JP2015084162A - 決済支援システム、決済支援装置、決済支援プログラム、決済支援方法 - Google Patents

決済支援システム、決済支援装置、決済支援プログラム、決済支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子レシートを発行する。
【解決手段】ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、ユーザ端末と、店舗端末と通信可能な決済支援装置とを備えた決済支援システムであって、店舗端末は、取引情報の入力を受け付け、取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力し、取引情報を、決済支援装置に送信し、ユーザ端末は、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成して決済支援装置に送信し、決済支援装置は、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して取引識別情報に対応付けて記憶し、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信し、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して行う決済を支援する技術に関する。
商品やサービスの提供に対して代金を支払う取引において、商品やサービスを提供した店舗等は、顧客から代金が支払われたことに応じてレシート(領収書)を発行する。特許文献1、2には、店舗における取引に関する決済を、情報ネットワークを介して行うことが記載されている。
特開2003−337911号公報 特開2004−252588号公報
しかしながら、取引におけるレシートを紙に印刷して発行するのではなく、電子的な情報である電子レシートとして発行しようとする場合、顧客が有する何らかのコンピュータ装置に対して電子レシートを送信する必要がある。このためには、例えば店舗における決済の際に、顧客が有するメールアドレスなどを店舗側のコンピュータ装置に入力し、店舗側のコンピュータ装置が生成した電子レシートを、入力されたメールアドレスを宛先として送信することが考えられる。ただしこの場合、決済の際に顧客が店舗側のコンピュータ装置にメールアドレスを入力する手間が生じる。そこで、より効率良く、顧客に電子レシートを発行することが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、電子レシートを発行する決済支援システム、決済支援装置、決済支援プログラム、決済支援方法を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、ユーザのユーザ端末と、店舗端末と通信可能な決済支援装置とを備えた決済支援システムであって、店舗端末は、取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、受付部に取引情報が入力されると、取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、取引情報を、決済支援装置に送信する取引情報送信部と、を備え、ユーザ端末は、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、二次元バーコード読取部が読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備え、決済支援装置は、取引識別情報ごとに、取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部と、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して電子レシート記憶部に記憶させる電子レシート生成部と、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信する電子レシート取得要求受信部と、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを電子レシート記憶部から読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信する電子レシート送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、店舗端末は、取引情報送信部が送信した取引情報に応じて、決済支援装置から送信される二次元バーコードを受信する二次元バーコード受信部を備え、出力部は、二次元バーコード受信部が受信した二次元バーコードを出力し、決済支援装置は、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、二次元バーコードを生成し、生成した二次元バーコードを店舗端末に送信する二次元バーコード生成部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、店舗端末は、受付部に取引情報が入力されると、取引情報に応じた決済処理を行う決済処理部を備え、店舗端末の取引情報送信部は、決済処理の処理結果を含む取引情報を、決済支援装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、決済支援装置は、ユーザのクレジットカードに関するカード情報が記憶されるカード情報記憶部と、店舗端末から送信された取引情報とカード情報とに基づいて決済処理を行う決済処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、取引識別情報は、複数の店舗端末のうちから取引を行う店舗の店舗端末を識別する情報であることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、ユーザと行う取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、受付部に取引情報が入力されると、取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、取引情報を、決済支援装置に送信する取引情報送信部と、を備える店舗端末と、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、二次元バーコード読取部が読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備えるユーザ端末とに接続された決済支援装置であって、取引識別情報ごとに、取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部と、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して電子レシート記憶部に記憶させる電子レシート生成部と、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信する電子レシート取得要求受信部と、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを電子レシート記憶部から読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信する電子レシート送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、ユーザと行う取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、受付部に取引情報が入力されると、取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、取引情報を、決済支援装置に送信する取引情報送信部と、を備える店舗端末と、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、二次元バーコード読取部が読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備えるユーザ端末とに接続され、取引識別情報ごとに、取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部を備えた決済支援装置のコンピュータに、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して電子レシート記憶部に記憶させるステップと、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信するステップと、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを電子レシート記憶部から読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信するステップと、を実行させる決済支援プログラムである。
