JP2015100807A - サーボプレスシステム及びサーボプレスシステムの制御方法 - Google Patents
サーボプレスシステム及びサーボプレスシステムの制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 本発明にかかるサーボプレスシステム100は、複数のサーボプレス10a、10b、10cと、電力供給回路60と、制御部11と、を有する。電力供給回路60は、交流電源12と、交流電源12に接続される1つのエネルギ蓄積部30と、を有する。制御部11は、複数のサーボプレス10a、10b、10cの加工領域が重複する場合、重複した加工領域における消費電力がエネルギ蓄積部30の許容供給電力を超えると判定すると、重複した加工領域がエネルギ蓄積部30の許容供給電力の範囲内に収まるように少なくとも1以上のサーボプレスの加工領域の加工開始時期を遅らせる。
【選択図】図2
Description
モータを駆動してプレス加工する複数のサーボプレスと、
前記複数のサーボプレスの各モータに電力を供給する電力供給回路と、
前記複数のサーボプレスの各モータを制御する制御部と、
を有し、
前記電力供給回路は、交流電源と、該交流電源に接続されて前記複数のサーボプレスのモータに電力を供給する1つのエネルギ蓄積部と、を有し、
前記制御部は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
前記制御部は、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを統合し、複数のサーボプレスの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超える場合に1以上の個別モーションテーブルを加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更するモーションテーブル変更部を有することができる。
前記モーションテーブル変更部は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更することができる。
交流電源及び該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部から複数のサーボプレスのモータに電力を供給し、モータを駆動してプレス加工するサーボプレスシステムの制御方法であって、
第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする。
ていたコンデンサを1つのエネルギ蓄積部にまとめることができるため、導入コストが低く、設置面積の省スペース化を達成するサーボプレスシステムを提供することができる。また、本発明にかかるサーボプレスシステムの制御方法によれば、重複した加工領域があってもエネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるようにモータの消費電力を制御するため、エネルギ蓄積部の許容供給電力を低く抑えることができ、システム全体に効率の良い電力供給を可能とすることができる。
複数のサーボプレスの各々の個別モーションテーブルを作成し、
複数の個別モーションテーブルを統合し、消費電力が前記エネルギ蓄積部からの許容供給電力を超えると判断した場合には、1以上の個別モーションテーブルを加工領域の加工開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更し、
変更後の個別モーションテーブルに従ってサーボプレスを動作させることを特徴とする。
個別モーションテーブルを変更する工程は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の加工開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする。
ョンテーブルデータ52として統括指令生成部41から個別指令生成部42a,42b,42cへ出力される。個別指令生成部42a,42b,42cは、変更後の個別モーションテーブルに基づいて、各サーボプレス10a,10b,10cにおけるモータ4の回転を制御することで、スライド1のモーションを制御する。
ーブルデータ52b’に変更する。個別モーションテーブルデータ52a’、52b’の変更によって、基準時刻T9’において個別モーションテーブルデータ52b’、52c’の重複が発生するので、加工領域101cを時間Cだけ遅らせて個別モーションテーブルデータ52c’に変更する。
サーボプレス10a〜10cを動作させれば、エネルギ蓄積部30の許容供給電力Vaの範囲内でプレス加工を連続して行うことができる。
なお、上記のように本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。
インバータ部、30 エネルギ蓄積部、31 コンバータ部、32 コンデンサ、40 指令生成部、41 統括指令生成部、42a 個別指令生成部、42b 個別指令生成部、42c 個別指令生成部、43 モーションテーブル変更部、44 位置制御部、46
速度制御部、48 微分器、50 制御回路、51 充電電圧指令、52a〜52c、52A〜52C、52a’〜52c’ 個別モーションテーブルデータ、53 角度指令、54a〜54c トルク指令、55 速度指令、56 回転角度データ、60 電力供給回路、100 サーボプレスシステム、101a〜101c 加工領域、102a〜102c 加工重複領域、A〜C 遅延時間、Pa〜Pc 加圧領域判定角度
Claims (6)
- モータを駆動してプレス加工する複数のサーボプレスと、
前記複数のサーボプレスの各モータに電力を供給する電力供給回路と、
前記複数のサーボプレスの各モータを制御する制御部と、
を有し、
前記電力供給回路は、交流電源と、該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部と、を有し、
前記制御部は、第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする、サーボプレスシステム。 - 請求項1において、
前記制御部は、サーボプレス毎に設定された個別モーションテーブルを統合し、複数のサーボプレスの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超える場合に1以上の個別モーションテーブルを加工領域の開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更するモーションテーブル変更部を有することを特徴とする、サーボプレスシステム。 - 請求項2において、
前記モーションテーブル変更部は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする、サーボプレスシステム。 - 交流電源及び該交流電源に接続される1つのエネルギ蓄積部から複数のサーボプレスのモータに電力を供給し、モータを駆動してプレス加工するサーボプレスシステムの制御方法であって、
第1のサーボプレスの第1の加工領域が他のサーボプレスの加工領域と重複する場合、前記第1の加工領域における複数のサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力を超えると判定すると、前記第1の加工領域におけるサーボプレスのモータの消費電力が前記エネルギ蓄積部の許容供給電力の範囲内に収まるように前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の加工開始時期を遅らせることを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。 - 請求項4において、
複数のサーボプレスの各々の個別モーションテーブルを作成し、
個別モーションテーブルを統合し、消費電力が前記エネルギ蓄積部からの許容供給電力を超えると判断した場合には、1以上の個別モーションテーブルを加工領域の開始時期を遅らせた個別モーションテーブルに変更し、
変更後の個別モーションテーブルに従って複数のサーボプレスを動作させることを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。 - 請求項5において、
個別モーションテーブルを変更する工程は、前記他のサーボプレスの少なくとも1以上の加工領域の手前におけるモータの回転速度を下げて、個別モーションテーブルの加工領域の開始時期を遅らせるように変更することを特徴とする、サーボプレスシステムの制御方法。
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JP2018069336A (ja) * | 2016-10-25 | 2018-05-10 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 移動プロフィールの最適化方法、移動プロフィールの調製方法、制御装置、設備およびコンピュータプログラム |
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