JP2015085230A - 排ガス用触媒装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排ガス用触媒装置において、高いシール性能を確保すると共に耐久性の向上を図る。【解決手段】上下方向に貫通する筒形状をなすケーシング31と、ケーシング31内に吊下げ支持される枠体44と、枠体44に支持される脱硝装置34と、ケーシング31の内面と枠体44との間に介装されるステンレスシートからなるシール部材51とを設ける。【選択図】図5
Description
本発明は、排熱回収ボイラなどに使用されて排ガス中の有害物質を除去可能な排ガス用触媒装置に関するものである。
例えば、複合発電設備は、ガスタービン設備にて、燃焼器が圧縮機により圧縮された圧縮空気と燃料ガスとを混合して燃焼し、この燃焼ガスによりタービンを回転して発電機を駆動する一方、蒸気タービン設備にて、供給された蒸気によりタービンを回転して発電機を駆動する。この場合、排熱回収ボイラは、タービンから排出された排ガスから熱を回収して蒸気を生成し、この蒸気を蒸気タービン設備のタービンに供給している。
上述した排熱回収ボイラは、例えば、縦型をなし、ケーシング内に上部伝熱管群と脱硝装置と下部伝熱管群が上下方向に沿って配列され、下方から上方に向けて排ガスが通過するように構成されている。そして、脱硝装置は、ケーシングに吊下げ支持された枠体上に固定されており、ケーシングと枠体との間にシールプレートが配置され、排ガスの漏洩を防止している。この場合、ケーシング内に高温の排ガスが通過することから、ケーシングには断熱材が貼り付けられており、ケーシングと枠体とは、両者の熱伸び差を考慮する必要から、固定せずに弾性変形可能なシールプレートにより連結されている。
なお、従来の排熱回収ボイラは、例えば、下記特許文献1に記載され、シールプレートは、下記特許文献2,3,4に記載されている。
上述した従来のシールプレートは、ガラス繊維でなる耐熱布であり、高効率の脱硝性能の確保が必要な場合は耐熱布に触媒を塗布することで、耐熱布を通過してリークした排ガスの脱硝処理を行うことが記載されている。ところで、ボイラは、起動時や運転中に火炉内で圧力変動が発生する。この圧力変動は、煙道を通してシールプレートに作用することとなるが、このシールプレートがガラス繊維でなる耐熱布であることから、高度な耐久性を確保することが難しいという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、高いシール性能を確保すると共に耐久性の向上を図る排ガス用触媒装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の排ガス用触媒装置は、上下方向に貫通する筒形状をなすケーシングと、前記ケーシング内に吊下げ支持される枠体と、前記枠体に支持される触媒と、前記ケーシングの内面と前記枠体との間に介装されるステンレスシートからなるシール部材と、を有することを特徴とするものである。
従って、ケーシングの内面と枠体との間に介装されるシール部材をステンレスシートとすることで、排ガスの漏洩を抑制して高いシール性能を確保することができると共に、耐久性を向上することができる。
本発明の排ガス用触媒装置では、前記シール部材は、複数のステンレス箔がメッシュ部材により挟持されて構成され、周方向に一部重複されて設けられることを特徴としている。
従って、複数のステンレス箔をメッシュ部材により挟持してシール部材を構成することで、十分な強度を確保することができ、また、これを周方向に一部重複して設けてシール部材を構成することで、ケーシングの内面と枠体との間にシール部材を適正に介装することができ、シール性を向上することができる。
本発明の排ガス用触媒装置では、前記シール部材は、前記ケーシングの内面側に取付けられる第1取付部と、前記枠体側に取付けられる第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部との間に設けられて上方に湾曲する湾曲部とを有することを特徴としている。
従って、シール部材の第1取付部と第2取付部との間に湾曲部を設けたことで、ケーシングや枠体の熱変形に対して湾曲部が撓むことでその変形量を吸収することができ、耐久性を向上することができる。
本発明の排ガス用触媒装置では、前記シール部材の上方に前記シール部材の飛散を防止する第1カバーが設けられることを特徴としている。
従って、シール部材が破損したとき、シール部材の破片が第1カバーに捉えられ、シール部材の破片の飛散を防止することができる。
