまり、このポート間通路40は、偏平チューブ2の端部から該偏平チューブ2の長手方向に凹溝状に延びている。そして、このポート間通路40の端部となるフィンプレート収容部30との境界部分には、薄肉部38の高さ位置とフィンプレート収容部30上面の高さ位置とを滑らかに接続する傾斜面40aが設けられている。図示例では、上記傾斜面40aは、薄肉部38の上面に滑らかに接する円弧面をなしているが、直線的な傾斜面であってもよい。
なお、本実施例においては、上側プレート22の一対の開口部28は非円形であり、図8に示すように、互いに隣接する部分の開口縁28aが偏平チューブ2の長手方向に沿った直線状をなすとともに、偏平チューブ2の長手方向中央に向かう部分の開口縁28bが、偏平チューブ2の幅方向に沿った直線状をなしている。そして、最下段の偏平チューブ2においては、これら2つの直線状部分28a,28bによって構成されるコーナー部28cが、下側プレート21Aの単一の開口部25A内に位置している。図示例では、上記コーナー部28cが、比較的小さな半径の円弧に沿って丸められている。また、開口部28の残りの部分の開口縁28dは、直線状の開口縁28a,28bを接線とする円弧形をなしている。2段目以降の偏平チューブ2の下側プレート21における一対の開口部25も上記の開口部28に対応して同様の非円形形状をなしている。
偏平チューブ2の側縁の側においては、オイルポート37を構成するボス部29の側壁の基部が、ポート側案内壁29aとして、ボス部29外周面からフィンプレート収容部30の端部へ向かって、偏平チューブ2の幅方向へ拡がるように延びている。また、フィンプレート収容部30の端部は、偏平チューブ2の幅方向の両端に、内部のフィンプレート23を位置決めするために、略90°の角度をなすコーナー部30aを有しており、さらに、このコーナー部30aとオイルポート37(ボス部29)との間に、フィンプレート収容部30の底壁を偏平チューブ2の長手方向に延長してなる延長部30bを備えている。この延長部30bは、ボス部29上半部の外周面と上記ポート側案内壁29aとによって、その外形状が画定されており、偏平チューブ2の内部では、この延長部30bによって、フィンプレート収容部30内の矩形の空間に連続した略三角形の空間が形成されている。また、上記延長部30bの側縁つまりポート側案内壁29aと延長部30bとが交差する領域には、薄肉部38の高さ位置とフィンプレート収容部30上面の高さ位置とを滑らかに接続する傾斜面41が設けられている。この傾斜面41は、例えば直線的な傾斜面であってもよく、あるいは適宜な曲面からなる傾斜面であってもよい。
一方、オイルポート37の側方には、前述したようにフランジ33の一部をさらに上方へ延長してなる案内壁34が設けられている。この案内壁34は、偏平チューブ2の長手方向に関して、少なくともフィンプレート収容部30の端部(つまりコーナー部30a)を前後に跨ぐ範囲に形成されており、図示例では、図8に示すように、一端34aがボス部29ないし開口部28の中心より僅かに外側(つまり端部寄り)に位置し、かつ他端34bが、最も端部寄りのエンボス36の中心よりも僅かに外側(つまり端部寄り)に位置している。
このように設けられた案内壁34は、オイルポート37から延びるポート側案内壁29aと適宜な間隔を介して対向している。これにより、複数の偏平チューブ2が積層された状態では、案内壁34とポート側案内壁29aと上下2つの薄肉部38とに囲まれた空間つまりノズル部42が構成される。このノズル部42は、偏平チューブ2の長手方向に沿って細長い空間として形成され、一端が偏平チューブ2の長手方向の端部に向かって開口し、かつ他端にコーナー部30aが位置している。また、ポート側案内壁29aが偏平チューブ2の幅方向に徐々に拡がっていく形状をなしているので、僅かではあるが、ノズル部42は先細り形状となっている。
なお、図1,図2等にも示すように、案内壁34の上縁は基本的に上段の偏平チューブ2には接触しておらず、接触しない範囲で可及的に上方まで延長されている。
次に、上記のように構成されたオイルクーラ1における冷却水の流れを説明する。上記実施例の構成においては、複数の偏平チューブ2が積層された状態において、各偏平チューブ2の長手方向の端部が薄肉部38として構成されているため、オイルクーラ1を冷却水の流れ方向に見たときに、オイルクーラ1内部への冷却水の実質的な入口となる開口面積が大きく得られ、ケース10内でオイルクーラ1内部へ円滑に冷却水が流入する。このように端部の薄肉部38に沿って流入した冷却水は、筒状のオイルポート37に衝突して左右に分流し、左右の一対のノズル部42および中央のポート間通路40を通して下流側へ流れる。このとき、ノズル部42においては、案内壁34とポート側案内壁29aと上下2つの薄肉部38とによって周囲が囲まれているため、偏平チューブ2の長手方向に沿って直線的に流れるように冷却水が案内され、かつ下流へと高速で流れる。従って、オイルポート37から側方へ向かった冷却水も、ノズル部42を通した高速流に同伴して下流側へ流れ、隣接する2つのフィンプレート収容部30に挟まれた比較的小さな間隙からなる冷却水流路12内に効率よく案内される。ノズル部42における薄肉部38の上面とフィンプレート収容部30の上面とは高さ位置が異なるが、ポート側案内壁29aに沿って傾斜面41が設けられているため、冷却水は、フィンプレート収容部30の上面へと円滑に流れ、かつ一部の冷却水は、オイルポート37の背部へと回り込んで流れる。
