JP2015085252A - 水処理方法および水処理装置 - Google Patents

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俊夫 安田
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聡之 石井
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Kenji Okishiro
賢次 沖代
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佐々木  洋
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Abstract

【課題】本発明は、凝集処理の効率化と発生汚泥の低減可能な水処理方法および水処理装置を提供する。【解決手段】凝集剤水溶液を貯留する凝集剤水溶液貯蓄槽7と、撹拌機を備え被処理水と添加される凝集剤水溶液とを混合し凝集物を形成する凝集槽10と、凝集槽内の凝集物の粒径分布を測定する粒径分布測定装置20と、測定された凝集物の粒径分布に基づき少なくとも撹拌強度及び前記凝集槽内の混合液の温度のうちいずれか一方を制御する制御部1を備え、被処理水へ凝集剤水溶液を添加し効率的に凝集物の形成を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、被処理水から不純物、特に有機汚染物質を除去するための水処理方法および水処理装置に関する。
世界的に見て、飲用、生活用、および工業用や農畜産業用に適した水質の充分な水源を有している地域はいまだ大多数とは云えない。また工業排水、農畜産業排水、生活排水がこれらの水源を汚染している場合も多数存在しているため、総合的に見て必要な水質の水を必要量確保することが困難な地域は世界的にかなりの割合で存在する。
海水淡水化技術はこれら水源確保の目的に用いられる主要な技術の一つである。その利点は地球上の水の大部分を占め、海岸を有する地域なら確保可能な海水から飲用にさえ利用可能な水を作れることであり、このため工業的な水の増産に適している技術である。
海水淡水化の主要な塩分除去の方法の一つとして逆浸透膜(RO膜)を用いた濾過が挙げられる。そしてその海水への適用時の問題として、海水中の不純物、特に有機汚染物質のRO膜への付着による目詰まり(ファウリング)がある。
これら不純物を金属イオン等で凝集させ、沈殿または濾過で除去する方法が検討されている。非特許文献1では、光ファイバの先端を被処理水と凝集剤を混合する凝集槽内に設置し、光ファイバからの照射光により混合液中の凝集物から発せられる散乱光を検出することで粒径を測定する。そして測定された凝集物の粒径に応じて凝集剤の混合量を増加させるものである。
「光散乱方式凝集センサーを用いた凝集剤薬注制御システムの廃水処理プロセスへの適用」渡辺実ら、EICA,13,pp159(2008)
非特許文献1は、凝集槽内の凝集物の粒径を測定し凝集物の粒径成長を促進するため凝集剤の添加量を増量するものであるため、凝集剤の過剰添加とそれに伴う汚泥発生量が増加するという問題がある。
本発明は、凝集処理の効率化と発生汚泥の低減可能な水処理方法および水処理装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明は、凝集剤水溶液を貯留する凝集剤水溶液貯蓄槽と、撹拌機を備え被処理水と添加される凝集剤水溶液とを混合し凝集物を形成する凝集槽と、前記凝集槽内の凝集物の粒径分布を測定する粒径分布測定装置と、測定された凝集物の粒径分布に基づき、少なくとも撹拌強度及び前記凝集槽内の混合液の温度のうちいずれか一方を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、凝集剤の余剰添加を防止でき発生汚泥を低減可能な水処理方法および水処理装置を提供可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施例に係る水処理装置の全体構成図である。 図1に示す凝集槽における処理時間と凝集物の最小粒径との関係を説明する図である。 処理条件選択テーブルである。 粒径分布測定とフローセルの洗浄の切り替え動作の説明図である。 本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。 本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。 本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る水処理装置の全体構成図である。以下では、水処理装置として海水淡水化装置の場合を例に説明するが、これに限られるものではなく、工業用排水の処理装置、生活排水などの下水処理装置であっても同様に適用されるものである。また、図1では、水の流れを実線矢印で、信号線(制御線)を点線で示している。
