JP4236051B2 - 煙突ダンパ構造 - Google Patents

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本発明は煙突ダンパ構造に関し、特に、運転時に起こる煙突本体と内部仕切板に生じる温度差による変形を防止する煙突ダンパ構造に関する。
ガスタービン等の排ガスから熱回収する排熱回収ボイラ(以下HRSGということがある)と該HRSGでの熱回収後の排ガスを大気放出する煙突の概略を図15に示す。
HRSGは構造物として排ガスの導入順に入口ダクト17と本体ケーシング10と煙突11を備え、煙突11は、その内部に排ガスの流路を開閉可能な煙突ダンパ12を有する。煙突ダンパ12は、HRSGが運転と停止を繰り返す際に、再起動時までの内部温度の低下を抑制することを主目的に設置される。
煙突ダンパ12の従来構造を図1の平面図に示し、図16に図1のA−A線断面矢視図を示す。
円筒状のダンパフランジ1と該ダンパフランジ1の内部空間を塞ぐための複数のダンパブレード2、隣接する前記ダンパブレード2の間でダンパフランジ1の内部空間を碁盤の目のように仕切るための内部仕切板(ダンパシャフト4の軸に直交する方向に平面を有する内部仕切板)3A、内部仕切板(ダンパシャフト4の軸方向に平面を有する内部仕切板)3B、ダンパフランジ1を一方向に横断して複数並列配置し、ダンパブレード2を両側に固着した数本のダンパシャフト4、該ダンパシャフト4を回転駆動させるためのダンパフランジ1の外部に設けられたメインシャフト5、各ダンパシャフト4に固着されたダンパブレード2によりダンパフランジ1の内部空間を塞ぐ時に、ダンパブレードの先端を支持するために内部仕切板3Bの側面に設けられたストッパ6及びメインシャフト5の回動を複数のダンパシャフト4に伝達するための内部リンク7などから構成されている。
図17に従来のダンパフランジ1と内部仕切板3A,3Bの接合方法の模式的な平面図を示す。
煙突ダンパ内部の水平面はダンパフランジ1と内部仕切板3A,3Bの両端部を溶接接続して固定位置13とし、内部仕切板3A,3Bで碁盤目状に分割し、内部仕切板3Bで分割された煙突ダンパの内部空間毎に内部仕切板3Bに平行に、かつ内部仕切板3Aの貫通穴部15を貫通してダンパシャフト4を設けている。また、複数のダンパシャフト4を内部リンク7で繋ぐ事によってメインシャフト5の回転を各シャフト4に伝え、ダンパブレード2の開閉を行うことができる。
ダンパフランジ1と内部仕切板3A,3Bに囲まれてダンパブレード2を備えていない部分(図1の塗りつぶし部分)は板材がダンパフランジ1に溶接接続されている。なお、ダンパブレード2は0〜90°の範囲でしか回動しないのでブレード形状はダンパシャフト4を中心に対照でなくとも良い。
HRSGの運転時に煙突11の内部にはガスが流れ、煙突11の内部はHRSGの起動時は室温状態から定格運転温度(約100〜約150℃程度)まで昇温し、定常運転後の停止時には降温の過渡変化となる。このとき、内部仕切板3A,3Bの温度は、煙突11の内部にあって全周囲がガスに接触しているため、ガス温度に追従して変化する。しかし、ダンパフランジ1は厚肉であり、またその外周部は外気に接しているため、内部仕切板3A,3Bよりもガス温度に対する追従が遅い。そのため内部仕切板3A,3Bとダンパフランジ1の間にはHRSGの起動時や停止時の過渡変化時に大きな温度差が生じる。
剛性が大きいダンパフランジ1に、その外周端が溶接固定されている内部仕切板3A,3Bは、この温度差による熱膨張により、その長手方向に大きな熱応力が発生する。特に内部仕切板3Aにはダンパシャフト4の貫通穴部15があるが、該穴部15は断面欠損形状となっているため、この穴部15に仕切板3Aの構成材料の降伏応力を超える応力(ひずみ)が集中し、局部的に面外に塑性変形が生じ、内部仕切板3Aに変形が残るという問題があった。また内部仕切板3Aの変形に伴い、内部仕切板3Aに接合している内部仕切板3Bも関連して変形する。これらの内部仕切板3A,3Bの変形が内部仕切板3A,3Bとダンパブレード2のギャップ以上に大きい場合には、ダンパブレード2にも塑性変形を生じさせるという問題があった。
