JP3199197U - かぼちゃカッター治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】料理用のかぼちゃなどの固い固形物を家庭用包丁とまな板と組み合わせて、少ない力で安全に切断することができるかぼちゃカッター治具を提供する。【解決手段】かぼちゃカッター治具は、まな板の下面短手方向と係合する平面部1と2つの垂直立ち上がり部2、4を有し、片方の垂直立ち上がり部4は、まな板の厚みより低く、もう片方の垂直立ち上がり部2は、包丁の厚みより若干広めの幅を持つ高さの異なる複数の縦スリット3を有し、鉄板またはステンレス板または樹脂で構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、家庭で調理用の硬い材料、例えばかぼちゃ、にんじん、芋などを包丁で切断するときに使うかぼちゃカッターに関する。
従来は業務用「かぼちゃカッター」で1/2、とか1/4とかに切断したかぼちゃを購入し、家庭で強い力で包丁を使い切断していたが、業務用「かぼちゃカッター」は大型で重量も重く、本格的でかつ高価、とても家庭内で使えるものではなかった。
押切器として明治時代より藁束などを切る時刃物の先端を固定し、テコの原理を利用して軽い力で切断する技術は知られていたが、業務用かぼちゃカッターもやはりこのテコの原理を活用したものである。
登録実用新案第3133599号 かぼちゃ切断器。
登録実用新案第3111491号 調理補助具
平野製作所パンフレット「かぼちゃカッター」KCー5、KC−5S 業務用
家庭内でかぼちゃなど硬い材料の食材を、包丁で切断するとき、かなりの力を必要とするのを軽減させ、高齢者などの力の弱い人々が容易に切断することができるようにした「かぼちゃカッター治具」を提供する。
いつも家庭で使っている包丁とまな板を使い、まな板の下面と係合する平面と、2つの立ち上がり部を備え、片方はまな板厚みより低い高さ、もう片方は包丁の厚みよりやや太めの細い縦スリットを有する立ち上がり部で構成され、この上にまな板の乗せ、かぼちゃなどの切断物をスリット近くに置き、包丁先端を縦スリットに差し込みテコの原理で包丁のにぎり部を軽い力で切断物を切断する。
まな板と切断治具がしっかり係合しているので、スリットに差し込んだ包丁の先端が支点となってしっかり固定し、包丁がスリットに誘導されて回転するのでふらつきがなく、安全でかつテコの原理で軽い力で簡単に硬いかぼちゃなど固形材料を切断でき、普段使っているまな板と包丁との組み合わせで、高齢者など力の弱い人々の日々の生活を助けることができる。
本考案を実施するための最良の第1の形態のかぼちゃカッター治具の斜視図である。 第1の形態のかぼちゃカッター治具にまな板を係合させた斜視図である。 図2のかぼちゃカッター治具とまな板を係合させたものに切断物を乗せて包丁で切断する状態を示した断面図である。 本考案を実施するための第2の形態のかぼちゃカッター治具の斜視図である。 図4のかぼちゃカッター治具とまな板の取手部とを係合させた斜視図である。 本考案を実施するための第3の形態のかぼちゃカッター治具の斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本考案治具の実施例1の斜視図であって、鉄、ステンレス、樹脂などで構成され、まな板の幅より若干広い平面部と2つの垂直な立ち上がり部を有し、片側はまな板の厚みより低い高さ、もう片方は垂直方向に包丁の厚みより若干広い幅を有する高さの異なる縦スリットを複数有しており、被切断物の大きさによりスリットの高さを選んで、包丁をスリットに挿入し切断する。
図2は、実施例1の本考案治具とまな板との係合状態を表す斜視図である。
図3は、実施例1の本考案治具で、スリットに差し込んだ包丁で、かぼちゃなどの硬い固形の被切断物を切断する状態を説明する断面図である。
図4は、本考案治具の実施例2の斜視図であって、鉄、ステンレス、樹脂などで構成され、まな板の取手部下面と係合する平面部と2つの垂直な立ち上がり部を有し、片側はまな板の厚みより低い高さ、もう片方は垂直方向に包丁の厚みより若干広い幅を有する高さの異なる縦スリットを複数有しており、被切断物の大きさによりスリットの高さを選んで、包丁をスリットに挿入し切断する。
図6は、本考案治具の実施例3の斜視図であって、鉄、ステンレス、樹脂などで構成され、まな板の幅より若干広い平面部と2つの垂直な立ち上がり部を有し、片側はまな板の厚みより低い高さ、もう片方は垂直方向に包丁の厚みより若干広い幅を有する縦スリットを複数有しており、被切断物の大きさにより止め板10の取り付け位置を変えてスリットの高さを調節し、包丁をスリットに挿入し切断する。
本考案は、家庭用のかぼちゃカッターを製造する産業で利用される。
1 まな板下部と係合する平面部
2 まな板と係合し縦スリットを有する垂直立ち上がり部
3 包丁と係合するスリット
4 まな板と係合する垂直立ち上がり部
5 まな板
6 包丁
7 かぼちゃ
8 安定用平面部
9 まな板の取手穴
10 止め板
11 止めビス用ネジ穴
12 止めビス用通し穴

Claims (3)

  1. まな板の下面短手方向と係合する平面部と垂直立ち上がり部2つを有し、片方の垂直立ち上がり部はまな板の厚みより低く、もう片方の垂直立ち上がり部は包丁の厚みより若干広めの幅を持つ高さの異なる複数の縦スリットを有し、鉄板またはステンレス板または樹脂で構成されるかぼちゃカッター治具。
  2. まな板の取手部下面と係合する平面部と垂直立ち上がり部2つを有し、片方の垂直立ち上がり部はまな板の厚みより低く、もう片方の垂直立ち上がり部は包丁の厚みより若干広めの幅を持つ高さの異なる複数の縦スリットを有し、鉄板またはステンレス板または樹脂で構成されるかぼちゃカッター治具。
  3. まな板の下面短手方向と係合する平面部と垂直立ち上がり部2つを有し、片方の垂直立ち上がり部はまな板の厚みより低く、もう片方の垂直立ち上がり部は包丁の厚みより若干広めの幅をち、包丁との係合する複数のスリットの高さを可動できる止め板により調整可能とした、鉄板またはステンレス板または樹脂で構成されるかぼちゃカッター治具。
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