JP2015082622A - コイル一体型プリント基板、磁気デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルの所定の巻き数を実現でき、コイルからの発熱を抑制でき、かつ、電子部品を高密度で実装できるコイル一体型プリント基板と、該基板を備えた磁気デバイスを提供する。
【解決手段】コイル一体型プリント基板3は、厚みの厚い金属箔により形成された厚導体、および厚導体より厚みの薄い金属箔により形成された薄導体が設けられた、表面層L1および裏面層L4と、厚導体だけが設けられた内層L2とを備える。そして、表面層L1と内層L2と裏面層L4に設けられた厚導体で、コイルパターン4a〜4cを形成する。また、表面層L1と裏面層L4に設けられた薄導体に、電子部品14a、14bを表面実装する。
【選択図】図8

Description

本発明は、導体であるコイルパターンが形成されたコイル一体型プリント基板と、この基板を備えた磁気デバイスとに関する。
たとえば、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換する、直流−直流変換装置(DC−DCコンバータ)のようなスイッチング電源装置がある。このスイッチング電源装置には、チョークコイルやトランスなどの磁気デバイスが使用されている。
たとえば特許文献1〜6には、コイルの巻線として、導体から成るコイルパターンが形成されたコイル一体型プリント基板と、この基板を備えた磁気デバイスが開示されている。
コイルパターンは、銅箔などの導電性を有する金属箔から成る。基板の他の配線パターンやパッドなどの導体も同様に金属箔から成る。コイルパターンは、基板の外部に露出する外層や、外部に露出しない内層に形成されている。
特許文献1、2、および5では、磁性体から成るコアが基板を貫通している。そして、そのコアの周囲に巻回されるように、基板の所定の層にコイルパターンが形成されている。
特許文献4および5では、大電流を流せるように、コイルパターンなどの導体の厚みが、通常の基板に設けられた導体の厚みより厚い、厚導体基板を用いている。
特許文献1〜3では、異なる層にあるコイルパターン同士が、スルーホールや銅ピンなどで接続されている。
特許文献1〜4では、基板の表面層において、コイルパターンと離れた領域に、他の電子部品が実装され、他の電気回路が形成されている。
特許文献6では、基板が、一対の絶縁層と、該絶縁層に挟持された磁性体層とから構成されている。そして、コイルパターンは磁性体層に形成されている。
特開平7−38262号公報 特開平7−86755号公報 特開2010−109309号公報 特開2011−29313号公報 特開2012−156461号公報 特開2008−177516号公報
コイルの所定の巻き数を実現するため、基板の複数の層にコイルパターンを形成すると、電流が流れたときに、各コイルパターンから発熱して、基板の温度が上昇し易くなる。特に、DC−DCコンバータで使用される磁気デバイスでは、コイルパターンに大電流が流れるので、コイルパターンからの発熱量が多くなり、基板の温度が高くなる。基板の温度が過度に高くなると、磁気デバイスの特性の変動や性能の劣化を生じるおそれがあり、また、同一基板上に実装されたICチップなどの電子部品の誤動作や破壊を生じるおそれもある。
コイルパターンの幅や厚みを大きくして、コイルパターンの断面積を広げると、コイルパターンからの発熱量をある程度抑えられる。しかし、基板の限られた領域(面積)でコイルパターンを形成するには、コイルパターンの幅をある程度の大きさに制限する必要があるので、コイルパターンの幅の自由度は小さい。
また、たとえば図9に示すように、プリント基板Bでは、パターンなどの導体Da、Dbの厚みta、tbを厚くするほど(ta>tb)、導体Da、Dbの裾野部分Dsの幅Wa、Wbが大きくなるので(Wa>Wb)、実装密度が低くなる。このため、たとえばDC−DCコンバータのように、磁気デバイスと他の電子部品を同一基板に設ける場合、基板の導体の厚みを厚くすることにより、電子部品を高密度で実装できず、基板および装置の大型化を招いてしまう。
本発明の課題は、コイルの所定の巻き数を実現でき、コイルからの発熱を抑制でき、かつ、電子部品を高密度で実装できるコイル一体型プリント基板と、該基板を備えた磁気デバイスを提供することである。
