JP2009019585A - 作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造 - Google Patents
作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】作業機械における冷却ファンとファンシュラウドとのチップクリアランス調整構造に関し、チップクリアランスを、簡素な構成でありながら容易に高精度で調整することができるようにする。
【解決手段】冷却ファン3のファン径よりも大径の開口部10cを有して、冷却ファン3を内部に収めるファンシュラウド10と、開口部10c及び冷却ファン3を覆うファンガード20とを備えた作業機械の冷却ファンのチップクリアランス調整構造において、開口部10cの径よりも小径且つファン径よりも大径の内径を有する環状に形成されたリング部材30を備え、そのリング部材30を、ファンガード20に固着しファンガード20と一体化して、ファンシュラウド10に取り付ける。
【選択図】図1
【解決手段】冷却ファン3のファン径よりも大径の開口部10cを有して、冷却ファン3を内部に収めるファンシュラウド10と、開口部10c及び冷却ファン3を覆うファンガード20とを備えた作業機械の冷却ファンのチップクリアランス調整構造において、開口部10cの径よりも小径且つファン径よりも大径の内径を有する環状に形成されたリング部材30を備え、そのリング部材30を、ファンガード20に固着しファンガード20と一体化して、ファンシュラウド10に取り付ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、油圧ショベル等の作業機械に搭載された冷却ファンの翼端とファンシュラウドとのチップクリアランスを調整する構造に関するものである。
図5に示すように、油圧ショベルのエンジンルームERには、動力源であるエンジン1と、エンジン冷却水を冷却するラジエータ等の熱交換器(冷却装置)2と、エンジン1により駆動され熱交換器2に冷却風を導入する冷却ファン3と、冷却ファン3と熱交換器2との間の空間を囲繞するファンシュラウド4と、冷却ファン3の裏面側を覆うようにファンシュラウド4に取り付けられるファンガード5とが配設されている。そして、冷却風流路の上流側から順に、熱交換器2,ファンシュラウド4,冷却ファン3,ファンガード5及びエンジン1が配設されている。
ファンシュラウド4は、冷却風を洩れなく熱交換器2に導入し、冷却ファン3の熱交換器2への冷却風導入効率を高めるべく、熱交換器2の裏面に取り付けられたボックス状の部材である。また、ファンシュラウド4は、冷却ファン3の翼端の回転軌跡に干渉しない大きさの丸穴が形成された四角形状の裏壁4aと、裏壁4aの四辺から熱交換器2に向かって延在する周壁4bとを備えて構成されている。
ファンガード5は、作業者がメンテナンス作業の際に冷却ファン3に触れてしまわないように、且つ、冷却風を通風する機能をも果たすように、例えば小径のバー材を編んで形成されている。
そして、冷却ファン3は、その正面及び外周面の大部分がファンシュラウド4によって覆われるとともに、ファンシュラウド4から突出した外周面の一部及び裏面がファンガード5によって覆われるようになっている。
そして、冷却ファン3は、その正面及び外周面の大部分がファンシュラウド4によって覆われるとともに、ファンシュラウド4から突出した外周面の一部及び裏面がファンガード5によって覆われるようになっている。
ここで、図6に示すように、冷却ファン3の翼端とファンシュラウド4との隙間(以下、チップクリアランスという)dは、小さいほど冷却風導入効率が良いことが知られている。しかしながら、ファンシュラウド4は熱交換器2に取り付けられる一方、冷却ファン3はエンジン1の駆動軸に直結されている。したがって、ファンシュラウド4と冷却ファン3とをエンジンルームER内に組み立てる際に、組立誤差の蓄積があるため、チップクリアランスdを小さくすることに限界があるのが実状であった。
これを解決するために、例えば、図7に示すように、冷却ファン(図示略)をエンジン1に代わり電動モータ6で駆動するとともに、電動モータ6の位置をジャッキアップボルト7で調整する技術が開発されている。これによれば、冷却ファンの位置を微調整してチップクリアランスdを良好に小さくすることができるが、機構が複雑でコストが高いという課題がある。
また、例えば、特許文献1に開示されているように、チップクリアランス調整リングを用いて、チップクリアランスdを調整する技術が開発されている。つまり、図8(a)に示すように、環状且つ薄板状のチップクリアランス調整リング8を用意し、図8(b)に示すように、これを選択的にファンガード5とともにファンシュラウド4にボルト9で取り付ける技術が開発されている。これによれば、適宜の内径のチップクリアランス調整リング8を取り付けることで、シンプル且つ安価な機構でチップクリアランスdを容易に調整することができる。
