JP5274171B2 - ダイクッション装置を具備するサーボプレス - Google Patents

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Description

本発明は、スライドモータ駆動手段によりスライドを昇降可能かつスライド下降中にダイクッション装置を駆動させつつ加工領域でプレス成形可能に形成されたダイクッション装置を具備するサーボプレスに関する。
サーボプレスは、連続運転される旧来プレス(同期モータ、クラッチ・ブレーキ、フライホイールを有する。)に比較して運転態様の選択自由性が広い。例えば、生産性を重視する場合には速度制御系を優先し、製品精度を重視する場合には位置制御系を優先した運転ができる。また、理論的に加圧力が無限大になってしまう下死点の直前においてサーボモータの回転方向を反転させることができる(特許文献1を参照)。
かかるサーボプレスの一層の普及拡大を期して種々の改良や機能拡大が試行されている。例えば、加工サイクル中において蓄積装置にエネルギーを徐々に蓄積し、この蓄積装置から加工時エネルギーを放出するように構築されたサーボプレスが提案(特許文献2を参照)されている。これによれば交流電源装置を小型化できる。
一方、ダイクッション装置についても、サーボプレスに対応可能な装置の開発が望まれている。これに関しては、クッションパッドの昇降を油圧駆動からサーボ駆動に代えた装置が提案(特許文献3を参照)されている。さらに、クッションパッド衝突前後の位置制御からトルク制御に切換える際の円滑化を企図した改善装置が提案(特許文献4を参照)されている。
特開2003−181698号公報 特開2004−344946号公報 特開平10−202327号公報 特開平2006−130524号公報
このようにサーボプレスおよびダイクッション装置は、それぞれに改良改善がなされているが、さらなる消費エネルギーの軽減化や装置の小容量化を図るべきとの要請は強い。例えば、先提案(特許文献2を参照)のサーボプレスに関すれば、交流電源装置、直流電源装置(回路)等の一段の小容量(小型)化やプレス運転中の実際消費エネルギーの軽減化である。
本発明の目的は、消費エネルギーを軽減できかつ電源装置を小容量化できるダイクッション装置を具備するサーボプレスを提供する。
本願発明は、一般的なプレスシステム(例えば、サーボプレス、ワーク搬送装置、ダイクッション装置等を含む。)の消費エネルギーの軽減化および装置の小容量(小型)化の開発の一環に係る。
すなわち、本願発明は、プレスシステムを構成する装置・機器の中のサーボプレスとダイクッション装置との固有的な動作状態関係に着目し、プレス加工時におけるプレス負荷が増大する際に必然的に発生されるダイックション装置側の回生エネルギーを有効利用可能に構成されたものである。
具体的には、請求項1の発明に係るサーボプレスは、スライドモータ駆動手段によりスライドを昇降可能かつスライド下降中にダイクッション装置を駆動させつつ加工領域でプレス成形可能なダイクッション装置を具備するサーボプレスにおいて、スライドモータ駆動手段を構成するスライド直流電源回路とスライドドライバー回路とを結ぶスライド電路にエネルギー蓄積手段を接続し、このエネルギー蓄積手段をプレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能に形成し、ダイクッション装置をダイクッション直流電源回路とダイクッションドライバー回路とダイクッションモータとを含むダイクッションモータ駆動手段により駆動可能に形成し、スライド電路とダイクッション直流電源回路とダイクッションドライバー回路とを結ぶダイクッション電路とをエネルギー供給手段を介して接続し、このエネルギー供給手段を、スライドの下降力で強制的にクッションパッドが下降されている期間中に起こるダイクッションモータの逆回転状態において当該ダイクッションモータから発生される回生エネルギーをダイクッション電路側からスライド電路側に供給可能に形成し、エネルギー蓄積手段から放出された電気エネルギー量とエネルギー供給手段を通しダイクッションモータの回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータの駆動用エネルギーとして供給可能に形成されている。
請求項2の発明は、エネルギー供給手段が降圧機能または昇圧機能を有する片方向コンバータから形成されている。
また、請求項3の発明に係るサーボプレスは、請求項1の発明の場合に比較してダイクッション直流電源回路61をスライド直流電源回路51で兼用するものとされるとともに、請求項1の発明の場合と同様にエネルギー蓄積手段をプレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能に形成し(41)、エネルギー供給手段をスライドの下降力で強制的にクッションパッドが下降されている期間中に起こるダイクッションモータの逆回転状態において当該ダイクッションモータから発生される回生エネルギーをダイクッションドライバー回路側からスライド電路側に供給可能に形成し、かつエネルギー蓄積手段から放出された電気エネルギー量(41)とエネルギー供給手段を通したダイクッションモータの回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータの駆動用エネルギーとして供給可能に形成されている。
また、請求項4の発明は、エネルギー供給手段が昇圧機能および降圧機能を有する双方向コンバータから形成されている。
さらに、請求項5の発明は、最適エネルギー量蓄積制御手段を用いてエネルギー蓄積手段に最適エネルギー量を蓄積可能に形成されている。
さらにまた、請求項6の発明は、エネルギー蓄積手段が昇圧機能および降圧機能を有する双方向コンバータを介してスライド電路に接続されている。
請求項1の発明によれば、プレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能なエネルギー蓄積手段によりピーク電流を抑制できるので電源装置(交流電源装置、スライド直流電源回路)の小型軽量化、低コスト化を大幅に促進できかつプレス加工用エネルギーをダイクッション装置側の回生エネルギー相当分だけ軽減できるので電源装置容量を一段と小さくすることができる。しかも、ダイクッション装置側の従来回生エネルギー処理回路を一掃することができるので、この点からも装置コストを一段と低減できる。
請求項2の発明によれば、サーボプレス側の電圧仕様とダイクッション装置側の電圧仕様とが異なるプレスシステムにおいても導入できる。もとより、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができるとともに、サーボプレスとダイクッション装置との電圧仕様の差異に対する適応性が広い。