本発明の排ガス用触媒装置では、前記シール部材の下方に前記シール部材への排ガスの直接接触を防止する第2カバーが設けられることを特徴としている。
従って、排ガスが第2カバーに衝突し、シール部材に直接接触することがなく、このシール部材の劣化が抑制され、耐久性を向上することができる。
本発明の排ガス用触媒装置では、前記ケーシングの内面にL字形断面を有する第1シール金物が固定され、前記第1シール金物に前記シール部材の第1取付部がパッキンを介して締結され、前記枠体の下面にL字形断面を有する第2シール金物が固定され、前記第2シール金物に前記シール部材の第2取付部がパッキンを介して締結されることを特徴としている。
従って、ケーシングと枠体との間にシール部材を容易に装着することができ、組付性を向上することができる。
本発明の排ガス用触媒装置によれば、下方向に貫通する筒形状をなすケーシングと、筒形状をなすケーシングの内面とケーシング内に吊下げ支持されて触媒を支持する枠体との間にステンレスシートからなるシール部材を介装するので、排ガスの漏洩を抑制して高いシール性能を確保することができると共に、耐久性を向上することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る排ガス用触媒装置の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態の排ガス用触媒装置が適用された複合発電設備の概略構成図である。
本実施形態の複合発電設備において、図1に示すように、ガスタービン設備11は、圧縮機12、燃焼器13、タービン14を有しており、圧縮機12とタービン14は、回転軸15により連結されている。燃焼器13は、圧縮機12から圧縮空気供給ライン16が接続されると共に、燃料ガス供給ライン17が接続され、タービン14に燃焼ガス供給ライン18が接続されている。また、蒸気タービン設備19は、ガスタービン設備11における回転軸15に連結されるタービン20を有しており、発電機21がこの回転軸15の基端部に連結されている。排熱回収ボイラ22は、ガスタービン設備11(タービン14)からの排ガスライン23に設けられており、空気と高温の排ガスとの間で熱交換を行うことで、蒸気を生成するものである。そのため、排熱回収ボイラ22は、蒸気タービン設備19のタービン20との間に蒸気供給ライン24が設けられると共に、蒸気回収ライン25が設けられ、蒸気回収ライン25に復水器26が設けられている。
従って、燃焼器13では、圧縮機12から供給された圧縮空気と燃料ガスとを混合して燃焼し、タービン14にて、発生した燃焼ガスにより回転軸15を回転する。また、排熱回収ボイラ22から供給された蒸気によりタービン20が駆動し、回転軸15を回転する。そして、この回転軸15が回転することで、発電機21を駆動することができる。
そして、排熱回収ボイラ22で熱が回収された排ガスは、ガス浄化装置27により有害物質を除去され、浄化された排ガスは、煙突28から大気へ放出される。
図2は、本実施形態の排ガス用触媒装置としての排熱回収ボイラの概略構成図である。
排熱回収ボイラ22において、図2に示すように、角筒形状をなすケーシング31が上下方向に沿って配置され、支持鉄骨32により支持されている。このケーシング31は、内部に下部伝熱管群33と脱硝装置(触媒)34と上部伝熱管群35が下方から上方に向かって所定間隔で配置されており、下部に排ガスライン23が接続されている。この場合、下部伝熱管群33と上部伝熱管群35は、ケーシング31に支持され、脱硝装置34は、ケーシング31に吊下げ支持されている。
図3は、排熱回収ボイラの内部構造を表す概略図である。
図3に示すように、ケーシング31は、上下方向に貫通する筒形状をなし、下部に下部伝熱管群33が配置され、この下部伝熱管群33を構成する下部伝熱管33a,33bの各側部が支持部材41によりケーシング31に固定されている。また、ケーシング31は、上部に上部伝熱管群35が配置され、この上部伝熱管群35を構成する上部伝熱管35a,35b,35cの各側部が支持部材42によりケーシング31に固定されている。
また、ケーシング31は、下部伝熱管群33と上部伝熱管群35との間に位置して脱硝装置34が配置されている。この脱硝装置34は、ケーシング31の上部から複数の吊金物43により吊下げ支持された枠体44に載置された状態で固定されている。この枠体44は、ケーシング31の内壁面との間に所定の隙間が確保されるように、その大きさがケーシング31の内側の大きさより小さいものに設定されている。そして、脱硝装置34は、この枠体44の上部に載置されており、図示しないボルトなどにより固定されている。そして、ケーシング31は、内面と枠体44との間に弾性変形可能なシール部材51が介装されている。
