JP4355520B2 - パンチプレスのサーボドライブシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばタレットパンチプレスに適用されるパンチプレスのサーボドライブシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パンチプレスには、ラムの駆動源としてサーボモータを用いる電動式のものがある。このようなパンチプレスによる打ち抜き加工では、加工中にきわめて大きい騒音が発生するので、この種の騒音をできるだけ減らすことが望まれている。
【0003】
このような打ち抜き加工における騒音の発生原理は複雑で、ワークの材質、板厚その他各種の条件によってさまざまであるが、ラムの駆動による打ち抜き速度が速いときは騒音は大きく、打ち抜き速度が遅くなるほど騒音は小さくなり、また、打ち抜き速度が一定であれば、負荷が軽いときは騒音は小さく、負荷が重いほど騒音は大きくなることが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−62591号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2001−62596号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電動式のパンチプレスは、例えばトグルやフライホイールなどの機構を利用することで加工に必要なトルクを発生しているため、この機構によるイナーシャがラムの往復動を遅らせる原因となり、また、それに加えて、サーボモータの主軸とラムを上下動させる作動軸とは、ギヤなどの動力伝達機構を介してドライブされるため、この動力伝達機構によるロスや遅れも生じることが避けられない。そのため、サーボモータの速度を制御してもラムの駆動速度を追従させることが困難で、ラムを速度制御することに適していない。
【0007】
これにより従来は、負荷の軽重にかかわらず、打ち抜き速度はほぼ一定に設定されるため、騒音を減らそうとして打ち抜き速度を低めに設定すれば、作業効率が大幅に低下してしまい、一方、作業効率の要請から打ち抜き速度を高めに設定すれば、大きな騒音が発生してしまい、結局、低騒音化と作業効率とを両立させることができないという問題があった。
【0008】
そこで、例えばトグルやフライホイールなどの機構を利用せず、また、ギヤなどの動力伝達機構も介さずに、ラムを上下動させる作動軸をサーボモータで直接駆動することを想定してみる。すると、このようなサーボモータによる直接駆動によれば、打ち抜き速度を負荷に応じて自動的に加減できる可能性があり、それにより、低騒音化と作業効率との両立が図れる可能性がある。
【0009】
ところで、加工に必要なトルクを発生するのに、トグルやフライホイールなどの機構を利用する場合と利用しない(サーボモータによる直接駆動の)場合とを比較すると、パンチプレスによる打ち抜き加工では、ラムを上下動させる加速時の運動エネルギーに加えて、打ち抜き加工時の大きな抜きエネルギーも必要であるため、直接駆動の場合の方が大きい定格のサーボモータが必要となる。
【0010】
そのため、用いるサーボモータがある程度大型化しコストもアップすることは避けられないとしても、サーボモータの制御回路用に、加速期間におけるピーク電流および打ち抜き加工中におけるピーク電流を考慮して余裕のある回路設計が必要になるため、サーボモータに関連する装置の大型化およびコストアップを招くとともに、減速期間に発生する回生電流は、回生抵抗等により放熱消費させることになるから、無駄なエネルギー損失を招くことが危惧される。
【0011】
この発明の課題は、上記従来のもののもつ問題点を排除して、打ち抜き速度を負荷に応じて自動的に加減することで、低騒音化と作業効率との両立を図ることができるとともに、サーボモータ関連装置の小型化およびコストダウンを図って、無駄なエネルギー損失を回避することのできるパンチプレスのサーボドライブシステムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、ラムの動力源として2つのサーボモータを用いるパンチプレスにおいて、前記各サーボモータとして、モータの速度−トルク特性に基づくトルクを使うことで必要なラム圧力を発生可能なサーボモータを用いて、ラムを上下動させる作動軸を直接駆動するように構成するものであり、当該作動軸は一方のサーボモータと他方のサーボモータとの間に配置され各サーボモータの主軸として構成され、前記各サーボモータの各制御回路に、当該サーボモータの減速期間に当該サーボモータにより発生する回生電力を蓄える一方、当該サーボモータの加速期間およびラム圧力発生期間に、蓄えられた蓄電電力を当該サーボモータに供給する蓄電部を付設するものであり、 