JP2015100807A - サーボプレスシステム及びサーボプレスシステムの制御方法 - Google Patents

サーボプレスシステム及びサーボプレスシステムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、導入コストが低く、効率の良い電力供給が可能であり、設置面積の省スペース化を達成することができるサーボプレスシステム及びそのようなサーボプレスシステムの制御方法を提供する。
【解決手段】 本発明にかかるサーボプレスシステム100は、複数のサーボプレス10a、10b、10cと、電力供給回路60と、制御部11と、を有する。電力供給回路60は、交流電源12と、交流電源12に接続される1つのエネルギ蓄積部30と、を有する。制御部11は、複数のサーボプレス10a、10b、10cの加工領域が重複する場合、重複した加工領域における消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えると判定すると、重複した加工領域がエネルギ蓄積部30の許容供給電力の範囲内に収まるように少なくとも1以上のサーボプレスの加工領域の加工開始時期を遅らせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エネルギ蓄積部を備えるサーボプレスシステム及びサーボプレスシステムの制御方法に関する。
サーボプレスとしては、モータに電力を供給する回路にダイオードスタック(コンバータ)と平滑コンデンサを備え、平滑コンデンサに電気エネルギを蓄積するものがある(例えば、引用文献1)。
また、このような平滑化のための蓄電素子を備えた電力供給回路にサーボプレス及び搬送装置を接続したサーボプレスシステムがある(例えば、引用文献2)。
例えば、サーボプレスを複数設置した場合、それぞれのサーボプレスにコンデンサ及びコンバータを設けることになる。コンデンサ及びコンバータは、サーボプレスの加工領域における電力を考慮したエネルギ容量及び変換容量を備える必要がある。したがって、サーボプレスが加工領域以外にあるときには、それぞれのサーボプレスのコンデンサ及びコンバータは蓄えた電力及び変換容量を十分に活かし切れていない。
さらに、通常、サーボプレスを向上に設置する際にコンデンサ及びコンバータの容量を決定するが、多様な加工製品に対応するため、コンデンサ及びコンバータにはあらかじめ余裕を持った大きめのものを採用することが多い。
サーボプレスに用いられるコンデンサとしては、例えば、2300トンの加圧力を持つプレスであれば、設置面積が9.0m程度のものを設置することになる。サーボプレスを設置する際には、コンデンサの設置スペースの確保も必要となり、省スペース化が求められている。
また、複数のサーボプレスに接続されたフライホイール蓄積装置を有するプレス設備が提案されている(例えば、引用文献3)。しかしながら、このプレス設備では別途フライホイールが必要となり、設置面積、メンテナンスの負担増大及びコストアップなどの問題がある。
特開2001−37280号公報 特開2009−285666号公報 特開2008−23599号公報
本発明の目的は、導入コストが低く、効率の良い電力供給が可能であり、設置面積の省スペース化を達成することができるサーボプレスシステム及びそのようなサーボプレスシステムの制御方法を提供することにある。
(1)本発明にかかるサーボプレスシステムは、
モータを駆動してプレス加工する複数のサーボプレスと、
前記複数のサーボプレスの各モータに電力を供給する電力供給回路と、
前記複数のサーボプレスの各モータを制御する制御部と、
を有し、
前記電力供給回路は、交流電源と、該交流電源に接続されて前記複数のサーボプレスのモータに電力を供給する1つのエネルギ蓄積部と、を有し、
前記制御部は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
本発明にかかるサーボプレスシステムによれば、サーボプレス毎に設けられていたコンデンサを1つのエネルギ蓄積部にまとめることができるため、導入コストが低く、設置面積の省スペース化を達成することができる。また、本発明にかかるサーボプレスシステムによれば、重複した加工領域があってもエネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるようにモータの消費電力を制御するため、エネルギ蓄積部の許容供給電力を低く抑えることができ、システム全体に効率の良い電力供給を可能とすることができる。
(2)本発明にかかるサーボプレスシステムにおいて、
前記制御部は、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを統合し、複数のサーボプレスの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超える場合に1以上の個別モーションテーブルを加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更するモーションテーブル変更部を有することができる。
本発明にかかるサーボプレスシステムによれば、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを予め変更してから実際のプレス加工をすることができる。そのため、このようなサーボプレスシステムによれば、モータの消費電力が許容供給電力を超えないようにより確実にサーボプレスの消費電力を調整することができ、効率のよい電力供給を可能とすることができる。
