JP6219141B2 - 形状測定装置及び形状測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、形状測定装置及び形状測定方法に関する。
今日、物体の表面形状を測定する形状測定装置が広く使用されている。形状測定装置の一例として、プローブに設けられた測定子を被測定物の表面に倣って移動させ、被測定物の形状を測定する形状測定装置が提案されている(特許文献1)。
この形状測定装置は、CADデータ等に基づいた設計値(例えば、非一様有理Bスプライン(Non-Uniform Rational B-Spline)データ:以下、NURBSデータと表記する)を、パラメトリック3次曲線群(Parametric Cubic Curves:以下、PCC曲線群)と表記する)に変換する。形状測定装置は、PCC曲線群を分割した分割PCC曲線群から速度曲線を算出し、算出結果に基づいてプローブの移動速度を算出する。そして、形状測定装置は、算出した移動速度に基づいてプローブを移動させることで、測定子を被測定物の表面に倣って移動させる。この測定方法は、設計値倣い測定と称される(例えば、特許文献1)。
また、形状測定装置において、設計データを用いずにプローブ移動を制御する他の測定方法が知られている。この測定方法では、被測定物へのプローブの押込み量を検出する。そして、押込み量が所定の基準押込み量となるように、被測定物の表面に倣ってプローブを移動させる。この測定方法は、自律倣い測定(特許文献2)と称される。
特開2008−241420号公報 特開2005−345123号公報
ところが、発明者らは、上述の手法には、以下の問題点が有ることを見出した。設計値倣い測定(特許文献1)では、設計値に基づいて事前に設定された測定経路に沿って、測定子を移動させる。そのため、高速な形状測定を実施することができる。しかし、被測定物へのプローブの押込み量の変化は考慮されない。そのため、設計上存在しない凹部が被測定物の表面に存在する場合、予期しない凹部の上に測定子が移動すると、測定子の押込み量が低下する。また、設計上存在しない凸部が被測定物の表面に存在する場合、予期しない凸部の上に測定子が移動すると、測定子の押込み量が増大する。その結果、測定子の押し込み量が許容範囲を超えてしまうと、測定データが取得できず、形状測定が中断してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、形状測定装置で形状測定を行う際に、測定子の押し込み量が許容範囲を超える測定エラーが生じた場合でも形状測定を継続することである。
本発明の第1の態様である形状測定装置は、先端に測定子が設けられたプローブと、前記測定子を被測定物の表面に倣う第1の測定経路で移動させる測定子移動部と、前記被測定物の設計情報に基づいて前記第1の測定経路を設定する経路設定部と、前記経路設定部から前記第1の測定経路を取得し、前記第1の測定経路に沿って前記測定子が移動するように前記測定子移動部を制御する移動制御部と、前記第1の測定経路上における前記測定子の位置を検出する位置検出部と、前記第1の測定経路上における前記測定子の前記被測定物への押し込み量を検出する押し込み量検出部と、検出された前記測定子の位置及び押し込み量を測定結果として記憶する測定結果記憶部と、を備え、前記押し込み量検出部は、前記測定子の押し込み量が許容範囲を超える測定エラーが生じた場合に、エラー信号を出力し、前記移動制御部は、前記エラー信号に応じて前記測定子の移動を停止し、前記測定子を、前記第1の測定経路の始点に移動させ、前記測定子が、前記第1の測定経路の前記始点から終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動するように、前記測定子移動部を制御するものである。
本発明の第2の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記経路設定部は、前記第1の測定経路の前記始点から前記終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動したことで記憶された測定結果を、前記測定結果記憶部から取得し、取得した測定結果に基づいて、第2の測定経路を生成し、前記第1の測定経路を、前記第2の測定経路に更新するものである。
本発明の第3の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記第1の測定経路が連続して複数存在する場合、前記移動制御部は、前記連続する複数の第1の測定経路ごとに、前記測定エラーを検出するものである。
本発明の第4の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記連続する複数の第1の測定経路のうち、前記測定エラーが検出されたものを示すエラーフラグを記憶するエラーフラグ記憶部を更に備え、前記押し込み量検出部は、前記連続する複数の第1の測定経路のそれぞれについて、前記測定エラーが検出された場合に、前記エラーフラグを前記エラーフラグ記憶部に書き込み、前記経路設定部は、前記エラーフラグを参照して、前記連続する複数の第1の測定経路のうちで前記測定エラーが検出されたものを検出し、前記測定エラーが検出された前記第1の測定経路の全てについて、前記始点から前記終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動したことで記憶された測定結果を、前記測定結果記憶部から取得し、取得した前記測定結果に基づいて、第2の測定経路を生成し、前記第1の測定経路を、前記第2の測定経路に更新するものである。
本発明の第5の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記移動制御部は、前記押し込み量検出部から前記エラー信号が出力された場合、前記第1の測定経路の前記始点と前記終点との間の前記第1の測定経路上で任意の点を設定し、前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が属する平面内で、前記測定子を移動させるものである。
本発明の第6の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記移動制御部は、前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が直線上に並ぶ場合、前記第1の測定経路の前記始点と前記終点とを結ぶ直線の中点に直交する線と、前記第1の測定経路と、の交点を設定し、前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記交点が属する平面内で、前記測定子を移動させるものである。