図1に示すように本発明の水処理装置は、凝集剤水溶液を貯留する第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7、凝集剤水溶液と被処理水である海水とを混合し凝集物を形成する第1の凝集槽10、第1の凝集槽10内の混合液中の凝集物の粒径分布における最小粒径を測定する第1の粒径分布測定装置20、凝集反応後の被処理水である混合液の凝集物の最小粒径を測定する第2の粒径分布測定装置21、被処理水と凝集物を含む混合液から凝集物を除去する凝集物除去部30、凝集物が除去された後の被処理水から塩分を除去する逆浸透膜ユニット(以下、RO膜ユニット)40及びこれらを制御する制御部1から構成される。制御部1は、第1の凝集槽10における凝集処理の処理条件選択部2と後述する処理条件を格納するデータベース(DB)3を備えている。
第1の凝集槽10には、被処理水導入配管14を介して導入される被処理水と第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7からの凝集剤水溶液を混合する攪拌機8、粒径分布測定用の分岐流路12、分岐流路12に設けられ混合液中の凝集物の粒径分布を測定する第1の粒径分布測定装置20が設けられている。第1の粒径分布測定装置20は、第1の凝集槽10内の混合液を通流するフローセル5、フローセル5内を流れる混合液に対しレーザを照射するレーザ照射部4と、フローセル5を挟みレーザ照射部4に対向するよう配置された検出部6から構成されている。検出部6は、混合液中の凝集物にレーザが照射されることにより発生する散乱光を受光し光電変換することで散乱光強度を検出する。そして、検出部6は、この散乱光強度分布に基づいて混合液中の凝集物の粒子径の分布を求め制御部1に出力する。これにより、制御部1は、第1の凝集槽10内の混合液中の凝集物の粒径分布における最小粒径を取得する。このように、第1の粒径分布測定装置20を、第1の凝集槽10内に設置せず分岐流路12に配置することで、被処理水中の有機汚染物質等の不純物が付着し粒径分布測定精度が低下することを防止できる。第2の粒径分布測定装置21も同様に、レーザ照射部24、フローセル25及び検出部26より構成される。
なお、ここでは第1の粒径分布測定装置20として、フローセル5、レーザ照射部4及び検出部6にて動的光散乱法による粒径分布を測定する場合を説明したが、この他に、例えば、レーザ回折法、画像イメージング法及び重力沈降法等の粒径分布測定法が知られている。レーザ回折法は、粒子にレーザを照射し得られる回折光及び散乱光の強度分布から粒子径を求めるものである。また、画像イメージング法は、光学顕微鏡や電子顕微鏡などで粒子の画像を取得し、その画像イメージから粒子の大きさを得るものであり、重力沈降法は、分析試料を溶媒中に均一に分散させ粒子の沈降速度から粒径分布を求めるものである。また、本発明では、フローセル5、レーザ照射部4及び検出部6にて第1の粒径分布測定装置20を構成したがこれに限られない。例えば、レーザ照射用のファイバと、これに直交するよう近接して配置された受光用ファイバから第1の粒径分布測定装置20を構成し、第1の凝集槽10内に設置しても良い。この場合、第1の凝集槽10に分岐流路12を設けることを必要としない。但し、レーザ照射用の光ファイバ及び受光用光ファイバへ被処理水中の不純物が付着することが起こり得るため、これらを定期的に洗浄する必要がある。また、第1の粒径分布測定装置20を、一次元又は二次元アレイ状に配列された超音波振動子にて構成し、第1の凝集槽10内に配置しても良い。