また、本発明の一態様は、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、ユーザのユーザ端末と、店舗端末と通信可能であって、取引を識別する取引識別情報ごとに、取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部を備えた決済支援装置とを備えた決済支援システムの、店舗端末が、取引の内容に関する取引情報の入力を受け付けるステップと、取引情報を、決済支援装置に送信するステップと、決済支援装置が、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して電子レシート記憶部に記憶させるステップと、店舗端末が、取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力するステップと、ユーザ端末が、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取るステップと、読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を決済支援装置に送信するステップと、決済支援装置が、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信するステップと、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを電子レシート記憶部から読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信するステップと、を実行する決済支援方法である。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、ユーザ端末と、店舗端末と通信可能な決済支援装置とを備えた決済支援システムであって、店舗端末は、取引情報の入力を受け付け、取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力し、取引情報を、決済支援装置に送信し、ユーザ端末は、店舗端末から出力される二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成して決済支援装置に送信し、決済支援装置は、店舗端末から送信される取引情報に基づいて、電子レシートを生成して取引識別情報に対応付けて記憶し、ユーザ端末から送信される電子レシート取得要求を受信し、電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末に送信するようにしたので、電子レシートを発行することができる。
本発明の第1の実施形態による決済支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態による取引情報のデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による二次元バーコードの生成依頼に含まれるデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による第1の電子レシートの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による第2の電子レシートの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態による決済支援システムの動作例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による決済支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態によるユーザ情報のデータ例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による支払要求に含まれるデータ例を示す図である。 本発明の第2の実施形態による決済支援システムの動作例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による決済支援システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態による支払要求に含まれるデータ例を示す図である。 本発明の第3の実施形態による決済支援システムの動作例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態による決済支援システム1の構成を示すブロック図である。決済支援システム1は、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末10と、ユーザのユーザ端末20と、店舗端末10と通信可能な決済支援装置30とのコンピュータ装置を備えており、決済支援装置30は、クレジットカードネットワークシステム5を介してクレジットカード会社のカード会社装置6に接続されている。ここでは、店舗端末10とユーザ端末20とはそれぞれ1台を図示して説明するが、決済支援システム1は、複数の会社、複数の店舗に設置された複数の店舗端末10を備えていてもよいし、これらの複数の店舗で取引を行う複数のユーザのユーザ端末20を備えていてもよい。クレジットカードネットワークシステム5には、1台のカード会社装置6が接続されている例を図示して説明するが、複数のクレジットカード会社の複数のカード会社装置6が接続されていてもよい。
クレジットカードネットワークシステム5は、クレジットカード会社のカード会社装置6にオンライン回線で接続し、決済を行う取引情報の中継や、クレジットカードの正当性の検証や利用限度額などの有効性を判定するコンピュータシステムである。
カード会社装置6は、ユーザと店舗との間の取引に応じた代金を店舗に支払うカード会社のコンピュータ装置である。カード会社装置6は、カード会社が予めクレジットカードを発行した会員の氏名、生年月日、住所、代金の請求対象である銀行口座、カードの有効期限、利用限度額、クレジットカードの利用履歴などの会員情報を記憶している。また、カード会社装置6は、カード会社装置6のカード会社が発行したクレジットカードに基づく取引を行うことが予め定められた会社や店舗等の加盟店に関する加盟店情報を記憶している。
また、カード会社装置6は、取引におけるクレジットカード決済を承認するか否かを判定するオーソリゼーション処理を行う。例えば、カード会社装置6は、決済支援装置30から送信されるオーソリゼーション要求に応じて所定のオーソリゼーション処理を行い、オーソリゼーション結果を決済支援装置30に送信する。具体的には、カード会社装置6は、オーソリゼーション要求に含まれるカード番号や決済要求代金の金額などに応じて、カード番号のチェックサムなどにより不正なカードであるか否かを判定するとともに、予め記憶している会員情報に含まれるカードの有効期限、利用限度額などの情報に基づいて、決済要求に応じた決済を承認するか否かを判定する。また、カード会社装置6は、判定結果をオーソリゼーション結果として、オーソリゼーション要求の送信元である決済支援装置30に送信する。カード会社装置6は、例えば加盟店毎の利用限度額などを予め記憶しておき、加盟店毎の利用限度額を超える金額のオーソリゼーション要求が送信された場合には、決済を承認しないようにしてもよい。
