JP2015087675A - 現像装置 - Google Patents

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達夫 小笠原
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Abstract

【課題】搬送部材を備えることができながら、小型化を図ることができる現像装置を提供すること。
【解決手段】現像カートリッジ1に、トナーを収容する筐体2と、トナーを搬送する供給ローラ5と、トナーを攪拌するアジテータ3と、アジテータ3によって撹拌されるトナーを供給ローラ5に向かって搬送する搬送部材131とを備える。搬送部材131は、搬送部134を備え、供給ローラ5に近接する第1位置と、第1位置よりも供給ローラ5から離間する第2位置との間を揺動する。そして、搬送部134は、搬送部材131が第1位置にある状態において、供給ローラ5と間隔を空けて向かい合い、供給ローラ5に沿う湾曲形状を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装備される現像装置に関する。
従来より、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジが知られている。
カートリッジは、例えば、トナーを収容するトナーホッパと、トナーホッパ内のトナーをかき混ぜるためにトナーホッパ内で回転可能なパドルと、現像ローラにトナーを搬送するためのトナー添加ローラと、トナー添加ローラにトナーを移送するためのアジテータとを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、アジテータは、回転するパドルに係合されることにより持ち上げられた後、パドルとの係合が解除されることにより、重力により落下する。このとき、アジテータは、トナーをトナー添加ローラに向けて移送する。
特開平10−198151号公報
しかるに、近年、カートリッジの小型化がますます望まれている。しかし、特許文献1に記載のカートリッジでは、アジテータが金属シートからなる平板状であるので、カートリッジの小型化を図るには限度がある。
そこで、本発明の目的は、搬送部材を備えることができながら、小型化を図ることができる現像装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の現像装置は、現像剤を収容するように構成される筐体と、筐体に回転可能に支持され、現像剤を搬送するように構成されるローラ部材と、筐体に対して回転するように構成され、現像剤を攪拌するように構成される撹拌部材と、撹拌部材によって撹拌される現像剤をローラ部材に向かって搬送するように構成される搬送部材とを備えている。搬送部材は、ローラ部材に近接する第1位置と、第1位置よりもローラ部材から離間する第2位置との間を揺動するように構成され、第1位置にある状態において、ローラ部材と間隔を空けて向かい合い、ローラ部材に沿う湾曲形状を有する搬送部を備えている。
このような構成によれば、搬送部材が第1位置と第2位置との間を揺動することにより、搬送部材の搬送部は、撹拌部材に撹拌された現像剤をローラ部材に向かって搬送する。ここで、搬送部は、湾曲形状を有しているので、ローラ部材に向かって現像剤を十分に搬送することができる。
また、搬送部は、搬送部材が第1位置にある状態において、ローラ部材に沿うように向かい合う。そのため、搬送部材を備えることができながら、現像装置の小型化を図ることができる。
(2)また、筐体は、撹拌部材を収容する第1収容部と、第1収容部に対して隣接配置され、ローラ部材を収容する第2収容部と、第1収容部と第2収容部とを連通する開口部とを有していてもよい。この場合、搬送部材は、開口部内に配置されており、筐体に回転可能に支持される軸部と、軸部から軸部の径方向に延びる掻出部とをさらに備えている。搬送部は、軸部における掻出部とは異なる部分から径方向に延びている。掻出部は、搬送部材が第2位置にある状態において、第2収容部内に配置され、搬送部材が第2位置から第1位置に移動するときに、軸部に対してローラ部材の回転方向の下流に位置する現像剤を、第1収容部に向かって掻き出すように構成されている。
しかるに、軸部に対してローラ部材の回転方向の下流には、現像剤が滞留する場合がある。現像剤は、長期にわたって滞留すると、流動性が低下し、周囲の部材に固着する場合がある。
この点、上記の構成によれば、搬送部材が第2位置から第1位置に移動するときに、掻出部は、軸部に対してローラ部材の回転方向の下流に位置する現像剤を、第1収容部に向かって掻き出す。
そのため、滞留していた現像剤は、掻出部により第1収容部に向かって掻き出され、第1収容部において撹拌部材により撹拌される。その結果、現像剤が長期にわたって滞留することを抑制でき、かつ、現像剤の流動性を確実に確保することができる。
(3)また、搬送部の径方向の寸法は、掻出部の径方向の寸法よりも大きくてもよい。
このような構成によれば、搬送部が掻出部よりも径方向に長いので、ローラ部材への現像剤の搬送量の向上を図ることができる。
(4)また、軸部は、開口部の中央に対してローラ部材の反対に配置されていてもよい。
このような構成によれば、軸部が開口部の中央に対してローラ部材の反対に配置されているので、搬送部の径方向の寸法を確実に大きく確保できる。
(5)また、搬送部は、搬送部材が第1位置にある状態において、ローラ部材と向かい合う第1面と、第1面と反対の第2面とを有していてもよい。この場合、第2面は、搬送部材が第1位置にある状態において、軸部から下方に向かうにつれて、第1収容部に向かって傾斜する平面を含んでいる。
このような構成によれば、掻出部により掻き出された現像剤は、搬送部の第2面に沿って流動する。ここで、搬送部の第2面は、第1収容部に向かって傾斜する平面を含んでいるので、現像剤は、平面の傾斜に沿って第1収容部に向かって流動する。そのため、掻出部により掻き出された現像剤を、第1収容部に確実に搬送することができる。
(6)また、現像装置は、ローラ部材に対して、第1収容部と第2収容部との隣接方向の一方、かつ、ローラ部材に対して、ローラ部材の軸線の延びる軸線方向および隣接方向の両方向と直交する直交方向の一方に配置される現像剤担持体をさらに備えていてもよい。この場合、ローラ部材は、現像剤担持体に現像剤を供給するように構成され、軸部は、現像剤担持体に対して隣接方向の他方、かつ、ローラ部材に対して直交方向の一方に配置されている。
このような構成によれば、軸部が、現像剤担持体に対して隣接方向の他方、かつ、ローラ部材に対して直交方向の一方に配置されているので、現像剤担持体、ローラ部材および搬送部材の効率的な配置を確保することができる。そのため、現像剤担持体を備えることができながら、現像装置の小型化を図ることができる。
(7)また、搬送部材は、可撓性を有するフィルム部材をさらに備えていてもよい。この場合、フィルム部材は、搬送部の径方向の外方端部に支持され、搬送部材が第1位置にある状態において、筐体における開口部の周縁と接触する。
しかるに、搬送部材が第1位置にある状態において、搬送部の径方向の外方端部が、筐体における開口部の周縁と接触する場合、搬送部材が第1位置と第2位置との間を揺動すると、搬送部と筐体との接触に起因する異音が発生する場合がある。
これに対して、上記の構成によれば、可撓性を有するフィルム部材が、搬送部材が第1位置にある状態において、筐体における開口部の周縁と接触するので、搬送部と筐体とが接触する場合と比較して、異音の発生を抑制することができる。
(8)また、搬送部材は、第1位置と第2位置との間を連続して往復するように構成されていてもよい。この場合、搬送部は、搬送部材が第1位置にあるときに、ローラ部材の周面の第1部分と向かい合い、その後、搬送部材が第1位置から第2位置を経て再び第1位置にあるときに、ローラ部材の周面の第1部分とは異なる第2部分と向かい合う。
このような構成によれば、搬送部は、搬送部材が第1位置にあるときに、ローラ部材の周面の第1部分に向かって現像剤を搬送した後、搬送部材が第2位置を経て再度第1位置にあるときに、ローラ部材の周面の第2部分に向かって現像剤を搬送する。
つまり、搬送部は、搬送部材が往復して第1位置に配置される毎に、ローラ部材の周面における異なる部分に向けて現像剤を搬送する。その結果、ローラ部材の周面の一部にのみ現像剤が搬送されることを抑制でき、ローラ部材に搬送される現像剤量の偏りを抑制できる。
(9)また、搬送部の少なくとも一部は、搬送部材が第2位置にある状態において、撹拌部材の回転中心と、搬送部材の揺動中心とを結んだ仮想の線分に対して、撹拌部材の回転方向の下流に配置されていてもよい。
このような構成によれば、搬送部の少なくとも一部は、搬送部材が第2位置にある状態において、撹拌部材の回転中心と搬送部材の揺動中心とを結んだ仮想の線分よりも、撹拌部材の回転方向の下流に配置されている。そのため、第2位置にある搬送部材と、ローラ部材とを確実に離間させることができる。その結果、第2位置にある搬送部材と、ローラ部材との間への現像剤の流入を確実に許容できる。
(10)また、搬送部材が第1位置にある状態において、搬送部とローラ部材とが、ローラ部材の径方向に、0.5〜3mmの間隔を空けて向かい合っていてもよい。
このような構成によれば、搬送部材が第1位置にある状態において、搬送部とローラ部材とが、ローラ部材の径方向に、0.5〜3mmの間隔を空けて向かい合う。そのため、搬送部により搬送された現像剤が、ローラ部材の近傍に確実に搬送される。その結果、ローラ部材は、搬送部により搬送された現像剤を確実に搬送することができる。
本発明によれば、搬送部材を備えることができながら、小型化を図ることができる。
