JP2015091653A - 画像形成装置 - Google Patents

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和之 坪内
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Abstract

【課題】使用者の加工の指示ミスを防止し、指示手段の不要な手間や時間を無くすと共に、不要な画面の表示や画面の切り替えに関する電力を低減する画像形成装置を提供する。【解決手段】手操作による加工を選択し開始する為の指示を必要とせず、音声のみの指示により、複数の加工条件からなるメニューの加工、原稿原画の情報の保存、保存した原稿原画の情報の加工、複数の加工条件からなるメニューを変更する為の画面表示のいずれかの一つ或は複数の実施の実施を指示する手段を設けた。【選択図】図3

Description

コピー機、製版印刷機、プリンタ、コピー機能及びプリント機能及びスキャナー機能を装備した複合機等の画像形成装置に関する。
本発明に関わる背景技術を要約すると、次に挙げる事ができる。
(1)、多メニュー化した画像形成装置において、加工に関わる表示を分割して表示する画面の表示手段は、不可欠である。
(2)、しかし、この画面の表示手段は、加工を行う為の指示手段による指示ミスが発生する。或いは、指示に手間や時間を要す。
(3)、更に、この画面の表示手段は、画面の表示や画面の切り替えに電力や時間を要す。
詳しく、これを著すと、………
現在の、コピー機、製版印刷機、プリンタ、コピー機能及びプリント機能及びスキャナー機能を装備した複合機等の画像形成装置は、使用者が選択できる加工内容を非常に多く備えている。
この対策として、この画像形成装置の一つの操作盤上に、多くのキーを並べてこの加工を管理する事は、不明瞭となり、不便である。
現在の画像形成装置の表示手段の主流の技術となっている画面は、倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件からなる複数のメニューを選択、変更、確認等の画像形成の加工に関する表示内容を、分割して必要な画面に切り替えて表示する手段であり、複雑な表示内容を解り易く整理し、便利にする手段である。
反面、分割して必要な画面に切り替えて表示する手段は、例えば、各加工条件をグループ別に分類[二段階の分類(大分類→小分類)や三段階の分類(大分類→中分類→小分類)等]して、順次、分類別に表示し、一度で取り出す事が出来ない欠点を所有する。
そこで、この手間を省く為、特許文献1の技術が提案されている。
この特許文献1の技術は、「一度の操作でコピーモードの呼び出し及び登録を行なう事が出来る画像形成装置」と著している。
しかし、この特許文献1の技術の使用者の希望するコピーモードの呼び出しは、使用者の希望するコピーモードが入るコピーモード群の呼び出し(一回目の操作)→呼び出したコピーモード群の中から使用者の希望するコピーモードの呼び出し(二回目の操作)→更に、これを実施する為のスタートキーの押し下げ(三回目の操作)が必要であり、結局の所、一度で取り出す事が出来ない技術である。
図1の(1−1)、(1−2)で示す非特許文献1、2の画面の技術は、電源スイッチ23を「ON」に入れると使用者が選択できる最初に表示される印刷メニューに関する画面(図例では、基本設定画面や基本コピー画面)に、最も使用頻度の高いコピーメニューを自動で表示し、スタートキーの押し下げ(一回目の操作)で、コピーを行なう事が出来る技術であるが、この画面の中には、スタートキーが組み込まれておらず、スタートキーを押し下げるまでは、確定されたメニューで無い為、前使用者が変更したメニューに気がつかず、後使用者が誤指示を出す可能性がある技術である。或いは、使用者が前に変更したメニューを忘れ、後で使用者が誤指示を出す可能性がある技術である。
詳しく、これを著すと、例えば、電源スイッチを「ON」→メニューの自動表示(基本設定画面)→使用者1によるメニューの変更(登録コピー1画面)→使用者2によるメニューの変更(登録コピー2画面)→電源スイッチをOFF。電源スイッチを「ON」→メニューの自動表示(基本設定画面)→使用者1によるメニューの変更(登録コピー1画面)→使用者2によるメニューの変更(登録コピー2画面)………に於いて、
「基本設定コピーのつもりでスタートボタンを押したが、登録コピー1や登録コピー2が実施された」、「登録コピー1のつもりでスタートボタンを押したが、基本設定コピーや登録コピー2が実施された」、などと、使用者の意思に関係なく、1つの設定場所(画面)でメニュー内容が人為的、自動的に変化し、簡単にコピーミスを誘発する要因を作り出している。
これらのコピーミスは、日々、最も多く使用される基本設定コピー(登録コピー)に関しており、深刻な問題である。
更に、この基本設定画面は、この画面のメニューを変更する為の画面が併設されている為、メニューを変更する為の画面が不要な時にも、この画面が表示されており、不要な電力が消費されている。
更に、この基本設定画面は、仮に、同一画面に複数のメニュー(例えば、基本設定画面1、基本設定画面2……)を設ける場合は、複数のメニューの中より希望するメニューの選択(一回目の操作)→スタートキーの押し下げ(二回目の操作)が必要である。
更に、特許文献1、非特許文献1、2の技術は、いずれも画面により操作される技術であり、画面表示や画面切り替えに時間を必要とし、電力を消費する技術である。
更に、従来技術には、長時間つけ放しの電源を自動でOFFにするオートパワー機能や、長時間つけ放しの画面を自動で非表示にするパワーセーブモード機能等の消費電力を低減する機能を設けているが、これらの機能は、画面使用時の電力を無くすことはできない。
同様に、前記の画面表示手段を備えた画像形成装置において、原稿原画に記録された情報を保存する技術や保存した原稿原画に記録された情報の加工を行なう技術や登録した複数の加工条件から成るメニューの加工や従来技術のプリント技術やスキャン技術を行なう技術も、画面を表示し、手間を要する技術である。
特許文献2の技術は、倍率と用紙サイズなどの加工条件の選択と確定とスタートの指示を一つにする手段であるが、画面を設けた画像形成装置に備える事を想定していない。
特許文献3、4の技術は、本願発明者に依る技術であるが、倍率と用紙サイズとスタートの指示を一つにする手段を提案している。
更に、特許文献4の技術は、画面を非表示にして、画像形成の加工を行なう手段を提案している。
特開平11−24511号公報 特開S62−81662号公報 特願2011−250538号公報 特願2012−083452号公報
KonicaMinolta Bizhub、C360説明書 FujiXerox DocucentreII4000説明書
本願発明の「発明が解決しようとする課題」の要約は、前記の背景技術で挙げた画像形成装置設置において、前記の背景技術で挙げた画面等の表示手段、指示手段の問題を解決する事にある。
即ち、(1)、加工内容を選択、変更、確認等の画像形成の加工に関する表示内容を、分割して必要な表示に切り替えて表示する表示手段を備えた画像形成装置において、
(2)、使用者の加工の指示ミスを防止し、指示手段の不要な手間や時間を無くす。
(3)、不要な画面の表示や不要な画面の切り替えに関する電力や時間を無くす。
具体的には、倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件からなるメニューの登録や、登録したメニューの加工や、原稿原画の情報の保存や、保存した原稿原画の情報の加工を実施する為の指示を行う為の指示部を備える指示手段を、加工に関する表示内容を、分割して必要な表示に切り替えて表示する表示手段を備えた画像形成装置に設ける手段の提案にある。
詳しくは、本発明の指示手段の指示部は、一つの指示により、加工内容を選択し確定し開始する手段であり、加工内容を分割して必要な表示に切り替えて表示する必要性はない。
又、本発明の指示手段の指示部は、一つの指示により、加工内容を選択し確定し開始する手段であり、人為的、自動的に加工内容を変更する余地がなく、使用者が気づかぬ間に、予定したメニューが勝手に変更され、簡単に加工内容の指示ミスを誘発するのを防止し、不要な手間を無くす。
更に、本発明の指示手段に関する告知部は、加工内容を常時或いは電源をON後に常時、特定の人に限らず誰でも認識できる様に告知する手段であり、画面(メーン画面)で、同じ加工内容を重複して、表示する必要性はない。
又、本発明の指示手段に関する告知部は、告知内容を、不変可能に告知する手段であり、人為的、自動的に加工内容を変更する余地がなく、使用者が気づかぬ間に、予定したメニューが勝手に変更され、簡単に加工内容の指示ミスを誘発するのを防止し、不要な手間を無くす。
即ち、本発明の指示手段の指示部と本発明に関する告知部は、前記の「発明が解決しようとする課題」の(2)、(3)の課題を解決する。
加えて、倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件を変更不可能に登録した固定式登録メニューの告知部を備えた指示手段は、完全に、人為的、自動的に加工内容を変更する余地を無くし、使用者が気づかぬ間に、予定したメニューが勝手に変更され、簡単に加工内容の指示ミスを誘発するのを防止し、不要な手間を無くす。
固定式登録メニューの加工を実施する為に、予め設定した、倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件の選択し確定し開始を行う負荷の少ない専用回路を備えた指示手段は、更に、迅速な作業を実施し、電力の消費を抑制する。
倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件の登録メニューを、変更可能に登録する変更式登録メニューの告知部を備えた指示手段は、多様な登録手段を設け、用途を広げる。
加工の選択、変更、確認等の加工の実施に関する表示内容を複数に分け、必要な表示内容に切り替えて表示する表示手段に、電源がONでもOFFでも手動により設定できる表示と非表示に切り替える手段を設け、前記の表示手段を手動により非表示に切り替えて、この加工を実施する指示手段は、更に、不要な画面に関する電力や時間を、積極的に無くす事を可能にする。
請求項1の発明は、加工の選択、変更、確認等の加工の実施に関する表示内容を複数に分け、必要な表示内容に切り替えて表示する手段と、この表示を実施する手段を設けた画像形成装置において、更に、倍率、用紙サイズなどの複数の加工条件からなるメニューの加工、原稿原画の情報の保存、保存した原稿原画の情報の加工、倍率、用紙サイズ等の複数の加工条件からなるメニューを変更する為の画面表示のいずれかの一つ或は複数の実施を実施する画像形成装置において、手操作によるこの実施を選択し開始する為の指示を必要とせず、音声のみの指示により、この実施を実施する手段を設けた画像形成装置である。