本発明のコイル一体型プリント基板は、導体であるコイルパターンが形成されたプリント基板であって、厚みの厚い金属箔により形成された厚導体、および厚導体より厚みの薄い金属箔により形成された薄導体が設けられた、外部に露出する外層と、厚導体が設けられた、外部に露出しない内層とを備えている。そして、外層と内層に設けられた厚導体でコイルパターンを形成し、外層に設けられた薄導体に電子部品を実装している。
また、本発明の磁気デバイスは、上記コイル一体型プリント基板と、磁性体から成り、コイル一体型プリント基板を貫通するコアとを備えている。そして、コアの周囲に巻回されるように、コイル一体型プリント基板にコイルパターンが形成されている。
上記構成によると、コイル一体型プリント基板の外層に厚導体と薄導体を混在させ、内層に厚導体を設けている。このため、外層と内層に設けられた厚導体で、厚みが厚くて、断面積が広いコイルパターンを形成することにより、コイルからの発熱を抑制しつつ、コイルの所定の巻き数を実現することができる。また、外層に設けられた薄導体に、電子部品を高密度で実装することができる。
本発明では、上記コイル一体型プリント基板において、次のような構成を採用してもよい。前記外層は、当該コイル一体型プリント基板の表面に設けられた表面層と、裏面に設けられた裏面層とから成る。前記内層は、表面層と裏面層の間にあって厚導体だけが設けられた、第1内層を含む。そして、表面層、裏面層、および第1内層に設けられた厚導体でコイルパターンを形成し、表面層と裏面層に設けられた薄導体に電子部品を表面実装する。
本発明では、上記コイル一体型プリント基板において、内層は、表面層と裏面層の間にあって薄導体だけが設けられた、第2内層をさらに含み、この第2内層にある薄導体で配線パターンを形成してもよい。
本発明によれば、コイルの所定の巻き数を実現でき、コイルからの発熱を抑制でき、かつ、電子部品を高密度で実装できるコイル一体型プリント基板と、該基板を備えた磁気デバイスを提供することが可能となる。
スイッチング電源装置の構成図である。 本発明の実施形態による磁気デバイスの分解斜視図である。 図2のコイル一体型プリント基板におけるA部の表面層の平面図である。 図2のコイル一体型プリント基板におけるA部の第1内層の平面図である。 図2のコイル一体型プリント基板におけるA部の第2内層の平面図である。 図2のコイル一体型プリント基板におけるA部の裏面層の平面図である。 図3〜図6のX−X断面図である。 図3〜図6のY−Y断面図である。 プリント基板上の導体の一例を示した図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一の部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、スイッチング電源装置100の構成図である。スイッチング電源装置100は、電気自動車(またはハイブリッドカー)用のDC−DCコンバータであり、高電圧の直流をスイッチングして交流に変換した後、低電圧の直流に変換する。以下で詳述する。
スイッチング電源装置100の入力端子T1、T2には、高電圧バッテリ50が接続されている。高電圧バッテリ50の電圧は、たとえばDC220V〜DC400Vである。入力端子T1、T2へ入力される高電圧バッテリ50の直流電圧Viは、フィルタ回路51でノイズが除去された後、スイッチング回路52へ与えられる。
スイッチング回路52は、たとえばFET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)を有する公知の回路からなる。スイッチング回路52では、PWM駆動部58からのPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)信号に基づいて、FETをオンオフさせて、直流電圧に対してスイッチング動作を行う。これにより、直流電圧が高周波のパルス電圧に変換される。
そのパルス電圧は、トランス53を介して、整流回路54へ与えられる。整流回路54は、一対のダイオードD1、D2によりパルス電圧を整流する。整流回路54で整流された電圧は、平滑回路55へ入力される。平滑回路55は、チョークコイルLおよびコンデンサCのフィルタ作用により整流電圧を平滑し、低電圧の直流電圧として出力端子T3、T4へ出力する。この直流電圧により、出力端子T3、T4に接続された低圧バッテリ60が、たとえばDC12Vに充電される。低圧バッテリ60の直流電圧は、図示しない各種の車載電装品へ供給される。