前記蓄電部は前記制御回路に接続した蓄電回路に設けられ、前記蓄電回路は、前記蓄電部を前記サーボモータの駆動電圧よりも高い蓄電電圧に充電する充電回路を備え、当該蓄電回路は、電源投入によりまたは前記サーボモータの加速期間に至る前に、前記充電回路により前記蓄電部を前記蓄電電圧まで充電させる充電制御機能部を備え、前記蓄電回路は、前記サーボモータの加速期間およびラム圧力発生期間にのみ前記蓄電電力を当該サーボモータに供給する供給制御機能部を備え、前記蓄電回路は、一方のサーボモータのサーボアンプ、他方のサーボモータのサーボアンプの両者に共通である。
【0014】
請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、蓄電にはコンデンサを用いるパンチプレスのサーボドライブシステムである。
【0016】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明によるパンチプレスのサーボドライブシステムの一実施の形態を示す要部の縦断面図、図2はその右側面図である。
【0017】
タレットパンチプレス10は、平行に立設したフレーム11a、11bに設けた軸受部12a、12bにエキセンシャフト20が軸支されている。フレーム11a、11b間のほぼ中央に位置するエキセンシャフト20の偏心軸部20eには、コンロッド21を介してラム22が取り付けられ、エキセンシャフト20が回転または回動することで、コンロッド21を介してラム22がラムガイド23に沿って上下動し、ラム22の下端に取り付けられるストライカ24もラム22と一体に上下動する。そして、ラム22が下降するとき、ストライカ24が、タレット25に装着してあるパンチ金型26を押圧してワークを打ち抜くようになっている。
【0018】
また、エキセンシャフト20の両端延長部20a、20bはフレーム11a、11bから外方へ延び、この延長部20a、20bをモータ主軸31a、31bとするサーボモータ30a、30bが、フレーム11a、11bの外側にそれぞれ取り付けられている。
【0019】
サーボモータ30aは、エキセンシャフト20の延長部20aをモータ主軸31aとして構成される。すなわち、エキセンシャフト20の延長部20aの周囲に、外周に偶数個(4個)の磁極用マグネット(永久磁石)32aを円周方向に沿って所定間隔(90°間隔)で備えたスリーブ33aを嵌装してブッシュ34aで固定することで、ロータ(回転子)35aを構成する。そしてこのロータ35aの中心軸をなすエキセンシャフト20の延長部20aは、モータ主軸31aそのものである。そのため、サーボモータ30aは、延長部20aしたがってエキセンシャフト20を、実質的にロータ35aとして用いるものである。
【0020】
また、サーボモータ30aは、三相電機子巻線Ua、Va、Waを巻いた外筒36aをロータ35aに外装してフレーム11aに固定し、これによりステータ(固定子)37aを構成する。
【0021】
一方、サーボモータ30bも、サーボモータ30aと同様に、エキセンシャフト20の延長部20bをモータ主軸31bとして構成される。すなわち、エキセンシャフト20の延長部20bの周囲に、外周に偶数個(4個)の磁極用マグネット(永久磁石)32bを円周方向に沿って所定間隔(90°間隔)で備えたスリーブ33bを嵌装してブッシュ34bで固定することで、ロータ(回転子)35bを構成する。そしてこのロータ35bの中心軸をなすエキセンシャフト20の延長部20bは、モータ主軸31bそのものである。そのため、サーボモータ30bは、延長部20bしたがってエキセンシャフト20を、実質的にロータ35bとして用いるものである。
【0022】
また、サーボモータ30bは、三相電機子巻線Ub、Vb、Wbを巻いた外筒36bをロータ35bに外装してフレーム11bに固定し、これによりステータ(固定子)37bを構成する。
【0023】
このように、サーボモータ30aとサーボモータ30bとは、同様のものであるが、ただし、互いにミラーイメージで対称に構成されたものであり、このミラーイメージで対称である点を除けば、互いに全く同一のものであって、互いのロータ35a、ロータ35bが一体に構成されるから、ロータ35a、35bの回転角度を検出するロータリエンコーダ38は一方(例えばサーボモータ30b)にのみ設けて共用され、また、互いに同一の速度−トルク特性を有し、この速度−トルク特性に基づくトルクを合成して使うことで、必要なラム圧力を発生する性能を有するものである。
