JP2015085868A - 絶縁トロリー用ハンガーとそれを用いた絶縁トロリーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部材への取付強度を高めた絶縁トロリー用ハンガーとそれを用いた絶縁トロリーシステムを提供する。【解決手段】絶縁トロリー用ハンガー1は、保持部2と、軸部3と、嵌合部4とを備える。保持部2は、絶縁トロリー線6を保持する。軸部3は、保持部2に設けられ、支持部材7の軸孔8に挿入されて支持部材7に回転自在に取り付けられる。嵌合部4は、保持部2に設けられ、支持部材7の軸孔8に軸部3が挿入された状態で保持部2が回転することによって支持部材7と嵌合する。【選択図】図1

Description

本発明は絶縁トロリー用ハンガーとそれを用いた絶縁トロリーシステム、より詳細には絶縁トロリーを取付部材に取り付けるためのハンガーとそれを用いた絶縁トロリーシステムに関する。
従来、絶縁トロリー線を保持して支持部材に取り付けるハンガーがあった(例えば特許文献1参照)。
特許文献1のハンガーは、弾性変形する樹脂材料で形成されていて、絶縁トロリー線を保持する保持部分と、保持部分の背面に設けられた取付部とを備えている。取付部は、保持部分からの背面から丸棒状に突き出している。取付部を弾性変形させて支持部材の孔に挿入し、取付部の先端部分が弾性復帰することにより、取付部が支持部材の孔に取り付けられて、ハンガーが支持部材に取り付けられる。
特開平5−16712号公報
特許文献1に記載のハンガーは、取付部だけで支持部材に取り付けられており、支持部材に対するハンガーの取付強度を高めることが要望されていた。
本発明は上記課題に鑑みて為されており、その目的とするところは、支持部材への取付強度を高めた絶縁トロリー用ハンガーとそれを用いた絶縁トロリーシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の絶縁トロリー用ハンガーは、保持部と、軸部と、嵌合部とを備えることを特徴とする。保持部は、絶縁トロリー線を保持する。軸部は、前記保持部に設けられ、支持部材の軸孔に挿入されて前記支持部材に回転自在に取り付けられる。嵌合部は、前記保持部に設けられ、前記支持部材の前記軸孔に前記軸部が挿入された状態で前記保持部が回転することによって前記支持部材と嵌合する。
上記の絶縁トロリー用ハンガーにおいて、前記嵌合部には、前記支持部材に設けられた前記軸孔を中心とする円弧状の長孔に挿入され、前記保持部が回転することによって前記長孔の縁部に嵌合する凸部が設けられることも好ましい。
本発明の絶縁トロリーシステムは、絶縁トロリー線と、前記した何れかの絶縁トロリー用ハンガーと、支持部材とを備えることを特徴とする。支持部材は、前記絶縁トロリー用ハンガーの軸部が挿入される軸孔、及び前記軸孔を中心とする円弧状の長孔を有し、前記長孔の縁部が前記絶縁トロリー用ハンガーの嵌合部と嵌合する。
本発明の絶縁トロリー用ハンガーによれば、軸部が支持部材に対して回転自在に取り付けられた状態で軸部を中心に保持部を回転させることにより、嵌合部が支持部材と嵌合する。保持部は、軸部と嵌合部とで支持部材に取り付けられるので、軸部のみで取り付けられる場合に比べて支持部材への取付強度を高めることができる。
本発明の絶縁トロリーシステムは、前記した絶縁トロリー用ハンガーを備えているので、絶縁トロリー用ハンガーの支持部材への取付強度を高めた絶縁トロリーシステムを提供することができる。