また、平滑回路55の出力電圧Voは、出力電圧検出回路59により検出された後、PWM駆動部58へ出力される。PWM駆動部58は、出力電圧Voに基づいてPWM信号のデューティ比を演算し、該デューティ比に応じたPWM信号を生成して、スイッチング回路52のFETのゲートへ出力する。これにより、出力電圧を一定に保つためのフィードバック制御が行なわれる。
制御部57は、PWM駆動部58の動作を制御する。フィルタ回路51の出力側には、電源56が接続されている。電源56は、高電圧バッテリ50の電圧を降圧し、制御部57に電源電圧(たとえばDC12V)を供給する。
上記のスイッチング電源装置100の各部は、後述する基板3に実装されている。また、平滑回路55のチョークコイルLとして、後述する磁気デバイス1が用いられる。チョークコイルLには、たとえばDC150Aの大電流が流れる。チョークコイルLの一端側には、電力を入力するための入力電極Tiが設けられ、他端側には、電力を出力するための出力電極Toが設けられている。
次に、磁気デバイス1の構造を、図2〜図8を参照しながら説明する。
図2は、磁気デバイス1の分解斜視図である。図3〜図6は、図2のコイル一体型プリント基板3(以下、単に「基板3」という。)におけるA部の各層L1〜L4の平面図である。詳しくは、図3は、表面層L1の平面図であり、図4は、第1内層L2の平面図であり、図5は、第2内層L3の平面図であり、図6は、裏面層L4の平面図である。図7および図8は、磁気デバイス1の断面図である。詳しくは、図3〜図6のX−X断面を図7に示し、Y−Y断面を図8に示している。
図2および図7に示すように、コア2a、2bは、断面形状がE字形の上コア2aと、断面形状がI字形の下コア2bの、2個1対で構成されている。コア2a、2bは、フェライトまたはアモルファス金属などの磁性体から成る。
上コア2aは、下方へ突出するように、3つの凸部2m、2L、2rを有している。凸部2m、2L、2rは、図3〜図7に示すように、一列に並んでいる。図2および図7に示すように、中央の凸部2mに対して、左右の凸部2L、2rの方が、突出量が多くなっている。
図7に示すように、上コア2aの左右の凸部2L、2rの下端を、下コア2bの上面に密着させて、該コア2a、2bは組み合わされる。この状態では、直流重畳特性を高めるため、上コア2aの凸部2mと下コア2bの上面には所定の大きさの隙間が設けられている。これにより、磁気デバイス1(チョークコイルL)に大電流を流したときでも、所定のインダクタンスを実現することができる。コア2a、2b同士は、図示しないねじや金具などの固定手段により固定される。下コア2bは、ヒートシンク10の上側に設けられた凹部10k(図2)に嵌め込まれる。ヒートシンク10の下側には、フィン10fが設けられている。ヒートシンク10は、アルミニウムなどの金属製である。
基板3は、絶縁体から成る薄板状の基材の各層に、銅などの導電性を有する金属箔からなるパターンやパッドやランドなどの導体がエッチングにより形成された、プリント基板から構成されている。本実施形態では、基板3において、図1に示したスイッチング電源装置100の磁気デバイス1以外の電子部品や電気回路の大部分の図示を省略し、一部を図3、図5、および図6に図示している。
基板3の表面(図2、図7、および図8で上面)には、図3に示すような表面層L1が設けられている。基板3の裏面(図2、図7、および図8で下面)には、図6に示すような裏面層L4が設けられている。図7および図8に示すように、表面層L1と裏面層L4の間には、図4および図5に示す内層L2、L3が設けられている。つまり、基板3は、外部に露出した2つの外層L1、L4と、外部に露出しない2つの内層L2、L3の、計4つの層L1〜L4を有した多層基板である。なお、多層基板とは、3つ以上の層を有する基板のことである。内層L2は、本発明の「第1内層」の一例であり、内層L3は、本発明の「第2内層」の一例である。