請求項2の発明は、メーン画面の画面表示及び画面切り替えを必要とせず、手操作によるこの実施を選択し開始する為の指示を必要とせず、音声のみの指示により、この実施を実施する手段を設けた請求項1の画像形成装置である。
概しては、「発明が解決しようとする課題」の要約で挙げた通り、前記の「背景技術」で挙げた画面等の表示手段、指示手段の問題を解決する。
即ち、(1)、加工内容を選択、変更、確認等の画像形成の加工に関する表示内容を、分割して必要な表示に切り替えて表示する表示手段を備えた画像形成装置において、
(2)、使用者の加工の指示ミスを防止し、指示手段の不要な手間や時間を無くす。
(3)、不要な画面の表示や不要な画面の切り替えに関する電力や時間を無くす。
詳しくは、倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件からなるメニューの登録や、登録したメニューの加工や、原稿原画の情報の保存や、保存した原稿原画の情報の加工の実施を、一つの指示で、選択し確定し開始する指示部と、この加工内容を、不変可能に常時告知する告知部を備える指示手段を設ける事により、指示ミスを無くし、手間を減らし、画面が非表示の状態でも、実行可能にして、画面に関する消費電力を減らし、作業を短時間に開始し実施できる。
更に、詳しくは、使用者が気づかぬ間に、予定したメニューが勝手に変更され簡単に指示ミスを誘発するのを防止し、不要な画面の表示や不要な画面の切り替えに関する電力や時間を無くし、特定の人だけでなく、誰でもが操作できる。
前記の手段を備えた画像形成装置に、電源のON時やOFF時に、画面に表示と非表示の手動による切り替え手段を設ける事により、更に、使用者により、積極的に、不要な画面の表示を無くし、画面に関する電力や時間を無くす。
画面が非表示の状態でも、実行可能にして、画面に関する消費電力を減らす。
更に、画面を表示する場合でも、画面の表示が完了するのを待つ事無く作業が開始でき、作業が短時間に開始できる。
電源スイッチ23を「ON」後に、必要な時に、一つの指示で、非表示のメニューの変更画面を表示し、画面に関する消費電力を減らす。
更に、この加工に関する手間を減らし、作業時間を短縮する。
数字の指示で、登録・保存メニューの加工を可能にする事により、登録・保存メニュー数を制限する事無く設定する事を可能にし、番号の振り割や管理者の記憶により管理を容易にし、画面が非表示の状態でも、登録・保存メニューの加工の実施を可能にする。
即ち、本発明を簡略に便利に使用する事を可能する。
固定式登録メニューの負荷の少ない専用回路を設け、更に、迅速で、消費電力を抑制した作用を可能にする。
従来技術の画面の概略図。 本発明の操作盤、サブ操作盤、画面の概略図。 本発明の操作盤の概略図。 本発明のメニューの変更画面の概略図。 本発明の登録・保存メニューの画面の概略図。 本発明のサブ操作盤の概略図。 本発明のサブ操作盤の概略図。 本発明のサブ操作盤の概略図。 本発明の操作盤の指示手段の概略図。 本発明の操作盤の指示手段の概略図。 従来技術の作用の概略図。 本発明の作用の概略図。 本発明の作用の概略図。 本発明の作用の概略図。 本発明の作用の概略図。
本発明は、音声の指示により実施する手段であり、この項目においては、先ず、本発明の音声の指示手段に替える事が可能な手操作による指示手段に関して著す。
図2が示す代表図は、コピー機、製版印刷機、プリンタ、コピー機能及びプリント機能及びスキャナー機能を装備した複合機等の画像形成装置の操作部に関する概略図であり、操作盤1、サブ操作盤20、画面2(メーン画面)の構成を示す。
操作盤1は、使用頻度の高い画像形成の加工の選択、変更、確認等の加工を実施する為の手段を設けている。
この操作盤に関して、図3、9、10で著している。
サブ操作盤20は、操作盤と比較して使用頻度の低い画像形成の加工の選択、変更、確認等の加工を実施する為の手段を設けている。
このサブ操作盤に関して、図6、7、8で著している。
尚、図例では、サブ操作盤20の未使用時には、操作盤1の下に収納し(図2の2−1)、使用時には、引き出す(図2の2−2)手段を設けている。
画面2は、画像形成の加工の選択、変更、確認等の加工を実施する為の情報を表示する。
この画面に関して、図2、4、5で著している。
尚、本発明の画面2は、メーンとなる画面であり、図2の非表示画面2Aや、図4のメニューの変更画面2B、図5の登録・保存メニューの画面2Cの表示画面や、従来技術においては、図1で示す基本設定画面(1−1)や基本コピー画面(1−2)の表示内容を表示する画面が相当する。
図3は、画像形成の加工を実施する為の操作盤1の概略を示す代表図であり、各種の加工を実施する為の手段等を備える。
本発明に関する加工の実施の指示を出す為の指示手段は、告知部と指示部から構成され、告知部は、登録メニューの告知部3の固定式登録メニューの告知部3A、変更式登録メニューの告知部3B等に区分され、指示部は、登録メニューのスタート指示部4、原稿原画の情報の保存指示部5、メニューの確定指示部15、メニューの変更指示部6、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー)等に区分される。
登録メニューの告知部3は、加工内容を、常時不変可能に表示し、加工内容を使用者に告知する手段であり、加工内容を画面2(メーン画面)(図2)やその他に表示する必要がなく、特定の人だけでなく、使用者全員がメニュー内容を目視で理解し、利用でき、画面(メーン画面)表示の電力や時間を必要とせず、画像形成の加工を実施するエコ手段を可能にする。
尚、「常時」は、「電源をONしてからOFFするまで」或いは「電源のONでもOFFでも」である。
登録メニューの告知部3に表示する加工内容は、登録メニュー名(例えば、「標準コピー」、「紙、インクを半分にする。」、「標準写真」)や登録メニューの内容(例えば、「倍率100%、サイズ自動、枚数1枚」、「倍率70%、サイズ自動、カラーモノクロ、枚数1枚」)や原稿原画の情報名(例えば、「生産日報」、「修理伝票」、「提案用紙」)や原稿原画の情報の内容(例えば、原稿原画の情報の一部の表示や原稿原画の情報を縮小した一部の表示)や登録・保存番号(登録メニューや保存した原稿原画の情報に付した番号)の一つ或いは複数を表示する告知手段である。
固定式登録メニューの告知部3Aは、例えば、画像形成装置の生産者が、予め設定した倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件からなる画像形成の加工メニューを、この告知部3Aに、変更不可能に登録している。
図例では、最も使用頻度の高いメニューである「標準コピー」を固定式登録メニューとして、表示内容を記載したシールやプレート等を操作盤1の表示位置(告知部3A)に貼り付け或いは操作盤1の表示位置(告知部3A)に印刷等手段で記載し、必要に応じて照明手段や拡大手段を併設し、常時変更不可能に登録、表示している。
尚、「標準コピー」は、倍率が100%、用紙サイズが自動、加工枚数が1枚、片面印刷、集約印刷が無、透かし印刷が無、製本印刷が無、裏写り防止印刷が無、印章印刷が無、ブック対応印刷が無、綴じ代印刷が無などの加工条件からなるメニューであり、従来技術の「基本設定メニュー」や「基本コピーメニュー」の加工条件に相当する。
変更式登録メニューの告知部3Bは、画像形成装置の使用者が希望する倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件を、不変可能に常時表示し、変更可能に登録する部であり、一つの変更式登録メニューの告知部3Bは、登録したメニューを変更可能にし、複数の加工メニューの登録に対応する。
図例では、変更式登録メニューの告知部3Bは、サブ画面或は印刷物或は照明手段や拡大手段を併設した印刷物などによる表示手段を設け、「紙、インクを半分にする。」のコピーメニュー(倍率が70%、用紙サイズが自動、カラーがモノクロ、加工枚数が1枚、などの加工条件からなるメニュー)と「標準写真」のプリントメニュー(倍率が100%、用紙サイズがL版、カラーが自動、速度がきれい、加工枚数が各1枚、などの加工条件からなるメニュー)を、変更式登録メニューとして、この変更式登録メニューの告知部3Bに登録している。
変更式登録メニューの登録(変更)手段は、メニューの変更画面2B(図4)、登録・保存メニューの画面2C(図5)、サブ操作盤20e(図7)に設けた操作盤にメニューの登録指示部13、サブ操作盤20f(図8)に設けた加工条件を収めたカード22、22A等であり、これらの登録(変更)手段は、この変更式登録メニューの告知部3B、3F、3FA(図3、9)以外の場所に設け、容易なメニューの変更を防止し(不変可能に常時表示し)、メニューの変更に係わる誤操作を防止する。
更に、登録メニューの告知部3は、複数の設置が可能であり、変更の必要の無い専用メニューの告知部として使用が可能である。
固定式登録メニューの告知部3Aの表示用途は、例えば、「標準コピー」、「紙、インクを半分にする」、「エココピ−」(縮小倍率指定、用紙サイズ自動)、「標準写真」、「用紙サイズ優先コピー」(用紙サイズ指定、倍率自動)等が適している。
変更式登録メニューの告知部3Bの表示用途は、例えば、前記の固定式登録メニューの未登録メニュー、使用頻度の高いメニュー、使用頻度の高い保存した原稿原画の情報等が適している。
特に、保存した原稿原画の情報の(迅速でエコな)コピーの加工は、「予め、コピーをしておく。」から「必要な時にコピーをする。」と、コピー概念を変え、余分な枚数のコピーを無くし、節約を可能にする。
登録メニューのスタート指示部4aである「カラーTスタート」、「モノクロTスタート」、「Tスタート」の各ボタンは、電源スイッチ23を「ON」後に、選択した登録メニューの告知部3A、3Bの複数の加工条件から成るメニューの加工をこの一押しで実施する。
例えば、固定式登録メニューの告知部3Aの「標準コピー」メニューの「カラーTスタート」4aのボタンを一押しすると、「標準コピー」のメニューの加工条件(倍率が100%、用紙サイズが自動、加工枚数が1枚、片面印刷、集約印刷が無、透かし印刷が無、製本印刷が無、裏写り防止印刷が無、印章印刷が無、ブック対応印刷が無、綴じ代印刷が無など)が選択され、カラーコピーの加工をスタートし、実施する。
尚、加工枚数の枚数変更は、登録メニューのスタート指示部4aの押し下げ前に、枚数の変更指示部10A(数字キー)の押し下げにより実施する。
