JP2015094287A - 可変圧縮比内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸排気系配管の振動および騒音を抑制し、固定側部材と可動側部材との間のシール性および可動側部材と吸排気系配管との間のシール性を確保する。
【解決手段】固定側部材2に対して吸排気系配管98を有する可動側部材4をウォームホイール93により移動させることにより機械圧縮比を変更可能とした可変圧縮比内燃機関において、ウォームホイール93に吸排気系配管98を可動側部材と連動させるための連結部材99を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮比を変更することが可能な可変圧縮比内燃機関に関する。
近年、圧縮比を変更することが可能な機能を有する種々の内燃機関が提案されている。例えば特許文献1には、クランクケースのような固定側部材に対してシリンダブロックのような可動側部材を上下に移動可能に設けることにより機械圧縮比を変更可能とした可変圧縮比内燃機関が開示されている。このような可変圧縮比内燃機関によれば、運転状況に応じて機械圧縮比を変更することにより、燃費性能や出力性能を向上させることが可能となる。
特開2007−315318号公報
この可変圧縮比内燃機関では、可動側部材にインテークマニホールド或いはエキゾーストマニホールドのような吸排気系配管が設けられており、吸排気系配管の支持剛性を確保するために、吸排気系配管と固定側部材とをステーにより連結することが考えられる。
しかしながら、機械圧縮比を変更するときに可動側部材が固定側部材に対して上下に移動するため、上記ステーが圧縮比変更の動きを規制するように働き、固定側部材と可動側部材との間のシール性や、可動側部材と吸排気系配管との間のシール性が悪化したり、吸排気系配管の振動が悪化するおそれがあるという課題がある。
本発明は、吸排気系配管の振動および騒音を抑制し、固定側部材と可動側部材との間および可動側部材と吸排気系配管との間のシール性を確保することができる可変圧縮比内燃機関を提供することを目的とする。
本発明は、固定側部材に対して吸排気系配管を有する可動側部材をウォームホイールにより移動させることにより機械圧縮比を変更可能とした可変圧縮比内燃機関において、前記ウォームホイールに前記吸排気系配管を前記可動側部材と連動させるための連結部材を設けている。
本発明に係る可変圧縮比内燃機関によれば、吸排気系配管の振動および騒音を抑制し、固定側部材と可動側部材との間および可動側部材と吸排気系配管との間のシール性を確保することができる。
本発明の実施の形態における可変圧縮比内燃機関を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態における可変圧縮比内燃機関の断面図である。 本発明の実施の形態における圧縮比可変機構の概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態における可変圧縮比内燃機関において、機械圧縮比が高圧縮比の時のシリンダブロックおよびシリンダヘッドの概略断面図である。 本発明の実施の形態における可変圧縮比内燃機関において、機械圧縮比が低圧縮比の時のシリンダブロックおよびシリンダヘッドの概略断面図である。
図1から図5を参照して、本実施の形態における可変圧縮比内燃機関について説明する。本実施の形態においては、車両に配置されている可変圧縮比内燃機関を例に取り上げて説明する。
本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、図1〜図3に示すように機関本体1を備える。機関本体1は、固定側部材であるシリンダブロック2と、可動側部材であるシリンダヘッド4とを有している。シリンダブロック2の内部には、ピストン3が配置されている。
燃焼室5は、それぞれの気筒ごとに形成されている。燃焼室5には、機関吸気通路である吸気ポート7および機関排気通路である排気ポート9が接続されている。シリンダヘッド4には、吸気ポート7および排気ポート9が形成されている。吸気弁6は吸気ポート7の端部に配置され、燃焼室5に連通する吸気ポート7を開閉可能に形成されている。排気弁8は、排気ポート9の端部に配置され、燃焼室5に連通する排気ポート9を開閉可能に形成されている。
シリンダヘッド4には、点火装置としての点火プラグ10が固定されている。点火プラグ10は、燃焼室5にて燃料を点火するように形成されている。また、シリンダヘッド4には、吸気ポート7と連通する吸気管(インテークマニホールド)および排気ポート9と連通する排気管(エキゾーストマニホールド)を含む吸排気系配管98が接続されている。なお、図1には吸気管および排気管の一方のみが示されている。
吸排気系配管98の振動を抑制するために、ウォームホイール93に吸排気系配管98を可動側部材であるシリンダヘッド4と連動させるための連結部材(ステー)99が設けられている。連結部材99は例えば金属製の板材からなり、一端がウォームホイール93に第1支軸100を介して軸支され、他端が吸排気系配管98に第2支軸101を介して軸支されている。
本実施の形態における内燃機関は、燃焼室5に燃料を供給するための燃料噴射弁11を備えている。燃料噴射弁11は、吸気ポート7に燃料を噴射するように配置されている。燃料噴射弁11は、この形態に限られず、燃焼室5に燃料を供給できるように配置されていればよい。たとえば、燃料噴射弁11は、燃焼室5に直接的に燃料を噴射するように配置されていてもよい。
シリンダブロック2は、穴部2aを有する。穴部2aの表面には、シリンダライナ15が固定されている。本実施の形態におけるシリンダライナ15は、円筒状に形成されている。ピストン3は、シリンダライナ15に接触している。また、ピストン3は、シリンダライナ15に対して摺動する。ピストン3は、コネクティングロッド58を介して、クランクシャフト59に支持されている。ピストン3は上死点と下死点との間で往復運動をする。ピストン3の往復運動により、クランクシャフト59が回転する。
本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、クランクシャフト59を支持する支持構造物を備えている。本実施の形態における支持構造物は、シリンダブロック2を含んでいる。シリンダブロック2は、ピストン3が内部に配置される部分に加えて、クランクケース部79とオイルパン部60とを含んでいる。クランクケース部79の内部には、クランクシャフト59が配置されている。また、クランクシャフト59は、クランクケース部79に支持されている。オイルパン部60は、クランクケース部79に固定されている。オイルパン部60の内部には、機関本体1に含まれる部材を潤滑するオイル61が貯留されている。
本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、電子制御ユニット31を備えている。本実施の形態における電子制御ユニット(ECU)31は、デジタルコンピュータを含み、制御装置として機能する。機関吸気通路に配置されているエアフローメータ、クランクシャフト59の周りに配置されているクランク角センサ、又は所定の位置に配置されている温度センサ等の各種センサの出力信号は、電子制御ユニット31に入力される。
電子制御ユニット31は、それぞれの対応する駆動回路を介して燃料噴射弁11および点火プラグ10に接続されている。本実施の形態における電子制御ユニット31は、燃料噴射制御や点火制御を行うように構成されている。機関吸気通路に配置されているスロットル弁を駆動するステップモータ、燃料ポンプ等の可変圧縮比内燃機関に含まれる機器は、電子制御ユニット31により制御されている。
本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、圧縮比可変機構を備える。本実施の形態においては、ピストンが圧縮上死点に位置したときにシリンダヘッド4の凹部4aおよびピストン3の冠面に囲まれる空間の容積を燃焼室容積と称する。内燃機関の圧縮比は、燃焼室容積等に依存して定まる。本実施の形態における圧縮比可変機構は、燃焼室容積を変更することにより機械圧縮比を変更するように形成されている。本実施の形態においては、下死点から上死点までのピストンの行程容積と燃焼室容積のみから定まる圧縮比を機械圧縮比と言う。すなわち、機械圧縮比は、(機械圧縮比)=(燃焼室容積+下死点から上死点までのピストンの行程容積)/(燃焼室容積)で示される。なお、燃焼室における実際の圧縮比である実圧縮比は、(実圧縮比)=(燃焼室容積+吸気弁が閉じてからピストンが上死点に達するまでのピストンの行程容積)/(燃焼室容積)で示される。
図3は、本実施の形態における可変圧縮比内燃機関の圧縮比可変機構の分解斜視図である。図4は、可変圧縮比内燃機関の燃焼室の部分の第1の概略断面図である。図4は、圧縮比可変機構により高圧縮比になったときの概略図である。本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、シリンダブロック2を含む支持構造物と、支持構造物の上側に配置されているシリンダヘッド4とが互いに相対移動する。本実施の形態におけるシリンダブロック2は、圧縮比可変機構を介してシリンダヘッド4を支持している。
図3ないし図4に示すように、シリンダヘッド4の両側の側壁の下方には複数個の突出部80が形成されている。突出部80には、断面形状が円形のカム挿入孔81が形成されている。シリンダブロック2の上壁には、複数個の突出部82が形成されている。突出部82には、断面形状が円形のカム挿入孔83が形成されている。シリンダブロック2の突出部82は、シリンダヘッド4の突出部80同士の間に嵌合する。
本実施の形態における圧縮比可変機構は、シリンダヘッド4の支持軸としての一対のカムシャフト84,85を含む。カムシャフト84,85は、それぞれのカム挿入孔83内に回転可能に挿入される円形カム88を含む。円形カム88は各カムシャフト84,85の回転軸線と同軸状に配置されている。一方で、それぞれの円形カム88の両側には、カムシャフト84,85の回転軸線に対して偏心して配置された偏心軸87が延びている。この偏心軸87上には、別の円形カム86が偏心して回転可能に取付けられている。これらの円形カム86は円形カム88の両側に配置されている。円形カム86は対応するカム挿入孔81内に回転可能に挿入されている。
圧縮比可変機構は、モータ89を含む。モータ89の回転軸90には、螺旋方向が互いに逆向きの2つのウォーム91,92が取付けられている。それぞれのカムシャフト84,85の端部には、ウォームホイール93,94が固定されている。ウォームホイール93,94は、ウォーム91,92と噛み合うように配置されている。モータ89が回転軸90を回転させることにより、カムシャフト84,85を、互いに反対方向に回転させることができる。モータ89は、対応する駆動回路を介して電子制御ユニット31に接続されている。モータ89は、電子制御ユニット31により制御されている。すなわち、本実施の形態における圧縮比可変機構は、電子制御ユニット31により制御されている。
図4ないし図5に示すように、それぞれのカムシャフト84,85上に配置された円形カム88を、矢印96に示すように互いに反対方向に回転させると、偏心軸87が円形カム88の上端に向けて移動する。円形カム86は、カム挿入孔81内において、矢印96に示すように円形カム88と反対方向に回転する。
図5に、本実施の形態における可変圧縮比内燃機関の燃焼室の部分の第2の概略断面図を示す。図5は、圧縮比可変機構により低圧縮比になったときの概略図である。図5に示されるように偏心軸87が円形カム88の上端まで移動すると、円形カム88の中心軸が偏心軸87よりも下方に移動する。図4および図5を参照して、シリンダブロック2とシリンダヘッド4との相対位置は、円形カム86の中心軸と円形カム88の中心軸との距離によって定まる。円形カム86の中心軸と円形カム88の中心軸との距離が大きくなるほどシリンダヘッド4がシリンダブロック2から離れる向きに移動する。矢印96に示すようにシリンダヘッド4がシリンダブロック2から離れるほど、ピストン3が圧縮上死点に達したときの燃焼室5の容積が大きくなる。
図1には、2つのウォームホイール93のうち一方のみが示されている。図示されているウォームホイール93が例えば時計回りに回転されるとシリンダヘッド4がシリンダブロック2に近づく方向に移動され、したがって圧縮比が高くなる。これに対し、ウォームホイール93が反時計回りに回転されるとシリンダヘッド4がシリンダブロック2から離れる方向に移動され、したがって圧縮比が低くなる。すなわち、固定側部材に対して吸排気系配管を有する可動側部材をウォームホイールにより移動させることにより機械圧縮比を変更可能になっている。
図4ではピストン3が圧縮上死点に到達しており、燃焼室5の容積が小さくなっている。この状態は、機械圧縮比が高い状態である。これに対して、図5ではピストン3が圧縮上死点に到達しており、燃焼室5の容積が大きくなっている。この状態は、機械圧縮比が低い状態である。このように、本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、運転期間中に圧縮比を変更することができる。たとえば、可変圧縮比内燃機関の運転状態に応じて、圧縮比可変機構により圧縮比を変更することができる。
その上で、圧縮比が変更されるときに、連結部材99のウォームホイール93側取付け部がシリンダブロック2に対するシリンダヘッド4の移動に連動して動く。すなわち、ウォームホイール93が例えば時計回りに回転されると吸排気系配管98がシリンダヘッド4と共にシリンダブロック2に近づく方向に移動される。一方、ウォームホイール93が反時計回りに回転されると吸排気系配管98がシリンダヘッド4と共にシリンダブロック2から離れる方向に移動される。その結果、連結部材99が圧縮比変更の動きを規制するのが抑制される。したがって、吸排気系配管98の振動および騒音を抑えることができる。また、シリンダブロック2とシリンダヘッド4の間のシール構造に負担を与えず、シール性を確保することができる。更に、シリンダヘッド4と吸排気系配管98との間のシール構造に負荷を与えず、シール性を確保することができる。
なお、実際の圧縮比である実圧縮比は、機械圧縮比を変更する他にも、吸気弁の閉弁時期を変更することにより変化させることができる。可変圧縮比内燃機関が吸気弁の閉弁時期を変更可能な可変動弁機構を備える場合には、可変動弁機構と圧縮比可変機構とを作動させることにより実圧縮比を変更することができる。
本実施の形態における圧縮比可変機構は、回転軸を偏心させた円形カムを回転させることにより、シリンダブロックに対してシリンダヘッドを相対的に移動させているが、この形態に限られず、シリンダブロックに対してシリンダヘッドを相対的に移動させる任意の機構を採用することができる。
