JP2015100147A - 固定子およびその固定子を備えた回転電機 - Google Patents

固定子およびその固定子を備えた回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、部品点数を削減するとともに、軸方向の寸法の増大を抑えて、小型化を図ることができる固定子およびその製造方法並びに固定子を備えた回転電機を得る。【解決手段】固定子鉄心11は、電磁鋼板を積層して製作され、ヨーク部およびティース部を有するコアブロックが屈曲可能な第1連結部により連結されて環状に構成され、集中巻コイル14aが、それぞれ、導体線を、コアブロックの軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン15,24の胴部20,27と第1および第2ガイド部16,21,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部のまわりを多数回巻いて製作され、集中巻コイル14aを交流結線する第1導電部材30を保持する導電部材保持部が、それぞれ、径方向外側に開口して、かつ第1ガイド部16を周方向に貫通すように形成されて、軸方向に3層に配列された保持溝17により構成されている。【選択図】図3

Description

この発明は、例えば、車両に搭載される電動機や発電機などの回転電機に適用される固定子およびその製造方法並びにその固定子を備えた回転電機に関するものである。
従来の回転電機では、帯状導電部を有し、この帯状導電部と一体でかつこの帯状導電部の側端部から長手方向に略平行に延出された腕部を、帯状導電部の板厚方向に屈曲してなる導電部材と、この導電部材を保持する円環状のホルダと、巻回された複数のコイルと、を備え、腕部にコイルを接続していた(例えば、特許文献1参照)。
特許第3513262号公報
従来の回転電機では、コイルを結線する導電部材を保持するホルダが必要となるので、部品点数が増大するという課題があった。
また、ホルダが固定子の軸方向一側に略同軸に配設されているので、装置の軸方向寸法が増大するという課題もあった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、部品点数を削減するとともに、軸方向の寸法の増大を抑えて、小型化を図ることができる固定子およびその製造方法並びに固定子を備えた回転電機を得ることを目的とする。
この発明による固定子は、電磁鋼板を積層して製作され、ヨーク部および該ヨーク部の内周壁面から径方向内方に突出するティース部を有するコアブロックが、屈曲可能な第1連結部により上記ヨーク部の周方向の側面の外周縁部同士を連結されてなる直線形状のコア材を、上記第1連結部を屈曲させて環状に構成された固定子鉄心と、それぞれ、胴部、および上記胴部の上面の長さ方向の両端に突出された第1および第2ガイド部を有し、上記胴部の長さ方向を上記ティース部の径方向に一致させて、上記胴部の底面を上記ティース部の軸方向端面に沿わせて、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された複数対の絶縁ボビンと、それぞれ、導体線を、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて製作された複数のコイルと、上記複数のコイルのコイル端末が接続されて、上記複数のコイルを交流結線する複数の導電部材と、を備え、上記複数の導電部材を保持する導電部材保持部が、上記絶縁ボビンの外径側に位置する上記第1ガイド部に形成されている。
この発明によれば、導電部材を保持する導電部材保持部が絶縁ボビンの外径側に位置する第1ガイド部に形成されているので、導電部材を保持する部材を新たに設ける必要がなく、部品点数が削減される。また、導電部材を保持する部材を固定子鉄心の軸方向外側に配置する必要がないので、固定子の軸方向寸法の増大が抑えられ、小型化が図られる。
この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータを示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子鉄心を示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 図8のIX−IX矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子の組立方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータにおける固定子巻線の結線図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図16のXVII−XVII矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す背面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図23のXXIV−XXIV矢視断面図である。 図24のXXV−XXV矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 図26のXXVII−XXVII矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータを示す縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図、図3は図2のIII−III矢視断面図、図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子鉄心を示す端面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2導電部材を示す正面図、図8はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図、図9は図8のIX−IX矢視断面図、図10はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図、図11はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す正面図、図12はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す端面図、図13はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す側面図、図14はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子の組立方法を説明する図、図15はこの発明の実施の形態1に係るブラシレスモータにおける固定子巻線の結線図である。
図1において、回転電機としてのブラシレスモータ1は、ハウジング2と、ハウジング2内に回転可能に配設される回転子3と、回転子3の外周に空隙を介して同軸に配設されて、ハウジング2に保持された略円環状の固定子10と、を備える。
回転子3は、シャフト4と、樹脂部6によりシャフト4に同軸に固着された円環状の永久磁石5と、を備え、シャフト4を永久磁石5の軸心位置に配置し、モールド成形により一体に製作される。永久磁石5は、N極とS極が周方向に交互に配列するように着磁される。回転子3は、シャフト4がハウジング2に保持された軸受8と、フロントカバー7に保持された軸受9に支持されて、ハウジング2内に回転可能に配設される。
固定子10は、略円環状の固定子鉄心11と、固定子鉄心11に装着された固定子巻線14と、を備える。ハウジング2は、モールド成形により固定子10を覆うように形成された樹脂成型体により構成される。なお、固定子鉄心11のティース部13bの先端面がハウジング2から露出している。
このように構成されたブラシレスモータ1を組み立てるには、まず、シャフト4の一端をハウジング2に保持される軸受8に圧入して、回転子3をハウジング2に組み付ける。ついで、フロントカバー7に保持された軸受9をシャフト4の他端に圧入して、フロントカバー7をハウジング2に取り付け、ブラシレスモータ1が組み立てられる。そして、ブラシレスモータ1は、フロントカバー7を介して、各種のアクチュエータに取り付けられる。
つぎに、固定子10の構成について、図2から図15を参照しつつ説明する。