また、請求項3の発明によれば、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することができる。しかも、請求項1の発明の場合に比較してダイクッション装置側の交流電源装置およびダイクッション直流電源回路を一掃できる。請求項1の発明の場合に比較して一段と装置コストを軽減できる。
請求項4の発明によれば、サーボプレス側電圧仕様とダイクッション装置側電圧仕様とに相異があるプレスシステムにおいても導入できる。もとより、請求項3の発明の場合と同様な効果を奏することができるとともに、サーボプレスとダイクッション装置との電圧仕様の差異に対する適応性が広い。
請求項5の発明によれば、エネルギー蓄積手段へ供給するエネルギーを最小限に抑えられかつエネルギー蓄積手段の蓄積容量も最小化できる。
請求項6の発明によれば、サーボプレス側とエネルギー蓄積手段側との電圧仕様に対する適応性が広く、エネルギー蓄積手段自体を低コストでかつ簡単に構築することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本サーボプレス10は、図1〜図4に示す如く、スライドモータ駆動手段50を構成するスライド直流電源回路51とスライドドライバー回路58とを結ぶスライド電路5Sにエネルギー蓄積手段30を接続し、このエネルギー蓄積手段30をプレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路(58)側に一気に放出可能に形成し、ダイクッション装置20をダイクッションモータ駆動手段60(61、68、21)により駆動可能に形成し、スライド電路5Sとダイクッション電路5Dとをエネルギー供給手段40を介して接続し、このエネルギー供給手段40をスライド16の下降力で強制的にクッションパッド25が下降されている期間中に起こるダイクッションモータ21の逆回転状態において当該ダイクッションモータ21から発生される回生エネルギー(回生電流Ism)をダイクッション電路(5D)側からスライド電路(5S)側に供給可能に形成し、エネルギー蓄積手段30から放出された電気エネルギー量とエネルギー供給手段40を通したダイクッションモータ21の回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータ11の駆動用エネルギー(駆動直流電流Isdm)として供給可能に形成されている。
図1において、サーボプレス10は、スライド16をスライド駆動機構で昇降する構造である。スライド16は、スライドギブにガイドされ下方のボルスタ17に離隔接近(昇降)される。スライド16の下面に上型が、ボルスタ17の上面に下型がセットされている。
スライド駆動機構は、この実施の形態では、クランク機構(クランク軸14、偏心部14E、コンロッド15)から構成されている。なお、スライド駆動機構は、これに限定されない。例えば、リンク駆動機構や直動ネジ駆動機構としてもよい。
スライドモータ11のモータ軸に取付けられたピニオン12とクランク軸14側のメインギア13とが噛合っている。減速機を介して連結させてもよい。このスライドモータ11は、永久磁石を用いた同期型のAC(交流)サーボモータからなり、可逆回転(正方向回転,逆方向回転)制御および回転停止制御が可能である。
なお、スライドモータ11の種類や型式は限定されない。例えば、誘導モータや永久磁石もブラシも有さないレラクタンスモータ等である。また、DC(直流)サーボモータから形成してもよい。これらの点に関しては、詳細後記のダイクッションモータ21の場合も同様である。
スライドモータ11には、図2に示すエンコーダ19が連結されている。このエンコーダ19は、光電式でスライドモータ11の実際の回転角度相当信号θi(スライド位置信号PTsi)を出力する。なお、エンコーダ19はクランク軸14側に取付けるようにしても実施することができる。
サーボプレス10は、スライドモータ駆動手段50によりスライド駆動機構を駆動してスライド16を昇降させることができかつスライド下降中の加工領域においてプレス成形することができる。プレス成形中は、ワークの周縁部にしわ押え力が付与される。
ダイクッション装置20は、図1に示すクッションパッド25とクッションパッド駆動機構(24、23、22)とダイクッションモータ21とを含み、例えばカップ形状製品をプレス加工(絞り加工)する際にしわ押え力を発生しワークの周縁部に付与する。
つまり、下降して来たスライド16の下部がクッションパッド25の上部に当接した以降は、クッションパッド25にしわ押え力を発生しつつ当該クッションパッド25をスライド16とともに同期下降可能に形成されている。次工程(プレスサイクル)に備え、スライド16がプレス加工後に下死点から上死点に向けて上昇すると、クッションパッド25は上方の初期位置まで上昇(戻り移行)される。
図1のクッションパッド駆動機構は、ボールスクリュー24とこれに螺合(装着)されたナット部材23とを含み、ナット部材23の外周ギアとダイクッションモータ21のモータ軸に取付けられたピニオン22とが噛合う。ダイクッションモータ21の回転によりボールスクリュー24を回転駆動することで、クッションパッド25を昇降させることができる。
なお、クッションパッド駆動機構は、駆動源がサーボモータ(21)である限りにおいて、上記の構造に限定されない。例えば、ボールスクリュー24の代わりに油圧シリンダ装置を利用する構造でもよい。
ダイクッションモータ21にも、スライドモータ11の場合と同様な図2に示すエンコーダ29が連結されている。このエンコーダ29は、光電式でダイクッションモータ21の実際の回転角度相当信号θi(クッションパッド位置信号PTdi)を出力する。
ここに、スライドモータ駆動手段50は、図2に示す如く、スライド直流電源回路51(整流器52、平滑コンデンサ53、DC/DCコンバータ54)およびスライドドライバー回路58を含み、スライドモータ11を駆動(回転制御)するための手段である。
この回転制御は、全体駆動制御部38からスライドモータ制御部59に入力された目標値(スライド位置信号PTs)に基づき行なわれる。つまり、スライド16を選択されたスライドモーションに相当する軌跡[時間(乃至クランク角)−スライド位置]の通りに昇降制御するものである。詳細は後記する。
図2、図4(図2を簡易表示してある。)において、交流電源装置1Sから交流電路2Sを通して入力された交流電源(電圧Vsa、電流Isa)は、スライド直流電源回路51を形成する整流器52で直流電源(電流Isd1)に変換(整流)されかつ直流電路3Sに接続された平滑コンデンサ53で脈動分が平滑される。
DC/DCコンバータ54は、この実施の形態では図3(A)に示す昇圧方式のDC/DCコンバータ54Aとされ、チョークコイル54AL、スイッチング素子(トランジスタ)54AT、ダイオード54ADを含み、スライド電路5Sに接続されたコンデンサ54AC(この実施の形態ではエネルギー蓄積手段30を形成する。)側に直流電源(電圧Vch、電流Ich)を生成して出力(充電)する。最終的には、リップル除去用コンデンサ6Sを介してスライドドライバー回路58側にモータ駆動エネルギー(駆動直流電圧Vsd、駆動直流電流Isdm)として供給される。
