JP2015084016A - 光アイソレータ用光学素子とその製造方法 - Google Patents
光アイソレータ用光学素子とその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015084016A JP2015084016A JP2013221874A JP2013221874A JP2015084016A JP 2015084016 A JP2015084016 A JP 2015084016A JP 2013221874 A JP2013221874 A JP 2013221874A JP 2013221874 A JP2013221874 A JP 2013221874A JP 2015084016 A JP2015084016 A JP 2015084016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarizer
- strip
- shaped
- optical
- optical element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/09—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect
- G02F1/093—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect used as non-reciprocal devices, e.g. optical isolators, circulators
Abstract
Description
1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれる光アイソレータ用光学素子において、
上記積層構造体が、断面四角形状のファラデー回転子と偏光子とで構成される立方体若しくは直方体の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が平行となるように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、上記ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴とし、
請求項2に係る発明は、
1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれる光アイソレータ用光学素子において、
上記積層構造体が、断面平行四辺形状のファラデー回転子と偏光子とで構成される平行六面体(但し、対峙する一組の面が角度θに設定された平行四辺形状を有し、対峙する残り二組の面が正方形若しくは長方形状を有する六面体を意味する)の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が角度θで傾斜するように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、上記ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴とし、
また、請求項3に係る発明は、
請求項2に記載の光アイソレータ用光学素子において、
上記角度θが4〜12度であることを特徴とするものである。
1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれると共に、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられている光アイソレータ用光学素子の製造方法において、
複数のファラデー回転子が切り出せる1または2枚の大面積ファラデー回転子用板材と複数の偏光子が切り出せる2枚以上の大面積偏光子用板材が、大面積ファラデー回転子用板材を大面積偏光子用板材で挟持するように貼り合わされた大面積積層体を短冊状に切断して、複数の短冊状積層体を得る切断工程と、
得られた各短冊状積層体の切断面をそれぞれ上向きにし、整列基準面と角度整合面を有する断面略L字形状のL字型治具を用いて、短冊状積層体の偏光子用板材面側をL字型治具の上記整列基準面に接合させながら各短冊状積層体の位置合わせを行なうと共に、各短冊状積層体の長さ方向端部側をL字型治具の上記角度整合面に突き当てながら複数の短冊状積層体を整列させ、次いで、整列された複数の短冊状積層体を固定部材に固定した後、固定された複数の短冊状積層体から上記L字型治具を取り外す整列・固定工程と、
固定部材に固定された複数の短冊状積層体から成る集合体をダイシング装置の回転ステージに載置し、整列させた短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの進行ラインに合わせる(短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの切断基準線と定義する)と共に、回転ステージを用い、複数の短冊状積層体から成る集合体を上記切断基準線と切断線のなす角度が所定の切断角度となるよう回転させて切断基準線から所定角度回転した基準面を設定し、次いで、短冊状積層体から成る集合体を上記基準面に平行に切断して各短冊状積層体からそれぞれ複数の積層構造体を製造すると共に、各積層構造体のファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に積層方向に亘って連続的に切り込み印も形成する切断・切り込み印形成工程、
を具備することを特徴とする。
請求項4に記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法において、
上記L字型治具の角度整合面が、整列基準面に垂直に交わる面に対して所定の角度θ傾斜するように設定されていることを特徴とし、
請求項6に係る発明は、
請求項5に記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法において、
上記所定の角度θが4〜12度であることを特徴とし、
請求項7に係る発明は、
請求項4〜6のいずれかに記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法において、
