JP2015090128A - 吸気制御弁およびその組付方法 - Google Patents

吸気制御弁およびその組付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バタフライバルブの全閉時におけるエア洩れを少なくする吸気制御弁と組み付け方法を実現すること。【解決手段】吸気制御弁のバルブボディ1に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の周囲を周方向に部分的に覆う半円弧突起61、62を設置したことにより、反半円弧突起側に設けられる第1、第2挿入口65、66から半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64の内面に形成される第1、第2凹曲面上に円筒ボス41、42を容易に乗せることができる。これにより、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の中心軸線とバルブボディ1の第1、第2軸受部の中心軸線とを容易に一致させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、吸気制御弁およびその組付方法に関するもので、特に内燃機関の吸気装置(可変吸気システム)に使用される吸気制御弁およびその組付方法に係わる。
[従来の技術]
従来より、複数の気筒を有する内燃機関(エンジン)において、そのサージタンクの内部に隔壁を形成して、サージタンクの内部を2つの第1、第2サージタンク室に区画形成し、その隔壁を2つの第1、第2サージタンク室を連通するように貫通する開口部に吸気制御弁を配置し、この吸気制御弁の弁体であるバタフライバルブを全閉することにより、2つの第1、第2サージタンク室を分割し、また、バタフライバルブを全開することにより、2つの第1、第2サージタンク室を連通させるように構成した可変吸気装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
ここで、可変吸気装置に使用される吸気制御弁には、弁孔が貫通形成されたバルブホルダ(以下バルブボディ)が設けられている。そして、吸気制御弁は、バタフライバルブの回転軸部の軸方向孔に嵌挿されたシャフトを駆動することにより、バルブボディの弁孔を開閉するようにバルブバルブボディの軸受部にバタフライバルブの回転軸部を回転可能に装着し、バタフライバルブが組み付けられたバルブボディをサージタンクの開口部に嵌め込むようにした構造を採用している。
ところが、特許文献1に記載の吸気制御弁おいては、シャフトをバルブボディの軸受部の嵌合孔に挿入し、シャフトのバルブ保持部にバタフライバルブの軸方向凹部を乗せ、ボルトによりシャフトにバタフライバルブを締結固定する構造を備えているので、部品点数や組付工数が多く、コストアップとなるという問題が生じている。
そこで、部品点数や組付工数を軽減してコスト低減を図るという目的で、特許文献2に記載の吸気制御弁のように、合成樹脂製のバタフライバルブにシャフトを圧入した構造にすることが考えられる。
ここで、特許文献2に記載の吸気制御弁は、バタフライバルブの中央部に設けられたシャフトとの嵌合部と、バタフライバルブの回転軸方向の両側に設けられた軸受部とが一体的にバタフライバルブに形成されている。そして、バタフライバルブの両軸受部が、インテークマニホールド(以下バルブボディ)に設けた軸受部材に対して相対的に回転、摺動するように構成されている。
但し、軸受は、バルブボディ側に設けられているため、バタフライバルブを保持する軸受は無い状態とする。
このとき、バルブボディの弁孔に対してバタフライバルブの位置が定まらず、バタフライバルブの嵌合部に対してシャフトを圧入することができない。結局、特許文献2に記載の吸気制御弁のような特殊な形状の軸受部材を設けなければいけなくなる。
特許第4053393号公報 特許第4901016号公報
本発明の目的は、バルブの第1、第2ボスの中心軸線とボディの第1、第2軸受部の中心軸線とを容易に一致させることのできる吸気制御弁およびその組付方法を提供することにある。また、バルブの結合部と第1、第2ボスおよびボディの第1、第2軸受部に対するシャフトの嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減してコスト低減を図ることのできる吸気制御弁およびその組付方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明(吸気制御弁)によれば、ボディの第1、第2軸受部の内面からボディの内部へ突出するように半円弧状の第1、第2突起を第1、第2ボスの周囲を周方向に部分的に覆うように設置し、且つ第1、第2突起における各周方向両端間に第1、第2突起の半径方向外側へ向かって開口した第1、第2挿入口を設けたことにより、第1、第2挿入口からバルブの第1、第2ボスを第1、第2突起の内面に乗載する(乗せる)ことができる。これにより、バルブの第1、第2ボスの中心軸線とボディの第1、第2軸受部の中心軸線とを容易に一致させることができる。