図1は、本発明の現像装置の一実施形態としての現像カートリッジを左後から見た斜視図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジを備えるプリンタの中央断面図である。 図3は、図1に示す第1フレームを右後から見た斜視図である。 図4は、図3に示す第1フレーム、アジテータユニットおよび搬送ユニットを前上から見た分解斜視図である。 図5は、図4に示す搬送ユニットが組み付けられた第1フレームを右上から見た斜視図である。 図6は、図1に示す現像カートリッジの正断面図である。 図7は、図1に示す現像カートリッジの側断面図であって、搬送部材が第1位置にある状態を示す。 図8Aは、図7に示す搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が第1位置から第2位置に向かう途中の状態を示す。図8Bは、図8Aに続いて、搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が第2位置にある状態を示す。 図9Aは、図8Bに続いて、搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が第3位置にある状態を示す。図9Bは、図9Aに続いて、搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が第3位置から第1位置に向かう途中の状態を示す。 図10Aは、図9Bに続いて、搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が第1位置に徐々に向かう状態を示す。図10Bは、図10Aに続いて、搬送部材によるトナーの搬送動作を説明するための説明図であって、搬送部材が、再度、第1位置にある状態を示す。
1.現像カートリッジの概略
現像装置の一例としての現像カートリッジ1は、図1および図7に示すように、筐体2と、撹拌部材の一例としてのアジテータ3と、ローラ部材の一例としての供給ローラ5と、現像剤担持体の一例としての現像ローラ4と、層厚規制ブレード6とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ1の方向に言及するときには、現像ローラ4が配置されている方を、現像カートリッジ1の後方とし、その反対を現像カートリッジ1の前方とする。すなわち、図7の紙面右方が現像カートリッジ1の後方であり、紙面左方が現像カートリッジ1の前方である。また、図7の紙面上方が現像カートリッジ1の上方であり、紙面下方が現像カートリッジ1の下方である。また、現像カートリッジ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図7の紙面手前が現像カートリッジ1の右方であり、紙面奥が現像カートリッジ1の右方である。なお、具体的には、各図において方向を矢印にて示す。
また、左右方向は軸線方向の一例であり、左方は軸線方向の一方であり、右方は軸線方向の他方である。また、前後方向は隣接方向の一例であり、後方は隣接方向の一方であり、前方は隣接方向の他方である。上下方向は直交方向の一例であり、上方は直交方向の一方であり、下方は直交方向の他方である。
筐体2は、図1に示すように、左右方向に延びる略ボックス状であり、現像剤の一例としてのトナーを収容している。また、筐体2の後端部は、前後方向に開放されている。
アジテータ3は、図7に示すように、筐体2内の前方部分に配置されている。
供給ローラ5は、筐体2内において、アジテータ3の後下方に配置されている。そして、供給ローラ5は、筐体2に回転可能に支持されている。
現像ローラ4は、供給ローラ5の後上方に配置され、筐体2の後端部に配置されている。現像ローラ4の前下端部は、供給ローラ5の後上端部と圧接している。また、現像ローラ4の上方部分および後方部分は、筐体2から露出している。そして、現像ローラ4は、筐体2に回転可能に支持されている。
層厚規制ブレード6は、現像ローラ4の前上方に配置されている。層厚規制ブレード6の下端部は、現像ローラ4の前端部に接触している。
2.プリンタの全体構成
このような現像カートリッジ1は、図2に示すように、プリンタ15に装備される。
プリンタ15は、電子写真方式のモノクロプリンタである。プリンタ15は、本体ケーシング16と、給紙部17と、画像形成部18とを備えている。
なお、プリンタ15に関し、方向について言及する場合には、水平方向に載置した状態を基準とし、具体的には、図2中の矢印方向を基準とする。
本体ケーシング16は、略ボックス形状を有しており、給紙部17および画像形成部18を収容している。また、本体ケーシング16は、カートリッジ開口部19と、用紙開口部20とを有している。
カートリッジ開口部19は、本体ケーシング16の上端部に配置されており、本体ケーシング16を上下方向に開放している。カートリッジ開口部19は、後述するプロセスカートリッジ25の通過を許容する形状およびサイズを有している。
用紙開口部20は、本体ケーシング16の前端部における下方部分に配置されており、本体ケーシング16の前端部を前後方向に貫通している。
また、本体ケーシング16は、トップカバー21と、給紙カバー22とを支持している。
トップカバー21は、カートリッジ開口部19を上方から被覆するように、本体ケーシング16の上端部に配置されている。また、トップカバー21は、排紙トレイ23を有している。排紙トレイ23は、トップカバー21の前方部分が下方に向かって凹む凹部であって、前上方に向かって開放される側面視略U字状を有している。
そして、トップカバー21は、後端部を支点として、カートリッジ開口部19を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部19を開放する開放位置との間を揺動するように構成されている。なお、図2では、閉鎖位置にあるトップカバー21を実線にて示し、閉鎖位置と開放位置との間にあるトップカバー21を仮想線にて示す。
給紙カバー22は、用紙開口部20を前方から被覆するように、本体ケーシング16の前端部に配置されている。
そして、給紙カバー22は、その下端部を支点として、用紙開口部20を閉鎖する閉鎖位置と、用紙開口部20を開放する開放位置とに揺動可能に構成されている。なお、図2において、閉鎖位置ある給紙カバー22を実線にて示し、閉鎖位置と開放位置との間にある給紙カバー22を仮想線にて示す。
給紙部17は、用紙Pを画像形成部18に給紙するように構成されている。給紙部17は、本体ケーシング16内の底部に配置されている。給紙部17は、用紙載置部24を備えている。用紙載置部24は、本体ケーシング16の下端部に配置されている。
画像形成部18は、本体ケーシング16内において、給紙部17の上方に配置されている。
画像形成部18は、プロセスカートリッジ25と、スキャナユニット26と、定着ユニット27とを備えている。
プロセスカートリッジ25は、トップカバー21が開放位置に配置された状態で、カートリッジ開口部19を介して、本体ケーシング16に対して装着または離脱するように構成されている。そして、プロセスカートリッジ25は、本体ケーシング16に装着された状態において、給紙部17の後方部分の上方に配置されている。
プロセスカートリッジ25は、ドラムカートリッジ28と、上記の現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ28は、感光ドラム29と、転写ローラ30と、スコロトロン型帯電器31とを備えている。
感光ドラム29は、ドラムカートリッジ28の後方部分に配置されており、回転可能に構成されている。
転写ローラ30は、感光ドラム29に対して後方に配置されており、回転可能に構成されている。転写ローラ30の前端部は、感光ドラム29の後端部に圧接している。スコロトロン型帯電器31は、感光ドラム29の前上方に間隔を空けて配置されている。
現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ28に対して装着または離脱するように構成されている。これによって、現像カートリッジ1は、本体ケーシング16に対して装着または離脱するように構成されている。
現像カートリッジ1は、ドラムカートリッジ28に装着された状態で、感光ドラム29の前下方に配置されている。そして、現像カートリッジ1の現像ローラ4の後上端部は、感光ドラム29の前下端部に接触している。
スキャナユニット26は、本体ケーシング16内において、プロセスカートリッジ25の前方に配置されている。スキャナユニット26は、感光ドラム29に向けて、画像データに基づくレーザービームLを出射し、感光ドラム29の周面を露光する。
定着ユニット27は、本体ケーシング16内において、プロセスカートリッジ25の後方部分の上方に配置されている。定着ユニット27は、加熱ローラ32と、加圧ローラ33とを備えている。加圧ローラ33は、加熱ローラ32に対して後上方に配置されている。加圧ローラ33の前下端部は、加熱ローラ32の後上端部に圧接している。
このようなプリンタ15では、まず、作業者が、給紙カバー22を開放位置に配置して、用紙開口部20を開放する。そして、用紙Pの後方部分を、用紙開口部20を介して、本体ケーシング16内に導入する。
これによって、用紙Pの後方部分は、本体ケーシング16内において、用紙載置部24の上面にスタックされ、用紙Pの前方部分は、本体ケーシング16外において、給紙カバー22の上面にスタックされる。
次いで、図示しない制御部の制御により画像形成動作が開始すると、スコロトロン型帯電器31は、感光ドラム29の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット26は、感光ドラム29の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム29の表面に形成される。