(3)本発明にかかるサーボプレスシステムにおいて、
前記モーションテーブル変更部は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更することができる。
本発明にかかるサーボプレスシステムによれば、第1の加工領域におけるプレス加工に影響を与えることなく、サーボプレスシステムの消費電力を調整することができる。
(4)本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法は、
交流電源及び該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部から複数のサーボプレスのモータに電力を供給し、モータを駆動してプレス加工するサーボプレスシステムの制御方法であって、
第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法によれば、サーボプレス毎に設けられ
ていたコンデンサを1つのエネルギ蓄積部にまとめることができるため、導入コストが低く、設置面積の省スペース化を達成するサーボプレスシステムを提供することができる。また、本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法によれば、重複した加工領域があってもエネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるようにモータの消費電力を制御するため、エネルギ蓄積部の許容供給電力を低く抑えることができ、システム全体に効率の良い電力供給を可能とすることができる。
(5)本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法において、
複数のサーボプレスの各々の個別モーションテーブルを作成し、
複数の個別モーションテーブルを統合し、消費電力が前記エネルギ蓄積部からの許容供給電力を超えると判断した場合には、1以上の個別モーションテーブルを加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更し、
変更後の個別モーションテーブルに従ってサーボプレスを動作させることを特徴とする。
本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法によれば、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを予め変更してから実際のプレス加工をすることができる。そのため、このようなサーボプレスシステムの制御方法によれば、モータの消費電力が許容供給電力を超えないようにより確実にサーボプレスの消費電力を調整することができ、効率のよい電力供給を可能とすることができる。
(6)本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法において、
個別モーションテーブルを変更する工程は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする。
本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法によれば、第1の加工領域におけるプレス加工に影響を与えることなく、サーボプレスシステムの消費電力を調整することができる。
本発明によれば、導入コストが低く、効率の良い電力供給が可能であり、設置面積の省スペース化を達成することができるサーボプレスシステム及びそのようなサーボプレスシステムの制御方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの全体構成を示す図である。 図1における指令生成部の構成を示す図である。 図1における個別指令生成部の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの制御方法における変更前の個別モーションテーブルの例を示す図である。 図4におけるエネルギ蓄積部の充電電圧の推移を予測したグラフである。 本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの制御方法における変更後の個別モーションテーブルの例を示す図である。 図6におけるエネルギ蓄積部の充電電圧の推移を予測したグラフである。 本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの制御方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施の形態にかかるサーボプレスシステムは、モータを駆動してプレス加工する複数のサーボプレスと、前記複数のサーボプレスの各モータに電力を供給する電力供給回路と、前記複数のサーボプレスの各モータを制御する制御部と、を有し、前記電力供給回路は、交流電源と、該交流電源に接続されて前記複数のサーボプレスのモータに電力を供給する1つのエネルギ蓄積部と、を有し、前記制御部は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態にかかるサーボプレスシステムの制御方法は、交流電源及び該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部から複数のサーボプレスのモータに電力を供給し、モータを駆動してプレス加工するサーボプレスシステムの制御方法であって、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