登録メニューのスタート指示部4aによる加工は、画面2や登録メニューの告知部3A、3Bが表示でも非表示でも実施可能である。
原稿原画の情報の保存指示部5aである「カラー情報保存」、「モノクロ情報保存」、「情報保存」の各ボタンは、電源スイッチ23を「ON」後に、ガラス盤上にセットした原稿原画に記録された情報の保存を、この一押しで実施する。
例えば、「カラー情報保存」の一押しにより、走査等の原稿原画の情報の読み取り手段により原稿原画の情報を読み取り、装置の記憶装置に保存し、次回のコピー時に、この原稿原画を持参する必要が無く、この原稿原画をガラス板上にセットする必要が無く、登録メニューの告知部の加工条件のコピーを行なう事ができる。
原稿原画の情報の保存指示部5aによる情報保存の加工条件は、選択した「カラー情報保存」、「モノクロ情報保存」、「情報保存」の各ボタンの登録メニューの告知部3A、3Bに表示されているメニュー(加工条件)で実施される。
例えば、固定式登録メニューの告知部3Aの「標準コピー」メニューの「カラー情報保存」のボタンを一押しすると、「標準コピー」のメニューの加工条件(倍率が100%、用紙サイズが自動、加工枚数が1枚、片面印刷、集約印刷が無、透かし印刷が無、製本印刷が無、裏写り防止印刷が無、印章印刷が無、ブック対応印刷が無、綴じ代印刷が無など)が選択され、カラー条件で原稿原画の情報保存を実施する。
原稿原画の情報の保存指示部5aで保存した情報は、図5の登録・保存メニューの画面2Cに自動で収納される。
尚、原稿原画の情報の保存指示部5aで保存した情報を、登録・保存メニューの画面2C以外に、複数に設けた変更式登録メニューの告知部3Bを選択して収納する手段を設ける場合は、原稿原画の情報の保存指示部5aの選択後に、例えば、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー)で変更式登録メニューの告知部3Bに付けた番号(図例では登録1の「1」や登録2の「2」)を指定し、変更式登録メニューの告知部3Bに収納する手段を設ける。
例えば、原稿原画の情報の保存指示部5aの「情報保存」→数字キーの「1」、「#」で変更式登録メニューの告知部3Bの登録1に保存される。
メニューの確定指示部15aであるの「カラー確定」、「モノクロ確定」、「確定」各ボタンは、電源スイッチ23を「ON」後に、選択した登録メニューの告知部3A、3Bの複数の加工条件から成るメニューの確定をこの一押しで実施する。
例えば、固定式登録メニューの告知部3Aの「標準コピー」メニューの「カラー確定」のボタンを一押しすると、「標準コピー」のメニューの加工条件(倍率が100%、用紙サイズが自動、加工枚数が1枚、片面印刷、集約印刷が無、透かし印刷が無、製本印刷が無、裏写り防止印刷が無、印章印刷が無、ブック対応印刷が無、綴じ代印刷が無など)が確定され、カラーコピーの確定をし、スタート指示部24である「スタート」の押し下げにより「標準コピー」のメニューのカラーコピーを開始し、実施する。
尚、加工枚数の枚数変更は、メニューの確定指示部15aの押し下げ前後に、枚数の変更指示部10A(数字キー)の押し下げにより実施する。
メニューの変更指示部6aである各「変更」ボタンは、電源スイッチ23を「ON」後に、非表示状態にある画面2A(図2)から、選択した登録メニューの告知部3A、3Bのメニューの加工条件の変更を行なう為のメニューの変更画面2B(図4)の表示をこの一押しで実施する。
以上著した指示手段は、視覚障害者に対応する音声指示手段を可能にする。
即ち、告知部を、目視で認識する手段から、あらかじめ録音した音声案内を聴覚で認識する手段に、指示部を、目視(指)で実施する手段から、加工内容に対応するキ−ワードを登録しておき、使用者が発音するキーワードに反応し処理する手段に、変更して設ける事ができる。
この音声指示手段は、(ア)複数の加工内容を音声のみの一つの指示手段で実施する手段が可能である。
前記(ア)は、(ア−1)加工内容を順次音声案内し、希望する加工内容が案内された時に使用者がキ−ワードを発音し、希望する加工を実施する。
(ア−2)使用者が希望する加工内容のキ−ワードを発音し、希望する加工を実施する。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」スイッチは、画面2の「非表示」(「OFF」、「ECO」)、「表示」の各モードに切り替え可能である。
「OFF」のモードの設定は、画面が非通電の非表示の状態である。
「ECO」のモードの設定は、画面が待機電力の非表示の状態である。
「表示」のモードの設定は、画面が表示の状態である。
「表示」のモードの設定は、登録・保存メニューの画面2C或いはメニューの変更画面2B或いはその他のメーン画面を、電源スイッチ23の「ON」等により表示する。
画面切り替えスイッチ7は、電源スイッチ23が「OFF」の状態でも「ON」の状態でも切り替え可能である。
画面切り替えスイッチ7が「非表示」の状態でも、(「表示」の状態でも、)登録メニューのスタート指示部4、原稿原画の情報の保存指示部5、メニューの確定指示部15、メニューの変更指示部6、数字キー10、図7、10のサブ操作盤の加工条件の選択部195、196、196A等は、稼動可能である。
電源スイッチ23が「OFF」の状態で、画面切り替えスイッチ7を「非表示」にセットしておけば、電源スイッチ23の「ON」時に、手間を要せず、画面に関する電力を節約できる。
画面切り替えスイッチ7が「表示」の状態でも、画面(例えば、メニューの変更画面2B、登録・保存メニューの画面2C等)の表示が完了するのを待つ事無く、登録メニューのスタート指示部4、原稿原画の情報の保存指示部5、メニューの確定指示部15、数字キー10、図7、10のサブ操作盤の加工条件の選択部195、196、196A等による作業の開始が可能である。
非表示画面2Aの状態からの図4のメニューの変更画面2Bの表示は、メニューの変更指示部6aである「変更」ボタンの選択や画面切り替えスイッチ7の「非表示」から「表示」のモードの切り替えにより可能である。
又、非表示画面2Aの状態からの図5の登録・保存メニューの画面2Cの表示は、画面切り替えスイッチ7の「非表示」から「表示」のモードの切り替えにより可能である。
尚、画面切り替えスイッチ7の「非表示」から「表示」のモードの切り替えにより最初に表示される画面を、メニューの変更画面2B或は登録・保存メニューの画面2Cに設定する事により、電源スイッチ23を「ON」後に、速やかに、メニューの変更或は登録・保存メニューの加工を可能にする。
尚、画面切り替えスイッチ7により表示された画面が、希望する画面が表示されない場合は、図4、5で示す画面変更の指示部18b、18cである「画面変更」の表示部の選択により希望する画面の表示の切り替えを可能にする。
或いは、最初に表示する画面を指定できる様に、メニューの変更画面2Bや登録・保存メニューの画面2Cやその他の画面の表示を選択できるモードを画面切り替えスイッチ7である「画面切替」スイッチに設ける事が可能である。
或いは、メニューの変更画面2Bや登録・保存メニューの画面2Cやその他の画面の、それぞれの画面を表示する為のそれぞれの専用ボタンを設ける事が可能である。
登録・保存番号表示部8は、使用者が登録・保存メニューを作成すると、この登録・保存メニューには、使用可能な空き登録・保存番号が順次付き、登録・保存番号表示部8には、この登録・保存番号が表示される。
登録・保存番号は、登録・保存メニューに付した、削除(人為的な削除や容量オーバーによる自動的な削除)や変更するまで変わらぬ番号である。
登録・保存番号は、保存した原稿原画に記録された情報と、登録した加工条件を自動的に区分して設ける事を可能にする。
例えば、登録・保存番号に「A」、「B」などのサブ記号を付けたり、区切り番号の前と後で振り分ける事を可能にする。
尚、「A」、「B」の付与方法は、例えば、登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)10Bの「0」〜「9」を押す前に、「*」を一度押すと「A」のサブ記号を付け、「*」を二度押すと「B」のサブ記号を付けることを可能にする。
登録・保存メニューの登録・保存時には、登録・保存番号表示部8の全体或いは数字部分の色の変化や点滅する手段や、登録・保存番号表示部8の付近に赤色や黄色などに点灯或いは点滅する電球を設ける手段により登録・保存番号が変わった事を使用者に明確に告知し、使用者が誤指示を出すのを防止する手段を設ける事が可能である。
枚数表示部9は、加工枚数を表示する。
図3の例では、加工枚数を表示する為の枚数表示部9を操作盤1の上方に1つ設けているが、登録メニューの告知部3A、3Bのそれぞれの枚数を示す部分に設ける事が可能である。
図3の例では、登録メニューの告知部3A、3Bの「標準コピー」や「紙、インクを半分にする。」や「標準写真」の各メニューの表示部の「枚数」の「1枚」又は「各1枚」の表示部分を加工枚数に応じて、例えば「2枚」、「3枚」、……や「各2枚」、「各3枚」、……等と変化して表示する表示部の手段を設ける事が可能である。
枚数変更中を告知する表示部9Aである「枚数変更中」の電球は、数字キーでの加工枚数の変更時に、赤色や黄色などに点灯或いは点滅し、メニューや登録・保存メニューの設定枚数と異なる事を、使用者に明確に告知し、使用者が誤指示を出すのを防止する。
図3の代表例以外に、枚数表示部9の全体或いは数字部分の色が変化する或いは点滅する等の手段を設ける事が可能である。
数字キー10は、登録・保存メニューの加工や加工枚数の指示を行なう。
数字キー10で登録・保存メニューの加工を行なう場合は、各数字キーの上部の「●」部分の登録・保存メニューのスタート指示部10Bの希望する登録・保存番号のキーを押す事により実施する。
数字キー10で加工枚数の指示を行なう場合は、各数字キーの「●」部分以外の枚数の変更指示部10Aの希望する枚数のキーを押す事により指定する。
加工枚数の指定は、操作盤1上の登録メニューのスタート指示部4、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー)、原稿原画の情報の保存指示部5、メニューの確定指示部15、スタート指示部24、更に後記で著す、操作盤にメニューの登録指示部13、画面にメニューの登録指示部14等を押す前に押す。
数字キー10の加工枚数の指定と登録・保存メニューの加工の実施の区分は、前記の実施例の他に、同一数字キーで一度押しと続けて二度押し、或いは右に押すと左に押す、或いはそれぞれの場所にそれぞれの専用数字キーの設置等の、それぞれに異なる信号を送る手段により区分される。