本発明の第7の態様である形状測定装置は、上記の形状測定装置であって、前記移動制御部は、前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が直線上に並ぶ場合、前記第1の測定経路の前記始点と前記終点とを結ぶ直線の四分割点に直交する3本の線と、前記第1の測定経路と、の3つの交点を設定し、前記第1の測定経路の前記始点及び前記終点と、前記3つの交点のいずれかと、が属する平面内で、前記測定子を移動させるものである。
本発明の第8の態様である形状測定方法は、上記の形状測定装置であって、被測定物の設計情報に基づいて設定された、プローブの先端に設けられた測定子が移動する被測定物の表面に倣った測定経路を取得し、前記測定経路に沿って前記測定子を移動させ、前記測定経路上における前記測定子の位置を検出し、前記測定経路上における前記測定子の前記被測定物への押し込み量を検出し、検出された前記測定子の位置及び押し込み量を測定結果として取得し、前記測定子の押し込み量が許容範囲を超えた場合には、前記測定子の移動を停止し、前記測定子を前記測定経路の始点に移動させ、前記測定子を、前記測定経路の前記始点から終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動させるものである。
本発明によれば、形状測定装置で形状測定を行う際に、測定子の押し込み量が許容範囲を超える測定エラーが生じた場合でも形状測定を継続することができる。
本発明の上述及び他の目的、特徴、及び長所は以下の詳細な説明及び付随する図面からより完全に理解されるだろう。付随する図面は図解のためだけに示されたものであり、本発明を制限するためのものではない。
実施の形態1にかかる三次元測定機1の構成を模式的に示す全体図である。 実施の形態1にかかる三次元測定機1の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる三次元測定機1の基本的構成を示すブロック図である。 NURBS曲線とPCC曲線との関係を示す図である。 PCC曲線の構成を模式的に示す図である。 三次元測定機1で設計値倣い測定の経路を示す1つのPCC曲線のセグメントPCCを示す図である。 実施の形態1にかかる三次元測定機1の形状測定方法を示すフローチャートである。 PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFとエラー発生点PEが直線上に並んでいる場合を示す図である。 PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の中間点に対応するPCC曲線上の点を点PAとして設定する場合を示す図である。 PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の四分割点に対応するPCC曲線上の点を点PAとして設定する場合を示す図である。 実施の形態2にかかる三次元測定機6の形状測定方法を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる三次元測定機7の基本的構成を示すブロック図である。 三次元測定機7での設計値倣い測定の経路の例を示すPCC曲線のセグメント構成を模式的に示す図である。 実施の形態3にかかる三次元測定機7の形状測定方法を示すフローチャートである。 実施の形態4にかかる三次元測定機9の基本的構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかる三次元測定機9の形状測定方法を示すフローチャートである。 実施の形態5にかかる三次元測定機11とその周辺装置を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。各図面においては、同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
以下では、形状測定装置の一例である、三次元測定機について説明する。図1は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の構成を模式的に示す全体図である。図2は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の概略構成を示すブロック図である。図3は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の基本的構成を示すブロック図である。図1では、上方向を+Z軸方向とし、このZ軸に直交する2軸をそれぞれX軸及びY軸として説明する。なお、当該X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向により、マシン座標系が規定される。以下の図面においても同様である。
図1及び2に示すように、三次元測定機1は、三次元測定機本体2、モーションコントローラ3、操作手段4及びホストコンピュータ5を有する。
三次元測定機本体2の構成
図1に示すように、三次元測定機本体2は、プローブ21、測定子移動部22及び定盤23を有する。プローブ21は、測定子211A、スタイラス211及び支持機構212を有する。測定子211Aは、スタイラス211の先端側(−Z軸方向側)に設けられる。
支持機構212は、スタイラス211の基端側(+Z軸方向側)を支持する。支持機構212は、スタイラス211をX、Y及びZ軸の各軸方向に付勢することで所定位置に位置決めするように支持する。そして、支持機構212は、外力が加わった場合、すなわち測定子211Aが被測定物OBJに当接した場合には、スタイラス211を一定の範囲内でX,Y及びZ軸の各軸方向に移動可能としている。この支持機構212は、具体的な図示は省略したが、スタイラス211の各軸方向の位置をそれぞれ検出するためのプローブセンサを有する。なお、各プローブセンサは、スタイラス211の各軸方向の移動量に応じたパルス信号を出力する位置センサである。
測定子移動部22は、プローブ21を保持するとともに、プローブ21を移動させる。測定子移動部22は、定盤23に立設される。図1及び図2に示すように、測定子移動部22は、スライド機構24及び駆動機構25を有する。
スライド機構24は、プローブ21を保持するとともに、プローブ21のスライド移動を可能にする機構である。スライド機構24は、2つのコラム241、ビーム242、スライダ243及びラム244で構成される。2つのコラム241は、定盤23におけるX軸方向の両端から+Z軸方向に延出し、Y軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられる。ビーム242は、2つのコラム241にて支持され、X軸方向に沿って延出する。スライダ243は、Z軸方向に沿って延出する筒状に形成され、ビーム242上をX軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられる。ラム244は、スライダ243の内部に挿入されるとともに、スライダ243の内部をZ軸方向に沿ってスライド移動可能に設けられる。
