JP6560547B2 - 境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法 - Google Patents

境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法 Download PDF

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本発明は、境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法に関する。
構造物の平面寸法を測定する場合には、構造物に設置されたターゲットをトータルステーション等により測定する方法が一般的に採用される。ところが、大型の構造物に対して、各測点にターゲットを設置するのは困難である。
一方、非接触で測定を行えば、簡易かつ安全に測定を行うことができる。このような構造物を非接触で測定する方法としては、カメラで撮影した画像を基に行う方法(例えば、特許文献1参照)や、3Dスキャナーによる測定データを利用する方法(例えば、特許文献2参照)等がある。
特開2013−224861号公報 特許第4769028号公報
カメラの撮影画像を利用する方法は、カメラ画素数に限界があり、大型構造物の測定では数ミリ程度の誤差が生じるおそれがある。また、カメラのレンズ歪が測定結果に影響するおそれもある。
また、3Dスキャナーは、機械的に一定のサイクルで回転するミラーによって測定するものであるため、点群が所定のピッチで測定される。そのため、特に大型の構造物に設定された測点の位置を正確に測定できないおそれがあった。
このような観点から、本発明は、測定対象物の平面寸法を高精度に測定することを可能とした境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法を提案することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の境界点抽出方法は、トータルステーションの視準方向が異なる2つの測点までの距離を測定する第一ステップと、前記2つの測点までの距離の大きさが異なっている場合に、前記2つの測点を基点として、前記基点同士の中間に中点を設定する第二ステップと、前記中点までの距離を測定する第三ステップと、前記中点までの距離と前記各基点までの距離とを比較し、前記中点までの距離との差が大きい方の基点および前記中点を新たな基点として、当該基点同士の中間に新たな中点を設定する第四ステップとを備え、以後、前記第三ステップと前記第四ステップとを繰り返すことで境界点を求めることを特徴としている。
かかる境界点抽出方法によれば、構造物の縁部や段差等の境界を、ターゲット等を用いずとも高精度に抽出することが可能となる。すなわち、測定値同士を比較して測定方向を制御する作業を繰り返すことで境界点を抽出するため、トータルステーション等の測距儀の測定精度以上の精度を確保することが可能である。
なお、当該境界抽出方法は、自動制御されたノンプリズム式トータルステーションにより実施するのが望ましい。
また、本発明のトータルステーションを用いた測定方法は、測定対象物の表面の測定対象線を挟むように、または、測定対象物の表面の円の内側と外側に、それぞれ第一の基点および第二の基点を設定する基点設定工程と、前記第一の基点および前記第二の基点を利用して前記測定対象線上または円上の境界点を抽出する境界点抽出工程と、前記境界点を三次元平面上に投影する三次元平面投影工程と、前記三次元平面上の前記境界点の三次元平面座標を二次元座標に変換する二次元座標変換工程と、前記境界点の二次元座標を用いて最小二乗法により前記測定対象線の直線方程式または前記円の中心の座標値を算出する直線方程式算出工程とを備えることを特徴としている。前記基点設定工程では、トータルステーションにより前記第一の基点および前記第二の基点までの距離を測定する。前記境界点抽出工程では、前記第一の基点および前記第二の基点の中間に中点を設定する中点設定ステップと、前記トータルステーションにより前記中点までの距離を測定する距離測定ステップと、前記中点までの距離と、前記第一の基点までの距離および前記第二の基点までの距離とを比較する距離比較ステップと、前記第一の基点および前記第二の基点のうち、前記中点までの距離との差が大きい方の基点および前記中点をそれぞれ新たな第一の基点および第二の基点に設定する基点設定ステップと、を繰り返すことにより、前記境界点を抽出する。
かかるトータルステーションを用いた測定方法によれば、構造物が大型であっても、高精度に平面寸法を測定することができる。構造物の縁部や段差部等の境界やボルト孔等の中心点を高精度に測定することが可能となる。そのため、測定対象物の規模や形状にかかわらず、高精度な製品検査や現況調査を実施することが可能となる。
本発明の境界点抽出方法およびトータルステーションを用いた測定方法によれば、測定対象物の平面寸法を高精度に測定することが可能となる。
本発明の第一の実施形態の測定方法を示す模式図である。 境界点抽出方法を示す模式図である。 本発明の第二の実施形態の測定方法を示す模式図である。