また、バルブの第1、第2ボスの中心軸線とボディの第1、第2軸受部の中心軸線とが一致した状態で、バルブをボディの第1、第2突起上に保持することができる。これにより、バルブの結合部と第1、第2ボスおよびボディの第1、第2軸受部に対するシャフトの嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減できるので、製品コストの低減を図ることができる。
インテークマニホールドのサージタンクに組み込まれた吸気制御弁を示した平面図である(実施例1)。 図1のII−II断面図である(実施例1)。 インテークマニホールドのサージタンクに組み込まれた吸気制御弁のバルブボディを示した平面図である(実施例1)。 図3のIV−IV断面図である(実施例1)。 吸気制御弁のバタフライバルブの周縁部を示した断面図である(実施例1)。 吸気制御弁のバタフライバルブの表面側を示した平面図である(実施例2)。 吸気制御弁のバタフライバルブの裏面側を示した平面図である(実施例2)。 吸気制御弁のバタフライバルブの裏面側を示した斜視図である(実施例2)。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1の構成]
図1ないし図5は、本発明を適用した吸気制御弁を備えた可変吸気システム(実施例1)を示したものである。
本実施例の内燃機関の制御装置(エンジン制御システム)は、例えば自動車等の車両走行用の内燃機関(エンジン:E/G)の吸気通路長をエンジンの運転状況に応じて変更する可変吸気システム(内燃機関の可変吸気装置)を備えている。
可変吸気システムは、エンジンの各気筒の燃焼室に連通する流路(後述する)を形成するサージタンクと、このサージタンクに内蔵された吸気制御弁を備えている。
サージタンクは、複数の吸気分岐管を有するインテークマニホールドの上流側に一体的に設けられている。このサージタンクには、複数の第1、第2吸気分岐管が接続されている。また、サージタンクには、サージタンクの内部空間を2つの第1、第2サージタンク室に区画する隔壁が設けられている。
吸気制御弁は、サージタンクの隔壁に一体的に設けられる合成樹脂製のバルブボディ1を備えている。このバルブボディ1の所定の部位には、一対のバルブシート2、3が一体的に形成されている。また、一対のバルブシート2、3には、エンジンの各気筒の燃焼室に連通する弁孔4が貫通形成されている。
吸気制御弁は、上述したバルブボディ1の他に、バルブシート2、3に接離して弁孔4を開閉するバタフライバルブ5と、このバタフライバルブ5と一体回転可能に連結したバルブシャフト6と、このバルブシャフト6を回転駆動してバタフライバルブ5を開閉動作させるアクチュエータ7と、バタフライバルブ5を閉弁方向(または開弁方向)に付勢するリターンスプリング(図示せず)と、バタフライバルブ5の開度がエンジン運転状況に対応した目標開度(例えば全閉開度、全開開度、中間開度等)となるように、アクチュエータ7の動力源であるモータを通電制御するエンジン制御ユニット(電子制御装置:以下ECU)とを備えている。
第1サージタンク室は、エンジンの気筒数分の第1吸気分岐管を介してエンジンの各気筒の燃焼室に吸入空気(吸気)を分配供給する。第1吸気分岐管の内部には、第1サージタンク室に連通する第1分岐流路11が形成されている。
第2サージタンク室は、エンジンの気筒数分の第2吸気分岐管を介してエンジンの各気筒の燃焼室に吸入空気(吸気)を分配供給する。第2吸気分岐管の内部には、第2サージタンク室に連通する第2分岐流路12が形成されている。
第1分岐流路11は、その流路長が、各第2分岐流路12の流路長よりも長くなっている。
なお、2つの第1、第2分岐流路11、12の流路長を異ならせる代わりに、2つの第1、第2分岐流路11、12の流路断面積を異ならせるようにしても良い。この場合、第1分岐流路11よりも第2分岐流路12の方が流路断面積を大きくなるように構成する。
可変吸気システムは、エンジン運転状況(運転状態)に対応して、サージタンクのサージタンクの隔壁で開口した弁孔4から各気筒の吸気ポートまでの流路長を変更し、エンジンの吸気通路内に発生する吸気脈動効果および慣性過給効果を有効利用して、エンジン出力トルクの向上を図るようにしたシステムである。
ここで、慣性過給効果とは、エンジンの各気筒毎の燃焼室に吸い込まれる吸気の脈動によって発生する慣性力を利用して、より多くの吸気をエンジンの各気筒毎の燃焼室に吸入する過給効果のことである。
吸気制御弁は、上述したように、バルブシート2、3を有するバルブボディ1、複数のバタフライバルブ5、バルブシャフト6、アクチュエータ7およびECUを備えている。 バタフライバルブ5は、弁孔4を開閉する矩形状のプレートバルブである。このバタフライバルブ5は、合成樹脂によって所定の形状となるように一体的に形成されて、1本のバルブシャフト6に結合された回転型のバルブである。
このバタフライバルブ5は、第2分岐流路12を閉鎖する全閉位置(バルブ全閉位置)から、第2分岐流路12を開放する全開位置(バルブ全開位置)に至るまでの作動可能範囲(バタフライバルブ5の作動可能範囲)に渡ってバルブ開度(回転角度)が変更されることで、サージタンクの隔壁(バルブボディ1)に対して相対回転する。
