JP2015090321A - 荷重付加装置及びトルク校正装置 - Google Patents

荷重付加装置及びトルク校正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ウエイトを連鎖させることなく任意数のウエイトの荷重を付加する。
【解決手段】スライドブロック62の上下移動に伴ってスライドブロック62にガイドされて回転するロータ64を上下方向に並べて複数配置する。また、ロータ64の回転に伴ってロータ64にガイドされて上下方向に移動するステージ65を、各ロータ64に対して各々設ける。シャフト61に各ステージ65に対応する支持盤613を、ステージ65が上方位置にあるときに、当該ステージ65に対応して設けたウエイト100が当該ステージ65によって支持され、ステージ65が下方に移動すると、ウエイト100が支持盤613の上に載せ置かれて、支持盤613を介してシャフト61にウエイト100の荷重を付加するように設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、校正用の荷重を被校正装置に付加するために用いられる荷重付加装置に関するものである。
校正用の荷重を被校正装置に付加するために用いられる荷重付加装置としては、図7に示すような検量装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
図7において、304は本検量装置によって荷重を加える被荷重体のアーム、305はアーム304の先端に吊り下げられるシャフト、305aはシャフトの下端に取り付けられたウエイト受板、326は複数のウエイトである。
また、325は、図示を省略した駆動部によって上下移動が駆動されるリフトアーム、326aは最上段のウエイト326の上部に取り付けられたフックであり、フック326aはリフトアーム325に吊り上げられる。また、326bは最下段のものを除く各ウエイト326の側部に設けられた連結ピン、326cは最上段のものを除いて各ウエイト326の側部に設けられた連結フックである。
このような構成において、リフトアーム325を図7aに示す所定高さに設定すると、連結ピン326bと連結フック326cにより連結されたすべてのウエイト326が間隔をあけて、シャフト305の下端のウエイト受板305aの上方に吊り上げられ、被荷重体のアーム304にウエイト326の荷重は一切加わらない。
一方、この状態から、リフトアーム325を下降させると、下降に伴って、最下段のウエイト326から順々に、各ウエイト326がシャフト305の下端のウエイト受板305a上に載置されるようになり、被荷重体のアーム304にウエイト受板305a上に載置された分のウエイト326の荷重が付加されていき、やがて、図7bに示すように全てのウエイト326がウエイト受板305a上に載置され、全てのウエイト326の荷重が被荷重体のアーム304に付加される。
したがって、この検量装置によれば、リフトアーム325の高さを制御することにより、任意数のウエイト326の荷重を被荷重体のアーム304に付加することができる。
特開平9-113396号公報
荷重付加装置によって、軽量な荷重を付加する場合、ウエイトの大きさも小さくならざるを得ず、数百gオーダー以下のウエイトを用いる場合には、各ウエイトを連鎖させるための構造(図7における連結ピン326bや連結フック326cなど)を各ウエイトに設けることが困難となる。
また、図7に示したようなシャフト305の下端のウエイト受板305a上に各ウエイトを重ねていく機構を用いる場合には、各ウエイトの荷重が全てシャフト305の下端に集中してしまうために、モーメントの大きなシャフト305の揺れが発生しやすい。
そこで、本発明は、各ウエイトを連鎖させることなく任意数のウエイトの荷重を付加できる荷重付加装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、複数のウエイトとシャフトとを備え、シャフトに任意数のウエイトの荷重を付加する荷重付加装置に、スライドブロックと、前記スライドブロックを上下に移動する移動機構と、各ウエイトに対応して設けた、上下方向に並べて配置された上下方向に移動可能な複数のステージと各ステージに対応して設けた、上下方向の軸を回転軸として回転可能なロータとを設けたものである。ここで、前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の配置範囲内の所定範囲内にあるときに、当該スライドブロックと係合して、当該スライドブロックの上下移動と連動して回転し、前記ステージは、対応する前記ロータの回転に連動して上方位置と下方位置との間を上下に移動する。また、前記シャフトには、各ステージに対応して設けた、各々一つのウエイトを上面上に支持することのできる支持部が上下方向に並べて設けられており、前記各ステージは、対応するウエイトを支持するための支持面を有し、前記ステージが前記上方位置にあるときに、当該ステージの支持面は対応する支持部の上面の上方に位置して対応するウエイトを支持し、前記ステージが前記下方位置にあるときに、当該ステージの支持面は対応する支持部の上面の下方となって、対応するウエイトは対応する支持部の上面に載せ置かれた状態で当該支持部によって支持される。
