JP2015094947A5

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Info

Publication number: JP2015094947A5
Application number: JP2014217424A
Authority: JP
Filing date: 2014-10-24
Publication date: 2017-12-14
Anticipated expiration: 2034-10-24

Claims

アモルファスポリマー樹脂と、
以下の式で表される低分子結晶性芳香族エーテルからなる群より選択される低分子結晶性有機化合物と、
任意に、着色剤とを含み、
前記アモルファスポリマー樹脂と前記低分子結晶性有機化合物との混合物は、示差走査熱量測定によって決定する場合、前記アモルファスポリマー樹脂よりもガラス転移温度が低く、前記低分子結晶性有機化合物の固体から液体への顕著な相転移ピークがなく、前記混合物の中における前記低分子結晶性有機化合物の融合エンタルピーが、前記低分子結晶性有機化合物が純粋な形態にある場合の融合エンタルピーの１０％未満であると測定されることを特徴とする、乳化凝集（ＥＡ）トナー：

式中、Ｒ ^１およびＲ ^２はそれぞれ独立に、アルキル基、アリールアルキル基、アルキルアリール基および芳香族基からなる群から選択され、Ｒ ^１およびＲ ^２のうち、少なくとも１つが芳香族基であり、ｐが０または１である。
前記アモルファスポリマー樹脂は、ポリエステル樹脂である、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記アモルファスポリマー樹脂は、ポリ（プロポキシル化ビスフェノールＡ−ｃｏ−フマレート）樹脂である、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記混合物の中における前記低分子結晶性有機化合物の融合エンタルピーは、前記低分子結晶性有機化合物が純粋な形態にある場合の融合エンタルピーの５％未満であると測定される、請求項１に記載のＥＡトナー。
ワックスをさらに含む、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記低分子結晶性有機化合物が、酸素に対する炭素の比率が３．５〜６の芳香族ジエステル化合物または芳香族モノエステル化合物である、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記低分子結晶性有機化合物が前記ＥＡトナーの乾燥重量の５％〜２５％を占める、請求項１に記載のＥＡトナー。
さらに結晶性樹脂を含む、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記結晶性樹脂が結晶性ポリエステル樹脂である、請求項８に記載のＥＡトナー。
しわ固定最低融合温度が−２０℃以下である、請求項１に記載のＥＡトナー。
前記しわ固定最低融合温度が−２０℃より５℃以上低い、請求項１０に記載のＥＡトナー。
ポリマーアモルファス樹脂のエマルションと、以下の式で表される低分子結晶性芳香族エーテルからなる群より選択される低分子結晶性有機化合物のエマルションと、任意に少なくとも１つの着色剤のエマルションと、任意にワックスのエマルションと、を混合し、コンポジットエマルションを作成すること；及び
前記コンポジットエマルションに凝集剤を添加して乳化凝集したトナー粒子を作成すること
を含み、
前記ポリマーアモルファス樹脂と前記低分子結晶性有機化合物との混合物は、示差走査熱量測定によって決定する場合、前記ポリマーアモルファス樹脂よりもガラス転移温度が低く、前記低分子結晶性有機化合物の固体から液体への顕著な相転移ピークがなく、前記混合物の中における前記低分子結晶性有機化合物の融合エンタルピーが、前記低分子結晶性有機化合物が純粋な形態にある場合の融合エンタルピーの１０％未満であると測定される、
乳化凝集トナー粒子の製造方法：

式中、Ｒ ^１およびＲ ^２はそれぞれ独立に、アルキル基、アリールアルキル基、アルキルアリール基および芳香族基からなる群から選択され、Ｒ ^１およびＲ ^２のうち、少なくとも１つが芳香族基であり、ｐが０または１である。
前記低分子結晶性有機化合物が前記乳化凝集トナー粒子の乾燥重量の５％〜２５％を占める、請求項１２に記載の製造方法。
前記混合においてさらに結晶性樹脂のエマルションが混合される、請求項１２に記載の製造方法。
前記ポリマーアモルファス樹脂のエマルションがポリエステル樹脂エマルションである、請求項１２に記載の製造方法。
アモルファスポリマー樹脂と、
以下の式で表される低分子結晶性モノエステルからなる群より選択される低分子結晶性有機化合物と、
任意に、着色剤とを含み、
前記アモルファスポリマー樹脂と前記低分子結晶性有機化合物との混合物は、示差走査熱量測定によって決定する場合、前記アモルファスポリマー樹脂よりもガラス転移温度が低く、前記低分子結晶性有機化合物の固体から液体への顕著な相転移ピークがなく、前記混合物の中における前記低分子結晶性有機化合物の融合エンタルピーが、前記低分子結晶性有機化合物が純粋な形態にある場合の融合エンタルピーの１０％未満であると測定されることを特徴とする、乳化凝集（ＥＡ）トナー：

式中、Ｒ ^１およびＲ ^２はそれぞれ芳香族基である。