数字キーのロック部11は、枚数指定や登録・保存メニューの加工の実施の制限を行なう。
数字キーのロック部11の「枚数」キーを選択すると、数字キーの作業内容が加工枚数の指定に限定される。
数字キーのロック部11の「登・保」キーを選択すると、数字キーの作業内容が登録・保存メニューの実施の指定に限定される。
図4は、メニューの変更画面2Bを示す。
この画面は、図3のメニューの変更指示部6aである「変更」ボタンの選択により、非表示の画面から表示される。
又、図5の画面変更の指示部18cである「画面変更」の表示部の選択により、登録・保存メニューの画面から変更される。
このメニューの変更画面2Bに表示されるメニュー内容の表示・変更部26Bは、表示されたメニュー内容の選択、変更、確認等を行う為の表示部であり、この表示部26bに最初に表示される画面は、選択した「変更」ボタン6の登録メニューの告知部3A、3Bのメニュー内容、或いは、使用頻度の高いコピーのメニュー内容や使用頻度の高いプリントのメニュー内容などを設定することができる。
例えば、図3において、「紙、インクを半分にする。」の表示部3Bの位置にある「変更」ボタン6aを選択すると、メニュー内容の表示・変更部26Bには、倍率が70%、用紙サイズが自動、カラーがモノクロ、加工枚数が1枚の加工条件を表示することができる。
或いは、事前設定により、「標準コピー」メニューの倍率が100%、用紙サイズが自動、カラーが自動、加工枚数が1枚の加工条件を表示することができる。
加工条件の変更は、非特許文献1、2等の従来技術と同じ要領で実施する。
即ち、メニュー内容の表示・変更部26Bの変更したい加工条件をタッチする。[タッチすると、(先に設定してある、)メニューの加工条件の強調が解除され、(新たに、)タッチした加工条件が強調され、表示されメニュー内容が変更される。]
又、メニュー内容の表示・変更部26Bに表示部されていない変更したい加工条件は、メニュー内容の表示・変更部26Bの上の表示部をタッチし、収納されている加工条件を開示し、変更したい加工条件を選択し、加工条件を変更する。
前記により変更した加工条件は、これを処理する為の表示部(操作盤にメニューの登録指示部13b、画面にメニューの登録指示部14b、スタート指示部24b、原稿原画の情報の保存指示部5b、メニューの指定キープ指示部16b、メニューの指定取消し指示部17b等)をタッチし、メニューとして処理する。
操作盤にメニューの登録指示部13bである「操作盤に登録」の表示部は、この一押しにより、変更した加工条件を図3の変更式登録メニューの告知部3Bにメニューとして登録をする。
又、「操作盤に登録後スタート」の表示部の一押しは、変更した加工条件を図3の変更式登録メニューの告知部3Bにメニューとして登録後、加工をスタート、実施をする。
画面にメニューの登録指示部14bである「画面に登録」の表示部は、この一押しにより、変更したメニューを図5の登録・保存メニューの画面2Cのメニュー内容の表示・変更部26Cに登録をする。
又、「画面に登録後スタート」の表示部の一押しは、変更したメニューを図5の登録・保存メニューの画面2Cのメニュー内容の表示・変更部26Cに登録後、加工をスタート、実施をする。
スタート指示部24bである「スタート」の表示部は、この一押しにより、変更した加工条件をメニューとして、加工をスタート、実施をする。
原稿原画の情報の保存指示部5bである「情報保存」の表示部は、ガラス盤上にセットした原稿原画に記録された情報の保存を、この一押しで実施する。
尚、原稿原画の情報の保存指示部5bによる情報保存の加工条件は、変更した登録・保存メニューの加工条件で実施される。
メニューの指定キープ指示部16bである「キープ」の表示部は、電源スイッチ23の「OFF」後も、変更(設定)した加工条件をキープし、次回以降のメニューの変更画面2Bのメニュー内容の表示・変更部26Bの最初に表示される画面を、この変更(設定)した加工条件で表示する。
メニューの指定取消し指示部17bである「取消し」の表示部は、前記のメニューの指定キープ指示部16bの設定を解除し、通常設定に戻す。
即ち、次回以降のメニューの変更画面2Bのメニュー内容の表示・変更部26Bの最初に表示される画面を、メニューの変更画面2Bを表示する為に選択したメニューの変更指示部6である「変更」ボタンの登録メニューの告知部3A、3Bのメニュー内容、或いは、使用頻度の高いメニュー内容などの設定に戻す。
前記により変更した加工条件の処理において、メニュー内容の表示・変更部26Bのメニュー内容を変更しない場合は、メニュー内容の表示・変更部26Bに最初に表示されたメニュー内容の加工が実施される。
例えば、図4において、スタート指示部24bである「スタート」の表示部の一押しは、無変更の加工条件である「標準コピー」のメニューの加工をスタートを実施する。
前記により変更した加工条件の処理をする為の部(操作盤にメニューの登録指示部13b、画面にメニューの登録指示部14b、スタート指示部24b、原稿原画の情報の保存指示部5b、メニューの指定キープ指示部16b、メニューの指定取消し指示部17b等)は、画面2B内に設けず、操作盤1上或はサブ操作盤20上に設ける事が可能である。
代表例の手段に加えて、変更した加工条件を登録・保存メニューの画面2Cに非表示状態で登録をする「画面に登録/非表示」の表示部や、変更したメニューを登録・保存メニューの画面2Cに非表示状態で登録後、変更したメニューでの加工を実施をする「画面に登録/非表示→スタート」の表示部を設定する事が可能である。
図4、5のメニューの変更画面2B内で示す、倍率の「一つ上」や「一つ下」の表示部は、使用頻度の高い加工条件である倍率の設定数を減らし、メニューの設定数を減らす事を可能にし、本発明を簡略に便利に使用する事を可能にする手段である。
倍率の「一つ上」は、定型用紙サイズのA列からB列に122%の倍率で加工する指示と、定型用紙サイズのB列からA列に115%の倍率で加工する指示を一つの指示にした手段である。
例えば、定型用紙サイズのA4からB4にする倍率で加工する指示や、定型用紙サイズのB4から定型用紙サイズのA3にする倍率で加工する指示を一つの指示にした手段である。
倍率の「一つ下」は、定型用紙サイズのA列からB列に86%〜87%の倍率で加工する指示と、定型用紙サイズのB列からA列に81%〜82%の倍率で加工する指示を一つの指示にした手段である。
例えば、定型用紙サイズのA3からB4にする倍率で加工する指示や、定型用紙サイズのB4からA4にする倍率で加工する指示を一つの指示にした手段である。
この技術手段は、センサー等の原稿原画サイズ検出手段により認識した定形用紙サイズと前記段落の「一つ上」や「一つ下」の倍率の組み合わせの手段により実施可能である。
図5は、登録・保存メニューの画面2Cを示す。
この画面は、図3の操作盤1上の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」スイッチの「表示」モードの設定により表示される。
画面切り替えスイッチ7は、電源スイッチ23が「ON」でも、「OFF」でも設定できる。
この登録・保存メニューの画面2Cの表示内容は、「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」等の横方向の一列の並びを、一つの項目として、複数段の項目を表示するメニュー内容の表示・変更部26Cや、このメニュー内容の表示・変更部26Cの項目の表示や内容を変更等する為の表示部(項目の移動指示部191、メニュー名のかな入力指示部192、メニューの削除指示部193、登録番号の配置変更指示部194)や、変更等したメニュー内容の表示・変更部26Cを処理する為の表示部(操作盤にメニューの登録指示部13c、画面にメニューの登録指示部14c、スタート指示部24c、原稿原画の情報の保存指示部5c、メニューの指定キープ指示部16c、メニューの指定取消し指示部17c、画面変更の指示部18c等)を表示する。
項目(「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」)の移動は、項目の移動指示部191である「↑」、「↓」の表示部の選択により実施し、各項目の目視確認や変更や並び替え等を実施する。
尚、項目の最上段(◎位置)は、項目の変更や並び替え等を実施する場所である。
尚、項目の登録可能数は、メニュー内容の表示・変更部26Cの表示項目数より多く記憶することが可能であり、非表示となっている項目は、「↑」、「↓」の表示部の選択により随時表示する。
項目の「NO」は、登録・保存番号を示す。
登録・保存番号は、先に示した様に、配置順位が変わっても、変わらない。
図例では、保存した原稿原画に記録された情報を、1〜100に、変更(登録)した加工条件を101〜に、自動的に振り分けている。
登録・保存番号は、「↑」、「↓」の表示部と、図3の操作盤1の登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キーの上部の「●」部分)により、変更及び編集(集約)する手段を備える。
具体的には、メニュー内容の表示・変更部26Cである「↑」、「↓」の表示部の選択は、使用者が変更又は編集したい項目を矢印方向に移動し、項目の最上段(◎位置)に設定する。
移動、設定後、例えば、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キーの上部の「●」部分)の「#」、「0」、「0」、「6」で、登録・保存番号が6に変更される。
移動、設定後、例えば、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キーの上部の「●」部分)の「#」、「0」、「6」、「*」で、登録・保存番号が61〜70の空き番号に変更される。
即ち、「#」、「0」、「6」、「*」の繰り返しで、選択した登録・保存番号が61〜70に編集(集約)される。
いずれも、指定した登録・保存番号に空き番号が無い場合は、「エラー」の表示がされる。
項目の「区分」は、例えば、「条件」と「原稿」の表示で示す。
「条件」の表示は、登録・保存内容が変更した加工条件を示す。
「原稿」の表示は、登録・保存内容が保存した原稿原画に記録された情報を示す。
尚、「区分」の表示部は、設置を省略する事が可能である。
項目の「原稿原画の情報・加工条件」の「加工条件」は、変更(登録)した登録メニュー名、登録メニュー内容が表示される。
或は、例えば、生産者が「書類1」、「書類2」、「資料1」、「資料2」、「チラシ」、「ポスター」等の名前を記憶装置内に設け、使用者がこれを取り出し、「加工条件」に表示する事を可能にする。
項目の「原稿原画の情報・加工条件」の「原稿原画の情報」は、保存した原稿原画に記録された情報に関して表示される。
