JP2015084367A - ピン配置機構および基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バックアップピンの誤配置を抑制可能なピン配置機構および基板処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ピン配置機構10は、基板Bを下側から支持可能であって、ピン側識別部810を有するバックアップピン81と、バックアップピン81が配置され、配置部側識別部60を有するピン配置部6と、を備える。ピン側識別部810と配置部側識別部60とが干渉しない場合、ピン配置部6にバックアップピン81を配置することができる。一方、ピン側識別部810と配置部側識別部60とが干渉する場合、ピン配置部6にバックアップピン81を配置することができない。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えばピンストッカやピン搬送装置などのピン配置部に、バックアップピンを配置する際に用いられるピン配置機構、および当該ピン配置機構を備える基板処理装置に関する。
バックアップピンは、バックアップテーブルに配置されている。バックアップピンは、所定の処理(例えば、はんだの印刷、電子部品の装着など)が施されている基板を、下側から支持している。バックアップピンは、作業者により、ピンストッカに配置される。また、バックアップピンは、ピン搬送装置により、ピンストッカからバックアップテーブルまで、搬送される。
特開2011−233736号公報
ところで、バックアップピンの種類は一種類ではない。バックアップピンは、スクリーン印刷機や電子部品実装機など、複数種類の基板処理装置において用いられる。このため、基板処理装置の機種により、バックアップピンの種類が異なる場合がある。したがって、基板の生産ラインに複数種類の基板処理装置が連なっている場合、工場に複数種類のバックアップピンが保管されている場合がある。
例えば、生産ラインに二種類の基板処理装置α、βが配置されている場合であって、基板処理装置α用のバックアップピンの方が、基板処理装置β用のバックアップピンよりも、軸方向全長が大きい場合を想定する。言い換えると、基板処理装置α用のバックアップピンの方が、基板処理装置β用のバックアップピンよりも、基板の支持高さが高い場合を想定する。
仮に、基板処理装置βのピンストッカに、基板処理装置α用のバックピンが誤配置されてしまうと、基板処理装置βのバックアップテーブルに、基板処理装置β用のバックアップピン(正規のバックアップピン)と、基板処理装置α用のバックアップピン(非正規のバックアップピン)と、が混在してしまうおそれがある。この場合、正規のバックアップピンと、非正規のバックアップピンと、では、基板の支持高さが異なる。このため、基板を、所定の高度に、かつ水平に、支持することが困難になる。このように、バックアップピンを誤配置すると、基板を正しく支持することが困難になる。
特許文献1には、識別マークを有するバックアップピン装置が開示されている。バックアップピン装置には、任意の数のバックアップピンが配置されている。バックアップピン装置は、ストッカに配置されている。同文献記載のバックアップピン装置によると、カメラで識別マークを撮像することにより、バックアップピン装置の種類を判別することができる。このため、バックアップテーブルの適切な位置(電子部品に干渉しない位置)に、バックアップピン装置を配置することができる。特許文献1には、複数種類のバックアップピンが存在することに起因する、上記バックアップピンの誤配置に関する記載はない。そこで、本発明は、バックアップピンの誤配置を抑制可能なピン配置機構および基板処理装置を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のピン配置機構は、基板を下側から支持可能であって、ピン側識別部を有するバックアップピンと、該バックアップピンが配置され、配置部側識別部を有するピン配置部と、を備え、該ピン側識別部と該配置部側識別部とが干渉しない場合、該ピン配置部に該バックアップピンを配置可能なことを特徴とする。
本発明のピン配置機構によると、ピン側識別部と配置部側識別部とが干渉する場合、バックアップピンをピン配置部に配置することができない。すなわち、ピン側識別部と配置部側識別部とが干渉しない場合に限って、バックアップピンをピン配置部に配置することができる。このため、任意のピン配置部に対して、別のピン配置部用のバックアップピンが配置されるのを、抑制することができる。すなわち、ピン配置部に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
また、本発明のピン配置機構によると、ピン側識別部と配置部側識別部との物理的な干渉の有無を基に、ピン配置部に対するバックアップピンの誤配置を抑制している。このため、電気的な手段によりバックアップピンの誤配置を抑制する場合と比較して、制御回路の電気的な構成を簡単にすることができる。
(2)上記(1)の構成において、前記ピン側識別部は、前記バックアップピンの下部に設定されるピンベース部であり、前記ピン配置部は、前記基板を支持していない、待機中の該バックアップピンが収容されるピンストッカであり、前記配置部側識別部は、該ピンストッカに上向きに開口するピン収容開口部であり、該ピンベース部と該ピン収容開口部とが干渉しない場合、該ピン収容開口部に該ピンベース部を収容可能な構成とする方がよい。
本構成によると、バックアップピンのピンベース部と、ピンストッカのピン収容開口部と、が干渉しない場合に限って、ピンベース部の少なくとも一部をピン収容開口部に収容することができる。このため、任意のピンストッカに対して、別のピンストッカ用のバックアップピンが配置されるのを、抑制することができる。すなわち、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(2−1)上記(2)の構成において、前記バックアップピンの種類毎に、前記ピンベース部の外径は互いに相違していると共に、前記ピン収容開口部の内径は互いに相違している構成とする方がよい。本構成によると、径の相違に基づいて、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(2−2)上記(2−1)の構成において、前記バックアップピンの軸方向全長が大きいほど、前記ピンベース部の外径は大きいと共に、前記ピン収容開口部の内径は大きい構成とする方がよい。
