JP2015084013A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラの感光体に対する接触または離間を検知することができる画像形成装置を提供すること。【解決手段】現像ローラ13を感光ドラム11に接触させる第1位置と、現像ローラ13を感光ドラム11から離間させる第2位置とに移動する接離部材36を備えるプリンタ1において、本体ケーシング2内のセンサユニット71に検知されない非検知位置と、センサユニット71に検知される検知位置とに移動するプロセス側アクチュエータ38を、接離部材36と連動するように設ける。そして、接離部材36が第1位置に配置されているときに、プロセス側アクチュエータ38を非検知位置に位置させ、接離部材36が第2位置に配置されているときに、プロセス側アクチュエータ38を検知位置に位置させて、接離部材36の移動をプロセス側アクチュエータ38介してセンサユニット71で検知する。【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
従来知られている電子写真方式の画像形成装置は、トナーを収容するプロセスカートリッジを着脱可能に備えている。プロセスカートリッジは、感光体ドラムを有するドラムユニットと、現像ローラを有する現像ユニットとを、現像ローラが感光体ドラムに対して接触または離間するように一体的に備えている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2007−213025号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の電子写真画像形成装置は、現像ローラが感光体ドラムに対して接触しているのか、または、離間しているのかを検出する機構を有していない。
そのため、現像ローラが感光体ドラムから離間している状態で実施されるべき動作が、誤って、現像ローラが感光体ドラムに対して接触している状態で実施されるおそれがある。
そこで、本発明の目的は、現像ローラの感光体に対する接触または離間を検知することができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、装置本体と、装置本体に対して着脱可能なカートリッジであって現像剤像を担持するように構成される感光体を有するカートリッジとを備える。
カートリッジは、感光体に現像剤を供給する現像ローラを感光体に接触する接触位置に位置させるための第1状態と、現像ローラを感光体から離間する離間位置に位置させるための第2状態との間を移動可能な接離機構を備える。
装置本体は、接離機構の移動を検知するように構成される検知部材を備える。
このような構成によれば、検知部材は、接離機構が、現像ローラを接触位置に位置させるための第1状態であるのか、または、現像ローラを離間位置に位置させるための第2状態であるのかを検知することができる。
これにより、画像形成装置は、接離機構が第1状態であると検知されたときに、現像ローラが感光体に接触していると判断し、接離機構が第2状態であると検知されたときに、現像ローラが感光体から離間していると判断することができる。
その結果、画像形成装置は、現像ローラの感光体に対する接触または離間を検知することができる。
(2)接離機構は、現像ローラを接触位置に位置させる第1位置と、現像ローラを離間位置に位置させる第2位置との間を移動するように構成される接離部材を備えてもよい。カートリッジは、接離部材の第1位置と第2位置との間の移動に伴って移動するように構成される移動部材であって、接離部材が第1位置に位置するときに、移動部材が検知部材に検知されない位置である非検知位置と、接離部材が第2位置に位置するときに、移動部材が検知部材に検知される位置である検知位置との間を移動するように構成される移動部材を備えてもよい。
このような構成によれば、接離部材は、現像ローラを感光体に接触させるときに、移動部材を被検知位置に位置させ、現像ローラを感光体から離間させるときに、移動部材を検知位置に位置させる。
その結果、画像形成装置は、移動部材の位置と、接離部材の位置とに基づいて、現像ローラの感光体に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(3)移動部材は、非検知位置に位置するときに接離部材と間隔を隔てて位置し、検知位置に位置するときに接離部材と接触するように構成されてもよい。
このような構成によれば、検知部材は、接離部材の位置を、移動部材を介して検知部材で確実に検知することができる。
その結果、画像形成装置は、移動部材の位置と、接離部材の位置とに基づいて、現像ローラの感光体に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(4)移動部材の非検知位置と検知位置との間の移動量は、接離部材の第1位置と第2位置との間の移動量よりも大きくてもよい。
このような構成によれば、接離部材の移動量に対して、移動部材をより大きく移動させることができる。
その結果、接離部材の移動量を小さく設定しながら、移動部材の移動を、外部の検知部材によって確実に検知することができる。
(5)検知部材は、光学センサを備えてもよい。
このような構成によれば、移動部材の移動を、光学センサによって確実に検知することができる。
(6)装置本体は、現像ローラを接触位置に位置させる第1位置と、現像ローラを離間位置に位置させる第2位置との間を移動するように構成される離間部材を備えてもよい。接離機構は、離間部材と係合するように構成される移動部材であって、離間部材が第1位置に位置するときに移動部材が離間部材に係合不能な位置に位置する非係合位置と、離間部材が第2位置に位置するときに移動部材が離間部材と係合する位置に位置する係合位置との間を移動するように構成される移動部材を備えてもよい。検知部材は、移動部材が非係合位置に位置するときに、移動部材を検知せず、移動部材が係合位置に位置するときに、移動部材を検知するように構成されてもよい。
このような構成によれば、離間部材は、係合位置に位置する移動部材に係合することにより、現像ローラを離間位置に位置させる。また、離間部材は、非係合位置に位置する移動部材には係合せず、現像ローラを接触位置に位置させる。
そのため、画像形成装置は、移動部材が係合位置に位置していることを検知部材で検知した場合、離間部材が第2位置に移動するため、現像ローラが感光体から離間していると判断できる。
また、画像形成装置は、移動部材が非係合位置に位置していることを検知部材で検知した場合、現像ローラが感光体に接触していると判断できる。
その結果、画像形成装置は、移動部材と離間部材とに基づいて、現像ローラの感光体に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(7)検知部材は、光学センサを備えてもよい。この場合、移動部材は、非係合位置と係合位置との間を回動するように構成され、移動部材の回動軸は、光学センサの検知光に対して交差する方向に延びていてもよい。
このような構成によれば、移動部材の移動を、光学センサによって確実に検知することができる。
(8)検知部材による接離機構の移動の検知に基づいて、感光体の仕様を判断する制御装置を、さらに備えてもよい。
このような構成によれば、現像ローラの感光体に対する接触または離間を検知する構成、すなわち、接離機構および検知部材を利用して、感光体の仕様を判断することができる。
その結果、感光体の仕様を判断するための構成を別途設けることなく、簡易な構成で、感光体の仕様を判断することができる。
(9)制御装置は、検知部材による接離機構の移動の検知に基づいて、カートリッジが新品であるか否かを判断してもよい。
このような構成によれば、接離機構および検知部材を利用して、カートリッジが新品であるか否かをさらに判断することができる。
その結果、カートリッジが新品であるか否かを判断するための構成を別途設けることなく、簡易な構成で、カートリッジが新品であるか否かを判断することができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像ローラの感光体に対する接触または離間を検知することができる。