バタフライバルブ5は、その周縁方向に延びる環帯形状の周縁部13、14をそれぞれ備えている。この周縁部13、14には、バタフライバルブ5の板厚方向に延びる複数の貫通孔15が貫通形成されている。これらの貫通孔15は、バタフライバルブ5の周縁方向に多数縦列されている。また、周縁部13、14には、弾性シール材16、17が装着(固着)されている。
弾性シール材16、17は、ゴム状弾性体によって一体的に形成されている。これらのの弾性シール材16、17には、バタフライバルブ5の板厚方向の両側面(表面18と裏面19)および外周面を所定の肉厚でそれぞれ被覆する複数の弾性被覆体21〜23が設けられている。
また、弾性シール材16、17は、弾性被覆体21〜23の他に、複数の弾性結合体24およびシールリップ25等が設けられている。
複数の弾性結合体24は、複数の貫通孔15内に充填されて、弾性被覆体21、22を連結する部位である。
シールリップ25は、断面V字状を呈し、バタフライバルブ5の周縁方向に延伸されている。このシールリップ25は、吸気制御弁の全閉時に、バルブシート2、3とバタフライバルブ5の周縁部13、14との間の隙間を気密シールする部位である。
バタフライバルブ5の長手方向の中心軸線上には、バルブシャフト6の軸線方向に真っ直ぐに延びる結合部が設けられている。この結合部には、バルブシャフト6をバタフライバルブ5の回転軸方向の一端側(基端側)から他端側(先端側)へ向かって嵌挿することが可能な断面矩形状の貫通孔26〜28および断面コの字状の嵌合溝31〜33が設けられている。
嵌合溝31〜33は、バルブシャフト6の嵌合部(後述する)を嵌合固定する軸方向凹溝である。嵌合溝31、32は、バタフライバルブ5の表面18の中央部(回転中心部)で開口し、この開口側から奥側(底側)まで延びる表面側嵌合凹部である。また、嵌合溝33は、バタフライバルブ5の裏面19の中央部(回転中心部)で開口し、この開口側から奥側(底側)まで延びる裏面側嵌合凹部である。
嵌合溝31〜33の一部は、バタフライバルブ5の表面18および裏面19から外部(板厚(肉厚)方向に一方側および他方側)へ向かって膨出したアーチ状の膨出部34〜36内にそれぞれ設けられている。
膨出部34の回転軸方向の両端には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔26がそれぞれ形成されている。また、膨出部35の回転軸方向の先端側には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔27がそれぞれ形成されている。また、膨出部36の回転軸方向の基端側には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔28がそれぞれ形成されている。
また、嵌合溝31〜33の一部には、バルブシャフト6の嵌合部を圧入嵌合によって強固に所定の軸方向位置で支持固定する圧入溝37、38が設けられている。なお、圧入溝37、38は、嵌合溝31〜33よりも深い位置に溝底面が設けられて、バルブシャフト6の嵌合部45と圧入溝37、38の溝底面との間の空間内には、バルブシャフト6の圧入時に削り出された樹脂の削り屑を収容することができる。
結合部の回転軸方向の両端部には、バルブシャフト6の周囲を円周方向に取り囲む円筒状の第1、第2ボス(以下円筒ボス)41、42が一体的に設けられている。
これらの円筒ボス41、42の外周面は、円筒面となっている。また、円筒ボス41、42の中心軸線上には、バルブシャフト6が嵌挿される断面矩形状の第1、第2貫通孔43、44が貫通形成されている。これらの第1、第2貫通孔43、44は、嵌合溝31〜33および貫通孔26〜28と同一軸線上に設けられている。
バルブシャフト6は、回転軸方向に真っ直ぐに延伸されている。このバルブシャフト6は、その回転軸方向に垂直な断面が多角形状(例えば四角形状)に形成された多角断面シャフト(角形鋼製シャフト)である。
このバルブシャフト6には、嵌合溝31〜33の圧入溝37、38に圧入嵌合して結合されて、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44をその回転軸方向に貫通する嵌合部45が一体的に設けられている。
嵌合部45の軸線方向の両側には、円筒ボス41、42の両端面からバタフライバルブ5の外部へ向かって突出する第1、第2突出軸部46、47が設けられている。
バルブシャフト6の回転軸方向の一端部(第1突出軸部46)は、バルブボディ1の第1軸受部51の第1軸受孔53内に回転可能に収容されている。なお、第1突出軸部46の端部(基端)は、サージタンクの隔壁(バルブボディ1)から外部へ突出してアクチュエータ7に駆動連結されている。
また、バルブシャフト6の回転軸方向の他端部(第2突出軸部47)は、バルブボディ1の第2軸受部52の第2軸受孔54内に回転可能に収容されている。なお、第2突出軸部47は、断面円形状に形成されて、第2軸受部52の第2軸受孔54の孔壁面に直接軸受されている。
アクチュエータ7は、電力の供給を受けると複数のバタフライバルブ5を開閉駆動する動力を発生するモータと、このモータの回転を所定の減速比となるように2段減速する減速機構とを備えている。
減速機構は、モータの出力軸に固定されるピニオンギア、このピニオンギアと噛み合う中間ギア、およびこの中間ギアと噛み合う出力ギア等を有している。出力ギアは、バルブシャフト6と一体回転可能に連結している。