店舗端末10は、店舗においてユーザに購入される商品に応じた購入金額の決済を行ない、他の店舗間で販売情報等の情報共有を行なうPOS(Point of sale system)レジスタの機能を備えており、店舗の従業員により操作される。店舗端末10は、POSレジスタの専用端末でもよいが、例えばPC(Personal computer)、タブレットPC、スマートフォン等の汎用端末に、POSレジスタの機能を有するアプリケーションプログラムをインストールしたものであってもよい。本実施形態では、店舗端末10はスマートフォンであり、POSレジスタの機能を有するPOSアプリケーションが予めインストールされているものとして説明する。また、POSアプリケーションは、店舗を運営する会社を識別する会社コード、店舗を識別する店舗コード、店舗端末10を識別する端末番号等を予め記憶しているものとする。店舗端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、受付部14と、決済処理部15と、取引情報送信部16と、二次元バーコード受信部17とを備えている。
通信部11は、ネットワークを介して決済支援装置30と通信する。
入力部12は、キーボードやタッチパネル、バーコードリーダ等のデバイスであり、操作に応じた入力信号を生成する。例えば、入力部12には、店舗においてユーザが購入する商品の品目、個数、金額等の取引情報が入力される。また、入力部12は、クレジットカードの情報を読み取るカードリーダを含んでいてもよい。このようなカードリーダは、店舗端末10がスマートフォンであれば、例えばイヤホンジャックやUSB(Universal Serial Bus)等により接続可能な専用機器を接続することができる。カードリーダは、ユーザから販売員に提示されたクレジットカードから、クレジットカードのカード番号を読み取る。例えば、カードリーダは、IC(Integrated Circuit)カードであるクレジットカードを読み取るICカードリーダでもよいし、磁気カードであるクレジットカードを読み取る磁気カードリーダでもよい。クレジットカードによる支払を行う場合、入力部12は、支払回数やクレジットカード認証のためのPIN(Personal identification number)等の入力を受け付ける。
出力部13は、情報を出力するデバイスである。例えば、出力部13は各種情報を表示するディスプレイであり、店舗端末10がスマートフォンであれば、出力部13はタッチパネルである。例えば、出力部13は、入力部12に対する取引情報の入力を受付部14が受け付け、受け付けた取引情報に基づいて決済支援装置30から取得される二次元バーコードを出力する。
ここで、二次元バーコードには、取引を識別する取引識別情報が含まれている。本実施形態では、取引ごとに生成された電子レシートが決済支援装置30に記憶されており、取引識別情報は、決済支援装置30において対応する電子レシートが記憶されている場所を示す情報である。より具体的には、取引識別情報は、取引に応じた電子レシートを参照するためのURL(Uniform Resource Locator)である。ユーザ端末20は、出力部13が出力した二次元バーコードを読み取り、二次元バーコードに含まれる取引識別情報としてのURLを検出し、検出したURLを接続先として決済支援装置30に接続することにより、取引に応じた電子レシートを取得することができる。このようにすれば、店舗における決済の際に、ユーザのメールアドレス等の情報を入力する手間をかけることなく、取引に対する電子レシートを、取引を行ったユーザのユーザ端末20に効率良く送信することができる。
受付部14は、入力部12に対する操作に応じて生成される入力信号に基づいて各種情報の入力を受け付ける。例えば、受付部14は、入力部12に対する操作に応じて、取引の金額、支払方法、クレジットカード情報、支払回数、PIN等の取引情報の入力を受け付ける。
決済処理部15は、受付部14に取引情報が入力されると、その取引情報に応じた決済処理を行う。本実施形態において、決済処理とは、決済を行うための取引情報が含まれる決済要求を決済支援装置30に送信し、決済支援装置30から送信される決済処理の処理結果を取得する処理をいう。
図2は、取引情報のデータ例を示す図である。取引情報には、端末情報、購入情報、支払情報、決済情報等の項目が含まれ、端末情報には、会社コード、店舗コード、端末番号等の項目が含まれる。
購入情報には、購入情報ID(identifier)、購入商品品目、個数、金額、決済(購入)金額合計等の項目が含まれる。購入情報IDは、店舗におけるユーザの1回の購入行為を識別する情報である。購入商品品目は、1回の購入行為によってユーザが購入した商品の品目を示す情報である。個数は、購入商品品目が示す商品をユーザが購入した個数を示す情報である。金額は、購入商品品目と個数とに応じた金額を示す情報である。1回の購入行為に複数の商品品目の商品を購入する場合、購入商品品目と、個数と、金額との情報の複数の組み合わせが含まれていてもよい。決済(購入)金額合計は、1回の購入行為による金額の合計を示す情報である。
支払情報には、支払区分と、支払回数等の項目が含まれる。支払区分とは、支払方法の区分であり、例えば分割払い、リボ払いなどが適用される。支払回数とは、分割払いの場合の支払回数である。
決済情報は、決済を行うクレジットカードに関する情報であり、会員IDと、端末識別IDと、利用クレジットカードIDとが含まれる。会員IDは、クレジットカードの会員であるユーザを識別する情報である。端末識別IDは、ユーザが利用するユーザ端末120を識別する情報である。利用クレジットカードIDは、ユーザが利用するクレジットカードを識別する情報であり、例えばカード番号である。
ここで、決済処理部15は、このような取引情報の項目のうち、決済のための必要な項目の情報が含まれる決済要求を、決済支援装置30に送信する。
取引情報送信部16は、受付部14が入力を受け付けた取引情報を、電子レシートと二次元バーコードを生成するために決済支援装置30に送信する。本実施形態では、取引情報送信部16は、決済処理部15による決済処理の処理結果を含む取引情報が含まれる二次元バーコードの生成依頼を、決済支援装置30に送信する。
図3は、取引情報送信部16が決済支援装置30に送信する二次元バーコードの生成依頼に含まれるデータ例を示す図である。この例では、二次元バーコードの生成依頼には、取引情報に含まれる項目のうち、端末情報と、電子レシートに含ませるためのレシート情報とが含まれる。レシート情報とは、店舗において顧客に渡す場合にレシートに印刷する情報であり、取引を行った商品名や単価等の情報が含まれる。
二次元バーコード受信部17は、取引情報送信部16が送信した二次元バーコードの生成依頼に応じて、決済支援装置30から送信される二次元バーコードを受信する。
ユーザ端末20は、ユーザに携帯されるタブレットPC、スマートフォン等の可搬コンピュータ端末である。本実施形態では、ユーザ端末20はスマートフォンであるとして説明する。ユーザ端末20は、通信部21と、出力部22と、二次元バーコード読取部23と、電子レシート取得部24とを備えている。
通信部21は、ネットワークを介して決済支援装置30と通信する。
出力部22は、情報を出力するデバイスである。例えば、出力部22は各種情報を表示するディスプレイであり、タッチパネルである。
二次元バーコード読取部23は、店舗端末10から出力される二次元バーコードを読み取る。例えば、二次元バーコード読取部23は、画像を撮像するカメラを備えており、撮像画像に含まれる二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードに含まれる情報を検出する。本実施形態では、二次元バーコード読取部23は、二次元バーコードに含まれるURLを検出する。
電子レシート取得部24は、二次元バーコード読取部23が読み取った二次元バーコードに含まれる取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を決済支援装置30に送信する。本実施形態では、電子レシート取得部24は、二次元バーコードに含まれるURLを接続先とした接続要求である電子レシート取得要求を決済支援装置30に送信する。また、電子レシート取得部24は、送信した電子レシート取得要求に応じて決済支援装置30から送信される電子レシートを受信し、出力部22に出力させる。これにより、取引を行ったユーザに対して、二次元バーコードを用いて効率良く電子レシートをみせることができる。
図4は、出力部22が出力する第1の電子レシートの例を示す図である。第1の電子レシートは、クレジットカード決済を行った場合のレシート(お客様控え)が電子化された情報であり、店舗名や店舗ロゴ、店舗住所、店舗電話番号、カード発行会社、会員番号、有効期限、お取扱日、処理通番、承認番号、伝票番号、取引内容、商品区分、取扱(支払)区分、合計金額、店舗番号、端末番号、担当者、取扱時間等の項目の情報が含まれる。
