JP2015087319A - 3次元形状計測装置および方法ならびにプログラム - Google Patents

3次元形状計測装置および方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3次元形状の精度を向上すること。
【解決手段】3次元データおよび所定点の3次元座標データを得る3次元レーザスキャナ2と、所定点の3次元座標データを得るトータルステーション3と、レーザスキャナにて走査される複数の走査範囲2Aの隣り合う各走査範囲2Aに設定した重複領域2Bに設置された共通点4Bと、少なくとも2箇所の走査範囲に設置された基準点4Cと、各走査範囲をレーザスキャナにより各走査範囲の3次元データを得て、かつ隣り合う各走査範囲における重複領域に設けられた共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各走査範囲の3次元データを合成する際、トータルステーションにより得た各基準点の3次元座標データに基づいてレーザスキャナにより得た各基準点の3次元座標データの位置を補正し、補正した各基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の3次元データの位置を修正する制御部と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、3次元形状計測する装置および方法ならびにプログラムに関するものである。
従来、例えば、特許文献1に記載の変位情報測定システムおよび方法ならびにプログラムは、3次元レーザスキャナを用いて計測された建築物の3次元点群データから好適に当該建築物上の基準点を算出し、建築物自身の3次元的な変位量を好適に測定し確認するためのものである。具体的には、3次元レーザスキャナを用いて、建築物の変位前後の3次元点群データを計測する。一方、建築物の外部に不動点を含む基準点を設定して、トータルステーションを用いて測量する。そして、計測された建築物の変位前後の3次元点群データを当該基準点に基づいてコンピュータ内に構成される座標系内のデータに変換する。その後、コンピュータでは、変換された建築物の変位前後の3次元点群データからそれぞれ複数の近似面を生成して、その交点をそれぞれ算出し、それぞれの交点の差分を変位情報として算出する。
特開2006−349579号公報
特許文献1では、トータルステーションを用いて計測する方法は、1箇所ごとに計測点を設定して、その3次元座標を取得する必要があるため、寺院などの構造物の3次元形状を把握するためには、大量の計測点を取得する必要があり、簡易に、また迅速に、3次元データを取得することができないことが示されている。そこで、特許文献1では、3次元レーザスキャナを用いることによって、構造物の3次元形状を比較的簡易に取得している。そして、トータルステーションは、取得した3次元形状の変位の基準を取得することに用いている。
ここで、3次元レーザスキャナにより広範囲に亘って3次元形状を取得する場合、複数の走査範囲を走査することになる。この場合、隣り合う各走査範囲において相互に重複する重複領域を設定し、当該重複領域に設置された共通点を計測し、計測した共通点を合成することで隣り合う走査範囲の3次元形状を取得する。
しかしながら、3次元レーザスキャナでは、共通点を重ねて隣り合う走査範囲を合成する場合に数mmの誤差が生じる。そして、共通点を重ねてさらに隣り合う走査範囲を合成するごとに誤差が累積し、3次元形状の精度が低下することになる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、3次元形状の精度を向上することのできる3次元形状計測装置および方法ならびにプログラムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の3次元形状計測装置は、3次元データおよび所定点の3次元座標データを取得する3次元レーザスキャナと、所定点の3次元座標データを取得するトータルステーションと、前記3次元レーザスキャナにて走査される複数の走査範囲の隣り合う各前記走査範囲に設定した重複領域に設置された共通点と、少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された基準点と、各前記走査範囲を3次元レーザスキャナにより走査して隣り合う各前記走査範囲における前記重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成する際、前記トータルステーションにより取得した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナにより取得した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正し、補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正する制御部と、を備えることを特徴とする。
この3次元形状計測装置によれば、3次元レーザスキャナで走査した各走査範囲の3次元データが、3次元レーザスキャナおよびトータルステーションで走査した基準点の3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲の合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本発明の3次元形状計測装置では、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記基準点が設置されることを特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とに重複領域がなく途切れる場合では、一端の走査範囲から他端の走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置によれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲と他端の走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測装置では、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに前記基準点が設置されることを特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とが重複領域および共通点を有して合成される場合、一端の走査範囲から最も離れて合成される走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置によれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲と当該走査範囲から最も離れて合成される走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測装置では、前記基準点に白黒ターゲットが適用されることを特徴とする。