ここで、バルブシャフト6を回転駆動して複数のバタフライバルブ5を開閉動作させるモータは、ECUによって電子制御されるモータ駆動回路を介して、自動車等の車両に搭載された外部電源(バッテリ)に電気的に接続されている。
ECUは、少なくともCPU、ROM、RAM等の機能を具備したマイクロコンピュータを備えている。
ECUは、クランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、回転角度検出装置、冷却水温センサおよびエアフロメータ等の各種センサからのセンサ出力信号が、A/D変換器によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力されるように構成されている。なお、このクランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、回転角度検出装置、冷却水温センサおよびエアフロメータ等によって、エンジン運転状況(運転状態)を検出する運転状態検出手段が構成される。
ECUは、イグニッションスイッチがオン(IG・ON)されると、マイクロコンピュータのメモリ(ROM等)に格納された制御プログラムに基づいて、吸気制御弁のアクチュエータ7、特にモータを通電制御するように構成されている。
具体的には、クランク角度センサの出力信号であるNEパルス信号に基づいてエンジン回転速度(エンジン回転数:NE)を算出し、このエンジン回転数(NE)に対応した目標開度を算出し、バルブ開度センサの出力信号である実バルブ開度と目標開度との偏差がなくなるようにモータへの供給電力をフィードバック制御している。
[実施例1の特徴]
次に、本実施例のバルブボディ1を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
本実施例のサージタンクの隔壁(バルブボディ1)には、弁孔4の周囲に、バタフライバルブ5の周縁部13、14に装着(固着)された弾性シール材16、17が密着して着座することが可能な半角環状のバルブシート2、3が一体的に形成されている。
バルブシート2、3は、弁孔4の開口周縁に設けられている。この弁孔4は、バルブシート2、3を吸気の流れ方向に貫通形成された流路孔である。
バルブボディ1には、バルブシャフト6の第1、第2突出軸部46、47をそれぞれ回転可能に収容する円筒状の第1、第2軸受部51、52が設けられている。これらの第1、第2軸受部51、52は、所定の距離(弁孔4の長手方向の寸法)を隔てて対向して配置されている。
第1軸受部51の第2軸受孔53は、バルブシャフト6の第1突出軸部46の軸線方向に貫通形成されている。また、第2軸受部52の第2軸受孔54は、袋孔状に形成されている。
バルブボディ1には、第1、第2軸受部51、52の内面からバルブボディ1の内部へ突出するように半円弧状の第1、第2突起(以下半円弧突起)61、62が設けられている。これらの半円弧突起61、62は、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42をそれぞれ摺動可能に乗載する(乗せる)半円弧状の第1、第2曲面凹部63、64を備えている。
バルブボディ1は、半円弧突起61、62における各円周方向両端間に形成された第1、第2挿入口65、66を備えている。これらの第1、第2挿入口65、66は、半円弧突起61、62の反円弧側である半径方向外側へ向かって開口形成されている。また、第1、第2挿入口65、66は、互いに同一方向へ向かって開放され、且つ半円弧状に開口形成されている。
半円弧突起61、62は、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の端面と弁孔4の孔壁面との間に形成される半環状の隙間A、Bを閉鎖することができる。
第1、第2曲面凹部63、64は、第1、第2挿入口65、66から半円弧突起61、62の中央部内面まで延伸されている。第1、第2曲面凹部63、64の各内面には、バタフライバルブ5の回転軸(中心軸線)を中心とする所定の曲率半径を有する第1、第2凹曲面がそれぞれ形成されている。
半円弧突起61、62の円周方向の一端側には、第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びる平面(直線)状のガイド67、68が設けられている。
なお、半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64の第1、第2凹曲面の周方向の範囲(半円弧突起61、62の始まり部分から終わり部分までの角度)は、約180°に設定されている。また、ガイド67、68は、半円弧突起61、62の始まり部分または終わり部分、あるいは半円弧突起61、62の円周方向の両端から、第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びるように設けても良い。
[実施例1の組付方法]
次に、本実施例の可変吸気システム使用される吸気制御弁を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