基板3には、複数の開口部3m、3L、3rが設けられている。開口部3mは大径の円形の貫通孔から成り、開口部3L、3rはほぼ凹形の貫通孔から成る。図2〜図7に示すように、中央にある1つの開口部3mには、コア2aの中央の凸部2mが挿入され、左右にある開口部3L、3rには、コア2aの左右の凸部2L、2rがそれぞれ挿入される。図7および図8に示すように、基板3の裏面層L4側には、ヒートシンク10が図示しないねじなどの固定手段により固定されている。基板3とヒートシンク10の間には、伝熱性を有する絶縁シート12が挟み込まれている。絶縁シート12は可撓性を有しているため、基板3やヒートシンク10と隙間なく密着している。
図3〜図8に示すように、基板3の層L1、L2、L4には、厚みの厚い金属箔により、厚導体(図3、図4、および図6で縦線のハッチング部分)が形成されている。また、基板3の層L1、L3、L4には、厚導体より厚みの薄い金属箔により、薄導体(図3、図5、および図6で横線のハッチング部分)が形成されている。基板3のA部以外の箇所も同様である。
また、基板3には、基板3を厚み方向に全部貫通する導体として、スルーホール8dやスルーホール群9a、9bが形成されている(図8参照)。大径の各スルーホール8dには、放熱ピン(たとえば銅ピン)7a〜7cがそれぞれ埋設されている。スルーホール群9a、9bは、スルーホール8dより小径の複数のスルーホールが、所定の間隔で集まって構成されている。その小径の各スルーホールの表面には、銅めっきが施され、該スルーホールの内側は、銅などで埋められている。
また、基板3には、基板3を厚み方向に全部または一部貫通する導体として、小径のスルーホール(図3〜図6の右側と下側に示した複数の小径の白丸部分のことであって、図を見易くするため一部だけに符号11を付している。)が複数形成されている。
図3に示すように、基板3の表面層L1には、厚導体と薄導体が混在している。そのうち、厚導体で、コイルパターン4a、拡張部4t、4t、矩形パターン4d、放熱パターン5a、5b、ベタパターン13a、およびスルーホール8dのランド8cなどが形成されている。また、薄導体で、配線パターン6a、ベタパターン13b、13c、およびパッド6bなどが形成されている。ベタパターン13aは薄導体で形成されていてもよく、ベタパターン13b、13cは厚導体で形成されていてもよい。
なお、ベタパターンとは、基板の各層においてパターン配線が完了した後で、空いている部分を塗りつぶすように設けたパターンのことである。ベタパターンは、比較的面積が広く、放熱用や接地用として用いられる。
表面層L1において、コイルパターン4a、矩形パターン4d、放熱パターン5a、5b、ベタパターン13a〜13c、配線パターン6a、およびパッド6bは、それぞれ別体で、電気的に絶縁されている。各パターン4a、4d、5a、5b、13a〜13c、6aの表面には、絶縁加工が施されている。
コイルパターン4aの一部を幅方向に拡張することにより、拡張部4t、4tが形成されている。つまり、コイルパターン4aと拡張部4t、4tは一体になっている。コイルパターン4aは、基板3の板面方向と平行な帯状に形成されていて、コア2aの凸部2mの周囲に1回巻回されている。コイルパターン4aの一端(拡張部4tより上方)は、図1に示した入力電極Tiに接続されている。コイルパターン4aの他端には、スルーホール群9aが設けられている。
コイルパターン4aの拡張部4tの中央には、放熱ピン7bとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。放熱パターン5aの一端には、放熱ピン7aとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。放熱パターン5bの中央には、放熱ピン7cとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。矩形パターン4dには、スルーホール群9bが設けられている。
図3で右側と下側に示す各配線パターン6aと各パッド6bは、磁気デバイス1以外の他の電気回路を構成している。パッド6bには、磁気デバイス1以外の他の電子部品14aが表面実装されている(図8も参照)。
図7および図8で、基板3の表面層L1に近い方の内層L2には、図4に示すように、厚導体だけが存在している。この厚導体で、コイルパターン4b、拡張部4t、4t、放熱パターン5c、およびベタパターン13d〜13hなどが形成されている。コイルパターン4bとベタパターン13d〜13hは、それぞれ別体で、電気的に絶縁されている。
