JP2015090128A - 吸気制御弁およびその組付方法 - Google Patents
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Abstract
Description
従来より、複数の気筒を有する内燃機関(エンジン)において、そのサージタンクの内部に隔壁を形成して、サージタンクの内部を2つの第1、第2サージタンク室に区画形成し、その隔壁を2つの第1、第2サージタンク室を連通するように貫通する開口部に吸気制御弁を配置し、この吸気制御弁の弁体であるバタフライバルブを全閉することにより、2つの第1、第2サージタンク室を分割し、また、バタフライバルブを全開することにより、2つの第1、第2サージタンク室を連通させるように構成した可変吸気装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載の吸気制御弁おいては、シャフトをバルブボディの軸受部の嵌合孔に挿入し、シャフトのバルブ保持部にバタフライバルブの軸方向凹部を乗せ、ボルトによりシャフトにバタフライバルブを締結固定する構造を備えているので、部品点数や組付工数が多く、コストアップとなるという問題が生じている。
ここで、特許文献2に記載の吸気制御弁は、バタフライバルブの中央部に設けられたシャフトとの嵌合部と、バタフライバルブの回転軸方向の両側に設けられた軸受部とが一体的にバタフライバルブに形成されている。そして、バタフライバルブの両軸受部が、インテークマニホールド(以下バルブボディ)に設けた軸受部材に対して相対的に回転、摺動するように構成されている。
このとき、バルブボディの弁孔に対してバタフライバルブの位置が定まらず、バタフライバルブの嵌合部に対してシャフトを圧入することができない。結局、特許文献2に記載の吸気制御弁のような特殊な形状の軸受部材を設けなければいけなくなる。
また、バルブの第1、第2ボスの中心軸線とボディの第1、第2軸受部の中心軸線とが一致した状態で、バルブをボディの第1、第2突起上に保持することができる。これにより、バルブの結合部と第1、第2ボスおよびボディの第1、第2軸受部に対するシャフトの嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減できるので、製品コストの低減を図ることができる。
図1ないし図5は、本発明を適用した吸気制御弁を備えた可変吸気システム(実施例1)を示したものである。
可変吸気システムは、エンジンの各気筒の燃焼室に連通する流路(後述する)を形成するサージタンクと、このサージタンクに内蔵された吸気制御弁を備えている。
サージタンクは、複数の吸気分岐管を有するインテークマニホールドの上流側に一体的に設けられている。このサージタンクには、複数の第1、第2吸気分岐管が接続されている。また、サージタンクには、サージタンクの内部空間を2つの第1、第2サージタンク室に区画する隔壁が設けられている。
吸気制御弁は、上述したバルブボディ1の他に、バルブシート2、3に接離して弁孔4を開閉するバタフライバルブ5と、このバタフライバルブ5と一体回転可能に連結したバルブシャフト6と、このバルブシャフト6を回転駆動してバタフライバルブ5を開閉動作させるアクチュエータ7と、バタフライバルブ5を閉弁方向(または開弁方向)に付勢するリターンスプリング(図示せず)と、バタフライバルブ5の開度がエンジン運転状況に対応した目標開度(例えば全閉開度、全開開度、中間開度等)となるように、アクチュエータ7の動力源であるモータを通電制御するエンジン制御ユニット(電子制御装置:以下ECU)とを備えている。
第2サージタンク室は、エンジンの気筒数分の第2吸気分岐管を介してエンジンの各気筒の燃焼室に吸入空気(吸気)を分配供給する。第2吸気分岐管の内部には、第2サージタンク室に連通する第2分岐流路12が形成されている。
第1分岐流路11は、その流路長が、各第2分岐流路12の流路長よりも長くなっている。
なお、2つの第1、第2分岐流路11、12の流路長を異ならせる代わりに、2つの第1、第2分岐流路11、12の流路断面積を異ならせるようにしても良い。この場合、第1分岐流路11よりも第2分岐流路12の方が流路断面積を大きくなるように構成する。
ここで、慣性過給効果とは、エンジンの各気筒毎の燃焼室に吸い込まれる吸気の脈動によって発生する慣性力を利用して、より多くの吸気をエンジンの各気筒毎の燃焼室に吸入する過給効果のことである。