先ず、半円弧突起61、62の外部から第1、第2挿入口65、66を通して第1、第2曲面凹部63、64の内面(第1、第2凹曲面)上にバタフライバルブ5の円筒ボス41、42をそれぞれ乗せる(第1組付工程)。
このとき、バタフライバルブ5の結合部の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔の中心軸線とが一致する。つまり、バタフライバルブ5の結合部の中心軸線と、円筒ボス41、42の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の中心軸線とが同一軸線上に並ぶ。
次に、バルブシャフト6を、例えば第2突出軸部47の先端を先頭にして、バルブボディ1の第1軸受部51の外部(アクチュエータ側)から、第1軸受部51の第1軸受孔53、バタフライバルブ5の円筒ボス41の第1貫通孔43、貫通孔27、嵌合溝31、貫通孔26、嵌合溝33、貫通孔26、嵌合溝32、貫通孔27、円筒ボス42の第2貫通孔44、第2軸受部51の第2軸受孔54の順に嵌挿して、嵌合溝31の一部に設けた圧入溝37、嵌合溝32の一部に設けた圧入溝38、嵌合溝33の一部に設けた圧入溝(図示せず)にバルブシャフト6の嵌合部45を圧入嵌合する(第2組付工程)。
これにより、バルブシャフト6の嵌合部45が、圧入嵌合によって強固に所定の軸方向位置で支持固定されるため、バタフライバルブ5がバルブシャフト6に一体回転可能に連結される。
[実施例1の作用]
次に、本実施例の可変吸気システムの作用を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
可変吸気システムは、エンジンの高負荷低速運転時、あるいは低負荷高速運転時に応じて、吸気制御弁のバタフライバルブ5を全閉動作または全開動作させることにより、エンジンの各気筒の燃焼室に吸気を供給するための流路長を変更し、その吸気慣性効果を利用して、エンジンの全回転速度領域に亘って、高い充填効率を確保することができる。
可変吸気システムに使用される吸気制御弁は、バタフライバルブ5の全閉時に吸気の洩れが生じると、吸気慣性効果が弱まって充分に充填効果を高めることができない。
そこで、吸気制御弁は、このようなバタフライバルブ5の全閉時に高いシール性が得られる構造となっている。
[実施例1の効果]
以上のように、本実施例の吸気制御弁のバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の内面に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の周囲を周方向に部分的に覆う半円弧状の半円弧突起61、62を設置し、且つ半円弧突起61、62における各周方向両端間に半円弧突起61、62の半径方向外側へ向かって開口した第1、第2挿入口65、66を設けている。
これによって、バルブボディ1の外部から第1、第2挿入口65、66を通して半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64に設けられる半円弧状の第1、第2凹曲面上に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42を乗載する(乗せる)ことができる。これにより、バタフライバルブ5の結合部の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔の中心軸線とを容易に一致させることができる。
また、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線(バタフライバルブ5の回転軸)とバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔の中心軸線(バタフライバルブ5の回転軸)とが一致した状態で、バタフライバルブ5をバルブボディ1の半円弧突起61、62上に保持することができる。これにより、バタフライバルブ5の結合部と円筒ボス41、42およびバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52に対するバルブシャフト6の嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減できるので、製品コストの低減を図ることができる。
また、バタフライバルブ5の回転軸線上に、バルブシャフト6の嵌合部45が嵌挿される貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33を設けている。そして、嵌合溝31〜33の一部に、バルブシャフト6の嵌合部45を圧入嵌合する圧入溝37、38を設けている。また、円筒ボス41、42の中心軸線上に、バルブシャフト6が嵌挿される第1、第2貫通孔43、44を貫通形成している。また、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の中心軸線上に、バルブシャフト6が嵌挿される第1、第2軸受孔53、54を貫通形成している。あるいは袋孔状に形成している。