【0024】
すなわち、サーボモータ30aのロータ35aの磁極位置(磁極用マグネット32aの円周方向位置)と、サーボモータ30bのロータ35bの磁極位置(磁極用マグネット32bの円周方向位置)とは、互いにミラーイメージで対称に位置決めして取り付けられ、また、サーボモータ30aの三相電機子巻線Ua、Va、Waの円周方向位置と、サーボモータ30bの三相電機子巻線Ub、Vb、Wbの円周方向位置とは、互いにミラーイメージで対称に位置決めして取り付けられている。
【0025】
そのため、図3に示すように、サーボモータ30aの制御回路であるサーボアンプ40aのパワードライバ43aと、サーボモータ30bの制御回路であるサーボアンプ40bのパワードライバ43bとを、同一ゲート信号でドライブすれば、サーボモータ30aおよびサーボモータ30bには、同位相、同一電流値の三相交流電流しか流れないから、サーボモータ30aのトルクベクトルとサーボモータ30bのトルクベクトルとが同位相、同一となり、そのため、サーボモータ30aおよびサーボモータ30bの合成トルクは、正確に、両サーボモータ30a、30bのトルクの和となる。この関係は、サーボモータ30aとサーボモータ30bとが、図1,図3に示すように別体に構成されていようが、後述する図15,図17に示すように三相並列回路として一体に構成されていようが、全く同様である。
【0026】
サーボアンプ40aは、図3に示すように、三相の商用交流電源をA−D変換するコンバータ41aと、平滑コンデンサ42aと、パワードライバ43aとで構成され、パワードライバ43aの6個のパワートランジスタQがコントローラ44からのゲート信号でドライブされることで、パワードライバ43aの三相交流出力によってサーボモータ30aを駆動するものである。パワードライバ43aの各パワートランジスタQには、サーボモータ30aの回生電流を流すためのダイオードDが接続してある。また、サーボアンプ40bも、サーボアンプ40aと全く同様に構成されている。
【0027】
サーボアンプ40aおよびサーボアンプ40bには両者に共通の蓄電回路50が接続され、この蓄電回路50に、容量の大きい蓄電用のコンデンサCを用いた蓄電部51が設けてある。
【0028】
蓄電回路50は、三相の商用交流電源を昇圧するトランス52と、トランス52の二次側をA−D変換するコンバータ53とで構成される充電回路を備えている。また、蓄電回路50は、コンバータ53の直流出力をコンデンサCに接続する制御トランジスタQiと、コンデンサCの端子電圧を検出する図示しない電圧検出部と、この電圧検出部およびコントローラ44の制御を受けて制御トランジスタQiを制御する充電制御回路54とで構成される充電制御機能部を備えている。さらに、蓄電回路50は、サーボアンプ40aの給電ラインLaおよびサーボアンプ40bの給電ラインLbをコンデンサCに接続する制御トランジスタQsと、前記電圧検出部およびコントローラ44の制御を受けて制御トランジスタQsを制御する供給制御回路55とで構成される供給制御機能部を備えている。そして、制御トランジスタQsには、サーボモータ30aの回生電流を流すためのダイオードDrが接続してある。
【0029】
このようなサーボアンプ40a、40bの制御により、サーボモータ30a、30bは、エキセンシャフト20の偏心軸部20eが、ラム22がパンチング加工に要する所定の下降端位置にあるのに相当するL位置(図4参照)と、この位置から戻されてラム22下端のストライカ24がパンチ金型26上面から離れる上昇端位置にあるのに相当するH位置(図4参照)との間を上下動するように、エキセンシャフト20をL、H両位置間に相当する角度範囲θだけ往復して回動させることで、ワークにパンチング加工を行なうようになっている。
【0030】
図4(a)に示すように、ラム22の下降端位置に相当するエキセンシャフト20の偏心軸部20eのL位置は、エキセンシャフト20の偏心量E(エキセンシャフト20の軸線と偏心軸部20eの軸線との距離)によって決まるラム22の全上下動可能ストロークの下死点Bよりやや手前上方に設定され、また、ラム22の上昇端位置に相当するエキセンシャフト20の偏心軸部20eのH位置は、ラム22の全上下動可能ストロークの中間高さMよりやや下方に設定される。すなわち、エキセンシャフト20の前記往復回動角度範囲θは、使用するパンチ金型26のストロークにもよるが、約40°〜60°程度に設定される。