例えば、走査の原稿原画の読み取り手段で読み取った原稿に記録された情報の始まり部分の数個以下或いは十数個以下の文字が、「原稿原画の情報」名として自動で表示される。
(図5の代表例は、「加工問題点報」、「生産日報」、「作業日報」‥‥‥等と、6文字以下で、「原稿原画の情報」名として表示されている。)
或いは、走査の原稿原画の読み取り手段で読み取った原稿に記録された情報の全体を縮小サイズにして、自動で表示される。
或いは、走査の原稿原画の読み取り手段で読み取った原稿に記録された情報を縮小サイズにして、分割した一部が、(例えば、1/3や1/4の情報の始まり部分を、)自動で表示される。
或いは、走査の原稿原画の読み取り手段で読み取った原稿に記録された情報を、原稿原画の情報の保存指示部5である「情報保存」ボタンの選択後、登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キーの上部の「●」部分)で、行指定を行ない、「原稿原画の情報」名として表示される。
(例えば、「情報保存」ボタンの選択後、数字キーの「0」、「1」の選択で、原稿に記録された情報の1行目の表示可能な文字数が、「原稿原画の情報」名として表示される。)
或いは、登録をした「年」、「月」、「日」、「時間」が、「原稿原画の情報」名として自動で表示される。
或いは、図5の代表例で示す様に、メニュー名のかな入力指示部192である「かな入力」の表示部を設け、ひらがなキーによる入力画面を表示する手段を設け、入力した文字が、「原稿原画の情報」名として表示される。
このひらがなキーによる入力画面を表示する手段は、既に表示されている「原稿原画の情報」の表示内容を変更して表示する手段或いは併記して表示する手段或いは新規に表示する手段が可能である。
前記の項目の「原稿原画の情報」は、保存時の「加工条件」や「加工枚数」を併記して表示する事を可能にする。(図5の代表例は、「加工枚数」が併記されている。)
前記の項目の「加工条件」と「原稿原画の情報」は、画面を替えて表示する事を可能にする。
例えば、「加工条件」を「登録メニューの画面」、「原稿原画の情報」を「保存メニューの画面」と画面を替えて表示する事を可能にする。
登録番号の配置変更指示部194である「番号順/実績順(表示)」の表示部の選択は、登録・保存番号(「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」)の配列を、「番号順」と「実績順」に、区分して表示する。
「番号順」は、登録・保存番号(「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」)を、番号順に配置する方法であり、空き番号を含めて配置する方法と空き番号を外して配置する方法が可能である。
「実績順」は、登録・保存番号(「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」)を、使用実績や登録実績の度に「NO」、「区分」、「原稿原画の情報・加工条件」欄の表示部の一番上に配置する方法である。
「番号順/実績順」(表示)の表示部は、選択の度に、前記の二つを相互に表示する。
更に、詳しく、「実績順」を示すと、‥‥‥
新規に登録・保存したメニューは、登録・保存メニューの画面2Cのメニュー内容の表示・変更部26Cの項目の最上段(◎位置)に表示される。
既にメニュー内容の表示・変更部26Cの項目欄に表示されている各項目は、各一段ずつ繰り下がり、項目欄の表示部の一番下に表示されている項目は、非表示位置に繰り下がる。
メニューの変更画面2Bに「画面に登録/非表示」の表示部を設ける場合は、「画面に登録/非表示」の表示部の選択により、登録・保存したメニューは、項目欄外の非表示位置の一番上に表示される。
既に登録・保存されている非表示の項目は、各一段ずつ繰り下がり、容量外の項目は、自動で削除される。
更に、この登録・保存番号は、削除不可や変更不可にする登録・保存番号の固定化を可能にする。
例えば、使用頻度の高い登録・保存メニューを指定する番号(例えば、1〜10)に登録して、登録・保存番号が容量を超えても或は変更を試みても、この指定番号(例えば、1〜10)は、自動的に削除や変更されない手段を設ける事が可能である。
メニューの削除指示部193である「削除」の表示部の選択は、項目の削除を実施する。
即ち、項目の欄の使用者が削除したい項目を、「↑」、「↓」の表示部の選択により、項目の最上段(◎位置)に移動後、「削除」の表示部の選択をして、項目欄の表示部の中から削除する。
変更等した表示部を処理する為の表示部(操作盤にメニューの登録指示部13c、画面にメニューの登録指示部14c、スタート指示部24c、原稿原画の情報の保存指示部5c、メニューの指定キープ指示部16c、メニューの指定取消し指示部17c、画面変更の指示部18c等)は、すでに記載した要領に準じて実施する。
念の為、この一部を次に著す。
操作盤にメニューの登録指示部13cである「操作盤に登録」の表示部の一押しにより、変更したメニューを変更式登録メニューの告知部3Bに登録メニューとして登録をする。
登録した変更式登録メニューは、登録・保存番号を付けて、数字キーで管理する事を可能にする。
(尚、同様に、固定式登録メニューも、予め、登録・保存番号を付けておき、数字キーで管理する事を可能にする。)
画面にメニューの登録指示部14cである「画面に登録」の表示部の一押しにより、変更したメニューを登録・保存メニューの画面2Cのメニュー内容の表示・変更部26Cに登録をする。
スタート指示部24cである「スタート」の表示部の一押しは、変更・保存した加工内容での加工をスタート、実施をする。
原稿原画の情報の保存指示部5cである「情報保存」ボタンは、ガラス盤上にセットした原稿原画に記録された情報の保存を、この一押しで実施する。
尚、原稿原画の情報の保存指示部5cによる情報保存の加工条件は、変更した登録・保存メニューの加工条件で実施される。
メニューの指定キープ指示部16cである「キープ」の表示部は、電源スイッチ23の「OFF」後も、変更(設定)した加工条件を項目欄の最上段(◎位置)にキープし、次回以降の登録・保存メニューの画面2Cの項目欄の最上段(◎位置)に最初に表示される項目を、この変更(設定)した項目で表示する。
メニューの指定取消し指示部17cである「取消し」の表示部は、前記のメニューの指定キープ指示部16cの設定を解除し、通常設定に戻す。
即ち、次回以降の登録・保存メニューの画面2Cの項目欄の最上段(◎位置)に最初に表示される項目を、番号順又は実績順の設定に戻す。
図6、7、8は、サブ操作盤20に関して示している。
この内、図6は、メモ板又はメモ入れ21に関して示している。
図7、8、(更に9、10)は、図4のその他の実施例として、変更(設定)したメニューを変更式登録メニューの告知部3B、3F、3FA、3G、3GAに登録する手段等に関して示している。
使用者が希望するサブ操作盤20(図6、7、8)は、図3で示すサブ操作盤の選択部12により、複数枚に設けたサブ操作盤の中から取り出される。
図例では、メモ板又はメモ入れ21を収めたサブ操作盤や、画像形成の加工メニューをコピー、写真、プリント(写真以外のプリント)、ファクスの複数に分けたサブ操作盤を設けている。
このサブ操作盤20は、操作盤内に収納され、サブ操作盤の選択部12の押し下げにより、収納時に蓄えられた弾力或いは原動部より伝導する動力により自動で押し出される手段を備える。
図6の代表例で示すサブ操作盤20dは、登録・保存メニューの登録・保存番号やメニュー内容を記録したメモ板又はメモ入れ21を収納する為の収納部を備える。
メモ板又はメモ入れ21は、登録・保存番号をメモする為の白板又は登録・保存番号を記録したメモを収納する為の表面がクリアな入れ物等である。
登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー)による加工の作業は、画面2(メーン画面)が表示されなくとも、登録・保存番号を記録したメモ板又はメモ入れのメモを確認すれば、作業が実施可能である。
図7の代表例で示すサブ操作盤20eは、倍率や用紙サイズ等の各種加工条件を選択、変更、確認等をする為のボタン群である加工条件の選択部195を備えたメニュー内容の表示・変更部26Eや加工条件の選択部195により変更したメニュー内容を処理する為の部(操作盤にメニューの登録指示部13e、画面にメニューの登録指示部14e、スタート指示部24e、原稿原画の情報の保存指示部5e、メニューの指定キープ指示部16e、メニューの指定取消し指示部17e等)を備える。
図例では、サブ操作盤の選択部12(図3)の選択により、操作盤1の収納部よりサブ操作盤20eが自動で押し出され、加工条件の選択部195の各加工条件群の最左側に配置した「標準コピー」のメニューの加工条件(倍率が100%、用紙サイズが自動、片面印刷、集約印刷が無、透かし印刷が無、製本印刷が無、裏写り防止印刷が無、印章印刷が無、ブック対応印刷が無、綴じ代印刷が無など)のボタンが自動で選択され、電球により自動で点灯する手段を備える。
尚、加工枚数(1枚)は、操作盤1の枚数表示部9に表示される。
表示された「標準コピー」の加工メニューの変更は、変更したい加工条件の選択部195(ボタン)の選択により、選択したボタンが点灯し、変更前のボタンが消灯して加工条件が変更された事を表示する。
尚、加工条件の選択部195は、「標準コピー」のボタンと「標準コピー」以外のボタンの大きさや電球の色などの形態を変える事により、加工メニュー(「標準コピー」)の変更を容易に把握することが可能である。
又、「標準コピー」のボタンの設置を省略し、「標準コピー」以外のボタンのみの設置が可能であり、これによりサブ操作盤20eの小型化が可能である。
メニュー内容の表示・変更部26Eは、表示、登録されたメニューを変更不可に手動又は自動でロックする手段を設け、安易なメニュー変更による誤指示を防止する(図示省略)。
加工条件の選択部195により変更したメニュー内容を処理する為の部(操作盤にメニューの登録指示部13e、画面にメニューの登録指示部14e、スタート指示部24e、原稿原画の情報の保存指示部5e、メニューの指定キープ指示部16e、メニューの指定取消し指示部17e等)は、既に記載した要領に準じて実施する。
同様に、写真、プリント(写真以外のプリント)、ファクス等の加工条件を配した加工条件の選択部195をサブ操作盤20を設ける事が可能であり、前記に準じた要領で実施可能である。
図8は、図4、7のその他の実施例として、変更(設定)したメニューを変更式登録メニューの告知部に登録する手段等に関して示し、サブ操作盤20fには、倍率や用紙サイズ等の複数の加工条件を登録、表示する為の情報を収めた、複数の種類のカード22、22Aを収納している。