本構成によると、大径のピンベース部は、小径のピン収容開口部に入らない。このため、軸方向全長が小さい(背が低い)バックアップピンと共に、軸方向全長が大きい(背が高い)バックアップピンが、基板を支持してしまうおそれが小さい。すなわち、基板が傾いて支持されるおそれが小さい。
一方、小径のピンベース部は、大径のピン収容開口部に入る。しかしながら、軸方向全長が小さいバックアップピンは、基板まで届かない。このため、軸方向全長が大きいバックアップピンだけで、基板を支持することができる。したがって、基板が傾いて支持されるおそれが小さい。
(2−3)上記(2)の構成において、前記バックアップピンの種類毎に、前記ピンベース部の外周縁の形状は互いに相違していると共に、前記ピン収容開口部の内周縁の形状は互いに相違している構成とする方がよい。
本構成によると、ピンベース部とピン収容開口部との形状の相違に基づいて、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。また、作業者は、形状の違いを、視覚的に識別しやすい。この点においても、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(3)上記(1)の構成において、前記ピン側識別部は、前記バックアップピンに設定される被係合部であり、前記ピン配置部は、該バックアップピンを搬送するピン搬送装置であり、前記配置部側識別部は、該ピン搬送装置に設定される係合部であり、該被係合部と該係合部とが干渉しない場合、該係合部は該被係合部に係合可能な構成とする方がよい。
本構成によると、バックアップピンの被係合部と、ピン搬送装置の係合部と、が干渉しない場合に限って、係合部を被係合部に係合させることができる。このため、任意のピン搬送装置に対して、別のピン搬送装置用のバックアップピンが配置されるのを、抑制することができる。すなわち、ピン搬送装置に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(3−1)上記(3)の構成において、前記バックアップピンの種類毎に、前記被係合部の外径は互いに相違しており、前記係合部の内径は互いに相違している構成とする方がよい。本構成によると、径の相違に基づいて、ピン搬送装置に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(3−2)上記(3)の構成において、前記バックアップピンの種類毎に、前記被係合部の軸方向位置は互いに相違していると共に、前記係合部の軸方向位置は互いに相違している構成とする方がよい。本構成によると、軸方向位置の相違に基づいて、ピン搬送装置に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記バックアップピンは、撮像用識別部を有し、該撮像用識別部を撮像可能な撮像装置と、該撮像装置が取得した画像を基に、前記ピン配置部に対する該バックアップピンの配置の可否を判別する制御装置と、を備える構成とする方がよい。
本構成によると、撮像装置が取得した画像を基に、制御装置が、ピン配置部に対するバックアップピンの配置の可否を、自動的に判別することができる。このため、より確実に、ピン配置部に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
例えば、画像に撮像用識別部が含まれている場合は、撮像用識別部の形状や大きさなどを基に、制御装置が、ピン配置部に対するバックアップピンの配置の可否を、自動的に判別することができる。
一方、画像に撮像用識別部が含まれていない場合は、撮像用識別部が撮像されていないという事実を基に、制御装置が、ピン配置部に対するバックアップピンの配置の可否を、自動的に判別することができる。
なお、本構成は、上記(1)ないし(3)のいずれかの構成から独立していてもよい。本構成単独であっても、ピン配置部に対するバックアップピンの配置の可否を判別することができる。
(5)上記課題を解決するため、本発明の基板処理装置は、上記(1)ないし(4)のいずれかの構成のピン配置機構を備えることを特徴とする。本発明の基板処理装置によると、上記(1)に記載したように、ピン配置部に対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。
本発明によると、バックアップピンの誤配置を抑制可能なピン配置機構および基板処理装置を提供することができる。
本発明の基板処理装置の一実施形態であるスクリーン印刷機の上面図である。 図1のII−II方向断面図である。 バックアップピンが垂直姿勢の場合のピン搬送装置の透過前面図である。 バックアップピンが水平姿勢の場合のピン搬送装置の透過前面図である。 図1のV−V方向断面図である。 バックアップピン配置方法のピン取得工程の第一段階における、本実施形態のスクリーン印刷機の右側面図である。 同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 同工程の第三段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 バックアップピン配置方法のピン搬送工程の第一段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 同工程の第三段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 バックアップピン配置方法のピン解放工程の第一段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図である。 三種類のバックアップピンの右側面図である。 ピンストッカのピン収容開口部の上面図である。 垂直姿勢におけるバックアップピンの被係合部の径方向断面図である。 垂直姿勢におけるバックアップピンの前面図である。
以下、本発明の基板処理装置をスクリーン印刷機として具現化した実施の形態について説明する。なお、以下の説明は、本発明のピン配置機構の実施の形態の説明を含むものである。
<スクリーン印刷機の構成>
まず、本実施形態のスクリーン印刷機の構成について説明する。図1に、本実施形態のスクリーン印刷機の上面図を示す。図2に、図1のII−II方向断面図を示す。図3に、バックアップピンが垂直姿勢の場合のピン搬送装置の透過前面図を示す。図4に、バックアップピンが水平姿勢の場合のピン搬送装置の透過前面図を示す。図5に、図1のV−V方向断面図を示す。なお、図1においては、スクリーンマスク2を省略して示す。
