JP2015099223A - 感光体カートリッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる感光体カートリッジを提供すること。
【解決手段】
感光ドラム2を回転可能に支持するドラム支持部46と、現像カートリッジ20が装着される現像カートリッジ装着部43とを有するドラムフレーム31と、現像カートリッジ装着部43からの現像カートリッジ20の離脱を規制するロックレバー33とを備えるドラムカートリッジ1において、ドラムフレーム31に、ロックレバー33が現像カートリッジ20の離脱を規制しているときに左右方向の内方からロックレバー33に向かい合うように、ロックレバーガイド44を設け、ロックレバー33のガタつきを抑制する。
【選択図】図9
【解決手段】
感光ドラム2を回転可能に支持するドラム支持部46と、現像カートリッジ20が装着される現像カートリッジ装着部43とを有するドラムフレーム31と、現像カートリッジ装着部43からの現像カートリッジ20の離脱を規制するロックレバー33とを備えるドラムカートリッジ1において、ドラムフレーム31に、ロックレバー33が現像カートリッジ20の離脱を規制しているときに左右方向の内方からロックレバー33に向かい合うように、ロックレバーガイド44を設け、ロックレバー33のガタつきを抑制する。
【選択図】図9
Description
本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着される感光体カートリッジに関する。
電子写真方式の画像形成装置に装着される感光体カートリッジとして、例えば、感光ドラムを有し、現像ローラを有する現像カートリッジが装着されるように構成されるドラムカートリッジが知られている。
このようなドラムカートリッジにおいて、ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの離脱を規制するロック位置と、ドラムカートリッジからの現像カートリッジの離脱を許容するロック解除位置とに回動可能なロックレバーを設けることが知られている(例えば、下記特許文献1参照。)。
上記した特許文献1に記載されるドラムカートリッジでは、ロックレバーは、回動軸の左端部において、ドラムカートリッジの左側の側壁に支持されている。そのため、ロックレバーは、回動軸の左端部を支点として、その右端部が上下にがたつく場合がある。
ロックレバーは、ロック位置に配置されているときに、その右端部において、現像カートリッジをロックしているので、右端部が上下にがたつくと、現像カートリッジに対するロックが外れるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる感光体カートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の感光体カートリッジは、現像剤像を担持するように構成される感光体と、感光体を回転可能に支持する感光体支持部と、現像剤を収容するカートリッジが装着されるように構成されるカートリッジ装着部とを有するフレームと、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を規制する第1位置と、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱の規制を解除する第2位置との間を、感光体の回転軸線と平行な軸線を回転中心として回動するように構成されるロック部材とを備える。
フレームは、ロック部材が第1位置に位置しているときに回転軸線が延びる軸線方向の内方からロック部材に向かい合って配置され、ロック部材の軸線方向における移動を規制するように構成される規制部を有する。
このような構成によれば、ロック部材が第1位置に位置しているときに、当接部がロック部材の軸線方向内方の端部に当接することによって、ロック部材の軸線方向内方の端部のガタつきを規制できる。
これにより、カートリッジに対するロック部材のロックが外れることを防止できる。
その結果、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる。
(2)フレームは、軸線方向の端部に配置される第1壁と、軸線方向と直交する方向の端部に配置される第2壁とを有してもよい。この場合、第1壁は、ロック部材を支持し、第2壁は、軸線方向においてロック部材に対して第1壁と反対側に配置される規制部を有してもよい。
(2)フレームは、軸線方向の端部に配置される第1壁と、軸線方向と直交する方向の端部に配置される第2壁とを有してもよい。この場合、第1壁は、ロック部材を支持し、第2壁は、軸線方向においてロック部材に対して第1壁と反対側に配置される規制部を有してもよい。
このような構成によれば、ロック部材を支持する第1壁とは反対側において、ロック部材のガタつきを規制できる。
そのため、第1壁と規制部とで挟むように、ロック部材のガタつきを効率よく規制できる。
(3)ロック部材は、規制部に当接するように構成される第1当接部と、ロック部材の軸線に対して、第1当接部と反対側に配置され、第1壁に当接するように構成される第2当接部とを備えてもよい。
(3)ロック部材は、規制部に当接するように構成される第1当接部と、ロック部材の軸線に対して、第1当接部と反対側に配置され、第1壁に当接するように構成される第2当接部とを備えてもよい。
このような構成によれば、ロック部材がガタついたときに、ロック部材の軸線に対して一方側で、第1当接部を規制部に当接させ、ロック部材の軸線に対して他方側で、第2当接部を第1壁に当接させることができる。
そのため、ロック部材の軸線を挟む両側で、ロック部材のガタつきを規制できる。
その結果、ロック部材のガタつきをより確実に規制できる。
(4)ロック部材は、カートリッジに係合するように構成される係合部を有してもよい。この場合、ロック部材の軸線と係合部との間の距離は、ロック部材の軸線と第1当接部との間の距離よりも短くてもよい。
(4)ロック部材は、カートリッジに係合するように構成される係合部を有してもよい。この場合、ロック部材の軸線と係合部との間の距離は、ロック部材の軸線と第1当接部との間の距離よりも短くてもよい。
このような構成によれば、ロック部材が第1位置に位置している状態でカートリッジから係合部に力が作用したとしても、係合部よりも軸線から離れた第1当接部をフレームの規制部に当接させることができる。
そのため、第1当接部が係合部よりも軸線から離れている分、カートリッジから係合部に作用している力よりも小さな力で、ロック部材のガタつきを規制できる。
その結果、ロック部材のガタつきを、より効率よく規制できる。
