JP6056016B2 - 三次元モデル生成方法、システム及びプログラム - Google Patents

三次元モデル生成方法、システム及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、三次元測定装置によって被測定対象物を測定して得られた測定データからCADシステム上に三次元モデルを生成する三次元モデル生成方法、システム及びプログラムに関する。
従来より、リバース・エンジニアリングの手法や製品の簡易な設計手法として、三次元測定装置によって被測定対象物を測定して得られた測定データから自動的にCADシステム上に三次元モデルを生成する技術が知られている。例えば特許文献1に開示された技術では、被測定対象物を測定して得られた測定データ(点群データ)から被測定対象物の表面を表現するサーフェースデータを作成し、これらを接続して連続面を表現するフェースデータを作成し、フェースデータによって閉じられた空間から三次元ソリッドモデルを生成するようにしている。
特開2003−345839
しかしながら、上述した従来の三次元モデルの生成方法では、三次元測定装置によって被測定対象物を測定する際の測定誤差や測定データからサーフェースデータへの変換誤差によって、サーフェースデータ同士を接続する位置がずれて接続ができなかったり、正確な三次元モデルを生成することが困難になることがある。
従来は、このような問題に対し、サーフェースデータ間の境界線を手動又は自動で選択してマージ処理して閉じた空間にする処理(クローズ処理)を行ったり、生成された全てのサーフェースデータが閉じるものと仮定して、全てのサーフェースデータから直接閉じた三次元モデルを自動で作成する処理を行っている。このため、生成された三次元モデルと実際の被測定対象物との相違が大きく、その後の修正作業に膨大な時間が必要となる。
本発明はこの様な問題に鑑みなされたものであり、大幅な修正作業を要することなく、測定データから正確な三次元モデルを生成可能な三次元モデル生成方法、システム及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る三次元モデル生成方法は、被測定対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類及び面要素のジオメトリ値を含む測定データを演算装置が入力し、測定データによって特定される面要素に基づいて測定データの誤差を演算装置が算出し、算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを演算装置が判定し、誤差が許容誤差範囲内である場合には、演算装置が面要素を誤差分だけ修正し、修正された面要素から面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて演算装置が三次元モデルを生成する。この様な方法によれば、大幅な修正作業を要することなく、測定データから正確な三次元モデルを生成可能な三次元モデル生成方法の提供が可能となる。
また、上記三次元モデル生成方法において、算出する測定データの誤差を、測定データによって特定される面要素における測定点群データの存在幅とすることも可能であるし、測定データによって特定される面要素の面又は軸の基準面又は基準軸に対する角度誤差としても良い。更に、上記三次元モデル生成方法において、測定データによって特定される面要素における測定点群データの存在幅と、測定データによって特定される面要素の面又は軸の基準面又は基準軸に対する角度誤差の双方が許容誤差範囲内である場合に、面要素の位置を基準面又は基準軸に合わせるように修正する様にすることも可能である。
また、上記測定点群の存在幅による判定は、面要素が平面要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素に投影した領域について行い、面要素が円筒要素又は円錐要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素の軸に投影した領域について行うことも可能である。更に、上記面要素と基準面又は基準軸との角度誤差による判定は、直角判定の場合、角度が90°との角度誤差、平行及び同一判定の場合、0°との角度誤差が所定のしきい値以下であるかどうかの判定であり、判定及び修正は、同一判定、平行判定、直角判定の優先順位で行うことも可能である。
また、上記算出する測定データの誤差は、測定データによって特定される円筒、円錐、球及びトーラスを含む回転二次元曲面要素の半径値の小数点以下の所定桁数以下の数値であっても良く、面要素の修正は、所定桁数以下の数値を丸める処理であって良い。
本発明に係る三次元モデル生成システムは、CADシステム上に対象物の三次元モデルを生成する三次元モデル生成システムであって、対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類及び面要素のジオメトリ値を含む測定データを入力する入力手段と、測定データによって特定される面要素に基づいて測定データの誤差を算出し、算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを判定する判定手段と、誤差が許容誤差範囲内である場合には、面要素を誤差分だけ修正する面要素修正手段と、修正された面要素から面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて三次元モデルを生成する生成手段を備える。