1.まず、本発明の一実施の形態にかかるサーボプレスシステムについて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの全体構成を示す図である。図2は、図1における指令生成部の構成を示す図である。図3は、図1における個別指令生成部の構成を示す図である。
サーボプレスシステム100は、複数例えば3台のサーボプレス10a,10b,10cと、電力供給回路60と、制御部11と、を有する。
サーボプレス10a,10b,10cは、例えば、例えばクランクシャフトを用いたクランクプレスであって、モータ4を駆動してプレス加工する。モータ4はサーボモータであり、モータ4の回転軸にはギアを介してクランク軸3が接続されている。クランク軸3はコネクティングロッド2を介してスライド1を図示しないボルスタに対して昇降させる。モータ4は位置検出器5を有し、位置検出器5はモータ4の回転角度データを制御部11へ出力する。したがって、サーボプレス10a,10b,10cは、回転角度データをフィードバックしながらモータ4を駆動してクランク軸3を回転させることで、スライド1を昇降させてプレス加工する。
サーボプレス10a,10b,10cにおいて、クランク軸3はモータ4の正転、逆転、速度可変制御により自由に回転駆動されるので、クランク機構だけでなくこれ以外の機構のスライドモーション、静止を含む成形体に適合するスライドモーション、または正逆振り子モーションなど各種スライドモーションを自在に設定でき、これらの切替使用が可能である。このために、プレス成形体に対する精度、生産性や適応性が拡大できる。
モータ4は、交流サーボモータであることができ、例えば、永久磁石を用いた同期モータや、誘導モータ、リラクタンスモータなどを利用できる。さらに、モータ4は、交流モータでなく直流モータでもよい。ここでは、モータ4は永久磁石同期モータとして説明する。
電力供給回路60は、複数のサーボプレス10a,10b,10cの各モータ4に電力を供給する。電力供給回路60は、交流電源12と、交流電源12に接続される1つのエネルギ蓄積部30と、を有する。電力供給回路60は、エネルギ蓄積部30とモータ4との間にインバータ部20a,20b,20cを有する。したがって、電力供給回路60は、交流電源12及び1つのエネルギ蓄積部30からインバータ部20a,20b,20cを介して複数のサーボプレス10a,10b,10cのモータ4へ電力を供給することができる。
エネルギ蓄積部30は、コンバータ部31とコンデンサ32とを有する。コンバータ部31は、整流回路とスイッチング回路を含み、交流電源12から直流電源として電力供給回路60へ電力を供給する。コンデンサ32は、サーボプレス10a,10b,10cにおけるプレス加工に使用する電力を一時的に蓄えることができる。コンデンサ32は、二次電池、大容量電解コンデンサ、電気二重層コンデンサなどから選択できる。
制御部11は、複数のサーボプレス10a,10b,10cの各モータ4を制御する。制御部11は、図示しないCPU、メモリ(ROM,RAM,HDD)、及びインターフェースを含む。制御部11は、指令生成部40を含む。指令生成部40は、エネルギ蓄積部30及びインバータ部20a,20b,20cへ制御回路50を介して各種指令を出力する。また、指令生成部40は、位置検出器5からモータ4の回転角度データ56を取得する。
図2に示すように、指令生成部40は、統括指令生成部41と、個別指令生成部42a,42b,42cを有する。統括指令生成部41は、モーションテーブル変更部43を有する。
個別指令生成部42a,42b,42cは、それぞれサーボプレス10a,10b,10cに対応して設けられ、サーボプレス毎に個別モーションテーブルを設定し、保存し、個別モーションテーブルに基づいて位置制御及び速度制御を行い、インバータ部20a,20b,20cへトルク指令54a,54b,54cを出力する。インバータ部20a,20b,20cは、トルク指令54a,54b,54cに基づいてPWM制御を行い、モータ4の回転制御を行う。
個別モーションテーブルは、サーボプレス10a,10b,10c毎に予め設定された基準時間にクランク角度(モータ4の回転角度でもよい)を対応させた関係データである。個別モーションテーブルは、成形条件などの情報に基づいて設定される連続運転におけるプレス加工パターンに対応する。サーボプレスにおけるモーションは、スライド変位と時間との関係データのスライドモーションとして説明されるが、ここではクランク角度と時間の関係データとして説明する。
統括指令生成部41は、サーボプレス10a,10b,10c毎に設定された個別モーションテーブルを統合する。そして、基準時間軸上で統合した個別モーションテーブルから各サーボプレス10a,10b,10cにおける基準時間に対する消費電力を算出する。統括指令生成部41は、算出された基準時間軸における複数のサーボプレス10a,10b,10cの消費電力が、エネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えるかどうかを判定する。消費電力が許容供給電力を超える場合、モーションテーブル変更部43は、1以上の個別モーションテーブルにおける加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更する。