また、下記特許文献1には2枚以上の平板をフレードフレームに伸縮自在になるように取り付け、かつ平板同士を固定することなく、重ね合わせる構造とすることで熱膨張による塑性変形や疲労破断を防止する熱ガスが流れるダクトのガス流量調節ダンパが開示されている。
特開平10−185291号公報
上記図1、図16に示すダンパ構造では、熱伸びに対するダンパ各部への温度差による熱膨張差回避の配慮がなされておらず、内部仕切板3A,3B及びダンパブレード2に変形を生じてしまう問題があった。また前記熱膨張差を回避するため、特許文献1に示す構成のように内部仕切板の端部の全て又はいずれかを切り離してフリーにしたり、スライドにした場合は、自重や外荷重による水平方向及び上下(鉛直)方向の荷重を支持できないという問題があった。
本発明の課題は熱伸びを拘束させないで、内部仕切板を含むダンパ部の変形を防止すると共に、水平方向及び上下(鉛直)方向の荷重を支持できる煙突ダンパ構造を提供することにある。
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1記載の発明は、鉛直方向にガス流路を有する煙突(1)内に、該煙突(1)の一水平断面上に互いに平行に配される複数のダンパシャフト(4)と、
それぞれのダンパシャフト(4)に取り付けられ、各ダンパシャフト(4)の回転に伴って煙突(1)内のガス流路を開閉する平板状のダンパブレード(2)と、前記ダンパシャフト(4)を支持し、かつ相互に隣接する前記ダンパブレード(2)の境界部分に設けられて、煙突(1)内の水平断面を複数個に区分し、ガス流れ方向に沿う平面を有する平板をダンパシャフト(4)と平行方向及び直交する方向に向けて格子状に組み合わせた構成からなる内部仕切板(3A,3B)と、該内部仕切板(3A又は3B)のダンパシャフト(4)と直交する向きに配置される一方の内部仕切板(3A又は3B)にはダンパシャフト(4)を支持するために設けた貫通穴(15)と、ダンパシャフト(4)と平行する向きに配置される他方の内部仕切板(3B又は3A)の両側面のダンパブレード(2)の端部が当接する位置に設けたストッパ(6)と、煙突(1)の内周面に取り付けられ、熱伸びのある前記内部仕切板(3A,3B)の少なくとも1方の端部をスライド可能に支持し、内部仕切板(3A,3B)の熱伸びの基準点から熱伸び方向に向けて煙突内周面に取り付ける底板(9)付きの挟み込みサポート(8)と、挟み込みサポート(8)で挟み込まれる内部仕切板(3A又は3B)の端部と煙突内周面との間に設けた隙間を介して煙突内周面側に取り付けられた取合板(19)とを設けた煙突ダンパ構造。
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)ガス発生機関の起動−運転−停止の運転変更時に、温度差による伸縮の繰り返しにより塑性変形が発生する構造である内部仕切板は、その煙突内周面側の端部が挟み込みサポートで支持されているだけであるので、内部仕切板の熱膨張を前記挟み込みサポート部分で吸収することができ、内部仕切板に発生する不要な変形が減少する。
(2)挟み込みサポートが、内部仕切板の熱伸びの基準点から熱伸び方向に向けて煙突内周面に取り付けられているので、内部仕切板の熱伸びを許しながら、内部仕切板を応力変形無しに支持できる。
(3)内部仕切板を平板を格子状に組み合わせた構成としているので、該内部仕切板でブレードを支持しながら、煙突のガス流路を容易に開閉できる。
(4)ダンパシャフトを中心に回動するダンパブレードがダンパシャフトと平行する向きに配置される内部仕切板の両側面にあるストッパに当接することで煙突内部のガス流路を容易に閉鎖することができる。
本発明の煙突ダンパの構造の実施例について図面と共に説明する。
本実施例の煙突ダンパの構造の平面図を図1に示し、図2に図1のA−A線断面矢視図を示し、図3に図1のB−B線断面矢視図を示し、図4は図1のダンパフランジと内部仕切板の接合方法の模式的な平面図を示し、図5にはダンパブレードと内部仕切板との当接部の断面図を示す。