<第一の実施形態>
第一の実施形態では、図1に示すように、表面に凹凸を有する板状の壁ボード2に対し、ノンプリズム式トータルステーション1により壁ボード2の平面寸法を測定する場合について説明する。
本実施形態では、壁ボード2に表面に矩形状の凸部3が形成されている場合について説明するが、凸部3の形状は限定されるものではない。
凸部3の縁部は、平面図においては線として表示される。出来形を設計図面等と対比するためには、凸部3の縁部(境界線4)を抽出する必要がある。本実施形態では、境界点(境界線4上の点)をトータルステーション1により抽出する。
本実施形態のトータルステーション1を用いた平面寸法の測定方法は、基点設定工程、境界点抽出工程、三次元平面投影工程、二次元座標変換工程および直線方程式算出工程を備えている。
基点設定工程は、図2に示すように、壁ボード2の段差(境界線4)を挟む第一の基点P1および第二の基点P2を設定する工程である。
基点設定工程では、まず、境界線4を概略的に視準し、その後、トータルステーション1により、壁ボード2上の異なる方向に設定された2つの測点までの距離L1,L2を測定する。
2つの測点までの距離L1,L2の大きさが異なっている場合は、これら2つの測点をそれぞれ第一の基点P1および第二の基点P2に設定する。一方、2つの距離の大きさが同一の場合は、トータルステーション1の振り角を変化させて、新たな測点までの距離を再度測定する。
なお、本実施形態では、トータルステーション1を自動制御することにより基点設定工程を実施する。
境界点抽出工程は、第一の基点P1および第二の基点P2を利用して、いわゆる二分法により境界点を抽出する工程である。
本実施形態の境界点抽出工程は、中点設定ステップ、距離測定ステップ、距離比較ステップおよび基点設定ステップを備えている。
中点設定ステップでは、第一の基点P1および第二の基点P2の中間方向に中点P3を設定する。中点P3は、両基点P1,P2の中間方向であって、第一の基点P1から第二の基点P2までの角度θの1/2の角度θ(=θ/2)の方向に設定する(区間分解)。すなわち中点P3は、角Oの二等分線上に設定する。
距離測定ステップでは、トータルステーション1により中点P3までの距離L3を測定する。
距離比較ステップでは、中点P3までの距離L3と、各基点P1,P2までの距離L1,L2とを比較する。
基点設定ステップでは、中点P3までの距離L3との差が大きい方の基点(本実施形態では、第一の基点P1)および中点P3を、それぞれ新たな第一の基点P1’および第二の基点P2’に設定する。
中点設定ステップにおける区間分解が最小値(振り角の分割が最小)になるまで、中点設定ステップ、距離測定ステップ、距離比較ステップおよび基点設定ステップを繰り返すことにより(図1のP1”〜P3”参照)、段差の境界点Uを抽出する。
境界点Uを抽出したら、境界点Uの三次元座標を測定する。
なお、境界点抽出工程は、トータルステーション1を用いた自動制御により行う。
本実施形態では、図1に示すように、矩形状の凸部3の上辺に沿って4点の境界点U1〜U4および、凸部3の下辺に沿って4点の境界点D1〜D2をそれぞれ抽出する。なお、境界点U,Dの設定数は、最小二乗の直方程式を求める観点から、3点以上設定すればよい。
三次元平面投影工程は、抽出された境界点U1〜U4,D1〜D4を三次元平面上に投影する工程である。
まず、図1に示すように、壁ボード2の同一平面(本実施形態では、凸部3以外の平面)上にある任意の3点B1,B2,B3の三次元座標を測定する。
次に、この3点B1,B2,B3の座標値を二次元平面上の座標値として定義する。本実施形態では、点B1を原点(0,0)とし、線分B1−B2の長さをL12とし、点B2の座標値を(L12,0)とする。すなわち、B1−B2をX軸とする二次元平面座標を定義する。
続いて、B1−B2間およびB1−B3間の辺長を求め、幾何学的に点B3の二次元座標(XB3,ZB3)を求める。
ここで、点B1,B2,B3の三次元座標および二次元座標を以下のように定義する。
点B1:三次元座標(x,y,z)、二次元座標(0,0)
点B2:三次元座標(x,y,z)、二次元座標(XB2,0)
点B3:三次元座標(x,y,z)、二次元座標(XB3,ZB3
点B1,B2,B3の三次元座標を用いて、基準平面方程式を求める。
まず、点B1,B2,B3の三次元座標を式1の行列に対応させる演算を行う。
Figure 0006560547
次に、式1の行列から最小二乗法による三次元平面方程式を導き出す。
最小二乗法の計算(式2)で、平面方程式の定数項(a,b,c)が決定されるため、基準平面方程式(式3)が求まる。
Figure 0006560547
次に、境界点座標の座標値(x,y,z)を三次元平面に投影する。三次元平面に投影した座標値を(x,y,z)とすると、式4により、基準平面上の座標に変換できる。
Figure 0006560547
二次元座標変換工程は、三次元平面上の境界点の三次元平面座標(x,y,z)を二次元座標(x,0,z)に変換する工程である。