図1〜図5に示すように、本実施形態のスクリーン印刷機1は、スクリーンマスク2と、基板搬送装置3と、XYロボット4と、ピン搬送装置5と、ピンストッカ6と、ストッカ昇降装置7と、基板昇降装置8と、ベース9と、搬送装置用昇降装置90と、を備えている。
[ベース9、搬送装置用昇降装置90、基板搬送装置3]
図1、図2に示すように、搬送装置用昇降装置90は、いわゆるボールねじ機構である。搬送装置用昇降装置90は、シャフト900と、ナット901と、モータ902と、を備えている。モータ902は、ベース9の下側に配置されている。モータ902は、後述する基板搬送装置3駆動用(昇降用)のアクチュエータである。シャフト900は、上下方向に延在している。シャフト900は、モータ902の駆動力により、自身の軸周りに回転可能である。ナット901は、多数のボール(図略)を介して、シャフト900に螺合されている。ナット901は、基板搬送装置3の昇降テーブル32に取り付けられている。モータ902がシャフト900を回転させることにより、ナット901つまり昇降テーブル32を、ベース9に対して、昇降させることができる。
基板搬送装置3は、前後一対の壁部30と、ベルトコンベア31と、昇降テーブル32と、を備えている。基板搬送装置3は、ベース9の上側に配置されている。前後一対の壁部30は、昇降テーブル32の上面に立設されている。壁部30は、前側から見て、下側に開口するC字枠状を呈している。ベルトコンベア31は、前後一対のベルトを備えている。前後一対のベルトは、前後一対の壁部30の内面(前側の壁部30の後面、後側の壁部30の前面)に、対向して配置されている。ベルトコンベア31は、基板Bを左右方向に搬送する。すなわち、ベルトコンベア31は、基板搬送体である。
[基板昇降装置8]
基板昇降装置8は、バックアップテーブル80と、複数のバックアップピン81と、テーブル昇降装置82と、を備えている。バックアップテーブル80は、前後一対の壁部30間に配置されている。バックアップピン81は、バックアップテーブル80の上面に配置されている。バックアップピン81は、基板Bの下面を支持可能な、基板支持部材である。図2に示すように、基板Bの下面には、既に電子部品Pが配置されている場合がある。複数のバックアップピン81は、電子部品Pに干渉しない位置(水平方向座標)に、配置されている。
図5に示すように、バックアップピン81は、ピンベース部810と、被係合部811と、フランジ部812と、頂部813と、を備えている。ピンベース部810は、バックアップピン81の軸方向一端部(図3、図5に示す垂直姿勢における下部)に設定されている。ピンベース部810の下部は、後述するピン収容開口部60に収容される、被収容部である。ピンベース部810の外径は、バックアップピン81の他の部分と比較して、大径である。頂部813は、バックアップピン81の軸方向他端部(図3、図5に示す垂直姿勢における上端部)に設定されている。頂部813は、基板Bの下面を支持する、基板支持部である。フランジ部812は、バックアップピン81の軸方向中間部に設定されている。被係合部811は、フランジ部812の下側に設定されている。被係合部811は、フランジ部812よりも、小径である。すなわち、被係合部811は括れている。
図2に示すように、テーブル昇降装置82は、いわゆるボールねじ機構である。テーブル昇降装置82の構成は、前述の搬送装置用昇降装置90と同様である。すなわち、テーブル昇降装置82は、シャフト820と、ナット821と、モータ822と、を備えている。モータ822は、バックアップテーブル80駆動用のアクチュエータである。モータ822がシャフト820を回転させることにより、ナット821つまりバックアップテーブル80を、昇降テーブル32に対して、昇降させることができる。
[スクリーンマスク2、ピンストッカ6、ストッカ昇降装置7]
図2に示すように、スクリーンマスク2は、基板搬送装置3、基板昇降装置8の上側に配置されている。ピンストッカ6は、基板搬送装置3の後側に配置されている。ピンストッカ6は、基板Bを支持していないバックアップピン81の、待機スペースである。図5に示すように、ピンストッカ6の上面には、複数のピン収容開口部60が凹設されている。ピン収容開口部60は、バックアップピン81のピンベース部810の下部を、収容可能である。
図2に示すように、ストッカ昇降装置7は、いわゆる流体(例えば気体(例えばエア)、液体(例えばオイル)など)シリンダである。ストッカ昇降装置7は、シリンダ本体70と、ロッド71と、を備えている。ストッカ昇降装置7は、ベース9とピンストッカ6との間に、介装されている。ロッド71は、シリンダ本体70に対して、上下方向に出入り可能である。ロッド71を上下方向に移動させることにより、ピンストッカ6を、ベース9に対して、昇降させることができる。なお、昇降時のピンストッカ6の移動方向は、ガイド機構(図略)により、上下方向に配向されている。
[XYロボット4]
図1、図2に示すように、XYロボット4は、Xスライド40と、Yスライド41と、Xガイド部42と、左右一対のYガイド部43と、撮像装置44と、を備えている。左右一対のYガイド部43は、ベース9の上面の左右両縁に沿って配置されている。Yガイド部43は、前後方向に延在している。Yガイド部43は、後述するピン搬送装置5が壁部30に干渉しない高度に、配置されている。Yスライド41は、左右一対のYガイド部43間に架設されている。Yスライド41は、左右一対のYガイド部43に沿って、前後方向に移動可能である。Xガイド部42は、Yスライド41の上面に配置されている。Xガイド部42は、左右方向に延在している。Xスライド40は、Xガイド部42に沿って、左右方向に移動可能である。
撮像装置44は、Xスライド40の後部に配置されている。撮像装置44は、Xスライド40と共に、水平方向(前後左右方向)に移動可能である。撮像装置44は、上下両方向に視野を有している。撮像装置44から取得される画像を用いて、制御装置(図略)は、スクリーンマスク2と、基板Bと、の上下方向位置合わせを行っている。
[ピン搬送装置5]
図1、図2に示すように、ピン搬送装置5は、Xスライド40の前部に配置されている。ピン搬送装置5は、Xスライド40、撮像装置44と共に、水平方向に移動可能である。図1〜図4に示すように、ピン搬送装置5は、ブラケット50と、ピン保持部51と、係合部52と、姿勢切換部53と、ピン検知センサ54と、を備えている。