図1は、本発明の画像形成装置の第1実施形態としてのプリンタを示す中央断面図である。 図2は、図1に示すプロセスユニットの左上方から見た斜視図である。 図3Aは、図2に示すプロセスユニットの左側面図である。図3Bは、図2に示すプロセスユニットのA−A断面図である。 図4は、図2に示すプロセスユニットのB−B断面図である。 図5Aは、図3Aに示すプロセスユニットのC−C断面図であり、プロセス側アクチュエータが非検知位置に位置し、本体側アクチュエータが遮光位置に位置した状態を示す。図5Bは、図3Aに示すプロセスユニットのC−C断面図であり、プロセス側アクチュエータが検知位置に位置し、本体側アクチュエータが非遮光位置に位置した状態を示す。 図6は、図1に示す現像カートリッジの左上方から見た斜視図である。 図7は、プリンタのモードの切り替えを説明する説明図であって、プリンタがカラーモードである状態を示す。 図8は、図7に示す直動カムの左側面図である。 図9は、図7とともにプリンタのモードの切り替えを説明する説明図であって、プリンタがモノクロモードである状態を示す。 図10は、図7とともにプリンタのモードの切り替えを説明する説明図であって、プリンタが全離間モードである状態を示す。 図11は、プリンタのウォーミングアップ動作を説明するフローチャートであって、現像カートリッジの新品検知動作および仕様検知動作を示す。 図12は、図11に続いてプリンタのウォーミングアップ動作を説明するフローチャートであって、ドラムユニットの仕様検知動作を示す。 図13は、第2実施形態のプリンタに装着されるプロセスカートリッジの右上方から見た斜視図である。 図14は、図13に示すプロセスカートリッジの中央断面図である。 図15は、図13に示すプロセスカートリッジにおける現像ローラと感光ドラムとの接離動作を説明する説明図であって、直動カムが第1位置に位置し、回動部材が係合位置に位置した状態を示す。 図16は、図15に示すプロセスカートリッジの中央断面図である。 図17は、図15に続いてプロセスカートリッジにおける現像ローラと感光ドラムとの接離動作を説明する説明図であって、回動部材が係合位置に位置し、直動カムが第2位置に位置した状態を示す。 図18は、第2実施形態のプリンタに装着されるプロセスカートリッジの変形例を説明する説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラーレーザプリンタである。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を上下の基準とする。すなわち、図1の紙面上方が上方であり、図1の紙面下方が下方である。また、図1の紙面右方が前方であり、図1の紙面左方が後方である。また、プリンタ1を前方から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前が左方であり、紙面奥が右方である。
プリンタ1は、装置本体の一例としての本体ケーシング2と、カートリッジの一例としてのプロセスユニット3と、スキャナユニット4と、転写ユニット5と、定着ユニット6とを備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状を有している。本体ケーシング2は、開口21と、フロントカバー22と、給紙トレイ7と、排紙トレイ8とを有している。
開口21は、本体ケーシング2の前端部に配置されている。開口21は、プロセスユニット3の通過を許容するように、本体ケーシング2の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー22は、本体ケーシング2の前端部に配置されている。フロントカバー22は、略平板形状を有している。フロントカバー22は、上下方向に延び、その下端部を支点として本体ケーシング2の前壁に支持されている。フロントカバー22は、開口21を開放する開位置(図1に仮想線で示す。)と、開口21を閉鎖する閉位置(図1に実線で示す。)とに揺動可能である。
給紙トレイ7は、本体ケーシング2の底部に配置されている。給紙トレイ7は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ8は、本体ケーシング2の上壁に配置されている。排紙トレイ8は、用紙Pが載置されるように、本体ケーシング2の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスユニット3は、本体ケーシング2の中央に配置されている。プロセスユニット3は、フロントカバー22が開位置に位置している状態で、本体ケーシング2の外方に配置される外方位置(図1に仮想線で示す。)と、本体ケーシング2内に配置される内方位置(図1に実線で示す。)とに移動可能である。プロセスユニット3は、外方位置において、本体ケーシング2に対して着脱可能となるように構成されている。プロセスユニット3は、ドラムユニット9と、複数の現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット9は、複数の感光体の一例としての感光ドラム11と、複数のスコロトロン型帯電器12とを備えている。
複数の感光ドラム11のそれぞれは、プロセスユニット3の下端部に回転可能に支持されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのそれぞれに対応している。複数の感光ドラム11のそれぞれは、前方から後方に向かって、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順に互いに間隔を隔てて並列配置されている。複数の感光ドラム11のそれぞれは、左右方向に延びる略円筒形状を有している。
複数のスコロトロン型帯電器12のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の後上方に間隔を隔てて配置されている。
複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の上方に配置されている。複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、現像ローラ13と、供給ローラ14とを備えている。また、現像カートリッジ10は、現像ローラ13および供給ローラ14の上方の空間において、各色に対応する現像剤の一例としてのトナーを収容している。
現像ローラ13は、現像カートリッジ10の下端部において、後方へ露出するように回転可能に支持されている。また、現像ローラ13は、感光ドラム11の前上端部に接触している。
供給ローラ14は、現像ローラ13の前上方に配置されている。供給ローラ14は、現像ローラ13の前上端部に接触している。
スキャナユニット4は、プロセスユニット3の上方に配置されている。スキャナユニット4は、図1に実線で示すように、感光ドラム11に向かって、画像データに基づいてレーザービームを出射し、感光ドラム11を露光する。
転写ユニット5は、プロセスユニット3の下方に配置されている。転写ユニット5は、駆動ローラ15、従動ローラ16と、搬送ベルト17と、複数の転写ローラ18とを備えている。
駆動ローラ15は、転写ユニット5の後端部に配置されている。
従動ローラ16は、駆動ローラ15の前方に間隔を隔てて対向配置されるように、転写ユニット5の前端部に配置されている。
搬送ベルト17は、その上側部分がすべての感光ドラム11と接触するように、駆動ローラ15および従動ローラ16の周りに巻回されている。搬送ベルト17は、駆動ローラ15の駆動、および、従動ローラ16の従動により、その上側部分が前方から後方へ向かって移動するように、周回移動する。
複数の転写ローラ18のそれぞれは、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応し、対応する感光ドラム11の下方において、搬送ベルト17の上側部分を挟んで配置されている。
定着ユニット6は、転写ユニット5の後方に配置され、加熱ローラ19、および、加熱ローラ19に接触する加圧ローラ20を備えている。
そして、プリンタ1が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器12は、感光ドラム11の表面を一様に帯電する。その後、スキャナユニット4は、感光ドラム11の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム11の表面に形成される。
また、供給ローラ14は、現像カートリッジ10内のトナーを現像ローラ13に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ13と供給ローラ14との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ13上に担持される。