図5は、出力部22が出力する第2の電子レシートの例を示す図である。第1の電子レシートは、取引における購入商品等に対するレシートが電子化された情報であり、店舗住所、店舗電話番号、購入を行った年月日(曜日)と時間、商品名、単価、個数合計、小計、消費税、合計、お預り(金額)、お釣り(金額)、担当者、取引NO(番号)等の項目の情報が含まれる。
このように、電子レシート取得部24は、第1の電子レシートと第2の電子レシートとを取得して表示することができる。
決済支援装置30は、通信部31と、決済中継部32と、電子レシート記憶部33と、電子レシート生成部34と、二次元バーコード生成部35と、電子レシート取得要求受信部36と、電子レシート送信部37とを備えている。
通信部31は、ネットワークを介して店舗端末10およびユーザ端末20と通信する。
決済中継部32は、店舗端末10から送信される決済要求に基づいてクレジットカードネットワークシステム5に接続し、オーソリゼーション処理や決済処理等を行って決済結果を取得し、決済結果を店舗端末10に送信する。
電子レシート記憶部33には、取引識別情報ごとに、取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される。例えば、決済支援装置30はウェブサーバの機能を備えており、ユーザに対して公開する記憶領域に電子レシートを記憶する。ここでは、例えば電子レシートを画像ファイルとして生成し、取引識別情報を含むURLが示す接続先ごとに、対応する電子レシートの画像ファイルを記憶させる。取引識別情報を含むURLが示す接続先としては、例えばユーザごとに作成された記憶領域であるフォルダに、そのユーザの1または複数の電子レシートの画像ファイルを、画像ファイルごとにファイル名が異なるように記憶させてもよいし、画像ファイルごとにフォルダ分けして記憶させてもよい。URLは、例えば全てのユーザに対する同一のホスト名の後に、取引情報に含まれるいくつかの項目の情報(例えば、会社コード、店舗コード、端末番号、購入情報ID)に基づいて算出したユニークなハッシュ値を連結させたもの等とすることができる。
電子レシート生成部34は、店舗端末10から送信される二次元バーコードの生成依頼に含まれる取引情報に基づいて、電子レシートを生成して電子レシート記憶部33に記憶させる。
二次元バーコード生成部35は、店舗端末10から送信される二次元バーコードの生成依頼に含まれる取引情報に基づいて、二次元バーコードを生成し、生成した二次元バーコードを店舗端末10に送信する。ここで、二次元バーコード生成部35は、生成依頼に含まれる取引情報の取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを生成する。具体的には、二次元バーコード生成部35は、生成依頼に含まれる取引情報に基づいて電子レシート生成部34が生成した電子レシートを参照するためのURLが含まれる二次元バーコードを生成し、店舗端末10に送信する。
電子レシート取得要求受信部36は、ユーザ端末20から送信される電子レシート取得要求を受信する。
電子レシート送信部37は、電子レシート取得要求受信部36が受信した電子レシート取得要求に含まれる取引識別情報に対応付けられた電子レシートを電子レシート記憶部33から読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末20に送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態による決済支援システム1の動作例を説明する。図6は、本実施形態による決済支援システム1の動作例を示す図である。
ユーザが店舗において購入する商品等を決定すると、店舗の従業員は、店舗端末10を操作し、ユーザが購入する商品の商品品目、個数、金額等の取引情報を入力する。店舗端末10の受付部14は、入力された情報を受け付ける(ステップS1)。さらに、店舗端末10は、出力部13に支払方法の選択画面を表示する。例えば、現金払い、クレジットカード払い等の複数の支払方法からいずれかの支払方法を選択する画面を表示する。受付部14は、いずれかの支払方法の選択を受け付ける(ステップS2)。ここで、クレジットカード払いが選択されると、従業員は、ユーザから提示されるクレジットカードを店舗端末10に読み取らせる。例えば、店舗端末10の入力部12が備えるカードリーダが、クレジットカードから情報を読み取る(ステップS3)。
店舗端末10は、出力部13に支払回数等の入力画面を表示し、受付部14は、支払回数等の入力を受け付ける(ステップS4)。ここで、利用するクレジットカードがICクレジットカードである場合、受付部14は、クレジットカードに対応するPINの入力を受け付ける(ステップS5)。クレジットカードが磁気クレジットカードである場合は、ユーザからサインを受け取るようにしてもよい。
決済処理部15は、受付部14に入力された取引情報に基づいて、決済支援装置30に決済要求を送信する(ステップS6)。決済支援装置30の決済中継部32は、店舗端末10から送信される決済要求を受信すると、クレジットカードネットワークシステム5に接続し、クレジットカードネットワークシステム5とカード会社装置6とによる決済処理を中継する(ステップS7)。決済支援装置30は、決済処理が完了すると、決済結果を店舗端末10に送信する。
店舗端末10は、出力部13にレシート受取方法の選択画面を表示する。例えば、紙によるレシート受取、電子メール(SMS(Short Message Service))によるレシート受取、電子レシートによるレシート受取等の複数のレシート受取方法からいずれかのレシート受取方法を選択する選択画面を表示する。受付部14は、いずれかのレシート受取方法の選択を受け付ける(ステップS8)。ここで、紙によるレシート受取が選択された場合、店舗端末10は、例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信によりプリンタに接続し、レシートを印刷する。あるいは、電子メールによるレシート受取が選択された場合、ユーザからメールアドレスや携帯電話番号等の宛先の入力を受け付け、入力された宛先にレシート画像を含む電子メールを送信する。
電子レシートによるレシート受取が選択された場合、取引情報送信部16は、ステップS6における決済結果が含まれる取引情報を含む二次元バーコードの生成依頼を決済支援装置30に送信する(ステップS9)。決済支援装置30の通信部31が、店舗端末10から送信された二次元バーコードの生成依頼を受信する(ステップS10)。電子レシート生成部34は、通信部31が受信した生成依頼に含まれる取引情報に基づいて電子レシートを生成し、電子レシート記憶部33に記憶させる(ステップS11)。
二次元バーコード生成部35は、電子レシート記憶部33に記憶された電子レシートを参照するためのURLが含まれる二次元バーコードを生成し(ステップS12)、生成した二次元バーコードを店舗端末10に送信する(ステップS13)。店舗端末10の二次元バーコード受信部17が、決済支援装置30から送信された二次元バーコードを受信すると(ステップS14)、出力部13に表示させる(ステップS15)。ユーザ端末20の二次元バーコード読取部23は、店舗端末10の出力部13が表示した二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードからURLを検出する(ステップS16)。電子レシート取得部24は、二次元バーコード読取部23が検出したURLを接続先とした接続要求である電子レシート取得要求を、決済支援装置30に送信する(ステップS17)。
決済支援装置30の電子レシート取得要求受信部36が、ユーザ端末20から送信された電子レシート取得要求を受信すると、電子レシート送信部37は、電子レシート取得要求が示す接続先である電子レシート記憶部33の記憶領域から電子レシートを読み出し、読み出した電子レシートをユーザ端末20に送信する(ステップS18)。ユーザ端末20の電子レシート取得部24は、決済支援装置30から送信された電子レシートを受信すると、受信した電子レシートを出力部22に表示させる(ステップS19)。
以上説明したように、本実施形態によれば、二次元バーコードを用いることにより、決済の際にメールアドレスを入力する等の手間をかけることなく、簡単に、効率良くユーザに電子レシートを発行することができる。これにより、ユーザのCS(Customer satisfaction)の向上が期待できるとともにレジオペレーションを効率化することができる。また、本実施形態によれば、ユーザ端末20に特殊な機器を接続したり専用アプリケーションをインストールしたりすることなく、スマートフォンのような汎用端末が備えている通信機能や二次元バーコード読取機能等を用いて一連の処理を行うことができるため、効率良く決済支援システム1を構築することができる。