特開平7−145631号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術によれば、大型機用の大型の冷却ファン3に対してチップクリアランス調整リング8を用いる場合、チップクリアランス調整リング8も大型になり取り扱いが大変であると同時に、薄板であるため自重で変形してチップクリアランスdがずれるおそれがある。
本発明はこのような課題に鑑みて案出されたもので、冷却ファンのファンシュラウドに対するチップクリアランスを、簡素な構成でありながら容易に高精度で調整することができるようにした、作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造を提供することを目的とする。
本発明はこのような課題に鑑みて案出されたもので、冷却ファンのファンシュラウドに対するチップクリアランスを、簡素な構成でありながら容易に高精度で調整することができるようにした、作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の作業機械における冷却ファンの本発明のチップクリアランス調整構造は、エンジンルームに搭載された熱交換器と、該熱交換器に冷却風を導入する冷却ファンと、ボックス状に形成されて一側の面を該熱交換器に取り付けられ、他側の面に該冷却ファンのファン径よりも大径の開口部を有して、該冷却ファンを内部に収めるファンシュラウドと、該開口部及び該冷却ファンを覆うファンガードとを備えた、作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造であって、該開口部の径よりも小径で該ファン径よりも大径の内径を有する環状且つ平板状に形成されたリング部材を備え、該リング部材は、該ファンガードに固着され該ファンガードと一体化されて、該ファンシュラウドの他側の面に取り付けられていることを特徴としている。
請求項2記載の本発明の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造は、請求項1記載の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造において、該リング部材は、該ファンシュラウドにボルトで締結固定されるものであって、該ボルトの径よりも大径のボルト穴もしくは長孔のボルト穴を有しているとともに、該リング部材及び該ファンガードは、一体に2つのパーツに分割して構成されながら、該2つのパーツを結合するための結合部を有していることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造によれば、リング部材がファンガードと一体化しているので、冷却ファンとファンシュラウドとのチップクリアランスを、簡素な構成で容易に調整することができる。また、リング部材とファンガードと両方の強度を向上させることができ、リング部材が大型であっても、変形するおそれを回避し、チップクリアランスを高精度で調整することができる。
請求項2記載の本発明の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造によれば、リング部材に形成された、ボルト径よりも大径のボルト穴もしくは長孔のボルト穴によって、チップクリアランスを容易に高精度で微調整することができる。つまり、標準のボルト穴であれば、調整の精度のきめ細かさを望めば望むほど多くのリング部材を用意する必要があるが、本発明であれば、このような必要がなく、一つのリング部材の用意によって、ボルト穴のボルト径に対する遊びの範囲で、チップクリアランスを高精度で微調整することができる。
また、リング部材とファンガードとは2つのパーツに分割して構成されているので、エンジン,熱交換器,冷却ファン及びファンシュラウドを作業機械のエンジンルームに組み立てた後、ファンガード付きリング部材を組み付けることができ、冷却ファンとファンシュラウドとに生じる組立誤差を良好に吸収することができる。さらに、大型のリング部材であっても、分割された各パーツを順に組み付ければ良いので、取り扱いが容易であるという利点がある。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は、本発明の一実施形態の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造を示す図であって、図1はその一部の拡大断面図、図2(a)はその正面図,図2(b)は図2(a)のA−A矢視断面図,図2(c)は図2(a)の丸Bで囲まれた部分の拡大正面図、図3はそのうちのファンシュラウドとリング部材と冷却ファンとを分解して示した分解斜視図、図4はその近傍も含めて示したエンジンルームの側面図である。なお、従来技術で説明したものと同じ部材等には同じ符号を付して説明する。