(5)第1当接部は、ロック部材が第2位置に位置しているときに、ロック部材が第1位置から第2位置へ回動する方向において、規制部よりも下流に位置してもよい。
(5)第1当接部は、ロック部材が第2位置に位置しているときに、ロック部材が第1位置から第2位置へ回動する方向において、規制部よりも下流に位置してもよい。
このような構成によれば、規制部に干渉することなく、ロック部材を第2位置に位置させることができる。
そのため、ロック部材を第1位置から第2位置へ円滑に回動させることができる。
(6)規制部は、ロック部材の第2位置から第1位置への回動方向に向かうにつれて軸線方向の外方へ傾斜する傾斜部を有してもよい。
(6)規制部は、ロック部材の第2位置から第1位置への回動方向に向かうにつれて軸線方向の外方へ傾斜する傾斜部を有してもよい。
このような構成によれば、ロック部材を第2位置から第1位置へ回動させるときに、傾斜部によって、ロック部材を規制部の軸線方向外方へ案内できる。
そのため、ロック部材を第2位置から第1位置へ円滑に回動させることができる。
(7)フレームは、カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたときに、カートリッジの把持部と間隔を隔てて配置される把持部を備えてもよい。
(7)フレームは、カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたときに、カートリッジの把持部と間隔を隔てて配置される把持部を備えてもよい。
このような構成によれば、カートリッジが装着された感光体カートリッジを取り扱うときに、感光体カートリッジの把持部をカートリッジの把持部とは別に把持する場合がある。
この場合、感光体カートリッジのフレームが撓んで、カートリッジに対するロック部材のロックがより外れやすくなるおそれがある。
しかし、この場合にも、上記したように、ロック部材の軸線方向内方の端部のガタつきを規制部で規制できるので、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる。
(8)把持部は、カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたときに、カートリッジの把持部に対して、画像形成装置本体に対する感光体カートリッジの装着方向に間隔を隔てて配置されてもよい。
(8)把持部は、カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたときに、カートリッジの把持部に対して、画像形成装置本体に対する感光体カートリッジの装着方向に間隔を隔てて配置されてもよい。
このような構成によれば、画像形成装置本体に対して感光体カートリッジを装着するときに、感光体カートリッジの把持部をカートリッジの把持部とは別に把持する場合がある。
しかし、この場合にも、上記したように、ロック部材の軸線方向内方の端部のガタつきを規制部で規制できるので、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる。
本発明の感光体カートリッジは、カートリッジ装着部からのカートリッジの離脱を安定に規制することができる。
1.ドラムカートリッジの概略
以下の説明において、ドラムカートリッジ1の方向に言及するときには、ドラムカートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。具体的には、図1中に示す方向矢印を基準とする。左右方向は、軸線方向の一例である。前後方向は、装着方向の一例である。
以下の説明において、ドラムカートリッジ1の方向に言及するときには、ドラムカートリッジ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。具体的には、図1中に示す方向矢印を基準とする。左右方向は、軸線方向の一例である。前後方向は、装着方向の一例である。
感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ1は、図1に示すように、平面視略枠形の有底枠形状を有している。ドラムカートリッジ1は、図2に示すように、感光体の一例としての感光ドラム2と、スコロトロン型帯電器3と、転写ローラ4とを備えている。
感光ドラム2は、ドラムカートリッジ1の後端部に回転可能に支持されている。感光ドラム2は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。感光ドラム2の回転軸線A1は、左右方向に延びている。
スコロトロン型帯電器3は、感光ドラム2の後上方において、感光ドラム2と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ4は、感光ドラム2の下方に配置されている。転写ローラ4は、感光ドラム2の下端部と接触している。
2.ドラムカートリッジの使用態様
図3に示すように、ドラムカートリッジ1は、画像形成装置11に装着されて使用される。
2.ドラムカートリッジの使用態様
図3に示すように、ドラムカートリッジ1は、画像形成装置11に装着されて使用される。
画像形成装置11は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置11は、画像形成装置本体の一例としての装置本体12と、プロセスカートリッジ13と、スキャナユニット14と、定着ユニット15とを備えている。
装置本体12は、略ボックス形状に形成されている。装置本体12は、開口部16と、フロントカバー17と、給紙トレイ18と、排紙トレイ19とを有している。
開口部16は、装置本体12の前端部に配置されている。開口部16は、プロセスカートリッジ13の通過を許容するように、装置本体12の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー17は、装置本体12の前端部に配置されている。フロントカバー17は、略平板形状を有している。フロントカバー17は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体12の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー17は、開口部16を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ18は、装置本体12の底部に配置されている。給紙トレイ18は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ19は、装置本体12の上壁の前側半分に配置されている。排紙トレイ19は、用紙Pが載置されるように、装置本体12の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ13は、装置本体12の上下方向略中央に収容されている。プロセスカートリッジ13は、開口部16を介して装置本体12に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ13は、上記したドラムカートリッジ1と、カートリッジの一例としての現像カートリッジ20とを備えている。