モーションテーブル変更部43によって変更された個別モーションテーブルは、モーシ
ョンテーブルデータ52として統括指令生成部41から個別指令生成部42a,42b,42cへ出力される。個別指令生成部42a,42b,42cは、変更後の個別モーションテーブルに基づいて、各サーボプレス10a,10b,10cにおけるモータ4の回転を制御することで、スライド1のモーションを制御する。
また、統括指令生成部41は、エネルギ蓄積部30へ充電電圧指令51を出力し、エネルギ蓄積部30における充放電制御を行うことができる。例えば、個別モーションテーブルから基準時間軸におけるモータ4にどの程度の電力が必要かを計算し、その結果からエネルギ蓄積部30へ充電電圧指令51を出力する。この充電電圧指令51に従って、コンバータ部31を制御して、エネルギ蓄積部30の充放電を個別モーションテーブルの基準時間軸に同期して制御する。
モーションテーブル変更部43を有することによって、サーボプレス10a,10b,10c毎に設定された個別モーションテーブルを予め変更することができる。そのため、より確実に許容供給電力を超えないようにサーボプレス10a,10b,10cの消費電力を調整することができ、効率のよい電力供給を可能とすることができる。
モーションテーブル変更部43は、加工領域の手前におけるモータ4の回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更することができる。このようにすることで、加工領域におけるプレス加工に影響を与えることなく、サーボプレスの消費電力を調整することができる。
図3に示すように、個別指令生成部42aは、統括指令生成部41(図2を参照)からの角度指令53により、位置制御及び速度制御を行い、インバータ部20aへトルク指令54aを出力することにより、モータ4を駆動する。個別指令生成部42b、42cも個別指令生成部42aと同様の構成である。個別指令生成部42aは、位置制御部44と速度制御部46と微分器48とを含む。
位置制御部44は、角度指令53とモータ4の位置検出器5からフィードバックされた回転角度データ56とによりPI制御を行うことで、モータ4の位置(角度)を制御する。速度制御部46は、位置制御部44からの速度指令55と回転角度データ56を微分器48で微分して得られる速度データとによりPI制御を行うことで、モータ4の速度(角速度)を制御する。したがって、個別指令生成部42aは、モータ4の速度(角度)を制御することで、サーボプレス10aのスライド1の位置制御を行う。
本実施の形態では、個別モーションテーブルを統合した例について説明しているが、これに限らない。制御部11は、第1のサーボプレス10aの第1の加工領域が他のサーボプレス10b,10cの加工領域と重複する場合、第1の加工領域における複数のサーボプレス10a〜10cのモータ4の消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えると判定すると、第1の加工領域におけるサーボプレス10a〜10cのモータ4の消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力の範囲内に収まるように他のサーボプレス10b,10cの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせるように制御すればよい。
また、このような制御の設定をさらに簡略化して、加工領域(または各サーボプレス固有の能力発生域)が重複しないように制御することができる。単純に加工領域を重複しないようにすることで、消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えないように制御することができる。このような制御は、サーボプレスのサイクルタイムSPMが前記実施の形態に比べて長くなる傾向があるが、設定に伴う作業を簡略化できるというメリットがある。
サーボプレス10a,10b,10cにおけるプレス加工は、製品を加工する加工領域で最も電力を消費する。加工領域は、通常、スライド1の下死点手前から下死点までの間であって、材料とスライド1に固定される金型とが接触する領域である。そして、指令生成部40の充電電圧指令51に基づいて、スライド1の下死点通過後上昇中に、モータ4の回生電力及び交流電源12からの電力供給により、エネルギ蓄積部30は充電電圧を回復させ、次の加工に備える。したがって、複数のサーボプレス10a,10b,10cの加工領域が重複し、同時に複数の加工が行われる場合、その重複した範囲における消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えるのを回避しなければならない。そこで、この回避の手段として、重複した加工領域がエネルギ蓄積部30の許容供給電力の範囲内に収まるように少なくとも1以上のサーボプレスの加工領域の加工開始時期を遅らせるように制御する。
サーボプレス10a,10b,10cにおける加工が異なれば、加工領域における消費電力も異なる。また、加工領域の重複する部分によって消費電力も異なる。したがって、サーボプレスシステム100は、1または複数の重複する加工領域の加工開始時期を遅らせることで、エネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えない範囲に設定できればよい。加工開始時期を遅らせる場合には、加工領域以外のスライドの移動領域のスライドの移動速度を遅くすることができる。製品の加工品質に影響を与えないためである。