固定子鉄心11は、図5に示されるように、円弧状のヨーク部13aとヨーク部13aの内周壁面から径方向内方に突出するティース部13bからなるコアブロック13を、第1連結部としての薄肉の連結部13cを介して一続きに連結された帯状体であるコア材12により構成される。コア材12は、プレス成形された多数枚の電磁鋼板を積層、一体化して製作される。固定子鉄心11は、ヨーク部13aの外周縁部間を連結する連結部13cを屈曲させて、コア材12を略円環状に曲げて製作される。ここでは、説明の便宜上、固定子鉄心11は、12個のコアブロック13がヨーク部13aの周方向側面同士を突き合わせて略円環状に構成されているものとする。
第1絶縁ボビン15は、例えば、ナイロンを用いてモールド成形された樹脂成型体であり、図8から図10に示されるように、長さ方向をティース部13bの径方向に一致させて、底面をティース部13bの軸方向の一端面に沿うように配設される胴部20と、胴部20の長さ方向一側から底面と反対側(ヨーク部13aと反対側)に突出する第1ガイド部16と、胴部20の長さ方向他側から第1ガイド部16と相対して底面と反対側(ティース部13bと反対側)に突出する第2ガイド部21と、胴部20、第1ガイド部16および第2ガイド部21から突出して、ヨーク部13aの内周壁面の軸方向一端側およびティース部13bの側面の軸方向一端側を覆うスカート部22と、を有する。
保持溝17が、径方向外方に開口し、かつ溝方向を周方向として、第1ガイド部16に軸方向に3つ並んで形成され、導電部材保持部を構成している。受け部18が、第1ガイド部16の周方向の両側面に、3つの保持溝17の径方向内方に位置するように形成されている。係合凹部19が保持溝17の底部の周方向の中央部に形成されている。
第2絶縁ボビン24は、例えば、ナイロンを用いてモールド成形された樹脂成型体であり、図11から図13に示されるように、長さ方向をティース部13bの径方向に一致させて、底面をティース部13bの軸方向の他端面に沿うように配設される胴部27と、胴部27の長さ方向一側から底面と反対側(ヨーク部13aと反対側)に突出する第1ガイド部25と、胴部27の長さ方向他側から第1ガイド部25と相対して底面と反対側(ティース部13bと反対側)に突出する第2ガイド部28と、胴部27、第1ガイド部25および第2ガイド部28から突出して、ヨーク部13aの内周壁面の軸方向他端側およびティース部13bの側面の軸方向他端側を覆うスカート部29と、を有する。保持溝26が、軸方向外方に開口し、かつ溝方向を周方向として、第1ガイド部25に1つ形成され、導電部材保持部を構成している。
第1導電部材30は、例えば、銅などの薄板をプレス成形して製作され、図6に示されるように、7個の略矩形平板状の導電部31が長手方向端部の短手方向の一端同士を第2連結部としての幅狭の連結部32を介して一続きに連結されて直線形状の帯状体に構成される。ここで、幅狭の連結部32は、プレス成型時に、導電部31間の短手方向の他側に切り欠きを形成することで製作される。係合凹部19に嵌合する係合凸部31aが各導電部31の短手方向の他側に位置する長辺の長さ方向中央部に形成されている。受け部18にスナップフィット結合する係止爪33が、1番目の導電部31と7番目の導電部31の長手方向の両端部から短手方向の他側に突出するように形成されている。さらに、コイル接続端子34が、1番目、4番目および7番目の導電部31の短手方向の一側に位置する長辺の長さ方向中央部から突出するように形成されている。
第2導電部材35は、図7に示されるように、例えば、銅などの薄板をプレス成形して直線形状の帯状体に製作されている。第2導電部材35は、固定子鉄心11の周方向長さと略等しい長さを有する。そして、コイル接続端子36が、それぞれ、第2導電部材35の一方の長辺から幅方向に突出して、長さ方向に等ピッチで6本形成されている。
固定子10を組み立てるには、まず、図14の(a)に示されるように、プレス成形された多数枚の電磁鋼板を積層、一体化して、コアブロック13のコバック部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作する。ついで、図14の(b)に示されるように、第1ガイド部16をヨーク部13aの軸方向(電磁鋼板の積層方向)の一端面に配置し、胴部20、第2ガイド部21およびスカート部22をティース部13bの軸方向の一端面にかぶせて、第1絶縁ボビン15をコアブロック13のそれぞれの軸方向の一端に配設する。図示していないが、第1ガイド部25をヨーク部13aの軸方向の他端面に配置し、胴部27、第2ガイド部28およびスカート部29をティース部13bの軸方向の他端面にかぶせて、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
ついで、1番目から7番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン15の第1ガイド部16に形成された3つの保持溝17の中の電磁鋼板の積層方向(軸方向)の一側に位置する保持溝17の群に、第1導電部材30の板厚方向を軸方向として、ティース部13bの突出方向(径方向)から1枚の第1導電部材30を挿入する。これにより、図3に示されるように、係合凸部31aが係合凹部19に嵌合し、第1導電部材30が位置決めされる。また、係止爪33が受け部18にスナップフィット結合し、第1導電部材30が第1絶縁ボビン15に収納、保持される。
ついで、2番目から8番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン15の第1ガイド部16に形成された3つの保持溝17の中の軸方向の中央に位置する保持溝17の群に1枚の第1導電部材30を挿入する。これにより、係合凸部31aが係合凹部19に嵌合し、第1導電部材30が位置決めされる。また、係止爪33が受け部18にスナップフィット結合し、第1導電部材30が第1絶縁ボビン15に収納、保持される。さらに、3番目から9番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン15の第1ガイド部16に形成された3つの保持溝17の中の軸方向の他側に位置する保持溝17の群に1枚の第1導電部材30を挿入する。これにより、係合凸部31aが係合凹部19に嵌合し、第1導電部材30が位置決めされる。また、係止爪33が受け部18にスナップフィット結合し、第1導電部材30が第1絶縁ボビン15に収納、保持される。
このようにして、3枚の第1導電部材30が、図14の(d)に示されるように、コア材12の軸方向の一端に配設された12個の第1絶縁ボビン15の保持溝17に収納、保持される。そして、コイル接続端子34が各第1絶縁ボビン15の保持溝17から延び出ている。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された保持溝26の群に、第2導電部材35の板厚方向を径方向として、軸方向から1枚の第2導電部材35を挿入する。これにより、コア材12の軸方向の他端に配設された12個の第2絶縁ボビン24の保持溝26に収納、保持される。そして、コイル接続端子36が各第2絶縁ボビン24の保持溝26から延び出ている。
ついで、図14の(c)に示されるように、例えば、エナメル被覆銅線からなる導体線を、1番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン15,24の胴部20,27と第1および第2ガイド部16,21,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻き、その後、4番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン15,24の胴部20,27と第1および第2ガイド部16,21,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻いて、1番目と4番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。同様に、2番目と5番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、3番目と6番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。そして、集中巻コイル14aの巻始め端部および巻き終わり端部であるコイル端末14bが軸方向一側に引き出される。
ついで、7番目と10番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。さらに、8番目と11番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、9番目と12番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。そして、集中巻コイル14aのコイル端末14bが軸方向他側に引き出される。
