JPWO2017013807A1 - 部品実装機 - Google Patents

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Abstract

部品実装機は、複数の吸着ノズルを有するヘッドユニットを備え、同一の負圧源からの負圧を複数の吸着ノズルにそれぞれ独立して供給可能とする。部品実装機は、複数の吸着ノズルのうち対象ノズルに部品を吸着させる際、圧力センサにより対象ノズルが部品に接触したことが検出されてから(S160,S170)、対象ノズル(吸着部)に対して負圧の供給が開始されるよう負圧供給装置を制御する(S180)。これにより、吸着ノズル(吸着部)への負圧の供給をより適切なタイミングで開始させることができる。

Description

本発明は、部品実装機に関する。
従来より、負圧により吸着ノズルに部品を吸着させて基板に実装する部品実装機が知られている。例えば、特許文献1には、非常に軽量な電子部品を吸着する場合、吸着ノズルに負圧を供給する真空発生装置をオンにするタイミングが、吸着ノズルの先端と電子部品とが当接するタイミングとなるよう真空発生装置を駆動制御する部品実装機が開示されている。この部品実装機では、電子部品の部品データ(種類や寸法,重量)と真空発生装置をオンにするタイミングとの関係を予めROMに記憶しておき、部品データが入力されると、対応するタイミングをROMから読み出して真空発生装置を駆動制御する。
特開2001−135991号公報
しかしながら、上述した部品実装機では、電子部品の部品データと真空発生装置をオンにするタイミングとの関係を予め求めてROMに記憶しておかなければならない。また、上述した部品実装機では、予め定められたタイミングで真空発生装置をオンにするから、電子部品の個体差に適切に対応することは困難である。
本発明は、部品を吸着する吸着部材に対してより適切なタイミングで負圧を供給できるようにすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の部品実装機は、
部品供給装置により所定位置に供給された部品を吸着して実装対象物に実装する部品実装機であって、
前記部品を吸着可能な吸着部材を有するヘッドと、
負圧源からの負圧を前記吸着部材に供給可能な負圧供給装置と、
前記吸着部材を昇降させる昇降装置と、
前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出する接触検出器と、
前記吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出された後に、前記吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御するコントローラと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の部品実装機では、ヘッドと負圧供給装置と昇降装置と接触検出器とを備えるものにおいて、ヘッドが有する吸着部材が所定位置に向かって下降するよう昇降装置を制御し、接触検出器により吸着部材が部品に接触したことが検出された後に、吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう負圧供給装置を制御する。このように、接触検出器により吸着部材の部品への接触が検出されてから負圧の供給を開始するから、予め定められたタイミングで負圧の供給を開始するものに比して、部品の個体差に拘わらずより適切なタイミングで吸着部材に負圧を供給することができる。また、部品に接触していない吸着部材に負圧が供給されるのを抑制することができる。
こうした本発明の第1の部品実装機において、前記ヘッドは、複数の吸着部材を有し、前記負圧供給装置は、同一の負圧源から前記複数の吸着部材にそれぞれ独立して負圧を供給可能であり、前記コントローラは、前記複数の吸着部材のうち吸着対象の吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着対象の吸着部材が前記部品に接触したことが検出された後に、前記吸着対象の吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御するものとすることもできる。ここで、ヘッドは複数の吸着部材を備えるから、複数の吸着部材の一部に負圧が供給されて部品を吸着している状態で部品に接触していない他の吸着部材に負圧が供給されると、部品を吸着している吸着部材の負圧が減少し、部品に対する吸着力が不足する場合がある。本発明では、部品に接触していない吸着部材に負圧が供給されるのを抑制することができるため、上述した不都合の発生を抑止することができる。