また、幅方向の中央部では、凹溝状のポート間通路40に沿って冷却水が案内される。このポート間通路40は、端部の傾斜面40aによってフィンプレート収容部30の上面に滑らかに連続しているので、フィンプレート収容部30の上面へと円滑に冷却水が流れる。特に、図示例では、隣接する2つの開口部28の開口縁28aが直線状をなすので、開口部28の開口面積を必要量に確保しつつポート間通路40の幅を比較的大きく得ることができ、フィンプレート収容部30間への冷却水流量の確保の上で有利となる。
このように、上記実施例によれば、ケース10内を流れる冷却水の中で偏平チューブ2の間の冷却水流路12を通る冷却水の割合を高く得ることができ、フィンプレート収容部30内を流れるオイルとの熱交換効率が良好なものとなる。
特に、上記構成では、偏平チューブ2の側縁における案内壁34の長手方向の長さを最小限のものとすることができる。そのため、図1および図8から理解できるように、炉内でろう付けした後に、検査工程として内側のエンボス36の接合状態を目視にて容易に確認することができる。
さらに、上記実施例では、ノズル部42を構成するポート側案内壁29aおよび延長部30bによって、偏平チューブ2内部に、フィンプレート収容部30内の矩形の空間に連続した略三角形の空間が形成される。これにより、例えばオイルの入口側では、オイルポート37(ボス部29)の内部空間からフィンプレート23端面に向かって徐々に幅方向に拡がっていくオイル流路が構成され、オイルの通路抵抗の低減ならびに流れの分布の均一化が図れる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施例では、取付フランジ3との接続部を除いて偏平チューブ2の端部の開口部が一対の構成となっているが、単一の開口部であっても本発明は適用が可能であり、また3個以上の開口部が並んだ構成とすることもできる。また上記実施例では、上側プレート22の周縁のフランジ33と一体に案内壁34が形成されているが、フランジ33とは別に案内壁34を備えた構成とすることもできる。
1…オイルクーラ
2…偏平チューブ
3…取付フランジ
10…ケース
11…オイル流路
12…冷却水流路
21…下側プレート
22…上側プレート
23…フィンプレート
25,25A…開口部
28…開口部
29…ボス部
34…案内壁
36…エンボス
37…オイルポート
38…薄肉部
40…ポート間通路
42…ノズル部

Claims (6)

  1. 内部がオイル流路となる偏平チューブが冷却水流路となる間隙を介して複数段積層されて構成され、偏平チューブの長手方向に沿って冷却水が流れるケース内に収容して用いられるオイルクーラであって、各偏平チューブが、周縁において互いに接合された第1のプレートおよび第2のプレートと、これらの第1のプレートおよび第2のプレートの間に挟持されたフィンプレートと、を備え、かつ各段の偏平チューブが、長手方向の端部にそれぞれ位置する筒状のオイルポートてもって接続されてなるオイルクーラにおいて、
    上記第1のプレートは、上記フィンプレートを収容するフィンプレート収容部が窪んで形成された皿状をなし、上記第2のプレートは、上記フィンプレート収容部を覆う平坦形状をなし、少なくとも冷却水の入口側となる一方の端部においては、上記フィンプレート収容部よりも長手方向外側の領域で、上記第1のプレートの表面と上記第2のプレートの表面とが互いに接合されて、偏平チューブの薄肉部を構成しており、
    少なくとも上記入口側に位置するオイルポートは、上記フィンプレート収容部に隣接して上記薄肉部に配置され、
    このオイルポートの側方となる偏平チューブの側縁の一部に、偏平チューブの積層方向に突出した案内壁を備え、
    上記オイルポートの側壁と上記案内壁と上記薄肉部とによって、冷却水を偏平チューブの長手方向に案内するノズル部が形成されている、オイルクーラ。
  2. 偏平チューブの上記一方の端部に、偏平チューブの幅方向に並んで配置された少なくとも2つのオイルポートを備えており、
    隣接する2つのオイルポートの間に、上記薄肉部から上記フィンプレート収容部の端部へ至るポート間通路が形成されているとともに、上記薄肉部の高さ位置と上記フィンプレート収容部の高さ位置とを接続する傾斜面が設けられている、請求項1に記載のオイルクーラ。
  3. 上記フィンプレート収容部の端部へ向かって、上記オイルポートの側壁の基部が偏平チューブの幅方向に拡がるように延びている、請求項1または2に記載のオイルクーラ。
  4. 上記基部が偏平チューブの幅方向に拡がっていく部分に、上記薄肉部の高さ位置と上記フィンプレート収容部の高さ位置とを接続する傾斜面が設けられている、請求項3に記載のオイルクーラ。
  5. 上記案内壁は、偏平チューブ長手方向に沿って、上記フィンプレート収容部の端部を跨ぐ範囲に形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載のオイルクーラ。
  6. 上記冷却水流路となる間隙を確保するように隣接する2つの偏平チューブの間に複数のエンボスが配置されており、上記案内壁は、偏平チューブ長手方向において、最端部に位置するエンボスとオイルポート中間部との間に延びている、請求項5に記載のオイルクーラ。
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