ついで、図14の(e)に示されるように、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、7番目と10番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とを、3つの保持溝17の中の軸方向の一側に位置する保持溝17の群に挿入された第1導電部材30のコイル接続端子34にヒュージングにより接続する。また、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、8番目と11番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とを、3つの保持溝17の中の軸方向の中央に位置する保持溝17の群に挿入された第1導電部材30のコイル接続端子34にヒュージングにより接続する。さらに、3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、9番目と12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とを、3つの保持溝17の中の軸方向の他側に位置する保持溝17の群に挿入された第1導電部材30のコイル接続端子34にヒュージングにより接続する。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14b,14cを第2導電部材35のコイル接続端子36にヒュージングにより接続する。
これにより、それぞれ、図15に示されるように、4本の集中巻コイル14aを2直列2並列接続して構成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルをY結線してなる固定子巻線14が得られる。なお、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線、および3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線が、それぞれ、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルの給電部となる。
ついで、ヨーク部13aの外周縁部間を連結する連結部13cを屈曲させて、コア材12を略円環状に曲げる。このとき、第1導電部材30は、連結部32で屈曲し、略円環状に曲げられる。また、第2導電部材35は、板厚方向に屈曲して、略円環状に曲げられる。そして、図2に示されるように、コア材12の両端に位置するコアブロック13のヨーク部13aの周方向の側面同士を突き合わせて略円環状とし、固定子10が製作される。ついで、固定子10を覆うように絶縁性樹脂によりモールド成形し、固定子10を一体化したハウジング2が製作される。
この実施の形態1によれば、第1導電部材30を保持する保持溝17が第1絶縁ボビン15の第1ガイド部16に形成され、第2導電部材35を保持する保持溝26が第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成されている。すなわち、導電部材保持部が第1および第2絶縁ボビン15,24の第1ガイド部16,25に設けられるので、特許文献1で必要であった導電部材を保持するためのホルダが不要となる。そこで、部品点数を削減できる。また、ホルダを固定子鉄心11の軸方向一側に略同軸に配設する必要がないので、固定子10の軸方向寸法を縮小でき、ブラシレスモータ1の小型化が図られる。
保持溝26を第1ガイド部16,25に形成することで導電部材保持部を構成しているので、集中巻コイル14aが巻回される凹空間を形成する第1ガイド部16,25を大きくすることなく、第1ガイド部16,25に導電部材保持部を設けることができる。したがって、導電部材保持部を設けること起因する固定子10の軸方向寸法の増大がない。
ここで、特許文献1では、導電部材は、円弧状に曲げ加工されて、固定子鉄心の軸方向一側に配置された円環状のホルダの側面に同心円状に形成された複数の溝のそれぞれに収納、保持されているので、各溝に収納される導電部材の曲げ加工前の全長が異なり、曲げ半径も異なる。そこで、各溝に専用の導電部材が必要となるので、部品点数が増大するとともに、プレス金型の数が増大していた。
この実施の形態1では、保持溝17は、それぞれ、径方向外方に開口し、かつ第1ガイド部16を周方向に貫通して形成されて、軸方向に3層に配列されている。そこで、軸方向位置を同じくする保持溝17の3つの群のそれぞれに収納、保持された導電部材の径は等しくなる。つまり、第1絶縁ボビン15の第1ガイド部16の3つの保持溝17に収納保持される導電部材を同一形状とすることができる。また、第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25には1つの保持溝26のみしか形成されていないので、第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25の保持溝26に収納、保持される導電部材は1つとなる。そこで、導電部材の種類は、第1および第2導電部材30,35の2種類のみとなり、部品点数の増大が抑えられ、プレス金型の数が少なくなる。
直線形状の第1導電部材30を第1絶縁ボビン15の保持溝17に収納、保持した状態で、直線形状のコア材12を略円環状に曲げているので、第1導電部材30を円弧状に曲げ加工する必要がない。そこで、第1導電部材30を円弧状に曲げる工程がなく、曲げ加工するプレス金型が不要となるとともに、生産性が高められる。
第1導電部材30は、10個の略矩形平板状の導電部31が長手方向端部の幅方向の一端同士を幅狭の連結部32を介して一続きに連結されて直線形状の帯状体に構成されているので、第1導電部材30の板厚方向および長手方向と直交する方向への連結部32の曲げが容易となる。そこで、直線形状のコア材12を、連結部13cで曲げて略円環状に成形する工程が容易となる。
係合凹部19が保持溝17の底部に形成され、係合凹部19に係合する係合凸部31aが各導電部31に形成されている。さらに、第1導電部材30の両端に位置する導電部31に形成された係止爪33が、第1ガイド部16に形成された受け部18にスナップフィット結合されるようになっている。そこで、第1導電部材30は、位置決めされた状態で保持溝17に収納、保持される。これにより、第1導電部材30が装着された状態でのコア材12の搬送時における第1導電部材30の保持溝17からの脱落や浮きの発生、およびコア材12の曲げ工程での第1導電部材30のずれの発生を抑制でき、生産性の向上が図られる。
なお、上記実施の形態1では、係止爪33がコア材12の両端に位置する導電部31にのみ形成されているが、係止爪33をコア材12の全ての導電部31に形成してもよい。
また、上記実施の形態1では、第1および第2導電部材30,35を保持溝17に収納、保持させた後、コアブロック13に集中巻コイル14aを装着しているが、コアブロック13に集中巻コイル14aを装着した後、第1および第2導電部材30,35を保持溝17に収納、保持させてもよい。
また、上記実施の形態1では、集中巻コイル14aをY結線して固定子巻線14を構成しているが、集中巻コイル14aの交流結線はY結線に限定されず、例えば集中巻コイル14aをΔ結線して固定子巻線14を構成してもよい。この場合、集中巻コイル14aのコイル端末14bを集中巻コイル14aから軸方向一側に引き出し、かつ集中巻コイル14a間の渡り線を軸方向一側に引き出し、10個の導電部31が連結部32により一続きに連結された直線形状の第1導電部材を製作する。そして、このように製作された3つの第1導電部材を、軸方向位置を同じくする保持溝17の各群に、互いに1つの保持溝17だけずらして収納させる。
そして、1番目、4番目、7番目および10番目の集中巻コイル14aのコイル端末14bを保持溝17の第1の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。また、2番目、5番目、8番目および11番目の集中巻コイル14aのコイル端末14bを保持溝17の第2の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。さらに、3番目、6番目、9番目および12番目の集中巻コイル14aのコイル端末14bを保持溝17の第3の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。