各短冊状積層体の長さ方向端部側をL字型治具の角度整合面に突き当てながら複数の短冊状積層体を整列させる整列・固定工程において、整列させる複数の短冊状積層体を同一形状の2つのL字型治具間に挟み込むと共に、挟み込まれた一端側短冊状積層体の偏光子用板材面側を一方のL字型治具の整列基準面に整合させ、かつ、他端側短冊状積層体の偏光子用板材面側を他方のL字型治具における整列基準面の裏面に整合させることを特徴とするものである。
部品として組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に積層方向に亘って連続的に設けられているため、偏光子の外周縁部に階段状の切り込み(目印)が形成された従来の光アイソレータ用光学素子と比較して偏光子の入出射面に占める上記切り込み印の面積が極めて小さく、かつ、偏光子の外周縁部とは異なる角部に上記切り込み印が形成されていることから、偏光子における入射光並びに出射光のビームスポット内に切り込み印が入ることもない。
複数のファラデー回転子が切り出せる1または2枚の大面積ファラデー回転子用板材と複数の偏光子が切り出せる2枚以上の大面積偏光子用板材が、大面積ファラデー回転子用板材を大面積偏光子用板材で挟持するように貼り合わされた大面積積層体を短冊状に切断して、複数の短冊状積層体を得る切断工程と、
得られた各短冊状積層体の切断面をそれぞれ上向きにし、整列基準面と角度整合面を有する断面略L字形状のL字型治具を用いて、短冊状積層体の偏光子用板材面側をL字型治具の上記整列基準面に接合させながら各短冊状積層体の位置合わせを行なうと共に、各短冊状積層体の長さ方向端部側をL字型治具の上記角度整合面に突き当てながら複数の短冊状積層体を整列させ、次いで、整列された複数の短冊状積層体を固定部材に固定した後、固定された複数の短冊状積層体から上記L字型治具を取り外す整列・固定工程と、
固定部材に固定された複数の短冊状積層体から成る集合体をダイシング装置の回転ステージに載置し、整列させた短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの進行ラインに合わせる(短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの切断基準線と定義する)と共に、回転ステージを用い、複数の短冊状積層体から成る集合体を上記切断基準線と切断線のなす角度が所定の切断角度となるよう回転させて切断基準線から所定角度回転した基準面を設定し、次いで、短冊状積層体から成る集合体を上記基準面に平行に切断して各短冊状積層体からそれぞれ複数の積層構造体を製造すると共に、各積層構造体のファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に積層方向に亘って連続的に切り込み印も形成する切断・切り込み印形成工程、を具備するため、
請求項1〜3に記載の光アイソレータ用光学素子を効率的に製造できる効果を有する。
1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成される本発明に係る光アイソレータ用光学素子には、「シングル型の光アイソレータ用光学素子」(偏光子/ファラデー回転子/偏光子)、シングル型の光アイソレータ用光学素子を組み合わせた「ダブル型の光アイソレータ用光学素子」(偏光子/ファラデー回転子/偏光子/偏光子/ファラデー回転子/偏光子)、「セミダブル型の光アイソレータ用光学素子」(偏光子/ファラデー回転子/偏光子/ファラデー回転子/偏光子)等が例示され、かつ、ファラデー回転子両面にサファイア等から成る放熱用基板が貼り合わされた構造を有する光アイソレータ用光学素子も存在する。
この光アイソレータ用光学素子は、図3(A)〜(B)に示すように上記積層構造体が断面四角形状のファラデー回転子13と偏光子11、12とで構成される立方体若しくは直方体の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が平行となるように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子11であることを表示するための切り込み印14が、上記ファラデー回転子13の角部と偏光子11、12の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴としている。
この光アイソレータ用光学素子は、図4(A)〜(B)に示すように上記積層構造体が断面平行四辺形状のファラデー回転子13と偏光子11、12とで構成される平行六面体(但し、対峙する一組の面が角度θに設定された平行四辺形状を有し、対峙する残り二組の面が正方形若しくは長方形状を有する六面体を意味する)の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が角度θで傾斜するように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子11であることを表示するための切り込み印14が、上記ファラデー回転子13の角部と偏光子11、12の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴としている。
以下、偏光方向が互いに45度異なる2枚の偏光子間に1枚のファラデー回転子を挟み込んだ「シングル型の光アイソレータ用光学素子」を例に挙げ、光アイソレータ用光学素子の製造方法について説明する。
まず、図5(A)に示すように複数のファラデー回転子が切り出せる1枚の大面積ファラデー回転子用板材130と、偏光方向が互いに45度異なる複数の偏光子が切り出せる2枚の大面積偏光子用板材110、120を用意し、上記大面積ファラデー回転子用板材130を2枚の大面積偏光子用板材110、120間に挟み込み、かつ、光学用接着剤で接着して図5(B)に示す一体化された大面積積層体100を作製する。
次に、得られた各短冊状積層体101の切断面をそれぞれ上向きにし、図5(D)に示す整列基準面151と角度整合面152を有する断面略L字形状のL字型治具150を用いて、短冊状積層体101の偏光子用板材面110側をL字型治具150の上記整列基準面151に接合させながら各短冊状積層体101の位置合わせを行なうと共に、各短冊状積層体101の長さ方向端部側をL字型治具150の上記角度整合面152に突き当てながら各短冊状積層体101間に隙間が空かない様に複数の短冊状積層体101を整列させ、次いで、整列された複数の短冊状積層体101をUV硬化型テープに貼り付け、あるいはガラス板等の基板にワックスを用いて貼り付ける等して固定部材に固定した後、図5(E)に示すように固定された複数の短冊状積層体からL字型治具150を取り外す。