そして、現像ローラ13は、担持されたトナーを、感光ドラム11の表面上の静電潜像に供給する。これにより、現像剤像の一例としてのトナー像が、感光ドラム11の表面上に担持される。
用紙Pは、各種ローラの回転により、給紙トレイ7から前上方へ搬送された後、後上方へUターンされて、所定のタイミングで1枚ずつ、イエローの感光ドラム11Yと搬送ベルト17との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト17によって前方から後方へ向かって搬送される。感光ドラム11上のトナー像は、用紙Pが感光ドラム11と転写ローラ18との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ19と加圧ローラ20との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ8に排紙される。
2.ドラムユニットの詳細
ドラムユニット9は、図2に示すように、複数の感光ドラム9および複数のスコロトロン型帯電器12を支持するドラムフレーム31を備えている。
ドラムフレーム31は、略矩形枠形状を有している。ドラムフレーム31は、1対の側板32と、前板33と、後板34とを備えている。
1対の側板32のそれぞれは、互いに左右方向に間隔を隔てて、ドラムフレーム31の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側板32のそれぞれは、前後方向に長い平面視略矩形の平板形状を有している。1対の側板32のそれぞれは、図3Bおよび図4に示すように、複数のガイド溝35と、複数の接離部材36と、複数の押圧部材37とを有している。左方の側板32Lは、複数の収容部39と、複数の移動部材の一例としてのプロセス側アクチュエータ38とを有している。
複数のガイド溝35のそれぞれは、1対の側板32のそれぞれの左右方向内面において、複数の感光ドラム11のそれぞれに対応するように、前後方向に等間隔を隔てて4つ配置されている。複数のガイド溝35のそれぞれは、上下方向に延び、上端部が開放された略U字形状を有している。複数のガイド溝35のそれぞれは、位置決め溝40を有している。
位置決め溝40は、ガイド溝35の下端部に配置されている。位置決め溝40は、前上方と後下方とを結ぶ方向に延びる略直線形状を有している。位置決め溝40の溝幅は、現像ローラ13の後述する現像ローラ13の回転軸13Aの外径とほぼ同じである。
複数の接離部材36のそれぞれは、1対の側板32のそれぞれの上端部において、複数のガイド溝35のそれぞれの前上方に配置されている。複数の接離部材36のそれぞれは、側面視略三角形の平板形状を有している。複数の接離部材36のそれぞれは、上面が前後方向に延びる第1位置(図4参照)と、前端部が第1位置よりも下方に位置する第2位置(図10参照)とに回動可能である。複数の接離部材36のそれぞれは、常には、第1位置に向かうように付勢されている。複数の接離部材36のそれぞれは、回動軸41と、直動カム当接部42と、ボス当接部43とを有している。
回動軸41は、接離部材36の上下方向略中央に配置されている。回動軸41は、左右方向に延びる略円筒形状を有している。回動軸41は、側板32の上端部に回動可能に支持されている。
直動カム当接部42は、接離部材36の前端部において、回動軸41の後上方に配置されている。直動カム当接部42は、接離部材36の左右方向外面から左右方向外方へ突出している。直動カム当接部42は、前後方向に延び、その後端部が前下方へ屈曲する略平板形状を有している。
ボス当接部43は、回動軸41の下方に配置されている。ボス当接部43は、接離部材36の左右方向内面から左右方向内方へ突出している。ボス当接部43は、略角柱形状を有している。
複数の押圧部材37のそれぞれは、複数の接離部材36のそれぞれのボス当接部43の前方に配置されている。複数の押圧部材37のそれぞれは、側面視略扇形状を有している。複数の押圧部材37のそれぞれは、その中心角部分を中心として回動可能であり、常には、右側面視時計回りに付勢されている。
複数の収容部39のそれぞれは、図3Aおよび図5Aに示すように、左方の側板32Lの上端部において、複数の接離部材36のそれぞれの後下方に配置されている。複数の収容部39のそれぞれは、左方の側板32Lを左右方向に貫通する開口であり、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。
複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれは、複数の収容部39のそれぞれの内方に配置されている。複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれは、左右方向に延び、左端部が後方に向かって屈曲された平面視略鉤形状を有している。複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれは、後述する被検知部47が収容部39内に収容される非検知位置(図5A参照)と、後述する被検知部47が収容部39よりも左方に突出する検知位置(図5B参照)とに回動可能である。複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれは、常には、非検知位置に向かうように付勢されている。複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれは、回動軸45と、当接部46と、被検知部47とを備えている。
回動軸45は、プロセス側アクチュエータ38の前端部に配置されている。回動軸45は、上下方向に延びる略円筒形状を有し、収容部39内に回動可能に支持されている。
当接部46は、図3Bに示すように、回動軸45の右方において、収容部39から右方へ突出するように、対応する接離部材36の前方に配置されている。イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46Aは、対応する接離部材36が第2位置に位置するときに対応する接離部材36に当接するように、上下方向に長い略角柱形状を有している。また、ブラックに対応するプロセス側アクチュエータ38当接部46Bは、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46Aと同様に、対応する接離部材36が第2位置に位置するときに対応する接離部材36に当接するように、上下方向に長い略角柱形状を有している。
ここで、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する感光ドラム11の仕様に対応している。
感光ドラム11の仕様としては、例えば、感光ドラム11の帯電特性などが挙げられる。具体的には、第1の感光ドラム11は、表面電位を+800Vに帯電させるときに、スコロトロン型帯電器12に印加される帯電バイアスを、第1の帯電バイアスとしての+800Vに設定する必要があるという第1の帯電特性を有し、第2の感光ドラム11は、表面電位を+800Vに帯電させるときに、スコロトロン型帯電器12に印加される帯電バイアスを、第1の帯電バイアスよりも高い第2の帯電バイアスとしての+820Vに設定する必要があるという第2の帯電特性を有する場合などが挙げられる。
そして、第1の感光ドラム11を有するドラムユニット9では、上記したように、ブラックに対応するプロセス側アクチュエータ38当接部46Bは、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46Aと同様に、対応する接離部材36が第2位置に位置するときに対応する接離部材36に当接するように、上下方向に長い略角柱形状を有している。
一方、第2の感光ドラム11を有するドラムユニット9では、図3Bに仮想線で示すように、ブラックに対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46Bは、対応する接離部材36が第2位置に位置するときに対応する接離部材36に当接しないように、上下方向に短い略角柱形状を有している。
被検知部47は、図5Aに示すように、回動軸45の左方に配置されている。被検知部47は、回動軸45から左後方へ屈曲しながら延びる屈曲杆形状を有している。
前板33は、図2に示すように、ドラムフレーム31の前端部に配置されている。前板33は、左右方向に長い正面視略矩形の平板形状を有している。前板33は、1対の側板32の前端部間に架設されている。
