JP2015088772A - 光レベル制御装置及び光受信装置 - Google Patents
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Abstract
Description
Ethernet Passive Optical Network、Ethernetは、富士ゼロックス株式会社の登録商標
)システムが使用されている。
からの1本の光ファイバを光カプラにより分岐させることにより、複数のユーザ宅に設置された複数のONU(Optical Network Unit)で共有するシステムである。
幅器を設けることが考えられている。
ィードバック制御することが考えられる。
入力ポートと、
出力ポートと、
前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力する第1状態と前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力しない第2状態とを取り得る光デバイスと、
前記入力ポートに入力された光の強度を検出する検出器と、
前記検出器による光の強度の検出結果に基づき、前記入力ポートへの光バースト信号の入力を検知し、入力を検知した光バースト信号の先頭から当該光バースト信号のレーザON時間以下の第1時間が経過するまでの部分を除去した光バースト信号が前記出力ポートから出力されるように前記光デバイスを制御する制御部と、
を備える。
入力ポートと、
光バースト信号を電気信号に変換するための受信系と
前記入力ポートに入力された光を前記受信系に供給する第1状態と前記入力ポートに入力された光を前記受信系に供給しない第2状態とを取り得る光デバイスと、
前記入力ポートに入力された光の強度を検出する検出器と、
前記検出器による光の強度の検出結果に基づき、前記入力ポートへの光バースト信号の入力を検知し、入力を検知した光バースト信号の先頭から当該光バースト信号のレーザON時間以下の第1時間が経過するまでの部分を除去した光バースト信号が前記受信系に供給されるように前記光デバイスを制御する制御部と、
を備える。
図1に、第1実施形態に係る光レベル制御装置10のハードウェア構成を示す。
増幅されて伝送される光通信システムの構成要素として使用される装置である。図1に示してあるように、光レベル制御装置10は、入力ポート11、光カプラ12、遅延線13、SOA(Semiconductor Optical Amplifier:半導体光増幅器)14及び出力ポート1
5を備える。また、光レベル制御装置10は、光カプラ12、光フィルタ16、PD(Photo Diode)17、設定用ポート18及び制御部20も備える。
表記する)35を追加したシステムである。
続する光ファイバ)と共に、光通信システムに組み込まれる。また、光レベル制御装置10は、例えば、図5Bに示したように、FA35と、下り信号をFA35′に供給すると共にFA35からの光信号をOLT40側に供給するためのWDMカプラ38との間(図4参照)に挿入する形で光通信システムに組み込まれる。尚、光レベル制御装置10が図5Aに示した形で光通信システムに組み込まれるのは、通常、前段側(ONU30側)に光カプラ33が存在する場合(図2C参照)や、前段側に存在しているFA35との間の距離が長い場合である。
タル変換回路(“ADC”)22、RAM(Random Access Memory)23及びフラッシュROM(図1では、ROM:Randum Access Memory)24を、備える。また、制御部20
は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)25、CPU(Central Processing Unit)26、インタフェース回路(I/F)27及びドライバ回路28も、
備える。
的に制御するユニットである。
プS104;YES)には、SOA14の駆動を停止する(ステップS105)。ここで、『SOA14の駆動を停止する』とは、『駆動電流を出力しないように(0mAの駆動電流を出力するように)ドライバ回路28を制御する』ということである。尚、図7に示してあるように、SOA14は、駆動電流を0mAとすれば、“入力された光を、60dB以上、減衰させる状態”で動作する。従って、ステップS105の処理が行われると、SOA14の状態が、“入力された光を、60dB以上、減衰させる状態”、換言すれば、“入力された光を出力しない状態”に遷移することになる。
に入力された場合、光レベル制御装置10の出力ポート15からは、図9の(b)に示した形状の光バースト信号S4が出力される。
以下、第2実施形態に係る光レベル制御装置の構成及び動作を、第1実施形態に係る光レベル制御装置10と異なる部分を中心に説明する。
40との接続形態を示す。また、図13A及び図13Bに、第2実施形態に係る光レベル制御装置102を用いて構築される光通信システムの構成例を示す。尚、図13A及び図
13Bに示した光通信システムの構成例は、図2A〜図2Cに示した光通信システムの構成例と同様に、下り信号用の構成(FA35′、WDMカプラ38)の図示を省略したものである。