さらに、メールアドレスや電話番号等の個人情報が店舗端末10に入力されないため、例えば店舗が個人情報を管理するコストを低減することができるとともに、ユーザのメールアドレスが漏えいするリスクを低減することができる。
なお、店舗端末10が決済支援装置30に送信する二次元バーコードの生成依頼は、二次元バーコードと電子レシートとを生成するための情報が含まれるものであればよい。
また、本実施形態では、決済支援システム1によってクレジットカードによる決済の電子レシートを発行する例を示したが、決済支援システム1は、現金等による支払に対する電子レシートを発行することもできる。例えば、現金による支払の場合、ステップS2において現金の支払方法が選択されると、ステップS3からステップS7の処理を行わずに、ステップS8以降の処理を行う。
また、本実施形態では、店舗端末10が決済支援装置30に二次元バーコードの生成依頼を送信し、決済支援装置30が二次元バーコードを生成して店舗端末10に送信する例を示したが、例えばステップS8において電子レシートによる受取が選択された時点で、店舗端末10が二次元バーコードを生成して出力部13に表示させる処理と、取引情報を決済支援装置30に送信して電子レシートを生成させる処理とを並行して行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、決済支援装置30が決済中継部32を備える例を示したが、決済中継部32は、決済支援装置30とは異なる装置が備えるように構成することもできる。
また、例えば、ユーザ端末20がユーザのメールアドレスを二次元バーコード化して表示し、二次元バーコード化されたメールアドレスを店舗端末10が読み取り、読み取ったメールアドレスを宛先として電子レシートを送信することもできる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、店舗端末10がクレジットカードを読み取って決済支援装置30に対して決済要求を送信し、決済処理を行う例を示したが、本実施形態では、決済支援装置に予めユーザのカード情報を記憶させておき、決済の際には、その都度クレジットカードを読み取る等の操作を行うことなく、決済支援装置に予め記憶されたカード情報に基づいて決済処理を行う。これにより、ユーザはクレジットカードを持ち歩かなくてもクレジット決済を行うことができる。また、店舗ではクレジットカードを読み取るための専用機器等を用意しなくてもクレジット決済を行うことができ、かつユーザに対して効率良く電子レシートを発行することができる。
図7は、本実施形態による決済支援システム100の構成を示すブロック図である。決済支援システム100は、第1の実施形態における決済支援システム1と同様の構成であり、決済支援システム100は、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末110と、ユーザのユーザ端末120と、店舗端末110と通信可能な決済支援装置130とのコンピュータ装置を備えており、決済支援装置130は、クレジットカードネットワークシステム5を介してクレジットカード会社のカード会社装置6に接続されている。ここでは、店舗端末110とユーザ端末120とはそれぞれ1台を図示して説明するが、決済支援システム100は、複数の会社、複数の店舗に設置された複数の店舗端末110を備えていてもよいし、これらの複数の店舗で取引を行う複数のユーザのユーザ端末120を備えていてもよい。クレジットカードネットワークシステム5とカード会社装置6とは、第1の実施形態と同様の構成である。
店舗端末110は、第1の実施形態における店舗端末10と同様の構成であり、通信部111と、入力部112と、出力部113と、受付部114と、取引情報送信部116と、二次元バーコード受信部117とを備えている。店舗端末110が備える通信部111と、入力部112と、出力部113と、受付部114と、取引情報送信部116と、二次元バーコード受信部117とは、第1の実施形態における店舗端末10が備える通信部11と、入力部12と、出力部13と、受付部14と、取引情報送信部16と、二次元バーコード受信部17と同様の構成である。
ユーザ端末120は、第1の実施形態におけるユーザ端末20と同様の構成であり、通信部121と、出力部122と、二次元バーコード読取部123と、電子レシート取得部124と、入力部125と、ユーザ情報登録部126と、支払要求部127とを備えている。通信部121と、出力部122と、二次元バーコード読取部123と、電子レシート取得部124とは、第1の実施形態におけるユーザ端末20が備える通信部21と、出力部22と、二次元バーコード読取部23と、電子レシート取得部24と同様の構成である。
本実施形態のユーザ端末120は、決済を行うためのアプリケーションプログラムである決済アプリケーションをインストールし、インストールした決済アプリケーションによって構成されるユーザ情報登録部126や支払要求部127により、カード情報を含むユーザ情報を決済支援装置130に送信して予め登録し、予め登録したユーザ情報による支払を行う。
入力部125は、キーボードやタッチパネル等のデバイスであり、操作に応じた入力信号を生成する。入力部125には、例えばユーザ情報などが入力される。
ユーザ情報登録部126は、ユーザのクレジットカードに関するクレジットカード情報を含むユーザ情報の入力を受け付け、入力されたユーザ情報を決済支援装置130に送信して登録する。
図8は、決済支援装置130に登録されるユーザ情報のデータ例を示す図である。ユーザ情報には、端末情報と、カード情報とが含まれる。端末情報は、ユーザが利用するユーザ端末120に関する情報であり、端末識別IDと、アプリIDとが含まれる。端末識別IDは、ユーザ端末120を識別する情報であり、例えば携帯電話端末の個体識別情報であるuidなどが適用できる。アプリIDは、ユーザ端末120にインストールされた決済アプリケーションを識別する情報である。
カード情報は、ユーザが利用するクレジットカードに関する情報であり、例えば、カード番号と、有効期限と、性別と、年齢と、氏名との情報が含まれる。カード番号は、ユーザが利用するクレジットカードを識別する情報である。有効期限は、ユーザが利用するクレジットカードの有効期限を示す情報である。性別は、クレジットカードを利用するユーザの性別を示す情報である。年齢は、クレジットカードを利用するユーザの年齢を示す情報である。氏名は、クレジットカードを利用するユーザの氏名を示す情報である。ここでは、ひとつのユーザ情報に複数のカード情報を対応付けることもできる。例えば、あるユーザが有する複数のクレジットカードを決済アプリケーションに対応付けておき、決済時には、複数のクレジットカードからいずれかのクレジットカードを選択して決済を行うようにすることができる。
支払要求部127は、ユーザ情報登録部126によって決済支援装置130に登録されたユーザ情報を用いたクレジットカードによる支払要求を決済支援装置130に送信する。
図9は、支払要求に含まれるデータ例を示す図である。支払要求には、購入情報と、決済情報とが含まれる。購入情報には、購入情報IDが含まれる。購入情報IDは、図2を用いて説明した取引情報に含まれる購入情報を識別する情報である。
決済情報は、決済を行うクレジットカードに関する情報であり、会員IDと、端末識別IDと、利用クレジットカードIDとが含まれる。会員IDは、クレジットカードの会員であるユーザを識別する情報である。端末識別IDは、ユーザが利用するユーザ端末120を識別する情報である。利用クレジットカードIDは、ユーザが利用するクレジットカードを識別する情報であり、例えばカード番号である。
図7に戻り、決済支援装置130は、第1の実施形態における決済支援装置30と同様の構成であり、決済処理部115と、通信部131と、電子レシート記憶部133と、電子レシート生成部134と、二次元バーコード生成部135と、電子レシート送信部137と、ユーザ情報記憶部138と、取引情報記憶部139とを備えている。通信部131と、電子レシート記憶部133と、電子レシート生成部134と、二次元バーコード生成部135と、電子レシート送信部137とは、第1の実施形態における30通信部31とが備える電子レシート記憶部33と、電子レシート生成部34と、二次元バーコード生成部35と、電子レシート送信部37と同様の構成である。