これによって、第1、第2挿入口65、66からバタフライバルブ5の円筒ボス41、42を半円弧突起61、62の内面に乗載する(乗せる)ことにより、バタフライバルブ5の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受孔53、54の中心軸線とが一致した状態で、バルブボディ1の半円弧突起61、62の第1、第2凹曲面上にバタフライバルブ5を保持することができる。
また、バルブボディ1の反半円弧突起61、62側に設けられた第1、第2挿入口65、66が、互いに同一方向へ向かって開放され、且つ反円弧状に開口形成されている。また、バルブボディ1の各半円弧突起61、62には、第1、第2挿入口65、66から半円弧突起61、62の中央部内面まで延びる半円弧状の第1、第2曲面凹部63、64がそれぞれ設けられている。また、第1、第2曲面凹部63、64の内面には、バタフライバルブ5の回転軸(中心軸線)を中心とする所定の曲率半径を有する第1、第2凹曲面がそれぞれ形成されている。
これによって、第1、第2挿入口65、66からバタフライバルブ5の円筒ボス41、42を半円弧突起61、62の内面(第1、第2曲面凹部63、64の内面)に乗載する(乗せる)ことができる。これにより、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の中心軸線(バタフライバルブ5の回転軸)とバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の中心軸線(バタフライバルブ5の回転軸)とを容易に一致させることができる。また、第1、第2曲面凹部63、64の内面形状を、バルブシャフト6の外周形状に対応した形状とすることにより、バタフライバルブ5の開閉動作時にバタフライバルブ5の円筒ボス41、42が半円弧突起61、62の内面(第1、第2曲面凹部63、64の内面)上を回転方向に摺動可能に動くことができる。
また、半円弧突起61、62の周方向の一端側に、第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びる平面(直線)状のガイド67、68を設けたことにより、第1、第2挿入口65、66からバタフライバルブ5の円筒ボス41、42を半円弧突起61、62の内面(第1、第2曲面凹部63、64の内面)へ向かって組み付ける際に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42がガイド67、68に案内されて第1、第2凹曲面の奥側(中央内面)まで短時間(速やかに)で到達し、半円弧突起61、62の内面(第1、第2曲面凹部63、64の内面)に対する、バタフライバルブ5の円筒円筒ボス41、42の組付作業が迅速化され、吸気制御弁の生産性を向上することができる。
また、本実施例の吸気制御弁においては、上述したような第1、第2組付工程とを備えている。
これによって、バタフライバルブ5の結合部の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔53、54の中心軸線とが一致した状態で、バタフライバルブ5をバルブボディ1の半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64の第1、第2凹曲面上に保持することができる。これにより、バタフライバルブ5の結合部と円筒ボス41、42およびバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52に対するバルブシャフト6の嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減できるので、製品コストの低減を図ることができる。
また、従来の吸気制御弁(特許文献1に記載の吸気制御弁)において、一般的にシャフトがバルブボディに対して回転するためには、バタフライバルブの回転軸方向の両端面とバルブボディの弁孔の孔壁面との間に所定の隙間(摺動クリアランス)が必要である。
この隙間は、バタフライバルブの全閉時にエアが洩れるエア洩れ通路となるので、バタフライバルブの全閉時におけるエア洩れが大きくなってしまうという問題がある。
そこで、バタフライバルブ5の全閉時におけるエア洩れ量を低減するという目的で、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の内面に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の周囲を周方向に部分的に覆う半円弧状の半円弧突起61、62を設置している。
これによって、バルブボディ1に設けられた半円弧突起61、62が、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の端面と、バルブボディ1に設けられた弁孔4の孔壁面との間に形成される半環状の隙間、つまりバタフライバルブ5の回転軸方向の両端側の隙間を閉鎖(シール)する(覆う)ことが可能となるため、バタフライバルブ5の全閉時におけるエア洩れ量を低減することが可能となる。
[実施例2の構成]
図6ないし図8は、本発明を適用した吸気制御弁を備えた可変吸気システム(実施例2)を示したものである。