一般的に、スライドモータ11の仕様(電圧)に応じた駆動直流電圧Vsdが決まり、この駆動電圧(Vsd)に応じた交流電源電圧Vsaを決めるが、交流電源電圧Vsaは自由に選択できるわけでなく商用交流電源の電圧(格別のトランスを介さない場合)に規制される。したがって、導入容易な商用交流電源(電圧Vsa)との関係でDC/DCコンバータ54の仕様が選択され駆動直流電圧Vsdを生成可能に形成される。ダイクッション装置20(ダイクッションモータ21)側についても同様である。
この実施の形態では、サーボプレス10側の交流電源電圧Vsaが400V系(例えば、440V)とされ、駆動直流電圧Vsdも400V系(電圧値はDC/DCコンバータ54Aの仕様できまる。)である。また、ダイクッション装置20側の交流電源電圧Vdaも400V系とされ、駆動直流電圧Vddも400V系(電圧値はDC/DCコンバータ64の仕様できまる。)とされている。Idaは交流電源電流である。
図2および図4において、このスライドモータ駆動手段50を構成するスライド直流電源回路51(54)とスライドドライバー回路58とを結ぶスライド電路5Sに蓄積電路31を通してエネルギー蓄積手段30が接続されている。
エネルギー蓄積手段30は、この実施の形態では、電解コンデンサ[図3(A)の54AC]から形成され、プレス加工に必要な電気エネルギー(全部または大部分)を蓄積することができる。このコンデンサ(エネルギー蓄積手段30)の静電容量は、最大プレス加工力に対応する必要十分な電気エネルギー量PWRを一気に放出可能かつ帯電電圧(充電電圧Vch)を最低電圧値以上に保持可能な値として決められる。例えば、PWR(J)=1/2(C×Vch×Vch)として、静電容量C(F)を決める。
なお、コンデンサ(30)は、複数の中容量コンデンサを並列接続して構成され、また各中容量コンデンサは複数の小容量コンデンサを並列接続して形成されている。小容量コンデンサの少なくとも1つが故障(短絡)した場合に、故障小容量コンデンサを含む当該中容量コンデンサを全体から切離可能に形成してある。かくすれば、1つのコンデンサを用いた場合におけるコンデンサ故障によるプレス運転の全面停止という状態を回避できる。
ところで、エネルギー蓄積手段30に蓄積されるエネルギー量は、基本的には、コンデンサ(30)の容量とDC/DCコンバータ54Aの働きで決まる。
すなわち、図2に示すコンバータ制御部55からの制御信号により図3(A)に示すDC/DCコンバータ54A内のスイッチング素子54ATをONすると、直流電源電流Isd1が流れかつチョークコイル54ALで電流制限された電流が流れる。図示しない電流検出器で検出された充電電流Ichが大きくなりスイッチング素子54ATがOFFされると、ダイオード54ADを通して電流が流れ、エネルギー蓄積手段30にエネルギーを蓄積する。
なお、チョークコイル(トランス)54ALは、充電電流Ich(直流電源電流Isd1)の加速抑制つまりは電流制限作用(直流リアクトルの働き)により、結果として交流電源装置1Sの電流ピーク値(Isap)を抑制(低減化)することができる。
この際、充電電流Ichの値は次第に低下するものの継続して流れる。充電電流Ichの値がコンバータ制御部55内に予めセットされた設定電流値以下に低下したらスイッチング素子54ATが再びONされる。かくして、回路的応答遅れによる僅かな振動成分を含んだほぼ一定の電流(Ich)でエネルギー蓄積手段30に充電できるわけである。
したがって、プレス加工時のモータ駆動電流(直流電源電流Isdm)は、このエネルギー蓄積手段30から一気に放出供給されることになるので、チョークコイル54ALの電流制限効果も相俟って充電電流Ichのピーク値(Ichp)を抑制(軽減化)することができる。
つまり、エネルギー蓄積手段30を設けない従来方式に比較すれば、ピーク電流値(Ichp)は交流電源(電流Isa)のピーク値(Isap)の抑制に直結するから、結果として交流電源装置1Sの小型軽量化、低コスト化を大幅に促進できる。
一方、プレス加工に伴いコンデンサ(30)から一気に当該1回分のモータ駆動電流(直流電源電流Isdm…電気エネルギー)を供給すると、プレス加工終了時点では充電電流Ich以上の電気エネルギーが消費された結果、充電電圧Vchは低下してしまう。
そこで、コンバータ制御部55は、DC/DCコンバータ54内の電圧検出素子(図示省略)で検出された充電電圧Vchの値が予めセットされた設定電圧値未満になると充電(蓄積)動作を再開し、設定電圧値以上になったとき蓄積(蓄積)制御を終了する。この設定電圧値は、スライド直流電源回路51の仕様、コンデンサ(30)の容量やスライドドライバー回路58の仕様を総合判断して決めた固定的な値である。
なお、DC/DCコンバータ54は、図3(B)の降圧方式のDC/DCコンバータ54B[スイッチング素子(トランジスタ)54BT、ダイオード54BD、チョークコイル54BL、コンデンサ54BC(エネルギー蓄積手段30)]、あるいは図3(C)の昇降圧方式のDC/DCコンバータ54C[スイッチング素子(トランジスタ)54CT1,54CT2、ダイオード54CD1,54CD2、チョークコイル54CL、コンデンサ54CC(エネルギー蓄積手段30)]を選択しても実施することができる。但し、これら(54B、54C)の動作については、周知に付き説明は省略する。
次に、スライドドライバー回路58は、PWM制御方式で、スライドモータ制御部59から入力されるモータ制御指令信号Smcsに基づきスライドモータ11の各相用のPWM制御信号を生成するとともに各相用PWM制御信号に応じた3相駆動電圧を生成出力する。これにより、スライドモータ11にスライド駆動電路8Sを通じてモータ駆動用電流(Iu,Iv,Iw)を流すことができる。
スライドモータ制御部59は、位置速度制御部、電流制御部、PWM制御部、相信号生成部等を含み、全体駆動制御部38のモーション指令部から入力されたスライド位置信号(目標値信号)PTsとエンコーダ19で検出された実際のスライド位置フィードバック信号PTsi(θi)とを利用して、モータ制御指令信号Smcsを生成してスライドドライバー回路58に出力する。
つまり、スライドモータ制御部59は、位置偏差信号△PT、速度指令信号、速度偏差信号△S、電流指令信号Si(実質的にはトルク指令信号)、各相用の目標電流信号、各相用の電流偏差信号をこの順で生成するとともに最終的に上記したモータ制御指令信号Smcsを生成する。
全体駆動制御部38は、いずれも図示しないサーボプレス用の速度設定器,モーションパターン選択器およびモーション指令部を含み、スライドモータ制御部58に選択されたスライドモーション(モーションパターン)に対応するスライド位置信号(目標値信号)PTsを出力可能に形成されている。出力制御方式は、位置パルスの払出し方式である。
