JP2015090049A - 挿入姿勢測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業を中断することなくリアルタイムに計測対象物の挿入姿勢を高精度に検知することができる挿入姿勢測定装置を提供する。
【解決手段】 軸中心に回転しながら被挿入体内へ挿入される円筒形の掘削ケーシング101の挿入姿勢を測定する挿入姿勢測定装置1である。挿入姿勢測定装置1は、掘削ケーシング101の表面に少なくとも3点で接触するように構成された接触部である円筒ローラ12と、前記円筒ローラ12を前記挿入体側に突出した状態に保持する本体部13と、前記本体部13と自在継手4により連結され前記接触ユニットを前記挿入体の表面に押圧配置するベース部2と、前記本体部13に設けられ、前記挿入体の挿入姿勢に追従する前記本体部の地軸に対する絶対角度を測定するセンサ部15とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、場所打杭用の掘削ケーシングや矢板など地盤に挿入される挿入体の挿入姿勢を測定するための挿入姿勢測定装置に関し、特に、挿入体が地面に対して所定の挿入角度を維持しているかを測定する挿入姿勢測定装置に関する。
各種の立坑の構築の1つとしてオールケーシング工法があり、この方法は、円形のケーシングを打設機で打ち込みながらクラブバケットでケーシング内の土砂を排土していく工程によって行なわれる。ケーシングは複数のものを上下に連結しながら所定の深さまで打設されるもので、最初に打設するケーシングの下端には掘削刃が形成されている。このケーシングの打設は打設機に備えた圧入機によって行なわれるもので、圧入機はケーシングを回転させながら地盤中に圧入する負荷を加えることで、ケーシングが地盤中に埋設される。
このような立坑の構築では、鉛直方向に立坑が形成されるようにケーシングを圧入していくことが重要である。このケーシングの鉛直姿勢の測定及び管理は、従来、下げ振り、水糸、トランシットを用いて計測し、管理されている。
また、掘削が鉛直方向に進んでいるかについて測定する技術については種々開示されており、たとえば、特許文献1(特開2002−38869号公報)には、ケーシングの内部の立坑芯上に位置検出センサを配置し、検出センサにより検出したケーシング又はケーシングの前記立坑芯上からの位置ずれを計測することでケーシングの傾きを計測、管理する技術が開示されている。
特許文献2(特開11−148290号公報)には、オーガスクリューの方向きの方向性を測定するために、オーガの先端と上部の支持アームにそれぞれ傾斜計と変調機を付し、傾斜計からの信号をケーブルで地上に伝達できるようにして掘削が鉛直方向に進んでいるかを検出する技術が開示されている。
さらに、特許文献3(特開平9−125854号公報)にも、スクリューシャフトの内面に傾斜角センサを付設し、オーガとオーガマシンの接続部にはスクリューシャフトの方位検知装置を設けて、両者の方位検出信号と傾斜角検出信号とに基づいてXY二方向におけるスクリューシャフトの傾斜角を測定すると共に、180度回転する都度、各々の方向における傾斜角検出信号同士の和を求め、和がゼロになるようにリーダーの角度を調整する技術が開示されている。
特開2002−38869号公報 特開平11−148290号公報 特開平9−125854号公報
しかし、上記特許文献に記載されているいずれの技術も、装置の構成上、計測のために作業を中断しなければならないという問題があった。そして、この作業の中断は、多数の管理情報が時々刻々と変化する掘削において、管理情報にリアルタイム性を持たせて一括管理することを困難にし、これらを統括管理し施工進捗を検討判断するために、相当の熟練を積んだ管理作業者を、掘削の作業者の他に必要としていた。
例えば、特許文献1に記載の技術は、下げ振りの原理を応用したものであり、ケーシングが傾斜した場合にはセンサが立坑芯上から移動することで、ケーシングの傾斜を検出することができる。しかし、ケーシング内にセンサを配置するため、土砂を排出するクラブジャケットとの併用が不可能で、測定時にはクラブジャケットを取り除き、センサを配置する必要があることから、測定時には作業を中断する必要があった。また、傾斜の向きを特定しにくく、精度が十分ではなかった。たとえば、ケーシングが横方向にシフトした場合と傾いた場合とを判別することが困難であった。
また、特許文献2及び特許文献3は、切削を行うオーガの先端に傾斜センサを取り付ける構成であるため、オーガの回転による振動等によって精度が悪くなるという問題があった。また、回転する掘削部材であるオーガに取り付けられた傾斜センサは、破損、故障しやすく、取り扱いが不便であるという問題もあった。