現像カートリッジ20は、感光ドラム2の後方において、ドラムカートリッジ1に装着されている。現像カートリッジ20は、現像ローラ21と、供給ローラ22と、層厚規制ブレード23と、トナー収容部24とを備えている。
現像ローラ21は、現像カートリッジ20の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ21は、感光ドラム2の前端部に接触している。
供給ローラ22は、現像ローラ21の前下方に配置されている。供給ローラ22は、現像カートリッジ20に回転可能に支持されている。供給ローラ22は、現像ローラ21の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード23は、現像ローラ21の前上方に配置されている。層厚規制ブレード23は、現像ローラ21の前端部に接触している。
トナー収容部24は、供給ローラ22および層厚規制ブレード23の前方に配置されている。トナー収容部24は、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されている。トナー収容部24は、アジテータ25を備えている。
アジテータ25は、トナー収容部24内に回転可能に支持されている。
スキャナユニット14は、プロセスカートリッジ13の上方に配置されている。スキャナユニット14は、感光ドラム2に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット15は、プロセスカートリッジ13の後方に配置されている。定着ユニット15は、加熱ローラ26と、加熱ローラ26の後下端部に圧接される加圧ローラ27とを備えている。
画像形成装置11が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器3は、感光ドラム2の表面を一様に帯電する。スキャナユニット14は、感光ドラム2の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム2の表面に形成される。
また、アジテータ25は、トナー収容部24内のトナーを撹拌して、供給ローラ22に供給する。供給ローラ22は、アジテータ25によって供給されたトナーを現像ローラ21に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ21と供給ローラ22との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ21に担持される。層厚規制ブレード23は、現像ローラ21に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ21に担持されたトナーは、感光ドラム2表面の静電潜像に供給される。これにより、現像剤像の一例としてのトナー像が、感光ドラム2の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ18から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム2と転写ローラ4との間に給紙される。感光ドラム2表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム2と転写ローラ4との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ26と加圧ローラ27との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ19に排紙される。
3.ドラムカートリッジの詳細
図1および図2に示すように、ドラムカートリッジ1は、フレームの一例としてのドラムフレーム31と、押圧部材32と、ロック部材の一例としてのロックレバー33とを備えている。
(1)ドラムフレーム
ドラムフレーム31は、ベースフレーム34と、カバーフレーム35とを備えている。
3.ドラムカートリッジの詳細
図1および図2に示すように、ドラムカートリッジ1は、フレームの一例としてのドラムフレーム31と、押圧部材32と、ロック部材の一例としてのロックレバー33とを備えている。
(1)ドラムフレーム
ドラムフレーム31は、ベースフレーム34と、カバーフレーム35とを備えている。
ベースフレーム34は、平面視略矩形の有底枠形状を有している。ベースフレーム34は、1対の側壁36と、第2壁の一例としての下壁37と、後壁38と、前壁39とを一体的に備えている。
1対の側壁36のそれぞれは、ベースフレーム34の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁36のそれぞれは、側面視略矩形の平板形状を有している。1対の側壁36のそれぞれは、前後方向に延びている。1対の側壁36のそれぞれは、カラー受入部45を有している。また、第1壁の一例としての左方の側壁36Lは、ロックレバー支持部40を有している。
カラー受入部45は、側壁36の前後方向略中央に配置されている。カラー受入部45は、第1受入部45Aと、第2受入部45Bとを有している。
第1受入部45Aは、側壁36の上端部から下方へ凹み、上端部が解放された側面視略U字形状を有している。
第2受入部45Bは、第1受入部45Aの後端部の下端部から後方へ凹み、前端部が解放された側面視略U字形状を有している。
ロックレバー支持部40は、左方の側壁36Lの前端部に配置されている。ロックレバー支持部40は、図9に示すように、嵌合穴40Aと、筒部40Bとを有している。
嵌合穴40Aは、左方の側壁36Lを左右方向に貫通している。
筒部40Bは、嵌合穴40Aを囲むように、左方の側壁36Lの左面から左方へ延びる略円筒形状を有している。
下壁37は、図1および図2に示すように、1対の側壁36の下端部間に架設され、前後方向に延びている。下壁37は、平面視略矩形の平板形状を有している。下壁37は、2つの押圧部材支持部41と、規制部の一例としてのロックレバーガイド44とを有している。