図4は、シール部材の支持構造を表す排熱回収ボイラの要部平面図、図5は、シール部材の支持構造を表す図4のV−V縦断面図、図6は、シール部材の支持構造を表す斜視図、図7は、角部に設けられるシール部材の斜視図である。
図4から図6に示すように、シール部材51は、ケーシング31の内面と枠体44との間に介装されるステンレスシートであって、具体的には、ステンレス箔51aが両面から一対のメッシュ部材(例えば、ステンレス製の金網)51bにより挟持され、ホッチキスなどの固定具により一体に形成されて構成されている。このシール部材51は、複数のシール部材51A,51Bとからなり、ケーシング31の周方向に一部が重複され、且つ、ホッチキスなどの固定具により連結され配置されている。ここで、シール部材51Aは、直線部に配置され、シール部材51Bは、角部に配置される。
シール部材51は、第1取付部52と第2取付部53と湾曲部54とを有している。第1取付部52は、平坦形状をなし、ケーシング31の周方向及び鉛直方向に沿って配置されている。第2取付部53は、平坦形状をなし、ケーシング31の周方向及び水平方向に沿って配置されている。湾曲部54は、第1取付部52と第2取付部53との間に設けられ、上方に湾曲した形状をなし、弾性変形可能となっている。
ケーシング31は、内面にL字形断面を有する第1シール金物61が固定されている。この第1シール金物61は、ケーシング31の周方向に沿って配置されており、水平な第1フランジ61aの端部がケーシング31の内面に溶接により固定され、第2フランジ61bが鉛直方向における下方に延出している。
一方、枠体44は、下面にL字形断面を有する第2シール金物62が固定されている。この第2シール金物62は、枠体44の周方向に沿って配置されており、鉛直な第1フランジ62aの端部が枠体44の下面に溶接により固定され、第2フランジ62bが水平方向における枠体44の内方に延出している。
また、第1シール金物61は、第2フランジ61bにバッフルプレート(第2カバー)63が固定されている。このバッフルプレート63は、第1シール金物61と同様に、枠体44の周方向に沿って配置されており、第2フランジ61bに溶接により固定される取付部63aと、この取付部63aから枠体44の内方側に水平に延出する被覆部63bとを有している。
第1シール金物61は、第2フランジ61bにおけるケーシング31の内側に向けてバッフルプレート63の取付部63aが固定され、取付部63aにシール部材51の第1取付部52が密着し、第1取付部52にパッキン64を介して押え板65が密着している。そして、締結ボルト66が第1シール金物61側から貫通し、ナット67が螺合している。そのため、シール部材51は、第1取付部52が第1シール金物61を介してケーシング11の内面に固定されることとなる。
また、第2シール金物62は、第2フランジ62bにおける下面に向けてシール部材51の第2取付部53が密着し、第2取付部53にパッキン68を介して押え板69が密着している。そして、締結ボルト70が第2シール金物62側から貫通し、ナット71が螺合している。そのため、シール部材51は、第2取付部53が第2シール金物62を介して枠体44の下面に固定されることとなる。
カバープレート(第1カバー)72は、シール部材51の上方でシール部材51の飛散を防止するものである。カバープレート72は、水平部72aの基端部が枠体44の下面に固定され、水平部72aの先端部がケーシング31側に延出してシール部材51の上方側を被覆し、下方に湾曲する湾曲部72bが設けられている。
上述したバッフルプレート63は、シール部材51の下方でシール部材51への排ガスの直接接触を防止するものである。バッフルプレート63は、前述したように、取付部63aが第2フランジ61bに固定され、水平方向に屈曲した被覆部63bが枠体44の内方側に延出してシール部材51の下方側を被覆している。
なお、ケーシング31と枠体44の間で、角部に配置されるシール部材51Bは、図7に示すように、各取付部52,53が屈曲位置で切られた後に重ねて固定されている。
従って、図2及び図3に示すように、排ガスが排ガスライン23を通って排熱回収ボイラ22に至ると、この排ガスが下部伝熱管群33を通過するときに熱交換が行われ、脱硝装置34を通過するときに窒素酸化物が除去され、上部伝熱管群35を通過するときに再び熱交換が行われる。このとき、排ガスは、ケーシング31と枠体44との間の隙間にも流れようとするが、この隙間を塞ぐようにシール部材51が配置されていることから、排ガスの隙間の通過が抑制される。