そこで、この発明の課題は、上記のような問題点を解決するため、作業を中断することなくリアルタイムに計測対象物の挿入姿勢を高精度に検知することができる挿入姿勢測定装置を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の挿入姿勢測定装置を提供する。
本発明は、被挿入体内へ挿入される挿入体の挿入姿勢を測定する挿入姿勢測定装置であって、
前記挿入体の表面に少なくとも平面を構成する3点で接触する接触部と、
前記接触部を前記挿入体側に突出した状態に保持し、前記接触部が前記挿入体の表面に接触したとき当該挿入体に対する傾きが一定となるように構成された本体部と、
前記本体部に設けられ、前記挿入体の挿入姿勢に追従する前記本体部の地軸に対する絶対角度を測定するセンサ部と、
を有することを特徴とする、挿入姿勢測定装置である。
また、前記接触部は、前記挿入体の移動方向に略直交する方向に伸びる回転軸周りに回転可能なローラで構成されていることが好ましい。
上記構成において、前記接触部は、前記挿入体に接触するボール部と、前記ボール部が回転可能に前記ボール部を被覆して支持する支持部とを備えるボールローラで構成することができる。
前記挿入体は円筒状に構成され、軸周りに回転しながら軸方向に直線運動することで、前記被挿入体に挿入されるものであり、
前記接触部は、前記挿入体の軸方向に延び互いに平行に配置された2つの円筒ローラで構成することができる。
前記被挿入体は掘削される地面であり、前記挿入体は地中を掘削する掘削ケーシングである。
前記センサ部は、少なくとも地面に平行な面に沿った2軸方向ごとの傾きを角度情報として出力し、
前記角度情報の時系列的な変位に基づいて、前記掘削ケーシングの2軸方向ごとの姿勢を検知する検知部を有することができる。
また、前記検知部は、前記掘削ケーシングを挿入するケーシング挿入装置から出力される前記掘削ケーシングの深度情報と掘削ケーシング挿入に要する力の情報に基づいて、所定深度における前記掘削ケーシング挿入時の摩擦力を演算し、前記演算された掘削ケーシングの2軸方向ごとの姿勢情報と関連づけて出力することができる。
本発明によれば、挿入体の表面に接触部が接触したときに、当該挿入体に対する傾きが一定となるように構成されており、接触部によって、挿入体の傾斜及び平行移動などの挿入姿勢に追従して倣い機構の原理により本体部の傾き及び位置が変化する。接触部としては、例えば、3点以上で挿入体の表面に接触すれば、本体部の傾きを一定とすることができる。また、挿入体の挿入姿勢に追従した本体部の方向の変化を許容するため、配置補助部と本体部とは自在継手などにより連結されていることが好ましい。この挿入体の挿入姿勢に追従した本体部の傾きは、センサ部によって地軸に対する絶対角度として出力され、検知部により、挿入体の挿入姿勢の情報に変換される。したがって、挿入体の挿入動作を継続しながら挿入姿勢の測定を行うことができ、挿入作業の中断を行う必要がないことから、作業の迅速及びリアルタイムの挿入姿勢を測定でき、高精度に検知することが可能である。
また、接触部が挿入体の移動に追従して回動可能に配置されたローラで構成されることにより、挿入体の表面の状態に応じて高い精度で本体部の傾斜として追従することができ、高精度の姿勢状態の検出を可能とする。挿入体の移動は、用いられる挿入体の種類によってことなるが、例えば、挿入体の軸を中心とした回転又は振動等が例示できる。また、接触部を円筒ローラにすることで、簡単な構成で姿勢状態の検出を高精度とすることができる。
第1及び第2接触部により少なくとも平面を構成する3点で挿入体に接触するように構成すれば、本体部と挿入体との位置関係をしっかりと維持することができ、挿入体の姿勢に応じて高精度に本体部の位置に反映することができる。
図1は本発明の一実施の形態にかかるケーシング姿勢計測装置を立坑掘削装置に用いた場合の全体構成を示す概略図である。 本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す側面図である。 図2のケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す平面図である。 図2のケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。 図2のケーシング姿勢測定装置のキャスター部の構成を示す拡大図である。 掘削ケーシングがX軸方向に傾いた状態における測定部の向きの変化を示す模式図である。 掘削ケーシングがY方向に傾いた状態における測定部の向きの変化を示す模式図である。 掘削ケーシングがY方向に横ずれした状態における測定部の向きの変化を示す模式図である。 本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置を用いた掘削管理装置の機能ブロック図である。 