2つの押圧部材支持部41のそれぞれは、下壁37の左右両端部のそれぞれに配置されている。2つの押圧部材支持部41のそれぞれは、前後方向に延び、後端部が閉鎖された略角柱形状を有している。
ロックレバーガイド44は、左方の側壁36Lの右方に間隔を隔てて、左方の押圧部材支持部41の左前方に配置されている。ロックレバーガイド44は、下壁37の上面から上方へ延び、側面視略矩形状を有している。ロックレバーガイド44は、傾斜部の一例としてのガイド部44Aを有している。
ガイド部44Aは、ロックレバーガイド44の後端部に配置されている。ガイド部44Aの左面は、後方から前方へ向うにつれて左方、すなわち、左右方向外方へ傾斜している。
後壁38は、下壁37の後端部から上方へ突出し、左右方向に延びている。後壁38は、正面視略矩形の平板形状を有している。
前壁39は、下壁37の前端部から連続して上方へ延びている。前壁39は、正面視略矩形の平板形状を有している。前壁39の左右両端部は、1対の側壁36の前端部に連続している。前壁39は、感光体カートリッジの把持部の一例としてのドラムカートリッジ把持部42を備えている。
ドラムカートリッジ把持部42は、前壁39の左右方向略中央に配置されている。ドラムカートリッジ把持部42は、平面視略矩形の平板形状を有している。ドラムカートリッジ把持部42は、前壁39の上端部から前方へ延びている。ドラムカートリッジ把持部42は、凹部42Aを有している。
凹部42Aは、ドラムカートリッジ把持部42の後端部の左右方向略中央に配置されている。凹部42Aは、ドラムカートリッジ把持部42の上面から下方へ向かって凹むとともに後方へ開放されている。凹部42Aの底壁は、前方へ向かうにつれて上方へ傾斜している。凹部42Aは、複数のリブ42Bを備えている。
複数のリブ42Bのそれぞれは、凹部42Aの底壁の上面から上方にわずかに突出し、左右方向に延びている。複数のリブ42Bのそれぞれは、前後方向に互いに間隔を隔てて配置されている。
カバーフレーム35は、感光ドラム2を覆うように、ベースフレーム34の後端部の上方に配置されている。カバーフレーム35は、スコロトロン型帯電器3を支持している。
なお、ドラムカートリッジ1において、カバーフレーム35、1対の側壁36、および、ベースフレーム34の下壁37の後端部によって構成される略ボックス形状の部分が、感光ドラム2を支持する感光体支持部の一例としてのドラム支持部46である。
また、カバーフレーム35よりも前方において、カバーフレーム35の前端部、1対の側壁36および前壁39によって画定される部分が、現像カートリッジ20が装着されるカートリッジ装着部の一例としての現像カートリッジ装着部43である。
(2)押圧部材
2つの押圧部材32のそれぞれは、2つの押圧部材支持部41のそれぞれの内方において、前後方向にスライド可能に配置されている。2つの押圧部材32のそれぞれは、後端部が閉鎖された略角柱形状を有している。2つの押圧部材32のそれぞれの後面32Aは、その上下方向中央が後方へ向って膨出する側面視略円弧形状を有している。2つの押圧部材32のそれぞれは、図8に示すように、圧縮バネ47によって、常には、後方へ付勢されている。
(3)ロックレバー
ロックレバー33は、図1に示すように、現像カートリッジ装着部43の左前端部に配置されている。ロックレバー33は、後述する操作部52が上下方向に起立する第1位置の一例としてのロック位置(図10A参照)と、後述する操作部52がロック位置から前方へ傾倒する第2位置の一例としてのロック解除位置(図10B参照)との間を回動する。なお、以下のロックレバー33の説明では、ロックレバー33がロック位置に位置した状態を基準とする。
(3−1)ロックレバーの構成
ロックレバー33は、図4Aおよび図4Bに示すように、回転軸51と、操作部52と、リフト部53と、弾性部57とを一体的に備えている。
(2)押圧部材
2つの押圧部材32のそれぞれは、2つの押圧部材支持部41のそれぞれの内方において、前後方向にスライド可能に配置されている。2つの押圧部材32のそれぞれは、後端部が閉鎖された略角柱形状を有している。2つの押圧部材32のそれぞれの後面32Aは、その上下方向中央が後方へ向って膨出する側面視略円弧形状を有している。2つの押圧部材32のそれぞれは、図8に示すように、圧縮バネ47によって、常には、後方へ付勢されている。
(3)ロックレバー
ロックレバー33は、図1に示すように、現像カートリッジ装着部43の左前端部に配置されている。ロックレバー33は、後述する操作部52が上下方向に起立する第1位置の一例としてのロック位置(図10A参照)と、後述する操作部52がロック位置から前方へ傾倒する第2位置の一例としてのロック解除位置(図10B参照)との間を回動する。なお、以下のロックレバー33の説明では、ロックレバー33がロック位置に位置した状態を基準とする。
(3−1)ロックレバーの構成
ロックレバー33は、図4Aおよび図4Bに示すように、回転軸51と、操作部52と、リフト部53と、弾性部57とを一体的に備えている。
回転軸51は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。つまり、回転軸51の中心軸線A2は、左右方向に延びている。回転軸51は、嵌合部55を備えている。
嵌合部55は、回転軸51の左端部から左方へ延び、回転軸51と中心軸線を共有する略円柱形状を有している。嵌合部55の外径は、回転軸51の外径よりも小径である。
操作部52は、回転軸51の右端部から上方へ向かって延びる略杆形状を有している。また、操作部52は、第2当接部の一例としての当接リブ56と、ロック部54を有している。
当接リブ56は、操作部52の下端部に配置されている。当接リブ56は、操作部52の左面から左方へ突出し、前後方向に延びる突条である。
ロック部54は、操作部52の上端部に配置されている。ロック部54は、左右方向に延びる略平板形状を有している。ロック部54の右端部は、回転軸51の右端部よりも右方へ突出している。ロック部54の後端部54Aは、係合部の一例である。
リフト部53は、回転軸51の右端部から後下方へ向かって延びる略杆形状を有している。リフト部53の後下端部の右面53Aは、第1当接部の一例である。リフト部53は、当接突起53Bを有している。
当接突起53Bは、リフト部53の後下端部の左端部から後上方へ延びる略角柱形状を有している。
弾性部57は、回転軸51の左端部から後下方へ向かって、リフト部53と平行して延びている。弾性部57は、リフト部53よりも細い略杆形状を有している。
(3−2)ロックレバーの組み付け状態