ついで、1番目と4番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、7番目と10番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第2の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル端子に接続する。また、2番目と5番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、8番目と11番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第3の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。さらに、3番目と6番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、9番目と12番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第1の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。これにより、4本の集中巻コイル14aを並列接続して構成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルをΔ結線してなる固定子巻線14が得られる。そして、3つの第1導電部材30が固定子巻線14の給電部となる。なお、第2導電部材35は不要となる。
実施の形態2.
図16はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図、図17は図16のXVII−XVII矢視断面図、図18はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図、図19はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図、図20はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図、図21はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す背面図、図22はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。
図18および図19において、第1導電部材40は、例えば、銅などの薄板をプレス成形して、7個のコアブロック13を連結した長さと略等しい長さを有する直線形状の帯状体に製作されている。そして、3本のコイル接続端子41が、それぞれ、第1導電部材40の一方の長辺から幅方向に突出して、長さ方向に両端と中央部に形成されている。さらに、凸部42が第1導電部材40の表面に2つ形成されている。なお、第1導電部材40の板厚と凸部42の突出高さとの和が、後述する保持溝46の溝幅より僅かに大きくなっている。
図20から図22において、第1絶縁ボビン44は、例えば、ナイロンを用いてモールド成形された樹脂成型体であり、長さ方向をティース部13bの径方向に一致させて、底面をティース部13bの軸方向の一端面に沿うように配設される胴部47と、胴部47の長さ方向一側から底面と反対側(ヨーク部13aと反対側)に突出する第1ガイド部45と、胴部47の長さ方向他側から第1ガイド部45と相対して底面と反対側(ティース部13bと反対側)に突出する第2ガイド部48と、胴部47、第1ガイド部45および第2ガイド部48から突出して、ヨーク部13aの内周壁面の軸方向一端側およびティース部13bの側面の軸方向一端側を覆うスカート部49と、を有する。さらに、保持溝46が、軸方向外方に開口し、かつ溝方向を周方向として、第1ガイド部45に径方向に3つ並んで形成され、導電部材保持部を構成している。
この実施の形態2による固定子10Aを組み立てるには、上記実施の形態1と同様に、コアブロック13のコバック部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作し、第1絶縁ボビン44をコアブロック13のそれぞれの電磁鋼板の積層方向(軸方向)の一端に配設し、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
そして、1番目から7番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成された保持溝46の中のティース部13bの突出方向(径方向)の一側に位置する保持溝46の群に、第1導電部材40の板厚方向を径方向にとして、軸方向から1枚の第1導電部材40を挿入する。このとき、第1導電部材40の板厚と凸部42の突出高さとの和が、保持溝46の溝幅より僅かに大きくなっているので、第1導電部材40の凸部42の部分が保持溝46に圧入され、第1導電部材40が凸部42の圧入力により第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。
ついで、2番目から8番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成された保持溝46の中の径方向の中央に位置する保持溝46の群に1枚の第1導電部材40を挿入する。これにより、第1導電部材30が第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。さらに、3番目から9番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成された保持溝46の中の径方向の他側に位置する保持溝46の群に1枚の第1導電部材40を挿入する。これにより、第1導電部材40が第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。
このようにして、3枚の第1導電部材40が、コア材12の軸方向の一端に配設された12個の第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。そして、コイル接続端子41が各第1絶縁ボビン44の保持溝46から延び出ている。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された1つの保持溝26の群に1枚の第2導電部材35を挿入する。これにより、コア材12の軸方向の他端に配設された12個の第2絶縁ボビン24の保持溝26に収納、保持される。そして、コイル接続端子36が各第2絶縁ボビン24の保持溝26から延び出ている。
ついで、導体線を、1番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン44,24の胴部47,27と第1および第2ガイド部45,48,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻き、その後、4番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン44,24の胴部47,27と第1および第2ガイド部45,48,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻いて、1番目と4番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。
同様に、2番目と5番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、3番目と6番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、7番目と10番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、8番目と11番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、9番目と12番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。そして、1番目から6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが集中巻コイル14aの軸方向一側に引き出され、7番目から12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが集中巻コイル14aの軸方向他側に引き出される。