まず、点B1,B2,B3の測定座標値から、式5を利用して、二次元マトリックスを作成する。このとき、X−Z平面変換のため、Y=0とする。
二次元マトリックスを作成したら、式6により、三次元座標を二次元座標に変換する。
Figure 0006560547
直線方程式算出工程は、境界点の二次元座標を用いて、最小二乗法により段差境界線4の直線方程式(Ax+z+B=0)を算出する工程である。
上辺、下辺について、それぞれ直線方程式を算出する。
同様に、基点設定工程、境界点抽出工程、三次元平面投影工程、二次元座標変換工程および直線方程式算出工程を凸部3の左右の辺について実施することで、凸部3の形状を平面上に作図することが可能となる。
凸部3の辺の長さを算出する場合は、凸部3の平面上(各辺で囲まれた)の任意の点P0の座標(X,Z)を与え、その点から各直線方程式までの垂線の長さHを式7により算出すればよい。すなわち、座標(X,Z)から上辺までの垂線長と、下辺までの垂線長を算出し、加算すれば、左右の辺の辺長を算出することができる。
Figure 0006560547
本実施形態のトータルステーションを用いた測定方法によれば、壁ボード2が大型であっても、壁ボード2の段差(境界線4)を高精度の抽出することができるため、平面寸法を高精度に測定することができる。
すなわち、測定値同士を比較して測定方向を制御する作業を繰り返すことで境界点を抽出するため、この様な方法で測定する事でトータルステーションの測定精度以上の精度を確保することが可能である。
そのため、壁ボード2の規模や形状にかかわらず、高精度な製品検査や現況調査を実施することが可能となる。
全体の座標系は、壁ボード(測定対象物)の表面に設定された任意の点の座標系で計算されるため、座標の回転および平行移動を行うことで、確認しやすい座標表示に変換することができる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態では、図3に示すように、表面に凹凸を有する板状の壁ボード2の平面寸法を、ノンプリズム式トータルステーション1により測定する場合について説明する。
本実施形態では、壁ボード2の表面に円形の凹部5が形成されている場合について説明するが、壁ボードの2に形成された凹部5は円形に限定されるものではない。
凹部5により形成された段差は、平面図の線として表示される。円形の凹部5の底面の中心および半径を抽出すれば、段差の位置(境界線4)を把握することができるため、本実施形態では、凹部5の底面の中心および半径を測定する。
本実施形態のトータルステーション1を用いた平面寸法の測定方法は、基点設定工程、境界点抽出工程、三次元平面投影工程、二次元座標変換工程および中心座標算出工程を備えている。
基点設定工程は、壁ボード2の段差(境界線4)を挟む第一の基点P1および第二の基点P2を設定する工程である。
本実施形態では、凹部平面5のほぼ中心に第一の基点P1を設定し、凹部平面5の外側に第二の基点P2を設定する。
第一の基点P1および第二の基点P2を設定したら、トータルステーション1から各基点P1,P2までの距離L1,L2を測定する。
境界点抽出工程は、第一の基点P1および第二の基点P2を利用して、二分法により境界点Cを抽出する工程である。
本実施形態では、凹部平面5の縁(境界線4)に沿って複数の境界点C1〜Cnを抽出する。
なお、境界点抽出工程の詳細は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
境界点C1〜Cnを抽出したら、各境界点C1〜Cnの三次元座標を測定する。
三次元平面投影工程は、抽出された境界点C1〜Cnを三次元平面上に投影する工程である。
なお、三次元平面投影工程の詳細は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
二次元座標変換工程は、三次元平面上の境界点C1〜Cnの三次元平面座標を二次元座標に変換する工程である。
なお、二次元座標変換工程の詳細は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
中心座標算出工程は、境界点C1〜Cnの二次元座標を用いて、最小二乗法により凹部5の底面の中心の座標値を算出する工程である。
ここで、境界点C1〜Cnの二次元座標を(XC1,ZC1)〜(XCn,ZCn)とする。
まず、円の中心座標値(X,Z)と円の半径Rを任意に設定し、反復による逐次計算法(ニュートン方)により求める。
まず、式8を線形化した近似式(式9)に変換する。
Figure 0006560547
式9によりR=A・ΔXが求まる。すなわち、ΔX=A−1・Rが求める解となる。ここで、Aは変数行列である。
Figure 0006560547
式10の計算結果を式11に代入して、Δx,Δz,Δsが収束するまで逐次計算を行い、最小2乗解を算出する。収束した最終値(x,z,R)は円の中心座標値と半径を示す。
Figure 0006560547
本実施形態のトータルステーションを用いた測定方法によれば、ボルト孔等の円の中心点や、円の半径を高精度に測定することが可能となる。そのため、壁ボード2の規模や形状にかかわらず、高精度な製品検査や現況調査を実施することが可能となる。