白黒ターゲットは、3次元レーザスキャナにおけるTOF(Time-of-Flight)方式レーザスキャナおよび位相差方式のレーザスキャナにより計測することが可能なターゲットである。つまり、この次元形状計測装置では、双方の方式のレーザスキャナを適用することができる。特に、位相差方式のレーザスキャナは、TOF方式のレーザスキャナと比較して計測速度が速いため、3次元形状の計測時間を短縮できる。
また、本発明の3次元形状計測装置では、前記トータルステーションが複数の場合に、前記トータルステーション間にて共通して走査される重合点をさらに備え、前記制御部は、各前記トータルステーションにより共に走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせることを特徴とする。
重合点を用いることで、複数のトータルステーション間の位置関係が明確になり、共通点を合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、本発明の3次元形状計測装置では、前記重合点に反射シートが適用されることを特徴とする。
重合点に反射シートを適用することで、複数のトータルステーション間の位置関係がより明確化され、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
上述の目的を達成するために、本発明の3次元形状計測方法は、複数の走査範囲を3次元レーザスキャナにより走査して隣り合う各前記走査範囲に設定した重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成する3次元形状計測方法であって、少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された各基準点の3次元座標データを前記3次元レーザスキャナにより取得する工程と、各前記基準点をトータルステーションにより走査して各前記基準点の3次元座標データを取得する工程と、前記トータルステーションにより取得した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナにより取得した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正する工程と、補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正する工程と、を含むことを特徴とする。
この3次元形状計測方法によれば、3次元レーザスキャナで走査した各走査範囲の3次元データが、3次元レーザスキャナおよびトータルステーションで走査した基準点の3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲の合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本発明の3次元形状計測方法では、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記基準点を設置することを特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とに重複領域がなく途切れる場合では、一端の走査範囲から他端の走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測方法によれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲と他端の走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測方法では、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに前記基準点を設置することを特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とが重複領域および共通点を有して合成される場合、一端の走査範囲から最も離れて合成される走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測方法によれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲と当該走査範囲から最も離れて合成される走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測方法では、前記基準点を白黒ターゲットとすることを特徴とする。
白黒ターゲットは、3次元レーザスキャナにおけるTOF(Time-of-Flight)方式レーザスキャナおよび位相差方式のレーザスキャナにより計測することが可能なターゲットである。つまり、この3次元形状計測方法では、双方の方式のレーザスキャナを適用することができる。特に、位相差方式のレーザスキャナは、TOF方式のレーザスキャナと比較して計測速度が速いため、3次元形状の計測時間を短縮できる。
また、本発明の3次元形状計測方法では、複数の前記トータルステーションにより重合点を共に走査して前記重合点の3次元座標データを取得する工程と、各前記トータルステーションにより共に走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせる工程と、をさらに含むことを特徴とする。
重合点を用いることで、複数のトータルステーション間の位置関係が明確になり、共通点を合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、本発明の3次元形状計測方法では、前記重合点を反射シートとすることを特徴とする。
重合点に反射シートを適用することで、複数のトータルステーション間の位置関係がより明確化され、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
上述の目的を達成するために、本発明の3次元形状計測プログラムは、複数の走査範囲が3次元レーザスキャナの走査により入力されるデータを用い、隣り合う各前記走査範囲の重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成させる3次元形状計測プログラムであって、少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、前記トータルステーションから入力した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナから入力した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正させる手順と、補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正させる手順と、を実行させることを特徴とする。