ついで、図17に示されるように、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、7番目と10番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝46の中の径方向の一側に位置する保持溝46の群に挿入された第1導電部材40のコイル接続端子41に接続される。また、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、8番目と11番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝46の中の径方向の中央に位置する保持溝46の群に挿入された第1導電部材40のコイル接続端子41に接続される。さらに、3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、9番目と12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝46の中の径方向の他側に位置する保持溝46の群に挿入された第1導電部材40のコイル接続端子41に接続される。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが第2導電部材35のコイル接続端子36に接続される。これにより、それぞれ、4本の集中巻コイル14aを2直列2並列接続して構成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルをY結線してなる固定子巻線14が得られる。そして、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線および3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線が、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルの給電部となる。
ついで、ヨーク部13aの外周縁部間を連結する連結部13cを屈曲させて、コア材12を略円環状に曲げる。このとき、第1導電部材40および第2導電部材35は、板厚方向に屈曲して、略円環状に曲げられる。そして、コア材12の両端に位置するコアブロック13のヨーク部13aの周方向の側面同士を突き合わせて略円環状とし、図16に示される固定子10Aが製作される。
この実施の形態2においても、保持溝46を第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成され、保持溝26を第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成して、第1ガイド部45,25に導電部材保持部を形成しているので、上記実施の形態1と同様に、部品点数を削減できるとともに、固定子10Aの軸方向寸法を縮小できる。
また、保持溝46は、それぞれ、軸方向外方に開口し、かつ第1ガイド部45を周方向に貫通して形成されて、径方向に3層に配列されている。しかし、第1導電部材40は、直線形状の帯状体の形態で、直線形状のコア材12の長さ方向に配列する保持溝46の群に収納、保持され、コア材12を略円環状に曲げる過程で、同時に曲げられるので、特許文献1で必要であった、保持溝に収納する前工程における第1導電部材の曲げ加工が不要となる。したがって、保持溝46の各群に収納、保持される第1導電部材40を同一形状とすることができる。そこで、実施の形態2においても、導電部材の種類は、第1および第2導電部材40,35の2種類のみとなり、部品点数の増大が抑えられ、プレス金型の数が少なくなる。
凸部42を第1導電部材40の表面に形成し、凸部42の部位を保持溝46に圧入させて、第1導電部材40を保持溝46に収納、保持させている。そこで、実施の形態2においても、第1導電部材40が装着された状態でのコア材12の搬送時における第1導電部材40の保持溝46からの脱落や浮きの発生、およびコア材12の曲げ工程での第1導電部材40のずれの発生を抑制でき、生産性の向上が図られる。
この実施の形態2によれば、第1導電部材40が板厚方向に曲げられるので、第1導電部材30における連結部32が不要となる。つまり、連結部32を形成するための切り欠きが不要となるので、第1導電部材40の大きな断面積が確保される。そこで、固定子10Aを備えた本ブラシレスモータを大電流を必要とする用途に適用することができる。
なお、上記実施の形態2では、第1および第2導電部材40,35を保持溝46に収納、保持させた後、コアブロック13に集中巻コイル14aを装着しているが、コアブロック13に集中巻コイル14aを装着した後、第1および第2導電部材40,35を保持溝46に収納、保持させてもよい。
実施の形態3.
図23はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図、図24は図23のXXIV−XXIV矢視断面図、図25は図24のXXV−XXV矢視断面図、図26はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図、図27は図26のXXVII−XXVII矢視断面図、図28はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図、図29はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図、図30はこの発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。
図26から図28において、第1絶縁ボビン50は、例えば、ナイロンを用いてモールド成形された樹脂成型体であり、長さ方向をティース部13bの径方向に一致させて、底面をティース部13bの軸方向の一端面に沿うように配設される胴部54と、胴部54の長さ方向一側から底面と反対側(ヨーク部13aと反対側)に突出する第1ガイド部51と、胴部54の長さ方向他側から第1ガイド部51と相対して底面と反対側(ティース部13bと反対側)に突出する第2ガイド部55と、胴部54、第1ガイド部51および第2ガイド部55から突出して、ヨーク部13aの内周壁面の軸方向一端側およびティース部13bの側面の軸方向一端側を覆うスカート部56と、を有する。
保持溝52が、径方向外方に開口し、かつ溝方向を周方向として、第1ガイド部51に軸方向に3つ並んで形成され、導電部材保持部を構成している。受け部53が保持溝52の底部の周方向の中央部に凹設されている。
図29および図30において、第1導電部材60は、例えば、絶縁被覆された銅などの薄板をプレス成形して、半円弧形状の帯状平板に製作されている。そして、コイル接続端子61が、それぞれ、第1導電部材60の外周辺から半径方向の外方に突出して、長さ方向の両端部および中央部に形成されている。さらに、係止爪62が第1導電部材60の内周辺の長さ方向両端から半径方向の内方に突出するように形成されている。
この実施の形態3による固定子10Bを組み立てるには、上記実施の形態1と同様に、コアブロック13のコバック部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作し、第1絶縁ボビン50をコアブロック13のそれぞれの軸方向(電磁鋼板の積層方向)の一端に配設し、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
そして、導体線を、1番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン44,24の胴部47,27と第1および第2ガイド部45,48,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻き、その後、4番目のコアブロック13の軸方向両端面に配設された第1および第2絶縁ボビン44,24の胴部47,27と第1および第2ガイド部45,48,25,28とにより形成される凹空間内を通して、ティース部13bのまわりを定められた回数巻いて、1番目と4番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。