この加工条件を収めたカード22、22Aは、図9の操作盤1fに設けた変更式登録メニューの告知部3F、3FAの挿入口より挿入することにより、選択した加工条件を収めたカード22、22Aに収められた加工条件を登録メニューとして表示し登録する。
詳しくは、図8が示す代表例の加工条件を収めたカード22、22Aの表面には、生産者があらかじめ表記し、使用者の特定の人だけでなく誰でもが目視で容易に認識できる、メニュー名、メニュー内容が記載されている。
加工条件を収めたカード22、22Aの裏面には、加工条件を収めたカード22、22Aの挿入により、バーコード或いは光センサーで感知認識できる記号等の印刷物の記録手段、或いは回路の接続手段などの、メニュー内容の加工条件を実施する為の手段を設けている。
尚、図例では、1つのメニューの加工条件を複数の加工条件を収めたカード22、22Aに分けて設けているが、1つのメニューの加工条件を1つの加工条件を収めたカードに統合して設ける事が可能である。
図9の操作盤1fに設けた変更式登録メニューの告知部3F、3FAに加工条件を収めたカード22、22Aを挿入後、変更式登録メニューの告知部3F、3FAに表示されたメニューの実施(登録メニューのスタート指示部4fである「Tスタート」ボタン、原稿原画の情報の保存指示部5fである「情報保存」ボタン、メニューの確定指示部15fである「確定」ボタン、メニューの変更指示部6fである「変更」ボタン)は、既に記載した要領に準じて実施する。
加工条件を収めたカード22、22Aを収納したサブ操作盤20fは、メニューを実施する手段(登録メニューのスタート指示部4fである「Tスタート」ボタン、原稿原画の情報の保存指示部5fである「情報保存」ボタン、メニューの確定指示部15fである「確定」ボタン、メニューの変更指示部6fである「変更」ボタン)や、変更したメニュー内容を処理する為の手段(操作盤にメニューの登録指示部13、画面にメニューの登録指示部14、スタート指示部24、原稿原画の情報の保存指示部5、メニューの指定キープ指示部16、メニューの指定取消し指示部17等)を備える事が可能である。
即ち、収納されているカードを押さえる事により、押さえたカードの加工条件を選択し、メニューとして処理する手段を設ける事を可能にする。
図10は、図3、4、7、8、9のその他の実施例として、変更(設定)メニューを変更式登録メニューの告知部3G、3GAに表示、登録する手段、及び、変更式登録メニューの告知部3G、3GAに表示、登録したメニューを処理する手段等に関して示している。
詳しくは、図10は、操作盤1gに設けた変更式登録メニューの告知部3G、3GAに、倍率や用紙サイズ等の複数の加工条件を、登録、表示する為の加工条件の選択部196、196Aを設けて、更に、登録、表示したメニューを処理する手段、(登録メニューのスタート指示部4gである「Tスタート」ボタン、原稿原画の情報の保存指示部5gである「情報保存」ボタン、メニューの確定指示部15gである「確定」ボタン、メニューの変更指示部6gである「変更」ボタン)を設けている。
図例では、加工条件の選択部196、196Aを、倍率と用紙サイズと枚数を登録する為の「基本条件」のボタンと、「カラー条件」、「両面条件」、「集約条件」、「その他の条件」のボタンを設け、各ボタンの押し下げにより、予め設定されている加工条件が順次変更され、サブ画面或は変更可能にした印刷物或は変更可能に照明手段や拡大手段を併設した印刷物などの表示手段により、メニューとして変更式登録メニューの告知部3G、3GAに表示、登録する。
変更式登録メニューの告知部3G、3GAに表示、登録されたメニューの実施(登録メニューのスタート指示部4gである「Tスタート」ボタン、原稿原画の情報の保存指示部5gである「情報保存」ボタン、メニューの確定指示部15gである「確定」ボタン、メニューの変更指示部6gである「変更」ボタン)は、既に記載した要領に準じて実施する。
変更式登録メニューの告知部3G、3GAは、表示、登録されたメニューを変更不可能に手動又は自動でロックする手段を設け、安易なメニュー変更による誤指示を防止する(図示省略)。
図11は、従来技術の、電源スイッチ23を「ON」に入れると使用者が選択できる最初に表示されるメニュー(図例では、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」)の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路に関する作用を示す簡略図である。
図12、13、14、15は、前記の図11の従来技術のメニュー(「基本設定コピー」、「基本コピー」)の回路に、本発明の固定式登録メニューである「標準コピー」メニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を設置した場合に関する作用を示す簡略図である。
尚、図中で示す*印は、人為的作用(作業手順)を示す。
図11の簡略図は、電源スイッチ23の「ON」を選択する事により、「基本設定コピー」(「基本コピー」)のメニューの加工条件が、自動選択され、画面(メーン画面)25が自動表示され、使用者が画面内容を目視確認後、スタート指示部24である「スタート」ボタンを押す事により、コピーメニューが確定し、画像形成の加工が開始されることを示す。
図例では、「枚数」が、「1枚」、「2枚」、「3枚」、「4枚」、「5枚」、「6枚」、………、の複数の「枚数」の中から「1枚」が選択された事を示している。
又、倍率が、「100%」、「自動」、「81%」、「86%」、「70%」、「115%」、………、の複数の「倍率」の中から「100%」が選択された事を示している。
又、「用紙サイズ」が、「自動」、「A3」、「B4」、「A4」、「B5」、「A5」、………、の複数の「用紙サイズ」の中から「自動」が選択された事を示している。
又、「その他」が、「その他」を示している。
更に、詳しくは、用紙サイズが、「自動」は、使用者が指定した倍率と、センサー等の原稿原画サイズ検出手段で検出した原稿原画サイズの演算手段の演算結果により、「A3」、「B4」、「A4」、「B5」、「A5」、………、の中から選択される用紙サイズ信号である。
この用紙サイズ信号は(他の用紙サイズの用紙サイズ信号と同様に)、スタート指示部24を押す事により、メニューを確定し、(給紙駆動系を制御し、)コピーを開始する。
又、倍率が、「自動」は、使用者が指定した用紙サイズと、原稿原画サイズ検出手段で検出した原稿原画サイズの演算手段の演算結果により、「100%」、「81%」、「86%」、「70%」、「115%」、………、の中から選択される倍率信号である。
この倍率信号は(他の倍率の倍率信号と同様に)、スタート指示部24を押す事により、メニューを確定し、(光学系の変倍信号やドラム駆動系を制御し、)コピーを開始する。
又、「その他」の「カラー」は、「自動」、「カラー」、「モノクロ」、「2色刷り」、「3色刷り」、「4色刷り」の中から選択され、「片面/両面印刷」は、「片面→片面」、「片面→両面」「両面→片面」「両面→両面」の中から選択され、集約印刷は「有」、「無」の中から選択され、透かし印刷は「有」、「無」の中から選択され、製本印刷は「有」、「無」の中から選択され、裏写り防止印刷は「有」、「無」の中から選択され、印章印刷は「有」、「無」の中から選択され、ブック対応印刷は「有」、「無」の中から選択され、綴じ代印刷は「有」、「無」の中から選択され、同様に、各信号は、スタート指示部24を押す事により、メニューを確定し、(各駆動系等を制御し、)コピーを開始する。
更に、前記の選択された各加工条件の信号は、(スタート指示部24を選択する必要がなく、)画面の表示部に送られて、「基本設定コピー」(「基本コピー」)画面を表示する。
図12、13、14は、従来技術の、電源スイッチ23を「ON」に入れると使用者が
択できる最初に表示されるメニュー[図例では、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、(「基本コピー」)]の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路に、本発明の登録メニューのスタート指示部4による固定式登録メニューである「標準コピー」メニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を設置した場合に関する作用を示す簡略図である。
図例では、事前に、画面切り替えスイッチ7で画面2の「非表示」を選択後(図示省略)、電源スイッチ23の「ON」を選択し、登録メニューのスタート指示部4を選択する事により、「標準コピー」のメニューの加工条件が、(画面2が非表示で、)自動選択され、自動でメニューが確定され、コピーが開始されることを示す。
図12の代表例は、本発明の「標準コピー」の使用者が選択した倍率や用紙サイズなどの複数の加工条件を選択してメニューとして確定し加工を開始する為の回路を、独自に設けている。
即ち、前記の本発明の「標準コピー」の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路と、従来技術の「基本設定コピー」、(「基本コピー」)の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を、別々に設けている。
即ち、「枚数」が、「1枚」が選択された事を示す。
又、倍率が、「100%」が選択された事を示す。
又、「用紙サイズ」が、「自動」が選択された事を示す。
又、「その他」が、「その他」を示す。
即ち、本発明の「標準コピー」は、枚数指定が「1枚」のみであり、複数の枚数(複数の加工条件)から選択する必要がない事を示す。
又、倍率指定が「100%」のみであり、複数の倍率(複数の加工条件)から選択する必要がない事を示す。
又、用紙サイズは、指定が「自動」であり、(倍率指定が「100%」のみであり、)倍率信号と原稿原画サイズ信号から演算する必要がなく、原稿原画サイズ検出手段で検出した原稿原画サイズを、直接、用紙サイズとして設定する事ができる事を示す。
又、「カラー」の指定は、登録メニューのスタート指示部4である「カラーTスタート」、「モノクロTスタート」ボタンの選択により、「カラー」、「モノクロ」が指定される。
「その他」の「片面/両面印刷」の指定は、「片面」であり、集約印刷の指定は、「無」であり、透かし印刷の指定は、「無」であり、製本印刷の指定は、「無」であり、裏写り防止印刷の指定は、「無」であり、印章印刷の指定は、「無」であり、ブック対応印刷の指定は、「無」であり、綴じ代印刷の指定は、「無」であり、これらの加工条件は、設定を省略できる事を示す。