駆動機構25は、スライド機構24を駆動することで、プローブ21を移動させる。駆動機構25は、X軸駆動部251X、Y軸駆動部251Y及びZ軸駆動部251Zを有する。X軸駆動部251Xは、ビーム242上をスライドさせて、スライダ243をX軸方向に沿って移動させる。Y軸駆動部251Yは、+X軸方向側のコラム241を支持するとともに、Y軸方向に沿ってスライド移動させる。Z軸駆動部251Zは、スライダ243の内部をスライドさせて、ラム244をZ軸方向に沿って移動させる。具体的な図示は省略するが、X軸駆動部251X、Y軸駆動部251Y及びZ軸駆動部251Zには、コラム241、スライダ243及びラム244の各軸方向の位置を検出するためのスケールセンサがそれぞれ設けられている。なお、スケールセンサは、コラム241、スライダ243及びラム244の移動量に応じたパルス信号を出力する位置センサである。
モーションコントローラ3の構成
図2に示すように、モーションコントローラ3は、位置検出部31、押し込み量検出部32、移動制御部33及び測定結果記憶部34を有する。
位置検出部31は、上述したスケールセンサから出力されるパルス信号をカウントしてスライド機構24の移動量を計測するとともに、上述したプローブセンサから出力されるパルス信号をカウントしてスタイラス211の移動量を計測する。位置検出部31は、計測したスライド機構24及びスタイラス211の各移動量に基づいて、測定子211Aの位置PP(以下、プローブ位置PP)を算出する。
押し込み量検出部32は、位置検出部31にて計測されたスタイラス211の移動量(各プローブセンサの検出値(Px,Py,Pz))に基づいて、以下の式(1)に示すように、測定子211Aの押込み量Epの絶対値を算出することができる。

Figure 0006219141
移動制御部33は、ホストコンピュータ5から、プローブ21を駆動させるための測定経路(第1の測定経路とも称する)を取得する。取得する測定経路は、PCCコマンド(PCCデータ)にて記述される。移動制御部33は、位置検出部31にて算出されたプローブ位置PP及び押込み量と、取得したPCCデータとに基づいて、測定子211Aを被測定物OBJに押し込んだ状態で、被測定物OBJの表面に倣って測定子211Aを移動させるためのプローブ指令値(速度ベクトル)を算出する。移動制御部33は、プローブ指令値を駆動機構25へ出力することで、プローブ21の動作を制御する。
移動制御部33は、設計値倣い測定を行う場合には、測定経路を示すPCCコマンド(PCCデータ)に基づいて、プローブ21の経路に沿った速度成分ベクトル(速度ベクトル)を算出し、算出結果をプローブ指令値として駆動機構25へ出力する。換言すれば、移動制御部33は、プローブ指令値により測定子移動部26を制御することで、プローブ21を移動させる。
移動制御部33は、自律倣い測定を行う場合には、例えば既述した特許文献2に記載されるように、押し込み量検出部32で算出される押込み量が一定となるように、プローブ21を移動させる。
測定結果記憶部34は、位置検出部31が検出した測定子211Aの位置と、押し込み量検出部32が検出した押し込み量と、で表現される形状測定結果を記憶する。
操作手段4の構成
操作手段4は、例えばジョイスティックや各種のスイッチにより構成される。操作手段4は、三次元測定機1を操作するユーザと三次元測定機1との間のマン−マシンインターフェースとして設けられる。三次元測定機1を操作するユーザは、操作手段4を介して、三次元測定機1、三次元測定機本体2、モーションコントローラ3及びホストコンピュータ5に指令を与えることができる。
ホストコンピュータ5の構成
ホストコンピュータ5は、CPU(Central Processing Unit)や、メモリ等を備えて構成され、モーションコントローラ3に所定の指令を与えることで三次元測定機本体2を制御する。ホストコンピュータ5は、図2に示すように、情報取得部51、経路設定部52、形状解析部53及び記憶部54を有する。情報取得部51は、CADシステム(図示略)から被測定物OBJの設計情報(CADデータや、NURBSデータ等)を取得する。経路設定部52は、情報取得部51により取得した設計情報に基づいて、プローブ21を移動させる経路(PCCデータ)を設定する。形状解析部53は、モーションコントローラ3から出力された測定データに基づいて被測定物の表面形状データを算出し、算出した被測定物の表面形状データの誤差や歪み等を求める形状解析を行う。記憶部54は、ホストコンピュータ5で用いられるデータ、被測定物OBJの形状に関する設計情報等が記憶されている。ホストコンピュータ5には、周辺機器として、キーボード61及びマウス63などの入力装置や、プリンタ62などの出力装置が接続される。
次いで、PCC曲線について説明する。図4は、NURBS曲線とPCC曲線との関係を示す図である。図4に示すように制御点の座標値とパラメータを有するNURBSデータにより、被測定物OBJの形状をNURBS曲線、NURBS曲面で表現可能である。さらに、直線や平面であってもNURBSデータで表現可能であるので、被測定物OBJの全体形状をNURBSデータで一括表現可能である。従って、曲線、円弧、直線を含んだ測定子211Aの移動の経路情報をNURBSデータで一括表現して、このNURBSデータに基づいてPCC曲線を生成可能である。経路情報となるPCC曲線L_PCCは、NURBS曲線L_NURBSを、その法線方向(法線ベクトルの方向)にオフセットさせたものとなる。ここで、オフセット量OFFSETは、測定子211Aの半径から基準となる押し込み量を減じた値である。このPCC曲線上を測定子211Aの球の中心が通過するようにCPU41により制御が行われる。
図5は、PCC曲線の構成を模式的に示す図である。図5に示すように、PCC曲線L_PCCは、点Pにより複数のセグメントに分割される。よって、各セグメントもPCC曲線で構成される。各セグメントの終了点は、次のセグメント(PCC曲線)の開始点となる。ここで、任意のPCC曲線の開始点の座標を(KX0、KY0、KZ0)とし、そのPCC曲線における始点と終点との間の直線の長さをDとする。このように定義すると、PCC曲線上の任意の位置における座標{X(S)、Y(S)、Z(S)}は、以下に示す式(2)で表される。

Figure 0006219141