また、第1の凝集槽10には、被処理水と凝集剤水溶液の混合液を加熱又は冷却する加熱冷却部13が取り付けられている。加熱冷却部13としては、電熱抵抗器、ペルチェ素子、電動ファンなどの電気的加熱冷却機構、または固体、液体または気体の燃焼装置、あるいは固体、液体、気体の蒸発装置などの物理的加熱冷却機構のいずれかを用いる。なお、水処理装置に隣接して発電設備、工業設備、蓄熱設備、太陽光発電施設、水道設備等が設けられている場合はこれらの設備と結合した熱交換器により実現しても良い。
第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7には、無機系凝集剤である塩化鉄(FeCl3)等の水溶液が貯留されている。第1の凝集槽10に導入される被処理水に凝集剤水溶液が適量添加され、攪拌機8により被処理水と凝集剤水溶液との混合液を撹拌することで、被処理水中の凝集剤と不純物とを衝突させ凝集反応により凝集物を形成する。この凝集物の粒径成長は攪拌機8による撹拌強度に依存する。すなわち撹拌強度を高くすることで凝集剤と不純物の衝突頻度が増加し形成される凝集物の成長は加速する。ここで、撹拌強度とは、第1の凝集槽10の容量、撹拌羽根18の面積、撹拌羽根の回転数(撹拌速度)等により定まるが、容量及び撹拌羽根18の面積は一定のため、モータ9の回転数を制御することにより撹拌羽根18の回転数を制御する。
撹拌強度を制御することにより第1の凝集槽10内での凝集物の粒径成長を加速するものの、所定の撹拌強度以上となると凝集物が分解し凝集物の粒径が小さくなる。これは、不純物が凝集剤に捕捉され凝集物が形成され、凝集物間での衝突頻度が所定以上となると凝集剤に捕捉された不純物が剥離する現象が生じることによる。よって、このような状態では、撹拌強度を固定し、加熱冷却部13により第1の凝集槽10内の混合液を加熱し、混合液中に対流を生じさせることで凝集物の粒径成長を加速することが有効となる。
なお、第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7に貯留される無機系凝集剤水溶液には、塩化鉄水溶液の他に多価の金属イオン溶液として、例えば、硫酸バンド、硫酸第二鉄、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ポリ塩化アルミニウムのいずれかを用いても良い。
第1の凝集槽10内で凝集物が形成された被処理水(混合液)は第2の粒径分布測定装置21を介して凝集物除去部30へ送水される。凝集物除去部30により混合液から凝集物が分離し除去され、凝集物除去後の処理水はRO膜ユニット40に送水される。RO膜ユニット40では、凝集物が除去された処理水から塩化物イオン、ナトリウムイオン等のイオン類が除去され、濃縮水は排水され淡水が生成される。ここで、凝集物除去部30は、例えば、沈殿槽(沈殿部)、限外ろ過部、精密ろ過部、砂ろ過槽(砂ろ過部)あるいはマルチメディアフィルタろ過部等のいずれか1つまたはこれらの組み合わせを適切に配して構成される。以下では、特に、膜ろ過(膜分離)方式を適用した凝集物除去部30を用いた場合を例に説明する。
次に、制御部1による攪拌機8又は加熱冷却部13の制御動作につき説明する。撹拌にかけられる時間は第1の凝集槽10の容量と第1の凝集槽10に導入される被処理水の流量により定まり、この撹拌時間、凝集物除去部30のフィルタ孔径及びデータベース(DB)3に予め格納された凝集物の成長過程のモデルを用いて、制御部1内の処理条件選択部2は攪拌機8を制御する。具体的には、DB3に格納された次式(1)を読み出し、第1の粒径分布測定装置20から得られる混合液中の凝集物の粒径分布における最小粒径の測定値を用いて次式(2)により撹拌強度を算出し攪拌機を制御する。ここで算出される撹拌強度は、上述のとおり撹拌羽根の回転数(撹拌速度)のみを変数として算出される値であり、モータ9への指令値として得られる。
Figure 2015085252
Figure 2015085252
式(2)により、ある時間における理想最小粒径と実測定の最小粒径の差分を補うための撹拌強度の変化量が求められる。この撹拌強度の変化量の算出は、所定周期又は実測定の最小粒径が理想最小粒径より1%以上ずれた場合に実行される。
また、第1の凝集槽10内の混合液の温度制御については、同様に、最小粒径と混合液温度との関数をDB3に格納することで実行される。
上記は、処理条件選択部2が予めDB3に格納された関数を用いて撹拌強度又は第1の凝集槽10内温度を制御する場合を説明したが、以下では予めDB3に格納された処理条件選択テーブルを参照し制御する場合を例に説明する。