ここで、実施例1と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
本実施例の吸気制御弁に使用されるバタフライバルブ5は、その長手方向の中心軸線上には、バルブシャフト6の軸線方向に真っ直ぐに延びる結合部が設けられている。この結合部には、バルブシャフト6をバタフライバルブ5の回転軸方向の一端側(基端側)から他端側(先端側)へ向かって嵌挿することが可能な断面口の字状の貫通孔26〜28および断面コの字状の嵌合溝71〜74が設けられている。
そして、貫通孔26〜28の一部には、バルブシャフト6の嵌合部45を圧入嵌合する圧入孔39が設けられている。これにより、バルブシャフト6がバタフライバルブ5を支持固定することが可能となる。
嵌合溝71〜74は、アーチ状に膨らんだ膨出部34〜36内に設けられている。この膨出部34〜36の回転軸方向の両端には、バルブシャフト6の嵌合部45が貫通する断面矩形状の貫通孔81、82が形成されている。
嵌合溝71〜74は、バルブシャフト6の嵌合部45を嵌合固定する軸方向凹溝である。これらの嵌合溝71〜74の一部は、バタフライバルブ5の表面18および裏面19から外部(板厚(肉厚)方向に一方側および他方側)へ向かって膨出したアーチ状の膨出部34〜36内にそれぞれ設けられている。
また、嵌合溝71〜74の一部には、バルブシャフト6の嵌合部45を圧入嵌合する圧入溝81〜84が設けられている。なお、圧入溝81〜84は、嵌合溝71〜74よりも深い位置に溝底面が設けられて、バルブシャフト6の嵌合部45と圧入溝81〜84の溝底面との間の空間内には、バルブシャフト6の圧入時に削り出された樹脂の削り屑を収容することができる。
結合部の回転軸方向の両端部には、実施例1と同様に、バルブシャフト6の周囲を円周方向に取り囲む円筒状の円筒ボス41、42が一体的に設けられている。
これらの円筒ボス41、42の外周面は、円筒面となっている。また、円筒ボス41、42の中心軸線上には、バルブシャフト6が嵌挿される断面矩形状の第1、第2貫通孔43、44が貫通形成されている。これらの第1、第2貫通孔43、44は、貫通孔26〜28および嵌合溝71〜74と同一軸線上に設けられている。
以上のように、本実施例の吸気制御弁においては、実施例1と同様な効果を奏する。
[変形例]
本実施例では、吸気制御弁の弁体であるバタフライバルブ5を駆動(開閉駆動)するアクチュエータを、モータおよび減速機構等を備えた電動アクチュエータによって構成しているが、吸気制御弁の弁体であるプレートバルブを駆動(開閉駆動)するアクチュエータを、電磁アクチュエータ(ソレノイドアクチュエータ)、あるいは電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータによって構成しても良い。
また、吸気制御弁の弁体(プレートバルブ)として、プレートバルブ、フラップバルブ、ロータリバルブ、ポペットバルブやスプールバルブ等を採用しても良い。
本実施例では、本発明を吸気制御弁を備えた可変吸気システムに適用しているが、本発明の吸気システムを、内燃機関(エンジン)に供給する吸気の流量を調整する吸気絞り弁を備えた電子スロットル(吸気システム)に適用しても良い。
また、本発明を、内燃機関(エンジン)の吸気ポートの高さ方向(ピストンの摺動方向を上下方向とした場合は上下方向)の一方側に片寄った直進的な吸気の流れ(偏流)を発生させることで、エンジンの燃焼室内において縦方向の吸気渦流(旋回流、タンブル流)を発生させるタンブル制御弁を備えた吸気システムに適用しても良い。
また、本発明を、内燃機関(エンジン)の吸気ポートの幅方向(ピストンの摺動方向を上下方向とした場合は水平方向)の一方側に片寄った直進的な吸気の流れ(偏流)を発生させることで、エンジンの燃焼室内において横方向の吸気渦流(旋回流、スワール流)を発生させるスワール制御弁を備えた吸気システムに適用しても良い。
また、吸気制御弁の弁体であるプレートバルブは、多連一体型のバルブに限定されず、内燃機関の吸気通路等の流体流路に設置されるバルブであれば、1個のバルブでも良い。
1 バルブボディ
2 バルブシート
3 バルブシート
4 弁孔
5 バタフライバルブ
6 バルブシャフト
41 円筒ボス(第1ボス)
42 円筒ボス(第2ボス)
61 半円弧突起(第1突起)
62 半円弧突起(第2突起)

Claims (13)

  1. (a)内燃機関の気筒に連通する弁孔(4)が貫通形成された環状のシート(2、3)を有するボディ(1)と、
    (b)前記シート(2、3)に接離して前記弁孔(4)を開閉するバルブ(5)と、
    (c)このバルブ(5)を一体回転可能に連結すると共に、前記バルブ(5)の回転軸方向に延びるシャフト(6)と
    を備えた吸気制御弁において、
    前記バルブ(5)は、前記シャフト(6)の軸線方向に延びる結合部(26〜28、31〜38)、およびこの結合部(26〜28、31〜38)の回転軸方向の両端部に設けられる円筒状の第1、第2ボス(41、42)を有し、
    前記シャフト(6)は、前記結合部(26〜28、31〜38)に嵌合して結合されて、前記第1、第2ボス(41、42)をその回転軸方向に貫通する嵌合部(49)、およびこの嵌合部(49)の軸線方向の両側で、且つ前記第1、第2ボス(41、42)の端面から前記バルブ(5)の外部へ突出するように設けられる第1、第2突出部(51、52)を有し、