のレーザON時間が異なる場合がある光通信システムの構成要素として使用することを想定して開発した装置である。尚、光レベル制御装置102は、図13A及び図13Bに示
したような形で使用する(図2Aに示したような形では使用しない)ことを想定して開発した装置ともなっている。
送信する光バースト信号のレーザON時間が異なることを許容するシステム(例えば、10G−EPON(10Gbit/s Ethernet-based PON)システム)用のOLTである。ただし
、光レベル制御装置102を用いて光通信システムを構築する際には、そのようなOLT
に、以下の情報をI/F29を介して各光レベル制御装置102に通知する情報通知機能
を付与した装置が、OLT40として使用される。
_ID(Logical Link Identifier);以下、ONU_IDと表記する)
・ONU_IDと、光バースト信号の送信タイミング(送信開始時刻)や送信量を指定する情報とを含む送信タイミング情報(GATEフレームにてOLT40が各ONU30に通知する情報に相当する情報)
・入力パワーオーバーが発生したこと
・受信信号エラーが発生したこと
ル制御装置102の上段側に位置しているONU30に関する情報のみを送信するもので
あっても良い。ただし、以下では、情報通知機能が、全ての光レベル制御装置102に同
じ情報を送信する機能であるとして、光レベル制御装置102の動作を説明することにす
る。
ース回路(I/F)29に置換し、フラッシュROM24にプログラム19とは異なる内容のプログラム192を記憶させたASICである。
U26が行う処理と同様に、入力ポート11に入力された光バースト信号の先頭から除去時間Te分の部分が除去されるように、SOA14を制御する処理である。
すなわち、除去時間Teと調整済フラグ("Flag")とをOLU_IDに対応付けて記憶した除去時間管理テーブルを保持している状態で動作する。
OM25上に、空の除去時間管理テーブルを用意する。そして、CPU26は、新たなO
NU30を見い出したOLT40が、当該ONU30のOLU_IDを通知してきた場合には、除去時間管理テーブルに、当該OLU_IDと除去時間Teの初期値と調整済フラグの初期値を設定したレコードを追加する。尚、この際、CPU26が除去時間管理テーブルに追加するレコードは、Teの初期値として、レーザON時間の最大値(512ns)に近い値(例えば500ns)を設定し、調整済フラグの初期値として、“0”を設定したレコードである。
ップS201;YES)、CPU26は、ステップS202にて以下の処理を行う。
調整する処理である。
置102の機能をさらに具体的に説明する。尚、以下の説明では、図13Aの上段側、下
段側に示してある光レベル制御装置102のことを、それぞれ、上段光レベル制御装置1
02、下段光レベル制御装置102と表記する。また、除去時間管理テーブル(図14)上のONU30a、ONU30bに関する除去時間Teのことを、それぞれ、Te[a]、Te[b]と表記する。さらに、Te[a]、Te[b]の初期値は、いずれも、500nsであるものとし、ONU30a、ONU30bのレーザON時間は、それぞれ、512ns、200nsであるとする。
ジが重畳した、レーザON時間が512ns又は200nsの光バースト信号が入力される。ただし、当該光バースト信号に重畳している光サージ量は、FA35の仕様及び状態によって異なる。
入力される。また、ONU30bからの光バースト信号は、例えば、図17の(4)や(5)に示したような形状の光バースト信号S14、S15として上段光レベル制御装置102に入力される。尚、光バースト信号S11、S14のような,本体部分(変調されて
いる部分)まで光サージが重畳している信号が、上段光レベル制御装置102に入力され
るのは、通常、上段光レベル制御装置102の前段に位置しているFA35が故障してい
る場合である。
れた場合、その先頭からTe[a]時間分の部分を削除して出力するが、Te[a]の初期値は、500nsである。従って、Te[a]が初期値のままとなっている状態で、光バースト信号S11が上段光レベル制御装置102に入力された場合には、図18の(1)に示
した形状の光バースト信号S16がOLT40に伝送されることになる。また、Te[a]が初期値のままとなっている状態で、光バースト信号S12又はS13が上段光レベル制御装置102に入力された場合には、図18の(2)に示した形状の光バースト信号S1
7がOLT40に伝送されることになる。
御装置102内のCPU26は、ONU30a用の除去時間調整処理(図16)を実行し
ているので、システムエラー(上段光レベル制御装置102の前段に位置しているFA3
5の故障)がOLT40に通知されることになる。
する機能である場合、入力パワーオーバーが発生したことが、下段光レベル制御装置102にも通知される。ただし、上段光レベル制御装置102と下段光レベル制御装置102と
は光バースト信号の受信タイミングが異なるため、下段光レベル制御装置102内のCP