また、本発明の第1の部品実装機において、前記接触検出器は、前記吸着部材に対する加圧力を検出する加圧力検出器を有し、前記加圧力検出器が所定値以上の加圧力を検出することによって、前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出するものとすることもできる。
さらに、本発明の第1の部品実装機において、前記昇降装置は、所定距離内で前記吸着部材を昇降可能な第1昇降装置と、前記第1昇降装置により前記吸着部材と共に昇降可能に構成され前記所定距離よりも短い距離内で前記吸着部材を昇降可能な第2昇降装置と、を備えるものとすることもできる。
本発明の第2の部品実装機は、
部品供給装置により所定位置に供給された部品を吸着して実装対象物に実装する部品実装機であって、
前記部品を吸着可能な吸着部材を有するヘッドと、
負圧源からの負圧を前記吸着部材に供給可能な負圧供給装置と、
前記吸着部材を昇降させる昇降装置と、
前記吸着部材の昇降位置を検出する昇降位置検出器と、
前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出する接触検出器と、
前記吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記昇降位置検出器により検出された前記吸着部材の昇降位置が前記所定位置の手前にあるときに前記吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出された場合には前記吸着部材に対する負圧の供給を継続し、前記昇降位置検出器により検出された前記吸着部材の昇降位置が前記所定位置に達した後も前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出されなかった場合には前記吸着部材に対する負圧の供給が遮断されるよう前記負圧供給装置を制御するコントローラと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の部品実装機では、ヘッドと負圧供給装置と昇降装置と昇降位置検出器と接触検出器とを備えるものにおいて、ヘッドが有する吸着部材が所定位置に向かって下降するよう昇降装置を制御し、昇降位置検出器により検出された吸着部材の昇降位置が所定位置の手前にあるときに吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう負圧供給装置を制御する。そして、第2の部品実装機は、接触検出器により吸着部材が部品に接触したことが検出された場合には吸着部材に対する負圧の供給を継続する。また、第2の部品実装機は、昇降位置検出器により検出された吸着部材の昇降位置が所定位置に達した後も接触検出器により吸着部材が部品に接触したことが検出されなかった場合には吸着部材に対する負圧の供給が遮断されるよう負圧供給装置を制御する。このように、吸着部材の昇降位置が所定位置の手前にあるときから負圧の供給を開始し、吸着部材の昇降位置が所定位置に到達した後も吸着部材の部品への接触が検出されなかった場合には負圧の供給を遮断するから、部品に接触していない吸着部材に負圧が供給され続けるのを抑止することができる。
本実施形態の部品実装機10の構成の概略を示す構成図である。 ヘッドユニット40の構成の概略を示す構成図である。 負圧供給装置70の構成の概略を示す構成図である。 第1昇降装置50および第2昇降装置55の構成の概略を示す構成図である。 部品実装機10の制御装置90および管理装置100の構成の概略を示す構成図である。 制御装置90のCPU91により実行される部品実装処理の一例(前半部分)を示すフローチャートである。 制御装置90のCPU91により実行される部品実装処理の一例(後半部分)を示すフローチャートである。 吸着ノズル60が部品Pを吸着するZ軸方向における範囲を説明する説明図である。 変形例の部品実装処理を示すフローチャートである。 変形例のヘッドユニット40Bの一部を示す部分断面図である。 図10のA−A断面を示す断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本実施形態の部品実装機10の構成の概略を示す構成図であり、図2はヘッドユニット40の構成の概略を示す構成図であり、図3は負圧供給装置70の構成の概略を示す構成図であり、図4は第1昇降装置50および第2昇降装置55の構成の概略を示す構成図であり、図5は部品実装機10の制御装置90および管理装置100の構成の概略を示す構成図である。なお、図1の左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装機10は、その外観としては、図1に示すように、基台11と、基台11に支持された筐体12とにより構成されている。この部品実装機10は、その構成としては、図1に示すように、部品Pを部品供給位置まで供給する部品供給装置20と、基板Sを搬送する基板搬送装置24と、部品供給位置に供給された部品Pを吸着して基板Sに実装するヘッドユニット40と、ヘッドユニット40をXY軸方向に移動させるXYロボット30と、装置全体をコントロールする制御装置90(図5参照)と、を備える。また、部品実装機10は、これらの他に、ヘッドユニット40に吸着された部品Pの姿勢を撮像するためのパーツカメラ26やヘッドユニット40に設けられて基板Sに付された位置決め基準マークを読み取るためのマークカメラ(図示せず)なども備えている。また、部品実装機10は、管理装置100と双方向通信が可能に接続されている。