計測された掘削ケーシングの姿勢に関する情報が表示されたモニタ表示画面の一例である。 本発明の第2実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。 本発明の第3実施形態にかかるドリル姿勢測定装置の概略構成を示す模式図である。 図12の部分Aの拡大図である。 図12のドリル姿勢測定装置の本体部の組立て分解図である。 本発明の第4実施形態にかかるシートパイル用姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。 図15のシートパイル用姿勢測定装置の本体部とシートパイルの接触状態を模式的に示す平面図である。 図15のシートパイル用姿勢測定装置の本体部とシートパイルの接触状態を模式的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る挿入姿勢測定装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の挿入姿勢測定装置の実施の形態にかかるケーシング姿勢計測装置を立坑掘削装置に用いた場合の全体構成を示す概略図である。
立坑掘削装置100は、オールケーシング工法により地面Gを掘削するための装置である。オールケーシング工法は、掘削ケーシング101を、揺動又は旋回させながら地面に挿入するための圧入機102にて押し込み、ハンマーグラブ103により掘削ケーシング101内の土砂104を排土して掘削する工法である。ハンマークラブ103は、クレーン105からワイヤー106によって吊り下げられており、掘削ケーシング101内に挿入されてケーシング101の底近傍に位置する土砂をケーシング101外へ取り除く。
計測対象である掘削ケーシング100は圧入機102によって回転しながら軸方向へ移動して、地面G中に圧入される円筒形の鋼管材またはコンクリート材を用いたもので、最初に圧入される第1ケーシング101aには図1に示すように下端に掘削刃101tを形成している。そして、この第1ケーシング101aに円筒状の第2ケーシング101bを順に連結して圧入していくことにより、図1に示すようにケーシング101a及び複数の第2ケーシング101bによって立坑が構築される。なお、圧入機102による第1ケーシング101a及び第2ケーシング101bの圧入は、これらの第1ケーシング101a及び第2ケーシング101bの圧入及び回転によって行なわれる。
上述のように、第1ケーシング101aの下端には、掘削刃101tが形成されており、圧入機102による掘削ケーシング101の回転駆動による掘削刃101tによる地盤切削によって行なわれる。一方、地盤中の転石等によって第1ケーシング101aの進行方向が妨げられ、傾斜するような場合がある。このような状況では、第1ケーシング101a及びこれに連なる第2ケーシング101bの列は同様に傾斜するようになり、立坑の鉛直度が保てなくなる。
このような第1ケーシング101a及び第2ケーシング101bの掘進方向の修正は、これらの掘削ケーシング101がどのような姿勢で掘進しているかを知ることが必要である。そこで、本発明では、第1ケーシング101a及び第2ケーシング101bの立坑芯のずれを検出しながら掘進方向を変更できるようにするため、ケーシング姿勢測定装置1を設け、掘削ケーシング101の姿勢を検知しながら掘削を行う。
図2は、本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す側面図である。図3は図2のケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す平面図である。図4は、図2のケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置1は、図2に示すように、圧入機102の上面に配置され、後述する2本の円筒ローラ12を掘削ケーシング101に押圧するように配置される。
ケーシング姿勢測定装置1の構成を説明する前に、まず、3次元座標軸について定義する。本実施形態において、鉛直方向をZ軸とし、掘削ケーシング101の中心に向かう方向をX軸とする。すなわち、水平面がXY平面となる。以下、この座標軸に基づいて説明を進める。
ケーシング姿勢測定装置1は、圧入機102の上面に固定される本発明の配置補助部の一例としてのベース部2と掘削ケーシング101に押圧される測定部3とが、3軸方向に揺動可能な自在継手4により連結された構成である。
ベース部2は、圧入機102の上面に固定される台部5と、台部5に対する取り付け位置が変更可能に構成されているシャフト支持部6と、シャフト支持部によって、略水平に保持されたシャフト7とを備える。台部5は、X軸方向に細長い板状の部材であり、図示しないナットあるいは溶接などの手段により、圧入機102の上面に固定されており、シャフト支持部6に設けられたホイール8と係合して、シャフト支持部6をそのX軸方向にスライド可能に構成されている。