ここで、このような荷重付加装置において、前記スライドブロックは、水平方向に対して斜めにのびる案内溝を有し、前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内に進入するときに前記案内溝に進入し、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内から退出するときに前記案内溝から退出する突起部を有し、前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内を上下に移動するとき、前記突起部が前記案内溝に沿って水平に移動することにより回転するものとしてもよい。
また、以上のような荷重付加装置において、前記ロータは、側面に水平方向に対して斜めにのびるガイド溝を有し、前記ステージは、対応する前記ロータの前記ガイド溝に挿入された突部を有し、前記ステージは、対応する前記ロータが回転するときに、前記突部が前記ガイド溝に沿って上下に移動するものとしてもよい。
また、以上のような荷重付加装置において、前記各ウエイトは下面に上方にへこんだ凹部を有し、前記シャフトの各支持部は、上面に、当該上面に前記ウエイトが上方より載せ置かれるときに前記ウエイトの凹部に嵌り込む、上方に盛り上がった凸部を有するものとしてもよい。
ここで、以上の荷重付加装置は、トルク計を校正するトルク校正装置などに用いることができる。
すなわち、この場合には、たとえば、トルク校正装置に、水平方向の軸を回転軸とするアームを設け、前記アームに前記荷重付加装置の前記シャフトが吊り下げ、前記アームの回転軸には、前記トルク計を連結するようにすればよい。
以上の荷重付加装置によれば、各ウエイトを連鎖させないため、各ウエイトを連鎖させるための構造が必要なくなり、軽量なウエイトを用いた荷重付加装置を支障なく実現することができる。また、各ウエイトの荷重がシャフトの下端に集中することもないため、モーメントの大きなシャフトの揺れも発生し難くなる。また、スライドブロックを上下一軸方向に移動するだけの簡易な制御で、任意数のウエイト分の荷重をシャフトに付加することができる。
以上のように、本発明によれば、各ウエイトを連鎖させることなく任意数のウエイトの荷重を付加できる荷重付加装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るトルク校正装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る荷重付加装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るシャフトとウエイトの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るスライドブロックとロータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るステージの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る荷重付加装置の動作を示す図である。 従来の荷重付加装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るトルク校正装置の構成を示す。
ここで、図1aがトルク校正装置の正面を、図1bがトルク校正装置の上面を、図1cがトルク校正装置の右側面を表している。
図示するように、トルク校正装置は、被校正装置であるトルク計1、カップリングを介してトルク計1の一方の軸に連結した反動軸受2、カップリングを介してトルク計1の他方の軸に回転軸が連結したアーム3、アーム3を揺動可能に支持するアーム軸受4、アーム3の回転軸に連結した参照用トルクメータ5、荷重付加装置6、移動機構7を備えている。
ここで、図1dに拡大して示すように、荷重付加装置6は、荷重付加装置6が荷重を付加するシャフト61を備え、シャフト61の上端には逆三角錐形状の係合部611が設けられている。
一方、アーム3の下部には、シャフト吊下部31が複数設けられており、各シャフト吊下部31の下面には、左右方向に伸びる、下辺が上辺より小さい台形形状の断面を有する溝が設けられている。また、このシャフト吊下部31の下面の溝は、荷重付加装置6のシャフト61の上端の係合部611を、遊びをもって左右方向から挿入することのできる形状を有している。
そして、移動機構7によって荷重付加装置6を左右に移動して、図1dに示すように、荷重付加装置6のシャフト61の係合部611を、シャフト吊下部31の溝に挿入した上で、移動機構7によって荷重付加装置6を下方に移動することにより、図1eに示すように、荷重付加装置6のシャフト61の係合部611の側面が、アーム3の下部のシャフト吊下部31の溝の側面によって支持される形態で、荷重付加装置6のシャフト61がアーム3に吊り下げられる。
ここで、このようなトルク校正装置によるトルク計1の校正は、上述のようにして荷重付加装置6のシャフト61をアーム3に吊り下げた状態で、荷重付加装置6でシャフト61に付加する荷重を変化させながら、トルク計1の計測値を評価することにより行う。このとき、図1のように参照用トルクメータ5を備える場合もある。なお、反動軸受2は、中立回転角にトルク計1の軸の回転角を維持する動作を行う。