又、前記の選択された各加工条件の信号は、画面の表示部に送る必要がない事を示す。
即ち、予め倍率や用紙サイズ等の複数の加工条件を変更不可能に登録した固定式登録メニューの標準コピーは、各駆動系の制御、画面の表示等の加工条件の選択、確定、加工を開始する為の手段を、簡略的、直接的に制御し、負荷の少ない専用回路を設定できる。
即ち、図12は、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」の複雑な構造で負荷の多い回路と、本発明の固定式登録メニューである「標準コピー」の簡略・直接化した構造で負荷の少ないメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を別々にして設け、本発明の固定式登録メニューである「標準コピー」の迅速でエコな作用を可能にしている。
更に、標準コピー等の固定式登録メニューを開始する為の簡略・直接化した構造で負荷の少ない専用回路は、画面2(メーン画面)を表示する場合、画面表示より先に加工を開始する優先加工を容易に可能にする。
例えば、画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)の登録メニューのスタート指示部4を押す事により、画面表示の起動をセーブして、先に固定式登録メニューの加工を優先して起動する制御手段(OR回路の論理演算)を設ける事を容易に可能にする。
即ち、画面が起動する前でも、画面表示を待つ事無く、固定式登録メニューの加工を、迅速に、実施可能にする。
同様に、原稿原画の情報の保存指示部5の選択は、前記の「標準コピー」の簡略・直接化した構造で負荷の少ないメニューの各駆動系の制御、画面の表示等の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路により、原稿原画の情報の保存を迅速でエコな作用により実施可能にする
図13は、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」と本発明の「標準コピー」のメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を共有して設け、従来の作用を活用している。
図14は、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」と本発明の「標準コピー」のメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路の一部を共有して設けているが、一部においては、「標準コピー」のメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の専用回路を設け、図13の回路と比較して負荷の少ない迅速でエコな作用を可能にしている。
尚、図例では、用紙サイズを共有して設けているが、用紙サイズを独自に設け、その他の加工条件を共有に設ける事ができる。
尚、図12、13、14の加工の開始は、登録メニューのスタート指示部4の押し下げにより、OR回路に入力された各加工条件の確定の完了の信号を得た加工の開始信号により(論理演算により)実施される。
図15は、従来技術の、電源スイッチ23を「ON」に入れると使用者が選択できる最初に表示されるメニュー(図例では、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」)の加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路に、本発明のメニューの確定指示部15とスタート指示部24(スタートボタン)による固定式登録メニューである「標準コピー」メニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を設置した場合に関する作用を示す簡略図である。
図例では、事前に、画面切り替えスイッチ7で画面2の「非表示」を選択後(図示省略)、電源スイッチ23の「ON」を選択し、メニューの確定指示部15を選択する事により、(画面2が非表示で、)「標準コピー」のメニューの加工条件(倍率が100%、用紙サイズが自動、加工枚数が1枚、その他)が、自動選択され、メニューが確定され、スタート指示部24(スタートボタン)を選択する事により、画像形成の加工が開始されることを示す。
即ち、非特許文献1、2の「基本設定コピー」、「基本コピー」と本発明の固定式登録メニューである「標準コピー」のメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路を別々して設け、本発明の固定式登録メニューである「標準コピー」の簡略・直接化した構造で負荷の少ないメニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路の迅速でエコな作用を可能にする。
又、メニューの加工条件を選択、確定し、加工を開始する為の回路の一部を専用にして設け、負荷の少ない専用回路による迅速でエコな作用を可能にする。
又、画面2(メーン画面)を表示する場合、画面表示より先に加工を開始する優先加工を容易に可能にする。
以上、本発明の音声による指示手段に関する手操作による指示手段の装置の各部の詳細、及び、作用図について示したが、これ以降は、具体的な本発明の音声による指示手段に関する手操作による指示手段の実施例の代表例について示す。
例えば、図3において、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A4」、(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、)「カラー」が「カラー」、「枚数」が「1枚」、のコピーを実施する場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)の登録メニューのスタート指示部4aである「カラーTスタート」を押す。
或いは、画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)のメニューの確定指示部15aである「カラー確定」を押す→スタート指示部24である「スタート」を押す。
或いは、図3、7において、画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)サブ操作盤が収納状態ならサブ操作盤の選択部12の「サブ操作盤1(コピー)」を押す。(サブ操作盤が引き出し状態なら不要)→図7のサブ操作盤20eのスタート指示部24eである「スタート」を押す。
前記の条件で枚数変更を行なう場合は、枚数変更を先に行う。
例えば、図3において、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A4」、(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、)「カラー」が「カラー」、「枚数」が「5枚」、のコピーを実施する場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)枚数の変更指示部10Aの「5」を押す→「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)の登録メニューのスタート指示部4aである「カラーTスタート」を押す。
例えば、図3において、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A5」、(「倍率」が「70%」、「サイズ」が「自動」、)「カラー」が「モノクロ」、「枚数」が「1枚」、のコピーを実施する場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)「紙、インクを半分にする。」(変更式登録メニューの告知部3B)の登録メニューのスタート指示部4aである「Tスタート」を押す。
例えば、図3において、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A4」、(「倍率」が「100%」、「サイズ」が「自動」、)「カラー」が「カラー」、「枚数」が「1枚」、の条件で原稿原画の情報の保存を実施する場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット→)「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)の原稿原画の情報の保存指示部5aである「カラー情報保存」を押す。
例えば、図3において、画面2を表示せず、「提案用紙」の原稿を「10」枚、コピーをする場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセットする必要が無い→)登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー10の上部の「●」の専用ボタン)の「1」と「6」と「#」を押す。
尚、「提案用紙」の原稿の登録・保存番号の「16」が、解らない場合は、図6のサブ操作盤20dに設けたメモ板又はメモ入れ21で確認する。
或いは、図5の登録・保存メニューの画面2Cを表示し、メニュー内容の表示・変更部26Cで確認する。
或いは、画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセットする必要が無い→)登録・保存メニューのスタート指示部10B(数字キー10の上部の「●」の専用ボタン)の「1」と「6」を押す→スタート指示部24である「スタート」を押す。
例えば、図5において、登録・保存メニューの画面2Cを表示して、「提案用紙」の原稿を「10」枚、コピーをする場合。
図3の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「表示」→図3の電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセットする必要が無い→)図5の登録・保存メニューの画面2Cが表示→(登録・保存メニューの画面2Cでなければ画面変更の指示部18で変更→)項目の移動指示部191である「↑」、「↓」で「提案用紙」の項目を最上段(◎の位置)に移動→スタート指示部24cである「スタート」をタッチ。
例えば、図3において、非表示の画面2から、「標準コピー」メニュー(固定式登録メニューの告知部3A)を変更する画面2を表示する場合。
「標準コピー」(固定式登録メニューの告知部3A)のメニューの変更指示部6aである「変更」を押す。