ロックレバー33は、図1および図9に示すように、嵌合部55がロックレバー支持部40の嵌合穴40A内に回転可能に嵌まることにより、左方の側壁36Lに回動可能に支持されている。回転軸51の中心軸線A2は、ロックレバー33の回転中心である。
(3−2)ロックレバーの組み付け状態
ロックレバー33は、図1および図9に示すように、嵌合部55がロックレバー支持部40の嵌合穴40A内に回転可能に嵌まることにより、左方の側壁36Lに回動可能に支持されている。回転軸51の中心軸線A2は、ロックレバー33の回転中心である。
弾性部57の後下端部は、下壁37に係止されている。弾性部57は、ロックレバー33がロック解除位置に位置しているときに撓み、ロックレバー33がロック位置に位置しているときに撓みが解消されるように構成されている。ロックレバー33は、弾性部57の弾性により、常には、ロック位置に位置するように付勢されている。
ロックレバー33がロック位置に位置しているときには、操作部52は、左方の側壁36Lの上端縁よりも上方に配置されている。また、当接リブ56は、ドラムフレーム31の左方の側壁36Lの右面に向かい合っている。また、リフト部53の後下端部の右面53Aは、ロックレバーガイド44の左方に配置され、ロックレバーガイド44の左面に向かい合っている。
また、図10Aに示すように、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とロック部54の後端部54Aとの間の距離D1は、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とリフト部53の後下端部の右面53Aとの間の距離D2よりも短い。
4.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ20は、図5および図6に示すように、現像フレーム71と、駆動部70と、給電部69とを備えている。
4.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ20は、図5および図6に示すように、現像フレーム71と、駆動部70と、給電部69とを備えている。
現像フレーム71は、略ボックス形状を有している。現像フレーム71は、1対の側壁72と、下壁74と、前壁73と、上壁75とを備えている。
1対の側壁72のそれぞれは、現像フレーム71の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側壁72のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形の平板形状を有している。
下壁74は、前後方向に延びる略平板形状を有している。下壁74の左右両端部は、1対の側壁72の下端部に連続している。
前壁73は、下壁74の前端部に連続して上方へ延びている。前壁73は、正面視略矩形の平板形状を有している。前壁73の左右両端部は、1対の側壁72の前端部に連続している。前壁73は、カートリッジの把持部の一例としての現像カートリッジ把持部76を備えている。
現像カートリッジ把持部76は、前壁73の左右方向略中央に配置されている。現像カートリッジ把持部76は、前壁73の前面から前方へ突出し、下端部が解放された略角筒形状を有している。
上壁75は、平面視略矩形の平板形状を有している。上壁75の前端部は、前壁73の上端部に固定されている。上壁75の左右両端部は、1対の側壁72の上端部に固定されている。
駆動部70は、現像フレーム71の左方に配置されている。駆動部70は、図示しないギア列と、図示しないギア列の後半分を覆う第1カバー79と、図示しないギア列の前半分を覆う第2カバー77とを備えている。図示しないギア列は、装置本体12からの駆動力を、現像ローラ21、供給ローラ22およびアジテータ25に伝達する。
第1カバー79は、駆動部70の後端部に配置されている。第1カバー79は、左右方向に延び、左端部が閉鎖された略角筒形状を有している。第1カバー79は、カラー部80を備えている。
カラー部80は、第1カバー79の後下端部に配置されている。カラー部80は、左右方向に延び、左端部が閉鎖された略円筒形状を有している。カラー部80は、現像ローラ21の回転軸の左端部に嵌まっている。
第2カバー77は、左右方向に延びる略角筒形状を有している。第2カバー77は、被ロック部78を備えている。
被ロック部78は、第2カバー77の前端部に配置されている。被ロック部78は、正面視略矩形の平板形状を有している。被ロック部78は、第2カバー77の左面から左方へ突出し、上下方向に延びている。
給電部69は、図6に示すように、現像フレーム71の右端部の後端部に支持されている。給電部69は、現像電極81を備えている。
現像電極81は、現像フレーム71の後下端部に支持されている。現像電極81は、前後方向に延びる略角柱形状を有している。現像電極81は、導電性樹脂からなる。現像電極81は、接触部83と、カラー部82とを有している。
接触部83は、現像電極81の前半分に配置されている。接触部83は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略角柱形状を有している。接触部83は、装置本体12内の図示しない電極に接触して電力を受ける。
カラー部82は、現像電極81の後半分に配置されている。カラー部82は左右方向に延びる略円筒形状を有している。カラー部82は、現像ローラ21の回転軸の右端部に嵌まっている。
5.ドラムカートリッジからの現像カートリッジの離脱作業
(1)ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着状態
現像カートリッジ20は、図7および図8に示すように、ドラムカートリッジ1の現像カートリッジ装着部43に装着される。
5.ドラムカートリッジからの現像カートリッジの離脱作業
(1)ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの装着状態
現像カートリッジ20は、図7および図8に示すように、ドラムカートリッジ1の現像カートリッジ装着部43に装着される。
現像カートリッジ20がドラムカートリッジ1に装着されているときには、第1カバー79のカラー部80は、左方の側壁36Lのカラー受入部45の第2受入部45B内に嵌まっている。また、現像電極81のカラー部82は、右方の側壁36Rのカラー受入部45の第2受入部45B内に嵌まっている。これにより、現像ローラ21は、感光ドラム2に対して上下方向に位置固定されている。
また、押圧部材32は、現像カートリッジ20の側壁72の前端部に当接し、圧縮ばね54の付勢力により、側壁72を後方へ押圧している。これにより、現像ローラ21は、感光ドラム2に押圧されている。