サーボプレスシステム100は、サーボプレス10a,10b,10c毎に設けられていたコンデンサを1つのエネルギ蓄積部30にまとめることができるため、導入コストが低く、設置面積の省スペース化を達成することができる。また、サーボプレスシステム100は、重複した加工領域があってもエネルギ蓄積部30の許容供給電力の範囲内に収まるように制御するため、エネルギ蓄積部30の許容供給電力を低く抑えることができ、システム全体に効率の良い電力供給を可能とすることができる。
本実施の形態において、指令生成部40の中に統括指令生成部41と個別指令生成部42a,42b,42cを設けたが、本発明はこれに限らず適用可能である。例えば、個別指令生成部42a,42b,42cのいずれかに統括指令生成部41の機能を持たせれば、別途制御装置を用意することなく各サーボプレス10a,10b,10cに付属の制御部を利用することができる。また、本実施の形態において、エネルギ蓄積部30を単一の構成としているが、物理的に分離した複数のコンデンサなどを電気的に接続しているものも含む。また、サーボプレス10a,10b,10cは、クランクシャフト直動式に限らず、リンク方式やボールスクリュウ方式などでもよい。また、1台のサーボプレスに対して1つのモータがある例について説明しているが、これに限らず、1台のサーボプレスに対して複数のモータでスライドを昇降させるものでもよい。
2.次に、サーボプレスシステムの制御方法について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係るサーボプレスシステムの制御方法における変更前の個別モーションテーブルの例を示す図である。図5は、図4におけるエネルギ蓄積部の充電電圧の推移を予測したグラフである。図6は、本発明の一実施形態に係るサーボプレスシステムの制御方法における変更後の個別モーションテーブルの例を示す図である。図7は、図6におけるエネルギ蓄積部の充電電圧の推移を予測したグラフである。図8は、本発明の一実施の形態に係るサーボプレスシステムの制御方法のフローチャートである。
サーボプレスシステムの制御方法について、図1〜図3で説明したサーボプレスシステム100を用いた例について説明する。
サーボプレスシステムの制御方法は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力がエネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力がエネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせる。
図4において、個別モーションテーブルデータ52A,52B,52Cは、サーボプレス10a,10b,10c毎に個別指令生成部42a,42b,42cで予め設定された有限長の個別モーションテーブルデータである。個別モーションテーブルデータ52A,52B,52Cは、横軸が基準時間T、縦軸がクランク角度であり、基準時間Tが同期するように統合されている。
個別モーションテーブルデータ52Aは、クランク角速度一定のモーションである。個別モーションテーブルデータ52Bは、90度〜270度間を振子動作するモーションである。個別モーションテーブルデータ52Cは、下死点手前で減速し下死点通過後に再度加速するモーションである。なお、個別モーションテーブルデータ52A,52B,52Cは、2以上の同じモーションを含んでいてもよい。
個別モーションテーブルデータ52Aは、基準時刻T4においてクランク角度が下死点の手前の加工領域開始角度Paに至ると、加工領域101aに入り、プレス加工を開始する。そして、基準時刻T6で下死点に至り、加工領域101aを脱してプレス加工を終了する。同様の工程を基準時刻Tに沿って繰り返す。個別モーションテーブルデータ52Bは、基準時刻T1においてクランク角度が下死点の手前の加工領域開始角度Pbに至ると、加工領域101bに入り、プレス加工を開始する。そして、基準時刻T2で下死点に至り、加工領域101bを脱してプレス加工を終了する。同様の工程を基準時刻Tに沿って繰り返す。個別モーションテーブルデータ52Cは、基準時刻T3においてクランク角度が下死点の手前の加工領域開始角度Pcに至ると、加工領域101cに入り、プレス加工を開始する。そして、基準時刻T6で下死点に至り、加工領域101cを脱してプレス加工を終了する。同様の工程を基準時刻Tに沿って繰り返す。
このとき、基準時刻T4〜T6の間において加工領域101a及び加工領域101cが重複する加工重複領域102aが発生する。また、基準時刻T5〜T6の間では加工領域101a及び加工領域101cに加えてさらに加工領域101bも重複する。
図5に示すように、図4の個別モーションテーブルデータに基づいて、基準時間Tにおけるエネルギ蓄積部30の充電電圧(V)の推移を予測した。加工重複領域102aにおいて、エネルギ蓄積部30の充電電圧(V)は、許容供給電力Vaを下回ることが予測されている。すなわち、重複した加工領域102aにおける消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaを超えることが予測されている。
そこで、図6に示すように、3つの個別モーションの内、最も早く加工領域に入る加工領域101cを優先し、他の重複する加工領域101a、101bの加工開始時期を遅らせるように個別モーションテーブルデータ52A、52Bを変更する。