シャフト支持部6は、上端に設けられたX軸方向に延びる貫通孔内にシャフト7がその軸方向にスライド可能に挿通されている。また、シャフト支持部6は、シャフト7をX軸中心に回転可能に支持し、掘削ケーシング101の傾斜に追従して適宜回転する。
また、後述するようにシャフト7には、スプリング9が外挿されており、シャフト支持部6及びシャフト7のスプリング受部10、11とで挟まれてシャフト7を伸長側(X軸側、図2において左側)に押し出すように付勢する。なお、シャフト7の後端には、ストッパ7aが設けられており、シャフト7がシャフト支持部6から脱落することを防止する。
シャフト7の先端には、自在継手4が設けられており、測定部3と連結する。自在継手4は、XYZいずれの軸の周りにも捻り旋回が可能に構成されており、例えば、ボール軸受やユニバーサルジョイントなどを好適に使用することができる。
測定部3は、本発明の接触部の一例としての円筒ローラ12と、円筒ローラを支持する本発明の本体部の一例としてのフレーム本体部13と、キャスター部14と、センサ部15とを備える。上記のように、測定部3は、ベース部2の構成により、掘削ケーシング101に対して離接する向きにのみ移動可能であり、自在継手4によって、掘削ケーシング101に対向する向きが、掘削ケーシング101の姿勢に応じて変更可能になっている。
円筒ローラ12は、図3及び図4に示すように、Z軸方向に伸びる回転軸16を有し互いに平行に配置された2本のローラである。上述のように、円筒ローラ12は、その回転軸が、Z軸中心に回転しながらZ軸方向に地面に挿入される掘削ケーシング101の移動方向に略直行するように配置される。このように円筒ローラ12を配置することで、掘削ケーシング101の移動に円筒ローラ12が追従し、測定部3に余計な振動などが及ぶことが防止される。
円筒ローラ12の表面材質は、例えば、合成樹脂、金属、ゴムなど、矢印90に示す掘削ケーシング101の回転駆動に対して追従して回動可能な程度に滑りにくい素材を使用することが好ましい。
また、円筒ローラ12の大きさは、本実施形態において、高さ寸法が約40cm、直径が8cm程度に構成されているが、これに限定されるものではなく、掘削ケーシング101の回転駆動に追従して回転可能に構成されていればそのサイズは特に限定されない。また、2つの円筒ローラ12の間隔は、掘削ケーシングの立ち姿勢に追従できる程度の間隔をあけて構成することが好ましく、用いられる掘削ケーシング101の寸法に応じて適宜設計することができる。本実施形態では、概ね50cmに構成されている。
フレーム本体部13は、略矩形に構成されており、Y軸方向両端に円筒ローラ12を支持するローラ支持部17が設けられている。ローラ支持部17は、フレーム本体部13に対し円筒ローラ12をケーシング側に突出するように構成されており、これにより、円筒形に構成された掘削ケーシング101の表面に2つの円筒ローラ12が全高にわたって均一に接触し、フレーム本体部13の位置及び向きを掘削ケーシング101の姿勢に追従させることができる。
フレーム本体部13の略中央部分には、上記の自在継手4が設けられており、ベース部2と連結される。上記の通り自在継手は、3軸方向に旋回が可能に構成されており、シャフト7に対する角度が任意に変更される。
キャスター部14は、図5に示すように、円筒ローラ12の上方に設けられた車輪がボール状に構成されたローラである。なお、図3及び図4においては、円筒ローラ12の構成を明確に示すため、キャスター部14の記載を省略している。キャスター部14の回転軸14aは、掘削ケーシング101との接触点における接線方向となるようにその取付部14bの先端が屈折するように構成されており、掘削ケーシング101とキャスター部14とのZ軸方向の相対的な移動に伴い回転駆動する。キャスター部14は、測定部3を掘削ケーシング101に押圧接触させるときの引っかかりを軽減するための部材であり、後述する掘削ケーシング101の姿勢測定時に用いられるものではない。
センサ部15は、測定部3のフレーム本体部13に設けられており、フレーム本体部13の地軸に対する角度を測定する。本実施形態において、センサ部15は、XYZ軸方向の角度をそれぞれ測定することができる。なお、センサ部15は測定に必要な方向の傾斜角度が測定できれば十分である。
上記の通り、測定部3は、ベース部2のシャフト7に設けられたスプリング9により、掘削ケーシング101の外表面に押圧するように付勢された状態に配置されているため、円筒ローラ12が全高にわたって接触することにより、掘削ケーシング101との相対位置及び向きが一律に決定され、掘削ケーシング101に姿勢に応じて倣い機構の原理によりその向きが追従する。なお、基準姿勢において、測定部3は、シャフト7が掘削ケーシング101の半径の延長上に位置し、角度が掘削ケーシング101の接線方向となるように配置されることが好ましい。