U26は、除去時間調整処理を開始していない。従って、この場合、入力パワーオーバーの発生が下段光レベル制御装置102に通知されても、特に処理は行われないことになる
。
理できる信号である。従って、ONU30a用の除去時間調整処理を実行しているCPU26は、ONU30a用の調整済フラグの値を“1”に変更する(図16のステップS253、S256参照)。そして、除去時間調整処理は、調整済フラグが“0”である場合に実行される処理である(図15のステップS202参照)ため、Te[a]に関する調整が、“Te[a]=初期値”の状態で終了することになる。
に通知される。
6により、ONU30b用の調整済フラグの値が変更されることなく、ONU30b用の除去時間TeがΔTeだけデクリメントされる(図16;ステップS255)。従って、ONU30bからの次の光バースト信号S15が上段光レベル制御装置102に入力され
たときには、前回よりも削除量が少ない光バースト信号を出力する処理と、除去時間調整処理とが行われる。そして、受信信号エラーの発生が通知された場合には、除去時間調整処理により、ONU30b用の調整済フラグの値が変更されることなく、ONU30b用の除去時間TeがΔTeだけデクリメントされる。
うに、Te[b]が、ONU30bのレーザON時間以下の値になったときに、Te[b]に関する調整が終了することになる。
合、Te[a]を或る値まで減じたときに、入力パワーオーバーが発生する。従って、システムエラーがOLT40に通知されることになる。
ースト信号を、光サージが重畳している部分が除去された,OLT40が問題なく受信できる光バースト信号に変換する機能を有している。従って、光レベル制御装置102を用
いておけば、10G−EPONに光ファイバ増幅器を追加したような構成を有する光通信システムを、OLT40が光サージが重畳した光バースト信号に因り故障や劣化しにくい形で実現することができる。
信号エラーが発生しない,継続時間が短い(“Teの初期値−n・ΔTe”(nは、整数)が最も長い)信号(図18、図19参照)に変換して出力する装置となっている。すなわち、光レベル制御装置102から出力される光バースト信号は、FA35により増幅す
ると、本体部分まで光サージが重畳してしまうことがあるものとなっている。そのため、光レベル制御装置102は、図2Aに示したような形では使用されないのであるが、光バ
ースト信号をより短い信号に変換されれば、光カプラによる合波後の光バースト信号の間隔を詰めることが出来る。
される光通信システム(図13A参照)を構築しておけば、合波後の光バースト信号の間隔を詰めることにより帯域をより効率的に利用することも可能となる。
図20に、第3実施形態に係る光レベル制御装置103のハードウェア構成及びOLT
40との接続形態を示す。
制御装置102と同じハードウェア構成を有する装置である。ただし、光レベル制御装置
103の制御部203内のROM24には、プログラム192とは異なるプログラム193が記憶されている。
U26は、OLT40から送信タイミング情報が通知された場合には、当該送信タイミング情報をRAM23上に記憶する。
た手順の第3光レベル制御処理を行う。
れ、第2光レベル制御処理(図15)のステップS201、S203〜S206の処理と同じ処理である。また、第3光レベル制御処理のステップS302の処理は、第2光レベル制御処理のステップS202の処理を、調整済フラグの値によらず、特定したLLIDで識別されるONU30用の除去時間調整処理が開始されるように変形した処理である。尚、この第3光レベル制御処理も、第2光レベル制御処理と同様に、ONU_IDが特定できなかった場合、ステップS303及びS304の処理の代わりに、SOA14の駆動電流を約65mAまで既定時間かけて上昇させる処理が行われる処理である。
手順の処理となっている。
て、CPU26は、除去時間Teが初期値のままであった場合(ステップS354;YES)には、ステップS358にて、システムエラーの発生をOLT40に通知してから、この除去時間調整処理を終了する。
が通知されることなく第2所定時間が経過した場合(ステップS357;NO)、CPU26は、特に処理を行うことなく、除去時間調整処理を終了する。
整処理の内容をより具体的に説明する。尚、以下の説明では、光レベル制御装置103の
前後に他の光レベル制御装置103が存在していないものとする。
”となっている状況下、光レベル制御装置103に入力された場合を考える。この場合、
光レベル制御装置103からは、入力パワーオーバーがOLT40で発生しない光バース
ト信号(図18の(2)に示した光バースト信号S17のような光バースト信号)が出力される。
TeをΔTeだけデクリメントしても、入力パワーオーバーが発生しない。従って、注目ONU30に関するTeがさらにΔTeだけデクリメントされることになる。そして、そのような処理が何度が繰り返されることによりTeが或る値(図23に示したケースでは、Te0−7×ΔTe)になると、光レベル制御装置103から、入力パワーオーバーが発生する光バースト信号が出力されるようになる。