一方、現像カートリッジ1のアジテータ3は、筐体2内のトナーを撹拌し、撹拌されたトナーを供給ローラ5に供給する。供給ローラ5は、供給されたトナーを、現像ローラ4に向かって搬送し、現像ローラ4に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ4と供給ローラ5との間で摩擦帯電され、現像ローラ4の周面に担持される。層厚規制ブレード6は、現像ローラ4の周面に担持されたトナーを一定の厚みに規制する。
そして、現像ローラ4は、担持するトナーを、感光ドラム29の表面上の静電潜像に供給する。これにより、トナー像が、感光ドラム29の表面上に担持される。
また、ピックアップローラ34は、回転することにより、用紙載置部24にスタックされた用紙Pを、給紙ローラ35と給紙パッド36との間に向かって送り出す。そして、給紙ローラ35は、回転により、給紙ローラ35と給紙パッド36との間に送られた用紙Pを1枚ずつ捌く。その後、給紙ローラ35は、回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、上下方向に延びる給紙パス37に搬送し、感光ドラム29と転写ローラ30との間に給紙する。
次いで、転写ローラ30は、用紙Pが感光ドラム29と転写ローラ30との間を通過するときに、感光ドラム29上のトナー像を、転写バイアスによって用紙Pに転写する。
その後、用紙Pは、加熱ローラ32と加圧ローラ33との間に向かって搬送される。そして、加熱ローラ32および加圧ローラ33は、用紙Pが加熱ローラ32と加圧ローラ33との間を通過するときに、用紙Pを加熱および加圧する。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、1対の排紙ローラ38の間に向けて搬送され、1対の排紙ローラ38は、トップカバー21の排紙トレイ23に、用紙Pを排紙する。
このように用紙Pは、用紙載置部24から給紙され、感光ドラム29と転写ローラ30との間を通過し、次いで、加熱ローラ32と加圧ローラ33との間を通過した後、排紙トレイ23に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
3.現像カートリッジの詳細
筐体2は、樹脂からなり、図7に示すように、第1フレーム45と、第2フレーム46とを備えている。
(1)第1フレーム
第1フレーム45は、筐体2の下方部分を構成している。第1フレーム45は、図3に示すように、左側壁47と、右側壁48と、前壁49と、底壁50とを一体に有している。
左側壁47は、第1フレーム45の左端部に配置されている。左側壁47は、側面視略矩形の板状であり、平面視において略クランク状を有している。
左側壁47は、前方部分55と、屈曲部分56と、後方部分57とを一体に有している。前方部分55は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。屈曲部分56は、前方部分55の後端部から連続して左方に向かって突出しており、上下方向に延びる背面視略矩形状を有している。後方部分57は、屈曲部分56の左端部から連続して後方に向かって延びており、側面視略矩形状を有している。
また、左側壁47は、軸挿通穴60と、ギア挿通穴61とを有している。
軸挿通穴60は、前方部分55の後端部における上下方向略中央に配置されている。軸挿通穴60は、側面視略円形状を有し、前方部分55の右面から左方に向かって凹んでいる。
ギア挿通穴61は、前方部分55において、軸挿通穴60の前下方に間隔を空けて配置されている。ギア挿通穴61は、側面視略円形状を有し、前方部分55を左右方向に貫通している。
また、左側壁47は、ばね支持部64と、ばね係止部65とを一体的に有している。
ばね支持部64は、前方部分55の右面において、ギア挿通穴61を囲むように、ギア挿通穴61の周縁に配置されている。ばね支持部64は、後方に向かって開放される側面視略C字状を有しており、前方部分55の右面から右方に向かって突出している。つまり、ばね支持部64は、左右方向に延びる部分筒状を有している。また、ばね支持部64の内径は、ギア挿通穴61の内径よりも大きく、後述するコイルばね94の外径と略同じである。
ばね係止部65は、前方部分55の右面において、ばね支持部64の後上方かつ軸挿通穴60の前上方に配置されている。
ばね係止部65は、突出壁66と、係止壁67とを一体に有している。
突出壁66は、前方部分55の上端部における後方部分から、右方に向かって突出している。突出壁66は、前後方向に延びる平面視略矩形の板状である。また、突出壁66の上面は、前方部分55の上端面と面一である。
係止壁67は、図5に示すように、突出壁66の下面における前後方向略中央部分から下方に向かって突出しており、上下方向に延びる側面視略矩形状を有している。また、係止壁67は、図3に示すように、左右方向に延びており、係止壁67の左端部は、前方部分55の右面に接続されている。
右側壁48は、第1フレーム45の右端部に配置されており、左側壁47に対して右方に間隔を空けて配置されている。また、右側壁48は、左側壁47と同様に、側面視略矩形の板状であり、平面視において略クランク状を有している。
右側壁48は、前方部分70と、屈曲部分71と、後方部分72とを一体に有している。前方部分70は、前後方向に延びる側面視略矩形状である。屈曲部分71は、前方部分70の後端部から連続して右方に向かって突出しており、上下方向に延びる背面視略矩形状を有している。後方部分72は、屈曲部分71の右端部から連続して後方に向かって突出しており、側面視略矩形状を有している。
また、右側壁48は、図示しない軸挿通穴と、トナー充填口74とを有している。
図示しない軸挿通穴は、左右方向に投影したときに、左側壁47の軸挿通穴60と一致するように配置されており、前方部分70の後端部における上下方向略中央に配置されている。図示しない軸挿通穴は、軸挿通穴60と同一形状およびサイズを有しており、前方部分70の左面から右方に向かって凹んでいる。
トナー充填口74は、前方部分70の側面視略中央に配置されている。トナー充填口74は、側面視略円形状を有しており、前方部分70を左右方向に貫通している。また、トナー充填口74の中心は、左右方向に投影したときに、ギア挿通穴61の中心と一致している。
また、右側壁48は、図3および図6に示すように、筒部77と、軸受部78と、複数の桟部79と、キャップ42とを有している。
筒部77は、図3に示すように、前方部分70の右面に配置されている。筒部77は、左右方向に延びる略円筒形状を有しており、トナー充填口74の周縁から右方に向かって突出している。
軸受部78は、筒部77内に配置されている。軸受部78は、左右方向に延びる略円筒形状を有しており、軸受部78の右端部は閉鎖されている。軸受部78の外径は、筒部77の内径よりも小さい。また、軸受部78の中心軸線は、筒部77の中心軸線と一致している。
複数の桟部79のそれぞれは、筒部77の径方向に延びる板状であり、筒部77の内周面と軸受部78の外周面とを連結している。複数の桟部79は、筒部77の周方向に互いに略120°の間隔を空けて配置されている。
キャップ42は、図6に示すように、筒部77に対して装着または離脱するように構成されている。キャップ42は、左右方向に延びる略円筒形状を有しおり、キャップ42の左端部は、閉鎖されている。キャップ42の外径は、筒部77の内径と略同じである。そして、キャップ42は、筒部77に右方から挿入されることにより、右側壁48に装着されている。これによって、キャップ42は、トナー充填口74を閉鎖している。
前壁49は、図3に示すように、第1フレーム45の前端部に配置されており、左側壁47および右側壁48の前端部間に架設されている。前壁49は、左右方向に延びる正面視略矩形の板状である。
底壁50は、第1フレーム45の下端部に配置されており、左側壁47および右側壁48の下端部間に架設されている。また、底壁50の前端部は、前壁49の下端部に接続されている。
より詳しくは、底壁50は、図7に示すように、湾曲部83と、円弧部84と、リップ部85とを一体に有している。
湾曲部83は、底壁50の前方部分である。湾曲部83は、前壁49の下端部から連続して後方に向かって延び、かつ、下方に向かって湾曲している。
円弧部84は、湾曲部83の後方に隣接配置されている。円弧部84は、上方に向かって開放される側面視略半円弧形状を有している。円弧部84の内周面は、供給ローラ5の周面に沿っている。そして、円弧部84の前端部は、湾曲部83の後端部に接続されている。なお、円弧部84と湾曲部83との接続部分90は、規制部の一例として機能する。
リップ部85は、円弧部84の後方に隣接配置されており、円弧部84の後端部から連続して後方に向かって延びている。
(2)第2フレーム
第2フレーム46は、筐体2の上方部分であって、第1フレーム45を上方から被覆している。
第2フレーム46は、図1に示すように、左右方向に延びる平面視略矩形の板状である。第2フレーム46は、図7に示すように、前上壁86と、後上壁87とを一体に有している。
前上壁86は、第2フレーム46の前方部分であって、膨出部88と、鍔部89とを有している。
膨出部88は、下方に向かって開放される略ボックス形状を有しており、図1に示すように、左右方向に延びている。
鍔部89は、平面視において、膨出部88を囲むように、膨出部88に対して左右両方および前方に配置されている。つまり、鍔部89は、後方に向かって開放される平面視略コ字状を有している。そして、鍔部89の右方部分の左端部は、膨出部88の右壁の下端部に接続され、鍔部89の左方部分の右端部は、膨出部88の左壁の下端部に接続され、鍔部89の前方部分の後端部は、膨出部88の前壁の下端部に接続されている。
後上壁87は、図7に示すように、第2フレーム46の後方部分であって、平板部91と、仕切壁92とを有している。