図6は、掘削ケーシングがX軸方向に傾いた状態における測定部3の向きを示す模式図である。図6に破線で示した基準姿勢に対して、矢印90に示すように、掘削ケーシング101がX軸周りに傾斜すると、掘削ケーシング101の姿勢に追従して測定部3もX軸方向に傾斜し、測定部3に設けられているセンサ部15により、測定部の地軸に対するX軸方向の傾斜角度が測定される。
また、同様に掘削ケーシングがY軸方向に傾いた場合は、図7に示すように、矢印91に示す傾斜方向と同様に測定部3もY軸方向に傾斜し、測定部3に設けられているセンサ部15により、測定部の地軸に対するY軸方向の傾斜角度が測定される。
さらに図8に示すように、掘削ケーシング101が矢印92に示すY軸方向に横ずれした場合は、自在継手4を中心として測定部3がZ軸中心に旋回するように移動する。このため、センサ部15により測定部3の地軸に対するZ軸方向の傾斜角度が測定される。ただし、実際の動作において掘削ケーシング101がZ軸に平行な状態を維持したままX軸方向又はY軸方向に平行移動することはほとんど想定されないため、センサ部15としての測定は、X軸及びY軸方向のみをそれぞれ計測できればケーシング姿勢測定装置1に求められる性能としては必要十分である。
本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置1は、掘削ケーシングと測定部3との相対位置が掘削ケーシング101の姿勢に応じて一律に決定されるように、円筒ローラが掘削ケーシング101の外表面に接触する。また、上記の通り、センサ部15により測定部3の傾斜を測定することで、掘削ケーシングの掘削作業時にリアルタイムで、センサ部15からX軸及びY軸方向の測定部3の傾きに関する情報が独立して出力される。
したがって、本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置1によれば、これらの掘削ケーシング101の姿勢に関するリアルタイムな情報を入手することができるため、掘削作業において圧入機102を操作する場合にこれらの情報をフィードバックすることができ、掘削工程の精度向上と作業合理化を実現することができる。
図9は、本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置を用いた立坑掘削装置100に用いられる掘削管理装置の機能ブロック図である。図9に示すように、立坑掘削装置100には、掘削センサ107を備えており、モーター圧、回転トルク、掘削深度などの掘削情報を測定し出力することができる。
図10は、計測された掘削ケーシングの姿勢に関する情報が表示されたモニタ表示画面の一例である。掘削センサ107から出力された掘削情報は、掘削管理装置50内の掘削状況測定部52に送信される。モニタ54では、これらの所定深度におけるケーシング挿入時の情報とケーシングの傾斜に関する情報63とが同時に表示されて管理されている。この掘削管理装置50は、例えば、現場柱状図から事前に想定される地盤条件を事前に入力して記憶しておき、これらの掘削情報に基づいて想定地盤に対する根入れ状況の確認や、互層掘削時の掘削条件の確認、掘削効率をリアルタイムにモニタリングすることができる。
また、本実施形態にかかるケーシング姿勢計測装置から出力されるX軸及びY軸ごとの掘削ケーシング101の姿勢に関する情報は、掘削管理装置50の姿勢判断部53に有線あるいは無線により送信され、掘削ケーシング101の現状における姿勢をリアルタイムで検出しモニタ54に表示する。
掘削状況測定部52及び姿勢判断部53による検出結果は、モニタ54に表示され、モニタ54に地盤掘削時の状況に関する情報及び掘削ケーシング101の姿勢に関する情報を入手することができる。掘削機操作者は、この情報を利用して、圧入機操作部51を操作して掘削の修正作業を効率的に行うことができる。したがって、圧入機操作を行う掘削機操作者単独でケーシング姿勢の補正操作を実現可能であり、ケーシングの鉛直精度管理を実現することができる。