【0031】
また、図4(b)に示すように、サーボモータ30a、30bは、金型交換時、タレット回転時などには、エキセンシャフト20の偏心軸部20e(すなわちラム22)を上死点Tに位置決めする。そして、サーボモータ30a、30bは、加工開始にともない、エキセンシャフト20の偏心軸部20eを、この上死点Tからラム22の下降端位置に相当するL位置まで回動させることでラム22を下降させて1回目のパンチング加工を行なった後、ラム22の上昇端位置に相当するH位置まで戻してその位置でラム22を待機させ、2回目以降のパンチング加工では、エキセンシャフト20の偏心軸部20eを、H位置とL位置との間の前記往復回動角度範囲θを往復して回動させる。
【0032】
さらに、エキセンシャフト20の偏心軸部20eの全周回転範囲のうち、つねに図4(b)に示すように片側半周分だけを使用すると、潤滑油の行き渡り方をはじめ各部が均等に使用されないことによる不都合が生じる可能性がある。このような不都合を回避するため、サーボモータ30a、30bは、必要に応じて、図4(c)に示すように反対側の半周分も使用するように構成される。このような、図4(b)に示す側と図4(c)に示す側との切り換えは、例えば、金型交換の都度またはタレット回転のたびに、あるいは、あらかじめ決められたパンチング回数ごとなどに応じて、自動的に行われることが好ましい。
【0033】
次に、上記の実施の形態の作用について、図5〜図13に示す説明図を用いて説明する。
【0034】
図5は、サーボモータ30a、30bの速度−トルク特性の例▲1▼、▲2▼を示し、この図は、ラム22にかかる負荷の大きさによって、その負荷の大きさに必要なラム22の駆動トルクを発生するうえで、サーボモータ30a、30bが運転可能な速度の上限を示したものである。
【0035】
図5からわかるように、サーボモータ30a、30bは、ラム22にかかる負荷が軽いときは必要なトルクが小さいため、ラム22の駆動速度が低下しなくてパンチングの打ち抜き速度は速く、一方、ラム22にかかる負荷が重いほど必要なトルクが大きくなるため、ラム22の駆動速度が低下してパンチングの打ち抜き速度は遅くなる。もともと、打ち抜き加工における騒音の発生は、ワークの材質、板厚その他各種の条件によってさまざまであるが、ラムの駆動による打ち抜き速度が速いときは騒音は大きく、打ち抜き速度が遅くなるほど騒音は小さくなり、また、打ち抜き速度が一定であれば、負荷が軽いときは騒音は小さく、負荷が重いほど騒音は大きくなることが知られている。このことから、図5に示すサーボモータ30a、30bの速度−トルク特性のように、負荷が重いほどラム速度が低下することは、そのまま低騒音化につながるのである。しかも、このようなラム速度の低下は、作業効率を妨げるものではないことが、以下に示す各種ワークについての打ち抜き加工の実測データおよびそれに基づく特徴抽出波形データから明らかである。
【0036】
図6はノーワークのときの打ち抜き加工の実測データ、図7はそれに基づく特徴抽出波形データを示す。
【0037】
図6,7に示すように、ワークのないときは、ラム22の1サイクルの前半において、速度カーブおよびトルクカーブはいずれも正転方向に立ち上がって一定値を保ち、これによりラム位置カーブは上昇端位置(H位置相当)から下降端位置(L位置相当)まで実質的に均一に下降する。つぎに、ラム22の1サイクルの後半において、速度カーブおよびトルクカーブはいずれも逆転方向に立ち上がって一定値を保ち、これによりラム位置カーブは下降端位置(L位置相当)から上昇端位置(H位置相当)まで実質的に均一に上昇する。
【0038】
図8は薄板のワークを小径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データ、図9はそれに基づく特徴抽出波形データを示す。
【0039】
図8,9に示すように、薄板のワークを小径のパンチで打ち抜くときは、ラム22の1サイクルの前半における挙動が図6,7の場合と異なる。すなわち、初期動作は図6,7の場合と同様、速度カーブおよびトルクカーブはいずれも正転方向に立ち上がって一定値になり、これによりラム位置カーブは上昇端位置(H位置相当)から実質的に均一に下降し始める。ところが、ラム22下端のストライカ24がパンチ金型26を押し込んでその先端がワーク上面に当たることでワークから負荷を受けると、トルクカーブが急激に上昇するとともに速度カーブが減少し、これにともなってラム位置カーブの下降が緩やかに(遅く)なる。そして、パンチ金型26の先端がワーク下面手前まで下降してワークから受ける負荷が急減すると、トルクカーブが急激に下降するとともに、速度カーブが速度減少分を取り戻すべく前記一定値を超えて加速し、これにともなってラム位置カーブも下降速度を加速する。その後ラム22の1サイクルの後半では、図6,7の場合と同様に、ラム位置カーブは下降端位置(L位置相当)から上昇端位置(H位置相当)まで実質的に均一に上昇する。