例えば、前記において、「倍率」を「70%」に変更し、図3の変更式登録メニューの告知部3Bの「登録1」に登録する場合。
前記の作業により表示されたメニューの変更画面2B(図4)の倍率の「70%」をタッチ→操作盤にメニューの登録指示部13bである「操作盤に登録」をタッチ(→変更式登録メニューの告知部3Bが複数の場合は、図3の登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)10Bの「1」、「#」を押す。変更式登録メニューの告知部3Bが一つの場合は、「1」、「#」は不要。)
或いは、前記の作業により表示されたメニューの変更画面2B(図4)の倍率の「70%」をタッチ→操作盤にメニューの登録指示部13bである「操作盤に登録」をタッチ(→変更式登録メニューの告知部3Bが複数の場合は、図3の登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)10Bの「1」を押す→スタート指示部24bである「スタート」をタッチ。変更式登録メニューの告知部3Bが一つの場合は、「1」、「スタート」は不要。)
尚、変更後、変更後のメニューで加工を実施する場合は、前記の作業により表示されたメニューの変更画面2B(図4)の倍率の「70%」をタッチ→操作盤にメニューの登録指示部13bの横の「操作盤に登録後スタート」を押す(→変更式登録メニューの告知部3Bが複数の場合は、図3の登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)10Bの「1」、「#」を押す。変更式登録メニューの告知部3Bが一つの場合は、「1」、「#」は不要。)
尚、変更式登録メニューの告知部3Bが複数の場合は、操作盤にメニューの登録指示部13bを複数設け、変更式登録メニューの告知部3Bを個々に指定する手段を設ける事が可能である。
或いは、操作盤にメニューの登録指示部13bをタッチする度に、順次表示内容を変えて、希望する変更式登録メニューの告知部3Bを指定する事が可能である。
例えば、図3において、非表示の画面2から、「紙、インクを半分にする。」メニュー(変更式登録メニューの告知部3B)を変更する画面2を表示する場合。
「紙、インクを半分にする。」(変更式登録メニューの告知部3B)のメニューの変更指示部6aである「変更」を押す。
例えば、前記において、「倍率」を「70%」から「81%」に変更(登録)する場合。
前記の作業により表示されたメニューの変更画面2B(図4)の倍率の「81%」をタッチ→操作盤にメニューの登録指示部13bである「操作盤に登録」をタッチ。
例えば、図7において、画面2を表示せず、「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、「カラー」が「自動」、「片面/両面」が「片面→片面」、「透かし印刷」が「有」、その条件が「無」を、図3の変更式登録メニューの告知部3Bの「登録1」に登録する場合。
図3の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→図3の電源スイッチ23を「ON」→サブ操作盤が収納状態なら、サブ操作盤の選択部12の「サブ操作盤1(コピー)」を押す。(サブ操作盤が引き出し状態なら不要。)→図7のサブ操作盤20eの加工条件の選択部195の透かし印刷の「有」を押す→操作盤にメニューの登録指示部13eである「操作盤に登録」を押す→図3の登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)10Bの「1」「#」を押す。
例えば、図9において、画面2を表示せず、「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、「枚数」が「1枚」、「カラー」が「モノクロ」、「片面/両面」が「片面→両面」、その条件が「無」を、変更式登録メニューの告知部3F、3FAに登録する場合。
図8のサブ操作盤20fの加工条件(倍率と用紙サイズ)を収めたカード22の中から「標準コピー」(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、「枚数」が「1枚」)のカードを選択し、加工条件(倍率と用紙サイズと枚数以外)を収めたカード22Aの中から「モノクロ」と「片面→両面」を選択し、図9の変更式登録メニューの告知部3F、3FAに挿入する。
例えば、図10において、画面2を表示せず、「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、「枚数」が「1枚」、「カラー条件」が「モノクロ」、その条件が「無」を、変更式登録メニューの告知部3G、3GAに登録する場合。
画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→電源スイッチ23を「ON」→加工条件(基本条件)の選択部196の「基本条件」を押し「標準コピー」(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、「枚数」が「1枚」)の表示を選択→加工条件(その他の条件)の選択部196Aの「カラー条件」を押し「モノクロ」の表示を選択する。
以上著した、手操作による指示手段は、本発明の音声による指示手段に対応する事が可能である。
例えば、先に著した音声指示手段(ア−1)で、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A4」、(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、)「枚数」が「1枚」、「カラー」が「カラー」、のコピーを実施する場合。
図3の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→図3の電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット)ガラス板上に原稿原画をセットする事によりコピーの自動アナウンスを開始→「標準コピーですか?」、「はい」→「カラーはカラーですか?」、「はい」→「コピー実行」。
或いは、図3の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→図3の電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット)ガラス板上に原稿原画をセットする事によりコピーの自動アナウンスを開始→「倍率は100%ですか?」、「はい」→「用紙サイズは自動ですか?」、「はい」→「カラーはカラーですか?」、「はい」→「枚数は1枚ですか?」、「はい」→「その他の条件を設定しますか?」、「いいえ」→「コピー実行」。
例えば、先に著した音声指示手段(ア−2)で、画面2を表示せず、「原稿サイズ」が「A4」、「用紙サイズ」が「A4」、(「倍率」が「100%」、「用紙サイズ」が「自動」、)「カラー」が「モノクロ」、「枚数」が「1枚」、のコピーを実施する場合。
図3の画面切り替えスイッチ7である「画面切替」のスイッチを「非表示」→図3の電源スイッチ23を「ON」→(ガラス板上に原稿原画をセット)ガラス板上に原稿原画をセットする事によりコピーの自動アナウンスを開始→「コピ−条件を設定して下さい」→「倍率が100%」、「用紙サイズが自動」、「カラーがモノクロ」、「枚数が1枚」、「コピー実行」。
本発明の技術は、ファクスにも設置が可能である。
1 操作盤
2A 非表示の画面(メーン画面)
2B メニューの変更画面(メーン画面)
2C 登録・保存メニューの画面(メーン画面)
3A 固定式登録メニューの告知部(登録メニューの告知部)
3B 変更式登録メニューの告知部(登録メニューの告知部)
3F 変更式登録メニューの告知部(登録メニューの告知部)
3G 変更式登録メニューの告知部(登録メニューの告知部)
4 登録メニューのスタート指示部
5 原稿原画の情報の保存指示部
6 メニューの変更指示部
7 画面切り替えスイッチ
8 登録・保存番号表示部
9 枚数表示部
9A 枚数変更中を告知する表示部
10 数字キー
10A 枚数の変更指示部(数字キー)
10B 登録・保存メニューのスタート指示部(数字キー)
11 数字キーのロック部
12 サブ操作盤の選択部
13 操作盤にメニューの登録指示部
14 画面にメニューの登録指示部
15 メニューの確定指示部
16 メニューの指定キープ指示部
17 メニューの指定取消し指示部
18 画面変更の指示部
191 項目の移動指示部
192 メニュー名のかな入力指示部
193 メニューの削除指示部
194 登録番号の配置変更指示部
195 加工条件の選択部
196 加工条件(基本条件)の選択部
196A 加工条件(その他の条件)の選択部
20 サブ操作盤
21 メモ板又はメモ入れ
22 加工条件(倍率と用紙サイズと枚数)を収めたカード
22A 加工条件(倍率と用紙サイズと枚数以外)を収めたカード
23 電源スイッチ
24 スタート指示部
25 従来技術のメーン画面の表示画面
26B メニュー内容の表示・変更部
26C メニュー内容の表示・変更部
26E メニュー内容の表示・変更部
請求項1の発明は、複数の加工条件からなるメニューを選択しこの加工を実施する画像形成装置において、複数の加工条件からなるメニューを選択しこの加工を実施する指示を、音声のみで出す手段を設けた画像形成装置である。
請求項2の発明は、メーン画面の画面表示及び画面切り替えを必要とせず、複数の加工条件からなるメニューを選択しこの加工を実施する指示を、音声のみで出す手段を設けた請求項1の画像形成装置である。

Claims (2)

  1. 加工の選択、変更、確認等の加工の実施に関する表示内容を複数に分け、必要な表示内容に切り替えて表示する手段と、この表示を実施する手段を設けた画像形成装置において、更に、倍率、用紙サイズなどの複数の加工条件からなるメニューの加工、原稿原画の情報の保存、保存した原稿原画の情報の加工、倍率、用紙サイズ等の複数の加工条件からなるメニューを変更する為の画面表示のいずれかの一つ或は複数の実施を実施する画像形成装置において、手操作によるこの実施を選択し開始する為の指示を必要とせず、音声のみの指示により、この実施を実施する手段を設けた画像形成装置。
  2. メーン画面の画面表示及び画面切り替えを必要とせず、手操作によるこの実施を選択し開始する為の指示を必要とせず、音声のみの指示により、この実施を実施する手段を設けた請求項1の画像形成装置。
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