次いで、三次元測定機1の形状測定動作について説明する。図6は、三次元測定機1で設計値倣い測定の経路を示す1つのPCC曲線のセグメントPCCを示す図である。図6では、PCC曲線のセグメントPCCの始点をPS、終点をPFとしている。
図6では、設計値倣い測定の被測定物OBJは、紙面上方向に配置されている。三次元測定機1は、PCC曲線で規定される測定経路MP上にプローブの測定子211Aの中心が位置するようにプローブ21を駆動する。この際、被測定物OBJの製造誤差などにより、凹部700が存在する場合がある。凹部700のへこみ量が大きい場合には、測定子211Aが凹部700に差し掛かったときに、測定子211Aの押し込み量が許容範囲を超えてしまい、測定子211Aが被測定物OBJの表面の変位に追随しきれず、測定子211Aが被測定物OBJの表面から離れてしまう事態が生じる。同様に、被測定物OBJの製造誤差などにより凸部が存在する場合もある。凸部の突出量が大きい場合には、測定子211Aが凸部に差し掛かったときに、測定子211Aの押し込み量が許容範囲を超えてしまい、測定子211Aが被測定物OBJの表面の変位に追随しきれない事態が生じる。以下では、測定子211Aが被測定物OBJの表面の変位に追随しきれない事態を測定エラーと称する。測定子211Aが被測定物OBJの表面の変位に追随しきれない事態が生じたことを検出したPCC曲線上の点を、エラー発生点PEと称する。測定エラーが生じると、被測定物OBJの表面形状を示すデータを取得することができないため、測定が中断してしまう。なお、測定子の押し込み量の許容範囲は、例えば押し込み量を検出するセンサの検出範囲や、プローブの物理的な可動範囲により制約される。
本実施の形態にかかる三次元測定機1は、測定エラーが生じた際でも、測定を継続する測定方法が実行可能である。以下、三次元測定機1の形状測定方法を説明する。図7は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の形状測定方法を示すフローチャートである。
ステップS11
移動制御部33は、設計値倣い測定を行うために、経路設定部52からPCC曲線のセグメントPCCの設計値倣い測定経路MP(第1の測定経路)を読み込む。
ステップS12
PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへの設計値倣い測定を開始させる。移動制御部33は、測定子211Aを、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへ、測定経路MPに沿って移動させる。設計値倣い測定中、位置検出部31は測定子211Aの位置を検出し、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を検出する。
ステップS13
押し込み量検出部32は、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへの設計値倣い測定中、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を監視する。この際、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量が許容範囲を超えた場合、許容範囲を超えて測定子211Aを被測定物OBJへ押し込むことができない。そのため、測定子211Aが被測定物OBJの表面の変位に追随しきれない。そのため、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量が許容範囲を超えたものとして、測定エラーとして検出する。なお、測定エラーが検出されない場合は、形状測定を終了する。測定結果は、測定結果記憶部34に記憶される。
ステップS14
PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへの設計値倣い測定中、押し込み量検出部32が測定エラーを検出した場合、移動制御部33は、エラー発生点PEで測定子211Aの移動を停止させる。位置検出部31は、エラー発生点PEを記憶する。
ステップS15
移動制御部33は、プローブ21を駆動し、測定子211Aをエラー発生点PEからPCC曲線のセグメントPCCの始点PSへ移動させる。この際、移動制御部33は、測定子211Aを設計値倣い測定の測定経路に沿って移動させる。
ステップS16
PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへの自律倣い測定を開始する。移動制御部33は、測定子211Aを、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSから終点PFへ、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量が一定になるように移動させる。自律倣い測定中、位置検出部31は測定子211Aの位置を検出し、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を検出する。
自律倣い測定を行う際、プローブ21は、測定子211Aが拘束面内で被測定物OBJの表面からの変位が一定となるように移動する必要が有る。本実施の形態では、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFとエラー発生点PEとが属する平面を、拘束面とする。
なお、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFとエラー発生点PEとがある直線上に並んでいる場合、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFとエラー発生点PEとが属する平面は一意に定まらない。図8は、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFとエラー発生点PEが直線上に並んでいる場合を示す図である。
この場合には、エラー発生点PEに代えて、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFと間の、かつ、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFに対して直線上に並んでいない任意の点PAを設定する。そして、PCC曲線のセグメントPCCの始点PS及び終点PFと設定した点PAとが属する平面を、拘束面とする。移動制御部33は、以上説明した要領にて、プローブ21の拘束面を算出する。