全体の座標系は、壁ボード2(測定対象物)の表面に設定された任意の点の座標系で計算されるため、座標の回転および平行移動を行うことで、確認しやすい座標表示に変換することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが本発明は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
なお、前記実施形態では、壁ボードの段差部の測定を行う場合について説明したが、トータルステーションを用いた測定方法は、壁ボードの縁部の測定に用いてもよい。
また、前記実施形態では、測定対象物として壁ボードを採用したが、測定する測定対象物は限定されるものではなく、あらゆる構造物に適用可能である。
前記実施形態では、自動制御により測定する場合について説明したが、トータルステーションは必ずしも自動制御する必要はない。
トータルステーションと壁ボード(想定対象物)との距離は限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
1 トータルステーション
2 壁ボード(測定対象物)
3 凸部
4 境界線(測定対象線)
5 凹部
P1,P2 基点
P3 中点
L1,L2,L3 距離
U1〜U4 境界点
D1〜D4 境界点

Claims (3)

  1. トータルステーションの視準方向が異なる2つの測点までの距離を測定する第一ステップと、
    前記2つの測点を基点として、前記基点同士の中間に中点を設定する第二ステップと、
    前記中点までの距離を測定する第三ステップと、
    前記中点までの距離と前記各基点までの距離とを比較し、前記中点までの距離との差が大きい方の基点および前記中点を新たな基点として、当該基点同士の中間に新たな中点を設定する第四ステップと、を備え、
    以後、前記第三ステップと前記第四ステップとを繰り返すことで境界点を求めることを特徴とする、境界点抽出方法。
  2. 測定対象物の表面の測定対象線を挟む第一の基点および第二の基点を設定する基点設定工程と、
    前記第一の基点および前記第二の基点を利用して、前記測定対象線上の境界点を抽出する境界点抽出工程と、
    前記境界点を三次元平面上に投影する三次元平面投影工程と、
    前記三次元平面上の前記境界点の三次元平面座標を二次元座標に変換する二次元座標変換工程と、
    前記境界点の二次元座標を用いて、最小二乗法により前記測定対象線の直線方程式を算出する直線方程式算出工程と、を備えるトータルステーションを用いた測定方法であって、
    前記基点設定工程では、トータルステーションにより前記第一の基点および前記第二の基点までの距離を測定し、
    前記境界点抽出工程では、
    前記第一の基点および前記第二の基点の中間に中点を設定する中点設定ステップと、
    前記トータルステーションにより前記中点までの距離を測定する距離測定ステップと、
    前記中点までの距離と、前記第一の基点までの距離および前記第二の基点までの距離とを比較する距離比較ステップと、
    前記第一の基点および前記第二の基点のうち、前記中点までの距離との差が大きい方の基点および前記中点をそれぞれ新たな第一の基点および第二の基点に設定する基点設定ステップと、
    を繰り返すことにより、前記境界点を抽出することを特徴とする、トータルステーションを用いた測定方法。
  3. 測定対象物の表面の円の内側と前記円の外側にそれぞれ第一の基点および第二の基点を設定する基点設定工程と、
    前記第一の基点および前記第二の基点を利用して、前記円上の境界点を抽出する境界点抽出工程と、
    前記境界点を三次元平面上に投影する三次元平面投影工程と、
    前記三次元平面上の前記境界点の三次元平面座標を二次元座標に変換する二次元座標変換工程と、
    前記境界点の二次元座標を用いて、最小二乗法により前記円の中心の座標値を算出する中心座標算出工程と、を備えるトータルステーションを用いた測定方法であって、
    前記基点設定工程では、トータルステーションにより前記第一の基点および前記第二の基点までの距離を測定し、
    前記境界点抽出工程では、
    前記第一の基点および前記第二の基点の中間に中点を設定する中点設定ステップと、
    前記トータルステーションにより前記中点までの距離を測定する距離測定ステップと、
    前記中点までの距離と、前記第一の基点までの距離および前記第二の基点までの距離とを比較する距離比較ステップと、
    前記第一の基点および前記第二の基点のうち、前記中点までの距離との差が大きい方の基点および前記中点をそれぞれ新たな第一の基点および第二の基点に設定する基点設定ステップと、
    を繰り返すことにより、前記境界点を抽出することを特徴とする、トータルステーションを用いた測定方法。
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