平板部91は、膨出部88の後壁の下端部から連続して後方に向かって延びている。また、平板部91は、左右方向に延びる平面視略矩形の板状である。
仕切壁92は、平板部91の下面における前後方向略中央に配置されており、平板部91の下面から下方に向かって突出している。また、仕切壁92は、平板部91の全体にわたって左右方向に延びており、背面視略矩形の板状である。
(3)筐体
そして、筐体2は、第1フレーム45と第2フレーム46とが組み合わされ、左側壁47の前方部分55、右側壁48の前方部分70および前壁49のそれぞれの上端部と、前上壁86の鍔部89とが溶着されることにより構成されている。
また、筐体2において、第2フレーム46の後上壁87は、第1フレーム45のばね係止部65の右方に隣接配置されている。より詳しくは、後上壁87の平板部91は、ばね係止部65の突出壁66の右方に隣接配置され、後上壁87の仕切壁92は、ばね係止部65の係止壁67の右方に隣接配置されている。また、仕切壁92と、湾曲部83と円弧部84との接続部分90とは上下方向に間隔を空けて配置されている。
そして、筐体2の側断面視において、仕切壁92の下端部と、接続部分90の上端部とを結ぶ仮想線分L1よりも後方の空間が、第2収容部の一例としての現像室8として画定され、仮想線分L1よりも前方の空間が、第1収容部の一例としてのトナー収容室7として画定されている。なお、トナー収容室7は、トナーを収容している。
また、仕切壁92の下端部、係止壁67の下端部、接続部分90の上端部、左側壁47の前方部分55の右面および右側壁48の前方部分70の左面が、開口部の一例としての連通口95を画定している。
つまり、筐体2は、前後方向に隣接配置されるトナー収容室7および現像室8と、トナー収容室7と現像室8とを前後方向に連通する連通口95とを有している。
(4)現像室
現像室8は、より具体的には、図3および図7に示すように、左側壁47の後方部分57、屈曲部分56および前方部分55の後端部と、右側壁48の後方部分72、屈曲部分71および前方部分70の後端部と、底壁50の円弧部84およびリップ部85と、後上壁87の後方部分とにより画定されている。
そして、現像カートリッジ1は、図7に示すように、現像室8において、現像ローラ4、供給ローラ5および層厚規制ブレード6を備えている。
現像ローラ4は、現像室8の後端部に配置されており、リップ部85の上方に間隔を空けて配置されている。現像ローラ4は、図1および図7に示すように、現像ローラ軸9と、ゴムローラ10と、現像ギア40とを備えている。
現像ローラ軸9は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
ゴムローラ10は、略円筒形状を有し、現像ローラ軸9の左右両端部を露出させるように、現像ローラ軸9を被覆している。
そして、現像ローラ4は、現像ローラ軸9の左端部が左側壁47の後方部分57に回転可能に支持され、現像ローラ軸9の右端部が右側壁48の後方部分72に回転可能に支持されることにより、筐体2に支持されている。これによって、現像ローラ4は、現像ローラ軸9の中心軸線A3を回転中心として、筐体2に対して回転可能である。また、現像ローラ軸9の左端部は、左側壁47の前方部分55よりも左方に突出している。
現像ギア40は、図1に示すように、左側壁47よりも左方に突出する現像ローラ軸9の左端部に相対回転不能に取り付けられている。現像ギア40は、その周面すべてにわたって、ギア歯を有している。なお、現像ローラ4の回転速度は、現像ギア40の半径およびギア歯数により適宜調整される。
供給ローラ5は、図7に示すように、現像室8において、現像ローラ4に対して、前方かつ下方に配置されており、円弧部84内に収容されている。供給ローラ5は、供給ローラ軸11と、スポンジローラ12と、図示しない供給ギアとを備えている。
供給ローラ軸11は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
スポンジローラ12は、略円筒形状を有し、供給ローラ軸11の左右両端部を露出させるように、供給ローラ軸11を被覆している。
そして、供給ローラ5は、供給ローラ軸11の左端部が左側壁47の前方部分55の後下端部に回転可能に支持され、供給ローラ軸11の右端部が右側壁48の前方部分70の後下端部に回転可能に支持されることにより、筐体2に支持されている。これによって、供給ローラ5は、供給ローラ軸11の中心軸線A4を回転中心として、筐体2に対して回転可能である。また、供給ローラ軸11の左端部は、左側壁47の前方部分55よりも左方に突出している。
図示しない供給ギアは、左側壁47よりも左方に突出する供給ローラ軸11の左端部に相対回転不能に取り付けられている。図示しない供給ギアは、その周面すべてにわたって、ギア歯を有している。なお、供給ローラ5の回転速度は、図示しない供給ギアの半径およびギア歯数により適宜調整される。
層厚規制ブレード6は、現像室8において、現像ローラ4の前上方に配置されている。層厚規制ブレード6は、図1に示すように、左右方向に延びる背面視略矩形の板状である。そして、層厚規制ブレード6は、図7に示すように、層厚規制ブレード6の下端部が、ゴムローラ10の周面の前端部に接触するように、筐体2に支持されている。
(5)トナー収容室
トナー収容室7は、より具体的には、図3および図7に示すように、左側壁47の前方部分55(後端部を除く)と、右側壁48の前方部分70(後端部を除く)と、底壁50の湾曲部83と、前壁49と、前上壁86および後上壁87の前方部分とにより画定されている。
現像カートリッジ1は、トナー収容室7において、アジテータユニット96を備えている。なお、以下の説明において、径方向の外方とは、径方向に沿い中心軸線から離れる外向き方向であり、径方向の内方とは、径方向に沿い中心軸線に向かう内向き方向である。
アジテータユニット96は、トナー収容室7内の側面視略中央に配置されている。アジテータユニット96は、図4に示すように、アジテータ3と、コイルばね94と、アジテータギア93とを備えている。
アジテータ3は、アジテータ軸97と、撹拌羽根98とを備えている。なお、アジテータ3は、図7に示すように、詳しくは後述するが、アジテータギア93を介して駆動力が伝達されると、回転方向Rに回転する。なお、回転方向Rは、右側面視反時計回り方向である。
アジテータ軸97は、図4および図7に示すように、軸本体99と、1対の回動軸100と、接触部の一例としてのカム101とを一体に有している。
軸本体99は、断面略T字状を有しており、左右方向に延びている。軸本体99は、羽固定部127と、補強部128とを一体に有している。
羽固定部127は、左右方向に延びる板状である。補強部128は、羽固定部127の一方面146に配置されている。また、補強部128は、側面視略矩形状を有しており、羽固定部127に対して直交するように、羽固定部127から突出している。
1対の回動軸100は、軸本体99の左右両端面に1つずつ配置されている。1対の回動軸100のそれぞれは、図4に示すように、左右方向に延びる略円柱形状を有しており、軸本体99の左右方向端面から、左右方向外方に向かって突出している。そして、1対の回動軸100のそれぞれは、左右方向に投影したときに一致しており、各回動軸100の中心軸線A1は、同一直線上に位置する。
カム101は、軸本体99の左方に隣接されており、左方の回動軸100の右端部に配置されている。カム101は、側面視略円形の板状を有しており、左方の回動軸100の周面から、回動軸100の径方向外方に向かって広がっている。そのため、カム101の回転中心は、回動軸100の中心軸線A1と一致している。
カム101は、図7に示すように、大径部分104と、小径部分105と、漸減部分106とを有している。
大径部分104は、カム101における中心角が略90°の部分であり、側面視略扇状を有している。なお、大径部分104の曲率半径は、大径部分104の周方向全体にわたって一定である。
小径部分105は、大径部分104に対して、回転方向Rの上流に隣接配置されている。小径部分105は、カム101における中心角が略60°の部分であり、側面視略扇状を有している。また、小径部分105の曲率半径は、大径部分104の曲率半径よりも小さく、小径部分105の周方向全体にわたって一定である。
漸減部分106は、小径部分105に対して、回転方向Rの上流に隣接配置されており、漸減部分106の回転方向Rの上流端部は、大径部分104の回転方向Rの下流端部に接続されている。漸減部分106は、カム101における中心角が略210°の部分であり、側面視略半円形状を有している。
また、漸減部分106の曲率半径は、回転方向Rの上流に向かうにつれて徐々に小さくなる。また、漸減部分106における回転方向Rの下流端部の曲率半径は、大径部分104の曲率半径よりも小さく、小径部分105の曲率半径よりも大きい。また、漸減部分106における回転方向Rの上流端部の曲率半径は、小径部分105の曲率半径と略同じである。
また、カム101の周面は、第2部分の一例としての当接面108と、第3部分の一例としての摺擦面109と、第1切欠面110と、第2切欠面111と、第3切欠面112と、第1部分の一例としての漸減面107とを有している。
当接面108は、大径部分104の回転方向Rの下流端面であって、カム101の径方向に延びている。摺擦面109は、大径部分104の径方向外方端面であって、当接面108の径方向外方端部から連続して、回転方向Rの上流に向かって延びている。つまり、摺擦面109は、当接面108に対して回転方向Rの上流に配置されている。