次に、固定部材により固定された図5(E)に示す複数の短冊状積層体101から成る集合体をダイシング装置の回転ステージに載置し、整列させた短冊状積層体101のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの進行ラインに合わせる(すなわち、整列させた短冊状積層体101のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの切断基準線とする)と共に、回転ステージを用い、複数の短冊状積層体101から成る集合体を上記切断基準線と切断線のなす角度が所定の切断角度となるよう回転させて、図5(F)に示すように切断基準線から所定角度回転した基準面を設定し、次いで、短冊状積層体101から成る集合体を上記基準面に平行に切断して各短冊状積層体101から図5(G)に示すようにそれぞれ複数の積層構造体10を製造すると共に、各積層構造体10のファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体10の稜線部に積層方向に亘って連続的に切り込み印14を形成する。小片となった積層構造体10(光アイソレータ用光学素子)の固定部材に対する接着面積は小さいため、強固な接着力が得られるワックスによる固定が好ましい。
クリアアパーチャ径(光通過可能領域径)がφ0.48mmの光アイソレータ用光学素子を得るため、光学面が0.5mm角(切り込み印を含む)の光アイソレータ用光学素子を作製した。尚、クリアアパーチャは、光学面の96%の正方形に内接する円と規定している。
傾斜角度θが8度で、クリアアパーチャ径が0.48mmの光アイソレータ用光学素子を得るため、光学面が0.5mm×0.5mmの光アイソレータ用光学素子を作製した。
特開平08−094972号公報(特許文献1)に従い、実施例1と同様、クリアアパーチャ径が0.48mmの光アイソレータ用光学素子を得るため、光学面が0.53mm角(目印部を含む)の光アイソレータ用光学素子を作製した。
2 偏光子
3 ファラデー回転子
4 目印
5 磁石
6 磁石
7 平板状の基板
8 偏光方向
10 積層構造体
11 偏光子
12 偏光子
13 ファラデー回転子
14 切り込み印
100 大面積積層体
101 短冊状積層体
110 大面積偏光子用板材
120 大面積偏光子用板材
130 大面積ファラデー回転子用板材
150 L字型治具
151 整列基準面
152 角度整合面
Claims (7)
- 1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれる光アイソレータ用光学素子において、
上記積層構造体が、断面四角形状のファラデー回転子と偏光子とで構成される立方体若しくは直方体の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が平行となるように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、上記ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴とする光アイソレータ用光学素子。 - 1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれる光アイソレータ用光学素子において、
上記積層構造体が、断面平行四辺形状のファラデー回転子と偏光子とで構成される平行六面体(但し、対峙する一組の面が角度θに設定された平行四辺形状を有し、対峙する残り二組の面が正方形若しくは長方形状を有する六面体を意味する)の形状を有すると共に、光軸に垂直な面に対し上記積層構造体の入射面と出射面が角度θで傾斜するように組み込まれ、かつ、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、上記ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられていることを特徴とする光アイソレータ用光学素子。 - 上記角度θが4〜12度であることを特徴とする請求項2に記載の光アイソレータ用光学素子。
- 1または2枚のファラデー回転子と2枚以上の偏光子がファラデー回転子を偏光子で挟持するように貼り合わされた積層構造体により構成され、かつ、積層構造体の積層方向一端側に位置する偏光子が入射面を構成し他端側に位置する偏光子が出射面を構成するように組み込まれると共に、組み込まれたときに入射面を構成する偏光子であることを表示するための切り込み印が、ファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に上記積層方向に亘って連続的に設けられている光アイソレータ用光学素子の製造方法において、
複数のファラデー回転子が切り出せる1または2枚の大面積ファラデー回転子用板材と複数の偏光子が切り出せる2枚以上の大面積偏光子用板材が、大面積ファラデー回転子用板材を大面積偏光子用板材で挟持するように貼り合わされた大面積積層体を短冊状に切断して、複数の短冊状積層体を得る切断工程と、
得られた各短冊状積層体の切断面をそれぞれ上向きにし、整列基準面と角度整合面を有する断面略L字形状のL字型治具を用いて、短冊状積層体の偏光子用板材面側をL字型治具の上記整列基準面に接合させながら各短冊状積層体の位置合わせを行なうと共に、各短冊状積層体の長さ方向端部側をL字型治具の上記角度整合面に突き当てながら複数の短冊状積層体を整列させ、次いで、整列された複数の短冊状積層体を固定部材に固定した後、固定された複数の短冊状積層体から上記L字型治具を取り外す整列・固定工程と、