この3次元形状計測プログラムによれば、3次元レーザスキャナで走査した各走査範囲の3次元データが、3次元レーザスキャナおよびトータルステーションで走査した基準点の3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲の合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本発明の3次元形状計測プログラムでは、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに設置された各前記基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させることを特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とに重複領域がなく途切れる場合では、一端の走査範囲から他端の走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測プログラムによれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲と他端の走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測プログラムでは、各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに設置された前記基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させること特徴とする。
走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲と他端の走査範囲とが重複領域および共通点を有して合成される場合、一端の走査範囲から最も離れて合成される走査範囲で誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測プログラムによれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲と当該走査範囲から最も離れて合成される走査範囲との間の走査範囲に累積した誤差を補正することができる。
また、本発明の3次元形状計測プログラムでは、複数の前記トータルステーションにより重合点が共に走査された3次元座標データを取得する手順と、各前記トータルステーションにより走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせる手順と、を実行させることを特徴とする。
重合点を用いることで、複数のトータルステーション間の位置関係が明確になり、共通点を合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
本発明によれば、3次元形状の精度を向上することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナによる走査の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナによる走査の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナおよびトータルステーションによる走査の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナおよびトータルステーションによる走査の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の他のターゲットを示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナおよびトータルステーションによる走査の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る3次元形状計測装置の概略構成図である。図1に示すように、3次元形状計測装置1は、構造物100の3次元形状を計測するものである。構造物100は、例えば、原子力発電プラントの各種機器や配管があり、このような構造物100の3次元形状を計測することで、各種機器や配管の3次元図面や解析データを作成できるため、各種機器や配管の経年変化が把握することができ、プラントの安全性を確保することができる。
この3次元形状計測装置1は、3次元レーザスキャナ2と、トータルステーション3と、ターゲット4と、制御部5と、を備える。
3次元レーザスキャナ2は、構造物100を走査した3次元データおよび所定点の3次元座標データを取得するものである。3次元データとは、構造物100の走査範囲2Aを走査して得られる複数のX軸、Y軸、Z軸の3次元の点群座標からなる構造物100の形状データである。また、所定点の3次元座標データとは、ターゲット4(図1では特徴点4A)を走査して得られるターゲット4のX軸、Y軸、Z軸の3次元の座標データである。
トータルステーション3は、所定点の3次元座標データを取得するものである。所定点の3次元座標データとは、3次元レーザスキャナ2と同様に、ターゲット4を走査して得られるターゲット4のX軸、Y軸、Z軸の3次元の座標データである。
ターゲット4は、上述したように3次元レーザスキャナ2やトータルステーション3の走査により3次元座標データを取得するための標的である。ターゲット4は、点座標であって、図1に示すように、十字状に分割された対向部分を黒(濃色)と白(淡色)とで色分けした白黒ターゲットが適応されることが好ましい。
制御部5は、コンピュータであって、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3に接続され、3次元レーザスキャナ2から3次元データおよび3次元座標データを入力するとともに、トータルステーション3から3次元座標データを入力する。そして、これらの各データを処理する。
制御部5における処理について説明する。図2および図3は、本実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナによる走査の一例を示す図であり、図4および図5は、本実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナおよびトータルステーションによる走査の一例を示す図であり、図6は、本実施形態に係る3次元形状計測装置の動作を示すフローチャートである。
3次元レーザスキャナ2は、図1に示すように所定の走査範囲2Aを有している。3次元レーザスキャナ2は、この走査範囲2Aに収められた構造物100の3次元データ、および当該構造物100に設置されたターゲット4の3次元座標データを取得する。これら3次元データおよび3次元座標データは、制御部5に入力される。制御部5は、3次元データにより3次元形状を作成し、この3次元形状にターゲット4を関連付ける。