図2は、図1に示す凝集槽における処理時間と凝集物の最小粒径との関係を説明する図である。図2に、処理時間(凝集処理時間)を横軸に、第1の粒径分布測定装置20により測定される凝集物の最小粒径を縦軸にとり、第1の凝集槽10の容量及び被処理水の流入量から定まる限界処理時間(tmax)で、凝集物の最小粒径が凝集物除去部30のフィルタ孔径(濾過孔径)に達するか否かを示している。図2において、一点鎖線L0は第1の凝集槽10内で凝集物が一定成長しその最小粒径が限界処理時間に濾過孔径に達した場合を示しており、t1からt4は制御部1内の処理条件選択部2による処理条件の見直しタイミングを示している。ここで、限界処理時間とは、第1の凝集槽10の容量と被処理水導入配管14を介して第1の凝集槽10内に導入される被処理水の流量から定まる。点線L1は、1回目の処理条件見直し時刻t1において処理条件を変更することなく凝集処理を継続した場合の凝集物の最小粒径の成長を示している。この場合、限界処理時間tmaxにおいても凝集物の最小粒径は濾過孔径に達しておらす、被処理水から凝集処理により不純物を除去できないことがわかる。また、点線L2は、1回目の処理条件見直し時刻t1において処理条件を変更し、2回目の処理条件見直し時刻t2において処理条件を変更することなく凝集処理を継続した場合の凝集物の最小粒径の成長を示している。この場合、限界処理時間tmaxよりはるかに早く凝集物の最小粒径は濾過孔径に達することを示している。また、点線L3は、1回目及び2回目の処理条件見直し時刻t1,t2で処理条件を変更し、3回目の処理条件見直し時刻t3で処理条件を変更することなく凝集処理を継続した場合の凝集物の最小粒径の成長を示している。この場合、限界処理時間tmaxにおいても凝集物の最小粒径は濾過孔径に達しておらず、被処理水から凝集処理により不純物を除去できないことがわかる。また、点線L4は、1回目、2回目及び3回目の条件見直し時刻t1,t2,t3でそれぞれ処理条件を変更し、4回目の条件見直し時刻t4で処理条件を変更することなく凝集処理を継続した場合の凝集物の最小粒径の成長を示している。この場合、限界処理時間tmax前に凝集物の最小粒径は濾過孔径に達している。実線L5は、1回目から4回目の全ての処理条件見直し時刻においてそれぞれ処理条件を変更し、限界処理時間tmaxで凝集物の最小粒径が濾過孔径に達した場合を示している。
図3は、処理条件選択テーブルである。図3において、処理条件選択テーブルは、条件毎に、各処理条件見直し時刻(t1〜t4)における撹拌強度又は凝集槽内混合液温度が格納されている。ここで撹拌強度は撹拌速度であり、撹拌羽根の回転数、すなわち、モータ9の回転数(rpm)が記憶されている。例えば条件1では、処理条件見直し時刻t1において撹拌速度をxa(rpm)、処理条件見直し時刻t2において撹拌速度をxb(rpm),処理条件見直し時刻t3において撹拌速度をxc(rpm)、処理条件見直し時刻t4における撹拌速度をxd(rpm)に変更する組み合わせとして格納されている。
制御部1内の処理条件選択部2は、DB3に格納された図3に示す処理条件選択テーブルを参照し最適な処理条件を抽出して、攪拌機8又は加熱冷却部13を制御する。処理条件選択テーブルからの抽出は、例えば各条件を選択した場合の運転コスト(消費電力)等を基に行われる。図2に示す実線L5は、図3に示す処理条件選択テーブル内の「条件1」が選択され攪拌機8を制御した場合の凝集物の最小粒径の成長を示している。図3には、攪拌機8の撹拌速度及び第1の凝集槽10内の混合液(被処理水と凝集剤水溶液との混合液)温度のいずれか一方又はこれらの組み合わせの条件を示しているが、例えば、攪拌機8の撹拌速度のみの条件で混合液中の凝集物の粒径成長を制御しても良い。
尚、上記処理条件選択テーブルに格納される第1の凝集槽10内の混合液の温度は、混合液が液相状態を維持できる範囲内(0℃から100℃)で設定される。予め、模擬被処理水を用いて、限界処理時間(tmax)内に設定温度を複数回変更し実験データを取得することで処理条件選択テーブルは構築される。また処理条件選択テーブルに格納された条件以外の撹拌速度又は混合液温度が手動により設定された場合には、この条件を処理選択条件テーブルに追加登録する。