本発明に係る三次元モデル生成プログラムは、被測定対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類及び面要素のジオメトリ値を含む測定データを入力するステップと、測定データによって特定される面要素に基づいて測定データの誤差を算出するステップと、算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを判定するステップと、誤差が許容誤差範囲内である場合には、面要素を誤差分だけ修正するステップと、修正された面要素から面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて三次元モデルを生成するステップをコンピュータに実行させる。
この発明によれば、大幅な修正作業を要することなく、測定データから正確な三次元モデルを生成することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る三次元モデル生成プログラムを用いた三次元モデル生成システムを示すブロック図である。 同三次元モデル生成プログラムによって得られた測定データの一例を示す模式図である。 同三次元モデル生成プログラムの動作を示すフローチャートである。 同実施形態に係る角度判定の方法を示すフローチャートである。 同角度判定を用いて平面データを取り扱う方法を説明するための模式図である。 同角度判定を用いて円筒データを取り扱う方法を説明するための模式図である。 同実施形態に係る幅判定の方法を示すフローチャートである。 同実施形態に係るソリッドモデルの生成方法を示すフローチャートである。
次に本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態に係る三次元モデル生成システム]
図1は、本実施形態に係る三次元モデル生成システム10を示すブロック図である。本実施形態に係る三次元モデル生成システム10は、例えば、被測定対象物1を測定する三次元測定機2からの測定データを入力し、CADデータに基づくソリッドモデルを生成するもので、例えばCADシステムの一部として構成されている。この三次元モデル生成システム10は、コンピュータ装置と、このコンピュータ装置によって実行される三次元モデル生成プログラムにより、各種機能が実現される。三次元モデル生成システム10は、測定データを入力して面要素の修正を行い、ソリッドモデルを生成する演算装置3と、演算装置3と接続された記憶装置4と、演算装置3に接続され、本実施形態に係る三次元モデル生成プログラムの操作や各種パラメータの指定等を行う入力装置5と、演算装置3において生成されたソリッドモデルを出力する出力装置6とを備えて構成されている。入力装置5としてはキーボードやマウス、タッチパネル等を採用することが可能であり、出力装置6としては、ディスプレイやプリンタ等を採用することが可能である。
演算装置3は、所定の三次元モデル生成プログラムと共に、インポート部30、面要素選択部31、角度判定部32、幅判定部33、修正部34及びソリッドモデル生成部35の各機能を備えている。インポート部30は、測定データを三次元測定機2から入力する。面要素選択部31は、入力された測定データから面要素を順次選択する。角度判定部32は、選択された面要素の基準面又は基準軸との角度誤差を判定する。幅判定部33は、選択された面要素の幅を判定する。修正部34は、角度判定部32及び幅判定部33の判定結果に基づいて面要素を修正する。ソリッドモデル生成部35は、修正された面要素及び修正されなかった面要素に基づいてソリッドモデルを生成する。
被測定対象物1は自由曲面などの任意の形状のものを選択可能であるが、点、直線、平面、円、楕円、円筒面、円錐面、球面及びトーラス面等のCADシステムで解析二次曲線、二次曲面として定義可能な点要素、直線要素及び面要素の組み合わせからなる表面形状を有するものを対象とする。ここでは説明の便宜の為に、図1に示す様な形状を想定する。即ち、被測定対象1は長方体及びこの長方体の上面から上に延びる円筒からなる形状を有する。長方体の4側面及び上下面はお互いに直角に組み合わされた平面からなり、対角線上の2つの隅に円筒形の穴を有する。
三次元測定機2から出力される測定データは、測定点群データ、幾何要素の種類及び幾何要素のジオメトリ値を含む。測定点群データは、上記被測定対象物1の表面の1又は複数の測定点の測定座標のデータ群である。幾何要素の種類は、点、直線、平面、円、楕円、円筒面、円錐面、球面及びトーラス面等の点要素、直線要素及び面要素の種類を示すデータである。この幾何要素の種類は、三次元測定時に測定点群データ取得に際してオペレータが1つ1つ指示することにより得られるデータでも良いし、測定点群データの分布状況に応じて三次元測定機が自動的に判定することにより得られるデータでも良い(例えば特開2001−241941号参照)。
