JP7419087B2 - プレート積層コア型熱交換器 - Google Patents
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Description
その熱交換対象物は、ケーシングの外表面に配置され、ケーシング内を流通する流体との間に熱交換が行われる。
そのため、異形部分の近傍では伝熱性能が低下し、異形部分の近傍に配置された熱交換対象物との熱交換を効果的に行うことができない場合がある。
そこで本発明は、簡単な構造で、上記問題を解決することを課題とする。
そのコア4の外周を被嵌し、前記コア4の両端に流体のマニホールド部7を有するケーシング6と、を具備し、
それらの各部品間が一体にろう付固定されて、
流体15が各プレート1,2の各スリット3内を前記プレートの積層方向に蛇行しつつ全体として平面方向に流通する流通路5を有するプレート積層コア型熱交換器において、
前記各プレート1,2の端部8には複数の切欠き9が設けられると共に、
前記コア4の隣接する各プレート1,2の各切欠き9が位置ずれされており、
前記ケーシング6を構成する周壁部6aに前記各プレート1,2の端部8が当接されており、各切欠き9と前記周壁部6aとの間に端部流通路12が形成されていることを特徴とするプレート積層コア型熱交換器である。
前記ケーシング6の周壁部6aの内面には、前記各プレート1,2の端部8が当接する位置に、一対の突条10が前記ケーシング6の内側に向けて離間して突設されており、
前記各プレート1,2の端部8には、前記一対の突条10の間に当接する突出部8aが形成され、その突出部8aに前記切欠き9が形成されているプレート積層コア型熱交換器である。
この構造により、熱交換器の端部に流体15を流通させることができるため、熱交換器の端部まで伝熱部を拡張することができ、熱交換対象物17が熱交換器の端部に配置された場合の伝熱性能を向上させることができる。
この構造により、コア4をケーシング6内に位置決めしつつ、その位置決めの部分に簡単な構造で端部流通路12を形成できる。
図1は、熱交換器に収納されるコア4の要部斜視図であり、図2は同熱交換器の分解斜視図である。図3は同熱交換器の要部平面図であり、図4は同熱交換器の端部流通路12を示す説明図(図3のIV-IV矢視断面図)であり、図5は同熱交換器の流通路5を示す説明図(図3のV-V矢視断面図)である。
なお、図1及び図3は一方のコア4の端部のみが記載されており、他方の端部も同一形状に形成されるため、記載を省略している。
この例では、各プレート1、2には、互いに平行に並列して配置された縦リブ3aと、隣接する縦リブ3a間を複数の個所で連結する横リブ3bとを有し、それらのリブ3a,3b間に同一形状の長方形の小孔からなるスリット3が穿設されている。
積層方向に隣接する各プレート1,2の縦リブ3aは整合して接触し、各プレート1,2のスリット3は、図5に記載のように、流体15の流通方向に平面的に位置ずれしている。即ち、一方のプレートのスリット3内に、他方のプレートの横リブ3bが位置する。これにより、流通路5が形成され、その流通路5に流体15が流通する。
ケーシング6のカッププレート6cの底部6bにコア4が配置され、そのコア4の両端に流体15のマニホールド部7が対向して形成されている。
コア4とケーシング6は一体的にろう付固定されている。
コア4の積層方向の上端及び下端に位置するプレートには爪13を突設し、それが各プレートの凹部14に嵌着されて、コア4が仮固定されている。
流体15は一方のパイプ16からケーシング6内に供給され、流体15の流通方向の上流側のマニホールド部7へ導かれる。流体15は、上流側のマニホールド部7からコア4の各流通路5を流通し、下流側のマニホールド部7へ導かれる。このとき、流体15はプレートの積層方向に蛇行しながら、各流通路5を直線的に流通する。
そして、流通路5を流通する流体15によって、ケーシング6の蓋6dに接合された熱交換対象物17から生じる熱を冷却する。
その突出部8aには、図1及び図4に示す如く、複数の切欠き9と端部リブ9aが交互に設けられると共に、積層方向に隣接する各プレート1,2の各切欠き9が位置ずれしている。即ち、一方のプレートの切欠き9内に、他方のプレートの端部リブ9aが位置する。
図1に示すように、コア4の端部8の側面は、端部リブ9aが千鳥状に配置された状態になる。この端部8がケーシング6の位置決め部11の内面に当接しており、各切欠き9とケーシング6の周壁部6aの当接部分との間に端部流通路12が形成される。
上述のような構成により、図6に記載のような従来型コアでは流体15を流通させることができなかった異形の端部8の近傍に流体の流通路を確保することができる。そして、その分だけ流路形成範囲を拡大することができ、熱交換対象物17との熱交換を促進できる。
また、この実施例は、本発明を実施するのに最適な形態であるが、コア4の端部8の形状、ケーシング6の突条10の形成の有無、スリット3、各リブ3a,3b,9a、の形状、パイプ16の取付位置等は実施例に限定されるものではない。
例えば、ケーシング6の周壁部6aに設けられる突条10は形成しなくともよい。その場合、コア4の端部8に突出部8aを設けない設計に変更することもできる。ケーシング6の周壁部6aに、コア4の端部8に設けた切欠き9と端部リブ9aが当接できる状態にあれば、端部流通路12が形成できる。
2 第2プレート
3 スリット
3a 縦リブ
3b 横リブ
4 コア
5 流通路
6a 周壁部
6b 底部
6c カッププレート
6d 蓋
7 マニホールド部
8a 突出部
9 切欠き
9a 端部リブ
10 突条
11 位置決め部
12 端部流通路
13 爪
14 凹部
16 パイプ
17 熱交換対象物
Claims (2)
- それぞれ多数のスリット(3)が穿設された平坦な複数の第1プレート(1)と第2のプレート(2)を有し、各プレート(1,2)が互いに接触して積層されると共に、隣接する各プレート(1,2)の各スリット(3)が平面方向に位置ずれされたコア(4)と、
そのコア(4)の外周を被嵌し、前記コア(4)の両端に流体のマニホールド部(7)を有するケーシング(6)と、を具備し、
それらの各部品間が一体にろう付固定されて、
流体(15)が各プレート(1,2)の各スリット(3)内を前記プレートの積層方向に蛇行しつつ全体として平面方向に流通する流通路(5)を有するプレート積層コア型熱交換器において、
前記流体(15)の流通方向に直交する方向における前記各プレート(1,2)の端部(8)には複数の切欠き(9)が設けられると共に、前記コア(4)の隣接する各プレート(1,2)の各切欠き(9)が位置ずれされており、
前記ケーシング(6)を構成する周壁部(6a)に前記各プレート(1,2)の端部(8)が当接されており、各切欠き(9)と前記周壁部(6a)との間に端部流通路(12)が形成されていることを特徴とするプレート積層コア型熱交換器。 - 請求項1に記載のプレート積層コア型熱交換器において、
前記ケーシング(6)の周壁部(6a)の内面には、前記各プレート(1,2)の端部(8)が当接する位置に、一対の突条(10)が前記ケーシング(6)の内側に向けて離間して突設されており、
前記各プレート(1,2)の端部(8)には、前記一対の突条(10)の間に当接する突出部(8a)が形成され、その突出部(8a)に前記切欠き(9)が形成されているプレート積層コア型熱交換器。
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WO2019235069A1 (ja) | 2018-06-07 | 2019-12-12 | 三桜工業株式会社 | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 |
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