このバタフライバルブ5は、第2分岐流路12を閉鎖する全閉位置(バルブ全閉位置)から、第2分岐流路12を開放する全開位置(バルブ全開位置)に至るまでの作動可能範囲(バタフライバルブ5の作動可能範囲)に渡ってバルブ開度(回転角度)が変更されることで、サージタンクの隔壁(バルブボディ1)に対して相対回転する。
弾性シール材16、17は、ゴム状弾性体によって一体的に形成されている。これらのの弾性シール材16、17には、バタフライバルブ5の板厚方向の両側面(表面18と裏面19)および外周面を所定の肉厚でそれぞれ被覆する複数の弾性被覆体21〜23が設けられている。
複数の弾性結合体24は、複数の貫通孔15内に充填されて、弾性被覆体21、22を連結する部位である。
シールリップ25は、断面V字状を呈し、バタフライバルブ5の周縁方向に延伸されている。このシールリップ25は、吸気制御弁の全閉時に、バルブシート2、3とバタフライバルブ5の周縁部13、14との間の隙間を気密シールする部位である。
嵌合溝31〜33は、バルブシャフト6の嵌合部(後述する)を嵌合固定する軸方向凹溝である。嵌合溝31、32は、バタフライバルブ5の表面18の中央部(回転中心部)で開口し、この開口側から奥側(底側)まで延びる表面側嵌合凹部である。また、嵌合溝33は、バタフライバルブ5の裏面19の中央部(回転中心部)で開口し、この開口側から奥側(底側)まで延びる裏面側嵌合凹部である。
膨出部34の回転軸方向の両端には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔26がそれぞれ形成されている。また、膨出部35の回転軸方向の先端側には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔27がそれぞれ形成されている。また、膨出部36の回転軸方向の基端側には、バルブシャフト6の嵌合部が貫通する貫通孔28がそれぞれ形成されている。
結合部の回転軸方向の両端部には、バルブシャフト6の周囲を円周方向に取り囲む円筒状の第1、第2ボス(以下円筒ボス)41、42が一体的に設けられている。
これらの円筒ボス41、42の外周面は、円筒面となっている。また、円筒ボス41、42の中心軸線上には、バルブシャフト6が嵌挿される断面矩形状の第1、第2貫通孔43、44が貫通形成されている。これらの第1、第2貫通孔43、44は、嵌合溝31〜33および貫通孔26〜28と同一軸線上に設けられている。
このバルブシャフト6には、嵌合溝31〜33の圧入溝37、38に圧入嵌合して結合されて、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44をその回転軸方向に貫通する嵌合部45が一体的に設けられている。
嵌合部45の軸線方向の両側には、円筒ボス41、42の両端面からバタフライバルブ5の外部へ向かって突出する第1、第2突出軸部46、47が設けられている。
また、バルブシャフト6の回転軸方向の他端部(第2突出軸部47)は、バルブボディ1の第2軸受部52の第2軸受孔54内に回転可能に収容されている。なお、第2突出軸部47は、断面円形状に形成されて、第2軸受部52の第2軸受孔54の孔壁面に直接軸受されている。
減速機構は、モータの出力軸に固定されるピニオンギア、このピニオンギアと噛み合う中間ギア、およびこの中間ギアと噛み合う出力ギア等を有している。出力ギアは、バルブシャフト6と一体回転可能に連結している。
ここで、バルブシャフト6を回転駆動して複数のバタフライバルブ5を開閉動作させるモータは、ECUによって電子制御されるモータ駆動回路を介して、自動車等の車両に搭載された外部電源(バッテリ)に電気的に接続されている。
ECUは、クランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、回転角度検出装置、冷却水温センサおよびエアフロメータ等の各種センサからのセンサ出力信号が、A/D変換器によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力されるように構成されている。なお、このクランク角度センサ、アクセル開度センサ、スロットル開度センサ、回転角度検出装置、冷却水温センサおよびエアフロメータ等によって、エンジン運転状況(運転状態)を検出する運転状態検出手段が構成される。
具体的には、クランク角度センサの出力信号であるNEパルス信号に基づいてエンジン回転速度(エンジン回転数:NE)を算出し、このエンジン回転数(NE)に対応した目標開度を算出し、バルブ開度センサの出力信号である実バルブ開度と目標開度との偏差がなくなるようにモータへの供給電力をフィードバック制御している。