部品供給装置20は、所定間隔毎に形成された収容部22aに部品Pが収容されたテープ22(図4参照)を送り出すことにより、部品を供給するテープフィーダとして構成されている。
XYロボット30は、図1に示すように、筐体12の上段部に前後方向(Y軸方向)に沿って設けられた左右一対のY軸ガイドレール33と、左右一対のY軸ガイドレール33に架け渡されY軸ガイドレール33に沿って移動が可能なY軸スライダ34と、Y軸スライダ34の側面に左右方向(X軸方向)に沿って設けられたX軸ガイドレール31と、X軸ガイドレール31に沿って移動が可能なX軸スライダ32と、を備える。X軸スライダ32は、X軸モータ36(図5参照)の駆動によって移動可能であり、Y軸スライダ34は、Y軸モータ38(図5参照)の駆動によって移動可能である。X軸スライダ32にはヘッドユニット40が取り付けられており、制御装置90がXYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)を駆動制御することにより、XY平面上の任意の位置にヘッドユニット40を移動可能である。
ヘッドユニット40は、図2または図3に示すように、回転軸と同軸の円周方向に複数のノズルホルダ64が所定角度間隔(例えば30度間隔)で配置されたロータリヘッド42と、各ノズルホルダ64の下端部に対して着脱可能に取り付けられる吸着ノズル60と、ロータリヘッド42を回転させるR軸モータ44と、各ノズルホルダ64を回転させるθ軸モータ46と、ノズルホルダ64をZ軸方向に移動(昇降)させる第1リニアモータ51を有する第1昇降装置50と、吸着ノズル60をZ軸方向に移動(昇降)させる第2リニアモータ56を有する第2昇降装置55と、複数のノズルホルダ64に装着された複数の吸着ノズル60に同一の負圧源71からの負圧をそれぞれ独立して供給可能な負圧供給装置70と、を備える。
ロータリヘッド42は、図2または図3に示すように、軸部42aと、軸部42aよりも大きな径の円柱形状に形成され複数のノズルホルダ64をZ軸方向に移動可能に保持するホルダ保持部42bと、を備える。また、ロータリヘッド42は、軸部42aと同軸で軸部42aに対して相対的に回転自在に支持されたギヤ43と、ギヤ43の回転に伴って回転するギヤ47と、を有する。ギヤ43は、θ軸モータ46の回転軸に取り付けられたギヤ45と噛み合い、ギヤ47は、各ノズルホルダ64に取り付けられたギヤ66と噛み合っている。制御装置90は、θ軸モータ46を駆動制御することで、各ノズルホルダ64に装着された吸着ノズル60を任意の回転角度に調整することができる。また、ギヤ66の下面とホルダ保持部42bの上面との間には、スプリング65が配置されている。スプリング65は、ノズルホルダ64をZ軸方向の上方へ付勢する。
吸着ノズル60は、図4に示すように、先端の吸着口が部品Pと当接することで部品Pを吸着可能な吸着部61と、吸着部61の外周から径方向に延びるフランジ部62と、を備える。
ノズルホルダ64は、Z軸方向に延びる円筒部材として構成されており、図3に示すように、その内部にはノズル通路76が形成されている。また、ノズルホルダ64は、図2または図3に示すように、その上端部に径方向に延びる水平部68が形成されている。
第1昇降装置50は、図4に示すように、第1リニアモータ51と、第1リニアモータ51の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第1Z軸スライダ52と、を備える。第1Z軸スライダ52には、ノズルホルダ64に設けられた水平部68に係合(当接)可能な第1係合部52aが形成されている。これにより、ノズルホルダ64は、第1Z軸スライダ52の昇降に伴って昇降可能となっている。ノズルホルダ64は、吸着ノズル60が取り付けられるから、ノズルホルダ64の昇降に伴って吸着ノズル60を昇降することができる。
