JP2015083472A - 板状スプリング及びそれを備えたプッシュ型スプレー - Google Patents

板状スプリング及びそれを備えたプッシュ型スプレー Download PDF

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Abstract

【課題】塑性変形が少なく、位置ずれも防止できる板状スプリング及びそれを備えるプッシュ型スプレーを提供すること。【解決手段】本発明は、プッシュ型スプレーに用いられる伸縮自在な板状スプリング20であって、上基部11と、下基部12と、上基部11及び下基部12を連結する蛇行状に連続して湾曲した板バネ部15と、を備え、板バネ部15の表面に沿って連続リブ15a,15bが設けられている板状スプリング20である。【選択図】図2

Description

本発明は、板状スプリング及びそれを備えたプッシュ型スプレーに関し、より詳しくは、塑性変形が少なく、位置ずれも防止できる板状スプリング及びそれを備えたプッシュ型スプレーに関する。
プッシュ型スプレーは、一般に、シリンダに対してピストンを上下にスライドさせることにより、シリンダ内の液体をノズルから吐出させる構造となっている。
ここで、ピストンは、スプリングにより上方に付勢されており、ピストンを下方に押圧し液体を吐出させた後、押圧力を開放すると、スプリングのバネ力により、ピストンは上方にスライドするようになっている。これにより、プッシュ型スプレーにおいては、繰り返して液体を吐出することが可能となっている。
かかるスプリングには、様々な形状のものがあり、例えば、コイル状のコイルスプリングが用いられた液体吐出ポンプが知られている(例えば、特許文献1又は2参照)。
また、大径リングより起立する複数のバネ板部により同心円状に小径リングを支持させ、バネ板部が蛇行状となっている樹脂スプリングが知られている。(例えば、特許文献3参照)。
さらに、射出筒内中央部に蛇行板状の弾性板部(スプリング)を延設し、弾性板部後端に設けた吸込み弁体を吸込み弁座に圧接してなる吸込み弁部材を備えたトリガー式液体噴出器が知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2011−73759号公報 特開2011−235903号公報 特開平10−30667号公報 特開2009−131814号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のコイルスプリングは、塑性変形しやすいという欠点があり、上記特許文献2〜4に記載のスプリングにおいても、塑性変形抑制の観点からは十分とはいえない。
また、一般にスプリングは、円筒状のシリンダやピストンに載置されるので、上面視が矩形状の板バネは、押圧の際に位置ずれが生じやすいという欠点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、塑性変形が少なく、位置ずれも防止できる板状スプリング及びそれを備えるプッシュ型スプレーを提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討したところ、板バネ部の表面に沿って連続リブを設けることにより、上記課題を解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、(1)プッシュ型スプレーに用いられる伸縮自在な板状スプリングであって、上基部と、下基部と、上基部及び下基部を連結する蛇行状に連続して湾曲した板バネ部と、を備え、板バネ部の表面に沿って連続リブが設けられている板状スプリングに存する。
本発明は、(2)板バネ部の両面に沿って連続リブが設けられている上記(1)記載の板状スプリングに存する。
本発明は、(3)連続リブが複数設けられている上記(1)又は(2)に記載の板状スプリングに存する。
本発明は、(4)板バネ部の側壁に突起リブが設けられている上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の板状スプリングに存する。
本発明は、(5)複数の突起リブが板バネ部の側面の中心線上に配列されている上記(4)記載の板状スプリングに存する。
本発明は、(6)板バネ部が一対設けられている上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の板状スプリングに存する。
本発明は、(7)シリンダ部と、該シリンダ部内を摺動するピストン部と、該ピストン部に連通するノズル部と、ピストン部に内挿された上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の板状スプリングと、を備え、ピストン部をスライドさせることにより液体が吐出されるようになっているプッシュ型スプレーに存する。
本発明の板状スプリングにおいては、板バネ部の表面に沿って連続リブを設けることにより、強度が向上し、塑性変形(クリープ変形)が少なくなる。
また、連続リブが複数設けられていると、強度がより向上し、塑性変形(クリープ変形)がより少なくなる。特に、板バネ部の両面に沿って連続リブが設けられている場合、板状スプリングがバランス良く伸縮することになる。
本発明の板状スプリングにおいては、板バネ部の側壁に突起リブが設けられている場合、押圧の際の位置ずれを防止できる。