後板34は、ドラムフレーム31の後端部に配置されている。後板34は、左右方向に長い正面視略矩形の平板形状を有している。後板34は、1対の側板32の後端部間に架設されている。
3.現像カートリッジの詳細
(1)現像カートリッジの構成
現像カートリッジ10は、図6に示すように、現像ローラ13および供給ローラ14を支持する現像フレーム51と、駆動ユニット52とを備えている。
現像フレーム51は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。現像フレーム51は、開口53と、1対のボス54とを有している。
開口53は、現像フレーム51の下端部に配置されている。開口53は、現像フレーム51の後壁を前後方向に貫通している。開口53は、左右方向に延びる背面視略矩形状を有している。
1対のボス54のそれぞれは、現像フレーム51の左右両側壁のそれぞれの前上端部に配置されている。1対のボス54のそれぞれは、現像フレーム51の左右両側壁から左右方向外方へ向かって突出する略円筒形状を有している。
駆動ユニット52は、現像フレーム51の左方に配置されている。駆動ユニット52は、現像カップリング55と、検知ギア56と、ギアカバー57とを備えている。
現像カップリング55は、駆動ユニット52の下端部に配置されている。現像カップリング55は、現像フレーム51の左壁の下端部に回転可能に支持されている。現像カップリング55は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
検知ギア56は、駆動ユニット52の上端部に配置されている。検知ギア56は、現像フレーム51の左壁の下端部に回転可能に支持されている。検知ギア56は、ギア歯を有する歯部と、ギア歯を有さない欠け歯部分とを有する欠歯ギアである。検知ギア56は、当接突起58を備えている。
当接突起58は、検知ギア56の左面から左方へ突出し、検知ギア56の径方向に沿って延びる略平板形状を有している。なお、当接突起58の数や形状は、現像カートリッジ10が新品であるか否かの情報や、印刷可能枚数などの現像カートリッジ10の仕様に関する情報に対応している。
ギアカバー57は、カップリング収容部59と、検知ギア収容部60とを有している。
カップリング収容部59は、ギアカバー57の下端部に配置されている。カップリング収容部59は、現像カップリング55を囲むように、ギアカバー57の左面から左方に向かって延びる略円筒形状を有している。
検知ギア収容部60は、ギアカバー57の下端部に配置されている。検知ギア収容部60は、ギアカバー57の左面から左方に向かって延び、左端部が閉鎖され、後端部が開放された略半円筒形状を有している。
現像ローラ13は、現像フレーム51の下端部において、その後端部が開口53から膨出するように、左右方向に沿って配置されている。現像ローラ13の回転軸13Aは、その左右両端部のそれぞれにおいて、現像フレーム51の左右両側壁のそれぞれに回転可能に支持されている。現像ローラ13の回転軸13Aの左右方向両端部のそれぞれは、現像フレーム51の左右両側壁のそれぞれよりも左右方向外方へ突出している。
(2)ドラムユニットに対する現像カートリッジの着脱
複数の現像カートリッジ10のそれぞれは、図2に示すように、プロセスユニット3が外方位置に位置している状態で、ドラムユニット9に対して装着または離脱可能である。
作業者は、現像カートリッジ10をドラムユニット9に装着するとき、まず、現像カートリッジ10を下端部からドラムユニット9の所定の位置に挿入する。
すると、図3Bに示すように、現像ローラ13の回転軸13Aの左右方向両端部のそれぞれは、ドラムユニット9のガイド溝35によって案内されて、位置決め溝40内に嵌まる。これにより、現像ローラ13は、感光ドラム11の前上方に向かい合う。なお、このとき、現像カートリッジ10のボス54は、押圧部材37の後方に配置されている。
次いで、作業者は、現像ローラ13の回転軸13Aを支点として、現像カートリッジ10の上端部を前方へ回動させる。
すると、ボス54は、押圧部材37の付勢力に抗して、押圧部材37を右側面視反時計回りに回動させながら、押圧部材37の後端部の下方に進入する。
すると、押圧部材37は、その後端部においてボス54に上方から係合し、現像カートリッジ10を後下方へ向かって押圧する。これにより、現像ローラ13は、感光ドラム11の前上端部に対して圧接される。
このように、現像カートリッジ10は、ドラムユニット9に装着されている。
なお、現像カートリッジ10は、作業者が上記した操作と逆の操作を実施することにより、ドラムユニット9から離脱される。
すなわち、作業者は、現像カートリッジ10をドラムユニット9から離脱するとき、まず、現像ローラ13の回転軸13Aを支点として現像カートリッジ10の上端部を後方へ回動させて、ボス54に対する押圧部材37の係合を解除する。次いで、作業者は、現像カートリッジ10をドラムユニット9から上方へ引き抜く。
4.本体ケーシングの構成
本体ケーシング2は、図5A、図5Bおよび図7に示すように、検知部材の一例としてのセンサユニット71と、制御装置の一例としてのCPU72と、直動カム73と、ピニオンギア83とを備えている。
センサユニット71は、図5Aおよび図5Bに示すように、本体ケーシング2の左端部内において、複数のプロセス側アクチュエータ38のそれぞれに対応するように、前後方向に沿って複数並列配置されている。センサユニット71は、光学センサの一例としてのフォトセンサ74と、本体側アクチュエータ75とを備えている。
フォトセンサ74は、上下方向に互いに間隔を隔てて向かい合う発光素子および受光素子を有している。発光素子は、常時、受光素子に向かって検出光を発光している。受光素子は、発光素子からの検出光を受光する。フォトセンサ74は、受光素子が検出光を受光したときには、受光信号を発信し、受光素子が検出光を受光しないときには、受光信号を発信しない。
本体側アクチュエータ75は、前後方向に延びる略杆形状を有している。本体側アクチュエータ75は、後述する遮光部78がフォトセンサ74の検出光を遮光する遮光位置(図5A参照)と、後述する遮光部78がフォトセンサ74の検出光を遮光しない非遮光位置(図5B参照)とに回動可能である。本体側アクチュエータ75は、回動軸76と、当接部77と、遮光部78とを備えている。
回動軸76は、本体側アクチュエータ75の前後方向途中に配置されている。回動軸76は、上下方向に延びる略円柱形状を有している。
当接部77は、本体側アクチュエータ75の後端部に配置されている。当接部77は、本体側アクチュエータ75の後端部の右面から右方に向かって突出する略角柱形状を有している。
遮光部78は、本体側アクチュエータ75の前端部に配置されている。遮光部78は、本体側アクチュエータ75の前端部の左面から左方に向かって突出する平板形状を有している。
CPU72は、フォトセンサ74に電気的に接続されており、所定時間ごとに、フォトセンサ74からの受光信号をモニターする。
直動カム73は、図7および図8に示すように、複数の接離部材36の直動カム当接部42に向かい合うように、複数の接離部材36の左右方向外方に配置されている。直動カム73は、前後方向にスライド可能である。なお、左右の直動カム73は、同じ構成であるので、以下の説明では、右方の直動カム73についてのみ説明し、左方の直動カム73についての説明を省略する。直動カム73は、本体部79と、複数のカム部80とを一体的に備えている。
本体部79は、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。本体部79は、ラックギア81を有している。
ラックギア81は、本体部79の後端部に配置されている。ラックギア81は、前後方向に延び、その上端部においてギア歯を有している。
複数のカム部80のそれぞれは、本体部79の左右方向内面において、複数の接離部材36のそれぞれに対応して、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。詳しくは、最前方のカム部80以外のカム部80は、互いに隣り合うカム部80の間隔が等しくなるように配置されている。最前方のカム部80は、その後方に隣り合うカム部80との間隔が他のカム部80間の間隔よりも大きい間隔となるように配置されている。複数のカム部80のそれぞれは、本体部79の左右方向内面から左右方向内方に向かって突出している。複数のカム部80のそれぞれは、前後方向に延びる側面視略矩形状を有している。複数のカム部80のそれぞれは、変位面82を有している。