例えば、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の長さをDとして、直線の中間点に対応する点を点PAとして設定する。図9は、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の中間点に対応するPCC曲線上の点を点PAとして設定する場合を示す図である。点PAは、中間点で始点PSと終点PFとの間の直線に直交する線と、測定経路MPと、の交点である。
また、例えば、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の長さをDとして、直線の四分割点に対応する点PA1〜PA3のいずれかを点PAとして設定する。図10は、PCC曲線のセグメントPCCの始点PSと終点PFとの間の直線の四分割点に対応するPCC曲線上の点を点PAとして設定する場合を示す図である。点PA1〜3は、四分割点で始点PSと終点PFとの間の直線に直交する3本線と、測定経路MPと、の3つの交点である。
ステップS16で自律倣い測定が終了したならば、形状測定を終了する。測定結果は、測定結果記憶部34に記憶される。
以上説明したように、三次元測定機1は、まず、高速で形状測定を行うため設計値倣い測定を開始する。そして、設計値倣い測定中に、被測定物の凹部などにより、測定経路に沿って移動する測定子が被測定物の表面の変位に追随しきれない場合、測定エラーを検出する。そして、測定エラーを検出すると、測定方法を自律倣い測定に切り替え、測定エラーが起きた区間の形状測定を再実行する。これにより、三次元測定機1は、測定エラーが発生した場合でも、中断することなく形状測定を継続することができる。
なお、自律倣い測定においては上述のように拘束面を算出するため、自律倣い測定の測定経路は設計値倣い測定の測定経路と異なるが、おおむね設計値倣い測定での測定結果に近似する測定結果を得ることができる。
実施の形態2
次いで、実施の形態2にかかる三次元測定機6について説明する。三次元測定機6は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の変形例である。三次元測定機6は、測定エラーが検出されて自律倣い測定が行われた場合、自律倣い測定の結果に基づいて設計値倣いの測定経路を再設定する機能を有する。三次元測定機6の構成は、三次元測定機1と同様であるので、説明を省略する。
三次元測定機6の形状測定動作について説明する。図11は、実施の形態2にかかる三次元測定機6の形状測定方法を示すフローチャートである。図11では、図7に示すステップS16の後に、ステップS21及びS22を追加した手順を有する。ステップS11〜S16は、三次元測定機1(図7を参照)と同様であるので、説明を省略する。以下、ステップS21及びS22について説明する。
ステップS21
経路設定部52は、自律倣い測定の結果を、モーションコントローラ3から取得する。経路設定部52は、取得した自律倣い測定の結果に基づいて、新規にPCC曲線のセグメントPCCの新規の設計値倣い測定経路MPC(第2の測定経路)を生成する。
ステップS22
経路設定部52は、生成した新規のPCC曲線のセグメントPCCの設計値倣い測定経路MPCで、既存のPCC曲線のセグメントPCCの設計値倣い測定経路MPを更新する(MP=MPC)。その後、ステップS11に戻る。
以上、本実施の形態にかかる三次元測定機6では、測定エラーが検出されて自律倣い測定が行われた場合、自律倣い測定の結果に基づいて設計値倣いの測定経路を更新することができる。その結果、更新された測定経路に沿って設計値倣い測定を行うことで、被測定物のエラー発生点PE付近で表面の変位に追随しきれない事態が生じても、設計値倣い測定のエラー発生による測定の中断を抑制することができる。
実施の形態3
次いで、実施の形態3にかかる三次元測定機7について説明する。三次元測定機7は、実施の形態1にかかる三次元測定機1の変形例である。三次元測定機7は、実施の形態1で説明した形状測定を、連続する複数のPCC曲線のセグメントで行うことができる。
図12は、実施の形態3にかかる三次元測定機7の基本的構成を示すブロック図である。三次元測定機7は、三次元測定機1のモーションコントローラ3を、モーションコントローラ8に置換したものである。モーションコントローラ8は、三次元測定機1のモーションコントローラ3に、パラメータ設定部35を追加した構成を有する。三次元測定機7のその他の構成は、三次元測定機1と同様であるので、説明を省略する。
パラメータ設定部35は、測定経路を構成する複数のPCC曲線のセグメントの番号を示すパラメータiを設定し、かつ確認することができる。iは、2以上の整数である。
まず、三次元測定機7の設計値倣い測定について説明する。図13は、三次元測定機7での設計値倣い測定の経路の例を示すPCC曲線のセグメント構成を模式的に示す図である。図13に示す例では、測定経路は、点P1と点P7との間で、6つのPCC曲線のセグメントPCC1〜PCC6に分けられている。PCC曲線のセグメントPCC1〜PCC6に対応する測定経路を、それぞれMP1〜MP6とする。測定経路MP1〜MP6は、連続した複数の測定経路として理解することができる。PCC曲線のセグメントの総数をn(nは、2以上の整数)とし、PCC曲線のセグメントの番号を示すパラメータiは1≦i≦nである。この場合、i番目のPCC曲線のセグメントの始点はPi、終点はP(i+1)である。
図13では、n=6である。よって、この例では、PCC曲線のセグメントPCC1の始点は、点P1となる。PCC曲線のセグメントPCC1の終点とPCC曲線のセグメントPCC2の始点とは同一の点P2である。PCC曲線のセグメントPCC2の終点とPCC曲線のセグメントPCC3の始点とは、同一の点P3である。PCC曲線のセグメントPCC3の終点とPCC曲線のセグメントPCC4の始点とは、同一の点P4である。PCC曲線のセグメントPCC4の終点とPCC曲線のセグメントPCC5の始点とは、同一の点P5である。PCC曲線のセグメントPCC5の終点とPCC曲線のセグメントPCC6の始点とは、同一の点P6である。PCC曲線のセグメントPCC6の終点は、点P7である。
図13では、設計値倣い測定の被測定物OBJは、紙面上方向に配置されている。三次元測定機7は、それぞれのPCC曲線のセグメントで、実施の形態1で説明した形状測定を行う。図13には、3番目のセグメントに凹部701が存在する。
次いで、三次元測定機7の形状測定動作について説明する。図14は、実施の形態3にかかる三次元測定機7の形状測定方法を示すフローチャートである。
ステップS31
パラメータ設定部35は、PCC曲線のセグメントPCCiの番号を示すパラメータiを「1」に設定する。
ステップS32
パラメータ設定部35は、パラメータiがPCC曲線のセグメントの総数nよりも大きいかを判定する。ここでは、パラメータiが(n+1)と等しい(i=n+1)かを判定する。パラメータiが(n+1)と等しい(i=n+1)場合、形状測定を終了する。形状測定の結果は、測定結果記憶部34に記憶される。