本実施形態における絶縁トロリー用ハンガーを示し、(a)は背面から見た斜視図、(b)は取付方法の説明図、(c)は絶縁トロリーシステムの要部を拡大した斜視図である。 本実施形態における絶縁トロリー用ハンガーを示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は右側面図、(e)は斜視図である。 は本実施形態における絶縁トロリー用ハンガーを示し、(a)(b)は取付方法の説明図、(c)は取付状態を説明する図、(d)は要部拡大図である。 は本実施形態における絶縁トロリーシステムを示し、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
絶縁トロリーシステムは、外部電源の電力を絶縁トロリー線に供給し、絶縁トロリー線に接触しながら移動する集電子を介してホイストや搬送機等の移動機器に電力を供給するシステムである。
以下に、本発明に係る絶縁トロリー用ハンガーを備えた絶縁トロリーシステムの実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
本実施形態の絶縁トロリーシステム10は、図1(c)に示すように支持部材7と、絶縁トロリー用ハンガー1と、絶縁トロリー線6とを備える。以下の説明では、図4(a)における向きを基準として左右方向を規定し、図4(b)における向きを基準として上下方向を規定する。また、図4(b)における右方向を前方向、図4(b)における左方向を後方向として説明するが、実際の使用状態での方向を限定する趣旨ではない。
絶縁トロリー線6は、図1(c)及び図4(b)に示すように、導体61と絶縁部62とを備える。
絶縁部62は、絶縁性を有する合成樹脂(例えば硬質塩化ビニル等)により形成されていて、長尺の背板62cと、背板62cの長手方向に沿う両側部から背板62cと直交する方向(図4(b)における前方向)にそれぞれ突き出た側板62bとを備えている。それぞれの側板62bの外側には、絶縁部62の長手方向に沿う溝62aが形成されている。
絶縁部62は長手方向の両側及び前側に解放されており、背板62cと両側の側板62bとで囲まれた凹部に導体61が配置されるように、導体61がインサート成形されている。導体61は、例えば銅合金等の導電材料により長細の板状に形成される。導体61は、背板62cの前側に配置され、その前面には断面視がV字形状の溝61aが形成されている。導体61は、外部電源(図示せず)に接続されており、溝61aの表面に接触して移動する集電子(図示せず)に外部電源から電力が供給される。
絶縁トロリー用ハンガー1は、保持部2と、支持部材7に取り付けられる軸部3と、支持部材7にそれぞれ嵌合する一対の嵌合部4とを備える。絶縁トロリー用ハンガー1は例えばポリカーボネート樹脂等の弾性素材で形成される。
保持部2は、図2(a)〜(e)に示すように平板状の主部20と、主部20の前面に設けられた2組の固定部21を備える。
それぞれの固定部21は、互いに平行するように対向配置された平板状の2つの保持片22を備えている。それぞれの保持片22の先端部分には、内側(対向する保持片22側)に向かって突き出る爪部23が設けられている。一対の保持片22の間隔は、絶縁トロリー線6の幅とほぼ同じになるように設けられている。保持片22の間に絶縁トロリー線6が挿入されると、爪部23が溝62aに引っかかることで絶縁トロリー線6が固定部21に保持されるようになっている。それぞれの固定部21は、主部20の前面において上下方向と左右方向とにそれぞれ位置をずらして設けられている。一方の固定部21は主部20の左上側に設けられ、他方の固定部21は主部20の右下側に設けられる。それぞれの固定部21に絶縁トロリー線6を保持させることで、2本の絶縁トロリー線6が保持部2に取り付けられる。
主部20の背面には、軸部3と、側壁5と、リブ5aとが設けられている。