また、3次元レーザスキャナ2は、走査範囲2Aが比較的狭く、図2および図3に示すように、構造物100全体を1つの走査範囲2A内に収めることができない場合、構造物100に対して走査範囲2Aを複数とし、隣り合う走査範囲2Aに重複領域2Bを設ける。重複領域2Bを除く走査範囲2Aでは、ターゲット4としての特徴点4Aを配置する。特徴点4Aは、上述したように3次元レーザスキャナ2により3次元座標データを取得するためのもので、この3次元座標データが制御部5によって3次元形状に関連付けられる。特徴点4Aは、1つの走査範囲2Aに複数配置されることが好ましい。また、重複領域2Bでは、ターゲット4としての共通点4Bを配置する。共通点4Bは、上述したように3次元レーザスキャナ2により3次元座標データを取得するためのもので、この3次元座標データが制御部5によって3次元形状に関連付けられ、隣り合う走査範囲2Aを合成するために用いられる。共通点4Bは、図2および図3に示すように、重複領域2Bに3箇所配置されてX軸、Y軸、Z軸に対応することが好ましい。そして、3次元レーザスキャナ2により隣り合う一方の走査範囲2Aでの共通点4Bの3次元座標データと、隣り合う他方の走査範囲2Aでの共通点4Bの3次元座標データとを走査し、これら各共通点4Bの3次元座標データを制御部5に入力する。制御部5は、入力された隣り合う一方の走査範囲2Aでの共通点4Bの3次元座標データと、隣り合う他方の走査範囲2Aでの共通点4Bの3次元座標データとを重ね合わせることで隣り合う各走査範囲2Aの3次元データを合成する。これにより、隣り合う各走査範囲2Aの3次元データが1つになった3次元形状が作成される。なお、共通点4Bは、重複領域2Bに2箇所配置されていてもよいが、この場合、合成条件として基準となる鉛直軸を設定する必要がある。
このように、各走査範囲2Aの重複領域2Bの各共通点4Bの3次元座標データを重ね合わせることで、3次元レーザスキャナ2により走査した各走査範囲2Aの3次元データを合成することができる。しかし、重ね合わせる各共通点4Bの3次元座標データの間に数mmの誤差が生じる。そして、共通点4Bの3次元座標データを重ね合わせてさらに隣り合う走査範囲2Aの3次元データを合成するごとに誤差が累積し、3次元形状の精度が低下することになる。
例えば、図2に示すように、構造物100内に壁101があって、走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合では、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。また、図3に示すように、走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、一端の走査範囲2Aaから最も離れて合成される走査範囲2Acで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。なお、一端の走査範囲2Aaや他端の走査範囲2Abは、途切れた場合の端部をあらわすもので開始の走査範囲や終了の走査範囲をあらわすものではない。特に、図3に示す形態において、一端の走査範囲2Aaは基準とする走査範囲をあらわしているだけである。
本実施形態の3次元形状計測装置1は、上記の誤差を小さくして3次元形状の精度を向上するものである。まず、図2に示す形態に対応して3次元形状の精度を向上する実施形態を図4および図6を参照して説明する。
図4に示すように、3次元形状計測装置1は、3次元レーザスキャナ2で走査する走査範囲2A(重複領域2Bも含む)内にターゲット4としての基準点4Cを配置する。基準点4Cは、特徴点4Aや共通点4Bを用いてもよいし、特徴点4Aや共通点4Bとは別に新たに設置してもよい。基準点4Cは、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3により3次元座標データを取得するためのもので、この3次元座標データが制御部5によって3次元形状に関連付けられる。そして、複数の走査範囲2Aの各基準点4Cを走査できるようにトータルステーション3を配置する。基準点4Cは、全ての走査範囲2Aに配置する必要はなく、図4に示すように、1つのトータルステーション3の走査可能距離(例えば、図4中の実線の矢印が直線上で届く範囲)内で隣り合う走査範囲2Aを跨ぐようにして走査できる走査範囲2Aに配置する。また、基準点4Cは、図4に示すように、複数のトータルステーション3で共通して走査できる範囲に配置し、複数のトータルステーション3により一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abに繋げて走査できるように配置する。また、トータルステーション3は、その走査可能距離が3次元レーザスキャナ2よりも広いため、3次元レーザスキャナ2の数よりも少ない走査数となる。
この3次元形状計測装置1の動作であって3次元形状を得る工程(方法)としては、図6に示すように、上述のごとく3次元レーザスキャナ2により各走査範囲2Aを走査する(ステップS1)。そして、制御部5では、3次元レーザスキャナ2により走査された各走査範囲2Aの3次元データ、および基準点4C、特徴点4A、共通点4Bの3次元座標データを取得(入力)する(ステップS2)。一方、図6に示すように、トータルステーション3により各基準点4Cを走査する(ステップS3)。そして、制御部5では、トータルステーション3により走査された各基準点4Cの3次元座標データを取得(入力)する(ステップS4)。これらステップS1,S2の工程と、ステップS3,S4の工程との順番は逆であってもよい。
その後、制御部5では、トータルステーション3から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データに基づいて、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置を補正する(ステップS5)。3次元座標データの位置の補正は、図1に示すX軸、Y軸、Z軸の延在方向およびX軸、Y軸、Z軸の廻り方向に、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置を移動させ、トータルステーション3から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置に合わせる。
その後、制御部5は、上記補正に基づいて基準点4Cの3次元座標データの位置を補正した走査範囲2Aの特徴点4Aおよび共通点4Bの3次元座標データを含む3次元データの位置を修正し、隣り合う走査範囲2Aの共通点4Bを重ね合わせる(ステップS6)。すなわち、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの位置の移動に合わせて同走査範囲2A全体の位置を移動させ、この移動させた走査範囲2Aに隣り合う走査範囲2Aと共通点4Bを重ね合わせる。制御部5は、上記手順を実行させるためのプログラムが格納されている。