ステップS33
パラメータiが(n+1)と異なる(i≠n+1)場合、移動制御部33は、PCC曲線のセグメントPCCiの設計値倣い測定を行うために、経路設定部52からPCC曲線のセグメントPCCiの設計値倣い測定経路MPi(第1の測定経路)を読み込む。
ステップS34
PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)への設計値倣い測定を開始させる。移動制御部33は、測定子211Aを、PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)へ、測定経路MPiに沿って移動させる。設計値倣い測定中、位置検出部31は測定子211Aの位置を検出し、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を検出する。
ステップS35
押し込み量検出部32は、PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)への設計値倣い測定中、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を監視する。そして、図7のステップS13と同様に、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量が許容範囲外となった場合を測定エラーとして検出する。図13の例では、3番目のPCC曲線のセグメントPCC3でエラーが検出される。被測定物OBJへの押し込み量の許容範囲は、上述の式(1)に示す押し込み量の絶対値を用いて、例えば以下の式(3)に示す範囲とすることができる。なお、式(3)において、単位はmmである。

Figure 0006219141
ステップS36
PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)への設計値倣い測定中、押し込み量検出部32が測定エラーを検出した場合、移動制御部33は、エラー発生点PEで測定を停止する。位置検出部31は、エラー発生点PEを記憶する。
ステップS37
移動制御部33は、プローブ21を駆動し、測定子211Aをエラー発生点PEからPCC曲線のセグメントPCCiの始点Piへ移動させる。この際、移動制御部33は、測定子211Aを設計値倣い測定の測定経路MPiに沿って移動させる。
ステップS38
PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)への自律倣い測定を開始する。移動制御部33は、測定子211Aを、PCC曲線のセグメントPCCiの始点Piから終点P(i+1)へ、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量が一定になるように移動させる。自律倣い測定中、位置検出部31は測定子211Aの位置を検出し、押し込み量検出部32は、測定子211Aの被測定物OBJへの押し込み量を検出する。
ステップS39
ステップS35で測定エラーが検出されない場合、又は、ステップS38での自律倣い測定の終了後、パラメータ設定部35はパラメータiに「1」を加算(i=i+1)する。その後、ステップS32に戻る。
なお、上述では、3番目のPCC曲線のセグメントPCC3で測定エラーが発生する例について説明したが、2以上のPCC曲線のセグメントで測定エラーが発生する場合が有ることは、いうまでもない。
以上説明したように、三次元測定機7は、連続する複数のPCC曲線のセグメントについて高速で形状測定を行うため、設計値倣い測定を開始する。そして、設計値倣い測定中に、例えば被測定物の凹部などにより、測定経路に沿って移動する測定子が被測定物の表面の変位に追随しきれない場合、測定エラーを検出する。そして、測定エラーを検出すると、測定方法を自律倣い測定に切り替え、測定エラーが起きたセグメントの形状測定を再実行する。つまり、三次元測定機7は、測定エラーが発生したセグメントについては、設計値倣い測定に代えて、自律倣い測定を行う。その結果、測定エラーが発生したセグメントが存在しても、中断することなく、連続する複数のPCC曲線のセグメントについて形状測定を行うことができる。
実施の形態4
次いで、実施の形態4にかかる三次元測定機9について説明する。三次元測定機9は、実施の形態3にかかる三次元測定機7の変形例である。三次元測定機9は、三次元測定機9における連続する複数のPCC曲線のセグメントでの形状測定の後、測定エラーが検出されたPCC曲線のセグメントの設計値倣いの測定経路を自律倣い測定の結果に基づいて再設定する機能を有する。
図15は、実施の形態4にかかる三次元測定機9の基本的構成を示すブロック図である。三次元測定機9は、三次元測定機7のモーションコントローラ8を、モーションコントローラ10に置換したものである。モーションコントローラ10は、三次元測定機7のモーションコントローラ8に、エラーフラグ記憶部36を追加したものである。三次元測定機9のその他の構成は、三次元測定機7と同様であるので、説明を省略する。
エラーフラグ記憶部36は、複数のPCC曲線のセグメントの形状測定中に測定エラーが検出された場合、押し込み量検出部32が出力するエラーフラグを記憶する。
次いで、三次元測定機9の形状測定動作について説明する。図16は、実施の形態4にかかる三次元測定機9の形状測定方法を示すフローチャートである。図16では、図14のステップS31とステップS32との間にステップS41を挿入し、図14のステップS38とステップS39との間にステップS42を挿入し、かつ、ステップS43〜S45を追加した構成を有する。図16では、ステップS36〜S38は図14と同様であるので、図面の簡略化のため、簡略表示している。以下、ステップS41〜S45について説明する。
ステップS41
ステップS31の後、押し込み量検出部32は、エラーフラグEFiを「0」に設定する。押し込み量検出部32は、エラーフラグEFiとして「0」をエラーフラグ記憶部36に書き込む。
ステップS42
ステップS38の後、押し込み量検出部32は、エラーフラグEFiを「1」に設定する。押し込み量検出部32は、エラーフラグEFiとして「1」をエラーフラグ記憶部36に書き込む。なお、エラーフラグEFiとして「1」をエラーフラグ記憶部36に書き込むことを、単にエラーフラグをエラーフラグ記憶部36に書き込むとも称する。
ステップS43
ステップS32でパラメータiが(n+1)と等しい(i=n+1)場合、経路設定部52は、エラーフラグ記憶部36に書き込まれたエラーフラグEF1〜EFnを参照する。経路設定部52は、エラーフラグEF1〜EFnが全て「0」であるかを確認する。