また、板バネ部の表面に連続リブが設けられ、側壁に突起リブが設けられていると、四方にリブが延びることになるので、押圧の際の位置ずれをより防止できる。このとき、突起リブは、板バネ部の側面の中心線上に複数配列されていることが好ましい。
本発明の板状スプリングは、板バネ部が一対設けられている場合、片方の板バネ部にかかる押圧力を半減させることができるので、塑性変形をより一層少なくすることができる。
本発明のプッシュ型スプレーは、上述した板状スプリングを備えることにより、板状スプリングの位置ずれを防止でき、板状スプリングの塑性変形も少なくなる。
図1の(a)は、本発明に係るプッシュ型スプレーの第1実施形態を示す断面図であり、(b)は、(a)のノズル部を押圧した状態を示す断面図である。 図2の(a)は、本発明に係る板状スプリングの第1実施形態を示す正面図であり、(b)は、(a)の側面図であり、(c)は、(a)の上面図であり、(d)は、(a)の下面図であり、(e)は、(b)のA1−A1線で切断した断面図である。 図3の(a)は、本発明に係る板状スプリングの第2実施形態を示す正面図であり、(b)は、(a)の背面図であり、(c)は、(a)の側面図であり、(d)は、(a)の上面図であり、(e)は、(c)のA2−A2線で切断した断面図である。 図4の(a)〜(e)は、第1実施形態に係る板状スプリングにおける板バネ部の変形例を示す断面図である。 図5の(a)〜(h)は、第2実施形態に係る板状スプリングにおける板バネ部の変形例を示す断面図である。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
[第1実施形態]
図1の(a)は、本発明に係るプッシュ型スプレーの第1実施形態を示す断面図であり、(b)は、(a)のノズル部を押圧した状態を示す断面図である。
図1の(a)に示すように、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10は、シリンダ部1と、該シリンダ部1内を摺動するピストン部2と、該ピストン部2に連通するノズル部3と、ピストン部2に内挿された板状スプリング20と、を備える。
プッシュ型スプレー10において、シリンダ部1は、円筒状であり、図示しない容器内の液体が吸い上げ部5を介して導入されるようになっている。すなわち、シリンダ部1は、下端部1aに、吸い上げ部5が連結されている。
吸い上げ部5は、先端が図示しない容器内の液体中に浸漬されるようになっている。
シリンダ部1は、中腹部1bの外側にキャップ部6が設けられている。
キャップ部6は、容器の口部に着脱可能となっている。すなわち、プッシュ型スプレー10は、キャップ部6を介して、市販の容器に対して着脱可能となっている。なお、キャップ部6が容器の口部に取り付け可能であれば、当該容器の形状は特に限定されない。
そして、キャップ部6を容器に取り付けることにより、吸い上げ部5の先端が、容器内の底部近くに位置することになる。
ここで、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10においては、シリンダ部1と、シリンダ部1の下端部1aに連結された吸い上げ部5と、シリンダ部1の中腹部1bに設けられたキャップ部6とが一体となっている。これにより、プッシュ型スプレー10は、部品点数を減らすことができるので、全体の組み付けがより容易となる。なお、一体となった、シリンダ部1、吸い上げ部5、キャップ部6の材質は、いずれも、PP、PE、POM等の合成樹脂であり、主として射出成形により製造される。
プッシュ型スプレー10において、シリンダ部1内を摺動するピストン部2の内部には本発明の板状スプリング20が内挿されている。
図2の(a)は、本発明に係る板状スプリングの第1実施形態を示す正面図であり、(b)は、(a)の側面図であり、(c)は、(a)の上面図であり、(d)は、(a)の下面図であり、(e)は、(b)のA1−A1線で切断した断面図である。
図2の(a)〜(c)に示すように、第1実施形態に係る板状スプリング20は、上基部11と、下基部12と、上基部11及び下基部12を連結する板バネ部15と、を備える。なお、スプリング20の材質は、PP、PE、POM等の合成樹脂であり、主として射出成形により製造される。
下基部12は、Fバルブ12aと、Fバルブ12a上方に、穴を跨ぐようにアーチ状に設けられた側壁12bとからなる。
ここで、Fバルブ12aは、図2の(d)に示すように、弁体13aと、環状部13bと、両者を結合するバネ部13cとからなり、弁体13aは、一定圧を受けると、上下に開くようになっている。
プッシュ型スプレー10においては、吸い上げ部5内の液体が、下基部12のFバルブ12aの弁体が上方に開くことで、シリンダ部1に流入するようになっている。
板バネ部15は、蛇行状に連続して湾曲しており、伸縮自在となっている。
ここで、板バネ部15は、両面に沿って連続リブが設けられている。すなわち、板バネ部15の表面に沿って連続リブ15aがライン状に設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ15bがライン状に設けられている。このため、板状スプリング20は、強度が向上し、塑性変形(クリープ変形)が少なくなる。
また、図2の(e)に示すように、連続リブ15a、15bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の略中央に設けられている。すなわち、板バネ部15は、断面十字状となっている。このことから、板状スプリング20は、押圧されると、バランス良く伸縮することになる。