注目ONU30に関するTe値が、入力パワーオーバーが発生しなかった前回のTe値(図23に示したケースでは、Te0−6×ΔTe)に戻される(ステップS355)。ま
た、調整が、一応(詳細は後述)、完了したことを記憶しておくために、注目ONU30に関する調整済フラグの値が“1”に変更される(ステップS356)。
いるのは、光レベル制御装置103に入力された光バースト信号が、図17の(1)に示
してあるような形状の光バースト信号であるか否かを判断するためである。すなわち、光レベル制御装置103に入力された光バースト信号が、図17の(1)に示してあるよう
な形状の光バースト信号であった場合にも、CPU26には入力パワーオーバーの発生が通知される、ただし、図17の(1)に示してあるような形状の光バースト信号は、Teを調整しても、OLT40が正常に処理可能なものとはならない信号である。そして、入力パワーオーバーの発生通知時にTe=Te0が成立していた場合、光レベル制御装置1
03に入力された光バースト信号が、図17の(1)に示してあるような形状の光バース
ト信号であることになる。そのため、入力パワーオーバーの発生通知時にTe=Te0が
成立していた場合(ステップS354;YES)、システムエラーがOLT40に通知されるようにしているのである。
)に示してあるような形状の光バースト信号であるか否かを判断するためである。すなわち、ステップS352〜S356の処理は、光レベル制御装置103に入力された光バー
スト信号が、図17の(4)に示してあるような形状の光バースト信号であった場合にも、調整済フラグが“1”に変更される場合がある処理となっている。ただし、図17の(4)に示してあるような形状の光バースト信号は、Teを調整しても、OLT40が正常に処理可能なものとはならない信号である。そして、光レベル制御装置103に入力され
た光バースト信号が、図17の(4)に示してあるような形状の光バースト信号であるか否かは、受信信号エラーが発生するか否かによって判定できる。そのため、調整済フラグの値が“1”となった後に受信信号エラーの発生通知の有無を判定し、受信信号エラーの発生が通知された場合には、システムエラーがOLT40に通知されるようにしているのである。
追加したような構成を有する光通信システムを、OLT40が光サージが重畳した光バースト信号に因り故障や劣化しにくい形で実現することができる。
受信可能な,除去時間が短い(“Teの初期値−n・ΔTe”(nは、整数)が最も短い)信号(図23参照)に変換して出力する装置となっている。
サージが重畳することが殆どない光バースト信号が出力される。従って、光レベル制御装置103は、光レベル制御装置102と同じ形(図13A、図13B)で使用できる装置であると共に、図24に示したような形でも使用できる装置となっていることになる。
上記した各実施形態に係る光レベル制御装置(10、102、103)は、各種の変形を行えるものである。例えば、図24に模式的に示したように、光レベル制御装置102や
光レベル制御装置103を、SOA14と光カプラ12との間にFA35が挿入された装
置(つまり、増幅装置)に変形することが出来る。また、第1実施形態に係る光レベル制御装置10を、SOA14と光カプラ12との間にFA35が挿入された増幅装置に変形することも出来る。尚、光レベル制御装置を、前段側にFA35がない状態で使用する増幅装置に変形する場合、光フィルタ16を取り除いておくことが出来る。
又は103を、遅延線13を有さない装置に変形することが出来る。ただし、そのように
変形した場合、光レベル制御装置をコンパクト且つ安価に製造できることにはなるものの、光バースト信号の追加完了後、即座にSOA14への駆動電流の供給を停止できないことになる。そのため、消費電力が低い光レベル制御装置を得たい場合には、遅延線31を設けておくことが好ましい。
通信システムを構築することも出来る。すなわち、上記したように、光レベル制御装置103は、入力された光バースト信号を、FA35により増幅しても本体部分まで光サージ
が重畳することが殆どない光バースト信号を変換して出力する装置である。また、光レベル制御装置102は、入力された光バースト信号を、OLT40にて受信信号エラーが発
生しない,継続時間が短い信号に変換して出力する装置である。従って、光レベル制御装置102及び103を図26に示したように使用すれば、2回の増幅が必要とされる距離まで情報を伝送でき、OLT40に入力される合波後の光バースト信号の間隔を詰めることが可能な光通信システムを構築できることになる。
11 入力ポート
12,33 光カプラ
13 遅延線
14 SOA
15 出力ポート
16 光フィルタ
17 PD
18 設定用ポート
19,192,193 プログラム
20,202,203 制御部
21 アンプ
22 アナログ-デジタル変換回路
23 RAM
24 フラッシュROM
25 EEPROM
26 CPU
27,29 インタフェース回路
28 ドライバ回路
30 ONU
35 光ファイバ増幅器
38,42 WDMカプラ
40 OLT