ステップS44
経路設定部52は、エラーフラグEF1〜EFnのうち、「1」のものが有る場合には、エラーフラグが「1」であるPCC曲線のセグメントの自律倣い測定の結果を、モーションコントローラ10から取得する。ここでは、エラーフラグが「1」であるPCC曲線のセグメントの番号をk(kは、1≦k≦nの整数)とする。経路設定部52は、取得した自律倣い測定の結果に基づいて、エラーフラグが「1」であるPCC曲線のセグメントPCCkの設計値倣い測定経路MPCk(第2の測定経路)を生成する。
ステップS45
経路設定部52は、エラーフラグが「1」であるPCC曲線のセグメントPCCkについて生成した新規に設計値倣い測定経路で、既存のPCC曲線のセグメントPCCkの設計値倣い測定経路MPkを更新する(MPk=MPCk)。その後、ステップS31に戻る。
以上、本実施の形態にかかる三次元測定機9では、測定エラーが検出されて自律倣い測定が行われた場合、自律倣い測定の結果に基づいて、測定エラーが発生したPCC曲線のセグメントの設計値倣いの測定経路を更新することができる。その結果、更新された測定経路に沿って設計値倣い測定を行うことで、連続する複数のPCC曲線での設計値倣い測定において測定エラーが発生したPCC曲線のセグメントが存在する場合でも、形状測定を継続することができる。
実施の形態5
次いで、実施の形態5にかかる三次元測定機11について説明する。図17は、実施の形態5にかかる三次元測定機11とその周辺装置を示すブロック図である。三次元測定機11は、上述の実施の形態にかかる三次元測定機1、6、7及び9のいずれかを適用することができる。以下、図17を参照して、設計データから精度よく測定経路を算出する方法の一例を説明する。なお、図17では、図面の簡略化のため、本実施の形態にかかる簡易的に設計値倣いの測定の測定経路を得る手法の理解に必要な構成のみを表示している。
NURBS曲線は、CAD101などの設計支援手段において、被測定物の形状を表現する自由曲線データとして用いられる。データ変換装置102は、CAD101からNURBS曲線を取得する。そして、データ変換装置102は、NURBS曲線上の点を抽出し、点群データGWSへ変換する。なお、NURBS曲線上の点を抽出し、点群データGWSへ変換する変換動作は、ホストコンピュータ5が行ってもよい。この場合、ホストコンピュータ5はデータ変換装置102と同等の装置である、又は、ホストコンピュータ5がデータ変換装置102を含むものとして理解することができる。
しかし、データ変換装置102で、NURBS曲線を点群データGWSへ変換するには、膨大な計算所要が必要である。そのため、データ変換装置102は、大規模かつ高価な装置になる傾向が有る。三次元測定機のユーザの資力等を勘案した場合、CADやデータ変換装置102を用いずに、設計値倣いの測定の測定経路を得ることができることが望ましい。
そのため、本実施の形態では、簡易的に設計値倣いの測定の測定経路を得る手法について説明する。
三次元測定機11は、CADの3次元モデルなどが利用できない場合に、被測定物を形状測定した測定結果103又は被測定物の形状を示す理論計算点データ104を用いて、三次元測定機11で使用するPCC曲線を生成する。
以下、測定結果103を用いる場合について説明する。三次元測定機11で被測定物を形状測定した測定結果103は、例えば、ホストコンピュータ5の記憶部54に記憶されている。測定結果103は、例えばマスターワークを測定した場合の測定結果を用いる
測定結果103は、三次元測定機11で被測定物を形状測定して得られた複数の測定点の 集合で構成されたデータである。1つの測定点PMのデータは、それぞれのX、Y、Z座標を用い、(XM、YM、ZM)で記述することができる。測定点PMのデータは、被測定物の表面の位置を示すデータである。また、測定点に対応する法線方向は、測定子211Aの中心座標の基準位置と、スタイラス211の移動量を示す各プローブセンサの検出値(Px,Py,Pz)と、を結ぶ方向と一致する。これにより、単位法線ベクトルを求めることができる。その結果、測定点PMと単位法線ベクトルとから、点群データGWSを得ることができる。
次いで、理論計算点データ104を用いる場合について説明する。被測定物の形状を示す理論計算点は、例えば被測定物のCAD101や設計図面などからの設計情報より得ることができる。理論計算点データ104は、例えば、CAD101又はホストコンピュータ5で算出され、ホストコンピュータ5の記憶部54に記憶される。理論計算点データ104は、非測定物の形状が球、円筒、平面などの簡単な図形要素で表現又は近似できる場合、非測定物の表面にスパイラル状や正弦波状の測定経路を設定し、設定した測定経路上の点群を求める。例えば、非測定物の表面を球とした場合、測定経路上のある点の座標とし、球の中心からその点に向かう方向の単位ベクトルを法線ベクトルとすることで、点群データGWSを得ることができる。非測定物の表面を円筒とした場合には、円筒の断面内で円筒の中心軸から円筒の表面に向かう方向が法線ベクトル方向とすればよい。非測定物の表面を平面とした場合には、平面の法線に沿って、かつ、非測定物の内部から外部に向かう方向を法線ベクトル方向とすればよい。
上記いずれの場合でも、複数の測定点PMと、これに対応する法線ベクトルとを組み合わせることで、X軸、Y軸及びZ軸の座標及び法線ベクトルを包含するデータに統合できる。また、理論計算点の場合も同様に、X軸、Y軸及びZ軸の座標及び法線ベクトルを包含するデータに統合できる。
統合したデータに基づいて各点のオフセット処理を行うことで、PCC曲線群を得ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、既存の形状測定結果と被測定物の理論計算点とから、簡易にPCC曲線群を得ることができる。これにより、NURBSデータから点群データGWSを得るための専用設備を必要としないため、三次元測定機を安価に運用することが可能となる。
なお、上述の法線ベクトルを求める方法は例示に過ぎず、他の方法を用いて法線ベクトルを求めることを妨げない。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上述の実施の形態では、三次元測定機について説明したが、これは例示に過ぎない。例えば、上述の実施の形態にかかる形状測定は、三次元測定機以外の任意の形状測定装置に適用することができる。
上述の実施の形態では、プローブの移動経路としてPCC曲線を用いたが、これは例示に過ぎない。よって、PCC以外の3次曲線や4次以上の曲線をプローブの移動経路として用いることが可能であることは言うまでもない。PCC以外の3次曲線や4次以上の曲線を適用して、上述の実施の形態にかかる形状測定装置及び形状測定方法を実行することが可能である。