同様に、2番目と5番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、3番目と6番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、7番目と10番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、8番目と11番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着し、9番目と12番目のコアブロック13に集中巻コイル14aを装着する。そして、1番目から6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが集中巻コイル14aの軸方向一側に引き出され、7番目から12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが集中巻コイル14aの軸方向他側に引き出される。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された1つの保持溝26に1枚の第2導電部材35を挿入する。
ついで、ヨーク部13aの外周縁部間を連結する連結部13cを屈曲させて、コア材12を略円環状に曲げる。そして、第1導電部材60の板厚方向を軸方向として、第1導電部材60を径方向外方から、軸方向位置を同じくする保持溝52の各群に挿入する。これにより、図25に示されるように、係止爪62が受け部53にスナップフィット結合し、第1導電部材60が保持溝52の各群に収納、保持される。
ついで、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、7番目と10番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝52の中の軸方向の一側に位置する保持溝52の群に挿入された第1導電部材60のコイル接続端子61にヒュージングにより接続される。また、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、8番目と11番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝52の中の軸方向の中央に位置する保持溝52の群に挿入された第1導電部材60のコイル接続端子61にヒュージングにより接続される。さらに、3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bと、9番目と12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線とが、保持溝52の中の軸方向の他側に位置する保持溝52の群に挿入された第1導電部材60のコイル接続端子61にヒュージングにより接続される。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14aのコイル端末14bが第2導電部材35のコイル接続端子36に接続される。これにより、それぞれ、4本の集中巻コイル14aを2直列2並列接続して構成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルをY結線してなる固定子巻線14が得られる。そして、1番目と4番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線、2番目と5番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線および3番目と6番目のコアブロック13に装着された集中巻コイル14a間の渡り線が、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルの給電部となる。これにより、図23および図24に示される固定子10Bが製作される。
この実施の形態3においても、保持溝52を第1絶縁ボビン50の第1ガイド部51に形成され、保持溝26を第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成して、第1ガイド部51,25に導電部材保持部を形成しているので、上記実施の形態1と同様に、部品点数を削減できるとともに、固定子10Bの軸方向寸法を縮小できる。
また、保持溝52は、それぞれ、径方向外方に開口し、かつ第1ガイド部51を周方向に貫通して形成されて、軸方向に3層に配列されている。そして、円弧形状に成形された第1導電部材60を、コア材12を略円環状に曲げた後、軸方向位置を同じくする保持溝52の各群に径方向外方から装着している。したがって、保持溝52の各群に収納、保持される第1導電部材60を同一形状とすることができる。そこで、実施の形態3においても、部品点数の増大が抑えられ、プレス金型の数が少なくなる。
係止爪62を第1導電部材60に形成し、保持溝52の底部に形成された受け部53に係止爪62をスナップフィット結合させて、第1導電部材60を保持溝52に収納、保持させている。そこで、実施の形態3においても、第1導電部材60の保持溝52からの脱落や浮きを抑制でき、生産性の向上が図られる。
なお、上記実施の形態3では、受け部53が保持溝53の底部の周方向中央部に形成されているが、受け部53が形成される位置は保持溝53の底部の周方向中央部に限定されない。また、係止爪62が第1導電部材60の内周辺の長さ方向両端に形成さているが、係止爪62の形成位置は第1導電部材60の長さ方向両端に限定されない。さらに、係止爪62の本数は3本以上でもよい。
また、上記各実施の形態では、固定子鉄心が12個のコアブロックを連結部により一続きに連結して構成されているが、コアブロックの個数は12個に限定されない。
また、上記各実施の形態では、ブラシレスモータについて説明しているが、本発明は、ブラシレスモータに限定されず、同様の構成を持つ他のモータに適用できるとともに、発電機などの回転電機にも適用できる。
また、上記各実施の形態では、導体線を2つのコアブロックに連続して集中巻きに巻回して、2つのコアブロックに装着された集中巻コイルを渡り線により一続きに構成しているが、導体線をコアブロックのそれぞれに集中巻きに巻回して、コアブロックのそれぞれに単独の集中巻コイルを装着してもよい。
1 ブラシレスモータ(回転電機)、10,10A,10B 固定子、11 固定子鉄心、12 コア材、13 コアブロック、13a ヨーク部、13b ティース部、13c 連結部(第1連結部)、14a 集中巻コイル、15 第1絶縁ボビン、16 第1ガイド部、17 保持溝、18 受け部、20 胴部、21 第2ガイド部、24 第2絶縁ボビン、25 第1ガイド部、26 保持溝、27 胴部、28 第2ガイド部、30 第1導電部材、31 堂殿部、32 連結部(第2連結部)、33 係止爪、35 第2導電部材、40 第1導電部材、44 第1絶縁ボビン、45 第1ガイド部、46 保持溝、47 胴部、48 第2ガイド部、50 第1絶縁ボビン、51 第1ガイド部、52 保持溝、53 受け部、54 胴部、55 第2ガイド部、60 第1導電部材、62 係止爪。
この発明は、例えば、車両に搭載される電動機や発電機などの回転電機に適用される固定子およびその固定子を備えた回転電機に関するものである。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、部品点数を削減するとともに、軸方向の寸法の増大を抑えて、小型化を図ることができる固定子およびその固定子を備えた回転電機を得ることを目的とする。
この発明による固定子は、電磁鋼板を積層して製作され、ヨーク部および該ヨーク部の内周壁面から径方向内方に突出するティース部を有するコアブロックが、屈曲可能な第1連結部により上記ヨーク部の周方向の側面の外周縁部同士を連結されてなる直線形状のコア材を、上記第1連結部を屈曲させて環状に構成された固定子鉄心と、それぞれ、胴部、および上記胴部の上面の長さ方向の両端に突出された第1および第2ガイド部を有し、上記胴部の長さ方向を上記ティース部の径方向に一致させて、上記胴部の底面を上記ティース部の軸方向端面に沿わせて、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された複数対の絶縁ボビンと、それぞれ、導体線を、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて製作された複数のコイルと、上記複数のコイルのコイル端末が接続されて、上記複数のコイルを交流結線する複数の導電部材と、を備え、上記複数の導電部材を保持する導電部材保持部が、上記絶縁ボビンの外径側に位置する上記第1ガイド部に形成され、上記コアブロックの軸方向一端面に配設された上記絶縁ボビンに形成された上記導電部材保持部は、それぞれ、径方向外側に開口して、かつ上記第1ガイド部を周方向に貫通するように形成されて、軸方向に複数層に配列された複数の保持溝により構成され、上記複数の導電部材は、それぞれ、複数の矩形平板状の導電部の長手方向の端部の短手方向の一端同士を第2連結部で連結した直線形状の帯状体に製作され、上記第2連結部で曲げられて、上記導電部の長手方向を周方向とし、かつ上記第2連結部を径方向外方に向けて、軸方向位置を同じくして周方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに上記導電部を収納され、受け部が上記第1ガイド部の周方向両側部の上記保持溝の内径側に形成され、上記受け部にスナップフィット結合する係止爪が上記導電部材の両端に位置する上記導電部の長さ方向の両端部に形成されている。