図2の(a)〜(c)に戻り、板バネ部15は、両側の側壁に突起状の突起リブ16が複数設けられている。
かかる突起リブ16は、板バネ部15の側面の中心線上に、それぞれ独立して複数配列されている。
プッシュ型スプレー10においては、板状スプリング20をピストン部2に挿入した場合、板バネ部15の側壁の突起リブ16が、円筒状のシリンダ部1や円筒状のピストン部2の壁面に当接されるので、板状スプリング20を確実に位置決めできると共に、押圧した際の板状スプリング20の位置ずれも防止することができる。
また、板バネ部15においては、上述した連続リブ15a、15bが、突起リブ16と同様に、板状スプリング20の位置ずれを抑制する効果を発揮する。
このように、板状スプリング20においては、板バネ部15の両面に連続リブ15a、15bが設けられ、両側壁に突起リブ16が設けられているので、四方にリブが延びており、押圧の際の位置ずれを確実に防止できる。
上基部11は、円盤状の板からなり、かかる上基部11には、Sバルブ7が取り付けられている(図1参照)。
図1の(a)に戻り、プッシュ型スプレー10において、ピストン部2の上部には、ノズル部3が設けられている。なお、Sバルブ7は、ノズル部3に垂下するように形成された最小筒3bに装着されている。
プッシュ型スプレー10においては、ピストン部2内の液体が、Sバルブ7を介して、ノズル部3内に流入し、ノズル部3のノズル口3aから吐出されることになる。
ここで、ピストン部2とノズル部3とは、一体となっている。これにより、プッシュ型スプレー10は、部品点数を減らすことができるので、全体の組み付けがより容易となる。なお、一体となった、ピストン部2、ノズル部3の材質は、いずれも、PP、PE、POM等の合成樹脂であり、主として射出成形により製造される。
第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10は、上述した板状スプリング20を備えることにより、板状スプリング20の位置ずれを防止でき、板状スプリング20の塑性変形も少なくなるという大きなメリットを有する。
次に、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10の組み付け方法について説明する。
図1の(a)に戻り、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10においては、まず、シリンダ部1にSバルブ7が取り付けられた板状スプリング20が挿入される。
このとき、板状スプリング20は、下基部12がシリンダ部1の下部1aに固定される。なお、この状態では、弁体13aが吸い上げ部5内を閉鎖している。
次に、その上から、ピストン部2がシリンダ部1に装着され、ピストン部2と一体となったノズル部3にSバルブ7が嵌合されることにより、プッシュ型スプレー10が組みつけられる。
このように、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10においては、極めて容易に組み付けることが可能となっている。
次に、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10の作用について説明する。
図1の(b)に示すように、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10においては、ノズル部3を押圧することにより、ノズル部3と一体となったピストン部2がシリンダ部1内を下方に摺動する。
このとき、ピストン部2内に充填された液体の圧が高まり、ある限度圧に達すると、Sバルブ7が開放され、該液体が、ノズル部3に流入し、ノズル口3aから一挙に吐出される。すなわち、ピストン部2を下方にスライドさせることにより液体が一挙に吐出されるようになっている。
また、ピストン部2が下降することに伴い、板状スプリング20が収縮する。
そして、液体が吐出された後、押圧を開放すると、板状スプリング20の復帰力により、ピストン部2がシリンダ部1内を上方に摺動する。そうすると、シリンダ部1内の液圧が低下し、Sバルブ7が閉じられると共に、図示しない容器内の液体が吸い上げ部5を介してシリンダ部1内に補充されることになる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るプッシュ型スプレーは、板状スプリングの形状が異なること以外は、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10と同じである。
図3の(a)は、本発明に係る板状スプリングの第2実施形態を示す正面図であり、(b)は、(a)の背面図であり、(c)は、(a)の側面図であり、(d)は、(a)の上面図であり、(e)は、(c)のA2−A2線で切断した断面図である。
図3の(a)〜(d)に示すように、第2実施形態に係る板状スプリング26は、上基部11と、下基部12と、上基部11及び下基部12を連結し、一対の板バネ部46からなる対板バネ部と、を備える。すなわち、第2実施形態に係る板状スプリング26は、対板バネ部が異なること以外は、第1実施形態に係る板状スプリング20と同じである。
対板バネ部は、蛇行状に連続して湾曲した板バネ部46が一対設けられているおり、伸縮自在となっている。このため、片方の板バネ部46にかかる押圧力を半減させることができるので、塑性変形を少なくすることができる。