図1に示すように、ブラケット50(図3、図4においては点線で示す)は、Xスライド40の前端に取り付けられている。ブラケット50は、Xスライド40の前面および右面の一部を覆っている。ピン検知センサ54は、ブラケット50の右面に配置されている。ピン検知センサ54は、自身の後側に検知エリアを有している。ピン検知センサ54は、図4に示す水平姿勢のバックアップピン81を検知することができる。ピン検知センサ54は、図3に示す垂直姿勢のバックアップピン81を検知することはできない。
ピン保持部51は、円柱状を呈している。図3に示す垂直姿勢において、ピン保持部51は、上下方向に配向している。図4に示す水平姿勢において、ピン保持部51は、左右方向(基板Bの搬送方向)に配向している。ピン保持部51の軸方向一端(図3に示す垂直姿勢の場合は上端、図4に示す水平姿勢の場合は左端)には、揺動軸510が配置されている。揺動軸510は、ブラケット50に、自身の軸周りに回転可能に支持されている。ピン保持部51は、揺動軸510を中心に、図3に示す垂直姿勢と図4に示す水平姿勢との間で、揺動可能である。ピン保持部51の軸方向他端(図3に示す垂直姿勢の場合は下端、図4に示す水平姿勢の場合は右端)には、保持凹部511が配置されている。図3に示すように、保持凹部511は、バックアップピン81のフランジ部812よりも上側(頂部813側)の部分を、収容可能である。
係合部52は、保持凹部511の隣りに配置されている。具体的には、係合部52は、図3に示す垂直姿勢から図4に示す水平姿勢に切り換える際の、ピン保持部51の揺動方向後側に配置されている。図3に一点鎖線で示すように、係合部52は、揺動可能である。係合部52は、バックアップピン81の被係合部811に対して、係脱可能である。このため、係合部52は、バックアップピン81を着脱可能に保持することができる。
姿勢切換部53は、流体シリンダ530と、ラック531と、第一ピニオン532と、第二ピニオン533と、を備えている。図1に示すように、流体シリンダ530は、ブラケット50の後側に配置されている。図3、図4に示すように、流体シリンダ530は、シリンダ本体530aと、ロッド530bと、を備えている。シリンダ本体530aは、ブラケット50の後面に取り付けられている。ロッド530bは、シリンダ本体530aに対して、左右方向に出入り可能である。
ラック531は、ロッド530bの右端(先端)に取り付けられている。第一ピニオン532は、ブラケット50の後面に、回転可能に取り付けられている。第一ピニオン532は、ラック531に噛合している。第二ピニオン533は、ブラケット50の後面に、回転可能に取り付けられている。第二ピニオン533は、第一ピニオン532に噛合している。第二ピニオン533の回転軸とピン保持部51の揺動軸510とは、互いに固定されている。
図3、図4に示すように、流体シリンダ530の駆動力は、ロッド530b、ラック531、第一ピニオン532、第二ピニオン533を介して、ピン保持部51に伝達される。ロッド530bを右側に動かすことにより、ピン保持部51を、図3に示す垂直姿勢から図4に示す水平姿勢に切り換えることができる。反対に、ロッド530bを左側に動かすことにより、ピン保持部51を、図4に示す水平姿勢から図3に示す垂直姿勢に切り換えることができる。
<バックアップピン配置方法>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機のピン搬送装置によるバックアップピン配置方法について説明する。バックアップピン配置方法は、ピン取得工程と、ピン搬送工程と、ピン解放工程と、を有している。
図6に、バックアップピン配置方法のピン取得工程の第一段階における、本実施形態のスクリーン印刷機の右側面図を示す。図7に、同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図8に、同工程の第三段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図9に、バックアップピン配置方法のピン搬送工程の第一段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図10に、同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図11に、同工程の第三段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図12に、バックアップピン配置方法のピン解放工程の第一段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。図13に、同工程の第二段階における、同スクリーン印刷機の右側面図を示す。なお、図6〜図13は、図2(図1のII−II方向断面図)に対応している。
[ピン取得工程]
本工程においては、ピンストッカ6からピン搬送装置5に、バックアップピン81を移動させる。まず、図6に示すように、スクリーンマスク2の下面と、後側の壁部30の上端と、の間に、垂直方向幅L1の隙間を確保する。隙間は、バックアップピン81の搬送経路の最小幅部に相当する。すなわち、垂直方向幅L1は、バックアップピン81の搬送経路の垂直方向最小幅に相当する。垂直方向幅L1は、図3に示す垂直姿勢の際の垂直方向全長L2よりも小さい。垂直方向幅L1は、図4に示す水平姿勢の際の垂直方向全長L3よりも大きい。このため、ピン搬送装置5は、図4に示す水平姿勢の際に限って、当該隙間を通過することができる。
次に、本工程においては、図6に示すように、制御装置がXYロボット4を駆動し、垂直姿勢のピン保持部51を、搬送対象のバックアップピン81の真上に配置する。続いて、図7に示すように、制御装置がストッカ昇降装置7を駆動し、ピンストッカ6を上昇させる。ピンストッカ6の上昇により、図3に示すように、バックアップピン81のフランジ部812よりも上側(頂部813側)の部分が、ピン保持部51の保持凹部511に、下側から挿入される。それから、図3に示すように、係合部52をバックアップピン81の被係合部811に係合させる。
続いて、本工程においては、図8に示すように、制御装置がストッカ昇降装置7を駆動し、ピンストッカ6を下降させる。ピンストッカ6の下降により、図5に示すピン保持部51に保持されたバックアップピン81のピンベース部810は、ピンストッカ6のピン収容開口部60から、相対的に抜き出される。
[ピン搬送工程]