決済処理部115は、店舗端末110から送信された取引情報とクレジットカード情報とに基づいて決済処理を行う。
ユーザ情報記憶部138には、ユーザ端末120から送信されたユーザ情報が記憶される。
取引情報記憶部139には、店舗端末110から送信された取引情報が記憶される。
次に、図面を参照して、本実施形態による決済支援システム100の動作例を説明する。図10は、本実施形態による決済支援システム100の動作例を示す図である。
まず、ユーザ端末120は、ユーザからの操作に応じて、決済支援システム100による決済を行うための決済アプリケーションをダウンロードする(ステップS101)。決済アプリケーションは、決済支援装置130が記憶しておき、ユーザ端末120からの要求に応じて送信するようにしてもよいし、他のサーバ装置から送信するようにしてもよい。決済アプリケーションにより、決済支援システム100のユーザ情報登録部126と支払要求部127とが構成される。
ユーザ情報登録部126は、出力部122にユーザ情報の入力画面を表示させる。ユーザ情報登録部126は、入力部125に入力されるユーザ情報を受け付け、入力されたユーザ情報を記憶するともに、決済支援装置130に送信する(ステップS102)。決済支援装置130は、ユーザ端末120から送信されるユーザ情報を受信すると、ユーザ情報記憶部138に記憶させる(ステップS103)。
ユーザが店舗において購入する商品等を決定すると、店舗の従業員は、店舗端末110を操作し、ユーザが購入する商品の商品品目、個数、金額等の取引情報を入力する。店舗端末110の受付部114は、入力された情報を受け付ける(ステップS104)。さらに、店舗端末110は、出力部113に支払方法の選択画面を表示する。受付部114は、支払方法の選択を受け付ける(ステップS105)。ここで、クレジットカード払いが選択されると、取引情報送信部116は、取引情報を含む二次元バーコードの生成依頼を決済支援装置130に送信する(ステップS106)。決済支援装置130は、店舗端末110から送信された二次元バーコードの生成依頼を受信すると、受信した生成依頼に含まれる取引情報を取引情報記憶部139に記憶させる(ステップS107)。
二次元バーコード生成部135は、取引情報が含まれる二次元バーコードを生成し(ステップS108)、生成した二次元バーコードを店舗端末110に送信する(ステップS109)。店舗端末110の二次元バーコード受信部117が、決済支援装置130から送信された二次元バーコードを受信すると(ステップS110)、出力部113に表示させる(ステップS111)。ユーザ端末120の二次元バーコード読取部123は、店舗端末110の出力部113が表示した二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードから取引情報を検出する(ステップS112)。ユーザ端末120は、二次元バーコード読取部123が読み取った取引情報(支払内容)をユーザに確認させるための確認画面を表示する(ステップS113)。
入力部125に、ユーザから取引情報を確認したことを示す情報が入力されると、支払要求部127は、支払要求を決済支援装置130に送信する(ステップS114)。決済支援装置130の通信部131が、ユーザ端末120から送信された支払要求を受信すると、決済処理部115は、支払要求に含まれる決済情報に対応するカード情報をユーザ情報記憶部138から読み出す。また、決済処理部115は、支払要求に含まれる購入情報に対応する取引情報を取引情報記憶部139から読み出す。決済処理部115は、クレジットカードネットワークシステム5に接続し、読み出したカード情報と取引情報とに基づいて決済処理を行う(ステップS115)。
決済処理部115による決済処理が完了すると、電子レシート生成部134は、決済処理結果と、取引情報記憶部139に記憶されている取引情報等に基づいて電子レシートを生成し、電子レシート記憶部133に記憶させる(ステップS116)。決済支援装置130は、決済結果を店舗端末110に送信する(ステップS117)。店舗端末110は、決済支援装置130から送信された決済結果を出力部113に表示させる(ステップS118)。これにより、店舗の従業員は、決済が完了したことを確認することができる。電子レシート送信部137は、電子レシート記憶部133に記憶された電子レシートを読み出し、ユーザ端末120に送信する(ステップS119)。ユーザ端末120の電子レシート取得部124は、決済支援装置130から送信された電子レシートを受信すると、受信した電子レシートを出力部122に表示させる(ステップS120)。
以上説明したように、本実施形態によれば、決済支援装置130がカード情報を予め記憶しておき、ユーザ端末120からの支払要求に応じて、予め記憶していたカード情報に基づいて決済処理を行うため、ユーザは、クレジットカードを持ち歩かなくても、ユーザ端末120を利用することにより、クレジットカード決済による取引を行うことが可能となる。
なお、本実施形態において決済アプリケーションが取得した電子レシートは、ユーザ端末120に蓄積させて記憶しておき、履歴を参照できるようにしてもよい。このような電子レシートは、決済支援装置130やその他のウェブサーバ等に集約して記憶させておき、例えばユーザ端末120以外のPC等の端末からでも、ユーザが自身の電子レシートの履歴を参照できるようなサービスを提供することもできる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では、取引を行う度に決済支援装置130が二次元バーコードを生成する例を示したが、本実施形態では、複数の店舗端末のそれぞれに、その店舗端末を識別する店舗端末識別情報を含む二次元バーコードを送信して記憶させておき、この店舗端末識別情報により取引を識別する。すなわち、本実施形態において、取引識別情報は、複数の店舗端末のうちから取引を行う店舗の店舗端末を識別する情報である。決済時には、店舗端末が、予め記憶した二次元バーコードを表示し、ユーザ端末は、店舗端末に表示された二次元バーコードから検出した店舗端末識別情報と、ユーザ情報とを含む支払要求を決済支援装置に送信する。決済支援装置は、ユーザ端末から送信された支払要求に応じて決済処理を行い、電子レシートを発行する。このようにすれば、取引の都度。二次元バーコードを生成する必要がなくなり、より簡易な構成で決済を支援することができる。
図11は、本実施形態による決済支援システム200の構成を示すブロック図である。決済支援システム200は、第2の実施形態における決済支援システム100と同様の構成であり、決済支援システム200は、ユーザと取引を行う店舗の店舗端末210と、ユーザのユーザ端末220と、店舗端末210と通信可能な決済支援装置230とのコンピュータ装置を備えており、決済支援装置230は、クレジットカードネットワークシステム5を介してクレジットカード会社のカード会社装置6に接続されている。ここでは、店舗端末210とユーザ端末220とはそれぞれ1台を図示して説明するが、決済支援システム100は、複数の会社、複数の店舗に設置された複数の店舗端末210を備えていてもよいし、これらの複数の店舗で取引を行う複数のユーザのユーザ端末220を備えていてもよい。クレジットカードネットワークシステム5とカード会社装置6とは、第1の実施形態と同様の構成である。
店舗端末210は、第2の実施形態における店舗端末110と同様の構成であり、通信部211と、入力部212と、出力部213と、受付部214と、取引情報送信部216と、二次元バーコード受信部217とを備えている。通信部211と、入力部212と、出力部213と、受付部214と、取引情報送信部216と、二次元バーコード受信部217とは、第2の実施形態における店舗端末110が備える通信部111と、入力部112と、出力部113と、受付部114と、取引情報送信部116と、二次元バーコード受信部117と同様の構成である。
ユーザ端末220は、第2の実施形態におけるユーザ端末120と同様の構成であり、通信部221と、出力部222と、二次元バーコード読取部223と、電子レシート取得部224と、入力部225と、ユーザ情報登録部226と、支払要求部227とを備えている。通信部221と、出力部222と、二次元バーコード読取部223と、電子レシート取得部224と、入力部225と、ユーザ情報登録部226と、支払要求部227とは、第2の実施形態におけるユーザ端末120が備える通信部121と、出力部122と、二次元バーコード読取部123と、電子レシート取得部124と、入力部125と、ユーザ情報登録部126と、支払要求部127と同様の構成である。