第2昇降装置55は、図4に示すように、第1昇降装置50の第1Z軸スライダ52に取り付けられた第2リニアモータ56と、第2リニアモータ56の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第2Z軸スライダ57と、を備える。第2Z軸スライダ57には、吸着ノズル60のフランジ部62の上面に係合(当接)可能な第2係合部57aが形成されている。これにより、吸着ノズル60は、第2Z軸スライダ57の昇降に伴って昇降可能となっている。本実施形態では、第2昇降装置55による第2Z軸スライダ57のストローク距離は、第1昇降装置50による第1Z軸スライダ52のストローク距離よりも短くなっている。ヘッドユニット40は、第1昇降装置50によって吸着ノズル60に吸着された部品PのZ方向位置を大まかに調整した後、第2昇降装置55によってその部品PのZ方向位置を細かく調整することができる。また、第2Z軸スライダ57には、吸着ノズル60の吸着部61に部品Pを当接させて吸着する際や、吸着ノズル60に吸着された部品Pを基板Sに当接させて実装する際に吸着ノズル60に対して作用する加圧力A(荷重)を検出するための圧力センサ59が設けられている。
負圧供給装置70は、図3に示すように、真空ポンプなどの負圧源71と、フレーム通路72と、ヘッド通路73と、負圧導入通路74と、ノズル通路76と、正圧導入通路78と、切替弁80と、を備える。フレーム通路72は、ヘッドユニット40のフレーム41内に形成され、負圧源71に接続されている。ヘッド通路73は、フレーム通路72と連通し、ヘッドユニット40の中心軸に沿って延びるように形成されている。負圧導入通路74は、ヘッド通路73と連通し、ホルダ保持部42bの中心軸から放射状に延びるように複数形成されている。ノズル通路76は、ノズルホルダ64に装着される吸着ノズル60の吸着口と連通するよう形成されている。正圧導入通路78は、正圧源(大気)に連通するよう負圧導入通路74と対応させて複数形成されている。
切替弁80は、ノズル通路76に対して対応する負圧導入通路74および正圧導入通路78を選択的に連通させる電磁弁である。この切替弁80は、図3に示すように、ホルダ保持部42bに形成されたスプール穴81に挿入される筒状部材であって、略中央部が縮径されたスプール82を備える。切替弁80は、スプール82が上方へ移動している場合には、ノズル通路76と負圧導入通路74とを連通すると共にノズル通路76と正圧導入通路78との連通を遮断する状態とし、スプール82が下方へ移動している場合には、ノズル通路76と負圧導入通路74との連通を遮断すると共にノズル通路76と正圧導入通路78とを連通する状態とする。
制御装置90は、図5に示すように、CPU91とROM92とHDD93とRAM94と入出力インターフェース95とを備える。これらはバス96を介して電気的に接続されている。制御装置90には、パーツカメラ26からの画像信号やマークカメラからの画像信号、圧力センサ59からの加圧力A、X軸スライダ32のX軸方向の位置を検出するX軸位置センサ37からの検出信号、Y軸スライダ34のY軸方向の位置を検出するY軸位置センサ39からの検出信号、第1Z軸スライダ52のZ軸方向の位置を検出する第1Z軸位置センサ53からの検出信号,第2Z軸スライダ57のZ軸方向の位置を検出する第2Z軸位置センサ58からの検出信号などが入出力インターフェース95を介して入力されている。一方、制御装置90からは、部品供給装置20への制御信号や基板搬送装置24への制御信号、XYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)への駆動信号、ヘッドユニット40(R軸モータ44やθ軸モータ46,第1リニアモータ51,第2リニアモータ56,切替弁80など)への駆動信号などが入出力インタフェース95を介して出力されている。
管理装置100は、例えば、汎用のコンピュータであり、図5に示すように、CPU101とROM102とHDD103とRAM104と入出力インタフェース105などを備える。これらは、バス106を介して電気的に接続されている。この管理装置100には、マウスやキーボード等の入力デバイス107から入力信号が入出力インタフェース105を介して入力されている。また、管理装置100からは、ディスプレイ108への画像信号が入出力インタフェース105を介して出力されている。HDD103は、基板Sの生産手順を記憶している。ここで、基板Sの生産手順とは、各部品実装機10においてどの部品Pをどの順番で基板Sへ実装するか、また、そのように部品Pを実装した基板Sを何枚作製するかなどを定めた手順をいう。この生産手順には、生産する基板Sに関する基板データや使用するヘッドユニット40に関するヘッドデータ、使用する吸着ノズル60に関するノズルデータ、実装する部品Pに関する部品データ、各部品Pの目標実装位置などが含まれている。管理装置100は、オペレータが入力デバイス107を介して入力したデータに基づいて生産手順を作成し、作成した生産手順を各部品実装機10へ送信する。