また、図4(図2)に示すように、構造物100内に壁101があって、走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合では、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。そこで、基準点4Cの位置の補正は、一端の走査範囲2Aaおよび他端の走査範囲2Abにおいて、トータルステーション3で走査した基準点4Ca,4Cbの3次元座標データに基づき、3次元レーザスキャナ2で走査した基準点4Ca,4Cbの3次元座標データの位置を補正する。これにより、最も大きい誤差が補正され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとの間の走査範囲2Aに累積した誤差が補正される。したがって、1つのトータルステーション3で一端の走査範囲2Aaおよび他端の走査範囲2Abの基準点4Ca,4Cbを走査することができれば、基準点4Ca,4Cbの2箇所のみ設置すればよい。
次に、図3に示す形態に対応して3次元形状の精度を向上する実施形態を図5および図6を参照して説明する。
図5に示すように、3次元形状計測装置1は、3次元レーザスキャナ2で走査する走査範囲2A(重複領域2Bも含む)内にターゲット4としての基準点4Cを配置する。基準点4Cは、特徴点4Aや共通点4Bを用いてもよいし、特徴点4Aや共通点4Bとは別に新たに設置してもよい。基準点4Cは、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3により3次元座標データを取得するためのもので、この3次元座標データが制御部5によって3次元形状に関連付けられる。そして、複数の走査範囲2Aの各基準点4Cを走査できるようにトータルステーション3を配置する。基準点4Cは、全ての走査範囲2Aに配置する必要はなく、図5に示すように、1つのトータルステーション3の走査可能距離(例えば、図5中の実線の矢印が直線上で届く範囲)内で隣り合う走査範囲2Aを跨ぐようにして走査できる走査範囲2Aに配置する。また、基準点4Cは、図5に示すように、複数のトータルステーション3で共通して走査できる範囲に配置し、複数のトータルステーション3により一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abに繋げて走査できるように配置する。また、トータルステーション3は、その走査可能距離が3次元レーザスキャナ2よりも広いため、3次元レーザスキャナ2の数よりも少ない走査数となる。
この3次元形状計測装置1の動作であって3次元形状を得る工程(方法)としては、図6に示すように、上述のごとく3次元レーザスキャナ2により各走査範囲2Aを走査する(ステップS1)。そして、制御部5では、3次元レーザスキャナ2により走査された各走査範囲2Aの3次元データ、および基準点4C、特徴点4A、共通点4Bの3次元座標データを取得(入力)する(ステップS2)。一方、図6に示すように、トータルステーション3により各基準点4Cを走査する(ステップS3)。そして、制御部5では、トータルステーション3により走査された各基準点4Cの3次元座標データを取得(入力)する(ステップS4)。これらステップS1,S2の工程と、ステップS3,S4の工程との順番は逆であってもよい。
その後、制御部5では、トータルステーション3から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データに基づいて、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置を補正する(ステップS5)。3次元座標データの位置の補正は、図1に示すX軸、Y軸、Z軸の延在方向およびX軸、Y軸、Z軸の廻り方向に、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置を移動させ、トータルステーション3から取得(入力)した各基準点4Cの3次元座標データの位置に合わせる。
その後、制御部5は、上記補正に基づいて基準点4Cの3次元座標データの位置を補正した走査範囲2Aの特徴点4Aおよび共通点4Bの3次元座標データを含む3次元データの位置を修正し、隣り合う走査範囲2Aの共通点4Bを重ね合わせる(ステップS6)。すなわち、3次元レーザスキャナ2から取得(入力)した各基準点4Cの位置の移動に合わせて同走査範囲2A全体の位置を移動させ、この移動させた走査範囲2Aに隣り合う走査範囲2Aと共通点4Bを重ね合わせる。制御部5は、上記手順を実行させるためのプログラムが格納されている。
また、図5(図3)に示すように、走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、一端の走査範囲2Aaから最も離れて合成される走査範囲2Acで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。そこで、基準点4Cの位置の補正は、一端の走査範囲2Aaおよび走査範囲2Acにおいて、トータルステーション3で走査した基準点4Ca,4Ccの3次元座標データに基づき、3次元レーザスキャナ2で走査した基準点4Ca,4Ccの3次元座標データの位置を補正する。これにより、最も大きい誤差が補正され、一端の走査範囲2Aaと走査範囲2Acとの間の走査範囲2Aに累積した誤差が補正される。したがって、1つのトータルステーション3で一端の走査範囲2Aaおよび他端の走査範囲2Abの基準点4Ca,4Ccを走査することができれば、基準点4Ca,4Ccの2箇所のみ設置すればよい。
このように、本実施形態の3次元形状計測装置1は、3次元データおよび所定点の3次元座標データを取得する3次元レーザスキャナ2と、所定点の3次元座標データを取得するトータルステーション3と、3次元レーザスキャナ2にて走査される複数の走査範囲2Aの隣り合う各走査範囲2Aに設定した重複領域2Bに設置された共通点4Bと、少なくとも2箇所の走査範囲2Aに設置された基準点4Cと、各走査範囲2Aを3次元レーザスキャナ2により走査して各走査範囲2Aの3次元データを取得し、かつ隣り合う各走査範囲2Aにおける重複領域2Bに設けられた共通点4Bの3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各走査範囲2Aの3次元データを合成する際、トータルステーション3により取得した各基準点4Cの3次元座標データに基づいて3次元レーザスキャナ2により取得した各基準点4Cの3次元座標データの位置を補正し、補正した各基準点4Cの3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲2Aの3次元データの位置を修正する制御部5と、を備える。