以下、荷重付加装置6の詳細について説明する。
図2に、荷重付加装置6の構成を示す。
ここで、図2aが荷重付加装置6の正面を、図2bが荷重付加装置6の右側面を表している。
図2に示すように、荷重付加装置6は、ベース60と、上端に上述した係合部611が設けられたシャフト61を備えている。また、シャフト61の係合部611の幾分下方には逆三角錐形状の第2係合部612が設けられており、アーム3に吊り下げられていない状態においてシャフト61は、第2係合部612の側面が、ベース60の上部に設けた下辺が上辺より小さい台形形状の断面を有する孔601の側面によって支持された形態で、ベース60によって支持される。
一方、アーム3に吊り下げられている状態では、シャフト61はベース60に対して相対的に上方に移動し、第2係合部612はベース60と非接触となり、シャフト61の荷重の全てがアーム3に付加されるようになる。
さて、荷重付加装置6は、スライドブロック62、スライドブロック62を上下に移動する昇降機構63、上下方向の軸641を回転軸として回転可能に上下に並べて配置した複数のロータ64、各ロータ64に1対1に対応して設けた複数のステージ65、ステージ65の上下方向の移動を案内するガイドポール66、各ステージ65に1対1に対応して設けたウエイト100とを備えている。なお、昇降機構63としては、たとえば、ボールネジ機構などをもちいることができる。
ここで、図2に示した初期状態において、各ウエイト100は対応するステージ65によって支持されており、シャフト61にはウエイト100の荷重は加わらない。
ここで、図3aに、シャフト61の構造を示す。
図示するように、シャフト61の上端には上述した係合部611が設けられ、係合部611の幾分下方には第2係合部612が設けられている。
そして、シャフト61の第2係合部612より下方の範囲には、所定の間隔毎に、各ウエイト100に1対1に対応して設けた複数の支持盤613が配置されている。
ここで、各支持盤613は、上面が中心に向かって上方に盛り上がったドーム状の形状を有している。ただし、各支持盤613は、上面が中心に向かって上方に傾斜したテーパー状の形状を有するものとしてもよい。
次に、図3bに、ウエイト100の形状を示す。図3b1がウエイト100の正面を、図3b2がウエイト100の上面を、図3b3がウエイト100の下面を表している。
図示するようにウエイト100は、概略、中心孔を有する円盤状の形状を備えている。また、ウエイト100の下面の中央部には、中心に向かって上方に盛り上がった形状を有する穴が設けられた位置決部材101が設けられている。
そして、図3cに示すように、各ウエイト100は中心孔にシャフト61が挿入された形態で、対応する支持盤613の上方に配置される。なお、各ウエイト100の中心孔の径はシャフト61の径より大きく、各ウエイト100はシャフト61に沿って自由に移動することができる。
そして、各ウエイト100は、ステージ65によって支持された状態では、図2に示したように、対応する支持盤613の上方に位置し、対応する支持盤613に荷重を加えない。
一方、各ウエイト100は、ステージ65によって支持されなくなると下方に移動し、図3cに示すように、対応する支持盤613によって支持され、対応する支持盤613に荷重を加えるようになる。また、このとき、支持盤613の上面のドーム状、またはテーパー状の形状と、ウエイト100の位置決部材101の穴の形状によって、各ウエイト100は支持盤613の中央にその中央が一致するように位置決めされた状態で、支持盤613によって支持されるようになる。
次に、図4aにスライドブロック62の構造を示す
ここで、図4a1がスライドブロック62の右側面を、図4a2がスライドブロック62の上面を、図4a3がスライドブロック62の下面を、図4a4がスライドブロック62の斜視図を表している。
図示するように、スライドブロック62は、右側に円弧状に左方向にへこんだ面を有し、当該円弧状にへこんだ面には、前から後ろに向かって、上から下に走るガイド溝621が設けられている。また、ガイド溝621は、スライドブロック62の上面から下面まで横断するように設けられており、上下方向にガイド溝621内に進入したりガイド溝621内から退出したりできるようになっている。
次に、図4bにロータ64の構造を示す。
ここで、図4b1がロータ64の上面を、図4b2がロータ64の下面を、図4b3-6が回転角度90度毎のロータ64の側面を表している。
図示するように、ロータ64の側面には、水平方向に突出した突起であるボス部641が設けられている。また、ロータ64の側面には、対向する位置に設けられた、上方より見て時計回り方向に上から下に走る二つの案内溝642が設けられている。