また、全体駆動制御部38は、上記場合と同様に、ダイクッション用の速度設定器,モーションパターン選択器およびモーション指令部をも含み、ダイクッションモーションに対応するクッションパッド位置信号(目標値信号)PTdを出力可能に形成されている。ダイクッションモーションは、選択されたスライドモーション(モーションパターン)に対応する。
選択されたモーションパターンは、速度設定器を用いて設定されたモータ回転速度(乃至rpm…スライド速度)[いわゆるスライドストローク数(SPM)]が反映されたものである。ダイクッション装置20のモーションパターンについても同様である。
次に、ダイクッション装置20は、ダイクッションモータ駆動手段60(61、68、21)で駆動される。このダイクッションモータ駆動手段60の基本的な構成(機能)は、スライドモータ駆動手段50の場合(51、58、11)と同様で、ダイクッション直流電源回路61(整流器62、平滑コンデンサ63、DC/DCコンバータ64)およびダイクッションドライバー回路68を含み、ダイクッションモータ21によりボールスクリュー24を駆動(回転制御)する。
この回転制御は、全体駆動制御部38からダイクッションモータ制御部69に入力されたクッションパッド位置信号PTdに基づき行なわれる。つまり、クッションパッド25を選択されたスライドモーションに対応するダイクッションモーションに相当する軌跡[時間(乃至クランク角)−クッションパッド位置]の通りに昇降制御するものである。
代表的な動作は、上方の初期位置にクッションパッド25を保持しておき、下降してきたスライド16が衝突した以降は、しわ押え力(上向き抗力)を発生しつつスライド16とともに同期下降する。プレス加工が終了し、スライド16が上昇した場合に、クッションパッド25を上昇させて初期位置に戻す。
なお、ソフトタッチ機能を設ける場合には、衝突以前にクッションパッド25をスライド16の下降速度より低速で下降させる場合がある。
図2、図4において、交流電源装置1Dから交流電路2Dを通して入力された交流電源(電圧Vda、電流Ida)は、ダイクッション直流電源回路61を形成する整流器62で直流電源に変換(整流)されかつ直流電路3Dに接続された平滑コンデンサ63で脈動分が平滑される。
DC/DCコンバータ64およびコンバータ制御部65は、サーボプレス10側のDC/DCコンバータ54およびコンバータ制御部55の場合と同様であるので、これらの構成・機能については説明を省くが、ダイクッション電路5Dに接続されたスライドドライバー回路58側に電力供給する。6Dはリップル除去用コンデンサである。
また、ダイクッションドライバー回路68およびダイクッションモータ制御部69は、サーボプレス10側のスライドドライバー回路58およびスライドモータ制御部59の場合と構成・機能が同じである。
スライドドライバー回路68は、PWM制御方式で、ダイクッションモータ制御部69から入力されるモータ制御指令信号Smcdに基づきダイクッションモータ21の各相用のPWM制御信号を生成するとともに3相駆動電圧を生成出力する。これにより、ダイクッションモータ21にダイクッション駆動電路8Dを通じてモータ駆動用電流(Iu,Iv,Iw)を流すことができる。その他についての詳細説明は割愛する。
ここにおいて、スライド電路5Sとダイクッション電路(ダイクッション直流電源回路61とダイクッションドライバー回路68とを結ぶ電路)5Dとをエネルギー供給手段40を介して接続し、ダイクッションモータ21の回生エネルギー(回生電流Ism)をスライドモータ11の駆動用エネルギー(Isdmの一部)として供給可能に形成されている。
すなわち、下降して来たスライド16がクッションパッド25に当接(衝突)した以降は、ダイクッションモータ21の回転方向とトルク発生方向とが反対方向になる。換言すれば、ダイクッションドライバー回路68とダイクッションモータ21とは、クッションパッド25を所定の位置(ダイクッションモータ21を回転停止状態とする。)に保持しようとするが、スライド16の下降力で強制的にクッションパッド25は下降(ダイクッションモータ21が逆回転状態になる。)される。
このモータ逆回転状態の発生は、プレス加工領域内においてワーク周縁部にしわ押え力を付与するために必須である。ダイクッション装置20を有するサーボプレス10についての固有かつ特殊な技術事項である。
つまり、スライド16の下降力で強制的にクッションパッド25が下降されている期間中に起こるダイクッションモータ21のモータ逆回転状態では、ダイクッションモータ21から回生エネルギーが発生する。従来例では、この回生エネルギー(Ism)は、格別の回生エネルギー消費回路(ダイオード、抵抗等)を用いて消費していたが、本発明ではダイクッションモータ21の回生エネルギー(Ism)をスライドモータ11の駆動用エネルギー(Isdm)として積極的に有効利用し、プレスシステム(10、20)全体として消費エネルギーを軽減しかつ装置を小型とする。
すなわち、交流電源装置1S、スライド直流電源回路51、コンバータ制御部55、エネルギー蓄積手段30の小容量化(小型化)およびコストの軽減を企図し、かつ従来回生エネルギー消費回路の一掃化を図る。
このために設けられた両者[10(50)、20(60)]を連結するエネルギー供給手段40は、この実施の形態では、スライド電路5Sとダイクッション電路5Dとを結ぶ供給電路41と開閉器43とから形成されている。
両者(50、60)が同じ400V系の駆動直流電圧(Vsd,Vdd)であるから供給電路41のみで直接接続するように形成してもよいが、回生エネルギー発生領域(プレス加工領域)を除く他の領域におけるサーボプレス10とダイクッション装置20との独立性(制御安定性や電流回り込み防止)の担保や、両者(10,20)の切離状態での点検作業の便宜等の観点から開閉器43を設けているのである。
開閉器43は、全体駆動制御部38から出力される切換信号Sdに基づき、ダイクッションモータ21の回生エネルギー(回生電流Ism)をスライドモータ11の駆動用エネルギー(駆動直流電流Isdmの一部)として供給する期間中だけON(閉成)される。
さらに、この実施の形態では、装置(1S、51)の一段の小容量化および消費エネルギーの一層の軽減化を目指して、最適エネルギー量蓄積制御手段(55、56、57)が設けられている。
最適エネルギー量蓄積制御手段は、エネルギー蓄積手段30に蓄積するエネルギー量を最適エネルギー量にするためのエネルギー蓄積量制御を行なう手段であり、コンバータ制御部55の基本的機能を巧みに利用して構築されている。
最適エネルギー量蓄積制御手段(コンバータ制御部55)を、図2のDC/DCコンバータ54内で検出された検出電流値を監視しつつ図3(A)に示すスイッチング素子54ATをON/OFF制御してスライド直流電源回路51からエネルギー蓄積手段30に供給するエネルギー量(充電電流Ich)を増減調整可能に形成してある。