変位面82は、カム部80の後端部に配置されている。変位面82は、前方へ向かうにつれて下方に傾斜している。
ピニオンギア83は、本体ケーシング2内において、直動カム73のラックギア81に噛み合うように配置されている。
5.プリンタのモード切り替え
以下、図7、図9および図10を参照して、プリンタ1のモード切り替えを説明する。
プリンタ1は、カラー画像を形成するカラーモードと、黒色の画像を形成するモノクロモードと、画像を形成しない全離間モードとを切り替えることができる。
(1)カラーモード
カラーモードでは、図7に示すように、直動カム73は、ラックギア81の後端部においてピニオンギア83に噛み合うように配置される。以下、このときの直動カム73の位置をカラーモード位置と記載する。
このとき、すべてのカム部80は、対応する接離部材36の直動カム当接部42の前方に間隔を隔てて配置されている。
これにより、すべての接離部材36は、図3Bおよび図7に示すように、第1位置に位置している。複数の接離部材36のそれぞれのボス当接部43は、対応する現像カートリッジ10のボス54の後下方に向かい合っている。
複数の現像ローラ13のそれぞれは、対応する感光ドラム11に接触されている。すなわち、複数の現像ローラ13のそれぞれは、接触位置に位置している。
また、左方の接離部材36のそれぞれは、対応するプロセス側アクチュエータ38の前方に間隔を隔てている。
すなわち、図5Aに示すように、すべてのプロセス側アクチュエータ38は、非検知位置に位置している。接離部材36が第1位置に位置し、プロセス側アクチュエータ38が非検知位置に位置している状態が、第1状態である。
また、すべてのプロセス側アクチュエータ38は、遮光位置に位置している。すなわち、すべてのフォトセンサ74は、受光信号を発信しない。
すると、CPU72は、すべてのフォトセンサ74からの受光信号を受信しないことにより、すべての現像ローラ13が接触位置に位置していると判断する。
(2)モノクロモード
プリンタ1をモノクロモードに切り替えるときには、図7および図9に示すように、本体ケーシング2は、上記したカラーモードの状態から、ピニオンギア83を回転させて、直動カム73を後方へ移動させる。
すると、図9に示すように、直動カム73は、ラックギア81の前後方向中央においてピニオンギア83に噛み合うように配置される。以下、このときの直動カム73の位置をモノクロモード位置と記載する。
すると、後方の3つのカム部80が、対応する接離部材36の直動カム当接部42に当接する。なお、最前方のカム部80は、対応する接離部材36の直動カム当接部42の前方に間隔を隔てて配置される。
これにより、ブラックの現像カートリッジ10に対応する接離部材36が第1位置に位置している状態で、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する接離部材36のそれぞれは、回動軸41を支点として、第1位置から第2位置へ回動する。
すると、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する接離部材36のそれぞれのボス当接部43は、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像カートリッジ10のそれぞれのボス54を前上方へ向かって押圧する。
すると、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像カートリッジ10のそれぞれは、前上方に向かって持ち上げられる。このとき、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像カートリッジ10のそれぞれの現像ローラ13は、現像ローラ13の回転軸13Aが位置決め溝40によってガイドされることにより、感光ドラム11から前上方に離間される。すなわち、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像カートリッジ10のそれぞれの現像ローラ13は、離間位置に位置する。
また、このとき、図3Bを参照して説明するが、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する接離部材36の後端部は、対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46の前面に当接し、対応するプロセス側アクチュエータ38の当接部46を後方へ向かって押圧する。
すると、図5Bに示すように、イエロー、マゼンタおよびシアンの現像カートリッジ10に対応するプロセス側アクチュエータ38は、回動軸45を回転中心として、非検知位置から検知位置へ回動する。
なお、このとき、図5Bおよび図9に示すように、プロセス側アクチュエータ38の非検知位置と検知位置との間の移動量D1は、接離部材36の第1位置と第2位置との間の移動量D2よりも大きい。また、接離部材36が第2位置に位置し、プロセス側アクチュエータ38が検知位置に位置している状態が、第2状態である。
すると、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するプロセス側アクチュエータ38の被検知部47は、ドラムフレーム31の収容部39から左方に突出して、対応する本体側アクチュエータ75の当接部77を左方に向かって押圧する。
これにより、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する本体側アクチュエータ75は、回動軸76を支点として遮光位置から非遮光位置へ回動する。すると、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するフォトセンサ74は、受光信号を発信する。
すると、CPU72は、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するフォトセンサ74からの受光信号を受信することにより、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する現像ローラ13が離間位置に位置していると判断する。
(3)全離間モード
プリンタ1を全離間モードに切り替えるときには、本体ケーシング2は、上記したモノクロモードの状態から、ピニオンギア83を回転させて、直動カム73を後方へ移動させる。
すると、図10に示すように、直動カム73は、ラックギア81の前端部においてピニオンギア83に噛み合うように配置される。以下、このときの直動カム73の位置を全離間モード位置と記載する。
すると、すべてのカム部80が、対応する接離部材36の直動カム当接部42に当接する。
これにより、すべての接離部材36は、回動軸41を支点として、第1位置から第2位置へ回動する。
すると、すべての接離部材36のボス当接部43は、すべての現像カートリッジ10のボス54を前上方へ向かって押圧する。
すると、すべての現像カートリッジ10は、前上方に向かって持ち上げられる。このとき、すべての現像カートリッジ10の現像ローラ13は、感光ドラム11から前上方に離間され、離間位置に位置する。
また、このとき、図3Bを参照して説明するが、ドラムユニット9が第1の帯電特性の感光ドラム11を有している場合、すべての接離部材36の後端部は、対応するプロセス側アクチュエータ38を後方へ向かって押圧する。
すると、図5Bに示すように、すべてのプロセス側アクチュエータ38は、検知位置に位置し、対応する本体側アクチュエータ75の当接部77を左方に向かって押圧する。
これにより、すべての本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置する。すると、すべてのフォトセンサ74は、受光信号を発信する。
すると、CPU72は、すべてのフォトセンサ74からの受光信号を受信することにより、すべての現像ローラ13が離間位置に位置していると判断する。
なお、ドラムユニット9が第2の帯電特性の感光ドラム11を有している場合、ブラックに対応する接離部材36が対応するプロセス側アクチュエータ38に当接しないので、CPU72は、上記したモノクロモードと同様に、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する現像ローラ13について、離間位置に位置していると判断する。
6.現像カートリッジの新品検知動作および仕様検知動作