また、幾何要素のジオメトリ値は、測定点群データから推定されたその幾何要素の基準位置座標、向き、長さ、半径等のデータで、例えば直線要素であれば、基準点の座標値、方向、長さ等、平面要素であれば、その基準点の座標値、法線方向等、円要素であれば、基準点の座標値、法線方向、半径等、楕円要素であれば、基準点の座標値、法線方向、長径方向、長径、短径等を含む。幾何要素のジオメトリ値は、幾何要素の種類及び測定点群データから求められる。なお、以下は説明の便宜のために幾何要素が、面要素であるものとする。
図1に示す被測定対象物1を例にとると、この被測定対象物1は、図2に示すように、面要素S(1)〜S(9)から構成される。なお、図2に示すように、測定データを三次元モデル生成システム10が入力する段階においては、各面要素S(1)〜S(9)の広さ(長さ、幅、高さ等)は未定である。ここでは、測定点群の分布範囲に基づいて広さが表現されている。面要素S(1)〜S(5)は被測定対象物1の長方体部分の4側面及び上面(下面は測定不能)を表す平面要素であり、各平面要素S(1)〜S(5)は、被測定対象物1の同一面の少なくとも3点の測定点の座標値から特定される。面要素S(6)は長方体の上に延びる円筒部分の側面を示す円筒面要素であり、面要素S(7)は上記円筒部分の上面を示す平面要素である。また、S(8),S(9)は長方体に形成された穴の側面部分を示す円筒面要素である。以下、被測定対象物1を設置した面を基準面、基準面と垂直な直線を基準軸とする。
[第1実施形態に係る三次元モデル生成プログラム]
次に、図1及び図3を参照して、本実施形態に係る三次元モデル生成プログラムの概略について説明する。図3は、本実施形態に係る三次元モデル生成プログラムにより機能する三次元モデル生成システム10の動作を示すフローチャートである。即ち、ステップS1において、面要素選択部31は、インポート部30を介して入力された面要素S(1)〜S(9)の測定データから、順次一つの面要素S(k)を選択する。ステップS2において、角度判定部32は、選択された面要素S(k)が平面要素である場合、そのジオメトリ値から特定される平面と上記基準面とのなす角度誤差Δθkが角度判定データΔθth(指定値)以下であるか否かを判定する角度判定を行い、面要素S(k)が円筒面要素、円錐面要素、トーラス面要素等の場合、そのジオメトリ値から特定される中心軸と上記基準軸とのなす角度誤差Δθkが角度判定データΔθth以下であるか否かを判定する角度判定を行う。角度判定の結果、角度誤差Δθkが所定の角度判定データΔθth以下である場合には、修正値として角度誤差データΔθkを出力する。
ステップS3において、幅判定部33は、選択された面要素S(k)のジオメトリ値によって特定される平面又は曲面を基準にして測定点群データの存在幅を判定する。測定点群データの存在幅による判定は、面要素が平面要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素に投影した領域について行い、面要素が円筒要素又は円錐要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素の軸に投影した領域について行う。測定点群データの存在幅は、ジオメトリ値によって特定された面要素から各測定点までの法線方向の距離によって表される。幅判定部33は、測定点群データの存在幅ΔWkが幅判定データΔWth(指定値)以下であるか否かを判定し、その幅判定結果として修正可否データを出力する。尚、上記角度判定データΔθth及び幅判定データΔWthは入力装置5から予め指定することができる。
次に、ステップS4において、修正部34は、上記角度判定(ステップS2)及び幅判定(ステップS3)において、共に誤差が指定値以下であると判定された場合、角度誤差Δθkを入力し、この角度誤差Δθkの分だけ面要素S(k)を修正し、修正面要素S´(k)を出力する。この結果、面要素S(k)が表す面が、基準面と同一、平行又は垂直に揃えられるか、又は面要素S(k)の中心軸が基準軸と同一、平行又は垂直に揃えられる。角度判定において角度誤差が角度判定データΔθthよりも大きいと判定され、又は幅判定において存在幅が幅判定データΔWthよりも大きいと判定された場合には、面要素S(k)についての修正を行わない。この様な方法によれば、誤差が修正されて正確なソリッドモデルの生成が可能になると共に、設計により意図的な傾きを与えた面を誤差と誤って認識して修正してしまう様な事態を防止することが可能である。
以上のシーケンスを全ての面要素S(1)〜S(9)について行った後(ステップS5)、ステップS6においてソリッドモデル生成部35は、修正面要素S´(k)及び修正不能面要素S(m)を入力してソリッドモデルを生成し、ステップS7において出力装置6にソリッドモデルを出力する。
[ステップS2の角度判定について]
次に、本実施形態に係る三次元モデル生成プログラムの各ステップについて、より詳細に説明する。まず、図4を参照し、角度判定の方法について説明する。図4は同実施形態に係る角度判定の方法を示すフローチャートである。
ステップS2の角度判定において、まずは面要素S(k)が基準面(平面要素の場合)又は基準軸(円筒要素、円錐要素等の場合)と同一であるか否かを判定する(ステップS21)。その結果、面要素S(k)が基準面又は基準軸と同一であると判定された場合には同一修正可判定を出力する(ステップS22)。面要素S(k)が基準面又は基準軸と同一であるか否かの判定は、基準面と面要素S(k)との角度誤差Δθkが角度判定データΔθth以下であるか否か及び基準面と面要素S(k)との位置の差が所定値以下であるか否かによって判定する。