このとき、シール部材51は、ステンレス箔51aがメッシュ部材51bにより挟持されて構成されていることから、十分な強度が確保され、また、複数のシール部材51A,51Bがケーシング31の周方向に一部が重複して連結されることで、排ガスの漏れが適正に抑制される。
また、ケーシング31と枠体44との間で熱伸びが発生しても、シール部材51は、湾曲部54が撓むことができることから、このシール部材51自体が変形したり、伸縮したりすることで、ケーシング31と枠体44との間で発生する熱伸び差が吸収され、ケーシング31と枠体44との間に隙間が発生することはなく、また、シール部材51が損傷することもない。
このように本実施形態の排ガス用触媒装置にあっては、上下方向に貫通する筒形状をなすケーシング31と、ケーシング31内に吊下げ支持される枠体44と、枠体44に支持される脱硝装置34と、ケーシング31の内面と枠体44との間に介装されるステンレスシートからなるシール部材51とを設けている。
従って、ケーシング31の内面と枠体44との間に介装されるシール部材51をステンレスシートとすることで、排ガスの漏洩を抑制して高いシール性能を確保することができると共に、耐久性を向上することができる。
本実施形態の排ガス用触媒装置では、シール部材51は、複数のステンレス箔51aがメッシュ部材51bにより挟持されて構成され、周方向に一部重複されて設けられている。従って、シール部材に十分な強度を確保することができ、また、ケーシング31の内面と枠体44との間にシール部材51A,51Bを適正に介装することができ、シール性を向上することができる。
本実施形態の排ガス用触媒装置では、ケーシング31の内面側に取付けられる第1取付部51と、枠体44側に取付けられる第2取付部53と、第1取付部52と第2取付部53との間に設けられて上方に湾曲する湾曲部54とによりシール部材51を構成している。従って、第1取付部52と第2取付部53との間に弾性変形可能な湾曲部を設けたことで、ケーシング31や枠体44の熱変形に対して湾曲部54が撓むことでその変形量を吸収することができ、シール部材51の耐久性を向上することができる。
本実施形態の排ガス用触媒装置では、シール部材51の上方にシール部材51の飛散を防止するカバープレート72を設けている。従って、排ガスの混入した異物がシール部材51に衝突してシール部材51が破損したとき、この破損したシール部材51の破片がカバープレート72に捉えられ、シール部材51の破片の飛散を防止することができる。
本実施形態の排ガス用触媒装置では、シール部材51の下方にシール部材51への排ガスの直接接触を防止するバッフルプレート63を設けている。従って、下方から流れる排ガスがバッフルプレート63に衝突し、脱硝装置34側に案内されることとなり、排ガスがシール部材51に直接接触することがなく、シール部材の劣化が抑制され、耐久性を向上することができる。
本実施形態の排ガス用触媒装置では、ケーシング31の内面にL字形断面を有する第1シール金物61を溶接により固定し、第1シール金物61にシール部材51の第1取付部52をパッキン64及び押え板65を介して締結ボルト66により締結し、枠体44の下面にL字形断面を有する第2シール金物62を溶接により固定し、第2シール金物62にシール部材51の第2取付部53をパッキン68及び押え板69を介して締結ボルト70により締結している。従って、ケーシング31と枠体44との間にシール部材51を容易に装着することができ、組付性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、本発明の排ガス用触媒装置を排熱回収ボイラ22に適用して説明したが、熱交換機能を有しない単なる触媒装置であってもよい。また、ケーシング31の形状を四角筒形状としたが、この形状に限定されるものではなく、円筒形状であってもよい。
22 排熱回収ボイラ(排ガス用触媒装置)
31 ケーシング
33 下部伝熱管群
34 脱硝装置(触媒)
35 上部伝熱管群
44 枠体
51,51A,51B シール部材
51a ステンレス箔
51b メッシュ部材
52 第1取付部
53 第2取付部
54 湾曲部
61 第1シール金物
63 バッフルプレート(第2カバー)
64,68 パッキン
65,69 押え板
66,70 締結ボルト