支払要求部227は、ユーザ情報登録部226によって決済支援装置230に登録されたユーザ情報を用いたクレジットカードによる支払要求を決済支援装置230に送信する。
図12は、支払要求に含まれるデータ例を示す図である。支払要求には、POS情報と、決済情報とが含まれる。POS情報には、POSIDが含まれる。POSIDは、店舗端末210を識別する情報である。決済情報は、決済を行うクレジットカードに関する情報であり、会員IDと、端末識別IDと、利用クレジットカードIDとが含まれる。
図11に戻り、決済支援装置230は、第2の実施形態における決済支援装置130と同様の構成であり、決済処理部215と、通信部231と、電子レシート記憶部233と、電子レシート生成部234と、二次元バーコード生成部235と、電子レシート送信部237と、ユーザ情報記憶部238と、取引情報記憶部239とを備えている。決済処理部215と、通信部231と、電子レシート記憶部233と、電子レシート生成部234と、二次元バーコード生成部235と、電子レシート送信部237と、ユーザ情報記憶部238と、取引情報記憶部239とは、第2の実施形態における決済支援装置130が備える決済処理部115と、通信部131と、電子レシート記憶部133と、電子レシート生成部134と、二次元バーコード生成部135と、電子レシート送信部137と、ユーザ情報記憶部138と、取引情報記憶部139と同様の構成である。
次に、図面を参照して、本実施形態による決済支援システム200の動作例を説明しながら、第2の実施形態との相違点を説明する。図13は、本実施形態による決済支援システム200の動作例を示す図である。
まず、ユーザ端末220は、ユーザからの操作に応じて、決済支援システム200による決済を行うための決済アプリケーションをダウンロードする(ステップS201)。ユーザ情報登録部226は、出力部222にユーザ情報の入力画面を表示させる。ユーザ情報登録部226は、入力部225に入力されるユーザ情報を受け付け、入力されたユーザ情報を記憶するともに、決済支援装置230に送信する(ステップS202)。決済支援装置230は、ユーザ端末220から送信されるユーザ情報を受信すると、ユーザ情報記憶部238に記憶させる(ステップS203)。二次元バーコード生成部235は、POSIDが含まれる二次元バーコードを生成し(ステップS204)、生成した二次元バーコードを店舗端末210に送信する(ステップS205)。店舗端末210の二次元バーコード受信部217は、決済支援装置230から送信される二次元バーコードを受信すると、店舗端末210の記憶領域に記憶させる(ステップS206)。
ユーザが店舗において購入する商品等を決定すると、店舗の従業員は、店舗端末210を操作し、ユーザが購入する商品の商品品目、個数、金額等の取引情報を入力する。店舗端末210の受付部214は、入力された情報を受け付ける(ステップS207)。さらに、店舗端末210は、出力部213に支払方法の選択画面を表示する。受付部214は、支払方法の選択を受け付ける(ステップS208)。ここで、クレジットカード払いが選択されると、取引情報送信部216は、取引情報を決済支援装置230に送信する(ステップS209)。決済支援装置230は、店舗端末210から送信された取引情報を受信すると、受信した取引情報を、その店舗端末210のPOSIDに対応付けて取引情報記憶部239に記憶させる(ステップS210)。
店舗端末210は、ステップS206で記憶した二次元バーコードを、出力部213に表示させる(ステップS211)。ユーザ端末220の二次元バーコード読取部223は、店舗端末210の出力部213が表示した二次元バーコードを読み取り、読み取った二次元バーコードからPOSIDを検出する(ステップS212)。ユーザ端末220の支払要求部127は、二次元バーコード読取部223が検出したPOSIDと、ユーザ情報とが含まれる支払要求を決済支援装置230に送信する(ステップS213)。決済支援装置230の通信部231が、ユーザ端末220から送信された支払要求を受信すると、決済処理部215は、支払要求に含まれる決済情報に対応するカード情報をユーザ情報記憶部238から読み出す。また、決済処理部215は、支払要求に含まれるPOSIDに対応する取引情報を取引情報記憶部239から読み出す。決済処理部215は、クレジットカードネットワークシステム5に接続し、読み出したカード情報と取引情報とに基づいて決済処理を行う(ステップS214)。
決済処理部215による決済処理が完了すると、電子レシート生成部234は、決済処理結果と、取引情報記憶部239に記憶されている取引情報等に基づいて電子レシートを生成し、電子レシート記憶部233に記憶させる(ステップS215)。決済支援装置230は、決済結果を店舗端末210に送信する(ステップS216)。店舗端末210は、決済支援装置230から送信された決済結果を出力部213に表示させる(ステップS217)。これにより、店舗の従業員は、決済が完了したことを確認することができる。電子レシート送信部237は、電子レシート記憶部233に記憶された電子レシートを読み出し、ユーザ端末220に送信する(ステップS218)。ユーザ端末220の電子レシート取得部224は、決済支援装置230から送信された電子レシートを受信すると、受信した電子レシートを出力部222に表示させる(ステップS219)。
以上説明したように、本実施形態によれば、決済支援装置230が、予め店舗端末210を識別する二次元バーコードを店舗端末210に送信しておき、この二次元バーコードに基づいて決済を行うことで、決済の都度、二次元バーコードを生成しなくても、クレジットカード決済による取引を行うことが可能となる。
なお、上述の実施形態では、店舗端末とユーザ端末との間で二次元バーコードにより情報を送受信する例を示したが、情報量によっては、二次元バーコードに代えて一次元バーコードを用いることもできる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより決済支援を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 決済支援システム
5 クレジットカードネットワークシステム
6 カード会社装置
10 店舗端末
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 受付部
15 決済処理部
16 取引情報送信部
17 二次元バーコード受信部
20 ユーザ端末
21 通信部
22 出力部
23 二次元バーコード読取部
24 電子レシート取得部
30 決済支援装置
31 通信部
32 決済中継部
33 電子レシート記憶部
34 電子レシート生成部
35 二次元バーコード生成部
36 電子レシート取得要求受信部
37 電子レシート送信部
100 決済支援システム
110 店舗端末
111 通信部
112 入力部
113 出力部
114 受付部
115 決済処理部
116 取引情報送信部
117 二次元バーコード受信部
120 ユーザ端末
121 通信部
122 出力部
123 二次元バーコード読取部
124 電子レシート取得部
125 入力部
126 ユーザ情報登録部
127 支払要求部
130 決済支援装置
131 通信部
132 決済中継部
133 電子レシート記憶部
134 電子レシート生成部
135 二次元バーコード生成部
137 電子レシート送信部
138 ユーザ情報記憶部
139 取引情報記憶部
200 決済支援システム
210 店舗端末
211 通信部
212 入力部
213 出力部
214 受付部
215 決済処理部
216 取引情報送信部
217 二次元バーコード受信部
220 ユーザ端末
221 通信部
222 出力部
223 二次元バーコード読取部
224 電子レシート取得部
225 入力部
226 ユーザ情報登録部
227 支払要求部
230 決済支援装置
231 通信部
232 決済中継部
233 電子レシート記憶部
234 電子レシート生成部
235 二次元バーコード生成部
237 電子レシート送信部
238 ユーザ情報記憶部
239 取引情報記憶部

Claims (8)