例えば面要素S(1)のように、面要素が平面要素である場合、基準面と面要素S(k)との角度誤差Δθkは、図5に示すように、ジオメトリ値によって特定された面要素S(1)の基準面に対する角度に相当する。例えば面要素S(6)のように、面要素S(k)が円筒要素であった場合には、図6に示すように、ジオメトリ値によって特定された面要素S(k)の表す円筒軸の基準軸に対する角度に相当する。
面要素S(k)が基準面又は基準軸と同一で無かった場合には、面要素S(k)が基準面又は基準軸と平行か否かを判定する(ステップS23)。判定の結果、基準面又は基準軸と平行であると判定された場合には平行修正可判定を出力する(ステップS24)。面要素S(k)が基準面と平行か否かの判定は、図5に示したように、基準面と面要素S(k)との角度誤差Δθkが角度判定データΔθth以下であるか否かによって行う。また、面要素S(k)が円筒要素、円錐要素等であった場合、面要素S(k)が基準軸と平行か否かの判定は、図6に示すように、基準軸と面要素S(k)の円筒軸との角度誤差Δθkが角度判定データΔθth以下であるか否かによって行う。
上記ステップS23において基準面又は基準軸と平行でないと判定された場合、面要素S(k)が平面データであった場合には面要素S(k)と基準面とが直角であるか否かを判定し、面要素S(k)が円筒データであった場合には面要素S(k)の円筒軸と基準軸とが直角であるか否かを判定する(ステップS25)。その結果、基準面又は基準軸と直角であると判定された場合には直角修正可判定を出力し(ステップS26)、直角で無いと判定された場合には修正不可判定を出力する(ステップS27)。上記基準面又は基準軸と直角であるか否かの判定は、Δθkが、90°−Δθth≦Δθk≦90°+Δθthの関係を満たすか否かによって行う。
この様な方法においては、面要素S(k)を基準面と同一、平行、直角の優先順位で角度判定を行っている。このような角度判定を行うことにより、三次元モデルを構成する要素群を効率的にグループ分けして、全体の三次元ソリッドモデルを効率的に自動生成することができる。
[ステップS3の幅判定について]
次に、図7を参照し、本実施形態に係る幅判定の方法を説明する。図7は本実施形態に係る幅判定の方法を示すフローチャートである。
ステップS3の幅判定において、まずは判定対象領域の指定を行う(ステップS31)。面要素S(k)が平面要素である場合、判定対象領域の指定は次のように行う。即ち、面要素が平面要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素に投影した領域を判定対象領域とし、面要素が円筒要素又は円錐要素である場合には、測定点群データを面要素のジオメトリ値によって特定された面要素の軸に投影した領域を判定対象領域とする。
次に、ジオメトリ値によって特定された面要素から各測定点までの法線方向の距離の差の最大値を測定点群データの存在幅ΔWkとし、この存在幅ΔWkが幅判定データΔWth以下であるか否かを判定する(ステップS32)。この距離が幅判定データΔWth以下であった場合には面要素S(k)についての修正が可能であると判定し(ステップS33)、幅判定データΔWthよりも大きかった場合には面要素S(k)について修正することが出来ないと判定する(ステップS34)。
[ステップS6のソリッドモデル生成について]
次に、図8を参照して、本実施形態に係るソリッドモデルの生成方法について説明する。本実施形態に係るソリッドモデルの生成においては、本実施形態においては、被測定対象1の下面を測定していない。従って、まずは被測定対象1の下面として、面要素Sdを追加する(ステップS61)。面要素Sdとしては基準面と同一の平面データを追加することが考えられる。次に、修正面要素S´(1)〜S´(9)を順次選択し(ステップS62)、次に選択された上記修正面要素S´(1)〜S´(9)に隣接する修正面要素S´(1)〜S´(9)又は面要素Sdを隣接面要素S´´(l)として順次選択する(ステップS63)。次に、選択された上記修正面要素S´(1)〜S´(9)と隣接面要素S´´(l)との交線を例えばスイープ処理により求め、輪郭データ(例えばB−Reps)として定義する(ステップS64)。この際、定義した交線と交わる交線があった場合には、交線同士の交点も定義する。選択された上記修正面要素S´(1)〜S´(9)と隣接する全ての隣接面要素S´´(l)について上記ステップS62〜S63を繰り返し行い(ステップS65)、更に同様の操作を全ての修正面要素S´(1)〜S´(9)について行う(ステップS66)。この様な方法によれば、三次元データからソリッドモデルを自動で生成することが可能である。尚、本実施形態においては三次元モデルとしてソリッドモデルを生成しているが、三次元モデルは、ソリッドモデルのみならず、サーフェースモデル、ワイヤーモデルとして生成されても良い。
[その他の実施形態]
上記第1の実施形態においては、基準面と基準軸とを1つのみ規定していた。しかしながら、非測定対象物1を設置した面を第1の基準面、第1の基準面と垂直な面を第2の基準面、第1の基準面及び第2の基準面と垂直な面を第3の基準面とし、第1の基準面と第2の基準面との交線、第1の基準面と第3の基準面との交線、第2の基準面と第3の基準面との交線を、それぞれ第1の基準軸、第2の基準軸及び第3の基準軸とすることも考えられる。これにより、被測定対象の側面方向についても修正が可能となる。