この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータを示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子鉄心を示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 図8のIX−IX矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す端面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子に適用される第2絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータの固定子の組立方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るブラシレスモータにおける固定子巻線の結線図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図16のXVII−XVII矢視断面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す背面図である。 この発明の実施の形態2に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図である。 図23のXXIV−XXIV矢視断面図である。 図24のXXV−XXV矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図である。 図26のXXVII−XXVII矢視断面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図である。 この発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図である。 この発明の実施の形態に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。
固定子10を組み立てるには、まず、図14の(a)に示されるように、プレス成形された多数枚の電磁鋼板を積層、一体化して、コアブロック13のヨーク部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作する。ついで、図14の(b)に示されるように、第1ガイド部16をヨーク部13aの軸方向(電磁鋼板の積層方向)の一端面に配置し、胴部20、第2ガイド部21およびスカート部22をティース部13bの軸方向の一端面にかぶせて、第1絶縁ボビン15をコアブロック13のそれぞれの軸方向の一端に配設する。図示していないが、第1ガイド部25をヨーク部13aの軸方向の他端面に配置し、胴部27、第2ガイド部28およびスカート部29をティース部13bの軸方向の他端面にかぶせて、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された保持溝26の群に、第2導電部材35の板厚方向を径方向として、軸方向から1枚の第2導電部材35を挿入する。これにより、第2導電部材35がコア材12の軸方向の他端に配設された12個の第2絶縁ボビン24の保持溝26に収納、保持される。そして、コイル接続端子36が各第2絶縁ボビン24の保持溝26から延び出ている。
保持溝26を第1ガイド部16,25に形成することで導電部材保持部を構成しているので、集中巻コイル14aが巻回される凹空間を形成する第1ガイド部16,25を大きくすることなく、第1ガイド部16,25に導電部材保持部を設けることができる。したがって、導電部材保持部を設けること起因する固定子10の軸方向寸法の増大がない。
第1導電部材30は、個の略矩形平板状の導電部31が長手方向端部の幅方向の一端同士を幅狭の連結部32を介して一続きに連結されて直線形状の帯状体に構成されているので、第1導電部材30の板厚方向および長手方向と直交する方向への連結部32の曲げが容易となる。そこで、直線形状のコア材12を、連結部13cで曲げて略円環状に成形する工程が容易となる。
また、上記実施の形態1では、集中巻コイル14aをY結線して固定子巻線14を構成しているが、集中巻コイル14aの交流結線はY結線に限定されず、例えば集中巻コイル14aをΔ結線して固定子巻線14を構成してもよい。この場合、集中巻コイル14aのコイル端末14bを集中巻コイル14aから軸方向一側に引き出し、かつ集中巻コイル14a間の渡り線を軸方向一側に引き出し、個の導電部31が連結部32により一続きに連結された直線形状の第1導電部材を製作する。そして、このように製作された3つの第1導電部材を、軸方向位置を同じくする保持溝17の各群に、互いに1つの保持溝17だけずらして収納させる。
ついで、1番目と4番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、7番目と10番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第2の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。また、2番目と5番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、8番目と11番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第3の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。さらに、3番目と6番目の集中巻コイル14a間の渡り線と、9番目と12番目の集中巻コイル14a間の渡り線とを、保持溝17の第1の群に収納、保持された第1導電部材に形成されたコイル接続端子に接続する。これにより、4本の集中巻コイル14aを並列接続して構成されたU相コイル、V相コイルおよびW相コイルをΔ結線してなる固定子巻線14が得られる。そして、3つの第1導電部材30が固定子巻線14の給電部となる。なお、第2導電部材35は不要となる。
この実施の形態2による固定子10Aを組み立てるには、上記実施の形態1と同様に、コアブロック13のヨーク部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作し、第1絶縁ボビン44をコアブロック13のそれぞれの電磁鋼板の積層方向(軸方向)の一端に配設し、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
ついで、2番目から8番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成された保持溝46の中の径方向の中央に位置する保持溝46の群に1枚の第1導電部材40を挿入する。これにより、第1導電部材40が第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。さらに、3番目から9番目のコアブロック13の軸方向の一端に配設された第1絶縁ボビン44の第1ガイド部45に形成された保持溝46の中の径方向の他側に位置する保持溝46の群に1枚の第1導電部材40を挿入する。これにより、第1導電部材40が第1絶縁ボビン44の保持溝46に収納、保持される。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された1つの保持溝26の群に1枚の第2導電部材35を挿入する。これにより、第2導電部材35がコア材12の軸方向の他端に配設された12個の第2絶縁ボビン24の保持溝26に収納、保持される。そして、コイル接続端子36が各第2絶縁ボビン24の保持溝26から延び出ている。
実施の形態3.