軸部3は、図1(a)に示すように、主部20の背面から後方に突き出る円柱状に形成されている。軸部3の先端部分には、径方向に突き出る爪部3aが設けられている。軸部3には、軸方向に沿って軸部3の先端部分から主部20まで達する溝3bが形成されている。溝3bが設けられることにより軸部3の先端部分は溝3bを挟んで互いに向き合う方向に弾性変形しやすくなっている。
主部20の背面の上下両側部にはそれぞれ、後方に突き出ていて対向配置された平板状の2つの側壁5が設けられている。それぞれの側壁5には、上下方向において軸部3と対向する部位から、軸部3側に突き出た平板状のリブ5aがそれぞれ形成されている(図1(a)及び図4(b)参照)。それぞれのリブ5aの後側面は、側壁5の後側面と面一になるように形成されている。
それぞれの側壁5には、軸部3と上下方向において対向する位置の後側面に、平板状の嵌合部4が後方に突き出るように設けられる。それぞれの嵌合部4は、軸部3に対して対称となるように設けられる。本実施形態における主部20の上側の嵌合部4の右側面には、軸部3を中心とする円の接線方向に伸びる溝4bが設けられている(図2(d)参照)。溝4bの幅は、後述する支持部材7における側板7aの厚さ寸法とほぼ同じ寸法に形成されている。嵌合部4に溝4bを設けることにより、嵌合部4の先端部分には、右方向に突き出た凸部4aが形成される。
本実施形態における主部20の下側の嵌合部4の左側面には、支持部材7の側板7aの厚さ寸法とほぼ同じ寸法の溝4bが設けられ、左方向に突き出た凸部4aが形成される。尚、主部20の上側の嵌合部4と主部20の下側の嵌合部4とは、軸部3に対して対称となるように形成されており、それぞれの嵌合部4から軸部3までの距離は等しくなっている。
次に、絶縁トロリー用ハンガー1を取り付ける支持部材7について図1(b)を参照して説明する。
支持部材7は、金属製の長尺の平板で形成されていて絶縁トロリー用ハンガー1を支持し、例えば工場等の使用場所に固定される。支持部材7は、側板7aと、上側覆い部7bと、下側覆い部7cとを有する。側板7aは、長尺の矩形板状に形成されていて、絶縁トロリー用ハンガー1が取り付けられる。上側覆い部7bは、側板7aの短辺方向における一端(図4(b)の上端)を折り曲げて形成されていて、下側覆い部7cは、側板7aの短辺方向における他端(図4(b)の下端)を折り曲げて形成されている。
側板7aには、軸孔8と、2つの長孔9が設けられている。軸孔8は、軸部3の外径よりやや大きく、且つ軸部3の爪部3aの最大外径よりも小さい丸孔状に形成されている。図1(b)において上側に設けられた長孔9は、軸孔8を中心とした扇状に開口し、長手方向の一端が軸孔8のほぼ直上に位置するような形状に形成されている。また、図1(b)の下側に設けられた長孔9は、軸孔8を中心として上側の長孔9と点対称になるような形状に形成されていて、長手方向の一端は、軸孔8のほぼ直下に位置するように形成されている。一対の長孔9におけるそれぞれの長孔9と軸孔8との距離は、保持部2における軸部3と嵌合部4との距離と等しくなっている。
ここで、絶縁トロリー用ハンガー1を支持部材7に取り付ける手順について、図1(b)及び図3(a)〜(d)を参照して説明する。
図1(b)に示すように、側板7aの前面に絶縁トロリー用ハンガー1の背面を向けた状態で、軸部3を軸孔8に位置合わせし、それぞれの嵌合部4を、対応する長孔9に位置合わせする。絶縁トロリー用ハンガー1を矢印A1方向(図1(b)参照)に移動させると、軸孔8に軸部3が挿入され、爪部3aが軸孔8の縁部分に引っかかって軸部3を回転自在に支持する。軸部3が軸孔8に挿入されると、それぞれの嵌合部4が、対応する長孔9に挿入される(図3(a)参照)。それぞれの嵌合部4の先端部分に設けられた凸部4aは、対応する長孔9を貫通して側板7aの背面に突き出る。側板7aの前面から見て軸部3を中心に保持部2を長孔9の端位置まで時計回り(図3(b)の矢印A2方向)に回転させると、それぞれの溝4bに、対応する長孔9の縁部が挿入されて、凸部4aが長孔9の縁部に嵌合する。