次に、こうして構成された部品実装機10の動作、特に、部品供給装置20により部品供給位置に供給された部品Pを吸着する際の動作について説明する。図6および図7は、制御装置90のCPU91により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、部品Pの実装指示がなされたときに実行される。なお、実装指示は、部品Pに関する部品情報(部品Pの種類やサイズなど)や、部品供給装置20により部品Pが供給される部品供給位置(Xs,Ys,Zs)、部品Pの目標実装位置(X*,Y*,Z*)などが含まれている。
部品実装処理が実行されると、制御装置90のCPU91は、まず、部品供給位置(Xs,Ys,Zs)と目標実装位置(X*,Y*,Z*)とを取得する(S100)。そして、CPU91は、複数の吸着ノズル60のうち吸着対象のノズル(対象ノズル)のXY軸方向の位置が部品供給位置のXY座標(Xs,Ys)に一致するようXYロボット30(X軸モータ36,Y軸モータ38およびR軸モータ44)を駆動制御する(S110)。また、CPU91は、対象ノズルの下降が開始されるよう第1昇降装置50(第1リニアモータ51)を駆動制御する(S120)。ここで、S120の処理は、対象ノズルが比較的高速の速度V1で下降するよう第1昇降装置50を駆動制御することにより行われる。
次に、CPU91は、第1Z軸位置センサ53および第2Z軸位置センサ58からの検出信号に基づいて特定される吸着ノズル先端のZ軸位置Zを入力し(S130)、入力したZ軸位置Zが部品供給位置のZ座標(Zs)を含む所定範囲(下限位置Zloおよび上限位置Zhiとにより定まる範囲)内にあるか否か(S140)、Z軸位置Zが下限位置Zloよりも下にあるか否か(S150)、をそれぞれ判定する。図8は、吸着ノズル60が部品Pを吸着するZ軸方向における範囲を説明する説明図である。所定範囲は、図示するように、吸着ノズル先端が本来の部品供給位置のZ座標(Zs)に対して若干高い上限位置Zhiと若干低い下限位置Zloとの間の範囲であり、部品Pやテープ22,部品供給装置20等の誤差を考慮したマージンを含む範囲である。
CPU91は、S140でZ軸位置Zが所定範囲内にないと判定し、S150でZ軸位置Zが下限位置Zloよりも下にない(Z軸位置Zが上限位置Zhiよりも上にある)と判定すると、S130に戻ってS130〜S150の処理を繰り返す。
一方、CPU91は、S140でZ軸位置Zが所定範囲内にあると判定すると、圧力センサ59からの加圧力Aを入力し(S160)、入力した加圧力Aが所定圧力値Aref以上であるか否かを判定する(S170)。ここで、所定圧力値Arefは、吸着ノズル60が部品Pに接触したことを判断するための閾値である。CPU91は、加圧力Aが所定圧力値Aref以上でないと判定すると、S130に戻って上述の処理を繰り返し、加圧力Aが所定圧力値Aref以上であると判定すると、対象ノズルへの負圧の供給が開始されるよう対応する切替弁80を駆動制御して(S180)、所定時間が経過するのを待つ(S190)。ここで、所定時間は、対象ノズルを部品Pに一定圧で押し当てるのに必要な時間(押し当て時間)と、対象ノズルが部品Pを吸着できる程度に負圧が立ち上がるのに必要な時間(立ち上がり時間)との何れか長い方に合わせて定められる。本実施形態では、負圧供給装置70は、立ち上がり時間が押し当て時間以下の時間となるよう設計されている。したがって、対象ノズルが部品Pに接触してから対象ノズル(吸着部61)に対して負圧の供給を開始するものとしても、押し当て時間を超える余分な待ち時間の発生を抑制することができる。
CPU91は、S190で所定時間が経過したと判定すると、対象ノズルが上昇するよう第1昇降装置50および第2昇降装置55を駆動制御し(S200)、次に部品Pを吸着させるべき吸着ノズル60があるか否かを判定する(S210)。CPU91は、次の吸着ノズル60があると判定すると、次の吸着ノズル60を対象ノズルに設定して(S220)、S110の処理に戻って、S110〜S210の処理を繰り返す。そして、CPU91は、S210で次の吸着ノズル60がないと判定すると、S240の処理に進む。
CPU91は、S150でZ軸位置Zが下限位置Zloよりも下にあると判定すると、対象ノズルが部品Pに接触したことが検出されないままZ軸位置Zが下限位置Zloを下回ったため、そこに部品Pがないと判断して、部品切れエラーを出力して(S230)、S240の処理に進む。S230の処理は、部品切れエラーを管理装置100に送信することにより行われる。部品切れエラーを受信した管理装置100は、部品供給装置20に部品切れが発生した旨の警告画面をディスプレイ108に表示する。