次に、本実施例のバルブボディ1を図1ないし図4に基づいて簡単に説明する。
本実施例のサージタンクの隔壁(バルブボディ1)には、弁孔4の周囲に、バタフライバルブ5の周縁部13、14に装着(固着)された弾性シール材16、17が密着して着座することが可能な半角環状のバルブシート2、3が一体的に形成されている。
バルブシート2、3は、弁孔4の開口周縁に設けられている。この弁孔4は、バルブシート2、3を吸気の流れ方向に貫通形成された流路孔である。
第1軸受部51の第2軸受孔53は、バルブシャフト6の第1突出軸部46の軸線方向に貫通形成されている。また、第2軸受部52の第2軸受孔54は、袋孔状に形成されている。
半円弧突起61、62は、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の端面と弁孔4の孔壁面との間に形成される半環状の隙間A、Bを閉鎖することができる。
半円弧突起61、62の円周方向の一端側には、第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びる平面(直線)状のガイド67、68が設けられている。
なお、半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64の第1、第2凹曲面の周方向の範囲(半円弧突起61、62の始まり部分から終わり部分までの角度)は、約180°に設定されている。また、ガイド67、68は、半円弧突起61、62の始まり部分または終わり部分、あるいは半円弧突起61、62の円周方向の両端から、第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びるように設けても良い。
次に、本実施例の可変吸気システム使用される吸気制御弁を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
このとき、バタフライバルブ5の結合部の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔の中心軸線とが一致する。つまり、バタフライバルブ5の結合部の中心軸線と、円筒ボス41、42の中心軸線と、バルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の中心軸線とが同一軸線上に並ぶ。
これにより、バルブシャフト6の嵌合部45が、圧入嵌合によって強固に所定の軸方向位置で支持固定されるため、バタフライバルブ5がバルブシャフト6に一体回転可能に連結される。
次に、本実施例の可変吸気システムの作用を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。
可変吸気システムに使用される吸気制御弁は、バタフライバルブ5の全閉時に吸気の洩れが生じると、吸気慣性効果が弱まって充分に充填効果を高めることができない。
そこで、吸気制御弁は、このようなバタフライバルブ5の全閉時に高いシール性が得られる構造となっている。
以上のように、本実施例の吸気制御弁のバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52の内面に、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の周囲を周方向に部分的に覆う半円弧状の半円弧突起61、62を設置し、且つ半円弧突起61、62における各周方向両端間に半円弧突起61、62の半径方向外側へ向かって開口した第1、第2挿入口65、66を設けている。
これによって、バタフライバルブ5の結合部の貫通孔26〜28および嵌合溝31〜33の中心軸線と、円筒ボス41、42の第1、第2貫通孔43、44の中心軸線と、第1、第2軸受部51、52の第1、第2軸受孔53、54の中心軸線とが一致した状態で、バタフライバルブ5をバルブボディ1の半円弧突起61、62の第1、第2曲面凹部63、64の第1、第2凹曲面上に保持することができる。これにより、バタフライバルブ5の結合部と円筒ボス41、42およびバルブボディ1の第1、第2軸受部51、52に対するバルブシャフト6の嵌挿作業(組付作業)が容易となり、部品点数や組付工数を軽減できるので、製品コストの低減を図ることができる。
この隙間は、バタフライバルブの全閉時にエアが洩れるエア洩れ通路となるので、バタフライバルブの全閉時におけるエア洩れが大きくなってしまうという問題がある。