コイルパターン4bの一部を幅方向に拡張することにより、拡張部4t、4tが形成されている。つまり、コイルパターン4bと拡張部4t、4tは一体になっている。コイルパターン4bは、基板3の板面方向と平行な帯状に形成されていて、コア2aの凸部2mの周囲に1回巻回されている。コイルパターン4bの一端には、スルーホール群9aが設けられている。コイルパターン4bの他端には、スルーホール群9bが設けられている。
コイルパターン4bの拡張部4tの中央には、放熱ピン7cとこれの周囲のスルーホール8dが設けられている。拡張部4tの一端には、放熱ピン7aとこれの周囲のスルーホール8dが設けられている。放熱パターン5cの中央には、放熱ピン7bとこれの周囲のスルーホール8dが設けられている。図4で右側と下側に小径の白丸で示す各スルーホール11は、コイルパターン4b、放熱パターン5c、およびベタパターン13d〜13hに対して、電気的に絶縁されている。
図7および図8で、基板3の裏面層L4に近い方の内層L3には、図5に示すように、薄導体だけが存在している。この薄導体で、ベタパターン13i〜13mと配線パターン6cなどが形成されている。ベタパターン13i〜13mと配線パターン6cは、それぞれ別体で、電気的に絶縁されている。放熱ピン7a〜7cとこれらの周囲のスルーホール8dは、ベタパターン13i〜13mと配線パターン6cに対して、電気的に絶縁されている。
図5で右側と下側に小径の白丸で示す各スルーホール11は、ベタパターン13i〜13mに対して電気的に絶縁されている。各配線パターン6cは、磁気デバイス1以外の他の電気回路を構成している。
図6に示すように、基板3の裏面層L4には、厚導体と薄導体が混在している。そのうち、厚導体で、コイルパターン4c、拡張部4t、4t、矩形パターン4e、放熱パターン5d〜5f、ベタパターン13o、およびスルーホール8dのランド8cなどが形成されている。また、薄導体で、配線パターン6d、ベタパターン13n、およびパッド6eなどが形成されている。ベタパターン13oは薄導体で形成されていてもよく、ベタパターン13nは厚導体で形成されていてもよい。
コイルパターン4c、矩形パターン4e、放熱パターン5d〜5f、ベタパターン13n、13o、配線パターン6d、およびパッド6eは、それぞれ別体で、電気的に絶縁されている。
コイルパターン4cの一部を幅方向に拡張することにより、拡張部4t、4tが形成されている。つまり、コイルパターン4cと拡張部4t、4tは一体になっている。コイルパターン4cは、基板3の板面方向と平行な帯状に形成されていて、コア2aの凸部2mの周囲に1回巻回されている。コイルパターン4cの一端には、スルーホール群9bが設けられている。コイルパターン4cの他端(拡張部4tより左方)は、図1に示した出力電極Toに接続されている。
放熱パターン5dの一端には、放熱ピン7aとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。放熱パターン5eの中央には、放熱ピン7bとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。放熱パターン5fの中央には、放熱ピン7cとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cが設けられている。矩形パターン4eには、スルーホール群9aが設けられている。
図6で右側と下側に示す各配線パターン6dと各パッド6eは、磁気デバイス1以外の他の電気回路を構成している。パッド6eには、磁気デバイス1以外の他の電子部品14bが表面実装されている(図8も参照)。
図3〜図6に示すように、配線パターン6a、6c、6dの幅は、コイルパターン4a〜4cの幅より細くなっている。また、図7および図8に示すように、配線パターン6a、6c、6dの厚みは、コイルパターン4a〜4cの厚みより薄くなっている。
コイルパターン4a〜4cの幅や厚みや断面積は、コイルの所定の性能を達成しつつ、所定の大電流(たとえばDC150A)を流しても、コイルパターン4a〜4cでの発熱量をある程度に抑制して、しかも表面から放熱し易いように設定されている。
スルーホール群9aは、異なる層L1、L2、L4の貫通しているパターン4a、4b、4e同士を電気的に接続している。スルーホール群9bは、異なる層L1、L2、L4の貫通しているパターン4d、4b、4c同士を電気的に接続している。これにより、表面層L1にあるコイルパターン4aの他端と、内層L2にあるコイルパターン4bの一端とが、スルーホール群9aにより電気的に接続されている。また、コイルパターン4bの他端と、裏面層L4にあるコイルパターン4cの一端とが、スルーホール群9bにより電気的に接続されている。