まず、個別モーションテーブルデータ52Aは、加工領域101aの加工開始時期を基準時刻T4から基準時刻T6へ時間Aだけ遅らせて個別モーションテーブルデータ52a’に変更する。この変更によって、加工領域101aと加工領域101cの重複は解消する。この変更によってもなお加工領域101cにおけるエネルギ蓄積部30の充電電圧が許容供給電力Vaを下回ることが予測される場合には、さらに、個別モーションテーブルデータ52Bの加工領域101bの加工開始時期を時間Bだけ遅らせて個別モーションテ
ーブルデータ52b’に変更する。個別モーションテーブルデータ52a’、52b’の変更によって、基準時刻T9’において個別モーションテーブルデータ52b’、52c’の重複が発生するので、加工領域101cを時間Cだけ遅らせて個別モーションテーブルデータ52c’に変更する。
図6に示すように、変更後の個別モーションテーブルデータ52a’〜52c’が基準時刻T4〜T8’の間における加工領域の重複を解消することで、図7に示すように、エネルギ蓄積部30の充電電圧が許容供給電力Vaを下回る事態を解消できることが予測される。
ここでは、加工領域が重複しないように変更したが、これに限らず、エネルギ蓄積部30の充電電圧が許容供給電力Vaを下回らない範囲で、加工領域が一部重複するように加工開始時期を遅らせてもよい。
図8に示すフローチャートに従って、サーボプレスシステムの制御方法について説明する。
この制御方法を実行する前に、予めサーボプレス10a〜10cの製品及び加工条件に従った個別モーションテーブルデータ52A〜52Cを各々作成し、個別指令生成部42a〜42cのメモリに保存する。
基準時刻T=0(ST11)で統括指令生成部41は個別指令生成部42a〜42cから個別モーションテーブルデータ52A〜52Cを取得する(ST12)。統括指令生成部41は取得した個別モーションテーブルデータ52A〜52Cを基準時間軸上に統合する。
基準時刻T=0において、個別モーションテーブルデータ52A〜52Cに加工領域の有無を判定する(ST13)。例えば図4のように基準時刻T0〜T1まで加工領域がない場合には、基準時刻をT=T+1とする工程(ST17)を繰り返す。
基準時刻T=T4において、個別モーションテーブルデータ52A、52Cに加工領域101a、101cがあると判定する(ST13)と、加工領域が重複する加工重複領域の有無を判定する(ST14)。加工重複領域102aがあると判定すると、加工重複領域102aにおける消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力Va(図5)を超えるかを判定する(ST15)。
加工重複領域102aにおける消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaを超える場合、重複する加工領域101a,101b,101cの内、後から加工領域に入るプレスの加工開始時期を、先に加工領域に入っているプレスが加工完了するまで遅らせるように速度調節した個別モーションテーブル52a’〜52c’を作成する(ST16)。このフローチャートを実行することで図6に示すような個別モーションデーブルデータ52a’〜52c’が作成される。また、重複する複数の加工領域が同時に加工開始する場合には、予めいずれの個別モーションテーブルデータを優先させるかを定めておけばよい。
個別モーションテーブルデータ52a’〜52c’は、制御部11のメモリの容量及びCPUの処理能力により有限であり、プレス加工の進行に先んじてプレス加工の個別モーションテーブルデータ52a’〜52c’を作成し続ける。
このようにして作成された個別モーションデーブルデータ52a’〜52c’に従って
サーボプレス10a〜10cを動作させれば、エネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaの範囲内でプレス加工を連続して行うことができる。
したがって、このようなサーボプレスシステムの制御方法によれば、サーボプレス毎に設けられていたコンデンサを1つのエネルギ蓄積部にまとめることができるため、導入コストが低く、設置面積の省スペース化を達成するサーボプレスシステムを提供することができる。また、このようなサーボプレスシステムの制御方法によれば、重複した加工領域があってもエネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるようにモータの消費電力を制御するため、エネルギ蓄積部の許容供給電力を低く抑えることができ、システム全体に効率の良い電力供給を可能とすることができる。
工程(ST16)は、重複した加工領域102aがエネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaの範囲内に収まるまで少なくとも1以上のサーボプレスの加工領域の加工開始時期を遅らせるように制御する。
また、例えば、工程(ST16)は、重複した加工領域102aがエネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaの範囲内に収まるまで1以上の個別モーションテーブル101A〜101Cを加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブル101a’〜101c’に変更するように制御することができる。このようにすることで、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを予め変更してから実際のプレス加工を行うことができる。そのため、このような制御方法によれば、モータの消費電力が許容供給電力を超えないようにより確実にサーボプレスの消費電力を調整することができ、効率のよい電力供給を可能とすることができる。