ケーシング姿勢に関する情報は、X軸及びY軸方向に掘削ケーシング101がどのように傾斜しているかの情報を示しており、座標60中のポインタ61の位置によって、掘削ケーシングの傾斜方向と程度を示している。掘削機操作者は、このポインタ61が鉛直精度管理円62内に入るように、圧入機102の操作を行うことで、掘削ケーシングの姿勢制御、例えば、鉛直精度の管理を行うことができる。なお、鉛直精度管理円62の大きさは、許容される鉛直度の精度に応じて適宜設定することができ、小さくすることで厳密な管理を行なうことができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置について説明する。図11は、本発明の第2実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置21は、測定部のローラの構成を除き、第1実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置1と共通する。以下の説明では、相違点を中心として説明を進める。
図11に示すように、本実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置21の測定部22は、本発明の接触部の一例としての第1及び第2ローラ23,24と、これらのローラを支持する本発明の本体部の一例としてのフレーム本体部25と、センサ部26とを備える。第1実施形態と同様に、測定部22は、ベース部の構成により、掘削ケーシング101に対して離接する向きにのみ移動可能であり、自在継手4によって、掘削ケーシング101に対向する向きが、掘削ケーシング101の姿勢に応じて変更可能になっている。
第1ローラ23は、フレーム本体部25の上方両端の2箇所に設けられ、第2ローラ24は、フレーム本体部25の中央下端1箇所に設けられている。なお、この場合、掘削ケーシングの曲面の曲率に合わせて、ローラ支持部27の突出幅を調整可能に構成することが好ましい。
第1及び第2ローラ23,24は、図11に示すように、Z軸方向に伸びる回転軸28を有する。円筒ローラ12の表面材質は、例えば、合成樹脂、金属、ゴムなど、掘削ケーシング101の回転駆動に対して追従して回動可能な程度に滑りにくい素材を使用することが好ましい。本実施形態において、第1及び第2ローラ23,24は、高さ寸法が約5cm、直径が8cm程度に構成されているが、これに限定されるものではなく、後述の通り、掘削ケーシング101の回転駆動に追従して回転可能に構成されていればそのサイズは特に限定されない。また、2つの第1ローラ23の間隔は、掘削ケーシングの姿勢に追従できるように所定の間隔をあけて構成することが好ましく、用いられる掘削ケーシングの曲率半径に応じて適宜設計することができる。本実施形態では、概ね50cmに構成されている。
フレーム本体部25の略中央部分には、上記の自在継手4が設けられており、ベース部2と連結される。上記の通り自在継手は、3軸方向に旋回が可能に構成されており、シャフト7に対する角度が任意に変更される。
上記の構成の測定部22によっても、倣い機構として測定部3のフレーム本体部との位置関係が一律に決定できるため、掘削ケーシング101の姿勢の変化を測定部の向きの変化とすることができ、この向きの変化をセンサ部26によりX軸及びY軸方向の傾きの情報として出力することができる。
したがって、これらの掘削ケーシング101の姿勢に関するリアルタイムな情報を入手することができるため、掘削作業において圧入機102を操作する場合にこれらの情報をフィードバックすることができ、掘削工程の精度向上と作業合理化を実現することができる。
(第3実施形態)
次に本発明の挿入姿勢測定装置の第3実施形態にかかるドリル姿勢測定装置について説明する。図12は、本発明の第3実施形態にかかるドリル姿勢測定装置の概略構成を示す模式図である。
ドリル姿勢測定装置31は、地面に縦孔を掘削するために用いられるパイルドライバ掘削機55に取り付けて使用されるものであり、パイルドライバ掘削機55のドリル56の掘削姿勢を計測する。パイルドライバ掘削機55は、略鉛直方向に配置されたガイド58に沿ってスライド可能に設けられているモーター部57にドリル56が取り付けられており、モーター部57によりドリル56を回転駆動させつつ、掘削深度に応じてモーター部57をガイド58に沿って移動させ、所望の深度の縦穴を掘削する装置である。
この掘削動作において、地盤の一部が硬質であったりした場合など、当該ドリルの姿勢が所望の角度(通常、鉛直であることが多い)から傾斜する問題が発生することから、本実施形態にかかるドリル姿勢測定装置31によりドリル56の傾斜角度を測定する。
ドリル姿勢測定装置31は、図12及び図13に示すように、ドリル56の周囲に装着される本体部32と、モーター部57から本体部32を吊り下げ支持する支持脚33とを備える。支持部33は、モーター部57の一端から垂下するように設けられた棒状部材である。支持部33の上端に位置するモーター部57との接続部分33aは回動可能に構成されており、後述するドリル56の傾斜に応じた本体部32の追従に応じて移動することができるようになっている。
本体部32は、図14に示すように、2分割されたフレーム部34a,34bがドリル56の外周面を挟むように装着される。2つのフレーム部34a,34bは、後述するローラ36a,36bがドリル56の外周面を押圧するようにビス34cで