【0040】
図10は同じ薄板のワークを大径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データ、図11はそれに基づく特徴抽出波形データを示す。
【0041】
図10,11に示すように、薄板のワークを大径のパンチで打ち抜くときは、ラム22の1サイクルの前半における挙動が図8,9の場合と異なる。すなわち、初期動作は図8,9の場合と同様、速度カーブおよびトルクカーブはいずれも正転方向に立ち上がって一定値になり、これによりラム位置カーブは上昇端位置(H位置相当)から実質的に均一に下降し始める。ところが、ラム22下端のストライカ24がパンチ金型26を押し込んでワークから負荷を受けると、図8,9の場合に比べてパンチの直径が大きいためワークから受ける負荷が大きく、そのため、トルクカーブが図8,9の場合より大きく上昇するとともに速度カーブが図8,9の場合より大きく減少し、これにともなってラム位置カーブの下降が図8,9の場合よりずっと緩やかに(遅く)なる。そして、パンチ金型26の先端がワーク下面手前まで下降してワークから受ける負荷が急減すると、トルクカーブが急激に下降するとともに、速度カーブが速度減少分を取り戻すべく図8,9の場合より大きく加速し、これにともなってラム位置カーブも下降速度を図8,9の場合より大きく加速する。その後ラム22の1サイクルの後半では、図8,9の場合と同様に、ラム位置カーブは下降端位置(L位置相当)から上昇端位置(H位置相当)まで実質的に均一に上昇する。
【0042】
図12は厚板のワークを小径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データ、図13はそれに基づく特徴抽出波形データを示す。
【0043】
図12,13に示すように、厚板のワークを小径のパンチで打ち抜くときも、図8,9の場合に比べてワークの板厚が厚いためワークから受ける負荷が大きく、そのためラム22の1サイクルの前半における挙動が図8,9の場合と異なるが、図10,11の場合と比べれば大差はない。
【0044】
このように、ラム22にかかる負荷の大きさによって、速度カーブが減少してラム位置カーブの下降が緩やかに(遅く)なれば、その速度減少分を取り戻すべく速度カーブが一定値を超えて加速し、ラム位置カーブも下降速度を加速することで、負荷によるラム速度の低下は、ラム22の1サイクル中における加減速として吸収・解消されてしまい、そのため、ラム22の1サイクルを通じて要する時間には実質的な変化がなく、作業効率の妨げとはならない。
【0045】
ここで、図14に示す説明図を用いて、図3に示す蓄電回路50の作用について説明する。
【0046】
まず、電源が投入されると、コントローラ44からの充電指令信号を受けて充電制御機能部の充電制御回路54が制御トランジスタQiをオンすることで(図14(e)参照)、充電回路のトランス52およびコンバータ53で昇圧・整流された直流電流がコンデンサCに流入して、蓄電部51すなわちコンデンサCを充電させる(図14(d)参照)。そして、コンデンサCの電圧が、サーボアンプ40a、40bによって決定されるサーボモータ30a、30bの駆動電圧よりも高く設定された所定の蓄電電圧Esに達したら、制御トランジスタQiがオフする(図14(d)(e)参照)。
【0047】
つぎに、加工開始指令が発生すると、コントローラ44からのゲート信号でサーボアンプ40a、40bのパワードライバ43a、43bがドライブされることで、サーボアンプ40a、40bによって決定される駆動電圧に基づく駆動電力Pdがサーボモータ30a、30bに供給されて、サーボモータ30a、30bが駆動を始めて加速を開始する。
【0048】
これと同時に、この加速期間の開始にともないサーボモータ30a、30bの電流が急激に増加して、あらかじめ決められたしきい値l+を上回る電流が流れるから(図14(c)参照)、コントローラ44からの供給指令信号を受けて供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオンすることで(図14(f)参照)、コンデンサCから給電ラインLa、Lbに電流が流れる(図14(d)参照)。すなわち、サーボモータ30a、30bには、電源側(コンバータ41a、41b側)から供給される駆動電力Pdに加えて、コンデンサCから蓄電電力Psが供給される。