固定部材に固定された複数の短冊状積層体から成る集合体をダイシング装置の回転ステージに載置し、整列させた短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの進行ラインに合わせる(短冊状積層体のいずれか一つの長辺をダイシング装置におけるブレードの切断基準線と定義する)と共に、回転ステージを用い、複数の短冊状積層体から成る集合体を上記切断基準線と切断線のなす角度が所定の切断角度となるよう回転させて切断基準線から所定角度回転した基準面を設定し、次いで、短冊状積層体から成る集合体を上記基準面に平行に切断して各短冊状積層体からそれぞれ複数の積層構造体を製造すると共に、各積層構造体のファラデー回転子の角部と偏光子の角部を結んで形成される積層構造体の稜線部に積層方向に亘って連続的に切り込み印も形成する切断・切り込み印形成工程、
を具備することを特徴とする光アイソレータ用光学素子の製造方法。 - 上記L字型治具の角度整合面が、整列基準面に垂直に交わる面に対して所定の角度θ傾斜するように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法。
- 上記所定の角度θが4〜12度であることを特徴とする請求項5に記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法。
- 各短冊状積層体の長さ方向端部側をL字型治具の角度整合面に突き当てながら複数の短冊状積層体を整列させる整列・固定工程において、整列させる複数の短冊状積層体を同一形状の2つのL字型治具間に挟み込むと共に、挟み込まれた一端側短冊状積層体の偏光子用板材面側を一方のL字型治具の整列基準面に整合させ、かつ、他端側短冊状積層体の偏光子用板材面側を他方のL字型治具における整列基準面の裏面に整合させることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の光アイソレータ用光学素子の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013221874A JP6071143B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 光アイソレータ用光学素子とその製造方法 |
CN201410571766.5A CN104570407B (zh) | 2013-10-25 | 2014-10-23 | 光隔离器用光学元件及其制造方法 |
TW103136729A TW201516474A (zh) | 2013-10-25 | 2014-10-24 | 光隔離器用光學元件及其製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013221874A JP6071143B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 光アイソレータ用光学素子とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015084016A true JP2015084016A (ja) | 2015-04-30 |
JP6071143B2 JP6071143B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=53047638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013221874A Active JP6071143B2 (ja) | 2013-10-25 | 2013-10-25 | 光アイソレータ用光学素子とその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6071143B2 (ja) |
CN (1) | CN104570407B (ja) |
TW (1) | TW201516474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111176000A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-05-19 | 河南鑫宇光科技股份有限公司 | 一种提高光学隔离器隔离度的方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0894972A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-04-12 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 磁気光学素子及びその製造方法 |
JP2001174752A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-29 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 光アイソレータ素子及びその製造方法 |
JP2001332777A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Sharp Corp | 板状圧電材料の製造方法,板状圧電材料,及びその分極方向判別装置 |
JP2004061996A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Kyocera Corp | 光アイソレータ付き偏波保存光ファイバピグテイル |
JP2004198780A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Daishinku Corp | 光学ローパスフィルタ、および光学ローパスフィルタを用いた撮像装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2797058A1 (fr) * | 1999-07-29 | 2001-02-02 | Kyocera Corp | Dispositif du type a troncon de fibre et module optique l'utilisant et procede de fabrication d'un dispositif du type a troncon de fibre |
JP2001091899A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-04-06 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 表面実装型アイソレータ |