ここで、各板バネ部46は、両面に沿って連続リブが設けられている。すなわち、板バネ部46の表面に沿って連続リブ46aがライン状に設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ46bがライン状に設けられている。このように、連続リブ46a、46bが複数設けられているので、強度がより向上し、塑性変形(クリープ変形)がより少なくなる。
また、図3の(e)に示すように、連続リブ46a、46bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の略中央に設けられている。すなわち、各板バネ部46は、断面十字状となっている。このことから、板状スプリング26は、押圧されると、バランス良く伸縮することになる。
図3の(a)〜(d)に戻り、各板バネ部46は、両側の側壁に突起状の突起リブ66が複数設けられている。
かかる突起リブ66は、板バネ部46が湾曲している部分の側面に、それぞれ独立して複数配列されている。
板状スプリング26においては、板状スプリング26をピストン部2に挿入した場合、各板バネ部46の側壁の突起リブ66が、円筒状のシリンダ部1や円筒状のピストン部2の壁面に当接されるので、板状スプリング26を位置固定できると共に、押圧した際の板状スプリング26の位置ずれを防止することができる。
また、各板バネ部46においては、上述した連続リブ46aが、突起リブ66と同様に、板状スプリング26の位置ずれを抑制する効果を発揮する。
このように、板状スプリング26においては、各板バネ部46に連続リブ46aが設けられ、各板バネ部46の両側壁に突起リブ66が設けられているので、四方にリブが延びており、押圧の際の位置ずれをより確実に防止できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、第1実施形態に係るプッシュ型スプレー10においては、シリンダ部1と、吸い上げ部5と、キャップ部6とが一体となっているが、それぞれ別体であってもよい。
また、ピストン部2と、ノズル部3とが一体となっているが、それぞれ別体であってもよい。
一方、板状スプリング20の上基部11に、公知の形状のSバルブ7が取り付けられているが、上基部11とSバルブ7とは一体であってもよい。すなわち、板状スプリング20とSバルブ7とは一体であってもよい。
第1実施形態に係る板状スプリング20において、板バネ部15には、突起リブ16が複数設けられているが、1個の突起リブが設けられたものであってもよい。
第1実施形態に係る板状スプリング20は、プッシュ型スプレー10に用いられているが、用途はこれに限定されない。トリガー型スプレーやスポイド型スプレー等にも用いることが可能である。
第1実施形態に係る板状スプリング20において、板バネ部15は、連続リブ15a、15bが両面に対称に設けられており、断面十字状となっているが、これに限定されない。
図4の(a)〜(e)は、第1実施形態に係る板状スプリングにおける板バネ部の変形例を示す断面図である。
図4の(a)に示す板バネ部41は、表面に沿って連続リブ41aがライン状に設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ41aは、片面の略中央に設けられている。すなわち、板バネ部41は、断面T字状となっている。
図4の(b)に示す板バネ部42は、表面に沿って連続リブ42aがライン状に2本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ42aは、片面の両側に設けられている。すなわち、板バネ部42は、断面コの字状となっている。
図4の(c)に示す板バネ部43は、表面に沿って連続リブ43aがライン状に3本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ43aは、片面の略中央及び両側に設けられている。すなわち、板バネ部43は、断面E字状となっている。
図4の(d)に示す板バネ部44は、表面に沿って連続リブ44aがライン状に2本設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ44bがライン状に2本設けられている。また、連続リブ44a、44bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の両側に設けられている。すなわち、板バネ部44は、断面I字状となっている。
図4の(e)に示す板バネ部45は、表面に沿って連続リブ45aがライン状に3本設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ45bがライン状に3本設けられている。また、連続リブ45a、45bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の略中央及び両側に設けられている。すなわち、板バネ部45は、断面王字状となっている。
第2実施形態に係る板状スプリング26において、一対の板バネ部46は、いずれも連続リブ46a、46bが両面に対称に設けられており、断面十字状となっているが、これに限定されない。
図5の(a)〜(h)は、第2実施形態に係る板状スプリングにおける板バネ部の変形例を示す断面図である。