ここでは、代表的な作業機械である油圧ショベルのエンジンルームに搭載された冷却ファンのチップクリアランス調整構造について説明する。
図1〜図4は、本発明の一実施形態の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造を示す図であって、図1はその一部の拡大断面図、図2(a)はその正面図,図2(b)は図2(a)のA−A矢視断面図,図2(c)は図2(a)の丸Bで囲まれた部分の拡大正面図、図3はそのうちのファンシュラウドとリング部材と冷却ファンとを分解して示した分解斜視図、図4はその近傍も含めて示したエンジンルームの側面図である。なお、従来技術で説明したものと同じ部材等には同じ符号を付して説明する。
ここでは、代表的な作業機械である油圧ショベルのエンジンルームに搭載された冷却ファンのチップクリアランス調整構造について説明する。
<構成>
図4に示すように、油圧ショベル(作業機械)のエンジンルームERには、動力源であるエンジン1と、エンジン冷却水を冷却するラジエータ(熱交換器)2と、エンジン1により駆動されラジエータ2に冷却風を導入する冷却ファン3と、冷却ファン3とラジエータ2との間の空間を囲繞するファンシュラウド10と、冷却ファン3を覆うようにファンシュラウド10に取り付けられるファンガード20とが配設されている。そして、冷却風流路の上流側から順に、ラジエータ2,ファンシュラウド10,冷却ファン3,ファンガード20及びエンジン1が配設されている。
図4に示すように、油圧ショベル(作業機械)のエンジンルームERには、動力源であるエンジン1と、エンジン冷却水を冷却するラジエータ(熱交換器)2と、エンジン1により駆動されラジエータ2に冷却風を導入する冷却ファン3と、冷却ファン3とラジエータ2との間の空間を囲繞するファンシュラウド10と、冷却ファン3を覆うようにファンシュラウド10に取り付けられるファンガード20とが配設されている。そして、冷却風流路の上流側から順に、ラジエータ2,ファンシュラウド10,冷却ファン3,ファンガード20及びエンジン1が配設されている。
ファンシュラウド10は、冷却風を洩れなくラジエータ2に導入し、冷却ファン3のラジエータ2への冷却風導入効率を高めるべく、ラジエータ2の裏面(冷却風流路下流側の面)に取り付けられたボックス状の部材である。そして、図3に示すように、ファンシュラウド10は、冷却ファン3の翼端の回転軌跡に干渉しない大きさの(即ち、冷却ファン3のファン径RFよりも大径の)丸穴(開口部)10cが形成された四角形状の裏壁10aと、裏壁10aの四辺からラジエータ2に向かって延在する周壁10bとを備えて構成されている。
ファンガード20は、図2(a)に示すように、作業者がメンテナンス作業の際に冷却ファン3に触れてしまわないように、且つ、冷却風を通風する機能をも果たすように、例えば小径のバー材を編んで平面形状が円状に形成されている。したがって、冷却ファン3は、その正面(冷却風流路上流側の面)及び外周面の大部分がファンシュラウド10によって覆われるとともに、ファンシュラウド10から突出した外周面の一部及び裏面がファンガード20によって覆われるようになっている。また、ファンガード20は、上下に2分割して構成されている。
ここで、本発明の大きな特徴として、図1に示すように、リング部材30が、ファンガード20の裏面側(冷却風流路上流側)にL字型のブラケット40を介して溶接され、ファンガード20とリング部材30とが一体化して構成されている。
リング部材30は、図3に示すように、環状且つ薄いプレート状に形成されており、チップクリアランスdを良好に調整できるように、ファン径RFよりもわずかに大きく、且つ、ファンシュラウド10の丸穴10cの径RSよりも小さな内径RRを有して構成されている(RS>RR>RF)。
リング部材30は、図3に示すように、環状且つ薄いプレート状に形成されており、チップクリアランスdを良好に調整できるように、ファン径RFよりもわずかに大きく、且つ、ファンシュラウド10の丸穴10cの径RSよりも小さな内径RRを有して構成されている(RS>RR>RF)。
リング部材30の適宜の位置には、図1及び図2(c)に示すように、ファンシュラウド10にボルト50で締結するためのボルト穴31が形成されている。一方、ファンシュラウド10には、ボルト穴31の位置に対応してボルト穴11が形成されている。
ボルト穴11は、ボルト50に対する標準の穴径で、略正円状に形成されている。一方、ボルト穴31は、ボルト穴11の穴径よりも大径の正円状に(すなわち、ボルト50のボルト径よりも大径の正円状に)形成されている。なお、図1において、符号51はワッシャ、符号52は溶接ナットを示している。
ボルト穴11は、ボルト50に対する標準の穴径で、略正円状に形成されている。一方、ボルト穴31は、ボルト穴11の穴径よりも大径の正円状に(すなわち、ボルト50のボルト径よりも大径の正円状に)形成されている。なお、図1において、符号51はワッシャ、符号52は溶接ナットを示している。