1…被測定対象物、2…三次元測定機、3…演算装置、4…記憶装置、5…入力装置、6…出力装置、31…面要素選択部、32…角度判定部、33…幅判定部、34…修正部、35…ソリッドモデル生成部。

Claims (9)

  1. 被測定対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類、並びに、前記測定点群データ及び前記面要素の種類から推定された面要素のジオメトリ値を含む測定データを演算装置が入力し、
    前記測定データによって特定される面要素に基づいて前記測定データの誤差を前記演算装置が算出し、
    算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを前記演算装置が判定し、
    前記誤差が許容誤差範囲内である場合には、前記演算装置が前記面要素を前記誤差分だけ修正し、
    前記修正された面要素から前記面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて前記演算装置が三次元モデルを生成する
    ことを特徴とする三次元モデル生成方法。
  2. 前記算出する測定データの誤差は、前記測定データによって特定される面要素における前記測定点群データの存在幅である
    ことを特徴とする請求項1記載の三次元モデル生成方法。
  3. 前記算出する測定データの誤差は、前記測定データによって特定される面要素の面又は軸の基準面又は基準軸に対する角度誤差である
    ことを特徴とする請求項1記載の三次元モデル生成方法。
  4. 前記測定データによって特定される面要素における前記測定点群データの存在幅と、前記測定データによって特定される面要素の面又は軸の基準面又は基準軸に対する角度誤差の双方が前記許容誤差範囲内である場合に、前記面要素の位置を前記基準面又は基準軸に合わせるように修正する
    ことを特徴とする請求項1記載の三次元モデル生成方法。
  5. 前記測定点群の存在幅による判定は、前記面要素が平面要素である場合には、前記測定点群データを前記面要素のジオメトリ値によって特定された面要素に投影した領域について行い、前記面要素が円筒要素又は円錐要素である場合には、前記測定点群データを前記面要素のジオメトリ値によって特定された面要素の軸に投影した領域について行う
    ことを特徴とする請求項2又は4記載の三次元モデル生成方法。
  6. 前記面要素と前記基準面又は基準軸との角度誤差による判定は、直角判定の場合、角度が90°との角度誤差、平行及び同一判定の場合、0°との角度誤差が所定のしきい値以下であるかどうかの判定であり、判定及び修正は、同一判定、平行判定、直角判定の優先順位で行う
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の三次元モデル生成方法。
  7. 前記算出する測定データの誤差は、前記測定データによって特定される円筒、円錐、球及びトーラスを含む回転二次元曲面要素の半径値の小数点以下の所定桁数以下の数値であり、
    前記面要素の修正は、前記所定桁数以下の数値を丸める処理である
    ことを特徴とする請求項1記載の三次元モデル生成方法。
  8. CADシステム上に対象物の三次元モデルを生成する三次元モデル生成システムであって、
    前記対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類、並びに、前記測定点群データ及び前記面要素の種類から推定された面要素のジオメトリ値を含む測定データを入力する入力手段と、
    前記測定データによって特定される面要素に基づいて前記測定データの誤差を算出し、算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを判定する判定手段と、
    前記誤差が許容誤差範囲内である場合には、前記面要素を前記誤差分だけ修正する面要素修正手段と、
    前記修正された面要素から前記面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて三次元モデルを生成する生成手段と
    を備えたことを特徴とする三次元モデル生成システム。
  9. 被測定対象物を測定して得られた測定点群データ、面要素の種類、並びに、前記測定点群データ及び前記面要素の種類から推定された面要素のジオメトリ値を含む測定データを入力するステップと、
    前記測定データによって特定される面要素に基づいて前記測定データの誤差を算出するステップと、
    算出された誤差が所定の許容誤差範囲内であるかどうかを判定するステップと、
    前記誤差が許容誤差範囲内である場合には、前記面要素を前記誤差分だけ修正するステップと、
    前記修正された面要素から前記面要素間の交差情報及び各面要素の輪郭情報を求めて三次元モデルを生成するステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする三次元モデル生成プログラム。
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