第1切欠面110は、大径部分104における回転方向Rの上流端面であって、摺擦面109の回転方向Rの上流端部から連続して、カム101の径方向内方に向かって延びている。第2切欠面111は、小径部分105の径方向外方端面であって、第1切欠面110の径方向内方端部から連続して、回転方向Rの上流に向かって延びている。第3切欠面112は、漸減部分106の回転方向Rの下流端面であって、第2切欠面111の回転方向Rの上流端部から連続して、カム101の径方向外方に向かって延びている。そして、第1切欠面110、第2切欠面111および第3切欠面112は、切欠部115を画定している。切欠部115は、カム101の径方向外方に向かって開放される側面略U字状を有している。
漸減面107は、漸減部分106の径方向外方端面であって、第3切欠面112の径方向外方端部から連続して、回転方向Rの上流に向かって延びている。そして、漸減面107の回転方向Rの上流端部は、当接面108の径方向内方端部に接続されている。
また、第3切欠面112と漸減面107との連続部分は、側面視略円弧形状に面取りされている。
また、漸減面107は、中心軸線A1を中心とする略円弧形状であり、漸減面107の曲率半径は、回転方向Rの上流に向かうにつれて小さくなる。つまり、漸減面107は、回転方向Rの上流に向かうにつれて、アジテータ3の中心軸線A1に近づく。
撹拌羽根98は、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの可撓性を有するフィルム材料からなる。撹拌羽根98は、図6に示すように、本体フィルム118と、延長フィルム119とを一体に有している。
本体フィルム118は、左右方向に延びる略矩形状を有している。本体フィルム118の左右方向寸法は、軸本体99の左右方向寸法と略同じである。
また、本体フィルム118は、複数の開口120を有している。複数の開口120は、具体的には、4つの開口120であり、左右方向に間隔を空けて並列配置されている。開口120は、左右方向に延びる矩形状を有しており、本体フィルム118を貫通している。
延長フィルム119は、撹拌羽根98の左端部であって、本体フィルム118の左端部における径方向外方端部から、左方に向かって突出している。延長フィルム119は、左右方向に延びる略矩形状を有している。
そして、本体フィルム118の径方向内方端部は、延長フィルム119がカム101の切欠部115を左右方向に通過するように、軸本体99の羽固定部127の他方面147に固定されている。これによって、撹拌羽根98は、アジテータ軸97に支持されている。また、延長フィルム119は、アジテータ3の回転の径方向において、カム101と重なっており、切欠部115に受け入れられている。
また、撹拌羽根98は、図7に示すように、側面視において、摺擦面109に対して回転方向Rの上流に配置され、かつ、漸減面107に対して回転方向Rの下流に配置されている。
そして、アジテータ3は、図4に示すように、右方の回動軸100が軸受部78に回転可能に受け入れられ、左方の回動軸100がギア挿通穴61に挿入されるように、トナー収容室7内に配置されている。
コイルばね94は、左右方向に沿って線材が螺旋状に巻回されるコイル形状を有している。コイルばね94の内径は、回動軸100の外径よりも大きく、後述する軸受筒122の外径よりも大きい。そして、コイルばね94は、図6に示すように、左方の回動軸100が挿入されており、アジテータ軸97のカム101と、左側壁47のギア挿通穴61の周縁との間に配置されている。これによって、コイルばね94の左端部は、ギア挿通穴61の周縁と接触し、コイルばね94の右端部は、カム101の左面と接触している。
これによって、コイルばね94は、カム101を常には右方に向けて付勢している。そのため、アジテータ3は、コイルばね94の付勢力により右方に向けて付勢されている。なお、コイルばね94の左端部は、ばね支持部64に右方から受け入れられている。これによって、コイルばね94は、径方向への移動が規制されている。
アジテータギア93は、左方の回動軸100の左端部に相対回転不能に取り付けられている。アジテータギア93は、図4に示すように、左右方向に延びる円筒形状を有しており、ギア部121と、軸受筒122とを一体に有している。
ギア部121は、アジテータギア93の左方部分であって、その周面すべてにわたって、ギア歯を有している。なお、アジテータ3の回転速度は、ギア部121の半径およびギア歯数により適宜調整される。
軸受筒122は、アジテータギア93の右方部分であって、ギア部121と中心軸線が一致する略円筒形状を有している。また、軸受筒122の外径は、ギア部121の外径よりも小さく、ギア挿通穴61の内径と略同じである。
そして、アジテータギア93は、軸受筒122がギア挿通穴61に左方から相対回転可能に挿入されるように、左方の回動軸100に取り付けられている。これによって、アジテータギア93のギア部121は、左側壁47に対して左方に配置されている。
また、アジテータ3は、右方の回動軸100が軸受部78に回転可能に支持され、左方の回動軸100が軸受筒122を介してギア挿通穴61の周縁に回転可能に支持されることにより、筐体2に支持されている。これによって、アジテータ3は、回動軸100の中心軸線A1を回転中心として回転可能である。つまり、回動軸100の中心軸線A1は、アジテータ3の回転中心の一例である。
(6)搬送ユニット
また、現像カートリッジ1は、図7に示すように、トナー収容室7と現像室8との境界部分において、搬送ユニット130を備えている。
搬送ユニット130は、図4に示すように、搬送部材131と、フィルム部材141と、付勢部材の一例としてのばね部材132とを備えている。
搬送部材131は、軸部の一例としての揺動軸133と、フランジ部142と、搬送部134と、カム接触部135と、抜止部136と、掻出部137とを一体に有している。なお、搬送部材131は、図7〜図10Bに示すように、詳しくは後述するが、供給ローラ5に向かってトナーT1を搬送する第1位置から、供給ローラ5に向かうトナーT1の供給を許容する第2位置を経て、滞留するトナーT2を流動させる第3位置に到達した後、再度、第1位置に順次移動する。
そこで、以下の搬送部材131の説明においては、搬送部材131が、図5、図7および図10Bに示す第1位置にある状態を基準として説明する。
揺動軸133は、図4および図5に示すように、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
フランジ部142は、揺動軸133の左端面よりも僅かに右方に配置されている。フランジ部142は、揺動軸133の全周から、揺動軸133の径方向外方に向かって広がっている。フランジ部142は、揺動軸133を中心とする略円環形状を有している。
搬送部134は、左右方向に延びる正面視略矩形の板状であり、図7に示すように、揺動軸133の周面の前下端部から連続して、揺動軸133の径方向外方に向かって突出している。また、搬送部134は、側面視において、供給ローラ5のスポンジローラ12の周面に沿うように湾曲している。つまり、搬送部134は、供給ローラ5に沿う湾曲形状を有している。
また、搬送部134の左上端部は、図5に示すように、正面視略矩形状に切り欠かれている。これによって、図4および図5に示すように、搬送部134の左端部と、揺動軸133におけるフランジ部142よりも左方の部分とは、連続しておらず、揺動軸133の径方向に間隔を空けて配置されている。
また、搬送部134の左右方向寸法は、揺動軸133の左右方向寸法よりも小さい。そして、搬送部134の左右方向端部は、揺動軸133の左右端部よりも左右方向の内方に位置している。
また、搬送部134の後面125は、図7に示すように、側面視において揺動軸133の周面の下端部から連続して、前下方に向かって円弧状に延びている。搬送部134の後面125は、スポンジローラ12の周面に沿っており、搬送部134の左右方向全体にわたって延びる円弧面である。なお、搬送部134の後面125は、搬送部の第1面の一例である。
また、搬送部134の前面126は、平面139と、円弧面140とを有している。なお、搬送部134の前面126は、搬送部134の後面125の反対面であって、搬送部の第2面の一例である。
平面139は、前面126の径方向内方部分であって、側面視において揺動軸133の周面の前下端部から連続して、前下方に向かって直線状に延びている。つまり、平面139は、揺動軸133から下方に向かうにつれて、トナー収容室7すなわち前方に向かって傾斜している。また、平面139は、図5に示すように、搬送部134の左右方向全体にわたって延びている。
円弧面140は、図7に示すように、前面126の径方向外方部分であって、側面視において平面139の径方向外方端部から連続して、前下方に向かって円弧状に延びている。また、円弧面140は、図5に示すように、搬送部134の左右方向全体にわたって延びている。
また、搬送部134は、通過溝138を有している。通過溝138は、搬送部134の左下端部に配置されている。通過溝138は、下方に向かって開放される正面視略U字状を有しており、搬送部134の下端縁における左端部から、揺動軸133の径方向内方に凹んでいる。
カム接触部135は、搬送部134の前面126における通過溝138の上方に配置されている。カム接触部135は、平面視略矩形の板状を有しており、搬送部134における通過溝138の上方周縁から連続して、前方に向かって突出している。カム接触部135の左右方向寸法は、通過溝138の左右方向寸法と略同じである。
抜止部136は、図4に示すように、搬送部134の前面126において、カム接触部135の左方に隣接配置されている。抜止部136は、側面視略矩形状の板状を有しており、搬送部134の前面126から上方に向かって突出している。また、抜止部136の右面は、カム接触部135の左端部に接続されており、抜止部136の上端部は、カム接触部135の上端部よりも僅かに上方に位置している。