次に、第1の粒径分布測定装置20を構成するフローセル5の洗浄について説明する。
図4は粒径分布測定とフローセルの洗浄の切り替え動作の説明図である。図4において、粒径分布測定用の分岐流路12には、第1の凝集槽10内の混合液を第1の粒径分布測定装置20を構成するフローセル5に通流するための2つの弁B1、B2が設けられている。また、図示しない洗浄液供給源からの洗浄液をフローセル5に通流するための2つの弁B3、B4が設けられている。第1の凝集槽10内の混合液中の凝集物の最小粒径を測定する場合、弁B1及びB2を開状態とし、弁B3及びB4を閉状態とすることで、第1の凝集槽10から混合液を分岐流路12へ導入しフローセル5へ通流する。第1の粒径分布測定装置20により凝集物の最小粒径が測定された混合液は分岐流路12を介して第1の凝集槽10へ戻される。即ち、第1の凝集槽10内の混合液の一部は分岐流路12内を通流することで、第1の凝集槽10外で循環する。
また、フローセル5を洗浄する場合には、弁B3及びB4を開状態とし、弁B1及びB2を閉状態とすることで、洗浄液は分岐流路12に導入されフローセル5を通流後排出される。この粒径分布測定時の混合液の流れAと洗浄液の流れBは交互に切り替えられる。なお、弁B1からB4は、例えば、電磁弁であり、制御部1は粒径分布測定とフローセル洗浄を所定の周期で交互に実行するため、弁B1からB4へ指令を出力する。このように構成することで、フローセル5内に凝集物が堆積することによる粒径分布測定精度の低下を防止することが可能となる。また、分岐流路12と第1の粒径分布測定装置20を第1の凝集槽10に複数設置すれば、粒径分布測定を中断することなくフローセル5の洗浄を行うことができる。
図1に示される水処理装置の構成において、有機汚染物質等の不純物を含む被処理水(海水)1Lを第1の凝集槽10へ被処理水導入配管14により導入し、第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7より塩化鉄水溶液を添加し、モータ9を用いて攪拌羽根18で攪拌した。攪拌時間の経過とともに第1の凝集槽10に凝集物である褐色海草様の沈殿が発生した。この攪拌時間経過ごとに第1の粒径分布測定装置20により凝集物の最小粒径分布を測定した結果、最小粒径は時間経過に伴い増加した。この時、モータ9の回転数を増加させた場合(撹拌速度を増加)、最小粒径は標準より短時間に増加し、その後は標準回転数において測定した最小粒径と一致した。
これは、図2に示した点線L2の状態を表しており、短時間で濾過孔径に達し、その後、限界処理時間(tmax)まで凝集物の最小粒径は一定となる。反対にモータ9の回転数を減少させた場合(撹拌速度を低減)、最小粒径増加にかかる時間は大幅に増えたが、最終的に標準回転数において測定した最小粒径と一致した。このことからも、図2において説明したように、処理すべき不純物を含む被処理水の量及び第1の凝集槽10の容量から定まる限界処理時間(tmax)内に、第1の凝集槽10の後段に設置された凝集物除去部30における濾過孔径に凝集物の最小粒径が成長するよう撹拌速度を設定する必要があることがわかる。そして、図3に示す処理条件選択テーブルの参照による最適条件の選択又は上述の最小粒径と撹拌強度の関係を規定する式(1)、式(2)により撹拌速度を制御することで実現できる。
なお、比較例として、図1に示される水処理装置の構成において、撹拌速度及び撹拌時間を一定とし、凝集剤水溶液の添加量を変更することで凝集物の最小粒径が凝集物除去部30における濾過孔径となるまで成長するよう制御したところ、凝集物の粒径成長に伴う沈殿発生までに時間を要することから添加される凝集剤水溶液の量は必要量を越えて増大した。過剰な凝集剤の添加は、凝集剤水溶液として用いた塩化鉄の3価の鉄イオン濃度を増大させるため、凝集物除去後の処理水中の3価の鉄イオンを除去するための機構を水処理装置に追加する必要がある。
本実施例によれば、第1の凝集槽10内の被処理水と凝集剤水溶液との混合液中の凝集物の最小粒径を測定し、第1の凝集槽10の後段に配置された凝集物除去部30の濾過孔径となるよう制御できることから、必要以上の凝集剤水溶液の添加による運転コストの上昇又は、第1の凝集槽10に生成される汚泥を低減できる。
本実施例においては、凝集物除去部30の前段に第2の粒径分布測定装置21を配する構成としたが、これに限られず第1の粒径分布測定装置20のみを配置する構成としても同様の効果が得られる。