これによって、バルブボディ1に設けられた半円弧突起61、62が、バタフライバルブ5の円筒ボス41、42の端面と、バルブボディ1に設けられた弁孔4の孔壁面との間に形成される半環状の隙間、つまりバタフライバルブ5の回転軸方向の両端側の隙間を閉鎖(シール)する(覆う)ことが可能となるため、バタフライバルブ5の全閉時におけるエア洩れ量を低減することが可能となる。
図6ないし図8は、本発明を適用した吸気制御弁を備えた可変吸気システム(実施例2)を示したものである。
ここで、実施例1と同じ符号は、同一の構成または機能を示すものであって、説明を省略する。
そして、貫通孔26〜28の一部には、バルブシャフト6の嵌合部45を圧入嵌合する圧入孔39が設けられている。これにより、バルブシャフト6がバタフライバルブ5を支持固定することが可能となる。
嵌合溝71〜74は、バルブシャフト6の嵌合部45を嵌合固定する軸方向凹溝である。これらの嵌合溝71〜74の一部は、バタフライバルブ5の表面18および裏面19から外部(板厚(肉厚)方向に一方側および他方側)へ向かって膨出したアーチ状の膨出部34〜36内にそれぞれ設けられている。
これらの円筒ボス41、42の外周面は、円筒面となっている。また、円筒ボス41、42の中心軸線上には、バルブシャフト6が嵌挿される断面矩形状の第1、第2貫通孔43、44が貫通形成されている。これらの第1、第2貫通孔43、44は、貫通孔26〜28および嵌合溝71〜74と同一軸線上に設けられている。
以上のように、本実施例の吸気制御弁においては、実施例1と同様な効果を奏する。
本実施例では、吸気制御弁の弁体であるバタフライバルブ5を駆動(開閉駆動)するアクチュエータを、モータおよび減速機構等を備えた電動アクチュエータによって構成しているが、吸気制御弁の弁体であるプレートバルブを駆動(開閉駆動)するアクチュエータを、電磁アクチュエータ(ソレノイドアクチュエータ)、あるいは電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータによって構成しても良い。
また、吸気制御弁の弁体(プレートバルブ)として、プレートバルブ、フラップバルブ、ロータリバルブ、ポペットバルブやスプールバルブ等を採用しても良い。
また、本発明を、内燃機関(エンジン)の吸気ポートの高さ方向(ピストンの摺動方向を上下方向とした場合は上下方向)の一方側に片寄った直進的な吸気の流れ(偏流)を発生させることで、エンジンの燃焼室内において縦方向の吸気渦流(旋回流、タンブル流)を発生させるタンブル制御弁を備えた吸気システムに適用しても良い。
また、吸気制御弁の弁体であるプレートバルブは、多連一体型のバルブに限定されず、内燃機関の吸気通路等の流体流路に設置されるバルブであれば、1個のバルブでも良い。
2 バルブシート
3 バルブシート
4 弁孔
5 バタフライバルブ
6 バルブシャフト
41 円筒ボス(第1ボス)
42 円筒ボス(第2ボス)
61 半円弧突起(第1突起)
62 半円弧突起(第2突起)
Claims (13)
- (a)内燃機関の気筒に連通する弁孔(4)が貫通形成された環状のシート(2、3)を有するボディ(1)と、
(b)前記シート(2、3)に接離して前記弁孔(4)を開閉するバルブ(5)と、
(c)このバルブ(5)を一体回転可能に連結すると共に、前記バルブ(5)の回転軸方向に延びるシャフト(6)と
を備えた吸気制御弁において、
前記バルブ(5)は、前記シャフト(6)の軸線方向に延びる結合部(26〜28、31〜38)、およびこの結合部(26〜28、31〜38)の回転軸方向の両端部に設けられる円筒状の第1、第2ボス(41、42)を有し、
前記シャフト(6)は、前記結合部(26〜28、31〜38)に嵌合して結合されて、前記第1、第2ボス(41、42)をその回転軸方向に貫通する嵌合部(49)、およびこの嵌合部(49)の軸線方向の両側で、且つ前記第1、第2ボス(41、42)の端面から前記バルブ(5)の外部へ突出するように設けられる第1、第2突出部(51、52)を有し、
前記ボディ(1)は、前記第1、第2突出部(51、52)をそれぞれ回転可能に収容する円筒状の第1、第2軸受部(53、54)、この第1、第2軸受部(53、54)の内面から前記ボディ(1)の内部へ突出するように設けられて、前記第1、第2ボス(41、42)をそれぞれ摺動可能に乗載する(乗せる)半円弧状の第1、第2突起(61、62)、およびこれらの第1、第2突起(61、62)における各周方向両端間に形成されて、前記第1、第2突起(61、62)の半径方向外側へ向かって開口した第1、第2挿入口(65、66)を有し、