この3次元形状計測装置1によれば、3次元レーザスキャナ2で走査した各走査範囲2Aの3次元データが、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3で走査した基準点4Cの3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲2Aの合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測装置1では、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに基準点4Ca,4Cbが設置される。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合では、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとの間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測装置1では、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、所定の走査範囲2A(例えば図5に示す一端の走査範囲2Aa)と当該所定の走査範囲2Aから最も離れて合成される走査範囲2A(例えば図5に示す走査範囲2Ac)とに基準点4Ca,4Ccが設置される。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、一端の走査範囲2Aaから最も離れて合成される走査範囲2Acで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲2A(2Aa)と走査範囲2A(2Ac)との間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測装置1では、基準点4C(4Ca,4Cb,4Cc)に図1〜図5および図7に示すような白黒ターゲット(ターゲット4)が適用されることが好ましい。
白黒ターゲットは、3次元レーザスキャナ2におけるTOF(Time-of-Flight)方式レーザスキャナおよび位相差方式のレーザスキャナにより計測することが可能なターゲットである。つまり、本実施形態の3次元形状計測装置1は、双方の方式のレーザスキャナを適用することができる。特に、位相差方式のレーザスキャナは、TOF方式のレーザスキャナと比較して計測速度が速いため、3次元形状の計測時間を短縮できる。
ところで、図1〜図5に示す白黒ターゲット(ターゲット4)は、板状部材に十字状に分割された対向部分を黒(濃色)と白(淡色)とで色分けしたものである。一方、図7に示す白黒ターゲット(ターゲット4)は、円板部材に十字状に分割された対向部分を黒(濃色)と白(淡色)とで色分けしたものである。そして、図7に示すように、ターゲット4は、基台41に垂直軸の廻りに回転可能な支持部42を設け、この支持部42に半円状の取付部43を固定し、この取付部43に水平軸43aの廻りに回転可能に取り付けられている。すなわち、図7に示すターゲット4は、垂直軸の廻りに回転移動するとともに、水平軸の廻りに回転移動することから、様々な位置から真正面に相対させることが可能であり、走査誤差を極めて小さくすることができる。
また、本実施形態の3次元形状計測装置1では、図4および図5に示すように、トータルステーション3により走査される重合点6をさらに備える。図8は、本実施形態に係る3次元形状計測装置の3次元レーザスキャナおよびトータルステーションによる走査の一例を示す図である。重合点6は、トータルステーション3が複数の場合、トータルステーション3間にて共通して走査されるものである。トータルステーション3間とは、図4および図5に示すように、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abまでに共通した基準点4Cを走査するトータルステーション3同士のことを意味する。なお、図8では、図4に示すように一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる構成に対応しているが、重合点6を備えるのは、図5に示すように、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される構成であってもよい。そして、制御部5は、トータルステーション3間で共に走査された重合点6の3次元座標データを重ね合わせる。これにより、重合点6を共に走査したトータルステーション3同士の3次元座標データが合成され、相互のトータルステーション3の位置関係が明確となる。
重合点6は、トータルステーション3の位置関係をあらわすため、図4、図5および図8に示すように、3箇所配置されてX軸、Y軸、Z軸に対応することが好ましい。なお、重合点6は、2箇所配置されていてもよいが、この場合、条件として基準となる鉛直軸を設定する必要がある。また、重合点6は、重複領域2Bの内外のいずれにあってもよい。
このように、重合点6を用いることで、複数のトータルステーション3間の位置関係が明確になり、共通点4Bを合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、重合点6に反射シートが適用されることが好ましい。反射シートはトータルステーション3による走査においてより正確性を有するものである。従って、重合点6に反射シートを適用することで、複数のトータルステーション3間の位置関係がより明確化され、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法は、複数の走査範囲2Aを3次元レーザスキャナ2により走査して隣り合う各走査範囲2Aに設定した重複領域2Bに設置された共通点4Bの3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各走査範囲2Aの3次元データを合成する3次元形状計測方法であって、少なくとも2箇所の走査範囲2Aに設置された各基準点4Cの3次元座標データを3次元レーザスキャナ2により取得する工程と、各基準点4Cをトータルステーション3により走査して各基準点4Cの3次元座標データを取得する工程と、トータルステーション3により取得した各基準点4Cの3次元座標データに基づいて3次元レーザスキャナ2により取得した各基準点4Cの3次元座標データの位置を補正する工程と、補正した各基準点4Cの3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲2Aの3次元データの位置を修正する工程と、を含む。