図5は、本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。実施例1と同様の構成要素には同一の符号を付している。本実施例においては、第2の凝集剤水溶液貯蓄槽15及び攪拌機16を備えた第2の凝集槽11を、第1の凝集槽10と凝集物除去部30との間に設けた点が実施例1と異なる。そして、第2の凝集槽11に第2の粒径分布測定装置21を設け、第2の凝集槽11の下流側であって凝集物除去部30の前段に第3の粒径分布測定装置22を配置している。
第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7には、実施例1と同様に無機系凝集剤水溶液が貯留され、第2の凝集剤水溶液貯蓄槽15には高分子凝集剤水溶液を貯留している。第2の凝集剤水溶液貯蓄槽15に貯留される高分子凝集剤水溶液は、高分子凝集剤として、ポリアクリルアミド系凝集剤、ポリスルホン酸系凝集剤、ポリアクリル酸系凝集剤、ポリアクリル酸エステル系凝集剤、ポリアミン系凝集剤、ポリメタクリル酸凝集剤、ポリカルボン酸系凝集剤のいずれかを用いることができる。
図5に示される水処理装置の動作について説明する。第1の凝集槽10に被処理水が導入され、第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7より無機系凝集剤水溶液(例えば、塩化鉄水溶液)が添加されると、実施例1と同様に、制御部1は、第1の粒径分布測定装置20から第1の凝集槽10内の混合液中の凝集物の最小粒径を所定の周期で取得する。取得された凝集物の最小粒径により少なくとも第1の攪拌機8の撹拌強度及びは第1の凝集槽10内の混合液の温度のうちいずれか一方を制御し、混合液中の凝集物の粒径を成長させる。所定時間経過後凝集物を含む被処理水である混合液は第2の凝集槽11に送水される。
第2の凝集槽11に混合液が導入されると、第2の凝集剤水溶液貯蓄槽15から高分子凝集剤水溶液が添加される。制御部1は、第2の粒径分布測定装置21から第2の凝集槽11内の混合液中の凝集物の最小粒径を所定の周期で取得する。取得された最小粒径に基づき実施例1と同様に、攪拌機16を構成するモータ17の回転数を制御することで撹拌羽根19の回転数を制御又は第2の凝集槽11内の混合液の温度を制御し、後段に配置された凝集物除去部30の濾過孔径に凝集物の最小粒径が達するよう凝集処理を行う。その後、第2の凝集槽11より混合液は凝集物除去部30へ送水される。凝集物除去部30の前段に設けられ、第2の凝集槽11からの混合液を通流するフローセル28、レーザ照射部27及び検出部29から構成される第3の粒径分布測定装置30は、凝集物除去部に流入する混合液中の凝集物の最小粒径を測定し測定結果を制御部1へ送信する。凝集物除去部30にて凝集物が除去された処理水はRO膜ユニットにて濃縮水と淡水に膜分離される。なお、制御部1は、第1の凝集槽10に設けられた攪拌機8により急速撹拌を、第2の凝集槽11に設けられた攪拌機16により緩速撹拌するようそれぞれの攪拌機を制御する。
図5に示される水処理装置の構成において、有機汚染物質等の不純物を含む被処理水(海水)1Lを第1の凝集槽10へ被処理水導入配管14により導入し、第1の凝集剤水溶液貯蓄槽7より塩化鉄水溶液を添加し、モータ9を用いて攪拌羽根18で一定時間攪拌した。
続いて第1の凝集槽10から混合液を第2の凝集槽11へ送水し第2の凝集剤水溶液貯蓄槽15より高分子凝集剤水溶液としてポリカルボン酸の水溶液を添加し、その後モータ17を用いて攪拌羽根19で攪拌した。実施例1に比べ短時間の攪拌時間で凝集物である褐色海草様の沈殿が発生した。この攪拌時間経過ごとに第2の粒径分布測定装置21により凝集物の最小粒径分布を測定した結果、最小粒径は短時間に飽和した。この時、モータ17の回転数を増加させた場合(撹拌速度を増加)、最小粒径は標準より短時間で一旦上昇するが、反対にモータ17の回転数を減少させた場合(撹拌速度を低減)、最小粒径増加は緩慢であった。更に攪拌を続けるとどれもが一旦最小粒径を減少させるが、これは凝集物の粒径成長により比重が増大して成長した凝集物が沈殿し、一時的に液層に細かい凝集物しかなくなるためである。このことからも、図2において説明したように、処理すべき不純物を含む被処理水の量及び第1の凝集槽10、第2の凝集槽11の容量から定まる限界処理時間(tmax)内に、第1の凝集槽10及び第2の凝集槽11の後段に設置された凝集物除去部30における濾過孔径に凝集物の最小粒径が成長するよう撹拌速度を設定する必要があることがわかる。そして、図3に示す処理条件選択テーブルの参照による最適条件の選択又は上述の最小粒径と撹拌強度の関係を規定する式(1)、式(2)により撹拌速度を制御することで実現できる。