図23はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子を示す要部平面図、図24は図23のXXIV−XXIV矢視断面図、図25は図24のXXV−XXV矢視断面図、図26はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す正面図、図27は図26のXXVII−XXVII矢視断面図、図28はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1絶縁ボビンを示す側面図、図29はこの発明の実施の形態3に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す正面図、図30はこの発明の実施の形態に係るブラシレスモータの固定子に適用される第1導電部材を示す側面図である。
この実施の形態3による固定子10Bを組み立てるには、上記実施の形態1と同様に、コアブロック13のヨーク部13aが連結部13cにより連結されて一続きに配列された直線形状のコア材12を製作し、第1絶縁ボビン50をコアブロック13のそれぞれの軸方向(電磁鋼板の積層方向)の一端に配設し、第2絶縁ボビン24をコアブロック13のそれぞれの軸方向の他端に配設する。
ついで、7番目から12番目のコアブロック13の軸方向の他端に配設された第2絶縁ボビン24の第1ガイド部25に形成された保持溝26に1枚の第2導電部材35を挿入する。

Claims (12)

  1. 電磁鋼板を積層して製作され、ヨーク部および該ヨーク部の内周壁面から径方向内方に突出するティース部を有するコアブロックが、屈曲可能な第1連結部により上記ヨーク部の周方向の側面の外周縁部同士を連結されてなる直線形状のコア材を、上記第1連結部を屈曲させて環状に構成された固定子鉄心と、
    それぞれ、胴部、および上記胴部の上面の長さ方向の両端に突出された第1および第2ガイド部を有し、上記胴部の長さ方向を上記ティース部の径方向に一致させて、上記胴部の底面を上記ティース部の軸方向端面に沿わせて、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された複数対の絶縁ボビンと、
    それぞれ、導体線を、上記コアブロックの軸方向両端面に配設された上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて製作された複数のコイルと、
    上記複数のコイルのコイル端末が接続されて、上記複数のコイルを交流結線する複数の導電部材と、を備えた固定子において、
    上記複数の導電部材を保持する導電部材保持部が、上記絶縁ボビンの外径側に位置する上記第1ガイド部に形成されていることを特徴とする固定子。
  2. 上記コアブロックの軸方向一端面に配設された上記絶縁ボビンに形成された上記導電部材保持部は、それぞれ、径方向外側に開口して、かつ上記第1ガイド部を周方向に貫通すように形成されて、軸方向に複数層に配列された複数の保持溝により構成され、
    上記複数の導電部材は、それぞれ、複数の矩形平板状の導電部の長手方向の端部の短手方向の一端同士を第2連結部で連結した直線形状の帯状体に製作され、上記第2連結部で曲げられて、上記導電部の長手方向を周方向とし、かつ上記第2連結部を径方向外方に向けて、軸方向位置を同じくして周方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに上記導電部を収納されていることを特徴とする請求項1記載の固定子。
  3. 受け部が上記第1ガイド部の周方向両側部の上記保持溝の内径側に形成され、
    上記受け部にスナップフィット結合する係止爪が上記導電部材の両端に位置する上記導電部の長さ方向の両端部に形成されていることを特徴とする請求項2記載の固定子。
  4. 上記ヨーク部の軸方向一端面に配設された上記絶縁ボビンに形成された上記導電部材保持部は、それぞれ、軸方向外側に開口して、かつ上記第1ガイド部を周方向に貫通するように形成されて、径方向に複数層に配列された複数の保持溝により構成され、
    上記複数の導電部材は、それぞれ、直線形状の帯状体に製作され、板厚方向に曲げられて、径方向位置を同じくして周方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに収納されていることを特徴とする請求項1記載の固定子。
  5. 凸部が上記導電部材の表面に長さ方向に離間して複数形成され、
    上記導電部材は、上記凸部の上記保持溝への圧入力により、上記保持溝に保持されていることを特徴とする請求項4記載の固定子。
  6. 上記コアブロックの軸方向一端面に配設された上記絶縁ボビンに形成された上記導電部材保持部は、それぞれ、径方向外側に開口して、かつ上記第1ガイド部を周方向に貫通すように形成されて、軸方向に複数層に配列された複数の保持溝により構成され、
    上記複数の導電部材は、それぞれ、円弧形状の帯状体に製作され、軸方向位置を同じくして周方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに径方向外方から収納されていることを特徴とする請求項1記載の固定子。
  7. 受け部が上記第1ガイド部の上記保持溝の底部に形成され、
    複数の上記保持溝の底部に形成された上記受け部のそれぞれにスナップフィット結合する係止爪が上記導電部材に形成されていることを特徴とする請求項6記載の固定子。
  8. 上記複数の導電部材が、同一形状に構成されていることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の固定子。
  9. 請求項2記載の固定子の製造方法であって、
    上記直線形状のコア材を製作する工程と、
    上記コア材の上記コアブロックのそれぞれの上記電磁鋼板の積層方向の両端面に上記絶縁ボビンを配設し、上記導体線を、上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて上記複数のコイルを製作する工程と、
    直線形状の帯状体に製作された上記複数の導電部材のそれぞれを、上記電磁鋼板の積層方向における位置を同じくして上記コア材の長さ方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに上記導電部を収納して、上記導電部材保持部に保持させる工程と、
    上記第1連結部を屈曲させて、上記コア材を円環状に曲げる工程と、を備えることを特徴とする固定子の製造方法。
  10. 請求項4記載の固定子の製造方法であって、
    上記直線形状のコア材を製作する工程と、
    上記コア材の上記コアブロックのそれぞれの上記電磁鋼板の積層方向の両端面に上記絶縁ボビンを配設し、上記導体線を、上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて上記複数のコイルを製作する工程と、
    直線形状の帯状体に製作された上記複数の導電部材のそれぞれを、上記ティース部の突出方向における位置を同じくして上記コア材の長さ方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに収納して、上記導電部材保持部に保持させる工程と、
    上記第1連結部を屈曲させて、上記コア材を円環状に曲げる工程と、を備えることを特徴とする固定子の製造方法。
  11. 請求項6記載の固定子の製造方法であって、
    上記直線形状のコア材を製作する工程と、
    上記コア材の上記コアブロックのそれぞれの上記電磁鋼板の積層方向の両端面に上記絶縁ボビンを配設し、上記導体線を、上記絶縁ボビンの上記胴部と上記第1および第2ガイド部とにより形成される凹空間内を通して、上記ティース部のまわりを定められた回数巻いて上記複数のコイルを製作する工程と、
    上記第1連結部を屈曲させて、上記コア材を円環状に曲げる工程と、
    円弧形状の帯状体に製作された上記複数の導電部材のそれぞれを、軸方向位置を同じくして周方向に配列する上記保持溝の群のそれぞれに径方向外方から収納して、上記導電部材保持部に保持させる工程と、を備えることを特徴とする固定子の製造方法。
  12. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の固定子を備えた回転電機。
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