以下、未使用、すなわち新品の現像カートリッジ10がドラムユニット9に装着されたときのプリンタ1の動作について説明する。なお、以下のプリンタ1の動作は、CPU72の制御によって実施される。
プリンタ1は、図11に示すように、フロントカバー22が作業者によって開位置から閉位置へ移動されたことを検知すると(S1:YES)、ウォーミングアップ動作を開始する。
ウォーミングアップ動作が開始されると、本体ケーシング2は、図7に示すように、ピニオンギア83を回転させて、直動カム73をカラーモード位置へ移動させる(S2、図11参照)。
すると、上記したように、すべての現像ローラ13は、対応する感光ドラム11に接触し、CPU72は、すべての現像ローラ13が接触位置に位置していると判断する。
そして、本体ケーシング2は、すべての現像カップリング55に駆動力を入力する。
すると、現像カップリング55に入力された駆動力は、駆動ユニット52内の図示しないギア列を介して検知ギア56に伝達される。これにより、検知ギア56は、図3Bに示すように、右側面視時計回りに回転する。
すると、当接突起58は、検知ギア56の回転に伴って右側面視時計回りに移動し、プロセス側アクチュエータ38の当接部46を後方に向かって押圧する。
これにより、プロセス側アクチュエータ38は、図5Bに示すように、回動軸45を回転中心として非検知位置から検知位置へ回動する。
すると、プロセス側アクチュエータ38の被検知部47は、本体側アクチュエータ75の当接部77を左方に向かって押圧する。すると、本体側アクチュエータ75は、回動軸76を回転中心として遮光位置から非遮光位置へ回動する。すると、フォトセンサ74は、受光信号を発信する。
すると、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間内(S5:NO、図12参照)に、受光信号を受信することにより、現像カートリッジ10が新品であると判断する(S3、図11参照)。
次いで、検知ギア56がさらに回転すると、当接突起58は、当接部46から下方へ離間する。
すると、図5Aに示すように、プロセス側アクチュエータ38は、非検知位置に位置する。また、本体側アクチュエータ75は、遮光位置に位置する。すると、フォトセンサ74は、受光信号の発信を停止する。
なお、検知ギア56の当接突起58は、その数が現像カートリッジ10の印刷可能枚数に対応している。たとえば、当接突起58が1つである場合には、現像カートリッジ10は、3000枚印刷可能であり、当接突起58が2つである場合には、現像カートリッジ10は、6000枚印刷可能である。
したがって、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間内(S5:NO、図12参照)に、受光信号を1回受信したときには、現像カートリッジ10が3000枚印刷可能であると判断する。また、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間内に、受光信号を2回受信したときには、現像カートリッジ10が6000枚印刷可能であると判断する(S4、図11参照)。
そして、検知ギア56は、所定量回転した後、駆動ユニット52内の図示しないギア列に欠け歯部分が対向して、停止する。
なお、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間内(S5:NO、図12参照)に、受光信号を受信しないときには、現像カートリッジ10が旧品、すなわち、使用済みまたは使用途中であると判断する。
7.ドラムユニットの仕様検知動作
そして、プリンタ1は、図12に示すように、上記した新品検知動作の後、すなわちウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間が経過した後に(S5:YES)、ドラムユニット9の仕様検知動作を開始する。
ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間が経過すると、図10に示すように、本体ケーシング2は、ピニオンギア83を回転させて、直動カム73を全離間モード位置へ移動させる(S6、図12参照)。
すると、ドラムユニット9が第1の帯電特性の感光ドラム11を有している場合、図5Bに示すように、すべてのプロセス側アクチュエータ38は、検知位置に位置し、すべての本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置する。すると、すべてのフォトセンサ74は、受光信号を発信する。
すると、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間が経過した後に、すべてのフォトセンサ74からの受光信号を受信することにより(S7:YES、図12参照)、ドラムユニット9が第1の帯電特性の感光ドラム11を有していると判断する(S8、図12参照)。
これにより、CPU72は、上記した画像形成動作において、スコロトロン型帯電器12に印加される帯電バイアスを、第1の帯電バイアス、すなわち+800Vに設定する(S9、図12参照)。
また、ドラムユニット9が第2の帯電特性の感光ドラム11を有している場合、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置し、ブラックに対応する本体側アクチュエータ75は、遮光位置に位置する。すると、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するフォトセンサ74は、受光信号を発信し、ブラックに対応するフォトセンサ74は、受光信号を発信しない。
すると、CPU72は、ウォーミングアップ動作が開始されてから所定の時間が経過した後に、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応するフォトセンサ74からの受光信号を受信し、ブラックに対応するフォトセンサ74からの受光信号を受信しないことにより(S7:NO、図12参照)、ドラムユニット9が第2の帯電特性の感光ドラム11を有していると判断する(S10、図12参照)。
これにより、CPU72は、上記した画像形成動作において、スコロトロン型帯電器12に印加される帯電バイアスを、第2の帯電バイアス、すなわち+820Vに設定する(S11、図12参照)。
その後、本体ケーシング2は、ピニオンギア83を回転させて、直動カム73をカラーモード位置へ移動させる(S12、図12参照)。
これにより、ウォーミングアップ動作が終了する。
8.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図3B、図5Bおよび図9に示すように、フォトセンサ74により、接離部材36およびプロセス側アクチュエータ38が、現像ローラ13を接触位置に位置させるための第1状態であるのか、または、現像ローラ13を離間位置に位置させるための第2状態であるのかを検知することができる。
これにより、CPU72は、接離部材36およびプロセス側アクチュエータ38が第1状態であると検知されたときに、現像ローラ13が感光ドラム11に接触していると判断し、接離部材36およびプロセス側アクチュエータ38が第2状態であると検知されたときに、現像ローラ13が感光ドラム11から離間していると判断することができる。
その結果、プリンタ1は、現像ローラ13の感光ドラム11に対する接触または離間を検知することができる。
(2)このプリンタ1によれば、図3B、図5Bおよび図9に示すように、接離部材36は、現像ローラ13を感光ドラム11に接触させるときに、プロセス側アクチュエータ38を非検知位置に位置させ、現像ローラ13を感光ドラム11から離間させるときに、プロセス側アクチュエータ38を検知位置に位置させる。
その結果、プリンタ1は、プロセス側アクチュエータ38の位置と、接離部材36の位置とに基づいて、現像ローラ13の感光ドラム11に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(3)このプリンタ1によれば、図3B、図5Bおよび図9に示すように、プロセス側アクチュエータ38の当接部46は、非検知位置に位置するときに接離部材36と間隔を隔てて位置し、検知位置に位置するときに接離部材36と接触する。
そのため、プリンタ1は、接離部材36の位置を、プロセス側アクチュエータ38を介してセンサユニット71で確実に検知することができる。