つまり、基板3に一体化されたコイルは、起点である図1の入力電極Tiから、図3に矢印で示すように、表面層L1のコイルパターン4aにより凸部2mの周囲に1回目が巻かれた後、スルーホール群9aを経由して、内層L2に接続される。次に、内層L2で、コイルは、図4に矢印で示すように、コイルパターン4bにより凸部2mの周囲に2回目が巻かれた後、スルーホール群9bを経由して、裏面層L4に接続される。そして、裏面層L4で、コイルは、図6に矢印で示すように、コイルパターン4cにより凸部2mの周囲に3回目が巻かれた後、終点である図1の出力電極Toに接続される。このように、入力電極Ti、コイルパターン4a、スルーホール群9a、コイルパターン4b、スルーホール群9b、コイルパターン4c、および出力電極Toの順で直列に接続された、一連のコイルの電流経路が形成されている。
小径のスルーホール11は、表面層L1、内層L3、および裏面層L4のうち、2つ以上の層を貫通している。そして、各スルーホール11は、その異なる層L1、L3、L4の貫通している配線パターン6a、6c、6d同士を電気的に接続している。
放熱ピン7aとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cは、異なる層L1、L2、L4の貫通している放熱パターン5a、コイルパターン4bの拡張部4t、および放熱パターン5dを熱的に接続している。放熱ピン7bとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cは、異なる層L1、L2、L4の貫通しているコイルパターン4aの拡張部4tおよび放熱パターン5c、5eを熱的に接続している。放熱ピン7cとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cは、異なる層L1、L2、L4の貫通している放熱パターン5b、コイルパターン4bの拡張部4t、および放熱パターン5fを熱的に接続している。
このため、前述した電流経路でコイルパターン4a〜4cに大電流が流れたときに、表面層L1にあるコイルパターン4aからの発熱が、拡張部4t、4tに拡散されて、コイルパターン4aや拡張部4t、4tの表面から放熱される。また、コイルパターン4aからの発熱が、放熱ピン7bとこれの周囲のスルーホール8dおよびランド8cを伝って、裏面層L4にある放熱パターン5eに拡散され、放熱パターン5eの表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。
内層L2にあるコイルパターン4bからの発熱は、放熱ピン7a、7cとこれらの周囲のスルーホール8dおよびランド8c、並びにスルーホール群9a、9bを伝って、表面層L1にある放熱パターン5a、5bや裏面層L4にある放熱パターン5d、5fに拡散される。そして、その熱は、表面層L1の放熱パターン5a、5bの表面から放熱されるとともに、裏面層L4の放熱パターン5d、5fの表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。スルーホール群9a、9bは、サーマルビアとしても機能する。
裏面層L4にあるコイルパターン4cからの発熱は、拡張部4t、4tに拡散されて、コイルパターン4cや拡張部4t、4tの表面から絶縁シート12を介してヒートシンク10で放熱される。
上記実施形態によると、基板3の外層である表面層L1と裏面層L4に厚導体と薄導体を混在させ、一方の内層L2に厚導体だけを設け、他方の内層L3に薄導体だけを設けている。そして、表面層L1と内層L2と裏面層L4に設けられた厚導体で、厚みが厚くて、断面積が広いコイルパターン4a〜4cを形成している。このため、4層の基板3において、コイルからの発熱を抑制しつつ、3層で3巻きのコイルを実現することができる。
また、表面層L1と裏面層L4に設けられた薄導体で、コイルパターン4a〜4cより幅や厚みの小さな配線パターン6a、6dやランド6b、6eを形成している。このため、基板3の表面層L1と裏面層L4に、電子部品14a、14bを高密度で実装したり、電気回路を高密度で形成したりすることができる。また、同様に、基板3の表面層L1と裏面層L4のA部以外の箇所に設けられた薄導体でも、電子部品を高密度で実装したり、電気回路を高密度で形成したりすることができる(図示省略)。