本工程においては、ピン搬送装置5が、バックアップテーブル80の所望の水平方向座標の真上まで、水平にバックアップピン81を搬送する。まず、図9に示すように、制御装置が姿勢切換部53を駆動し、ピン保持部51を略90°だけ揺動させる。すなわち、バックアップピン81を、図3に示す垂直姿勢から図4に示す水平姿勢に切り換える。姿勢の切換により、ピン搬送装置5の垂直方向全長は、L2(図3参照)からL3(図4参照)に、短縮される。すなわち、姿勢の切換により、ピン搬送装置5は、隙間(垂直方向幅L1)を、通過可能な状態になる。制御装置は、ピン検知センサ54からの信号により、バックアップピン81が水平姿勢であることを確認する。
次に、図10に示すように、制御装置がXYロボット4を駆動し、水平姿勢のバックアップピン81を、バックアップテーブル80の所望の水平方向座標の真上に配置する。すなわち、制御装置は、ピン搬送装置5により、バックアップピン81を、隙間(垂直方向幅L1)を経由して、搬送経路Aに沿って、水平方向(前後方向、必要な場合は左右方向)に搬送する。
続いて、図11に示すように、制御装置が姿勢切換部53を駆動し、ピン保持部51を略90°だけ再び揺動させる。すなわち、バックアップピン81を、図4に示す水平姿勢から図3に示す垂直姿勢に切り換える。
[ピン解放工程]
本工程においては、ピン搬送装置5からバックアップテーブル80に、バックアップピン81を移動させる。まず、図12に示すように、制御装置がテーブル昇降装置82を駆動し、バックアップテーブル80を上昇させる。バックアップテーブル80の上昇により、図5に示すように、ピン保持部51に保持されたバックアップピン81のピンベース部810が、バックアップテーブル80に載置される。
次に、図3に一点鎖線で示すように、係合部52をバックアップピン81の被係合部811から離脱させる。続いて、図13に示すように、制御装置がテーブル昇降装置82を駆動し、バックアップテーブル80を下降させる。バックアップテーブル80の下降により、図3に示すように、バックアップピン81のフランジ部812よりも上側(頂部813側)の部分が、ピン保持部51の保持凹部511から、相対的に抜き出される。バックアップピン81は、バックアップテーブル80に残留する。
このようにして、本実施形態のバックアップピン配置方法においては、バックアップテーブル80の所望の位置に、所望の本数だけ、バックアップピン81を配置する。その後、図2に示すように、バックアップピン81は、基板搬送装置3に搬入された基板Bの下面を、支持する。それから、制御装置が搬送装置用昇降装置90を用いて基板搬送装置3を上昇させ、隙間(高さL1)を消費して、基板Bの上面をスクリーンマスク2の下面に当接させる。続いて、制御装置が、スキージ装置(図略)を用いて基板Bにはんだを印刷する。その後、制御装置が搬送装置用昇降装置90を用いて基板搬送装置3を下降させ、スクリーンマスク2から基板Bを離間させる。
<ピン配置機構による誤配置抑制方法>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機のピン配置機構による、ピンストッカ6に対するバックアップピン81の誤配置抑制方法について説明する。バックアップピン81の種類は一種類ではない。バックアップピン81は、スクリーン印刷機1のみならず、基板Bに電子部品Pを装着する電子部品実装機においても、用いられる。このため、双方の機械において、各々専用のバックアップピン81が用いられる場合がある。また、スクリーン印刷機1の機種や、基板Bの種類などにより、使用するバックアップピン81が異なる場合がある。このため、バックアップピン81をピンストッカ6に配置する際に、正規のバックアップピン81(当該ピンストッカ6用のバックアップピン81)に混じって、非正規のバックアップピン81(当該ピンストッカ6用ではないバックアップピン81)が、誤配置されてしまう場合がある。
例えば、電子部品実装機用のバックアップピン81を、スクリーン印刷機1のピンストッカ6に、誤って配置してしまうと、スクリーン印刷機1のピンストッカ6に、スクリーン印刷機1用のバックアップピン81と、電子部品実装機用のバックアップピン81と、が混在することになる。また、これらのバックアップピン81が、ピン搬送装置5により、バックアップテーブル80に搬送されてしまうと、バックアップテーブル80に、スクリーン印刷機1用のバックアップピン81と、電子部品実装機用のバックアップピン81と、が混在することになる。この場合、基板Bを、所定の高度に、かつ水平に、支持することが困難になる。
この点、本実施形態のスクリーン印刷機1は、ピン配置機構を備えている。図14に、三種類のバックアップピンの右側面図を示す。ピン配置機構10は、図14に示すバックアップピン81、81a、81bと、図1、図2、図5に示すピンストッカ6と、を備えている。三種類のバックアップピン81、81a、81bのうち、バックアップピン81は、本実施形態のスクリーン印刷機1用である。残りの二種類のバックアップピン81a、81bは、電子部品実装機用である。
三種類のバックアップピン81、81a、81bのピンベース部810、810a、810bの径方向断面は、真円状を呈している。また、図1に示すように、ピンベース部810用のピン収容開口部60は、上側から見て真円状を呈している。同様に、ピンベース部810a、810b用のピン収容開口部は、上側から見て真円状を呈している。
三種類のバックアップピン81、81a、81bの軸方向全長C、Ca、Cbと、ピンベース部810、810a、810bの外径(直径)D、Da、Dbと、は対応している。すなわち、軸方向全長C、Ca、Cbが大きいほど、外径D、Da、Dbは大径である。図5に示すように、バックアップピン81用のピン収容開口部60の内径は、軸方向全長Cのバックアップピン81の外径Dと略等しい。同様に、バックアップピン81a、81b用のピン収容開口部の内径は、バックアップピン81a、81bの外径Da、Dbと略等しい。
ここで、図14に示すように、バックアップピン81bのピンベース部810bの外径Dbは、バックアップピン81のピンベース部810の外径Dよりも小径である。このため、バックアップピン81bのピンベース部810bは、図5に示すピンストッカ6のピン収容開口部60に、収容可能である。すなわち、誤配置可能である。
しかしながら、非正規のバックアップピン81bは、正規のバックアップピン81よりも、軸方向全長が小さい。一方、図6〜図8に示すピンストッカ6の昇降ストロークは一定である。このため、ピン搬送装置5でバックアップピン81bを搬送しようとしても、被係合部811に係合部52が届かない(図3、図7参照)。したがって、ピン搬送装置5でバックアップピン81bを搬送することはできない。