図5の(a)に示す一対の板バネ部47は、それぞれ外側の表面に沿って連続リブ47aがライン状に設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ47aは、片面の略中央に設けられている。すなわち、各板バネ部47は、断面T字状となっている。
図5の(b)に示す一対の板バネ部48は、それぞれ内側の表面に沿って連続リブ48bがライン状に設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ48bは、片面の略中央に設けられている。すなわち、各板バネ部48は、断面逆T字状となっている。
図5の(c)に示す一対の板バネ部49は、それぞれ外側の表面に沿って連続リブ49aがライン状に2本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ49aは、片面の両側に設けられている。すなわち、各板バネ部49は、断面コの字状となっている。
図5の(d)に示す一対の板バネ部50は、それぞれ内側の表面に沿って連続リブ50bがライン状に2本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ50bは、片面の両側に設けられている。すなわち、各板バネ部50は、断面逆コの字状となっている。
図5の(e)に示す一対の板バネ部51は、それぞれ外側の表面に沿って連続リブ51aがライン状に3本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ51aは、片面の略中央及び両側に設けられている。すなわち、各板バネ部51は、断面E字状となっている。
図5の(f)に示す一対の板バネ部52は、それぞれ内側の表面に沿って連続リブ52bがライン状に3本設けられており、逆側の表面には設けられていない。また、連続リブ52bは、片面の略中央及び両側に設けられている。すなわち、各板バネ部52は、断面逆E字状となっている。
図5の(g)に示す一対の板バネ部53は、それぞれ表面に沿って連続リブ53aがライン状に2本設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ53bがライン状に2本設けられている。また、連続リブ53a、53bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の両側に設けられている。すなわち、各板バネ部53は、断面I字状となっている。
図5の(h)に示す一対の板バネ部54は、それぞれ表面に沿って連続リブ54aがライン状に3本設けられており、逆側にも表面に沿って連続リブ54bがライン状に3本設けられている。また、連続リブ54a、54bは、両面に対称に設けられており、いずれも面の略中央及び両側に設けられている。すなわち、各板バネ部54は、断面王字状となっている。
本発明の板状スプリングは、プッシュ型スプレーの押圧したノズル部を元の位置に復帰させるスプリングとして用いることができる。なお、プッシュ型スプレーは、ノズル部を押圧することにより、容器内の液を吐出する装置である。本発明の板状スプリング及びそれを備えたプッシュ型スプレーによれば、板状スプリングの塑性変形を極力少なくすることができ、位置ずれも防止することができる。
1・・・シリンダ部
1a・・・下端部
1b・・・中腹部
2・・・ピストン部
3・・・ノズル部
3a・・・ノズル口
3b・・・最小筒
5・・・吸い上げ部
6・・・キャップ部
7・・・Sバルブ
10・・・プッシュ型スプレー
11・・・上基部
12・・・下基部
12a・・・Fバルブ
12b・・・側壁
13a・・・弁体
13b・・・環状部
13c・・・バネ部
15,41,42,43,44,45,46,47,48,49,50,51,52,53,54・・・板バネ部
15a,15b,41a,42a,43a,44a,44b,45a,45b,46a,46b,47a,48b,49a,50b,51a,52b,53a,53b,54a,54b・・・連続リブ
16,66・・・突起リブ
20,26・・・板状スプリング

Claims (7)

  1. プッシュ型スプレーに用いられる伸縮自在な板状スプリングであって、
    上基部と、下基部と、前記上基部及び前記下基部を連結する蛇行状に連続して湾曲した板バネ部と、を備え、
    前記板バネ部の表面に沿って連続リブが設けられている板状スプリング。
  2. 前記板バネ部の両面に沿って連続リブが設けられている請求項1記載の板状スプリング。
  3. 前記連続リブが複数設けられている請求項1又は2に記載の板状スプリング。
  4. 前記板バネ部の側壁に突起リブが設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の板状スプリング。
  5. 複数の前記突起リブが前記板バネ部の側面の中心線上に配列されている請求項4記載の板状スプリング。
  6. 前記板バネ部が一対設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の板状スプリング。
  7. シリンダ部と、
    該シリンダ部内を摺動するピストン部と、
    該ピストン部に連通するノズル部と、
    前記ピストン部に内挿された請求項1〜6のいずれか1項に記載の板状スプリングと、
    を備え、
    前記ピストン部をスライドさせることにより液体が吐出されるようになっているプッシュ型スプレー。
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