JP2015087263A5 - - Google Patents

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本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の振動片は、基部と、
前記基部から第1方向に沿って延出されていて、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配置されている2つの振動腕と、
前記基部を支持する支持部と、
を備え、
前記2つの振動腕が前記第2方向に沿って互いに反対方向に振動する駆動振動モードの共振周波数f1[Hz]であり、前記支持部の変形を伴って前記基部が振動する第1の振動モードの共振周波数f2[Hz]であり、前記駆動振動モードおよび前記第1の振動モードとは異なり、かつ、前記支持部の変形を伴う前記基部の振動および前記2つの振動腕の振動のうちの少なくとも一方を含む第2の振動モードの共振周波数f3[Hz]であり、1以上の整数をnとしたとき、
n×f1≠f2+f3の関係を満たすことを特徴とする。
このような振動片によれば、支持部の弾性に起因するパラメトリック励振による出力変動を低減することができる。
[適用例2]
本発明の振動片では、前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードのうちの少なくとも一方は、前記第1方向と異なる方向の振動成分を含んでいることが好ましい。
駆動振動以外の振動のうち振動腕の延出方向に平行な方向成分のみの振動は、パラメトリック励振への影響がないかまたは極端に小さい。したがって、振動腕の延出方向と異なる方向成分を含む振動を第1の振動および第2の振動のうちの少なくとも一方に用いることにより、支持部の弾性に起因するパラメトリック励振による出力変動を効率的に低減することができる。
[適用例3]
本発明の振動片では、前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードは、互いに直交する方向の振動成分を含んでいることが好ましい。
このような場合、第1の振動および第2の振動により駆動振動のパラメトリック励振が生じるおそれがある。したがって、この場合に本発明を適用することによる効果が顕著に発揮される。
[適用例4]
本発明の振動片では、前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードは、一方の振動モードが前記第2方向に沿った方向の振動成分を含み、他方の振動モードが前記第1方向および前記第2方向の双方に交差する第3方向に沿った方向の振動成分を含んでいることが好ましい。
このような場合、仮にf1=f2+f3の関係を満たしていると、第1の振動および第2の振動との組み合わせるによってパラメトリック励振に起因する駆動振動の振動形状の変化を生じやすい。したがって、この場合に本発明を適用することによる効果が顕著に発揮される。
[適用例6]
本発明の振動片では、前記2つの振動腕は、前記基部の前記第1方向での一端側と他端側とにそれぞれ配置されており、
前記基部の前記一端側に配置されている前記2つの振動と、前記基部の前記他端側に配置されている前記2つの振動とが互いに同じ方向駆動振動することが好ましい。
これにより、いわゆるダブルT型の振動片において、本発明の効果を発揮させることができる。
[適用例7]
本発明の角速度センサーは、本発明の振動片を備えることを特徴とする。
このような角速度センサーによれば、パラメトリック励振による出力変動を低減することができる。
[適用例8]
本発明の角速度センサーは、基部と、
前記基部から第1方向に沿って延出されていて、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配置されている2つの振動腕と、
前記基部を支持する支持部と、
を備え、
前記2つの振動腕が前記第2方向に沿って互いに反対方向に振動する駆動振動モードの共振周波数f1[Hz]であり、前記支持部の変形を伴って前記基部が振動する第1の振動モードの共振周波数f2[Hz]であり、前記駆動振動モードおよび前記第1の振動モードとは異なり、かつ、前記支持部の変形を伴う前記基部の振動および前記2つの振動腕の振動のうちの少なくとも一方を含む第2の振動モードの共振周波数f3[Hz]であり、1以上の整数をnとしたとき、
n×f1≠f2+f3の関係を満たす。
このような角速度センサーによれば、パラメトリック励振による出力変動を低減することができる。

Claims (10)

  1. 基部と、
    前記基部から第1方向に沿って延出されていて、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配置されている2つの振動腕と、
    前記基部を支持する支持部と、
    を備え、
    前記2つの振動腕が前記第2方向に沿って互いに反対方向に振動する駆動振動モードの共振周波数f1[Hz]であり、前記支持部の変形を伴って前記基部が振動する第1の振動モードの共振周波数f2[Hz]であり、前記駆動振動モードおよび前記第1の振動モードとは異なり、かつ、前記支持部の変形を伴う前記基部の振動および前記2つの振動腕の振動のうちの少なくとも一方を含む第2の振動モードの共振周波数f3[Hz]であり、1以上の整数をnとしたとき、
    n×f1≠f2+f3の関係を満たすことを特徴とする振動片。
  2. 前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードのうちの少なくとも一方は、前記第1方向と異なる方向の振動成分を含んでいる請求項1に記載の振動片。
  3. 前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードは、互いに直交する方向の振動成分を含んでいる請求項2に記載の振動片。
  4. 前記第1の振動モードおよび前記第2の振動モードは、一方の振動モードが前記第2方向に沿った方向の振動成分を含み、他方の振動モードが前記第1方向および前記第2方向の双方に交差する第3方向に沿った方向の振動成分を含んでいる請求項2または3に記載の振動片。
  5. |f1−f2−f3|≧10Hzの関係を満たす請求項1ないし4のいずれか1項に記載の振動片。
  6. 前記2つの振動腕は、前記基部の前記第1方向での一端側と他端側とにそれぞれ配置されており、
    前記基部の前記一端側に配置されている前記2つの振動と、前記基部の前記他端側に配置されている前記2つの振動とが互いに同じ方向駆動振動する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の振動片。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の振動片を備えることを特徴とする角速度センサー。
  8. 基部と、
    前記基部から第1方向に沿って延出されていて、前記第1方向に交差する第2方向に沿って並んで配置されている2つの振動腕と、
    前記基部を支持する支持部と、
    を備え、
    前記2つの振動腕が前記第2方向に沿って互いに反対方向に振動する駆動振動モードの共振周波数f1[Hz]であり、前記支持部の変形を伴って前記基部が振動する第1の振動モードの共振周波数f2[Hz]であり、前記駆動振動モードおよび前記第1の振動モードとは異なり、かつ、前記支持部の変形を伴う前記基部の振動および前記2つの振動腕の振動のうちの少なくとも一方を含む第2の振動モードの共振周波数f3[Hz]であり、1以上の整数をnとしたとき、
    n×f1≠f2+f3の関係を満たすことを特徴とする角速度センサー。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えていることを特徴とする移動体。
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