前記第1、第2突起(61、62)は、前記第1、第2ボス(41、42)の周囲を周方向に部分的に覆うように設置されていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1に記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2突起(61、62)は、前記第1、第2ボス(41、42)の端面と前記弁孔(4)の孔壁面との間に形成される半環状の隙間(A、B)を閉鎖していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1または請求項2に記載の吸気制御弁において、
前記結合部は、前記シャフト(6)を前記バルブ(5)の回転軸方向の一端側から他端側へ向かって嵌挿することが可能な嵌合溝(31〜33)を有していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項3に記載の吸気制御弁において、
前記嵌合溝(31〜33)の一部には、前記シャフト(6)を圧入嵌合する圧入溝(37、38)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
前記結合部は、前記シャフト(6)を前記バルブ(5)の回転軸方向の一端側から他端側へ向かって嵌挿することが可能な貫通孔(26〜28)を有していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項5に記載の吸気制御弁において、
前記貫通孔(26〜28)の一部には、前記シャフト(6)を圧入嵌合する圧入孔(39)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2ボス(41、42)は、その中心軸線上に貫通形成されて、前記シャフト(6)が嵌挿される第1、第2貫通孔(43、44)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2軸受部(53、54)は、前記第1、第2突出部(51、52)を回転可能に収容する第1、第2軸受孔(55、56)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1ないし請求項8のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2挿入口(65、66)は、互いに同一方向へ向かって開放され、且つ半円弧状に開口形成されていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項9に記載の吸気制御弁において、
前記ボディ(1)は、前記第1、第2挿入口(65、66)から前記第1、第2突起(61、62)の中央部内面まで延びる半円弧状の第1、第2曲面凹部(63、64)をそれぞれ有していることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項10に記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2曲面凹部(63、64)の内面には、前記バルブ(5)の回転軸または中心軸線を中心とする所定の曲率半径を有する第1、第2凹曲面がそれぞれ形成されていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項11に記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2突起(61、62)の周方向の一端側には、前記第1、第2凹曲面の接線方向に真っ直ぐに延びる平面状のガイド(67、68)が設けられていることを特徴とする吸気制御弁。 - 請求項1ないし請求項12のうちのいずれか1つに記載の吸気制御弁において、
前記第1、第2突起(61、62)の外部から前記第1、第2挿入口(65、66)を通して前記第1、第2突起(61、62)の内面上に前記第1、第2ボス(41、42)をそれぞれ乗せる工程と、
前記第1軸受部(53、54)の外部から前記第1軸受部(53、54)、前記第1ボス(41、42)、前記結合部、前記第2ボス(41、42)、前記第2軸受部(53、54)の順に前記シャフト(6)を嵌挿して前記バルブ(5)と前記シャフト(6)とを一体回転可能に連結する工程と
を備えたことを特徴とする吸気制御弁の組付方法。
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