図1に示す本実施例の煙突ダンパ構造の平面図は従来構造と概略同一であり(後述するように本実施例の煙突ダンパ構造には従来構造にないストッパ6などが設けられているが、図1では図示していない。)、円筒状のダンパフランジ1と該ダンパフランジ1の内部空間を塞ぐための複数のダンパブレード2、隣接する前記ダンパブレード2の間でダンパフランジ1の内部空間を碁盤の目のように仕切るための内部仕切板(ダンパシャフト4の軸に直交する方向に平面を有する内部仕切板)3A、内部仕切板(ダンパシャフト4の軸方向に平面を有する内部仕切板)3B、ダンパフランジ1を一方向に横断して複数並列配置し、ダンパブレード2の中央部に設けた凹部に溶接接続した数本のダンパシャフト4、該ダンパシャフト4を回転駆動するためのダンパフランジ1の外部に設けられたメインシャフト5、各ダンパシャフト4に固着されたダンパブレード2によりダンパフランジ1の内部空間を塞ぐ時に、ダンパブレード2の先端を支持するために内部仕切板3Bの側面に設けられたストッパ6及びメインシャフト5の回動を複数のダンパシャフト4に伝達するための内部リンク7などから構成されている。
また、図6に示す平面図と図6のA−A線断面矢視図を図7に示すように図1、図2等に示す本実施例の煙突ダンパ12のダンパフランジ1の代わりにリング状のダンパフレーム16を設けた構成にしても良い。
図6、図7に示す構成ではダンパフレーム16を煙突11の内部に単独で設置し、煙突11の本体とは別置する事により、煙突11と内部仕切板3A,3Bに発生する温度差による熱伸びの拘束を避けることを可能にしている。
また、図4に示す本実施例では、ダンパシャフト4の軸方向に設置される内部仕切板3Bは、そのメインシャフト5側の端部をダンパフランジ1の内周面に固定し、他端部はダンパフランジ1の内周面に固定された挟み込みサポート8,8に挟み込まれるたけである。ダンパシャフト4の軸に直交する方向に設置される内部仕切板3Aの両端部はダンパフランジ1の内周面に固定された挟み込みサポート8,8で挟み込み支持される。このように内部仕切板3A,3Bを、ダンパフランジ1から切り離し内部仕切板3A,3Bの軸方向にスライド可能でその直角方向及び上下方向には支持拘束できる煙突ダンパ構造である。
なお、ダンパフランジ1と内部仕切板3A,3Bに囲まれてダンパブレード2を備えていない部分(図1、図6の塗りつぶし部分)は板材がダンパフランジ1の内周面に溶接接続されている。
ダンパブレード2はダンパシャフト4の両側にほぼ同じ幅の板材を取り付けた構造からなるが、ダンパフランジ1に接する部分のダンパブレード2はダンパシャフト4の一方の側が矩形でない形状の板材からなっている。
そして図5のブレード2と内部仕切板3Bとの当接部の断面図に示すようにブレード2のほぼ中央部の凹部にシャフト4を溶接接続し、該シャフト4を回転軸としてブレード2を矢印方向に回転自在として煙突を閉じることができる。また図5に示すように、内部仕切板3Bに断面山形のストッパ6が設けられているが、図5の矢印方向にブレード2を回転させて、その先端をストッパ6に当接させることで煙突の閉塞を確実に行うことができる。
また、図8にダンパフランジ1と内部仕切板3Aの端部との接続部分の斜視図を示すように、ダンパフランジ1と内部仕切板3Aの両端部は溶接接続されておらず、互いに切り離されており、フランジ1側に設けた一対の挟み込みサポート8,8の間に内部仕切板3Aの端部が挟み込まれているだけである。一対の挟み込みサポート8,8の下端部はフランジ1側に底板9が取り付けられているので内部仕切板3Aがこれらサポート8,8と底板9の間にできる空間に遊嵌されることになる。また、図示していないが、ダンパフランジ1と内部仕切板3Bの一方の端部との接続部分も図8に示す構造と同一構造である。
図9と図10には内部仕切板3A、3Bの端部とダンパフランジ1との接続部の詳細図を示す。
図9は図1の(イ)部分の内部仕切板3Aとダンパフランジ1との接続部を示し、図9(a)は内部仕切板3Aの平面に直交する方向から見た図であり、図9(b)は図9(a)の矢印A方向から見た図であり、図9(c)は図9(b)の矢印B方向から見た図であり、図9(d)は図9(b)の矢印C方向から見た図である。ダンパフランジ1には内部仕切板3A側に取合板19を設けている。
また、図10は図1の(ロ)部分の内部仕切板3Bとダンパフランジ1との接続部を示し、図10(a)は仕切板3Bの平面に直交する方向から見た図であり、図10(b)は図10(a)の矢印A方向から見た図であり、図10(c)は図10(b)の矢印B方向から見た図であり、図10(d)は図10(b)の矢印C方向から見た図である。なお、図1の(ロ)部分ではダンパブレード2とダンパフランジ1の内周面との間に隙間ができるので、該隙間部分を埋めるためにダンパフランジ1の内周面には板材(図1の塗りつぶし部分)が取り付けられている。そして該板材には、内部仕切板3Bとの接続部に取合板19を設けている。
また、図9(d)で底板9に台形の板材を用いているが、ダンパブレード2が回動する際に底板9部分にダンパブレード2に当たるおそれがないので、強度のある台形の底板9を使用している。しかし図10(d)の底板9部分は、ダンパブレード2が回動する際に底板9ぶ干渉するおそれがあるためで底板9は矩形の比較的細い板材を用いている。
煙突の内部温度である110〜140℃の状況下で保温がされていない場合には、過渡変化時にダンパ内部仕切板3A,3Bの端部と外気側煙突端部には20〜45℃程度の温度差が発生する。この温度差により発生する熱膨張差を回避するため、図8、図9、図10に示すように熱伸びを考慮して、予めダンパフランジ1に取り付けられた一対の挟み込みサポート8と底板9の間に内部仕切板3A,3Bをはめ込んで取り付ける。また、一対の挟み込みサポート8の間に挟み込まれた内部仕切板3A,3Bとダンパフランジ1の間には、ダンパフランジ1に取合板19を設けている。内部仕切り板3A,3Bと取合板19の間には熱伸び吸収のために約5mmの間隔を設けている。また、内部仕切板3A,3Bの端部とダンパフランジ1との間には熱伸び吸収のためにダンパシャフト4の方向、又は該ダンパシャフト4とは直交する方向共に隙間を1mm程度確保するように取り付ける。
上記煙突ダンパ構造により、HRSGが起動、停止を繰り返し、煙突内部に発生する内部仕切板3A,3Bの熱伸びは、ダンパフランジ1との間に設けた前記熱伸びに応じた充分な隙間を設けているので、内部仕切板3A,3Bに生じる応力は抑制される効果がある。
(その他の実施例)
本発明の他の実施形態を図11〜図14に示す。図11〜図14はダンパフランジ1と内部仕切板3A,3Bとの接続部の関係を簡略化して示す平面図である。なお、内部仕切板3Aには図示しないダンパシャフト4を通す貫通穴部15が設けられる。
図11に示す構造は、内部仕切板3A,3Bの熱伸び中心を煙突11の中心にした場合であり、煙突中心を伸び基準点とする事で全体に均一な伸びを吸収するように、内部仕切板3A,3Bの各端部に挟み込みサポート8,8を取り付けている。なお、内部仕切板3Aには図示しないダンパシャフト4を通す貫通穴部15が設けられる。
図12は内部仕切板3A,3Bが熱膨張により拘束される温度差が小さい場合に、最も熱伸び拘束の影響を受ける、ダンパシャフト4(図示せず)の軸に直行する方向の内部仕切板3Aのみに挟み込みサポート8,8を取り付けた構造を示したものである。
図13はメインシャフト5の貫通部を伸び基準点とし、その位置からの熱伸び方向14に合わせて挟み込みサポート8,8を取り付ける事で、内部仕切板3Aのスライドを可能にしている構造を示している。
図14は伸び基準点は図11と同様に煙突の中心とする例であるが、煙突中心からの熱伸び方向14に合わせて挟み込みサポート8,8を取り付けた場合の構造を示している。
図13,図14に示す例は伸び基準点を設ける事により、内部仕切板3A,3Bの伸び方向を限定する事ができ、内部仕切板3A,3Bと挟み込みサポート8,8に隙間を確保する事が不要で、内部仕切板3A,3Bの伸び方向のみの隙間を確保することで熱伸び差を充分吸収することが容易にでき、設定も容易である。
また、伸び基準点を用いない構造であると、挟み込みサポート8,8と内部仕切板3A,3Bの間に熱伸びを考慮した隙間の設定が内部仕切板3A,3B毎に必要となる。
HRSGなどの煙突内部に設置するダンパ構造としてHRSGの煙突本体内部の内部仕切板に塑性変形が発生することを防止する構造として有効である。
煙突ダンパ構造の平面図である。 本発明による図1の煙突ダンパ構造のダンパシャフトに直交する方向に配置される内部仕切板設置部の断面図である。 本発明による図1のB−B線断面矢視図である。 本発明による図1の煙突ダンパ構造のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式図である。 本発明による図1の煙突ダンパ構造のブレードの断面図である。 本発明の他の実施例の煙突ダンパ構造の平面図である。 図6のA−A線断面矢視図である。 本発明の煙突ダンパ構造のダンパシャフトに直交する方向に配置される内部仕切板端部の挟み込みサポート取付部の斜視図である。 本発明の煙突ダンパ構造におけるシャフト軸に直交する方向に配置される内部仕切板端部の挟み込みサポート取付部の詳細図(平面図(図9(a))、図9(a)の矢印A方向からの矢視図(図9(b))、図9(b)の矢印B方向からの矢視図(図9(c))、図9(b)の矢印C方向からの矢視図(図9(d)))である。 本発明の煙突ダンパ構造のダンパシャフトの方向に配置される内部仕切板端部の挟み込みサポート取付部の詳細図(平面図(図10(a))、図10(a)の矢印A方向からの矢視図(図10(b))、図10(b)の矢印B方向からの矢視図(図10(c))、図10(b)の矢印C方向からの矢視図(図10(d)))である。 本発明の他の実施例のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式的な平面図である。 本発明の他の実施例のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式的な平面図である。 本発明の他の実施例のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式的な平面図である。 本発明の他の実施例のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式的な平面図である。 HRSGの構成図である。 従来技術の煙突ダンパ構造を示す側断面図である。 従来技術のダンパフランジと内部仕切板との接合を表した煙突ダンパの模式的な平面図である
符号の説明
1 ダンパフランジ 2 ダンパブレード
3A 内部仕切板A 3B 内部仕切板B
4 ダンパシャフト 5 メインシャフト
6 ストッパ 7 内部リンク
8 挟み込みサポート 9 底板
10 HRSGケーシング 11 煙突
12 煙突ダンパ 13 固定位置
14 熱伸び方向 15 シャフト貫通穴部
16 ダンパフレーム 17 入口ダクト
19 取合板

Claims (1)

  1. 鉛直方向にガス流路を有する煙突(1)内に、該煙突(1)の一水平断面上に互いに平行に配される複数のダンパシャフト(4)と、
    それぞれのダンパシャフト(4)に取り付けられ、各ダンパシャフト(4)の回転に伴って煙突(1)内のガス流路を開閉する平板状のダンパブレード(2)と、
    前記ダンパシャフト(4)を支持し、かつ相互に隣接する前記ダンパブレード(2)の境界部分に設けられて、煙突(1)内の水平断面を複数個に区分し、ガス流れ方向に沿う平面を有する平板をダンパシャフト(4)と平行方向及び直交する方向に向けて格子状に組み合わせた構成からなる内部仕切板(3A,3B)と、
    該内部仕切板(3A又は3B)のダンパシャフト(4)と直交する向きに配置される一方の内部仕切板(3A又は3B)にはダンパシャフト(4)を支持するために設けた貫通穴(15)と、ダンパシャフト(4)と平行する向きに配置される他方の内部仕切板(3B又は3A)の両側面のダンパブレード(2)の端部が当接する位置に設けたストッパ(6)と、
    煙突(1)の内周面に取り付けられ、熱伸びのある前記内部仕切板(3A,3B)の少なくとも1方の端部をスライド可能に支持し、内部仕切板(3A,3B)の熱伸びの基準点から熱伸び方向に向けて煙突内周面に取り付ける底板(9)付きの挟み込みサポート(8)と、
    挟み込みサポート(8)で挟み込まれる内部仕切板(3A又は3B)の端部と煙突内周面との間に設けた隙間を介して煙突内周面側に取り付けられた取合板(19)と
    を設けたことを特徴とする煙突ダンパ構造。
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