さらに、リング部材30は、ファンガード20と同位置で上下に2分割して構成されている。つまり、リング部材30は、ファンガード20と一体に、上下の2つのパーツに分割して構成されている。そして、図2(b)に示すように、2分割されたファンガード20及びリング部材30の各パーツは、適宜の位置の結合部において、L字型のブラケット60を介してボルト61で互いに連結されている。
<作用・効果>
本発明の一実施形態にかかる作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
リング部材30とファンガード20とが一体化しているので、一体化という簡素な構成で、リング部材30により容易にチップクリアランスdを調整することができる。また、リング部材30に形成されたボルト径よりも大径のボルト穴31によって、チップクリアランスdを容易に高精度で微調整することができる。つまり、ボルト50締結時に、ボルト50とボルト穴31との間に遊びが生じるため、ファンシュラウド10の丸穴10cに対するリング部材30の相対位置を微調整することができ、ゆえに、リング部材30と冷却ファン3との間のチップクリアランスdを微調整することができる。また、ボルト穴31が標準の穴径のものであれば、調整の精度のきめ細かさを望めば望むほど多くのリング部材30を用意する必要があるが、本実施形態のチップクリアランス調整構造であれば、このような必要がなく、一つのリング部材30の用意のみでチップクリアランスdを高精度で微調整することができる。
本発明の一実施形態にかかる作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
リング部材30とファンガード20とが一体化しているので、一体化という簡素な構成で、リング部材30により容易にチップクリアランスdを調整することができる。また、リング部材30に形成されたボルト径よりも大径のボルト穴31によって、チップクリアランスdを容易に高精度で微調整することができる。つまり、ボルト50締結時に、ボルト50とボルト穴31との間に遊びが生じるため、ファンシュラウド10の丸穴10cに対するリング部材30の相対位置を微調整することができ、ゆえに、リング部材30と冷却ファン3との間のチップクリアランスdを微調整することができる。また、ボルト穴31が標準の穴径のものであれば、調整の精度のきめ細かさを望めば望むほど多くのリング部材30を用意する必要があるが、本実施形態のチップクリアランス調整構造であれば、このような必要がなく、一つのリング部材30の用意のみでチップクリアランスdを高精度で微調整することができる。
また、リング部材30とファンガード20とが一体化しているので、リング部材30とファンガード20と両方の強度を向上させることができ、大型のリング部材30であっても、変形するおそれを回避することができる。ここで、例えば、両者20,30が別体であって個別にファンシュラウド10に取り付けられる場合には、リング部材30を取り付けてチップクリアランスdを調整した後にファンガード20を取り付けると、ファンガード20の重みによりチップクリアランスdがずれるおそれがある。これに対し、本実施形態では、リング部材30とファンガード20とが一体に固着されているので、そのようなズレのおそれを回避することができるとともに、チップクリアランスdを容易に調整することができる。
さらに、リング部材30とファンガード20とは2つのパーツに分割して構成されているので、エンジン1,ラジエータ2,冷却ファン3及びファンシュラウド10をエンジンルームERに組み立てた後、ファンガード20付きリング部材30を組み付けることができ、冷却ファン3とファンシュラウド10との間に生じる組立誤差を良好に吸収することができる。また、大型のリング部材30であっても、分割された各パーツを順に組み付ければ良いので、取り扱いが容易であるという利点がある。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、冷却ファン3はエンジン1で駆動されているが、電動モータで駆動されていても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、冷却ファン3はエンジン1で駆動されているが、電動モータで駆動されていても良い。
また、上記実施形態において、ファンシュラウド10にボルト締結するためのリング部材30のボルト穴31は、正円状の穴に形成されているが、ボルト径に対し遊びのあるボルト穴であれば、楕円状の穴(長孔,スロット穴)に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、リング部材30は、L字型のブラケット40と溶接とからなる固着手段によりファンガード20に固着されているが、その他の固着手段に代えても良い。