本実施例によれば、第1の凝集槽10及び第2の凝集槽11により凝集物の粒径を成長させることができるため、凝集物除去部30の濾過孔径を大きくし低抵抗化を図っても確実に凝集物を除去することが可能となる。凝集物除去部30の低抵抗化は、凝集物除去部30へ混合液を通水するためのポンプ(図示しない)の動力低減を可能とする。
また、本実施例においても実施例1と同様に、必要以上の凝集剤水溶液の添加による運転コストの上昇又は、第1の凝集槽10に生成される汚泥を低減できる。
本実施例においては、凝集物除去部30の前段に第3の粒径分布測定装置22を配置する構成としたが、必ずしもこれに限られず、第1の粒径分布測定装置20及び第2の粒径分布測定装置21を有する構成としても同様の効果が得られる。
図6は、本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。実施例2と同様の構成要素には同一の符号を付している。本実施例は、実施例に2おける第1の凝集槽10及び攪拌機8に代えて第1のインラインミキサ101を、第2の凝集槽11及び攪拌機16に代えて第2のインラインミキサ102を設けている。第1の粒径分布測定装置20は第1のインラインミキサ101と第2のインラインミキサ102を接続する配管の第1のインラインミキサ101側に分岐流路を設け取り付けられる。また、第2の粒径分布測定装置21は第2のインラインミキサ102と凝集物除去部30を接続する配管の第2のインラインミキサ102側に分岐流路を設け取り付けられる。
インラインミキサ101及び102は、例えば、その内部に相互に対向する2つの螺旋状の隔壁を備えている。この相互に対向する2つの螺旋状の隔壁により内部を通流する被処理水に対しせん断応力を作用させ、被処理水に含まれる無機系凝集剤又は高分子凝集剤と不純物とを混合することで凝集物を形成するものである。インラインミキサによるせん断応力による混合性能は、その配管径及び配管長により定まり固定である。そのため、制御部1は、第1の粒径分布測定装置20及び第2の粒径分布測定装置21による凝集物の最小粒径の測定結果に基づき加熱冷却部13を制御し、第1のインラインミキサ101及び第2のインラインミキサ102内を通流する混合液の温度を制御することで凝集物の最小粒径が凝集物除去部30の濾過孔径に達するよう制御することで、混合液から凝集物を除去できる。
本実施例によれば、実施例1と同様に、必要以上の凝集剤水溶液の添加による運転コストの上昇又は、第1の凝集槽10に生成される汚泥を低減できる。
図7は本発明の他の実施例に係る水処理装置の全体構成図である。実施例2と同様の構成要素には同一の符号を付している。本実施例では実施例2の構成において、第2の凝集槽11と凝集物除去部30の間に新たに沈殿槽50を設けたものである。沈殿槽50による混合液中の凝集物の沈降は時間を要するものの、沈殿槽50により一部の凝集物が分離された混合液を凝集物除去部30へ送水することで、凝集物除去部30における負荷を低減することが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の実施例の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 制御部
2 処理条件選択部
3 データベース
4、24、27 レーザ照射部
5、25、28 フローセル
6、26、29 検出部
7 第1の凝集剤水溶液貯蓄槽
8 第1の攪拌機
9、17 モータ
10 第1の凝集槽
11 第2の凝集槽
12 分岐流路
13 加熱冷却部
15 第2の凝集剤水溶液貯蓄槽
20 第1の粒径分布測定装置
21 第2の粒径分布測定装置
22 第3の粒径分布測定装置
30 凝集物除去部
40 RO膜ユニット
50 沈殿槽
101 第1のインラインミキサ
102 第2のインラインミキサ

Claims (10)

  1. 凝集剤水溶液を貯留する凝集剤水溶液貯蓄槽と、