プレス加工に必要とする総エネルギー量は、エネルギー蓄積手段30から放出されるエネルギー量(Isd)と回生エネルギー量(Ism)との和(Isdm)である。エネルギー蓄積手段30に蓄積しておくエネルギー量は、回生エネルギー量を有効利用しない場合に比較して、大雑把にみても回生エネルギー量分だけ少なくてもよいと理解される。
しかるに、ハードウェア的に固定化されてしまう固定値(内部検出電圧値)による従来蓄積制御だけでは、エネルギー蓄積手段30に蓄積されるエネルギー量は従来例の場合と同じ蓄積量を超えることはできない。
そこで、この実施の形態では、最適エネルギー量蓄積制御手段を、DC/DCコンバータ54とコンバータ制御部55と可変電圧設定器56と電圧検出器57とから形成し、スライド直流電源回路51からエネルギー蓄積手段30に供給するエネルギー量(Ich…Isd)を増減調整してスライド電路5Sの電圧値(充電電圧Vch)を設定された最適電圧範囲(Vchs)内の値(Vchs1)に制御するように形成されている。
図2において、最適エネルギー量蓄積制御手段は、スライド電路5Sに設けた電圧検出器57によって検出された電圧値(Vch)が可変電圧設定器56に設定された電圧値(電圧範囲)と等しくなった場合に、最適エネルギー量が蓄積されたものとしてエネルギー供給制御を終了する。
可変電圧設定器56に設定する電圧値は、コンデンサ(エネルギー蓄積手段30)の容量から決められた値(Vchs1)であり、コンバータ制御部55内の設定器にセットされる固定電圧値とは異なる。
かくして、エネルギー蓄積手段30にプレス加工に過不足のない必要十分で最小限的なエネルギー(最適エネルギー量)を蓄積することができる。結果として、スライド直流電源回路51からエネルギー蓄積手段30に供給するエネルギー量(Ich)の最小化およびスライド直流電源回路51および交流電源装置1Sの大幅な小型化を達成できる。
なお、設定電圧値の数値によっては、プレス加工で必要とする総エネルギー量が、三者[30、68(21)、51]から供給されるエネルギーの和(Isdm)[=エネルギー蓄積手段30からのエネルギー量(Isd)+回生エネルギー量(Ism)+スライド直流電源回路51からのエネルギー(Ich相当)]となるケースもあり得る。装置構築上およびプレス運転上に些かの支障はない。
この実施の形態では、さらに各構成要素(機構、モータ等)のイナーシャ、スライドモーションが選択されれば各時点での各モータ(11、21)の回転数等も定量的に明確化できることに着目し、次のような機能を発揮可能に形成してある。
すなわち、全体駆動制御部38において、スライドモータ11の力行エネルギー量、回生エネルギー量およびダイクッションモータ21の力行エネルギー量、回生エネルギー量を具体的に算出する。次いで、スライド位置ごとのエネルギー量を求め、そのうちのプレス加工を実行するために十分でかつその必要最小限(必要最小限範囲)を決める。
結果として、最適エネルギー蓄積量(必要最小限エネルギー)を求めかつ当該最適エネルギー蓄積量に相当する電圧値に換算し、この換算電圧値を全体駆動制御部38内の表示部に表示させる。したがって、プレス加工態様の変更に際して、可変電圧設定器56に換算電圧値を正確かつ迅速に設定できるので、生産性を向上できる。
なお、スライドモータ11の力行エネルギー量および回生エネルギー量を算出するスライドモータエネルギー量算出手段(38)と、ダイクッションモータ21の力行エネルギー量および回生エネルギー量を算出するダイクッションモータエネルギー量算出手段(38)と、算出されたスライドモータ11およびダイクッションモータ21に係る各力行エネルギー量および各回生エネルギー量から最適エネルギー蓄積量を算出する最適エネルギー蓄積量算出手段(38)とを設け、可変電圧設定器56に算出された最適エネルギーに相当する電圧値を自動的に設定可能に形成することができる。かくすれば、取扱いが一段と容易になり、プレス加工態様やしわ押え力の変更に対する適応性を拡大できる。
さらに、スライドモータ11の実際の力行エネルギー量および回生エネルギー量を検出するスライドモータエネルギー量検出手段と、ダイクッションモータ21の実際の力行エネルギー量および回生エネルギー量を検出するダイクッションモータエネルギー検出手段とを設け、最適エネルギー量蓄積制御手段がスライドモータ11およびダイクッションモータ21に係る検出された各力行エネルギー量および各回生エネルギー量を利用して最適エネルギー量に相当する電圧値を自動的に求めかつその電圧値を可変電圧設定器56に自動的に設定するフィードバック制御可能に形成することもできる。一段と取扱い容易になる。
かかる実施の形態に係るサーボプレス10の動作を説明する。
(初期充電)
コンバータ制御部55の働きでスイッチング素子54ATがONされ、整流回路52から始まるON時経路にしたがって充電電流Ichが流れかつコンデンサ(30)に電気エネルギーが蓄積(充電)され始める。チョークトランス(54AL)には磁力のかたちで電気エネルギーが溜まる。なお、充電電流Ichの最大値は、チョークトランスの作用で抑制(限流)される。
充電電流Ichが大きくなりスイッチング素子54ATがOFFされると、OFF時経路で充電電流Ichが流れてコンデンサ(30)に電気エネルギーが蓄積される。以下、この繰返しにより、ほぼ一定の電流(Ich)でエネルギー蓄積手段30が充電される。
充電電圧Vchの検出値が設定電圧値以上になったときに蓄積制御は終了する。この蓄積制御は、最適エネルギー量蓄積制御手段(54、55、56、57)により実行されるので、エネルギー蓄積手段30には最適エネルギー量が蓄積される。
なお、これ以降の毎回サイクルにおける非プレス加工領域内では、上記場合と同様に回路的応答遅れによる僅かな振動成分を含んだほぼ一定の電流(Ich)でコンデンサ(30)に充電することができる。
(プレス運転)
プレス運転指令が発生されると、全体駆動制御部38は、スライドモータ制御部59にスライド位置信号PTsを出力する。その結果、スライドドライバー回路59が働き、スライドモータ11にモータ駆動用電流Iu,Iv,Iwを流すことができる。スライドモータ11が回転制御され、スライド16は下降する。
下降してきたスライド16がクッションパッド25に当接すると、ダイクッション装置20の働きにより、しわ押え力が発生(付与)される。この際、開閉器43がONとなり、エネルギー供給手段40(41)がダイクッション電路5Dとスライド電路5Sとを接続する。ダイクッション装置20側からサーボプレス10側に回生エネルギー(Ism)が供給される。
スライドドライバー回路58(スライドモータ11)に供給される電力エネルギー量は、エネルギー蓄積手段30から一気に放出されるエネルギー(電流Isd)と、ダイクッションドライバー回路69(ダイクッションモータ21)から供給された回生エネルギー(Ism)の総和(Isdm)である。
(ダイクッション運転)