また、上記実施形態において、リング部材30は、L字型のブラケット40と溶接とからなる固着手段によりファンガード20に固着されているが、その他の固着手段に代えても良い。
また、上記実施形態において、ファンガード20とリング部材30とは、上下に2分割されて構成されているが、左右に2分割されて構成されていても良い。つまり、冷却ファン3のファン軸に平行且つファン軸を通る面で2分割されて構成されていれば良い。
また、上記実施形態において、ファンシュラウド10はラジエータ2に取り付けられるように構成したが、他の熱交換器に取り付けられていてももちろん良い。
また、上記実施形態において、ファンシュラウド10はラジエータ2に取り付けられるように構成したが、他の熱交換器に取り付けられていてももちろん良い。
さらに、上記実施形態において、本発明の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造を油圧ショベルに適用した場合について説明したが、油圧ショベル以外のブルドーザやクレーン等の作業機械に適用してももちろん良い。
1 エンジン
2 ラジエータ(熱交換器)
3 冷却ファン
4 ファンシュラウド
5 ファンガード
6 電動モータ
7 ジャッキアップボルト
8 リング部材
9 ボルト
10 ファンシュラウド
10a 裏壁
10b 周壁
10c 丸穴(開口部)
11 ボルト穴
20 ファンガード
30 リング部材
31 ボルト穴
40 ブラケット(固着手段)
50 ボルト
51 ワッシャ
52 溶接ナット
60 ブラケット
61 ボルト
d チップクリアランス
ER エンジンルーム
RF ファン径
RR リング部材の内径
RS ファンシュラウドの開口部の径
2 ラジエータ(熱交換器)
3 冷却ファン
4 ファンシュラウド
5 ファンガード
6 電動モータ
7 ジャッキアップボルト
8 リング部材
9 ボルト
10 ファンシュラウド
10a 裏壁
10b 周壁
10c 丸穴(開口部)
11 ボルト穴
20 ファンガード
30 リング部材
31 ボルト穴
40 ブラケット(固着手段)
50 ボルト
51 ワッシャ
52 溶接ナット
60 ブラケット
61 ボルト
d チップクリアランス
ER エンジンルーム
RF ファン径
RR リング部材の内径
RS ファンシュラウドの開口部の径
Claims (2)
- エンジンルームに搭載された熱交換器と、
該熱交換器に冷却風を導入する冷却ファンと、
ボックス状に形成されて一側の面を該熱交換器に取り付けられ、他側の面に該冷却ファンのファン径よりも大径の開口部を有して、該冷却ファンを内部に収めるファンシュラウドと、
該開口部及び該冷却ファンを覆うファンガードとを備えた、作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造であって、
該開口部の径よりも小径で該ファン径よりも大径の内径を有する環状且つ平板状に形成されたリング部材を備え、
該リング部材は、該ファンガードに固着され該ファンガードと一体化されて、該ファンシュラウドの他側の面に取り付けられている
ことを特徴とする、作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造。 - 該リング部材は、該ファンシュラウドにボルトで締結固定されるものであって、該ボルトの径よりも大径のボルト穴もしくは長孔のボルト穴を有しているとともに、
該リング部材及び該ファンガードは、一体に2つのパーツに分割して構成されながら、該2つのパーツを結合するための結合部を有している
ことを特徴とする、請求項1記載の作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007183382A JP2009019585A (ja) | 2007-07-12 | 2007-07-12 | 作業機械における冷却ファンのチップクリアランス調整構造 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010248990A (ja) * | 2009-04-15 | 2010-11-04 | Tcm Corp | 産業用車両のエンジン冷却装置 |
WO2015125380A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
-
2007
- 2007-07-12 JP JP2007183382A patent/JP2009019585A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015158079A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
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