そして、図2に示す初期状態からスライドブロック62を下降させると、スライドブロック62のガイド溝621に、一番上のロータ64のボス部641がスライドブロック62の下方から進入する。そして、さらに、スライドブロック62を下降させると、図4cに示すように、スライドブロック62のガイド溝621に案内されて、一番上のロータ64のボス部641が前方向に回転し、結果、一番上のロータ64が上方より見て反時計回りに回転する。また、さらに、スライドブロック62を下降させると、一番上のロータ64のボス部641は、スライドブロック62のガイド溝621から、スライドブロック62の上方に退出し、一番上のロータ64の回転は停止する。
また、この後さらに、スライドブロック62を下降させると、今度は上から二番目のロータ64のボス部641が、スライドブロック62のガイド溝621に下方から進入し、スライドブロック62の下降に伴って上から二番目のロータ64は上方より見て反時計回りに回転し、その後、上から二番目のロータ64のボス部641が、スライドブロック62のガイド溝621から退出し、上から二番目のロータ64の回転は停止する。
そして、この後さらに、スライドブロック62を下降させると、同様に、各ロータ64が、上から下に向かって順次、上方より見て反時計回りの回転と回転の停止を行う。
一方、その後、スライドブロック62を下方より上方に移動すると、以上の動作と逆の動作が行われ各ロータ64が、下から上に向かって順次、上方より見て時計回りの回転と回転の停止を行う。
したがって、図2の荷重付加装置6の構成において、スライドブロック62の上下方向高さを制御することにより、上から任意数のロータ64を、初期状態から反時計回りに回転した状態とすることができる。
次に、図5aにステージ65の構造を示す。
ここで、図5a1がステージ65の正面を、図5a2がステージ65の右側面を、図5a3がステージ65の上面を、図5a4がステージ65の左側面を表している。
図示するように、ステージ65は、左側におおよそ半円状に右方向にえぐれた面を有する本体部651と、本体部右側に設けたウエイト100を支持するための二つの支持アーム652を備えている。
そして、本体部651の半円状にえぐれた面の前後に対向する二つ位置に、それぞれ内側に突出した突起部653が設けられている。
また、本体部651には、ガイドポール66が挿入される二つの貫通孔654が設けられている。
そして、ステージ65の本体部651のえぐれた面に設けた二つの突起部653が、そのステージ65に対応するロータ64の二つの案内溝642に、それぞれ挿入された状態で、各ステージ65は対応するロータ64と組み合わされて配置されている。
したがって、ステージ65は、図5bに示すように、対応するロータ64が上方より見て時計回りに回転すると、突起部653がロータ64の案内溝642に案内されて上方に移動し、図5cに示すように、対応するロータ64が上方より見て反時計回りに回転すると、突起部653がロータ64の案内溝642に案内されて下方に移動する。
ここで、このようにしてロータ64の回転に伴うステージ65の上下移動において、ステージ65を最も上まで移動させた位置が、支持アーム652の上面高さが対応するウエイト100に対応する支持盤613の上面より上方となって、ステージ65が対応するウエイト100を支持する位置となり、ステージ65を最も下まで移動させた位置が、支持アーム652の上面高さが対応する支持盤613の上面より下方となって、ステージ65が対応するウエイト100を支持せずに、対応するウエイト100が対応する支持盤613によって支持され、対応するウエイト100の荷重がシャフト61に付加されるように、各部の形状や配置は設定されている。
結果、本荷重付加装置によれば、スライドブロック62の上下方向高さを制御することにより、上から任意数のウエイト100を支持盤613に支持させ、残りのウエイト100をステージ65で支持することができるようになる。すなわち、任意数のウエイト100の荷重をシャフト61を介してアーム3に付加することができるようになる。
すなわち、たとえば、図6aの全てのウエイト100がステージ65で支持されている初期状態から、図6bに示すようにスライドブロック62を一番上のロータ64の下まで下降させると、一番上のロータ64のみが上から見て反時計回りに回転し、これに伴い一番上のステージ65が下降し、一番上のウエイト100がステージ65で支持されずシャフト61の支持盤613で支持されるようになり、一番上のウエイト100の荷重がシャフト61に付加される。
そして、さらに、図6cに示すようにスライドブロック62を上から二番目のロータ64の下まで下降させると、上から二番目のロータ64のみが上から見て反時計回りに回転し、これに伴い上から二番目のステージ65が下降し、上から二番目のウエイト100がステージ65で支持されずシャフト61の支持盤613で支持されるようになり、一番上のウエイト100の荷重に加え、上から二番目のウエイト100の荷重もシャフト61に付加される。
以下、同様にスライドブロック62を下降していくと、上から三番目のウエイト100から順次、各ウエイト100が上から下に向かってシャフト61の支持盤613で支持されるようになり、シャフト61に荷重を付加するウエイト100が増加していく。
そして、図6dに示すようにスライドブロック62を一番下のロータ64の下まで下降させた状態では、全てのウエイト100がステージ65で支持されずシャフト61の支持盤613で支持されるようになり、全てのウエイト100の荷重がシャフト61に付加されることとなる。