US6747782B2 (en) * | 2000-11-30 | 2004-06-08 | Tdk Corporation | Faraday rotator and optical attenuator |
CN100437214C (zh) * | 2002-03-14 | 2008-11-26 | Tdk株式会社 | 光学器件与法拉第旋转器的制造方法、光学器件及光通信系统 |
JP2005283996A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 光アイソレータ |
-
2013
- 2013-10-25 JP JP2013221874A patent/JP6071143B2/ja active Active
-
2014
- 2014-10-23 CN CN201410571766.5A patent/CN104570407B/zh active Active
- 2014-10-24 TW TW103136729A patent/TW201516474A/zh unknown
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0894972A (ja) * | 1994-07-28 | 1996-04-12 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 磁気光学素子及びその製造方法 |
JP2001174752A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-29 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | 光アイソレータ素子及びその製造方法 |
JP2001332777A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Sharp Corp | 板状圧電材料の製造方法,板状圧電材料,及びその分極方向判別装置 |
JP2004061996A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Kyocera Corp | 光アイソレータ付き偏波保存光ファイバピグテイル |
JP2004198780A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Daishinku Corp | 光学ローパスフィルタ、および光学ローパスフィルタを用いた撮像装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111176000A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-05-19 | 河南鑫宇光科技股份有限公司 | 一种提高光学隔离器隔离度的方法 |
CN111176000B (zh) * | 2020-02-18 | 2024-02-09 | 河南鑫宇光科技股份有限公司 | 一种提高光学隔离器隔离度的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104570407B (zh) | 2018-09-18 |
CN104570407A (zh) | 2015-04-29 |
TW201516474A (zh) | 2015-05-01 |
JP6071143B2 (ja) | 2017-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4008064B2 (ja) | 光アイソレータ及びその製造方法 | |
JP2000143264A5 (ja) | ||
JP6071143B2 (ja) | 光アイソレータ用光学素子とその製造方法 | |
JP4688024B2 (ja) | ファラデー回転子の製造方法及び該回転子が組込まれた光アイソレータ | |
US10838220B2 (en) | Miniature, durable polarization devices | |
JP2019026505A (ja) | ガラス板の製造方法、波長変換部材の製造方法およびガラスアセンブリ | |
JP2020194149A (ja) | 光学素子及びその製造方法並びに光アイソレータ、光伝送装置 | |
JP6167019B2 (ja) | 基板の加工方法、及びそれを用いた液晶表示パネルの製造方法 | |
JP2018132598A (ja) | 表示パネルの製造方法 | |
JP2016173479A (ja) | 光学部品の製造方法 | |
US6816300B2 (en) | Optical apparatus | |
JP2020072254A (ja) | サブマウント及びその製造方法 | |
JP3832827B2 (ja) | 埋込型光部品及び埋込型光アイソレータ | |
JP2004061886A (ja) | 光アイソレータ | |
JP7429171B2 (ja) | ファラデー回転子及び光アイソレータの製造方法 | |
JP2019211702A (ja) | 光学素子および光学装置 | |
JP2005049652A (ja) | 光学素子及びそれを用いた複合光学素子並びにそれらの製造方法 | |
JP2001282134A5 (ja) | ||
JP2003057417A (ja) | 光学デバイス、及びその製造方法 | |
JP2006098493A (ja) | 複合光学部品および光アイソレータ用素子 | |
JP2016035529A (ja) | 偏光子基板、光アイソレータ用の磁気光学素子基板、偏光子基板の製造方法及び光アイソレータ用の磁気光学素子の製造方法 | |
JP4325839B2 (ja) | 光アイソレータ | |
JP3459047B2 (ja) | 偏光ガラスを用いた埋込型光アイソレータの製造方法 | |
JP2005283996A (ja) | 光アイソレータ | |
JP2005172899A (ja) | 光コア部品チップの製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6071143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |