JP2015093179A - 端から端まで切れる硬質材用シートカッター - Google Patents

Abstract

【課題】硬質な床材なども端部まで切断施工できるよう本体の両端部に刃を設け、前記刃よりも中央寄りに３枚目の刃を設けた端から端まで切れる硬質材用シートカッターを提供する。【解決手段】本体１の両端に刃４、５を切断材の端部を切れるように設け、３枚目の刃を本体グリップ部分２より力の伝わりやすい位置に設けた端から端まで切れる硬質材用シートカッターを特徴とする。【選択図】図１

Description

この発明は、長尺シートやカーペットなど、硬質な床材にも対応する、端から端まで切れるシートカッターである。

従来、シートカッターは端から端まで切ることは出来るが、硬質な床材などのコーナー部分を切るには刃先に力が伝わりにくく、強い力を加えなければ切る事ができない。又その他の床材用のコーナーカッターは端部を切る事が出来ず手間がかかった。

特開２０１１−１６１１９３号公報 特開昭５０−０９５９００号公報

これは次のような欠点があった。
従来のシートカッターは端から端まで切れるように、本体両端部分に刃先を突出させる構造になっている。その為に硬質な材料を切るには刃先への力の伝わる角度や、刃の位置が適していない。又その他の床材用のコーナーカッターは端部を切ることができない。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

本体の両端部に刃４、５を設け、前記刃より中央寄りに第三の刃６を設ける。前記３枚の刃により、壁際まで切る事が出来て、かつ硬質の材料のコーナー部分を施工する事が出来る。

端部を切る為に浅い角度で備えた刃４、５は角度をＣ方向に立てると、刃の先端ＤよりもＥ部分が外側に出る為に端部を切るとき壁際などでは障害物となり端部を切る為にはＣ方向に立てる事が出来ない。しかし浅い角度ではＦ方向への力を強く加えなければ、硬質な材料や分厚い材料は切れない為、切断材料とガイドカバー８に大きな摩擦抵抗が生じ、長い時間、又は多くの施工を行うのは大変な作業となる。その為に本体グリップ部分２より刃の先端に力が伝達されやすく、本体が安定するガイド３中央寄りに第三の刃６を硬質材の切断に適した角度で備える。以上の構造により端から端まで切れ、かつ硬質な材料も切る事が出来る。

本発明の３枚刃式斜視図である。 本発明の３枚刃式分解斜視図である。 本発明のスライド式斜視図である。

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図１本体１の両端部分に第一の刃４と第二の刃５を設け、本体グリップ２をＡ又はＢ方向に傾ける事で、ガイド３の上部、弧状の上をスライドさせて本体１を可動させ、第一の刃４、又は第二の刃５が出るようにする。第三の刃６を、第一の刃４と第二の刃５よりも中央に寄った本体グリップ部分より力が伝達されやすい位置で、硬質材の切断に適した角度で設け、ガイド３の底部に、切断材料の切りしろを調整できる高さ調整ネジ７を備えガイドカバー８で挟むように組む。本発明は以上の構成よりなる端から端まで切れる硬質材用シートカッターである。
又、その他の形態として図３のように本体１の下に本体をスライドさせる事の出来るスライディングガイドカバー１０を備え、本体グリップ２をＡ方向に傾け第一の刃４を突出させたままＨ方向に本体１をスライディングガイドカバー１０上をスライドさせ、ガイド先端１２を傾斜台１１に添わせ傾斜台頂点１３に位置させる事で、前記第三の刃６と同様の位置と角度を得る事が出来る。ガイド開口部１４に傾斜台１１を入れ込みガイド３の傾きを戻して、本体グリップ２をＢ方向に傾けると、第二の刃５を突出させ切断物の逆の端部も切断できる。その時のガイド先端部分１２はＧの破線のような軌道を進む。以上のような構成によっても、端から端まで切れる硬質材用シートカッターを実施できる。

１ 本体
２ 本体グリップ
３ ガイド
４ 第一の刃
５ 第二の刃
６ 第三の刃
７ 高さ調整ネジ
８ ガイドカバー
９ 安全カバー
１０ スライディングガイドカバー
１１ 傾斜台
１２ ガイド先端部分
１３ 傾斜台頂点
１４ ガイド開口部分

Claims (2)

1. 第一の刃と、
   第二の刃と、
   前記第一の刃と前記第二の刃を設けた本体と、
   前記本体と可動的に接続されたガイドを有し、
   前記本体が前記ガイドに対して動くことにより
   前記ガイドから前記第一の刃または前記第二の刃が出て
   前記第一の刃と前記第二の刃の間に第三の刃を有する
   ことを特徴とするカッター。
2. 前記第一の刃、又は前記第二の刃をスライドさせ、
   前記第三の刃の位置に移動させる事を特徴とする
   請求項１に記載のカッター。

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