絶縁トロリー用ハンガー1が側板7aに取り付けられた状態では、それぞれの側壁5の後側面及びそれぞれのリブ5aの後側面は、側板7aの表面に接するので、ガタつきが低減される。また、絶縁トロリー用ハンガー1が側板7aに取り付けられた状態で、それぞれの固定部21は、側板7aの長手方向と平行している。
本実施形態の絶縁トロリー用ハンガー1は、嵌合部4の凸部4a及び軸部3の爪部3aを側板7aの背面に引っかけ、それぞれの側壁5及びそれぞれのリブ5aとで側板7aの前面に接する。すなわち絶縁トロリー用ハンガー1は、側板7aを前面と背面から挟み込むことにより支持部材7に取り付けられる。尚、絶縁トロリー用ハンガー1は、絶縁トロリー線6の全長等に合わせて側板7aに複数個(本実施形態では2個)取り付けられる。
次に、絶縁トロリー用ハンガー1に絶縁トロリー線6を取り付ける手順について、図4(a)(b)を参照して説明する。
絶縁トロリー線6の背面を絶縁トロリー用ハンガー1の前面に向けた状態で、固定部21のそれぞれの保持片22間に絶縁トロリー線6を前面から挿入する。それぞれの爪部23が、対応する溝62aにそれぞれ引っかかることで、絶縁トロリー線6が固定部21に保持される。支持部材7に取り付けられた全ての絶縁トロリー用ハンガー1についても同様の手順を行うことにより、絶縁トロリー線6が支持部材7の長手方向に沿って支持部材7に取り付けられる。絶縁トロリー線6が絶縁トロリー用ハンガー1に取り付けられると絶縁トロリー用ハンガー1の回転が規制されるので、絶縁トロリー用ハンガー1は支持部材7から外れにくくなる。
ここで、絶縁トロリー用ハンガー1から絶縁トロリー線6を取り外す手順、及び支持部材7から絶縁トロリー用ハンガー1を取り外す手順について説明する。
例えばマイナスドライバー(図示せず)の先端部分を一方の爪部23と溝62aとの間に挿入して爪部23と溝62aとの隙間を広げて絶縁トロリー線6を前方に引き出すことにより、絶縁トロリー線6を絶縁トロリー用ハンガー1から取り外すことができる。
絶縁トロリー用ハンガー1から絶縁トロリー線6を取り外した状態で、側板7aの前面から見て軸部3を中心に保持部2を反時計回り(図3(b)の矢印A2の反対方向)に長孔9の終端まで回転させると、それぞれの凸部4aが、対応する長孔9の縁部から離れる。側板7aの背面に突き出ているそれぞれの軸部3の爪部3aを、例えばペンチ(図示せず)等で挟んで軸部3の径方向において内向きの力を加えると、軸部3の先端部分が弾性変形して爪部3aが軸部3の径方向において内側に移動する。爪部3aが側板7aの背面に引っかかっていない状態で、保持部2を側板7aの前方向に移動させると、軸部3が軸孔8から引き抜かれ、それぞれの嵌合部4が、対応する長孔9から引き抜かれて、絶縁トロリー用ハンガー1は支持部材7から取り外される。
以上説明したように、本実施形態の絶縁トロリー用ハンガー1は、保持部2と、軸部3と、嵌合部4とを備える。保持部2は、絶縁トロリー線6を保持する。軸部3は、保持部2に設けられ、支持部材7の軸孔8に挿入されて支持部材7に回転自在に取り付けられる。嵌合部4は、保持部2に設けられ、支持部材7の軸孔8に軸部3が挿入された状態で保持部2が回転することによって支持部材7と嵌合する。
絶縁トロリー用ハンガー1は、軸部3が支持部材7に対して回転自在に取り付けられた状態で軸部3を中心に保持部2を回転させることにより、嵌合部4が支持部材7と嵌合する。保持部2は、軸部3と嵌合部4とで支持部材7に取り付けられるので、軸部3のみで取り付けられる場合に比べて支持部材7への取付強度を高めることができる。