  1. ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、前記ユーザのユーザ端末と、前記店舗端末と通信可能な決済支援装置とを備えた決済支援システムであって、
    前記店舗端末は、
    前記取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部に前記取引情報が入力されると、前記取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、
    前記取引情報を、前記決済支援装置に送信する取引情報送信部と、
    を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記店舗端末から出力される前記二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、
    前記二次元バーコード読取部が読み取った前記二次元バーコードに含まれる前記取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を前記決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備え、
    前記決済支援装置は、
    前記取引識別情報ごとに、前記取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部と、
    前記店舗端末から送信される前記取引情報に基づいて、電子レシートを生成して前記電子レシート記憶部に記憶させる電子レシート生成部と、
    前記ユーザ端末から送信される前記電子レシート取得要求を受信する電子レシート取得要求受信部と、
    前記電子レシート取得要求に含まれる前記取引識別情報に対応付けられた前記電子レシートを前記電子レシート記憶部から読み出し、読み出した前記電子レシートを前記ユーザ端末に送信する電子レシート送信部と、
    を備えることを特徴とする決済支援システム。
  2. 前記店舗端末は、
    前記取引情報送信部が送信した前記取引情報に応じて、前記決済支援装置から送信される前記二次元バーコードを受信する二次元バーコード受信部を備え、
    前記出力部は、前記二次元バーコード受信部が受信した前記二次元バーコードを出力し、
    前記決済支援装置は、
    前記店舗端末から送信される前記取引情報に基づいて、前記二次元バーコードを生成し、生成した二次元バーコードを前記店舗端末に送信する二次元バーコード生成部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の決済支援システム。
  3. 前記店舗端末は、
    前記受付部に前記取引情報が入力されると、当該取引情報に応じた決済処理を行う決済処理部を備え、
    前記店舗端末の前記取引情報送信部は、前記決済処理の処理結果を含む前記取引情報を、前記決済支援装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の決済支援システム。
  4. 前記決済支援装置は、
    前記ユーザのクレジットカードに関するカード情報が記憶されるカード情報記憶部と、
    前記店舗端末から送信された前記取引情報と前記カード情報とに基づいて決済処理を行う決済処理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の決済支援システム。
  5. 前記取引識別情報は、複数の前記店舗端末のうちから前記取引を行う店舗の店舗端末を識別する情報である
    ことを特徴とする請求項4に記載の決済支援システム。
  6. ユーザと行う取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、前記受付部に前記取引情報が入力されると、前記取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、前記取引情報を、決済支援装置に送信する取引情報送信部と、を備える店舗端末と、前記店舗端末から出力される前記二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、前記二次元バーコード読取部が読み取った前記二次元バーコードに含まれる前記取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を前記決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備えるユーザ端末とに接続された決済支援装置であって、
    前記取引識別情報ごとに、前記取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部と、
    前記店舗端末から送信される前記取引情報に基づいて、電子レシートを生成して前記電子レシート記憶部に記憶させる電子レシート生成部と、
    前記ユーザ端末から送信される前記電子レシート取得要求を受信する電子レシート取得要求受信部と、
    前記電子レシート取得要求に含まれる前記取引識別情報に対応付けられた前記電子レシートを前記電子レシート記憶部から読み出し、読み出した前記電子レシートを前記ユーザ端末に送信する電子レシート送信部と、
    を備えることを特徴とする決済支援装置。
  7. ユーザと行う取引の内容に関する取引情報の入力を受け付ける受付部と、前記受付部に前記取引情報が入力されると、前記取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力する出力部と、前記取引情報を、決済支援装置に送信する取引情報送信部と、を備える店舗端末と、前記店舗端末から出力される前記二次元バーコードを読み取る二次元バーコード読取部と、前記二次元バーコード読取部が読み取った前記二次元バーコードに含まれる前記取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を前記決済支援装置に送信する電子レシート取得部を備えるユーザ端末とに接続され、前記取引識別情報ごとに、前記取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部を備えた決済支援装置のコンピュータに、
    前記店舗端末から送信される前記取引情報に基づいて、電子レシートを生成して前記電子レシート記憶部に記憶させるステップと、
    前記ユーザ端末から送信される前記電子レシート取得要求を受信するステップと、
    前記電子レシート取得要求に含まれる前記取引識別情報に対応付けられた前記電子レシートを前記電子レシート記憶部から読み出し、読み出した前記電子レシートを前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を実行させる決済支援プログラム。
  8. ユーザと取引を行う店舗の店舗端末と、前記ユーザのユーザ端末と、前記店舗端末と通信可能であって、前記取引を識別する取引識別情報ごとに、前記取引に対応する電子レシートが対応付けられて記憶される電子レシート記憶部を備えた決済支援装置とを備えた決済支援システムの、
    前記店舗端末が、
    前記取引の内容に関する取引情報の入力を受け付けるステップと、
    前記取引情報を、前記決済支援装置に送信するステップと、
    前記決済支援装置が、
    前記店舗端末から送信される前記取引情報に基づいて、電子レシートを生成して前記電子レシート記憶部に記憶させるステップと、
    前記店舗端末が、
    前記取引を識別する取引識別情報が含まれる二次元バーコードを出力するステップと、
    前記ユーザ端末が、
    前記店舗端末から出力される前記二次元バーコードを読み取るステップと、
    読み取った前記二次元バーコードに含まれる前記取引識別情報に基づいて電子レシート取得要求を生成し、生成した電子レシート取得要求を前記決済支援装置に送信するステップと、
    前記決済支援装置が、
    前記ユーザ端末から送信される前記電子レシート取得要求を受信するステップと、
    前記電子レシート取得要求に含まれる前記取引識別情報に対応付けられた前記電子レシートを前記電子レシート記憶部から読み出し、読み出した前記電子レシートを前記ユーザ端末に送信するステップと、
    を実行する決済支援方法。
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