この3次元形状計測方法によれば、3次元レーザスキャナ2で走査した各走査範囲2Aの3次元データが、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3で走査した基準点4Cの3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲2Aの合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法では、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに基準点4Ca,4Cbを設置する。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合では、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとの間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法では、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、所定の走査範囲2A(例えば図5に示す一端の走査範囲2Aa)と当該所定の走査範囲2Aから最も離れて合成される走査範囲2A(例えば図5に示す走査範囲2Ac)とに基準点4Ca,4Ccを設置する。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、一端の走査範囲2Aaから最も離れて合成される走査範囲2Acで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲2A(2Aa)と走査範囲2A(2Ac)との間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法では、基準点4C(4Ca,4Cb,4Cc)に図1〜図5および図7に示すような白黒ターゲット(ターゲット4)とすることが好ましい。
白黒ターゲットは、3次元レーザスキャナ2におけるTOF(Time-of-Flight)方式レーザスキャナおよび位相差方式のレーザスキャナにより計測することが可能なターゲットである。つまり、本実施形態の3次元形状計測装置1は、双方の方式のレーザスキャナを適用することができる。特に、位相差方式のレーザスキャナは、TOF方式のレーザスキャナと比較して計測速度が速いため、3次元形状の計測時間を短縮できる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法では、複数のトータルステーション3により重合点6を共に走査して重合点3の3次元座標データを取得する工程と、各トータルステーション3により共に走査された重合点6の3次元座標データを重ね合わせる工程と、をさらに含む。
このように、重合点6を用いることで、複数のトータルステーション3間の位置関係が明確になり、共通点4Bを合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、本実施形態の3次元形状計測方法では、重合点6を反射シートとすることが好ましい。反射シートはトータルステーション3による走査においてより正確性を有するものである。従って、重合点6に反射シートを適用することで、複数のトータルステーション3間の位置関係がより明確化され、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
また、本実施形態の3次元形状計測プログラムは、複数の走査範囲2Aが3次元レーザスキャナ2の走査により入力されるデータを用い、隣り合う各走査範囲2Aの重複領域2Bに設置された共通点4Bの3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各走査範囲2Aの3次元データを合成させる3次元形状計測プログラムであって、少なくとも2箇所の走査範囲2Aに設置された基準点4Cが3次元レーザスキャナ2により走査された3次元座標データを入力する手順と、各基準点4Cがトータルステーション3により走査された3次元座標データを入力する手順と、トータルステーション3から入力した各基準点4Cの3次元座標データに基づいて3次元レーザスキャナ2から入力した各基準点4Cの3次元座標データの位置を補正させる手順と、補正した各基準点4Cの3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲2Aの3次元データの位置を修正させる手順と、を実行させる。
この3次元形状計測プログラムによれば、3次元レーザスキャナ2で走査した各走査範囲2Aの3次元データが、3次元レーザスキャナ2およびトータルステーション3で走査した基準点4Cの3次元座標データにより補正されて、より正確な位置に修正されるため、走査範囲2Aの合成の誤差をより小さくし、3次元形状の精度を向上することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測プログラムでは、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに設置された各基準点4Ca,4Cbが3次元レーザスキャナ2により走査された3次元座標データを入力する手順と、各基準点4Ca,4Cbがトータルステーション3により走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させる。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとに重複領域2Bがなく途切れる場合では、一端の走査範囲2Aaから他端の走査範囲2Abで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとの間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測プログラムでは、各走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、所定の走査範囲2A(例えば図5に示す一端の走査範囲2Aa)と当該所定の走査範囲2Aから最も離れて合成される走査範囲2A(例えば図5に示す走査範囲2Ac)とに設置された基準点4Ca,4Ccが3次元レーザスキャナ2により走査された3次元座標データを入力する手順と、各基準点4Ca,4Ccがトータルステーション3により走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させる。
走査範囲2Aが一端から他端に連続して隣り合って設定され、一端の走査範囲2Aaと他端の走査範囲2Abとが重複領域2Bおよび共通点4Bを有して合成される場合、一端の走査範囲2Aaから最も離れて合成される走査範囲2Acで誤差が順次累積されて最も誤差が大きくなる。この3次元形状計測装置1によれば、最も大きい誤差を補正することができ、所定の走査範囲2A(2Aa)と走査範囲2A(2Ac)との間の走査範囲2Aに累積した誤差を補正することができる。
また、本実施形態の3次元形状計測プログラムでは、複数の前記トータルステーションにより重合点が共に走査された3次元座標データを取得する手順と、各前記トータルステーションにより走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせる手順と、を実行させる。
このように、重合点6を用いることで、複数のトータルステーション3間の位置関係が明確になり、共通点4Bを合成する位置精度が向上するので、3次元形状の精度を向上する効果をより顕著に得ることができる。
1 3次元形状計測装置
2 3次元レーザスキャナ
2A(2Aa,2Ab,2Ac) 走査範囲
2B 重複領域
3 トータルステーション
4 ターゲット
4A 特徴点
4B 共通点
4C(4Ca,4Cb,4Cc) 基準点
5 制御部
6 重合点

Claims (16)