ここで、仮に、バックアップピン81、81a、81bの軸方向全長C、Ca、Cbに応じて、ピンストッカ6の昇降ストロークを調整可能である場合、図2に示すように、バックアップテーブル80にバックアップピン81bが誤配置されることが想定される。しかしながら、この場合、バックアップピン81bは基板Bの下面に届かない。基板Bは、正規のバックアップピン81だけにより、支持される。よって、基板Bを、所定の高度に、かつ水平に、支持することができる。
また、図14に示すように、バックアップピン81aのピンベース部810aの外径Daは、バックアップピン81のピンベース部810の外径Dよりも大径である。このため、バックアップピン81aのピンベース部810aは、図5に示すピンストッカ6のピン収容開口部60に、収容不可能である。このため、正規のバックアップピン81よりも軸方向全長が大きいバックアップピン81aが、バックアップテーブル80に誤配置されるのを、未然に防止することができる。よって、基板Bを、所定の高度に、かつ水平に、支持することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態のスクリーン印刷機の作用効果について説明する。本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図3、図4に示すように、垂直姿勢よりも垂直方向全長が小さい水平姿勢で、バックアップピン81を搬送することができる。このため、図10に示すように、搬送経路Aの垂直方向幅L1を小さくすることができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図3、図4に示すように、ピン保持部51を揺動させることにより、バックアップピン81の姿勢を垂直姿勢と水平姿勢とに切り換えることができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図3、図4に示すように、バックアップピン81を、垂直姿勢から水平姿勢に、略90°揺動させることができる。このため、バックアップピン81、延いてはピン搬送装置5の垂直方向全長を、大幅に短縮することができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1によると、図1〜図4に示すように、上側から見て、基板搬送装置3における基板Bの搬送方向(左右方向)と、垂直姿勢から水平姿勢に移行する際のバックアップピン81の姿勢切換方向(左右方向)と、は互いに平行である。このため、スクリーン印刷機1の奥行き(前後方向全長)を、小さくすることができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5には、図4に示すように、ピン検知センサ54が配置されている。このため、バックアップピン81を水平方向に搬送する前に、バックアップピン81の姿勢が水平姿勢であることを、制御装置が確認することができる。
また、仮に、バックアップピン81自体ではなく、姿勢切換部53やピン保持部51などバックアップピン81以外の部位を基に、制御装置が、バックアップピン81の姿勢の確認を、行う場合を想定する。例えば、ロッド530b、第一ピニオン532、第二ピニオン533などの移動量を基に、制御装置がバックアップピン81の姿勢の確認を行う場合を想定する。この場合、実際にはピン保持部51にバックアップピン81が保持されていない場合であっても、バックアップピン81の姿勢が水平姿勢であると、制御装置が誤認識するおそれがある。
この点、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図4に示すように、ピン検知センサ54は、バックアップピン81自体を検知している。このため、制御装置は、バックアップピン81自体の有無を基に、バックアップピン81の姿勢を確認することができる。したがって、バックアップピン81の姿勢を、制御装置が誤認識するおそれが小さい。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1によると、図1に示すように、ピン搬送装置5の移動用として、撮像装置44用のXスライド40を、転用している。このため、ピン搬送装置5専用のスライドを配置する場合と比較して、スクリーン印刷機1の部品点数が少なくなる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図4に示す水平姿勢において、ピン搬送装置5の垂直方向全長L3内に、バックアップピン81が収まっている。このため、水平姿勢におけるピン搬送装置5(バックアップピン81を含む)の垂直方向全長L3を、小さくすることができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図3、図4に示すように、バックアップピン81が揺動する際、係合部52がバックアップピン81の下側に配置される。このため、係合部52が被係合部811から外れにくい。すなわち、バックアップピン81がピン保持部51から脱落しにくい。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン搬送装置5によると、図3に示す垂直姿勢の際のロッド530bの位置は、ロッド530bの往復動ストロークの左端よりも右側(ストローク限界の内側)に、設定されている。また、図4に示す水平姿勢の際のロッド530bの位置は、ロッド530bの往復動ストロークの右端よりも左側(ストローク限界の内側)に、設定されている。すなわち、図3に示す垂直姿勢、図4に示す水平姿勢は、ロッド530bの往復動ストローク全域を使用しないように、設定されている。このため、水平姿勢、垂直姿勢が、姿勢切換部53のバックラッシの影響を受けにくい。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン配置機構10によると、図14に示すピンベース部810aは、図5に示すピンベース部810用のピン収容開口部60に、干渉してしまう。このため、バックアップピン81aをピンストッカ6に配置することができない。一方、図14に示すピンベース部810、810bは、図5に示すピンベース部810用のピン収容開口部60に、干渉しない。このため、バックアップピン81、81bをピンストッカ6に配置することができる。したがって、任意のピンストッカ6に対して、別のピンストッカ6用のバックアップピン81aが配置されるのを、抑制することができる。すなわち、ピンストッカ6に対するバックアップピン81aの誤配置を抑制することができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン配置機構10によると、図14に示すピンベース部810、810a、810bと、図5に示すピン収容開口部60と、の物理的な干渉の有無を基に、ピンストッカ6に対するバックアップピン81、81a、81bの誤配置を抑制している。このため、電気的な手段によりバックアップピン81、81a、81bの誤配置を抑制する場合と比較して、制御回路の電気的な構成を簡単にすることができる。