43 受信系
Claims (8)
- 入力ポートと、
出力ポートと、
前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力する状態と前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力しない状態とを取り得る光デバイスと、
前記入力ポートに入力された光の強度を検出する検出器と、
前記検出器による光の強度の検出結果に基づき、前記入力ポートへの光バースト信号の入力を検知し、入力を検知した光バースト信号の先頭から当該光バースト信号の変調が開始されるまで時間を示すレーザON時間以下の第1時間が経過するまでの部分を除去した光バースト信号が前記出力ポートから出力されるように前記光デバイスを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする光レベル制御装置。 - 前記出力ポートから出力された光信号を受信する受信装置は、受信した光バースト信号の強度が既定強度よりも大きい場合に入力パワーオーバーが発生したことを前記制御部に電気信号で通知する機能を有し、
前記制御部は、前記入力パワーオーバーの発生が通知されたか否かに基づき、前記第1時間を、前記第1時間として前記制御部が利用可能な複数の時間の中の,前記受信装置から前記入力パワーオーバーが通知されない最短時間に調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の光レベル制御装置。 - 前記出力ポートから出力された光信号を受信する受信装置は、受信した光バースト信号をデジタルデータに変換できなかった場合に受信信号エラーが発生したことを前記制御部に通知する機能を有し、
前記制御部は、前記受信信号エラーの発生が通知されたか否かに基づき、前記第1時間を、前記第1時間として前記制御部が利用可能な複数の時間の中の,前記受信装置から前記受信信号エラーが通知されない最長時間に調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の光レベル制御装置。 - 前記制御部は、複数の送信元装置のそれぞれが光バースト信号を送信するタイミングを示す情報に基づき、前記入力ポートへ入力された各光バースト信号の送信元装置を判別し、判別した送信元装置別に前記第1時間の管理及び調整を行うと共に、入力を検知した光バースト信号の先頭から、当該光バースト信号の送信元装置についての、調整中又は調整が完了した前記第1時間が経過するまでの部分を除去した光バースト信号が前記出力ポートから出力されるように前記光デバイスを制御する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の光レベル制御装置。 - 前記光デバイスは、前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力する第1状態と、前記入力ポートに入力された光を前記出力ポートから出力しない第2状態に制御可能で、
前記制御部は、前記検出器による光の強度の検出結果に基づき前記入力ポートへの光バースト信号の入力を検知してから前記第1時間が経過したときに、前記第1状態で動作するように前記光デバイスを制御すると共に、前記検出器による光の強度の検出結果に基づき前記入力ポートへの光バースト信号の入力が完了したことを検知したときに、前記第2状態で動作するように前記光デバイスを制御する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の光レベル制御装置。 - 前記制御部の制御により前記光デバイスが前記第1状態で動作し始めたときに、前記入力ポートに入力された光バースト信号の,先頭から前記第1時間経過後の部分を前記光デ
バイスに入力させるための遅延素子を備える
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の光レベル制御装置。 - 前記入力ポートに入力された光を増幅して前記光デバイスに供給する光ファイバ増幅器を、さらに、備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光レベル制御装置。 - 入力ポートと、
光バースト信号を電気信号に変換するための受信系と
前記入力ポートに入力された光を前記受信系に供給する状態と前記入力ポートに入力された光を前記受信系に供給しない状態とを取り得る光デバイスと、
前記入力ポートに入力された光の強度を検出する検出器と、
前記検出器による光の強度の検出結果に基づき、前記入力ポートへの光バースト信号の入力を検知し、入力を検知した光バースト信号の先頭から当該光バースト信号の変調が開始されるまで時間を示すレーザON時間以下の第1時間が経過するまでの部分を除去した光バースト信号が前記受信系に供給されるように前記光デバイスを制御する制御部と、
を備えることを特徴とする光受信装置。
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