プレス運転指令が発生されると、全体駆動制御部38は、ダイクッションモータ制御部69にクッションパッド位置信号PTdを出力する。開閉器43はOFFである。すると、ダイクッション直流電源回路61からダイクッションドライバー回路59にダイクッション駆動用のエネルギーが供給される。これにより、ダイクッションモータ21にモータ駆動用電流Iu,Iv,Iwを流すことができる。この際の供給エネルギー量は、クッションパッド25のホールド(ダイクッションモータ21の回転停止維持)用であるから比較的に小さい。
スライド16がクッションパッド25に当接された以後、エネルギー供給手段40(41、43)によってダイクッション装置20側からサーボプレス10側にダイクッションモータ21の強制逆回転に伴う回生エネルギー(Ism)が供給される。開閉器43はONである。
(プレス成形)
プレス成形時つまり加工領域ではコンデンサ(30)から一気に電気エネルギー(Isd)を放出(供給)することができかつダイクッションモータ21の回生エネルギー(Ism)を利用することができる。したがって、ピーク電流値(Ichp…Isap)を著しく抑制(軽減)することができ、最大負荷(プレス加工用負荷)相当の全電力量(Isdm)を交流電源装置1Sのみから直接に供給する必要がないので、従来例に比較して交流電源装置1Sおよびスライド直流電源回路51の容量を大幅に小さくできる。
(プレス運転の終了)
プレス運転の停止命令が発せられると、コンデンサ(30)に蓄積されていた電気エネルギーは消滅される(初期状態に戻される)。この際、スイッチング素子54ATはOFFとなっている。
(ダイクッション運転の終了)
プレス加工が終了すると、エネルギー供給手段40(開閉器43)はOFF(開成)される。スライド16が上昇すると、クッションパッド25の上昇が開始される。すなわち、交流電源装置1D、ダイクッション直流電源回路61側からダイクッションドライバー回路69に電力エネルギーが供給され、ダイクッションモータ21(ボールスクリュー24)を正回転させる。これに要するエネルギー量は、サーボプレス10側に関係なく、従来例の場合と同等量である。
しかして、この実施の形態によれば、スライドモータ駆動手段50(スライド電路5S)にエネルギー蓄積手段30を接続し、このエネルギー蓄積手段をプレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能に形成し、ダイクッション装置20をダイクッションモータ駆動手段60(61、68、21)によるサーボ駆動方式とし、スライド電路5Sとダイクッション電路5Dとをエネルギー供給手段40を介して接続し、このエネルギー供給手段40をスライドの下降力で強制的にクッションパッドが下降されている期間中(逆回転状態において)に当該ダイクッションモータから発生される回生エネルギーをダイクッション電路側からスライド電路側に供給可能に形成し、エネルギー蓄積手段から放出された電気エネルギー量とエネルギー供給手段を通しダイクッションモータの回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータ11の駆動用エネルギーとして供給可能に形成されているので、エネルギー蓄積手段によるピーク電流抑制効果で電源装置(交流電源装置1S、スライド直流電源回路51)の小型軽量化、低コスト化を大幅に促進できかつプレス加工用エネルギーをダイクッション装置側の回生エネルギー相当分だけ軽減できるので電源装置容量を一段と小さくすることができる。しかも、ダイクッション装置側の従来回生エネルギー処理回路を一掃することができるので、この点からも装置コストを一段と低減できる。
また、ダイクッション装置20側の従来回生エネルギー処理回路を一掃することができるので、この点からも装置コストを低減できる。しかも、装置レイアウトを簡素化できかつかつ熱環境を向上できるとともに、ランニングコストを含む製品コストを低減できる。
エネルギー蓄積手段30がコンデンサ(54AC)から形成されているので、一層の構造簡単・低コスト化を達成しつつ、一段と安定した電気エネルギーの蓄積作用および加工領域での電源電流ピーク値の低減化を助長できる。
エネルギー供給手段40が供給電路41と開閉器43から形成されているので、回生エネルギー発生領域以外の領域におけるサーボプレス10とダイクッション装置20との独立性(制御安定性等)を担保でき、両者(10,20)の切離状態での点検作業ができる。
最適エネルギー量蓄積制御手段(55)の蓄積量制御によりエネルギー蓄積手段30にプレス加工の実行に過不足が生じない最適なエネルギー量を蓄積可能であるから、エネルギー蓄積手段30へ供給するエネルギー量を最小限に抑えられかつエネルギー蓄積手段30の蓄積容量も最小化できる。
最適エネルギー量蓄積制御手段がスライド直流電源回路51とコンバータ制御部55と可変電圧設定器56と電圧検出器57とから形成されているので、容易かつ低コストで具現化できる。
また、最適エネルギー蓄積量(必要最小限エネルギー)を算出可能かつ当該換算電圧値を全体駆動制御部38内の表示部に表示可能に形成されているので、可変電圧設定器56の設定を正確かつ迅速容易に行なえ生産性を向上できる。
さらに、スライドモータエネルギー量算出手段(38)とダイクッションモータエネルギー量算出手段(38)と最適エネルギー蓄積量算出手段(38)とを設け、可変電圧設定器56に最適エネルギー相当の電圧値を自動的に設定可能に形成することができる。かくすれば、取扱いが一段と容易になり、プレス加工態様やしわ押え力の変更に対する適応性を拡大できる。
さらに、スライドモータエネルギー量検出手段およびダイクッションモータエネルギー検出手段を設け、最適エネルギー量蓄積制御手段を検出された各力行エネルギー量および各回生エネルギー量を利用して最適エネルギー量相当電圧値を可変電圧設定器56に自動的に設定可能に構築すれば、一段と取扱い容易になる。
(第2の実施形態)
この第2の実施形態は、図5、図6に示される。基本的構成は、第1の実施形態の場合と同様であるが、スライドモータ駆動手段50側の電圧仕様(例えば、400V系)とダイクッションモータ駆動手段60側の電圧仕様(例えば、200V系)とが異なる場合である。
つまり、この実施の形態では、サーボプレス10側の交流電源電圧Vsaが400V系(例えば、440V)とされ、駆動直流電圧Vsdも400V系(電圧値はDC/DCコンバータ54Aの仕様できまる。)である。しかし、ダイクッション装置20側の交流電源電圧Vdaは200V系(例えば、220V)とされ、駆動直流電圧Vddも200V系(電圧値はDC/DCコンバータ64の仕様できまる。)とされている。
第1の実施形態の場合(図4)に対応させて表現した図5において、エネルギー供給手段40は昇圧コンバータ45から形成されている。この昇圧コンバータ45は、例えば、図3(A)に示す昇圧型コンバータ54Aと同様な構造(回路)であり、低電圧側(例えば、200V系)のダイクッション電路5Dから高電圧側(例えば、400V系)のスライド電路5Sにダイクッションモータ21の回生エネルギー(回生電流Ism)を昇圧しつつモータ駆動エネルギー(Isdm)の一部として供給することができる。