掻出部137は、図5に示すように、左右方向に延びる正面視略矩形の板状であり、図7に示すように、揺動軸133の周面の上端部から連続して、揺動軸133の径方向外方に向かって延びている。つまり、掻出部137と搬送部134とは、揺動軸133において互いに異なる部分から、揺動軸133の径方向の外方に向かって延びている。
これによって、掻出部137は、搬送部134に対して、揺動軸133の周方向に略120°の間隔を隔てて配置されている。
また、掻出部137の左下端部は、図5に示すように、正面視略矩形状に切り欠かれている。これによって、掻出部137の左端部と、揺動軸133におけるフランジ部142よりも左方の部分とは、連続しておらず、揺動軸133の径方向に間隔を空けて配置されている。
また、掻出部137の左右方向寸法は、揺動軸133の左右方向寸法よりも小さい。そして、掻出部137の左右方向端部は、揺動軸133の左右方向端部よりも左右方向の内方に位置している。また、掻出部137の径方向寸法S1は、図8Aに示すように、搬送部134の径方向寸法S2よりも小さい。
フィルム部材141は、図4および図5に示すように、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの可撓性を有するフィルム材料からなる。フィルム部材141は、左右方向に延びる略矩形状を有している。フィルム部材141の左右方向寸法は、搬送部134の右端部から通過溝138の右端縁までの左右方向寸法と略同じである。
そして、フィルム部材141は、図7に示すように、フィルム部材141の径方向内方部分が、搬送部134の後面125における径方向外方端部に固定されることにより、搬送部材131に支持されている。
ばね部材132は、図4に示すように、コイル部143と、第1腕部144と、第2腕部145とを一体に有している。
コイル部143は、左右方向に沿って線材が螺旋状に巻回されるコイル形状を有している。
第1腕部144は、コイル部143の線材の一端部、具体的には、コイル部143の左後端部から、接線方向に沿って上方に向かって引き出された後、Uターンするように、折り返されている。
第2腕部145は、コイル部143の線材の他端部、具体的には、コイル部143の右下端部から、接線方向に沿って前方に向かって引き出された後、下方に向かって湾曲されている。
そして、ばね部材132は、コイル部143に揺動軸133の左端部が挿通されるとともに、第2腕部145の前端部が、カム接触部135の前端部に引っ掛けられることにより、搬送部材131に支持されている。これによって、ばね部材132のコイル部143は、フランジ部142の左方に隣接配置され、ばね部材132の第2腕部145は、抜止部136の右方に隣接配置される。
このような搬送ユニット130は、搬送部材131の揺動軸133の左右両端部のそれぞれが、対応する軸挿通穴60および図示しない軸挿通穴に、相対回転可能に挿入されることにより、筐体2に支持されている。これによって、搬送部材131は、図7に示すように、連通口95内に配置されており、揺動軸133の中心軸線A2を回転中心として揺動可能に構成されている。つまり、揺動軸133の中心軸線A2は、搬送部材131の揺動中心の一例である。
また、搬送部材131の揺動軸133は、現像ローラ4に対して前方に間隔を空けて配置され、かつ、供給ローラ5に対して上方に間隔を空けて配置されている。揺動軸133は、連通口95の上下方向の中央Cよりも上方に位置しており、連通口95の中央Cに対して、供給ローラ軸11の中心軸線A4の反対に配置されている。
また、ばね部材132のコイル部143は、図3および図5に示すように、左側壁47における軸挿通穴60の周縁と、フランジ部142との間に介在される。そのため、コイル部143は、搬送部材131のフランジ部142を、常には右方に向かって付勢している。つまり、搬送部材131は、コイル部143の付勢力により、常には右方に向かって付勢されている。
そして、ばね部材132の第1腕部144は、図5に示すように、ばね部材132のねじりによる付勢力に抗して、前方に向かって傾倒され、係止壁67の下端部に下方から当接する。これによって、ばね部材132の第2腕部145は、ばね部材132のねじりによる付勢力により、カム接触部135を後下方に向かって付勢する。そのため、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力により、常には、右側面視反時計回り方向に付勢されている。
これによって、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力により、常には、搬送部134の径方向外方端部が、フィルム部材141を介して、湾曲部83と円弧部84との接続部分90に接触する第1位置に位置している。つまり、ばね部材132は、搬送部材131を第2位置から第1位置に向かって、右側面視反時計回り方向に付勢しており、接続部分90は、フィルム部材141を介して搬送部134の径方向外方端部と当接することにより、搬送部材131の右側面視反時計回り方向の下流に向かう移動を規制している。また、フィルム部材141は、連通口95の周縁である接続部分90と接触している。
搬送部材131が第1位置にある状態において、搬送部134の径方向外方端部は、図7に示すように、相対的に供給ローラ5に近接しており、搬送部134は、連通口95の下方部分を閉鎖している。搬送部134の曲率中心は、供給ローラ軸11の中心軸線A4と一致している。また、搬送部134の後面125は、スポンジローラ12の周面の前下端部である第1部分周面f1に対して、供給ローラ5の径方向に、例えば、0.5〜3mmであり、具体的には、1.2mmの間隔を空けて向かい合っている。なお、スポンジローラ12の第1部分周面f1は、ローラ部材の周面の第1部分の一例であり、スポンジローラ12の周面のうち中心角が略60°の部分である。
また、搬送部材131が第1位置にある状態において、掻出部137は、連通口95の上方部分に対して後方、すなわち現像室8内に配置されており、連通口95の上方部分を閉鎖している。
また、搬送部材131のカム接触部135の左右方向位置は、アジテータ3のカム101の左右方向位置と略同じである。そして、搬送部材131のカム接触部135は、アジテータ3のカム101の回転軌跡内に配置されている。
(7)カップリングユニット
また、現像カートリッジ1は、図1に示すように、筐体2の左方に配置されるカップリングユニット150を備えている。つまり、図1および図4に示すように、カップリングユニット150、アジテータ3のカム101および搬送部材131のカム接触部135は、現像カートリッジ1の左右方向中央よりも左方に配置されている。
カップリングユニット150は、本体ケーシング16に備えられる図示しない駆動源からの駆動力を受けるように構成され、かつ、入力された駆動力を、アジテータギア93、現像ギア40および図示しない供給ギアに伝達するように構成されている。
4.搬送部材によるトナー搬送動作
次に、図7〜図10Bを参照して、搬送部材131による供給ローラ5に対するトナーの搬送動作について説明する。
上記のように、画像形成動作が開始すると、カップリングユニット150に駆動力が入力される。すると、カップリングユニット150は、入力された駆動力を、現像ギア40、図示しない供給ギアおよびアジテータギア93のギア部121に伝達する。
これによって、現像ローラ4および供給ローラ5のそれぞれは、図7に示すように、所定の回転速度で、右側面視反時計回り方向に回転する。
また、アジテータ3は、所定の回転速度で、回転方向Rに沿って、右側面視反時計回りに回転する。すると、アジテータ3の回転に伴って、カム101も回転方向Rに回転し、カム101の当接面108の径方向外方端部は、搬送部材131のカム接触部135の下面に対して下方から当接する。これによって、アジテータ3は、搬送部材131に駆動力を入力する。
次いで、カム101の当接面108は、図8Aに示すように、アジテータ3の回転に伴って、カム接触部135を上方に向かって押圧する。
そうすると、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力に抗して、第1位置から第2位置に向かって、第1揺動方向Xの下流に揺動する。なお、第1揺動方向Xは、搬送部材131が第1位置から第2位置に向かう揺動方向の一例であり、具体的には、右側面視時計回り方向である。
これによって、搬送部134の径方向外方端部が、第1揺動方向Xの下流に向かって移動し、搬送部134の径方向外方端部と、湾曲部83および円弧部84の接続部分90とのフィルム部材141を介する接触が解除される。
このとき、撹拌羽根98の遊端部は、湾曲部83の上面と摺擦しており、トナー収容室7内のトナーT1を、撹拌するとともに後方に向かって搬送する。また、撹拌羽根98は、湾曲部83の上面との摩擦力により、弾性力に抗して変形される。具体的には、撹拌羽根98は、回転方向Rの上流に向かって反るように湾曲している。
次いで、図8Bに示すように、アジテータ3がさらに回転すると、カム101の当接面108は、カム接触部135から離れ、カム101の摺擦面109が、通過溝138を通過した後、カム接触部135と接触する。
そうすると、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力に抗して、第1揺動方向Xの下流に向かってさらに揺動し、第2位置に到達する。
このとき、搬送部134の径方向外方端部は、湾曲部83と円弧部84との接続部分90に対して前上方に離間されており、搬送部材131が第1位置にある場合と比較して、供給ローラ5から離間している。
そして、搬送部134の後面125と、接続部分90の上端部とは、上下方向に間隔を空けて配置されており、連通口95の揺動軸133よりも下方の部分は、前後方向に開放されている。