次に、CPU91は、XYロボット30を駆動制御して部品Pを吸着させた吸着ノズル60をパーツカメラ26上方へ移動させ(S240)、パーツカメラ26による撮像を行い(S250)、得られた撮像画像を処理して(S260)、撮像画像に全ての吸着ノズル60に対して部品Pが写っているか否かを判定する(S270)。CPU91は、撮像画像に部品Pが写っていると判定すると、その部品Pの吸着位置に基づいて目標実装位置(X*,Y*,Z*)を補正し(S280)、対象ノズルを目標実装位置に移動させて(S290)、対象ノズルに吸着されている部品Pを目標実装位置に実装する実装処理を行う(S300)。そして、CPU91は、次に実装すべき部品P(吸着ノズル60に吸着されている部品P)があるか否かを判定し(S310)、次の部品Pがあると判定すると、次の部品Pを実装する吸着ノズル60を対象ノズルに設定し(S320)、S290に戻って対象ノズルを目標実装位置へ移動させて実装する実装処理を繰り返し、次の部品Pがないと判定すると、これで部品実装処理を終了する。
CPU91は、S270で撮像画像に部品Pが写っていない吸着ノズル60があると判定すると、部品落下エラーを出力して(S330)、部品実装処理を終了する。S330の処理は、部品落下エラーを管理装置100に送信することにより行われる。部品落下エラーを受信した管理装置100は、部品実装機10の機内に部品が落下している旨の警告画面をディスプレイ108に表示し、オペレータに対して機内の確認を促す。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態の部品実装機10が本発明の「部品実装機」に相当し、吸着ノズル60が「吸着部材」に相当し、ヘッドユニット40が「ヘッド」に相当し、負圧供給装置70が「負圧供給装置」に相当し、第1昇降装置50および第2昇降装置55が「昇降装置」に相当し、圧力センサ59と部品実装処理のS160,S170の処理を実行する制御装置90のCPU91とが「接触検出器」に相当し、部品実装処理のS100〜S210の処理を実行する制御装置90(CPU91)が「コントローラ」に相当する。
以上説明した本実施形態の部品実装機10によれば、吸着ノズル60に部品Pを吸着させる際、圧力センサ59により吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出された後に、当該吸着ノズル60(吸着部61)に対して負圧の供給が開始されるよう負圧供給装置70(切替弁80)を制御する。これにより、吸着ノズル60(吸着部61)への負圧の供給をより適切なタイミングで開始させることができる。特に、複数の吸着ノズル60を装着可能なヘッドユニット60を備え、負圧供給装置70を、同一の負圧源71からそれぞれの吸着ノズル60に独立して負圧を供給可能に構成した場合、一方の吸着ノズル60が負圧の供給を受けて部品Pを吸着している状態で、他方の吸着ノズル60が部品Pを吸着する前に負圧の供給を受けると、他方の吸着ノズル60から負圧が抜けることで、一方の吸着ノズル60が受けている負圧に不足が生じ、部品Pが落下する場合が考えられる。本実施形態の部品実装機10では、吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出されてから負圧の供給を開始するから、上述した不都合は生じない。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、複数の吸着ノズル60の全てについて吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出されてから当該吸着ノズル60への負圧の供給を開始するものとしたが、複数の吸着ノズル60のうち最初に部品Pを吸着する吸着ノズル60については部品Pに接触する前に負圧の供給を開始するものとしてもよい。この場合、他に部品Pを吸着している吸着ノズル60がないから、部品Pを吸着しようとしている吸着ノズル60から負圧が抜けるものとしても、他の吸着ノズル60から部品Pが落下するという問題は生じない。
また、上述した実施形態では、部品実装機10は、複数の吸着ノズル60を備えるものとしたが、吸着ノズル60の数は1つであってもよい。
また、上述した実施形態では、吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出されてから、当該吸着ノズル60(吸着部61)に対して負圧の供給を開始するものとしたが、これに限定されるものではなく、吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出される前に、当該吸着ノズル60に対して負圧の供給を開始し、所定時間内に吸着ノズル60が部品Pに接触したことが検出されなかった場合には負圧の供給を停止するものとしてもよい。この場合、図6の部品実装処理に代えて図9の部品実装処理を実行するものとすればよい。なお、図9の各処理のうち図6と同一の処理については同一のステップ番号を付し、その説明は重複するから省略する。