【0049】
このように、サーボモータ30a、30bの加速期間中、駆動電力Pdに加えてコンデンサCから給電ラインLa、Lbに蓄電電力Psを供給することで、サーボモータ30a、30bが加速運動エネルギーのために必要とするピーク電流のかなりの部分がコンデンサCからの蓄電電力Psによって賄われ、これにより、電源側から供給される駆動電力Pdに対して平準化が図られる。
【0050】
そして、加速期間が終わると、サーボモータ30a、30bの電流が減少して、前記しきい値l+を下回るレベルのほぼ平坦な電流になるから(図14(c)参照)、供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオフすることで(図14(f)参照)、コンデンサCから給電ラインLa、Lbへの電力供給が停止する(図14(d)参照)。
【0051】
つぎに、ラムがワークから負荷を受けるラム圧力発生期間になると、このラム圧力発生期間の開始にともないサーボモータ30a、30bの電流が増加して、前記しきい値l+を上回る電流が流れるから(図14(c)参照)、供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオンすることで(図14(f)参照)、駆動電力Pdに加えてコンデンサCから給電ラインLa、Lbに蓄電電力Psを供給する(図14(d)参照)。また、ラム圧力発生期間の終了にともないサーボモータ30a、30bの電流が減少して、前記しきい値l+を下回るレベルの電流になるから(図14(c)参照)、供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオフすることで(図14(f)参照)、コンデンサCから給電ラインLa、Lbへの電力供給が停止する(図14(d)参照)。これにより、ラム圧力発生期間中は、打ち抜き加工時の大きな抜きエネルギーのためのピーク電流のかなりの部分がコンデンサCからの蓄電電力Psによって賄われるため、電源側から供給される駆動電力Pdに対して平準化が図られる。
【0052】
このようにして、サーボモータ30a、30bの加速期間中およびラム圧力発生期間中に、コンデンサCから給電ラインLa、Lbに蓄電電力Psを供給することで、電源側から供給される駆動電力Pdに対して平準化が図られる。これにより、サーボアンプ40a、40bに、サーボモータ30a、30bのピーク電流を考慮した回路設計が不要になり、そのためサーボモータ30a、30bに関連する装置の小型化およびコストダウンを図れるとともに、電源側にサーボモータ30a、30bのピーク電流が発生しないため、工場内の設備電力容量を低減できることとなる。
【0053】
つぎに、打ち抜き動作が終了すると、コントローラ44からパワードライバ43a、43bへのゲート信号が解除されるため、サーボモータ30a、30bは減速を開始して回生電力Prが発生する(図3参照)。減速期間中に発生した回生電力Prに基づく回生電流は、パワードライバ43a、43bの各ダイオードDおよびダイオードDrを通してコンデンサCに流れ、コンデンサCに対する蓄電が行われる(図14(g)(d)参照)。
【0054】
この減速期間に続いてサーボモータ30a、30bは、反対方向に加速し、等速期間を経て減速して停止する。この反対方向の加速期間中は上記と同様にして、サーボモータ30a、30bの電流が急激に増加して、反対方向にあらかじめ決められたしきい値l−を上回る電流が流れるから(図14(c)参照)、供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオンすることで(図14(f)参照)、コンデンサCから給電ラインLa、Lbに電流が流れる(図14(d)参照)。これにより、電源側から供給される駆動電力Pdに対して平準化が図られる。また、この反対方向の加速期間が終わって等速期間に入ると、サーボモータ30a、30bの電流が減少して、前記しきい値l−を下回るレベルのほぼ平坦な電流になるから(図14(c)参照)、供給制御機能部の供給制御回路55が制御トランジスタQsをオフすることで(図14(f)参照)、コンデンサCから給電ラインLa、Lbへの電力供給が停止する(図14(d)参照)。そして、減速期間中にサーボモータ30a、30bにより発生する回生電流は、回生電力PrとしてコンデンサCに蓄えられる(図14(g)(d)参照)。