また、現像カートリッジ把持部76は、ドラムカートリッジ把持部42の後方に、間隔を隔てて向かい合うように位置している。詳しくは、現像カートリッジ把持部76の前端縁は、ドラムカートリッジ把持部42の後端縁に対して前後方向に間隔を隔てている。また、ドラムフレーム31の下壁37の前端部は、上方から見て、現像カートリッジ把持部76の前端縁とドラムカートリッジ把持部42の後端縁との間から露出している。
また、図7および図9に示すように、ロックレバー33のロック部54は、現像カートリッジ20の被ロック部78の上方に配置される。また、図9および図10Aに示すように、リフト部53の後下端部の右面53Aは、第2カバー77の前端部の下方に位置している。
そして、図9に示す状態で、現像カートリッジ20の前端部が上方へ移動すると、現像カートリッジ20の被ロック部78は、ロックレバー33のロック部54に当接する。
すると、ロックレバー33は、現像カートリッジ20の被ロック部78から、回転軸51の嵌合部55を支点として正面視反時計回りに力を受ける。
このとき、ロックレバー33の当接リブ56は、ドラムフレーム31の左方の側壁36Lの右面に当接する。すると、ロックレバー33の操作部52は、それ以上の左方への移動が規制される。また、ロックレバー33のリフト部53の後下端部の右面53Aは、ドラムフレーム31のロックレバーガイド44の左面に当接する。すると、ロックレバー33のリフト部53は、それ以上の右方への移動が規制される。
これにより、ロックレバー33は、正面視反時計回りのガタつきが規制された状態で、現像カートリッジ20の前端部のそれ以上の上方への移動を規制する。
このように、ロックレバー33は、ロック位置において、現像カートリッジ20のドラムカートリッジ1からの離脱を規制する。
(2)ドラムカートリッジからの現像カートリッジの離脱作業
ドラムカートリッジ1からの現像カートリッジ20の離脱作業において、作業者は、まず、図10Aに示す状態で、ロックレバー33の操作部52を前下方へ押圧する。
(2)ドラムカートリッジからの現像カートリッジの離脱作業
ドラムカートリッジ1からの現像カートリッジ20の離脱作業において、作業者は、まず、図10Aに示す状態で、ロックレバー33の操作部52を前下方へ押圧する。
すると、ロックレバー33は、回転軸51の中心軸線A2を中心に左側面視時計回りに回動し、図10Bに示すように、ロック解除位置に位置する。
このとき、ロック部54は、現像カートリッジ20の被ロック部78よりも前方へ退避している。つまり、現像カートリッジ装着部43からの現像カートリッジ20の離脱の規制が解除される。また、リフト部53の当接突起53Bは、第2カバー77の前端部に下方から当接し、第2カバー77を上方へ押圧して、ロックレバーガイド44よりも上方に位置している。これにより、現像カートリッジ20の前端部は、上方へ移動している。
次いで、作業者は、現像カートリッジ把持部76を把持して、現像カートリッジ20をドラムカートリッジ1の現像カートリッジ装着部43から上方へ離脱させる。
このように、ドラムカートリッジ1からの現像カートリッジ20の離脱が完了する。
なお、現像カートリッジ20をドラムカートリッジ1に装着するときには、作業者は、現像カートリッジ把持部76を把持して、現像カートリッジ20の後端部をドラムカートリッジ1の現像カートリッジ装着部43に上方から挿入し、その後、現像カートリッジ20の前端部を下方へ押圧する。
すると、現像カートリッジ20は、現像ローラ21が感光ドラム2に前方から当接された後、その後端部を支点として左側面視時計回りに回動し、上記したように、現像カートリッジ装着部43内に装着される。
このように、ドラムカートリッジ1に対する現像カートリッジ20の装着が完了する。
6.装置本体に対するプロセスカートリッジの装着または離脱
現像カートリッジ20が装着されたドラムカートリッジ1、すなわち、プロセスカートリッジ13を装置本体12に装着または離脱する場合には、作業者は、ドラムカートリッジ把持部42を把持し、図3に示すように、フロントカバー17を開放して、開口部16を介してプロセスカートリッジ13を装置本体12に対して装着または離脱する。
6.装置本体に対するプロセスカートリッジの装着または離脱
現像カートリッジ20が装着されたドラムカートリッジ1、すなわち、プロセスカートリッジ13を装置本体12に装着または離脱する場合には、作業者は、ドラムカートリッジ把持部42を把持し、図3に示すように、フロントカバー17を開放して、開口部16を介してプロセスカートリッジ13を装置本体12に対して装着または離脱する。
このとき、作業者がドラムカートリッジ把持部42を把持した状態において、ドラムカートリッジ1の後端部は、感光ドラム2や現像カートリッジ20の重みにより、ドラムカートリッジ1の前端部に対して下方へ撓む。
すると、現像カートリッジ20の前端部は、第1カバー79のカラー部80が左方の側壁36Lの第2受入部45B内に嵌まり、現像電極81のカラー部82が右方の側壁36Rの第2受入部45B内に嵌まっているので、ドラムカートリッジ1の後端部の撓みに追従して下方へ移動する。
すると、現像カートリッジ20の前端部は、現像カートリッジ20の後端部とは反対に、ドラムカートリッジ1の前端部に対して上方へ浮き上がるように移動する。
このとき、上記したように、現像カートリッジ20の被ロック部78がロックレバー33のロック部54に当接する場合があるが、ロックレバー33は、正面視反時計回りのガタつきが規制されているので、現像カートリッジ20の前端部のそれ以上の上方への移動を、確実に規制できる。
7.作用効果
(1)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示すように、ロックレバー33がロック位置に位置しているときに、ロックレバーガイド44がロックレバー33のリフト部53の後下端部の右面53Aに当接する。
7.作用効果
(1)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示すように、ロックレバー33がロック位置に位置しているときに、ロックレバーガイド44がロックレバー33のリフト部53の後下端部の右面53Aに当接する。
これにより、ロックレバー33の正面視反時計回りへの回動を規制でき、現像カートリッジ20の被ロック部78に対するロックレバー33のロック部54の係合が外れることを防止できる。
その結果、現像カートリッジ装着部43からの現像カートリッジ20の離脱を安定に規制することができる。