また、本実施形態のスクリーン印刷機1のピン配置機構10によると、図14に示すように、三種類のバックアップピン81、81a、81bの軸方向全長C、Ca、Cbと、ピンベース部810、810a、810bの外径(直径)D、Da、Dbと、は対応している。すなわち、軸方向全長C、Ca、Cbが大きいほど、外径D、Da、Dbは大径である。図14に示す大径のピンベース部810aは、図5に示す小径のピン収容開口部60に入らない。このため、軸方向全長Cが小さい(背が低い)バックアップピン81と共に、軸方向全長Caが大きい(背が高い)バックアップピン81aが、基板Bを支持してしまうおそれが小さい。すなわち、基板Bが傾いて支持されるおそれが小さい。
一方、図14に示す小径のピンベース部810bは、図5に示す大径のピン収容開口部60に入る。しかしながら、ピンストッカ6の昇降ストロークは一定である。このため、ピン搬送装置5でバックアップピン81bを搬送しようとしても、被係合部811に係合部52が届かない(図3、図7参照)。したがって、ピン搬送装置5でバックアップピン81bを搬送することはできない。仮に、ピン搬送装置5でバックアップピン81bを搬送することができたとしても、図2に示すように、バックアップテーブル80にバックアップピン81bが誤配置されることも考えられる。しかしながら、軸方向全長Cbが小さいバックアップピン81bは、基板Bまで届かない。このため、軸方向全長Cが大きいバックアップピン81だけで、基板Bを支持することができる。したがって、基板Bが傾いて支持されるおそれが小さい。
<ピン配置機構による誤配置抑制方法のバリエーション>
ピン配置部(ピンストッカ6、ピン搬送装置5)に対する、バックアップピン81の誤配置抑制方法は特に限定しない。以下、誤配置抑制方法を例示する。
図15に、ピンストッカのピン収容開口部の上面図を示す。なお、図1と対応する部位については、同じ符号で示す。図15に示すように、バックアップピン81(図1参照)用のピン収容開口部60は、上側から見て真円状を呈している。
一方、図15に点線で示すように、非正規のバックアップピン(その1)のピンベース部810cは三角形状を呈している。当該三角形の外接円の直径は、ピン収容開口部60の内径よりも、大径である。このため、ピンベース部810cは、ピン収容開口部60に干渉する。
また、非正規のバックアップピン(その2)のピンベース部810dは四角形状を呈している。当該四角形の外接円の直径は、ピン収容開口部60の内径よりも、大径である。このため、ピンベース部810cは、ピン収容開口部60に干渉する。
このように、ピンベース部810c、810dとピン収容開口部60との形状の異同に基づいて、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制してもよい。この場合であっても、ピンストッカに対するバックアップピンの誤配置を抑制することができる。また、作業者は、ピンベース部810c、810dがピン収容開口部60に干渉する以前に、視覚や触覚を通じて、ピンベース部810c、810dとピン収容開口部60との形状の異同を、容易に認識することができる。
図16に、垂直姿勢におけるバックアップピンの被係合部の径方向断面図を示す。なお、図3と対応する部位については、同じ符号で示す。図16に示すように、係合部52の右縁には、C字状の係合凹部520が形成されている。図16に点線で示すように、係合凹部520の内径(直径)は、正規のバックアップピン81の被係合部811の外径(直径)と、略一致している。ここで、バックアップピン81用のピンストッカ6には、バックアップピン81eが誤配置されている。しかしながら、バックアップピン81eの被係合部811eの外径は、係合凹部520の内径(直径)よりも、大径である。このため、係合凹部520は、被係合部811eに係合することができない。すなわち、係合凹部520は、被係合部811eに干渉してしまう。このように、係合部52と被係合部811、811eとの径の異同に基づいて、ピン搬送装置5(図3参照)に対するバックアップピン81eの誤配置を抑制してもよい。
図17に、垂直姿勢におけるバックアップピンの前面図を示す。なお、図3と対応する部位については、同じ符号で示す。図17に示すように、非正規のバックアップピン81fの被係合部811fの上下方向位置(軸方向位置)は、正規のバックアップピン(点線で示す)の被係合部811の上下方向位置よりも、下側に設定されている。このため、係合部52は、被係合部811fに係合することができない。このように、係合部52と被係合部811、811fとの軸方向位置の異同に基づいて、ピン搬送装置5(図3参照)に対するバックアップピン81eの誤配置を抑制してもよい。
また、図5に示すバックアップピン81の頂部813の形状の異同に基づいて、ピンストッカ6やピン搬送装置5(図3参照)に対するバックアップピン81eの誤配置を抑制してもよい。
また、図2に示すように、ピンストッカ6に配置されたバックアップピン81の頂部813を、撮像装置44を用いて撮像してもよい。すなわち、頂部813を、撮像用識別部として利用してもよい。こうすると、撮像装置44が取得した画像を基に、制御装置が、ピン搬送装置5に対するバックアップピン81の配置の可否を、自動的に判別することができる。このため、被係合部811と係合部52とが物理的に干渉する以前に、ピン搬送装置5に対するバックアップピン81の誤配置を抑制することができる。つまり、バックアップピン81の誤配置に対して、ダブルチェックを行うことができる。
例えば、画像に頂部813が含まれている場合は、頂部813の形状や大きさなどを基に、制御装置が、ピン搬送装置5に対するバックアップピン81の配置の可否を、自動的に判別することができる。
一方、画像に頂部813が含まれていない場合は、頂部813が撮像されていないという事実を基に、制御装置が、ピン搬送装置5に対するバックアップピン81の配置の可否を、自動的に判別することができる。