    前記ボディ(1)は、前記第1、第2突出部(51、52)をそれぞれ回転可能に収容する円筒状の第1、第2軸受部(53、54)、この第1、第2軸受部(53、54)の内面から前記ボディ(1)の内部へ突出するように設けられて、前記第1、第2ボス(41、42)をそれぞれ摺動可能に乗載する(乗せる)半円弧状の第1、第2突起(61、62)、およびこれらの第1、第2突起(61、62)における各周方向両端間に形成されて、前記第1、第2突起(61、62)の半径方向外側へ向かって開口した第1、第2挿入口(65、66)を有し、
    前記第1、第2突起(61、62)は、前記第1、第2ボス(41、42)の周囲を周方向に部分的に覆うように設置されていることを特徴とする吸気制御弁。
  2. 請求項1に記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2突起(61、62)は、前記第1、第2ボス(41、42)の端面と前記弁孔(4)の孔壁面との間に形成される半環状の隙間(A、B)を閉鎖していることを特徴とする吸気制御弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載の吸気制御弁において、
    前記結合部は、前記シャフト(6)を前記バルブ(5)の回転軸方向の一端側から他端側へ向かって嵌挿することが可能な嵌合溝(31〜33)を有していることを特徴とする吸気制御弁。
  4. 請求項3に記載の吸気制御弁において、
    前記嵌合溝(31〜33)の一部には、前記シャフト(6)を圧入嵌合する圧入溝(37、38)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
    前記結合部は、前記シャフト(6)を前記バルブ(5)の回転軸方向の一端側から他端側へ向かって嵌挿することが可能な貫通孔(26〜28)を有していることを特徴とする吸気制御弁。
  6. 請求項5に記載の吸気制御弁において、
    前記貫通孔(26〜28)の一部には、前記シャフト(6)を圧入嵌合する圧入孔(39)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2ボス(41、42)は、その中心軸線上に貫通形成されて、前記シャフト(6)が嵌挿される第1、第2貫通孔(43、44)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2軸受部(53、54)は、前記第1、第2突出部(51、52)を回転可能に収容する第1、第2軸受孔(55、56)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。
  9. 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2挿入口(65、66)は、互いに同一方向へ向かって開放され、且つ半円弧状に開口形成されていることを特徴とする吸気制御弁。
  10. 請求項9に記載の吸気制御弁において、
    前記ボディ(1)は、前記第1、第2挿入口(65、66)から前記第1、第2突起(61、62)の中央部内面まで延びる半円弧状の第1、第2曲面凹部(63、64)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。
  11. 請求項10に記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2曲面凹部(63、64)の内面には、前記バルブ(5)の回転軸または中心軸線を中心とする所定の曲率半径を有する第1、第2凹曲面がそれぞれ形成されていることを特徴とする吸気制御弁。
  12. 請求項11に記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2突起(61、62)の周方向の一端側には、前記第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びる平面状のガイド(67、68)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。
  13. 請求項1ないし請求項12のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
    前記第1、第2突起(61、62)の外部から前記第1、第2挿入口(65、66)を通して前記第1、第2突起(61、62)の内面上に前記第1、第2ボス(41、42)をそれぞれ乗せる工程と、
    前記第1軸受部(53、54)の外部から前記第1軸受部(53、54)、前記第1ボス(41、42)、前記結合部、前記第2ボス(41、42)、前記第2軸受部(53、54)の順に前記シャフト(6)を嵌挿して前記バルブ(5)と前記シャフト(6)とを一体回転可能に連結する工程と
    を備えたことを特徴とする吸気制御弁の組付方法。
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