(2)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示すように、ロックレバー33を支持する左方の側壁36Lとは反対側において、ロックレバーガイド44により、ロックレバー33のガタつきを規制できる。
(2)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示すように、ロックレバー33を支持する左方の側壁36Lとは反対側において、ロックレバーガイド44により、ロックレバー33のガタつきを規制できる。
そのため、左方の側壁36Lとロックレバーガイド44とで挟むように、ロックレバー33のガタつきを効率よく規制できる。
(3)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示す状態で、現像カートリッジ20の前端部が上方へ移動すると、現像カートリッジ20の被ロック部78は、ロックレバー33のロック部54に当接する。
(3)このドラムカートリッジ1によれば、図9に示す状態で、現像カートリッジ20の前端部が上方へ移動すると、現像カートリッジ20の被ロック部78は、ロックレバー33のロック部54に当接する。
すると、ロックレバー33は、現像カートリッジ20の被ロック部78から、回転軸51の嵌合部55を支点として正面視反時計回りに力を受ける。
このとき、ロックレバー33の当接リブ56は、ドラムフレーム31の左方の側壁36Lの右面に当接する。すると、ロックレバー33の操作部52は、それ以上の左方への移動が規制される。また、ロックレバー33のリフト部53の後下端部は、ドラムフレーム31のロックレバーガイド44の左面に当接する。すると、ロックレバー33のリフト部53は、それ以上の右方への移動が規制される。
これにより、ロックレバー33の回転軸51の上下方向両方で、ロックレバー33のガタつきを規制できる。
その結果、ロックレバー33のガタつきをより確実に規制できる。
(4)このドラムカートリッジ1によれば、図10Aに示すように、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とロック部54の後端部54Aとの間の距離D1は、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とリフト部53の後下端部の右面53Aとの間の距離D2よりも短い。
(4)このドラムカートリッジ1によれば、図10Aに示すように、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とロック部54の後端部54Aとの間の距離D1は、ロックレバー33の回転軸51の中心軸線A2とリフト部53の後下端部の右面53Aとの間の距離D2よりも短い。
そのため、図9に示すように、ロックレバー33がロック位置に位置している状態で現像カートリッジ20の被ロック部78からロックレバー33のロック部54に上方へ力が作用した場合に、ロック部54よりも回転軸51から離れたリフト部53の後下端部の右面53Aを、ドラムフレーム31のロックレバーガイド44に当接させることができる。
そのため、リフト部53の後下端部の右面53Aがロック部54よりも回転軸51から離れている分、現像カートリッジ20からロック部54に作用している力よりも小さな力で、ロックレバー33の正面視反時計回りのガタつきを規制できる。
その結果、ロックレバー33のガタつきを、より効率よく規制できる。
(5)このドラムカートリッジ1によれば、図10Bに示すように、ロックレバー33のリフト部53は、ロック解除位置に位置しているときに、ロックレバーガイド44よりも上方に位置している。
(5)このドラムカートリッジ1によれば、図10Bに示すように、ロックレバー33のリフト部53は、ロック解除位置に位置しているときに、ロックレバーガイド44よりも上方に位置している。
そのため、ロックレバーガイド44に干渉することなく、ロックレバー33をロック解除位置に位置させることができる。
その結果、ロックレバー33を、ロック位置からロック解除位置へ円滑に回動させることができる。
(6)このドラムカートリッジ1によれば、図1中の要部拡大図に示すように、ロックレバーガイド44の後端部は、前方に向かうにつれて左方へ傾斜するガイド部44Aを有している。
(6)このドラムカートリッジ1によれば、図1中の要部拡大図に示すように、ロックレバーガイド44の後端部は、前方に向かうにつれて左方へ傾斜するガイド部44Aを有している。
そのため、ロックレバー33をロック解除位置からロック位置へ回動させるときに、ガイド部44Aによって、ロックレバー33をロックレバーガイド44の左方へ案内できる。
その結果、ロックレバー33をロック解除位置からロック位置へ円滑に回動させることができる。
(7)このドラムカートリッジ1によれば、図7および図8に示すように、現像カートリッジ20が現像カートリッジ装着部43に装着されたときに、ドラムカートリッジ把持部42は、現像カートリッジ把持部76の前方に間隔を隔てて配置される。
(7)このドラムカートリッジ1によれば、図7および図8に示すように、現像カートリッジ20が現像カートリッジ装着部43に装着されたときに、ドラムカートリッジ把持部42は、現像カートリッジ把持部76の前方に間隔を隔てて配置される。
そのため、装置本体12に対してドラムカートリッジ1を装着または離脱するときなど、現像カートリッジ20が装着されたドラムカートリッジ1を取り扱うときに、ドラムカートリッジ把持部42を現像カートリッジ把持部76とは別に把持する場合がある。
この場合、ドラムフレーム31が撓んで、現像カートリッジ20の被ロック部78に対するロックレバー33のロック部54の係合が外れやすくなるおそれがある。
しかし、この場合にも、上記したように、ロックレバー33のガタつきをロックレバーガイド44で規制できるので、現像カートリッジ装着部43からの現像カートリッジ20の離脱を安定に規制することができる。
8.変形例
(1)上記した実施形態では、カートリッジの一例として現像カートリッジ20を示しているが、カートリッジとしては、現像ローラなどの現像剤担持体を有さないトナーカートリッジとして構成することもできる。
(2)上記した実施形態では、ロックレバーガイド44と下壁37とを一体的に構成しているが、ロックレバーガイド44と下壁37とを別体で構成することもできる。
8.変形例
(1)上記した実施形態では、カートリッジの一例として現像カートリッジ20を示しているが、カートリッジとしては、現像ローラなどの現像剤担持体を有さないトナーカートリッジとして構成することもできる。