1、6、7、9、11 三次元測定機
2 三次元測定機本体
3 モーションコントローラ
3、8、10 モーションコントローラ
4 操作手段
5 ホストコンピュータ
21 プローブ
22 測定子移動部
23 定盤
24 スライド機構
25 駆動機構
31 位置検出部
32 押し込み量検出部
33 移動制御部
34 測定結果記憶部
35 パラメータ設定部
36 エラーフラグ記憶部
51 情報取得部
52 経路設定部
53 形状解析部
54 記憶部
100 CAD
102 データ変換装置
103 測定結果
104 理論計算点データ
211 スタイラス
211A 測定子
212 支持機構
241 コラム
242 ビーム
243 スライダ
244 ラム
251X X軸駆動部
251Y Y軸駆動部
251Z Z軸駆動部
700、701 凹部
EF1〜EF6 エラーフラグ
GWS 点群データ
L_NURBS NURBS曲線
L_PCC PCC曲線
MP、MPC、MP1〜MP6、MPC1〜MPC6 測定経路
OBJ 被測定物
PCC、PCC1〜PCC6 PCC曲線のセグメント
PA、PA1〜PA3、P1〜P7 点
PE エラー発生点
PF 終点
PS 始点

Claims (8)

  1. 先端に測定子が設けられたプローブと、
    前記測定子を被測定物の表面に倣う第1の測定経路で移動させる測定子移動部と、
    前記被測定物の設計情報に基づいて前記第1の測定経路を設定する経路設定部と、
    前記経路設定部から前記第1の測定経路を取得し、前記第1の測定経路に沿って前記測定子が移動するように前記測定子移動部を制御する移動制御部と、
    前記第1の測定経路上における前記測定子の位置を検出する位置検出部と、
    前記第1の測定経路上における前記測定子の前記被測定物への押し込み量を検出する押し込み量検出部と、
    検出された前記測定子の位置及び押し込み量を測定結果として記憶する測定結果記憶部と、を備え、
    前記押し込み量検出部は、
    前記測定子の押し込み量が許容範囲を超える測定エラーが生じた場合に、エラー信号を出力し、
    前記移動制御部は、
    前記エラー信号に応じて前記測定子の移動を停止し、
    前記測定子を、前記第1の測定経路の始点に移動させ、
    前記測定子が、前記第1の測定経路の前記始点から終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動するように、前記測定子移動部を制御する、
    形状測定装置。
  2. 前記経路設定部は、
    前記第1の測定経路の前記始点から前記終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動したことで記憶された測定結果を、前記測定結果記憶部から取得し、
    取得した測定結果に基づいて、第2の測定経路を生成し、
    前記第1の測定経路を、前記第2の測定経路に更新する、
    請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記第1の測定経路が連続して複数存在する場合、
    前記押し込み量検出部は、
    前記連続する複数の第1の測定経路ごとに、前記測定エラーを検出する、
    請求項1に記載の形状測定装置。
  4. 前記連続する複数の第1の測定経路のうち、前記測定エラーが検出されたものを示すエラーフラグを記憶するエラーフラグ記憶部を更に備え、
    前記押し込み量検出部は、
    前記連続する複数の第1の測定経路のそれぞれについて、前記測定エラーが検出された場合に、前記エラーフラグを前記エラーフラグ記憶部に書き込み、
    前記経路設定部は、
    前記エラーフラグを参照して、前記連続する複数の第1の測定経路のうちで前記測定エラーが検出されたものを検出し、
    前記測定エラーが検出された前記第1の測定経路の全てについて、
    前記始点から前記終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動したことで記憶された測定結果を、前記測定結果記憶部から取得し、
    取得した前記測定結果に基づいて、第2の測定経路を生成し、
    前記第1の測定経路を、前記第2の測定経路に更新する、
    請求項3に記載の形状測定装置。
  5. 前記移動制御部は、
    前記押し込み量検出部から前記エラー信号が出力された場合、前記第1の測定経路の前記始点と前記終点との間の前記第1の測定経路上で任意の点を設定し、
    前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が属する平面内で、前記測定子を移動させる、
    請求項2又は4に記載の形状測定装置。
  6. 前記移動制御部は、
    前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が直線上に並ぶ場合、
    前記第1の測定経路の前記始点と前記終点とを結ぶ直線の中点に直交する線と、前記第1の測定経路と、の交点を設定し、
    前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記交点が属する平面内で、前記測定子を移動させる、
    請求項5に記載の形状測定装置。
  7. 前記移動制御部は、
    前記第1の測定経路の前記始点、前記終点及び前記任意の点が直線上に並ぶ場合、
    前記第1の測定経路の前記始点と前記終点とを結ぶ直線の四分割点に直交する3本の線と、前記第1の測定経路と、の3つの交点を設定し、
    前記第1の測定経路の前記始点及び前記終点と、前記3つの交点のいずれかと、が属する平面内で、前記測定子を移動させる、
    請求項6に記載の形状測定装置。
  8. 被測定物の設計情報に基づいて設定された、プローブの先端に設けられた測定子が移動する被測定物の表面に倣った測定経路を取得し、
    前記測定経路に沿って前記測定子を移動させ、
    前記測定経路上における前記測定子の位置を検出し、
    前記測定経路上における前記測定子の前記被測定物への押し込み量を検出し、
    検出された前記測定子の位置及び押し込み量を測定結果として取得し、
    前記測定子の押し込み量が許容範囲を超えた場合には、前記測定子の移動を停止し、
    前記測定子を前記測定経路の始点に移動させ、
    前記測定子を、前記測定経路の前記始点から終点へ、前記測定子の前記被測定物への押し込み量が一定で前記被測定物の表面に倣って移動させる、
    形状測定方法。
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