  1. 3次元データおよび所定点の3次元座標データを取得する3次元レーザスキャナと、
    所定点の3次元座標データを取得するトータルステーションと、
    前記3次元レーザスキャナにて走査される複数の走査範囲の隣り合う各前記走査範囲に設定した重複領域に設置された共通点と、
    少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された基準点と、
    各前記走査範囲を3次元レーザスキャナにより走査して隣り合う各前記走査範囲における前記重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成する際、前記トータルステーションにより取得した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナにより取得した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正し、補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正する制御部と、
    を備えることを特徴とする3次元形状計測装置。
  2. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記基準点が設置されることを特徴とする請求項1に記載の3次元形状計測装置。
  3. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに前記基準点が設置されることを特徴とする請求項1に記載の3次元形状計測装置。
  4. 前記基準点に白黒ターゲットが適用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の3次元形状計測装置。
  5. 前記トータルステーションが複数の場合に、前記トータルステーション間にて共通して走査される重合点をさらに備え、
    前記制御部は、各前記トータルステーションにより共に走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の3次元形状計測装置。
  6. 前記重合点に反射シートが適用されることを特徴とする請求項5に記載の3次元形状計測装置。
  7. 複数の走査範囲を3次元レーザスキャナにより走査して隣り合う各前記走査範囲に設定した重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成する3次元形状計測方法であって、
    少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された各基準点の3次元座標データを前記3次元レーザスキャナにより取得する工程と、
    各前記基準点をトータルステーションにより走査して各前記基準点の3次元座標データを取得する工程と、
    前記トータルステーションにより取得した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナにより取得した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正する工程と、
    補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正する工程と、
    を含むことを特徴とする3次元形状計測方法。
  8. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記基準点を設置することを特徴とする請求項7に記載の3次元形状計測方法。
  9. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに前記基準点を設置することを特徴とする請求項7に記載の3次元形状計測方法。
  10. 前記基準点を白黒ターゲットとすることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一つに記載の3次元形状計測方法。
  11. 複数の前記トータルステーションにより重合点を共に走査して前記重合点の3次元座標データを取得する工程と、
    各前記トータルステーションにより共に走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせる工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の3次元形状計測方法。
  12. 前記重合点を反射シートとすることを特徴とする請求項11に記載の3次元形状計測方法。
  13. 複数の走査範囲が3次元レーザスキャナの走査により入力されるデータを用い、隣り合う各前記走査範囲の重複領域に設置された共通点の3次元座標データを重ね合わせて隣り合う各前記走査範囲の3次元データを合成させる3次元形状計測プログラムであって、
    少なくとも2箇所の前記走査範囲に設置された基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、前記トータルステーションから入力した各前記基準点の3次元座標データに基づいて前記3次元レーザスキャナから入力した各前記基準点の3次元座標データの位置を補正させる手順と、補正した各前記基準点の3次元座標データの位置に合わせて同走査範囲の前記3次元データの位置を修正させる手順と、を実行させることを特徴とする3次元形状計測プログラム。
  14. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに前記重複領域がなく途切れる場合、一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とに設置された各前記基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させることを特徴とする請求項13に記載の3次元形状計測プログラム。
  15. 各前記走査範囲が一端から他端に連続して隣り合って設定されて一端の前記走査範囲と他端の前記走査範囲とが前記重複領域および前記共通点を有して合成される場合、所定の前記走査範囲と当該所定の前記走査範囲から最も離れて合成される前記走査範囲とに設置された前記基準点が前記3次元レーザスキャナにより走査された3次元座標データを入力する手順と、各前記基準点がトータルステーションにより走査された3次元座標データを入力する手順と、を実行させること特徴とする請求項13に記載の3次元形状計測プログラム。
  16. 複数の前記トータルステーションにより重合点が共に走査された3次元座標データを取得する手順と、各前記トータルステーションにより走査された前記重合点の3次元座標データを重ね合わせる手順と、を実行させることを特徴とする請求項13〜15のいずれか一つに記載の3次元形状計測プログラム。
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