その結果、プリンタ1は、プロセス側アクチュエータ38の位置と、接離部材36の位置とに基づいて、現像ローラ13の感光ドラム11に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(4)このプリンタ1によれば、図5Bおよび図9に示すように、プロセス側アクチュエータ38の非検知位置と検知位置との間の移動量D1は、接離部材36の第1位置と第2位置との間の移動量D2よりも大きい。
そのため、接離部材36の移動量D2に対して、プロセス側アクチュエータ38をより大きく移動させることができる。
その結果、接離部材36の移動量D2を小さく設定しながら、プロセス側アクチュエータ38の移動を、本体側アクチュエータ75を介してフォトセンサ74によって確実に検知することができる。
(5)このプリンタ1によれば、図5Bに示すように、プロセス側アクチュエータ38の移動を、フォトセンサ74によって確実に検知することができる。
(6)このプリンタ1によれば、現像ローラ13の感光ドラム11に対する接触または離間を検知する構成、すなわち、接離部材36、プロセス側アクチュエータ38、本体側アクチュエータ75およびフォトセンサ74を利用して、感光ドラム11の帯電特性を判断することができる。
その結果、感光ドラム11の帯電特性を判断するための構成を別途設けることなく、簡易な構成で、感光ドラムの帯電特性を判断することができる。
(7)このプリンタ1によれば、接離部材36、プロセス側アクチュエータ38、本体側アクチュエータ75およびフォトセンサ74を利用して、現像カートリッジ10が新品であるか否かをさらに判断することができる。
その結果、現像カートリッジ10が新品であるか否かを判断するための構成を別途設けることなく、簡易な構成で、現像カートリッジ10が新品であるか否かを判断することができる。
9.第1実施形態の変形例
(1)上記した第1実施形態では、ドラムユニット9の仕様検知動作において、ドラムユニット9が第1の感光ドラム11を有する場合に、すべての本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置し、ドラムユニット9が第2の感光ドラム11を有する場合に、イエロー、マゼンタおよびシアンに対応する本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置し、ブラックに対応する本体側アクチュエータは、遮光位置に位置する構成であったがこれに限られない。
たとえば、ブラック、イエロー、およびシアンに対応する本体側アクチュエータ75は、非遮光位置に位置し、マゼンタに対応する本体側アクチュエータ75は、遮光位置に位置する構成にすることで、ドラムユニット9が、第1の感光ドラム11および第2の感光ドラム11と異なる第3の帯電特性を有する第3の感光ドラム11であると判断するように構成してもよい。
(2)上記した第1実施形態では、1つのドラムユニット9に備えられるブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの感光ドラム11のすべてが、第1の感光ドラム11または第2の感光ドラム11であったが、たとえば、1つのドラムユニット9に備えられるブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの感光ドラム11がそれぞれ異なっていてもよい。
具体的には、ブラック、イエローおよびシアンに対応する本体側アクチュエータ75が、非遮光位置のときに、ブラック、イエローおよびシアンの感光ドラム11が第1の感光ドラムであると判断し、マゼンタに対応する本体側アクチュエータ75が、遮光位置のときに、マゼンタの感光ドラム11が第2の感光ドラムであると判断する。
(3)上記した第1実施形態では、カラーのプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えばモノクロのプリンタや複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
10.第2実施形態
図13〜図18を参照して、第2実施形態のプリンタを説明する。なお、第2実施形態において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態の概要
上記した第1実施形態では、プリンタ1は、感光ドラム11を備えるドラムユニット9と、現像ローラ13を備え、ドラムユニット9に対して着脱可能な現像カートリッジ10とを備えている。
対して、第2実施形態では、図13および図14に示すように、感光ドラム11を備えるドラムユニット92と、現像ローラ13を備える現像ユニット93とを一体的に備えるプロセスカートリッジ91を備える。
(2)プロセスカートリッジの構成
プロセスカートリッジ91は、各色に対応して、複数、設けられている。複数のプロセスカートリッジ91のそれぞれは、図13および図14に示すように、1対の側板90と、ドラムユニット92と、現像ユニット93とを備えている。
1対の側板90のそれぞれは、プロセスカートリッジ91の左右方向両端部のそれぞれに配置されている。1対の側板90のそれぞれは、側面視略矩形状を有している。
ドラムユニット92は、1対の側板90の後端部間に架設されている。ドラムユニット92は、左右方向に延びる断面視略三角形の筒形状を有している。ドラムユニット92は、感光ドラム11を回転可能に支持している。
現像ユニット93は、ドラムユニット92の前方に配置されている。現像ユニット93は、左右方向に延びる略ボックス形状を有している。現像ユニット93は、1対の側板90の後端部間に、揺動可能に支持されている。現像ユニット93は、スライド部材収容部96、スライド部材94、回動部材収容部97、移動部材の一例としての回動部材95、および、回動支点100を有している。
スライド部材収容部96は、現像ユニット93の左端部の後端部に配置されている。スライド部材収容部96は、現像ユニット93の上壁から下方へ向かって凹む平面視略矩形状を有している。
スライド部材94は、スライド部材収容部96内に配置されている。スライド部材94は、前後方向に延びる略杆形状を有している。スライド部材94は、前後方向にスライド可能である。
回動部材収容部97は、スライド部材収容部96の前方において、現像ユニット93の左端部に配置されている。回動部材収容部97は、現像ユニット93上壁から下方へ向かって凹む平面視略矩形状を有している。
回動部材95は、回動部材収容部97内に配置されている。回動部材95は、左右方向に延びる略平板形状を有している。回動部材95は、その右端部を支点として、左端部が回動部材収容部97内に配置される非係合位置(図13参照)と、左端部が回動部材収容部97から上方へ突出する係合位置(図15参照)とに回動可能である。回動部材95の回動軸は、前後方向に延びている。回動部材95は、カム面98と、遮光板99とを有している。
カム面98は、回動部材95の後面の右端部に配置されている。カム面98は、回動部材95が非係合位置に位置している状態において、前方へ向かうにつれて下方へ傾斜している。
遮光板99は、図15に示すように、回動部材95の左端部の後面から後方に延びている。遮光板99は、回動部材95が係合位置に位置している状態において、上下方向に延びる側面視略矩形状を有している。
回動支点100は、図13に示すように、現像ユニット93の左右方向両端部の上下方向略中央に配置されている。回動支点100は、現像ユニット93の左右方向両端部のそれぞれから左右方向外方へ延びる略円柱形状を有している。回動支点100は、側板90に回動可能に支持されている。
(3)本体ケーシングの構成
本体ケーシング2は、図15に示すように、離間部材の一例としての直動カム101を備えている。
直動カム101は、プロセスカートリッジ91の左端部の上方に配置されている。直動カム101は、前後方向に延びる略杆形状を有している。直動カム101は、当接部102と、押圧部材103とを備えている。
当接部102は、対応するプロセスカートリッジ91の回動部材95の前方に配置される。当接部102は、直動カム101の右面から右方に突出する正面視略矩形の平板形状を有している。当接部102は、光学センサの一例としてのフォトセンサ106を備えている。
フォトセンサ106は、発光部104と、受光部105とを備えている。
発光部104は、当接部102の左端部に支持されている。発光部104は、側面視略矩形状を有している。発光部104は、受光部105に向かって左右方向に沿って検知光を出射する。