また、搬送部134は、トナー収容室7において、搬送部134の径方向全体が、アジテータ3の中心軸線A1と搬送部材131の中心軸線A2とを結ぶ仮想の線分L2と重なるように配置されている。これにより、搬送部134の上方部分は、仮想の線分L2よりも、回転方向Rの下流に配置されている。
一方、掻出部137は、現像室8において、揺動軸133に対して後上方に位置している。これによって、掻出部137と、仕切壁92とは、前上方と後下方とを結ぶ方向に間隔を空けて配置されており、連通口95の揺動軸133よりも上方の部分は、前後方向に開放されている。
次いで、カム101がさらに回転すると、カム101の摺擦面109が、カム接触部135と摺擦した後、カム101の摺擦面109と第1切欠面110との接続部分が、カム接触部135に到達する。この間、搬送部材131は、第2位置に維持される。
そして、摺擦面109と第1切欠面110との接続部分がカム接触部135に到達したときに、撹拌羽根98の遊端部と、湾曲部83の上面との摺擦が解除される。すると、弾性変形された撹拌羽根98が復元し、撹拌羽根98は、その弾性力によって、トナー収容室7内のトナーT1を、前方から後方へ送り出すように、現像室8に向けて供給する。
このとき、搬送部134は、トナー収容室7から現像室8へ供給されるトナーT1が、搬送部134よりも上方に流動することを規制し、供給ローラ5に向かうトナーT1の流動をガイドする。
次いで、アジテータ3がさらに回転すると、図9Aに示すように、カム101の摺擦面109が、カム接触部135から離れるとともに、撹拌羽根98が、搬送部134の径方向外方端部に対して下方から、フィルム部材141を介して当接する。
そして、カム101の回転に伴って、撹拌羽根98は、その弾性力により、搬送部材131と接触して、搬送部材131を、第2位置から第1揺動方向Xの下流に向けてさらに揺動させる。これによって、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力に抗して、第2位置から第3位置に揺動する。このとき、カム接触部135とカム101とは離間している。
搬送部材131が第3位置にある状態において、搬送部134は、その全体が、中心軸線A1と中心軸線A2とを結ぶ仮想線分L2よりも、アジテータ3の回転方向Rの下流に配置されており、揺動軸133に対して前方に配置されている。また、搬送部材131が第3位置にある状態において、掻出部137は、揺動軸133に対して後上方に配置されている。
つまり、搬送部材131が第1位置から第2位置を経て第3位置に揺動すると、図7〜図9Aに示すように、搬送部134は、揺動軸133に対して前下方から前方に移動し、掻出部137は、揺動軸133に対して上方から後上方に移動する。
しかるに、画像形成動作において、図8Aおよび図8Bに示すように、供給ローラ5が現像ローラ4に過剰なトナーを供給すると、トナーの一部が現像ローラ4に担持されず、現像室8内に滞留する。また、層厚規制ブレード6により規制され、現像ローラ4の周面から掻き取られたトナーは、現像室8内に滞留する。
このような現像室8内に滞留する滞留トナーT2は、現像室8において、例えば、揺動軸133に対して供給ローラ5の回転方向の下流、すなわち、揺動軸133の後方かつ供給ローラ5の上方の空間に滞留する。
ここで、搬送部材131が、図7〜図9Aに示すように、第1位置から第2位置を経て第3位置に揺動すると、掻出部137は、現像室8において、揺動軸133に対して上方から後上方に移動するように、第1揺動方向Xの下流に向かって移動する。そうすると、滞留トナーT2は、図9Aに示すように、掻出部137の移動によりほぐされて、上方に向かって流動し、第3位置にある搬送部材131の掻出部137の上方に到達する。
次いで、アジテータ3がさらに回転すると、図9Bに示すように、撹拌羽根98と搬送部134との接触が解除される。そうすると、搬送部材131は、ばね部材132のねじりによる付勢力により、第3位置から、カム接触部135がカム101の漸減面107に当接するまで、第2揺動方向Yの下流に向かって揺動する。なお、第2揺動方向Yは、第2位置から第1位置に向かう揺動方向の一例であり、具体的には、右側面視反時計回り方向である。このとき、搬送部134の通過溝138は、カム101の漸減部分106の通過を許容する。
次いで、アジテータ3がさらに回転すると、図9Bおよび図10Aに示すように、漸減面107がカム接触部135と摺擦する。そして、搬送部材131は、カム接触部135と接触する漸減面107の部分が回転方向Rの上流に向かうにつれて、第2揺動方向Yの下流に向かって連続的に徐々に揺動する。つまり、搬送部材131は、第2位置から第3位置を経て第1位置に向かうときに、第2揺動方向Yの下流に徐々に移動する。
このとき、掻出部137は、搬送部材131の揺動に伴って、第2揺動方向Yの下流に移動する。これによって、掻出部137は、掻出部137の上方に位置する滞留トナーT2を、連通口95の上方部分を介して、現像室8からトナー収容室7に向かって掻き出す。
そうすると、滞留トナーT2は、図10Aに示すように、搬送部134の前面126の平面139に沿って流動した後、円弧面140に沿って流動し、現像室8内に戻される。
次いで、アジテータ3がさらに回転すると、カム101の漸減面107と、カム接触部135とが離間し、それらの摺擦が解除される。これによって、搬送部材131は、図10Bに示すように、ばね部材132のねじりによる付勢力により、第2揺動方向Yの下流に向かって揺動され、再度、第1位置に配置される。つまり、搬送部材131は、アジテータ3の回転に連動して、第1位置から第2位置および第3位置を経た後、再度、第1位置に到達するまで揺動する。
このようにアジテータ3が1回転し、搬送部材131が第1位置から第2位置および第3位置を経て、再度、第1位置に配置される間に、供給ローラ5は、略5/6回転する。
そのため、搬送部材131が、再度第1位置に配置された状態において、搬送部134の後面125は、スポンジローラ12の第1部分周面f1とは異なる第2部分周面f2と向かい合う。スポンジローラ12の第2部分周面f2は、スポンジローラ12の周面において、第1部分周面f1に対して、供給ローラ5の回転方向の下流に隣接される部分であって、スポンジローラ12の周面における中心角が略60°の部分である。
つまり、搬送部134は、図7に示すように、搬送部材131が第1位置にあるときに、スポンジローラ12の第1部分周面f1と向かい合い、その後、搬送部材131が第1位置から第2位置および第3位置を経て、図10Bに示すように、再び第1位置にあるときに、スポンジローラ12の第1部分周面f1から、供給ローラ5の回転方向の下流に、中心角が略60°ずれた第2部分周面f2と向かい合う。
これによって、搬送部134は、トナー収容室7から現像室8に供給されたトナーT1を、スポンジローラ12の第2部分周面f2に向かって押し込むように搬送する。
そして、引き続き、アジテータ3が回転することにより、搬送部材131は、第1位置から第2位置に揺動した後、第3位置を経て、再度第1位置に到達するサイクルを順次、連続するように繰り返す。これによって、搬送部材131が第1位置に配置される毎に、搬送部134は、スポンジローラ12の周面の異なった部分と向かい合い、その異なった部分に向けてトナーを押し込むように搬送する。また、搬送部134と向かい合うスポンジローラ12の周面は、搬送部材131が第1位置に配置される毎に、供給ローラ5の回転方向の下流に、中心角が略60°の部分ずつ順次ずれていく。なお、本実施形態では、アジテータ3が7回転し、搬送部材131が第1位置に配置されたときに、搬送部134は、スポンジローラ12の第1部分周面f1と再度向かい合う。
5.作用効果
(1)現像カートリッジ1において、搬送部材131が、図7〜図10Bに示すように、第1位置と第2位置との間を揺動することにより、搬送部材131の搬送部134は、図10Bに示すように、アジテータ3に撹拌されたトナーT1を供給ローラ5に向かって搬送する。ここで、搬送部134は、湾曲形状を有しているので、供給ローラ5に向かってトナーT1を十分に搬送することができる。
また、搬送部134は、図7に示すように、搬送部材131が第1位置にある状態において、供給ローラ5に沿うように向かい合う。そのため、搬送部材131を備えることができながら、現像カートリッジ1の小型化を図ることができる。
(2)図9Bに示すように、搬送部材131が第2位置から第1位置に移動するときに、掻出部137は、揺動軸133に対して供給ローラ5の回転方向の下流に位置する滞留トナーT2を、トナー収容室7に向かって掻き出す。
そのため、滞留トナーT2は、掻出部137によりトナー収容室7に向かって掻き出され、トナー収容室7においてアジテータ3により撹拌される。その結果、トナーが長期にわたって滞留することを抑制でき、かつ、トナーの流動性を確実に確保することができる。
(3)また、搬送部134の径方向寸法S2は、図8Aに示すように、掻出部137の径方向寸法S1よりも大きい。そのため、供給ローラ5へのトナーの搬送量の向上を図ることができる。
(4)また、揺動軸133は、図7に示すように、連通口95の中心Cに対して供給ローラ5の反対、具体的には、上方に配置されている。そのため、搬送部134の径方向寸法S2を確実に大きく確保できる。
(5)掻出部137により掻き出された滞留トナーT2は、図10Aおよび図10Bに示すように、搬送部134の平面139および円弧面140に沿って流動する。ここで、平面139は、トナー収容室7に向かって傾斜しているので、滞留トナーT2は、平面139の傾斜に沿ってトナー収容室7に向かって流動する。そのため、掻出部137により掻き出された滞留トナーT2を、トナー収容室7に確実に搬送することができる。