フレーム部34bにはセンサ部35が設けられており、本体部32の地軸に対する角度を測定する。本実施形態においては、センサ部35は3軸方向の角度をそれぞれ測定することができる。
フレーム部34a,34bの内面側にはドリル56の外周面と接触するローラ36a,36bがそれぞれ2つずつ設けられており、取り付けられているドリル56の矢印93に示す回転を許容する。
本体部32は、ドリル56の外周面に押圧するように付勢された状態に配置されているため、円筒ローラ36a,36bが全高にわたって接触することにより、ドリル56との相対位置及び向きが一律に決定され、ドリル56に姿勢に応じて倣い機構の原理によりその向きが追従する。
ドリル56と本体部32との位置関係が一律に決定できるため、ドリル56の姿勢の変化を測定部の向きの変化とすることができ、この向きの変化をセンサ部35により本体部32の傾きの情報として出力することができる。
したがって、これらのドリル56の姿勢に関するリアルタイムな情報を入手することができるため、掘削作業において掘削機を操作する場合にこれらの情報をフィードバックすることができ、掘削工程の精度向上と作業合理化を実現することができる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態にかかるシートパイルの姿勢測定装置について説明する。図15は、本発明の第4実施形態にかかるシートパイル用姿勢測定装置の概略構成を示す正面図である。図16は、図15のシートパイル用姿勢測定装置の本体部とシートパイルの接触状態を模式的に示す平面図である。図17は、図15のシートパイル用姿勢測定装置の本体部とシートパイルの接触状態を模式的に示す側面図である。図本実施形態にかかるシートパイル用姿勢測定装置41は、シートパイル面に対して一定の傾きとなるように構成される本体部の構成を除き、第1実施形態にかかるケーシング姿勢測定装置1と共通する。以下の説明では、相違点を中心として説明を進める。
図15に示すように、本実施形態にかかるシートパイル用姿勢測定装置41の測定部42は、本発明の接触部の一例としての左右一対のローラ43,44と、これらのローラを支持する本発明の本体部の一例としてのフレーム本体部45と、センサ部46とを備える。第1実施形態と同様に、測定部42は、ベース部の構成により、シートパイル110に対して離接する向きにのみ移動可能であり、自在継手4によって、シートパイル110に対向する向きが、シートパイル110の姿勢に応じて変更可能となっている。
左右のローラ43,44は、フレーム本体部45の上方両端の2箇所及び下端両端の箇所に設けられている。これらの4つのローラ43,44は、シートパイル110のリブ110aの左右側面111に接触するように構成されている。フレーム本体部45の幅寸法は、シートパイル110のリブ110aの幅に応じたものを用いることが好ましく、また、シートパイルのリブ側面111に接触するように、左右両端に設けられたローラ支持部47が屈曲した状態に構成されていることが好ましい。
左右の2ローラ43,44は、図15に示すように、水平方向に伸びる回転軸48を有する。本実施形態において、ローラ43,44は、軸方向寸法が約8cm、直径が5cm程度に構成されているが、これに限定されるものではなく、後述の通り、シートパイル110の挿入方向への移動に追従して回転可能に構成されていればそのサイズは特に限定されない。
フレーム本体部45の略中央部分には、上記の自在継手4が設けられており、ベース部2と連結される。上記の通り自在継手は、3軸方向に旋回が可能に構成されており、シャフト7に対する角度が任意に変更される。
上記の構成においても、倣い機構として測定部3のフレーム本体部45との位置関係が一律に決定できるため、シートパイル110の姿勢の変化を測定部の向きの変化とすることができ、この向きの変化をセンサ部46によりX軸及びY軸方向の傾きの情報として出力することができる。
したがって、これらのシートパイル110の姿勢に関するリアルタイムな情報を入手することができるため、シートパイルの挿入作業においてこれらの情報をフィードバックすることができ、挿入角度工程の精度向上と作業合理化を実現することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる挿入姿勢測定装置によれば、倣い機構の原理により、掘削ケーシング101の姿勢を測定機の傾きの情報としてとらえ、これをセンサ部により検知することで、掘削ケーシング101の姿勢をリアルタイムに検出することができる。よって、掘削工程において、作業を中断することなく掘削ケーシングの鉛直度管理等に好適に用いることができ、圧入機操作者単独でケーシング姿勢の補正を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。上記実施形態1及び2では、断面が円形であり軸方向に回転しながら軸方向に直線的に挿入される掘削ケーシングの鉛直管理に挿入姿勢測定装置を用いたが、掘削ケーシングのほかに、断面が円筒形の既成杭を地盤に圧入するような既成杭打設挿入時の挿入姿勢測定、矢板やシートパイルを圧入するような場合にも挿入姿勢を計測することが可能である。