図6において、個別モーションテーブルを変更する工程は、加工領域の手前におけるモータ4の回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更する。このようにすることで、優先される加工領域101cにおけるプレス加工に影響を与えることなく、サーボプレスシステムの消費電力を調整することができる。
また、加工領域の重複を解消するために、本実施の形態においては、加工領域の開始時期の直前に時間A及び時間Bを設定したが、これに限らず、加工領域の開始時期を遅くするために、加工領域以外のモーションを変更することができる。
統括指令生成部41は、本発明の制御部11により各サーボプレスの加工領域(電力消費が大きくなる区間)が認識できるため、長い時間加圧領域101a〜101cが続く場合は、エネルギ蓄積部30における十分なエネルギ蓄積量を確保するため、充電電圧指令51の充電開始電圧の設定を高く出力するように制御してもよい。また、しばらく加圧領域101a〜101cが連続しない場合や、スライド速度の減速による電力回生が予測できる場合は、充電電圧指令51の充電開始電圧の設定を低くまたは停止させるように制御してもよい。その結果、サーボプレスシステム100全体のエネルギロスの低下を期待できる。
なお、上記のように本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。
1 スライド、2 コネクティングロッド、3 クランク軸、4 サーボモータ、5 位置検出器、10a サーボプレス、10b サーボプレス、10c サーボプレス、11 制御部、12 交流電源、20a インバータ部、20b インバータ部、20c
インバータ部、30 エネルギ蓄積部、31 コンバータ部、32 コンデンサ、40 指令生成部、41 統括指令生成部、42a 個別指令生成部、42b 個別指令生成部、42c 個別指令生成部、43 モーションテーブル変更部、44 位置制御部、46
速度制御部、48 微分器、50 制御回路、51 充電電圧指令、52a〜52c、52A〜52C、52a’〜52c’ 個別モーションテーブルデータ、53 角度指令、54a〜54c トルク指令、55 速度指令、56 回転角度データ、60 電力供給回路、100 サーボプレスシステム、101a〜101c 加工領域、102a〜102c 加工重複領域、A〜C 遅延時間、Pa〜Pc 加圧領域判定角度

Claims (6)

  1. モータを駆動してプレス加工する複数のサーボプレスと、
    前記複数のサーボプレスの各モータに電力を供給する電力供給回路と、
    前記複数のサーボプレスの各モータを制御する制御部と、
    を有し、
    前記電力供給回路は、交流電源と、該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部と、を有し、
    前記制御部は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする、サーボプレスシステム。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを統合し、複数のサーボプレスの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超える場合に1以上の個別モーションテーブルを加工領域の開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更するモーションテーブル変更部を有することを特徴とする、サーボプレスシステム。
  3. 請求項2において、
    前記モーションテーブル変更部は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする、サーボプレスシステム。
  4. 交流電源及び該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部から複数のサーボプレスのモータに電力を供給し、モータを駆動してプレス加工するサーボプレスシステムの制御方法であって、
    第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。
  5. 請求項4において、
    複数のサーボプレスの各々の個別モーションテーブルを作成し、
    個別モーションテーブルを統合し、消費電力が前記エネルギ蓄積部からの許容供給電力を超えると判断した場合には、1以上の個別モーションテーブルを加工領域の開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更し、
    変更後の個別モーションテーブルに従って複数のサーボプレスを動作させることを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。
  6. 請求項5において、
    個別モーションテーブルを変更する工程は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。
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