なお、スライドブロック62を下降させた状態から上昇させると、以上の動作と逆の動作が行われ、各ウエイト100が下から上に向かってシャフト61の支持盤613で支持されず、ステージ65で支持されていくようになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように、本実施形態によれば、各ウエイト100を連鎖させないため、各ウエイト100を連鎖させるための構造が必要なくなり、軽量なウエイト100を用いた荷重付加装置6を支障なく実現することができる。また、各ウエイト100の荷重がシャフト61の下端に集中することもないため、モーメントの大きなシャフト61の揺れも発生し難くなる。また、スライドブロック62を上下一軸方向に移動するだけの簡易な制御で、任意数のウエイト100の荷重をシャフト61に付加することができる。
1…トルク計、2…反動軸受、3…アーム、4…アーム軸受、5…参照用トルクメータ、6…荷重付加装置、7…移動機構、31…シャフト吊下部、60…ベース、61…シャフト、62…スライドブロック、63…昇降機構、64…ロータ、65…ステージ、66…ガイドポール、100…ウエイト、101…位置決部材、601…孔、611…係合部、612…第2係合部、613…支持盤、621…ガイド溝、641…ボス部、642…案内溝、651…本体部、652…支持アーム、653…突起部、654…貫通孔。

Claims (5)

  1. 複数のウエイトとシャフトとを備え、前記シャフトに任意数のウエイトの荷重を付加する荷重付加装置であって、
    スライドブロックと、
    前記スライドブロックを上下に移動する移動機構と、
    各ウエイトに対応して設けた、上下方向に並べて配置された上下方向に移動可能な複数のステージと
    各ステージに対応して設けた、上下方向の軸を回転軸として回転可能なロータとを有し、
    前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の配置範囲内の所定範囲内にあるときに、当該スライドブロックと係合して、当該スライドブロックの上下移動と連動して回転し、
    前記ステージは、対応する前記ロータの回転に連動して上方位置と下方位置との間を上下に移動し、
    前記シャフトには、各ステージに対応して設けた、各々一つのウエイトを上面上に支持することのできる支持部が上下方向に並べて設けられており、
    前記各ステージは、対応するウエイトを支持するための支持面を有し、
    前記ステージが前記上方位置にあるときに、当該ステージの支持面は対応する支持部の上面の上方に位置して対応するウエイトを支持し、前記ステージが前記下方位置にあるときに、当該ステージの支持面は対応する支持部の上面の下方となって、対応するウエイトは対応する支持部の上面に載せ置かれた状態で当該支持部によって支持されることを特徴とする荷重付加装置。
  2. 請求項1記載の荷重付加装置であって、
    前記スライドブロックは、水平方向に対して斜めにのびる案内溝を有し、
    前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内に進入するときに前記案内溝に進入し、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内から退出するときに前記案内溝から退出する突起部を有し、
    前記ロータは、前記スライドブロックが当該ロータの上下方向の前記所定範囲内を上下に移動するとき、前記突起部が前記案内溝に沿って水平に移動することにより回転することを特徴とする荷重付加装置。
  3. 請求項1または2記載の荷重付加装置であって、
    前記ロータは、側面に水平方向に対して斜めにのびるガイド溝を有し、
    前記ステージは、対応する前記ロータの前記ガイド溝に挿入された突部を有し、
    前記ステージは、対応する前記ロータが回転するときに、前記突部が前記ガイド溝に沿って上下に移動することにより上下に移動することを特徴とする荷重付加装置。
  4. 請求項1、2または3記載の荷重付加装置であって、
    前記各ウエイトは下面に上方にへこんだ凹部を有し、
    前記シャフトの各支持部は、上面に、当該上面に前記ウエイトが上方より載せ置かれるときに前記ウエイトの凹部に嵌り込む、上方に盛り上がった凸部を有することを特徴とする荷重付加装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載の荷重付加装置を備えた、トルク計を校正するトルク校正装置であって、
    水平方向の軸を回転軸とするアームを備え、
    前記アームには前記荷重付加装置の前記シャフトが吊り下げられ、
    前記アームの回転軸には、前記トルク計が連結されることを特徴とするトルク校正装置。
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Citations (5)

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