嵌合部4には、支持部材7に設けられた軸孔8を中心とする円弧状の長孔9に嵌合部4が挿入された状態で、保持部2を回転させると長孔9の縁部に嵌合する凸部4aが設けられたことも好ましい。保持部2は、軸部3と嵌合部4の凸部4aとがそれぞれ支持部材7の側板7aに引っかかることで支持部材7に取り付けられるので、軸部3のみで取り付けられる場合に比べて支持部材7への取付強度を高めることができる。
本実施形態の絶縁トロリーシステム10は、絶縁トロリー線6と、絶縁トロリー用ハンガー1と、支持部材7とを備える。支持部材7は、絶縁トロリー用ハンガー1の軸部3が挿入される軸孔8、及び軸孔8を中心とする円弧状の長孔9を有する。長孔9の縁部が絶縁トロリー用ハンガー1の嵌合部4と嵌合する。絶縁トロリーシステム10は、絶縁トロリー用ハンガー1を備えているので、絶縁トロリー用ハンガー1の支持部材7への取付強度を高めた絶縁トロリーシステムを提供することができる。
尚、本実施形態の絶縁トロリー用ハンガー1における保持部2は、絶縁トロリー線6を2本保持するように構成されているが、絶縁トロリー線6を保持する本数は2本に限定されず、1本又は3本以上でもよい。また、本実施形態における軸部3は、保持部2の主部20の背面に設けられているが、主部20の背面に設けられることに限定されず、例えば保持部2における右側面又は左側面から突き出るように設けられていてもよい。更に、絶縁トロリー用ハンガー1において、嵌合部4が設けられる部位は、絶縁トロリー用ハンガー1の背面の両側部分に限定されず、軸部3を中心に保持部2を回転したときに支持部材7に嵌合する適宜の部位に設けられてよい。
本実施形態では嵌合部4が絶縁トロリー用ハンガー1に2つ設けられているが、嵌合部の数は、2つに限定されず、1つ又は3つ以上設けられていてもよい。また、凸部4aは本実施形態の突き出し方向に限定されず、軸部3を中心に保持部2を回転させて長孔9の縁部に嵌合する適宜の方向に突き出していてもよい。
本実施形態における支持部材7は、金属製の長尺の平板で形成されていて上下両端がそれぞれ折り曲げ加工されているが、支持部材7は、絶縁トロリー用ハンガー1を取り付けることができる平面部分を有する適宜の形状でよい。
1 絶縁トロリー用ハンガー
10 絶縁トロリーシステム
2 保持部
20 主部
21 固定部
22 保持片
23 爪部
3 軸部
3a 爪部
3b 溝
4 嵌合部
4a 凸部
4b 溝
5 側壁
5a リブ
6 絶縁トロリー線
61 導体
62 絶縁部
62a 溝
7 支持部材
7a 側板
8 軸孔
9 長孔

Claims (3)

  1. 絶縁トロリー線を保持する保持部と、
    前記保持部に設けられ、支持部材の軸孔に挿入されて前記支持部材に回転自在に取り付けられる軸部と、
    前記保持部に設けられ、前記支持部材の前記軸孔に前記軸部が挿入された状態で前記保持部が回転することによって前記支持部材と嵌合する嵌合部と
    を備えることを特徴とする絶縁トロリー用ハンガー。
  2. 前記嵌合部には、前記支持部材に設けられた前記軸孔を中心とする円弧状の長孔に挿入され、前記保持部が回転することによって前記長孔の縁部に嵌合する凸部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁トロリー用ハンガー。
  3. 絶縁トロリー線と、
    前記絶縁トロリー線を保持する請求項1又は2の何れかに記載の絶縁トロリー用ハンガーと、
    前記絶縁トロリー用ハンガーの軸部が挿入される軸孔、及び前記軸孔を中心とする円弧状の長孔を有し、前記長孔の縁部が前記絶縁トロリー用ハンガーの嵌合部と嵌合する支持部材と
    を備えたことを特徴とする絶縁トロリーシステム。
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