    撹拌機を備え、被処理水と添加される凝集剤水溶液とを混合し凝集物を形成する凝集槽と、
    前記凝集槽内の凝集物の粒径分布を測定する粒径分布測定装置と、
    測定された凝集物の粒径分布に基づき、少なくとも撹拌強度及び前記凝集槽内の混合液の温度のうちいずれか一方を制御する制御部を有することを特徴とする水処理装置。
  2. 請求項1に記載の水処理装置において、
    前記凝集物を含む被処理水から凝集物を除去する凝集物除去部を備えたことを特徴とする水処理装置。
  3. 請求項2に記載の水処理装置において、
    前記制御部は、前記凝集槽の容量及び被処理水の流入量により定まる凝集処理時間内に、凝集物の粒径分布における最小粒径が前記凝集物除去部の濾過孔径となるよう前記撹拌強度を変更することを特徴とする水処理装置。
  4. 請求項1に記載の水処理装置において、
    前記凝集槽は、前記被処理水と凝集剤水溶液との混合液の一部を凝集槽外で循環させる分岐流路を有し、
    前記粒径分布測定装置は、前記分岐流路に設けられたフローセルと、前記フローセル内を通流する混合液にレーザを照射するレーザ照射部と、レーザ照射により混合液中の凝集物から発生する散乱光を検出する検出部から構成されることを特徴とする水処理装置。
  5. 請求項4に記載の水処理装置において、
    前記分岐流路に接続され前記フローセルに洗浄液を通流可能とする洗浄流路を設け、
    前記制御部は、前記フローセルへの混合液の通流と洗浄液の通流を所定の周期で切り替えることを特徴とする水処理装置。
  6. 請求項1に記載の水処理装置において、
    前記凝集剤水溶液貯蓄槽は、無機系凝集剤水溶液を貯留する第1の凝集剤水溶液貯蓄槽と高分子凝集剤水溶液を貯留する第2の凝集剤水溶液貯蓄槽から構成され、
    前記凝集槽は、前記無機系凝集剤水溶液と前記被処理水とを混合する第1の凝集槽と、前記第1の凝集槽の後段に配置され、前記第1の凝集槽から導入される凝集物を含む処理水と前記高分子凝集剤水溶液とを混合する第2の凝集槽から構成され、
    前記第1の凝集槽内の凝集物の粒径分布を測定する第1の粒径分布測定装置と、
    前記第2の凝集槽内の凝集物の粒径分布を測定する第2の粒径分布測定装置を有することを特徴とする水処理装置。
  7. 無機系凝集剤水溶液を貯留する第1の凝集剤水溶液貯蓄槽と、
    高分子凝集剤水溶液を貯留する第2の凝集剤水溶液貯蓄槽と、
    被処理水と前記無機系凝集剤を通流することで混合し凝集物を形成する第1のインラインミキサと、
    前記第1のインラインミキサから導入される混合液と前記高分子凝集剤水溶液を通流することで混合し凝集物を形成する第2のインラインミキサと、
    前記第1及び第2のインラインミキサを通流する混合液中の凝集物の粒径分布を測定する粒径分布測定装置と、
    測定された凝集物の粒径分布に基づき、前記第1及び第2のインラインミキサを通流する混合液の温度を制御する制御部を備えたことを特徴とする水処理装置。
  8. 請求項7に記載の水処理装置において、
    前記第1及び第2のインラインミキサを接続する配管に形成された分岐流路に取り付けられ、前記第1のインラインミキサ通流後の混合液中の凝集物の粒径分布を測定する第1の粒径分布測定装置と、
    前記第2のインラインミキサからの混合液から凝集物を除去する凝集物除去部と前記第2のインラインミキサを接続する配管に形成された分岐流路に取り付けられ、前記第2のインラインミキサ通流後の混合液中の凝集物の粒径分布を測定する第2の粒径分布測定装置を有すことを特徴とする水処理装置。
  9. 不純物を含む被処理水に1種以上の凝集剤水溶液を添加し混合することで凝集物を形成し、前記凝集物を除去することで被処理水中の不純物を除去する水処理方法であって、
    前記被処理水と凝集剤水溶液との混合液中の凝集物の粒径分布を測定し、
    前記測定された凝集物の粒径分布における最小粒径に基づき、混合時の撹拌強度又は混合液の温度を制御することを特徴とする水処理方法。
  10. 請求項9に記載の水処理方法において、
    混合時に形成される凝集物の粒径分布における最小粒径が前記凝集物を除去する濾過孔径となるよう撹拌強度を変更することを特徴とする水処理方法。
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