なお、スライドモータ駆動手段50側の電圧仕様(例えば、200V系)とダイクッションモータ駆動手段60側の電圧仕様(例えば、400V系)とのように異なる場合には、エネルギー供給手段40は昇圧コンバータ45に代えて例えば図3(B)に示す降圧コンバータ54Bと同様な構造(回路)とすればよい。
また、この実施の形態では、エネルギー蓄積手段(コンデンサ)30の電圧仕様がスライド電路5S側の電圧(400V系…Vch)と異なる仕様(例えば、200V系)であることから、エネルギー蓄積手段30を蓄積電路31、双方向コンバータ33を介してスライド電路5Sに接続してある。なお、第1の実施の形態においても、双方向コンバータ33を設けることができる。
双方向コンバータ33は、図6に示す如く、蓄積電路31に接続された2つのトランジスタ33Tu、33Tdと各トランジスタにそれぞれ並列接続された2つのダイオード33D1、33D2とコイル33Lとからなる。
トランジスタ33TdのON/OFFで、スライド電路5Sから400V系の直流電源(電気エネルギー…充電電流Ich)を200V系に降圧しつつエネルギー蓄積手段30に蓄積する。トランジスタ33TuはOFFである。
また、トランジスタ33TuのON/OFFで、エネルギー蓄積手段30から200V系の直流電源を400V系に昇圧しつつスライド電路5Sに電気エネルギー(駆動直流電流Isd)として供給する。トランジスタ33TdはOFFである。
しかして、この実施の形態によれば、エネルギー供給手段40が昇圧コンバータ45から形成されているので、サーボプレス10側の電圧仕様(400V系)とダイクッション装置20側の電圧仕様(200V系)とに相異があるプレスシステムにおいても導入できる。もとより、第1の実施の形態の場合と同様な効果を奏することができ、さらにサーボプレス10とダイクッション装置20との電圧仕様の差異やその組合せに対する適応性が広い。
また、エネルギー蓄積手段30が双方向コンバータ33を介してスライド電路5Sに接続されているので、第1の実施形態の場合と同様な効果を奏することができる。加えて、サーボプレス10側とエネルギー蓄積手段30側との電圧仕様に対する適応性が広く、エネルギー蓄積手段自体を容易にかつ低コストで構築することができる。
(第3の実施形態)
この第3の実施の形態は、図7、図8に示される。基本的構成は、第1の実施形態の場合(図2〜図4)に比較して、交流電源装置1Dおよびダイクッション直流電源回路61を一掃した構成である。
すなわち、スライドモータ駆動手段50側の電圧仕様とダイクッションモータ駆動手段60側の電圧仕様とが同じ(例えば、400V系)であることから、図7の交流電源装置1Sが図2の交流電源装置1Dを兼用するものとされかつ図7のスライド直流電源回路51が図2のダイクッション直流電源回路61を兼用するものと形成されている。
このように構築することの技術的根拠は、スライドモータ11およびダイクッションモータ21の各力行エネルギーの発生タイミングとそれら各エネルギー量の大小との絶妙な相互関係にある。つまり、スライドモータ11の力行エネルギー量は、スライド16の下降時および上昇時が小さく、プレス加工時に大きい。一方、ダイクッションモータ21の力行エネルギーは、スライド16の上昇時に大きく、プレス加工時には発生しない(回生エネルギーは発生する)。
したがって、交流電源装置1Sおよびスライド直流電源回路51を大容量化(大型化)しなくても、スライド16の下降時および上昇時にダイクッションモータ21の力行エネルギー量を供給可能に積極的に構築してある。
このように構築しても、スライドモータ駆動手段50側に悪影響を及ぼすことがない。寧ろ、交流電源装置1Sおよびスライド直流電源回路51の負荷変動を最小化できるので整流効率、変換効率等を向上できると言える。
この場合、エネルギー供給手段40は、第1、2の実施の形態の場合(図4、図5)に比較しても明らかのように、供給電路41のみから形成されている。ダイクッション装置20側の駆動時(主に、クッションパッド25を上昇中およびホールド中)は、サーボプレス10(51)側から駆動エネルギー(Idm)をダイクッション装置20側に供給し、ダイクッション装置20側の非駆動時(プレス加工中)にはダイクッションモータ21の回生エネルギー(Ism)をサーボプレス10(スライドモータ11)側に供給する。
しかして、この実施の形態によれば、サーボプレス10側の交流電源装置1Sがダイクッション装置20側の交流電源装置1Dを兼用しかつスライド直流電源回路51がダイクッション直流電源回路61を兼用する構成である。すなわち、ダイクッション装置20側の交流電源装置1Dおよび直流電源回路61が一掃されているので、第1の実施の形態の場合に比較して装置コストを大幅に軽減できかつ装置全体の小型化ができる。もっとも、第1の実施形態の場合と同様な効果を奏することができる。
なお、この実施の形態においても、第2の実施形態の場合(図5)と同様に、エネルギー蓄積手段30を双方向コンバータ33を介してスライド電路5Sに接続するようにしてもよい。
(第4の実施形態)
この第4の実施形態は、図9、図10に示される。基本的構成(電圧に係る構成・事項を除く。)は、第3の実施形態の場合と同様であるが、高電圧側(例えば、400V系)のスライド電路5Sと電圧が異なる低電圧側(例えば、200V系)のダイクッション電路5Dとを結ぶ供給電路41に双方向コンバータ47を介在させた構成である。
図10において、双方向コンバータ47は、供給電路41(スライド電路5Sおよびダイクッション電路5D)に直列接続された2つのトランジスタ47Td、47Tuと各トランジスタのそれぞれに並列接続された2つのダイオード47D1、47D2とコイル47Lとコンデンサ47C(この実施の形態では、リップル除去用コンデンサ6Dである。)からなる。
トランジスタ47TdのON/OFFで、スライド電路5Sから400V系の駆動直流電源(電圧Vsd、電流Isd)を降圧しつつ200V系の駆動直流電源(電圧Vdd、電流Idm)を生成しダイクッション電路5Dに供給する。トランジスタ47TuはOFFである。
また、トランジスタ47TuのON/OFFで、ダイクッション電路5D側からスライド電路5S(スライドモータ11、エネルギー蓄積手段30)側に200V系(電圧Vdd)の回生エネルギー(回生電流Ism)を400V系(電圧Vsd)に昇圧しつつスライド電路5Sに供給する。トランジスタ47TdはOFFである。
しかして、この実施形態によれば、高電圧側(スライド電路5S)と低電圧側(ダイクッション電路5D)とを結ぶ供給電路41に双方向コンバータ47を介在させた構成であるから、サーボプレス10側の電圧仕様(400V系)とダイクッション装置20側の電圧仕様(200V系)とに相異があるプレスシステムにおいても導入できる。もとより、第3の実施の形態の場合と同様な効果を奏することができるとともに、サーボプレス10とダイクッション装置20との電圧仕様の差異やその組合せに対する適応性が広い。