図9の部品実装処理では、CPU91は、S120で対象ノズルの下降を開始した後、Z軸位置Zを入力し(S400)、入力したZ軸位置Zが部品供給位置のZ座標(前述した上限位置Zhi)よりも上の所定位置Zpreに到達したか否かを判定する(S410)。CPU91は、Z軸位置Zが所定位置Zpreに到達したと判定すると、対象ノズルへの負圧の供給を開始して(S420)、S130の処理に進む。また、CPU91は、S130,S140でZ軸位置Zが下限位置Zloおよび上限位置Zhiにより定まる所定範囲内にあり、S160,S170で加圧力Aが所定圧力値Aref以上となった後も、負圧の供給は維持する。また、CPU91は、S150でZ軸位置Zが下限位置Zloよりも下にあると、部品切れと判定して、対象ノズルへの負圧の供給を停止する(S430)。これにより、吸着ノズル60が部品Pを吸着する前に負圧の供給を受けても、部品Pが吸着されないまま当該吸着ノズル60に負圧が供給され続けるのを回避することができる。
また、上述した実施形態では、吸着ノズル60に物体(部品P)が接触したことを、第2Z軸スライダ57に設けた圧力センサ59を用いて検出するものとしたが、吸着ノズル60が物体に接触したことを検出できるものであれば、これに限られない。例えば、タッチセンサを用いるものとしてもよいし、センサを省略し第2リニアモータ56の負荷電流の増大に基づいて制御装置90が接触を検出するものとしてもよい。また、下降時に吸着ノズルが他の物体に接触すると吸着ノズルが備える複数の部材が相対移動するようにし、この相対移動の有無により接触を検出してもよい。図10は、この場合の変形例のヘッドユニット40Bの一部を示す部分断面図である。図11は、図10のA−A断面図である。変形例のヘッドユニット40Bは、第2昇降装置55が備える圧力センサ59に代えて、光学センサ110を備えている。また、吸着ノズル60Bは、遮蔽部61a,管状部63a,スプリング63bを備える。管状部63aは、第1昇降装置50や第2昇降装置55の駆動に伴って上下に昇降する。吸着部61は、スプリング63bを介して管状部63aに接続された円筒状の部材であり、先端(下端)に部品Pを吸着可能である。吸着部61は、内周面が管状部63aの外周面に接触しており、管状部63aに対して相対的に上下に摺動可能である。また、吸着部61は、上端に円筒状の遮蔽部61aを有している。光学センサ110は、投光器111と受光器112とを備えたセンサとして構成されている。このヘッドユニット40は、吸着部61の下端に他の物体が接触していない状態では、スプリング63bの弾性力によって管状部63aと吸着部61との相対位置が保たれており、投光器111から受光器112への光軸Lは遮蔽されない。一方、吸着ノズル60Bが下降して吸着部61の下端に他の物体が接触すると、吸着部61が管状部63aに対して上方に相対移動して、光軸Lを遮蔽部61aが遮蔽する。そのため、制御装置90は、受光器112が投光器111からの光軸を受光しなくなったことによって、吸着ノズル60Bが他の物体に接触したことを検出できる。このように吸着ノズルが備える複数の部材の上下の相対移動を検出する場合でも、上述した実施形態と同様に、吸着ノズルが下降する際の部品の接触を検出することができる。なお、吸着ノズルが備える複数の部材が相対移動の検出を行うセンサは、図10,図11に示した例に限られない。例えばフランジ62の下部に投光器及び受光器を取り付け、投光器からの光を遮蔽部61aの上面で反射させ、受光器が反射光を受光することでフランジ62と遮蔽部61aとの相対移動の検出を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、部品を昇降させる昇降装置として、2つの昇降装置(第1昇降装置50と第2昇降装置55)を備えるものとしたが、これに限定されるものではなく、一つのみを備えるものとしてもよいし、3つ以上備えるものとしてもよい。
本発明は、部品実装機の製造産業などに利用可能である。