(2)上記した実施形態では、ロックレバーガイド44と下壁37とを一体的に構成しているが、ロックレバーガイド44と下壁37とを別体で構成することもできる。
1 ドラムカートリッジ
2 感光ドラム
12 装置本体
20 現像カートリッジ
31 ドラムフレーム
33 ロックレバー
36L 左方の側壁
37 下壁
42 ドラムカートリッジ把持部
43 現像カートリッジ装着部
44 ロックレバーガイド
44A ガイド部
46 ドラム支持部
53A リフト部の後下端部の右面
54A 規制部の後端部
56 当接リブ
76 現像カートリッジ把持部
A1 回転軸線
A2 中心軸線
D1 距離
D2 距離
2 感光ドラム
12 装置本体
20 現像カートリッジ
31 ドラムフレーム
33 ロックレバー
36L 左方の側壁
37 下壁
42 ドラムカートリッジ把持部
43 現像カートリッジ装着部
44 ロックレバーガイド
44A ガイド部
46 ドラム支持部
53A リフト部の後下端部の右面
54A 規制部の後端部
56 当接リブ
76 現像カートリッジ把持部
A1 回転軸線
A2 中心軸線
D1 距離
D2 距離
Claims (8)
- 現像剤像を担持するように構成される感光体と、
前記感光体を回転可能に支持する感光体支持部と、現像剤を収容するカートリッジが装着されるように構成されるカートリッジ装着部とを有するフレームと、
前記カートリッジ装着部からの前記カートリッジの離脱を規制する第1位置と、前記カートリッジ装着部からの前記カートリッジの離脱の規制を解除する第2位置との間を、前記感光体の回転軸線と平行な軸線を回転中心として回動するように構成されるロック部材と
を備え、
前記フレームは、前記ロック部材が前記第1位置に位置しているときに前記回転軸線が延びる軸線方向の内方から前記ロック部材に向かい合って配置され、前記ロック部材の前記軸線方向における移動を規制するように構成される規制部を有することを特徴とする、感光体カートリッジ。 - 前記フレームは、前記軸線方向の端部に配置される第1壁と、前記軸線方向と直交する方向の端部に配置される第2壁とを有し、
前記第1壁は、前記ロック部材を支持し、
前記第2壁は、前記軸線方向において前記ロック部材に対して前記第1壁と反対側に配置される前記規制部を有することを特徴とする、請求項1に記載の感光体カートリッジ。 - 前記ロック部材は、
前記規制部に当接するように構成される第1当接部と、
前記ロック部材の前記軸線に対して、前記第1当接部と反対側に配置され、前記第1壁に当接するように構成される第2当接部と
を備える
ことを特徴とする、請求項2に記載の感光体カートリッジ。 - 前記ロック部材は、前記カートリッジに係合するように構成される係合部を有し、
前記ロック部材の前記軸線と前記係合部との間の距離は、前記ロック部材の前記軸線と前記第1当接部との間の距離よりも短いことを特徴とする、請求項3に記載の感光体カートリッジ。 - 前記第1当接部は、前記ロック部材が前記第2位置に位置しているときに、前記ロック部材が前記第1位置から前記第2位置へ回動する方向において、前記規制部よりも下流に位置することを特徴とする、請求項3または4に記載の感光体カートリッジ。
- 前記規制部は、前記ロック部材の前記第2位置から前記第1位置への回動方向に向かうにつれて前記軸線方向の外方へ傾斜する傾斜部を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の感光体カートリッジ。
- 前記フレームは、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着されたときに、前記カートリッジの把持部と間隔を隔てて配置される把持部を備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の感光体カートリッジ。
- 前記把持部は、前記カートリッジが前記カートリッジ装着部に装着されたときに、前記カートリッジの把持部に対して、画像形成装置本体に対する前記感光体カートリッジの装着方向に間隔を隔てて配置されることを特徴とする、請求項7に記載の感光体カートリッジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013238349A JP2015099223A (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 感光体カートリッジ |
CN201420691985.2U CN204406038U (zh) | 2013-11-18 | 2014-11-18 | 感光体盒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013238349A JP2015099223A (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 感光体カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (2)
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JP (1) | JP2015099223A (ja) |
CN (1) | CN204406038U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114114864A (zh) * | 2016-06-30 | 2022-03-01 | 兄弟工业株式会社 | 显影盒 |
-
2013
- 2013-11-18 JP JP2013238349A patent/JP2015099223A/ja active Pending
-
2014
- 2014-11-18 CN CN201420691985.2U patent/CN204406038U/zh active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114114864A (zh) * | 2016-06-30 | 2022-03-01 | 兄弟工业株式会社 | 显影盒 |
CN114114864B (zh) * | 2016-06-30 | 2024-04-02 | 兄弟工业株式会社 | 显影盒 |
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CN204406038U (zh) | 2015-06-17 |
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