67,71 ナット
72 カバープレート(第1カバー)
31 ケーシング
33 下部伝熱管群
34 脱硝装置(触媒)
35 上部伝熱管群
44 枠体
51,51A,51B シール部材
51a ステンレス箔
51b メッシュ部材
52 第1取付部
53 第2取付部
54 湾曲部
61 第1シール金物
63 バッフルプレート(第2カバー)
64,68 パッキン
65,69 押え板
66,70 締結ボルト
67,71 ナット
72 カバープレート(第1カバー)
Claims (6)
- 上下方向に貫通する筒形状をなすケーシングと、
前記ケーシング内に吊下げ支持される枠体と、
前記枠体に支持される触媒と、
前記ケーシングの内面と前記枠体との間に介装されるステンレスシートからなるシール部材と、
を有することを特徴とする排ガス用触媒装置。 - 前記シール部材は、複数のステンレス箔がメッシュ部材により挟持されて構成され、周方向に一部重複されて設けられることを特徴とする請求項1に記載の排ガス用触媒装置。
- 前記シール部材は、前記ケーシングの内面側に取付けられる第1取付部と、前記枠体側に取付けられる第2取付部と、前記第1取付部と前記第2取付部との間に設けられて上方に湾曲する湾曲部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス用触媒装置。
- 前記シール部材の上方に前記シール部材の飛散を防止する第1カバーが設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の排ガス用触媒装置。
- 前記シール部材の下方に前記シール部材への排ガスの直接接触を防止する第2カバーが設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の排ガス用触媒装置。
- 前記ケーシングの内面にL字形断面を有する第1シール金物が固定され、前記第1シール金物に前記シール部材の第1取付部がパッキンを介して締結され、前記枠体の下面にL字形断面を有する第2シール金物が固定され、前記第2シール金物に前記シール部材の第2取付部がパッキンを介して締結されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の排ガス用触媒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223949A JP2015085230A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 排ガス用触媒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013223949A JP2015085230A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 排ガス用触媒装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013223949A Pending JP2015085230A (ja) | 2013-10-29 | 2013-10-29 | 排ガス用触媒装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015085230A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017179402A1 (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 日立造船株式会社 | 排ガス処理装置の製造方法 |
-
2013
- 2013-10-29 JP JP2013223949A patent/JP2015085230A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017179402A1 (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 日立造船株式会社 | 排ガス処理装置の製造方法 |
EP3444458A4 (en) * | 2016-04-13 | 2019-11-13 | Hitachi Zosen Corporation | METHOD FOR MANUFACTURING EXHAUST GAS TREATMENT DEVICE |
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