(6)揺動軸133は、図7に示すように、現像ローラ4に対して前方、かつ、供給ローラ5に対して上方に配置されている。そのため、現像ローラ4、供給ローラ5および搬送部材131の効率的な配置を確保することができる。その結果、現像ローラ4を備えることができながら、現像カートリッジ1の小型化を図ることができる。
(7)搬送部材131は、図7に示すように、可撓性を有するフィルム部材141を備えている。そして、フィルム部材141は、搬送部材131が第1位置にある状態において、筐体2における連通口95の周縁、具体的には、接続部分90と接触する。そのため、搬送部134と接続部分90とが直接接触する場合と比較して、異音の発生を抑制することができる。
(8)搬送部134は、図7に示すように、搬送部材131が第1位置にあるときに、スポンジローラ12の第1部分周面f1に向かってトナーを搬送する。その後、搬送部134は、図10Bに示すように、搬送部材131が第2位置を経て再度第1位置にあるときに、スポンジローラ12の第2部分周面f2に向かってトナーを搬送する。
つまり、搬送部134は、搬送部材131が往復して第1位置に配置される毎に、スポンジローラ12の周面における異なる部分に向けてトナーを搬送する。その結果、スポンジローラ12の周面の一部にのみトナーが搬送されることを抑制でき、供給ローラ5に搬送されるトナー量の偏りを抑制できる。
(9)搬送部134の上方部分は、図8Bに示すように、搬送部材131が第2位置にある状態において、アジテータ3の中心軸線A1と押込部材131の中心軸線A2とを結んだ仮想線分L2よりも、回転方向Rの下流に配置されている。そのため、第2位置にある搬送部材131と、供給ローラ5とを確実に離間させることができる。その結果、第2位置にある搬送部材131と、供給ローラ5との間へのトナーT1の流入を確実に許容できる。
しかるに、搬送部材131が第2位置にある状態において、搬送部134が仮想線分L2よりも回転方向Rの上流に配置されると、撹拌羽根98が、搬送部134と接触したときに、搬送部134に引っ掛かる場合がある。そのため、アジテータ3の回転および搬送部材131の揺動が阻害される場合がある。しかし、本実施形態では、搬送部材131が第2位置にある状態において、搬送部134が仮想線分L2と重なるように配置されているので、撹拌羽根98が搬送部134に引っ掛かることを抑制でき、アジテータ3の回転および搬送部材131の揺動の円滑な駆動を確保することができる。
(10)搬送部材131が第1位置にある状態において、搬送部134と供給ローラ5とは、図7に示すように、供給ローラ5の径方向に、0.5〜3mmの間隔を空けて向かい合う。そのため、搬送部134により搬送されたトナーは、供給ローラ5の近傍に確実に搬送される。その結果、供給ローラ5は、搬送部134により搬送されたトナーを確実に搬送することができる。
6.変形例
(1)上記の実施形態では、搬送部材131は、第1位置にある状態において、搬送部134の径方向外方端部が接続部分90と当接することにより、回転方向Rの下流に向かう移動が規制されている。
しかし、これに限定されず、搬送部材131は、第1位置にある状態において、掻出部137の径方向外方端部が仕切壁92の下端部に後方から当接することにより、回転方向Rの下流に向かう移動が規制されてもよい。
この場合、搬送部材131が第1位置にある状態において、搬送部134の径方向外方端部は、接続部分90に対して前上方に僅かに間隔を空けて配置される。
(2)また、上記の実施形態では、供給ローラ5がローラ部材の一例として対応したが、ローラ部材としては、供給ローラ5に代えて、例えば、ブラシ状のローラなどを適用することもできる。また、現像カートリッジ1が、供給ローラ5を備えない場合には、現像ローラ4がローラ部材の一例として対応する。
(3)また、上記の実施形態では、アジテータ3が撹拌部材の一例として対応したが、撹拌部材としては、アジテータ3に代えて、例えば、オーガスクリューやパドルなどを適用することもできる。
(4)また、上記の実施形態では、現像ローラ4が現像剤担持体の一例として対応したが、現像剤担持体としては、現像ローラ4に代えて、例えば、現像スリーブ、ブラシ状のローラなどを適用することもできる。
これらによっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、これら実施形態および変形例は、適宜組み合わせることができる。
1 現像カートリッジ
2 筐体
3 アジテータ
4 現像ローラ
5 供給ローラ
7 トナー収容室
8 現像室
95 連通口
125 搬送部の後面
126 搬送部の後面
131 搬送部材
133 揺動軸
134 搬送部
137 掻出部
139 平面
141 フィルム部材
A1 アジテータの中心軸線
C 連通口の中心
S1 掻出部の径方向寸法
S2 押込部の径方向寸法

Claims (10)

  1. 現像剤を収容するように構成される筐体と、
    前記筐体に回転可能に支持され、現像剤を搬送するように構成されるローラ部材と、
    前記筐体に対して回転するように構成され、現像剤を攪拌するように構成される撹拌部材と、
    前記撹拌部材によって撹拌される現像剤を前記ローラ部材に向かって搬送するように構成される搬送部材と、を備え、
    前記搬送部材は、
    前記ローラ部材に近接する第1位置と、前記第1位置よりも前記ローラ部材から離間する第2位置との間を揺動するように構成され、
    前記第1位置にある状態において、前記ローラ部材と間隔を空けて向かい合い、前記ローラ部材に沿う湾曲形状を有する搬送部を備えていることを特徴とする、現像装置。
  2. 前記筐体は、
    前記撹拌部材を収容する第1収容部と、
    前記第1収容部に対して隣接配置され、前記ローラ部材を収容する第2収容部と、
    前記第1収容部と前記第2収容部とを連通する開口部とを有し、
    前記搬送部材は、
    前記開口部内に配置されており、
    前記筐体に回転可能に支持される軸部と、
    前記軸部から前記軸部の径方向に延びる掻出部とをさらに備え、
    前記搬送部は、
    前記軸部における前記掻出部とは異なる部分から前記径方向に延び、
    前記掻出部は、
    前記搬送部材が前記第2位置にある状態において、前記第2収容部内に配置され、
    前記搬送部材が前記第2位置から前記第1位置に移動するときに、前記軸部に対して前記ローラ部材の回転方向の下流に位置する現像剤を、前記第1収容部に向かって掻き出すように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記搬送部の前記径方向の寸法は、前記掻出部の前記径方向の寸法よりも大きいことを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記軸部は、
    前記開口部の中央に対して前記ローラ部材の反対に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記搬送部は、
    前記搬送部材が前記第1位置にある状態において、前記ローラ部材と向かい合う第1面と、前記第1面と反対の第2面とを有しており、
    前記第2面は、
    前記搬送部材が前記第1位置にある状態において、前記軸部から下方に向かうにつれて、前記第1収容部に向かって傾斜する平面を含んでいることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載の現像装置。
  6. 前記ローラ部材に対して、前記第1収容部と前記第2収容部との隣接方向の一方、かつ、前記ローラ部材に対して、前記ローラ部材の軸線の延びる軸線方向および前記隣接方向の両方向と直交する直交方向の一方に配置される現像剤担持体をさらに備え、
    前記ローラ部材は、前記現像剤担持体に現像剤を供給するように構成され、
    前記軸部は、
    前記現像剤担持体に対して前記隣接方向の他方、かつ、前記ローラ部材に対して前記直交方向の一方に配置されていることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 前記搬送部材は、
    可撓性を有するフィルム部材をさらに備え、
    前記フィルム部材は、
    前記搬送部の前記径方向の外方端部に支持され、
    前記搬送部材が前記第1位置にある状態において、前記筐体における前記開口部の周縁と接触することを特徴とする、請求項2〜6のいずれか一項に記載の現像装置。
  8. 前記搬送部材は、
    前記第1位置と前記第2位置との間を連続して往復するように構成され、
    前記搬送部は、
    前記搬送部材が前記第1位置にあるときに、前記ローラ部材の周面の第1部分と向かい合い、その後、前記搬送部材が前記第1位置から前記第2位置を経て再び前記第1位置にあるときに、前記ローラ部材の周面の前記第1部分とは異なる第2部分と向かい合うことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の現像装置。
  9. 前記搬送部の少なくとも一部は、
    前記搬送部材が前記第2位置にある状態において、前記撹拌部材の回転中心と、前記搬送部材の揺動中心とを結んだ仮想の線分に対して、前記撹拌部材の回転方向の下流に配置されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の現像装置。
  10. 前記搬送部材が前記第1位置にある状態において、前記搬送部と前記ローラ部材とが、前記ローラ部材の径方向に、0.5〜3mmの間隔を空けて向かい合うことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の現像装置。
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