(第5の実施形態)
この第5の実施形態は、基本的構成は、第4の実施形態の場合と同様であるが、エネルギー蓄積手段30が蓄電池とから形成されている。
蓄電池は、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等から形成される。電圧は、例えば48V〜200Vの中から選択される。
しかして、この実施の形態によれば、サーボプレス20側の電圧仕様に対するエネルギー蓄積手段30の適応性が広く、エネルギー蓄積手段自体を低コストでかつ簡単に構築することができる。
なお、第1〜第4の実施の形態に係るエネルギー蓄積手段30を蓄電池から形成しても、この実施形態の場合と同様に実施することができる。
本発明は、装置小型で省エネルギー運転ができるプレスシステム(ダイクッション装置を具備する。)の確立に極めて有効である。
本発明に係るサーボプレスおよびダイクッション装置の機械的な構成および動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態を説明するための回路図である。 同じく、DC/DCコンバータを説明するための図で、(A)は昇圧方式、(B)は降圧方式、(C)は昇降圧方式を示す。 同じく、図2に対応させた概略系統図である。 本発明の第2の実施形態を説明するための概略系統図である。 同じく、降圧機能および昇圧機能を有する双方向コンバータを説明するための図である。 本発明の第3の実施形態を説明するための回路図である。 同じく、図7に対応させた概略系統図である。 本発明の第4の実施形態を説明するための概略系統図である。 同じく、エネルギー供給手段の一部を形成する双方向コンバータを説明するための図である。
符号の説明
1 交流電源装置
10 サーボプレス
11 スライドモータ
16 スライド
20 ダイクッション装置
21 ダイクッションモータ
25 クッションパッド
30 エネルギー蓄積手段
33 双方向コンバータ
40 エネルギー供給手段
47 双方向コンバータ
50 スライドモータ駆動手段
51 スライド直流電源回路
54 DC/DCコンバータ
55 コンバータ制御部(最適エネルギー蓄積量制御手段)
56 可変電圧設定器(最適エネルギー蓄積量制御手段)
57 電圧検出器(最適エネルギー蓄積量制御手段)
58 スライドドライバー回路
60 ダイクッションモータ駆動手段
61 ダイクッション直流電源回路
64 DC/DCコンバータ
68 ダイクッションドライバー回路

Claims (6)

  1. スライドモータ駆動手段によりスライドを昇降可能かつスライド下降中にダイクッション装置を駆動させつつ加工領域でプレス成形可能なダイクッション装置を具備するサーボプレスにおいて、
    前記スライドモータ駆動手段を構成するスライド直流電源回路とスライドドライバー回路とを結ぶスライド電路にエネルギー蓄積手段を接続し、
    このエネルギー蓄積手段を、プレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能に形成し、
    前記ダイクッション装置をダイクッション直流電源回路とダイクッションドライバー回路とダイクッションモータとを含むダイクッションモータ駆動手段により駆動可能に形成し、
    スライド電路とダイクッション直流電源回路とダイクッションドライバー回路とを結ぶダイクッション電路とをエネルギー供給手段を介して接続し、
    このエネルギー供給手段を、前記スライドの下降力で強制的にクッションパッドが下降されている期間中に起こるダイクッションモータの逆回転状態において当該ダイクッションモータから発生される回生エネルギーをダイクッション電路側からスライド電路側に供給可能に形成し、
    エネルギー蓄積手段から放出された電気エネルギー量とエネルギー供給手段を通しダイクッションモータの回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータの駆動用エネルギーとして供給可能に形成された、ダイクッション装置を具備するサーボプレス。
  2. 前記エネルギー供給手段が降圧機能または昇圧機能を有する片方向コンバータから形成されている、請求項1記載のダイクッション装置を具備するサーボプレス。
  3. スライドモータ駆動手段によりスライドを昇降可能かつスライド下降中にダイクッション装置を駆動させつつ加工領域でプレス成形可能なダイクッション装置を具備するサーボプレスにおいて、
    前記スライドモータ駆動手段を構成するスライド直流電源回路とスライドドライバー回路とを結ぶスライド電路にエネルギー蓄積手段を接続し、
    このエネルギー蓄積手段を、プレス加工に必要な電気エネルギーを蓄積可能かつプレス成形時に最大プレス加工力に対応する電気エネルギー量をスライドドライバー回路側に一気に放出可能に形成し、
    前記ダイクッション装置をダイクッションドライバー回路とダイクッションモータとを含むダイクッションモータ駆動手段により駆動可能に形成し、
    スライド電路とダイクッションドライバー回路とをエネルギー供給手段を介して接続し、
    このエネルギー供給手段を、前記スライドの下降力で強制的にクッションパッドが下降されている期間中に起こるダイクッションモータの逆回転状態において当該ダイクッションモータから発生される回生エネルギーをダイクッションドライバー回路側からスライド電路側に供給可能に形成し、
    エネルギー蓄積手段から放出された電気エネルギー量とエネルギー供給手段を通したダイクッションモータの回生エネルギー量との和である総エネルギー量をプレス加工に必要とするスライドモータの駆動用エネルギーとして供給可能に形成された、ダイクッション装置を具備するサーボプレス。
  4. 前記エネルギー供給手段が昇圧機能および降圧機能を有する双方向コンバータから形成されている、請求項3記載のダイクッション装置を具備するサーボプレス。
  5. 前記エネルギー蓄積手段に蓄積するエネルギー量を最適エネルギー量に制御を行なう最適エネルギー量蓄積制御手段を設けた、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載されたダイクッション装置を具備するサーボプレス。
  6. 前記エネルギー蓄積手段が昇圧機能および降圧機能を有する双方向コンバータを介して前記スライド電路に接続されている、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載されたダイクッション装置を具備するサーボプレス。
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