10 部品装着装置、11 基台、12 筐体、20 部品供給装置、22 テープ、22a 収容部、24 基板搬送装置、26 パーツカメラ、30 XYロボット、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 Y軸ガイドレール、34 Y軸スライダ、36 X軸モータ、37 X軸位置センサ、38 Y軸モータ、39 Y軸位置センサ、40,40B ヘッドユニット、42 ロータリヘッド、42a 軸部、42b ホルダ保持部、43 ギヤ、44 R軸モータ、45 ギヤ、46 θ軸モータ、47 ギヤ、 50 第1昇降装置、51 第1リニアモータ、52 第1Z軸スライダ、52a 第1係合部、53 第1Z軸位置センサ、55 第2昇降装置、56 第2リニアモータ、57 第2Z軸スライダ、57a 第2係合部、58 第2Z軸位置センサ、59 圧力センサ、60,60B 吸着ノズル、61 吸着部、61a 遮蔽部、62 フランジ部、63a 管状部、63b スプリング、64 ノズルホルダ、65 スプリング、66 ギヤ、68 水平部、70 負圧供給装置、71 負圧源、72 フレーム通路、73 ヘッド通路、74 負圧導入通路、76 ノズル通路、78 正圧導入通路、80 切替弁、81 スプール穴、82 スプール、90 制御装置、91 CPU、92 ROM、93 HDD、94 RAM、95 入出力インタフェース、96 バス、100 管理装置、101 CPU、102 ROM、103 HDD、104 RAM、105 入出力インタフェース、106 バス、107 入力デバイス、108 ディスプレイ、110 光学センサ、111 投光器、112 受光器、P 部品、S 基板。

Claims (5)

  1. 部品供給装置により所定位置に供給された部品を吸着して実装対象物に実装する部品実装機であって、
    前記部品を吸着可能な吸着部材を有するヘッドと、
    負圧源からの負圧を前記吸着部材に供給可能な負圧供給装置と、
    前記吸着部材を昇降させる昇降装置と、
    前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出する接触検出器と、
    前記吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出された後に、前記吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする部品実装機。
  2. 請求項1記載の部品実装機であって、
    前記ヘッドは、複数の吸着部材を有し、
    前記負圧供給装置は、同一の負圧源から前記複数の吸着部材にそれぞれ独立して負圧を供給可能であり、
    前記コントローラは、前記複数の吸着部材のうち吸着対象の吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着対象の吸着部材が前記部品に接触したことが検出された後に、前記吸着対象の吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御する
    ことを特徴とする部品実装機。
  3. 請求項1または2記載の部品実装機であって、
    前記接触検出器は、前記吸着部材に対する加圧力を検出する加圧力検出器を有し、前記加圧力検出器が所定値以上の加圧力を検出することによって、前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出する
    ことを特徴とする部品実装機。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の部品実装機であって、
    前記昇降装置は、所定距離内で前記吸着部材を昇降可能な第1昇降装置と、前記第1昇降装置より前記吸着部材と共に昇降可能に構成され前記所定距離よりも短い距離内で前記吸着部材を昇降可能な第2昇降装置と、を備える
    ことを特徴とする部品実装機。
  5. 部品供給装置により所定位置に供給された部品を吸着して実装対象物に実装する部品実装機であって、
    前記部品を吸着可能な吸着部材を有するヘッドと、
    負圧源からの負圧を前記吸着部材に供給可能な負圧供給装置と、
    前記吸着部材を昇降させる昇降装置と、
    前記吸着部材の昇降位置を検出する昇降位置検出器と、
    前記吸着部材が前記部品に接触したことを検出する接触検出器と、
    前記吸着部材が前記所定位置に向かって下降するよう前記昇降装置を制御し、前記昇降位置検出器により検出された前記吸着部材の昇降位置が前記所定位置の手前にあるときに前記吸着部材に対して負圧の供給が開始されるよう前記負圧供給装置を制御し、前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出された場合には前記吸着部材に対する負圧の供給を継続し、前記昇降位置検出器により検出された前記吸着部材の昇降位置が前記所定位置に達した後も前記接触検出器により前記吸着部材が前記部品に接触したことが検出されなかった場合には前記吸着部材に対する負圧の供給が遮断されるよう前記負圧供給装置を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とする部品実装機。
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