図2、図4および図5を参照して、本実施の形態におけるシリンダライナ15は、シリンダヘッド4に向かう側の端部15aを有する。本実施の形態における端部15aは、シリンダブロック2から飛び出すように形成されている。シリンダヘッド4には、燃焼室5を形成するための凹部4aが形成されている。凹部4aは、燃焼室5の上面を有する。凹部4aは、シリンダライナ15の端部15aが挿入可能に形成されている。本実施の形態においては、シリンダヘッド4の凹部4aに対してシリンダライナ15の端部15aが嵌合する。
図4および図5を参照して、機械圧縮比を変更すると、シリンダブロック2に対してシリンダヘッド4が、ピストン3の移動方向に相対的に移動する。本実施の形態においては、シリンダライナ15の端部15aが、シリンダヘッド4の凹部4aに対して摺動する。シリンダライナ15は、シリンダブロック2に対してシリンダヘッド4が相対的に移動する範囲内において、端部15aがシリンダヘッド4の凹部4aの内部に配置されるように延びている。このように、シリンダライナ15がシリンダヘッド4の凹部4aの内部まで延びるように形成されていることにより、シリンダブロック2に対してシリンダヘッド4が相対的に移動しても燃焼室5が密閉され、更に、燃焼室5の容積を可変にすることができる。
さらに、本実施の形態の可変圧縮比内燃機関においては、シリンダヘッド4をシリンダブロック2に固定するためのヘッドボルトが不要になる。このために、ヘッドボルトの締め付けによるシリンダブロック2の穴部2aの変形を抑制することができる。シリンダブロック2の穴部2aの変形が抑制されると、ピストン3が移動するときにピストンリング3aの押圧力が局所的に高くなることを抑制することができる。また、ピストンリング3aとシリンダライナ15との間の摩擦を低減できるために、ピストンリング3aの追従性が向上する。この結果、燃料消費量を低減することができる。また、ピストン3とシリンダライナ15との間を通って、燃焼室5からクランクケース部79の内部に漏れるブローバイガスの量が減少する。このために、未燃燃料の漏れる量が減少して燃料消費量が向上する。
さらに、穴部2aの変形が抑制されると、ピストンリング3aによりオイルを効果的に掻き落すことができる。燃焼室5の内部に残存するオイルを少なくすることができる。この結果、オイルの消費量を低減することができる。さらに、ブローバイガスの量が低減することにより、ブローバイガスが機関吸気通路に戻されるときに、ブローバイガスと共に機関吸気通路に運ばれるオイルが減少する。このために、オイルの消費量を低減することができる。
また、本実施の形態の可変圧縮比内燃機関においては、圧縮比可変機構の駆動軸を支持するシリンダブロック2やシリンダヘッド4に、ヘッドボルトの締め付けによる変形が排除されるために、駆動軸を支持するハウジングの寸法精度を向上させることができる。本実施の形態においては、円形カム86,88を挿入するカム挿入孔81,83の変形を抑制することができる。また、シリンダブロックとシリンダヘッドの間のガスケットを排除することができる。
さらに、本実施の形態の可変圧縮比内燃機関では、ピストンが配置される部分とクランクシャフトを内部に収容するクランクケース部とを一体化することができ、生産性を向上させることができる。また、可動部を軽量にすることができるために、圧縮比可変機構を駆動する駆動装置を小型にすることができる。例えば、図3を参照して、円形カム86,88やカムシャフト84,85を駆動するモータ89等を小型にすることができる。この結果、可変圧縮比内燃機関を小型にすることができて、車両などへの搭載が容易になる。
本実施の形態における可変圧縮比内燃機関は、シリンダライナ15の端部15aとシリンダヘッド4の凹部4aとが摺動するように形成されているが、この形態に限られず、シリンダライナの周りにシリンダブロック本体の壁部が形成されていてもよい。すなわち、シリンダブロック本体に、シリンダヘッドに向かって突出する嵌合部が形成され、嵌合部の内面にシリンダライナの端部が配置されていてもよい。この場合には、シリンダブロックの嵌合部とシリンダヘッドの凹部とが嵌合するように形成することができる。また、シリンダヘッドの凹部に対してシリンダブロックの嵌合部が摺動するように形成することができる。
本発明による別の実施の形態では、固定側部材がクランクケースであり、可動側部材がシリンダヘッドおよびシリンダブロックである。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される変更が含まれている。
2 シリンダブロック(固定側部材)
3 ピストン
4 シリンダヘッド(可動側部材)
7 吸気ポート
9 排気ポート
91,92 ウォーム
93,94 ウォームホイール
98 吸排気系配管
99 連結部材

Claims (1)

  1. 固定側部材に対して吸排気系配管を有する可動側部材をウォームホイールにより移動させることにより機械圧縮比を変更可能とした可変圧縮比内燃機関において、前記ウォームホイールに前記吸排気系配管を前記可動側部材と連動させるための連結部材を設けた可変圧縮比内燃機関。
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