また、さらに、軸中心に回転しながら地盤以外の被挿入体内へ挿入される円筒形の挿入体の挿入姿勢を測定する場合に広く用いることも可能である。
また、例えば、測定部の構成については、掘削ケーシングに接触するローラは、倣い機構として測定部3のフレーム本体部との位置関係が一律に決定できるように少なくとも平面を構成する3点で接触すれば十分であり、必ずしもローラである必要はなく、掘削ケーシングに接触し、掘削ケーシングの移動に対して滑動する他の部材で構成されていてもよい。
1,21 ケーシング姿勢測定装置
2 ベース部
3 測定部
4 自在継手
5 台部
6 シャフト支持部
7 シャフト
8 ホイール
9 スプリング
10、11 スプリング受部
12 円筒ローラ
13,25 フレーム本体部
14 キャスター部
15,26 センサ部
16 回転軸
17,27 ローラ支持部
23 第1ローラ
24 第2ローラ
31 ドリル姿勢測定装置
32 本体部
33 支持部
34a,34b フレーム部
35,46 センサ部
36a,36b ローラ
41 シートパイル用姿勢測定装置
42 測定部
43,44 ローラ
45 フレーム本体部
47 ローラ支持部
50 掘削管理装置
51 圧入機操作部
52 掘削状況測定部
53 姿勢判断部
54 モニタ
55 パイルドライバ掘削機
56 ドリル
57 モーター部
58 ガイド
60 座標
61 ポインタ
62 鉛直精度管理円
100 立坑掘削装置
101 掘削ケーシング
102 圧入機
103 ハンマーグラブ
105 クレーン
110 シートパイル
111 シートパイルリブ側面

Claims (7)

  1. 被挿入体内へ挿入される挿入体の挿入姿勢を測定する挿入姿勢測定装置であって、
    前記挿入体の表面に少なくとも平面を構成する3点で接触する接触部と、
    前記接触部を前記挿入体側に突出した状態に保持し、前記接触部が前記挿入体の表面に接触したとき当該挿入体に対する傾きが一定となるように構成された本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記挿入体の挿入姿勢に追従する前記本体部の地軸に対する絶対角度を測定するセンサ部と、
    を有することを特徴とする、挿入姿勢測定装置。
  2. 前記接触部は、前記挿入体の移動方向に略直交する方向に伸びる回転軸周りに回転可能なローラで構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の挿入姿勢測定装置。
  3. 前記接触部は、前記挿入体に接触するボール部と、前記ボール部が回転可能に前記ボール部を被覆して支持する支持部とを備えるボールローラで構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の挿入姿勢測定装置。
  4. 前記挿入体は円筒状に構成され、軸周りに回転しながら軸方向に直線運動することで、前記被挿入体に挿入されるものであり、
    前記接触部は、前記挿入体の軸方向に延び互いに平行に配置された2つの円筒ローラで構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の挿入姿勢測定装置。
  5. 前記被挿入体は掘削される地面であり、前記挿入体は地中を掘削する掘削ケーシングであることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の挿入姿勢測定装置。
  6. 前記センサ部は、少なくとも地面に平行な面に沿った2軸方向ごとの傾きを角度情報として出力し、
    前記角度情報の時系列的な変位に基づいて、前記掘削ケーシングの2軸方向ごとの姿勢を検知する検知部を有することを特徴とする、請求項5に記載の挿入姿勢測定装置。
  7. 前記検知部は、前記掘削ケーシングを挿入するケーシング挿入装置から出力される前記掘削ケーシングの深度情報と掘削ケーシング挿入に要する力の情報に基づいて、所定深度における前記掘削ケーシング挿入時の情報を、前記演算された掘削ケーシングの2軸方向ごとの姿勢情報と関連づけて出力することを特徴とする、請求項6に記載の挿入姿勢測定装置。
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