なお、画像を利用したバックアップピン81の誤配置抑制方法は、被係合部811と係合部52との物理的干渉を利用したバックアップピン81の誤配置抑制方法から、独立して実行してもよい。こうすると、被係合部811と係合部52との物理的干渉を回避することができる。このため、当該物理的干渉による不具合が被係合部811や係合部52に発生しにくくなる。
<その他>
以上、本発明の基板処理装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
上記実施形態においては、図2に示すように、スクリーン印刷機1に基板搬送装置3を一つだけ配置した。しかしながら、スクリーン印刷機1に、基板搬送装置3を、前後方向に複数並置してもよい。
ピンストッカ6の配置場所は特に限定しない。基板搬送装置3の前側に配置してもよい。スクリーン印刷機1が複数の基板搬送装置3を備えている場合は、最後方の基板搬送装置3の後側にピンストッカ6を配置してもよい。また、前後方向に隣り合う一対の基板搬送装置3の間にピンストッカ6を配置してもよい。ピンストッカ6の配置数は特に限定しない。単一のスクリーン印刷機1に、複数のピンストッカ6を配置してもよい。
ストッカ昇降装置7と基板昇降装置8とは、共用であってもよい。すなわち、ピンストッカ6とバックアップテーブル80とを、共通の流体シリンダやボールねじ機構により、昇降してもよい。
また、上記実施形態においては、基板Bをスクリーンマスク2に当接させる際、基板Bを上昇させた。しかしながら、スクリーンマスク2を下降させてもよい。ピン検知センサ54の種類は特に限定しない。誘導型、静電容量型、超音波型、光電型、磁気型などの非接触式センサであってもよい。また、リミットスイッチなどの接触式センサであってもよい。
姿勢切換部53の構成は特に限定しない。バックアップピン81の姿勢を、第一姿勢と第二姿勢とに切換可能であればよい。例えば、図3、図4に示すブラケット50に、ガイド部を配置してもよい。また、ピン保持部51に被ガイド部を配置してもよい。そして、ピン保持部51つまりバックアップピン81が第一姿勢になるように、ガイド部の一端を形成すればよい。同様に、ピン保持部51つまりバックアップピン81が第二姿勢になるように、ガイド部の他端を形成すればよい。ピン保持部51におけるバックアップピン81の着脱機構は特に限定しない。例えば、係合機構、螺合機構(ねじ留め機構)、吸着機構などを用いてもよい。
第一姿勢は、図3に示す垂直姿勢でなくてもよい。第二姿勢は、図4に示す水平姿勢でなくてもよい。第一姿勢から第二姿勢に切り換わる際のバックアップピン81の揺動方向は特に限定しない。揺動方向は、図3に示す下側から右側に回る方向の他、下側から左側に回る方向、下側から前側に回る方向、下側から後側に回る方向であってもよい。
ピン側識別部(ピンベース部810、被係合部811)、配置部側識別部(ピン収容開口部60、係合部52)、撮像用識別部(頂部813)の形状、大きさ、配置場所、配置数は特に限定しない。例えば、これらの識別部の形状は、真円状、楕円状、多角形(三角形、四角形、五角形、六角形など)状などであってもよい。また、本発明の基板処理装置は、電子部品実装機、基板外観検査機などとして具現化してもよい。
1:スクリーン印刷機(基板処理装置)、2:スクリーンマスク、3:基板搬送装置、30:壁部、31:ベルトコンベア、32:昇降テーブル、4:XYロボット、40:Xスライド、41:Yスライド、42:Xガイド部、43:Yガイド部、44:撮像装置、5:ピン搬送装置、50:ブラケット、51:ピン保持部、510:揺動軸、511:保持凹部、52:係合部、520:係合凹部、53:姿勢切換部、530:流体シリンダ、530a:シリンダ本体、530b:ロッド、531:ラック、532:第一ピニオン、533:第二ピニオン、54:ピン検知センサ、6:ピンストッカ、60:ピン収容開口部、7:ストッカ昇降装置、70:シリンダ本体、71:ロッド、8:基板昇降装置、80:バックアップテーブル、81:バックアップピン、81a:バックアップピン、81b:バックアップピン、81e:バックアップピン、81f:バックアップピン、810:ピンベース部、810a:ピンベース部、810b:ピンベース部、810c:ピンベース部、810d:ピンベース部、811:被係合部、811e:被係合部、811f:被係合部、812:フランジ部、813:頂部、82:テーブル昇降装置、820:シャフト、821:ナット、822:モータ、9:ベース、90:搬送装置用昇降装置、900:シャフト、901:ナット、902:モータ、10:ピン配置機構、A:搬送経路、B:基板、C:軸方向全長、Ca:軸方向全長、Cb:軸方向全長、D:外径、Da:外径、Db:外径、L1:垂直方向幅、L2:垂直方向全長、L3:垂直方向全長、P:電子部品。

Claims (5)

  1. 基板を下側から支持可能であって、ピン側識別部を有するバックアップピンと、
    該バックアップピンが配置され、配置部側識別部を有するピン配置部と、
    を備え、
    該ピン側識別部と該配置部側識別部とが干渉しない場合、該ピン配置部に該バックアップピンを配置可能なピン配置機構。
  2. 前記ピン側識別部は、前記バックアップピンの下部に設定されるピンベース部であり、
    前記ピン配置部は、前記基板を支持していない、待機中の該バックアップピンが収容されるピンストッカであり、
    前記配置部側識別部は、該ピンストッカに上向きに開口するピン収容開口部であり、
    該ピンベース部と該ピン収容開口部とが干渉しない場合、該ピン収容開口部に該ピンベース部を収容可能な請求項1に記載のピン配置機構。
  3. 前記ピン側識別部は、前記バックアップピンに設定される被係合部であり、
    前記ピン配置部は、該バックアップピンを搬送するピン搬送装置であり、
    前記配置部側識別部は、該ピン搬送装置に設定される係合部であり、
    該被係合部と該係合部とが干渉しない場合、該係合部は該被係合部に係合可能な請求項1に記載のピン配置機構。
  4. 前記バックアップピンは、撮像用識別部を有し、
    該撮像用識別部を撮像可能な撮像装置と、
    該撮像装置が取得した画像を基に、前記ピン配置部に対する該バックアップピンの配置の可否を判別する制御装置と、
    を備える請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のピン配置機構。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のピン配置機構を備える基板処理装置。
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