受光部105は、当接部102の右端部に支持されている。受光部105は、側面視略矩形状を有している。受光部105は、発光部104からの検知光を受光する。
押圧部材103は、当接部102の後方に配置されている。押圧部材103は、前後方向に延び、その後端部において下方へ屈曲して下方へ延びる側面視略L字形の平板形状を有している。
(4)接離動作
プロセスカートリッジ91が本体ケーシング2内に装着されると、本体ケーシング2は、図15および図16に示すように、押圧部材103の下端部がスライド部材収容部96の後端部内に挿入されるように、直動カム101を移動させる。このときの直動カム101の位置が第1位置である。
すると、スライド部材94は、押圧部材103によって前方へ向かって押圧され、その前端部において回動部材95のカム面98を前方へ向かって押圧する。
すると、回動部材95は、その右端部を支点として、非係合位置から係合位置へ回動する。これにより、回動部材95は、遮光板99によって、フォトセンサ106の検知光を遮光する。
すると、フォトセンサ106は、受光信号の発信を停止する。
これにより、CPU72は、フォトセンサ106からの受光信号が停止したことにより、回動部材95が係合位置に位置していると判断する。
次いで、本体ケーシング2は、図17に示すように、直動カム101を、第1位置よりも後方の第2位置へ移動させる。
すると、直動カム101の当接部102は、回動部材95の前面に係合し、回動部材95を後方へ押圧する。
これにより、現像ユニット93は、回動支点100を支点として、右側面視時計回りに回動する。
すると、現像ローラ13は、感光ドラム11から前方へ離間する。
CPU72は、回動部材95が係合位置に位置していると判断した後に、直動カム101を第2位置に移動させることにより、現像ローラ13が感光ドラム11から離間していると判断する。
また、CPU72は、回動部材95が非係合位置に位置しているときには、フォトセンサ106からの受光信号を受信することにより、回動部材95が非係合位置に位置していると判断し、現像ローラ13が感光ドラム11に接触していると判断する。
(5)第2実施形態の作用効果
(5−1)第2実施形態のプリンタによれば、図17に示すように、直動カム101は、係合位置に位置する回動部材95に係合することにより、現像ローラ13を離間位置に位置させる。また、直動カム101は、図13および図14に示すように、非係合位置に位置する回動部材95には係合できず、回動部材95が非係合位置に位置するときには、現像ローラ13は、接触位置に位置する。
そのため、本体ケーシング2のCPU72は、図15に示すように、回動部材95が係合位置に位置していることをフォトセンサ106で検知した後、図17に示すように、直動カム101が第2位置に移動することにより、現像ローラ13が感光ドラム11から離間していると判断できる。
また、本体ケーシング2のCPU72は、回動部材95が非係合位置に位置していることをフォトセンサ106で検知した場合、現像ローラ13が感光ドラム11に接触していると判断できる。
その結果、プリンタ1は、回動部材95の位置と、直動カム101の位置とに基づいて、現像ローラ13の感光ドラム11に対する接触または離間を確実に検知することができる。
(5−2)第2実施形態のプリンタによれば、図15に示すように、フォトセンサ106の検知光は、発光部104から受光部105へ向かって左右方向に沿って出射され、回動部材95は、前後方向に延びる回動軸について回動する。
そのため、回動部材95と検知光とを確実に干渉させることができ、回動部材95の移動を、フォトセンサ106によって確実に検知することができる。
(6)第2実施形態の変形例
上記した第2実施形態では、発光部104と受光部105とを左右方向に間隔を隔てて配置したが、例えば、図18に示すように、発光部104と受光部105とを前後方向に間隔を隔てて配置することもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
10 現像カートリッジ
11 感光ドラム
13 現像ローラ
36 接離部材
38 プロセス側アクチュエータ
71 センサユニット
72 CPU
74 フォトセンサ
95 回動部材
101 直動カム
106 フォトセンサ
D1 移動量
D2 移動量

Claims (9)

  1. 装置本体と、前記装置本体に対して着脱可能なカートリッジであって現像剤像を担持するように構成される感光体を有するカートリッジとを備える画像形成装置において、
    前記カートリッジは、前記感光体に現像剤を供給する現像ローラを前記感光体に接触する接触位置に位置させるための第1状態と、前記現像ローラを前記感光体から離間する離間位置に位置させるための第2状態との間を移動可能な接離機構を備え、
    前記装置本体は、前記接離機構の移動を検知するように構成される検知部材を備える
    ことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記接離機構は、前記現像ローラを前記接触位置に位置させる第1位置と、前記現像ローラを前記離間位置に位置させる第2位置との間を移動するように構成される接離部材を備え、
    前記カートリッジは、前記接離部材の前記第1位置と前記第2位置との間の移動に伴って移動するように構成される移動部材であって、前記接離部材が前記第1位置に位置するときに、前記移動部材が前記検知部材に検知されない位置である非検知位置と、前記接離部材が前記第2位置に位置するときに、前記移動部材が前記検知部材に検知される位置である検知位置との間を移動するように構成される移動部材を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記移動部材は、
    前記非検知位置に位置するときに前記接離部材と間隔を隔てて位置し、
    前記検知位置に位置するときに前記接離部材と接触する
    ように構成される
    ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記移動部材の前記非検知位置と前記検知位置との間の移動量は、前記接離部材の前記第1位置と前記第2位置との間の移動量よりも大きい
    ことを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知部材は、光学センサを備える
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体は、前記現像ローラを前記接触位置に位置させる第1位置と、前記現像ローラを前記離間位置に位置させる第2位置との間を移動するように構成される離間部材を備え、
    前記接離機構は、前記離間部材と係合するように構成される移動部材であって、前記離間部材が前記第1位置に位置するときに前記移動部材が前記離間部材に係合不能な位置に位置する非係合位置と、前記離間部材が前記第2位置に位置するときに前記移動部材が前記離間部材と係合する位置に位置する係合位置との間を移動するように構成される移動部材を備え、
    前記検知部材は、前記移動部材が前記非係合位置に位置するときに、前記移動部材を検知せず、前記移動部材が前記係合位置に位置するときに、前記移動部材を検知するように構成される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知部材は、光学センサを備え、
    前記移動部材は、前記非係合位置と前記係合位置との間を回動するように構成され、
    前記移動部材の回動軸は、前記光学センサの検知光に対して交差する方向に延びている
    ことを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記検知部材による前記接離機構の移動の検知に基づいて、前記感光体の仕様を判断する制御装置を、さらに備える
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記現像ローラを有し、前記カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジを備え、
    前記制御装置は、前記検知部材による前記接離機構の移動の検知に基づいて、前記現像カートリッジが新品であるか否かを判断する
    ことを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
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