【0055】
このようにして、サーボモータ30a、30bの減速期間中に、サーボモータ30a、30bで発生する回生電流が回生電力PrとしてコンデンサCに蓄えられることで、無駄なエネルギー損失が回避されることとなる。
【0056】
そして、つぎの加工開始指令に先立ち、充電制御機能部の充電制御回路54がコントローラ44からの充電指令信号を受けて制御トランジスタQiをオンすることで(図14(e)参照)、コンデンサCを充電させ(図14(d)参照)、コンデンサCの電圧が所定の蓄電電圧Esに達したら、制御トランジスタQiをオフする(図14(d)(e)参照)。
【0057】
図15は、この発明によるパンチプレスのサーボドライブシステムの他の実施の形態を示す要部の縦断面図、図16はその右側面図である。
【0058】
このタレットパンチプレス110は、一対のサーボモータ30a、30bに代えて、図17に示すように、サーボモータ30a、30bを三相並列回路として一体に構成した1台のサーボモータ130を使用したものであり、サーボモータ30a、30bと同様の速度−トルク特性を有するものである。そのため、サーボモータ130は、サーボモータ30aまたは30bの一方と比べると大型であり、それに応じて、エキセンシャフト120は一端にのみ、延長部20aに比べて長く延びた延長部120aが形成され、この延長部120aをモータ主軸131とするサーボモータ130が、フレーム111aの外側に取り付けられている。
【0059】
このパンチプレスのサーボドライブシステム101のその他の構成は、図1〜図3に示すパンチプレスのサーボドライブシステム1と同様のものであるので、同様の部分に図1〜図3で使用した符号に100を加えた符号をつけて示すことで、パンチプレスのサーボドライブシステム101の各部の構成についての詳細な説明は省略する。また、このパンチプレスのサーボドライブシステム101の作用も、サーボアンプ140a、140bおよび蓄電回路150の作用を含めて、パンチプレスのサーボドライブシステム1と同様である。
【0060】
このような、サーボモータ130が1台のみ(シングルドライブ)のタレットパンチプレス110と、一対のサーボモータ30a、30bを備えたツインドライブのタレットパンチプレス10とを比較すると、つぎのような違いがある。すなわち、シングルドライブのタレットパンチプレス110の場合は、サーボモータ130の重量による応力をフレーム111bのみで受けるため、フレーム111a、111bに歪みが生じる。また、サーボモータ130の発熱により、熱の不均一による歪みも生じる。また、軸受部112a、112bの応力も互いに異なる。したがって、これらに対する対策を講じる必要がある。これに対し、ツインドライブのタレットパンチプレス10の場合は、応力歪みがなくなり、熱も分散・平均化されるという利点がある。
【0061】
なお、上記の実施の形態では、エキセンシャフト20の両端延長部20a、20b自体を、サーボモータ30a、30bの主軸31a、31bとして構成したが、これに限定するものでなく、必要であれば、例えば、エキセンシャフト20と主軸31a、31bとを別部材として構成し、ボルト止めその他適宜の手段によりエキセンシャフト20の両端部に主軸31a、31bをそれぞれ固着することで、両者を一体に構成することが可能であり、また、エキセンシャフト120とサーボモータ130の主軸131との関係も同様である。
【0062】
【発明の効果】
この発明は以上のように、ラムの動力源としてサーボモータを用いるパンチプレスにおいて、そのサーボモータとして、モータの速度−トルク特性に基づくトルクを使うことで必要なラム圧力を発生可能なサーボモータを用いて、ラムを上下動させる作動軸を直接駆動するように構成し、このサーボモータの制御回路に、サーボモータの減速期間にサーボモータにより発生する回生電力を蓄える一方、サーボモータの加速期間およびラム圧力発生期間に、蓄えられた蓄電電力をサーボモータに供給する蓄電部を付設した構成としたので、打ち抜き速度を負荷に応じて自動的に加減することで、低騒音化と作業効率との両立を図ることができるとともに、サーボモータ関連装置の小型化およびコストダウンを図って、無駄なエネルギー損失を回避することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるパンチプレスのサーボドライブシステムの一実施の形態を示す要部の縦断面図である。
【図2】図1に示す要部の右側面図である。
【図3】図1のサーボモータとそれを駆動するサーボアンプの構成例を示す結線図である。
【図4】エキセンシャフトの偏心軸部(ラム)の作動領域を示す説明図である。
【図5】サーボモータの速度−トルク特性の例を示す図である。
【図6】ノーワークのときの打ち抜き加工の実測データを示す図である。
【図7】図6の実測データに基づく特徴抽出波形データを示す図である。
【図8】薄板のワークを小径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データを示す図である。
【図9】図8の実測データに基づく特徴抽出波形データを示す図である。
【図10】薄板のワークを大径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データを示す図である。
【図11】図10の実測データに基づく特徴抽出波形データを示す図である。
【図12】厚板のワークを小径のパンチで打ち抜いたときの打ち抜き加工の実測データを示す図である。
【図13】図12の実測データに基づく特徴抽出波形データを示す図である。
【図14】蓄電部およびこれを備えた蓄電回路の作用についての説明図である。
【図15】この発明によるパンチプレスのサーボドライブシステムの他の実施の形態を示す要部の縦断面図である。
【図16】図15に示す要部の右側面図である。
【図17】図15のサーボモータとそれを駆動するサーボアンプの構成例を示す結線図である。
【符号の説明】
1、101 パンチプレスのサーボドライブシステム
10、110 タレットパンチプレス
11a、11b、111a、111b フレーム
12a、12b、112a、112b 軸受部
20、120 エキセンシャフト
20a、20b、120a 延長部
20e、120e 偏心軸部
21、121 コンロッド
22、122 ラム
23、123 ラムガイド
24、124 ストライカ
25、125 タレット
26、126 パンチ金型
30a、30b、130 サーボモータ
31a、31b、131 モータ主軸
32a、32b、132 磁極用マグネット(永久磁石)
33a、33b、133 スリーブ
34a、34b、134 ブッシュ
35a、35b、135 ロータ(回転子)
36a、36b、136 外筒
37a、37b、137 ステータ(固定子)
38、138 ロータリエンコーダ
40a、40b、140a、140b サーボアンプ
41a、41b、141a、141b コンバータ
42a、42b、142a、142b 平滑コンデンサ
43a、43b、143a、143b パワードライバ
44、144 コントローラ
50a、50b、150 蓄電回路
51a、51b、151 蓄電部
52a、52b、152 トランス
53a、53b、153 コンバータ
54a、54b、154 充電制御回路
55a、55b、155 供給制御回路
Claims (2)
- ラムの動力源として2つのサーボモータを用いるパンチプレスにおいて、
前記各サーボモータとして、モータの速度−トルク特性に基づくトルクを使うことで必要なラム圧力を発生可能なサーボモータを用いて、ラムを上下動させる作動軸を直接駆動するように構成するものであり、当該作動軸は一方のサーボモータと他方のサーボモータとの間に配置され各サーボモータの主軸として構成され、
前記各サーボモータの各制御回路に、当該サーボモータの減速期間に当該サーボモータにより発生する回生電力を蓄える一方、当該サーボモータの加速期間およびラム圧力発生期間に、蓄えられた蓄電電力を当該サーボモータに供給する蓄電部を付設するものであり、 前記蓄電部は前記制御回路に接続した蓄電回路に設けられ、前記蓄電回路は、前記蓄電部を前記サーボモータの駆動電圧よりも高い蓄電電圧に充電する充電回路を備え、当該蓄電回路は、電源投入によりまたは前記サーボモータの加速期間に至る前に、前記充電回路により前記蓄電部を前記蓄電電圧まで充電させる充電制御機能部を備え、
前記蓄電回路は、前記サーボモータの加速期間およびラム圧力発生期間にのみ前記蓄電電力を当該サーボモータに供給する供給制御機能部を備え、
前記蓄電回路は、一方のサーボモータのサーボアンプ、他方のサーボモータのサーボアンプの両者に共通であることを特徴とするパンチプレスのサーボドライブシステム。 - 蓄電にはコンデンサを用いることを特徴とする請求項1記載のパンチプレスのサーボドライブシステム。
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