また、内層L3にある薄導体で、コイルパターン4a〜4cより幅や厚みの小さな配線パターン6cを形成している。このため、基板3の内層L3に、電気回路を高密度で形成することができる。また、同様に、基板3の内層L3のA部以外の箇所にある薄導体でも、電気回路を高密度で形成することができる(図示省略)。
また、基板3の3つの層L1、L3、L4で電子部品や電気回路を高密度化できる結果、基板3およびスイッチング電源装置100の小型化を実現することが可能となる。
さらに、一方の内層L2には厚導体だけを設け、他方の内層L3には薄導体だけを設けているので、各内層L2、L3の形成工程を少なくすることができる。また、基板3は偶数層(本実施形態では4層)を有するプリント基板であるため、奇数層を有する基板より製造し易くすることができる。これらの結果、基板3の製造を容易にすることが可能となる。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。たとえば、以上の実施形態では、基板3の表面層L1と内層L2と裏面層L4に1巻きのコイルパターン4a、4b、4cをそれぞれ形成した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。基板の各層のコイルパターンの巻き数は、1巻きでも2巻き以上でもよい。また、各層のコイルパターンで巻き数を異ならせてもよい。また、基板の表面層と裏面層のうちいずれか一方にコイルパターンを形成したり、全ての内層にコイルパターンを形成したりしてもよい。また、3層や5層以上の多層プリント基板にも、本発明を適用することができる。
また、以上の実施形態では、スルーホール群9a、9bにより異なる層L1、L2、L4にあるコイルパターン4a〜4c同士を電気的に接続した例を示したが、本発明はこれのみに限定するものではない。これ以外に、単一のスルーホールやピンや端子などの他の接続手段により、異なる層のコイルパターン同士を接続してもよい。
また、以上の実施形態では、E字形の上コア2aにI字形の下コア2bを組み合わせた例を示したが、本発明は、2つのE字形コアを組み合わせた磁気デバイスにも適用することができる。
さらに、以上の実施形態では、車両用のスイッチング電源装置100における、平滑回路55のチョークコイルLとして使用される磁気デバイス1と、スイッチング電源装置100の各部が実装される基板3に本発明を適用した例を挙げた。然るに、たとえば、トランス53(図1)として使用される磁気デバイスや、スイッチング電源装置100の一部が実装される基板に対しても、本発明を適用することは可能である。また、車両以外の、たとえば電子機器用のスイッチング電源装置で使用される磁気デバイスや、該磁気デバイス用の基板にも本発明を適用することは可能である。
1 磁気デバイス
2a 上コア
2b 下コア
3 コイル一体型プリント基板
4a、4b、4c コイルパターン
6a、6c、6d 配線パターン
6b、6e パッド
14a、14b 電子部品
L1 表面層
L2、L3 内層
L4 裏面層

Claims (4)

  1. 導体であるコイルパターンが形成されたコイル一体型プリント基板において、
    厚みの厚い金属箔により形成された厚導体、および前記厚導体より厚みの薄い金属箔により形成された薄導体が設けられた、外部に露出する外層と、
    前記厚導体が設けられた、外部に露出しない内層と、を備え、
    前記外層と前記内層に設けられた前記厚導体で前記コイルパターンを形成し、
    前記外層に設けられた前記薄導体に電子部品を表面実装した、ことを特徴とするコイル一体型プリント基板。
  2. 請求項1に記載のコイル一体型プリント基板において、
    前記外層は、当該コイル一体型プリント基板の表面に設けられた表面層と、裏面に設けられた裏面層と、から成り、
    前記内層は、前記表面層と前記裏面層の間にあって前記厚導体だけが設けられた第1内層を含み、
    前記表面層、前記裏面層、および前記第1内層に設けられた前記厚導体で前記コイルパターンを形成し、
    前記表面層と前記裏面層に設けられた前記薄導体に前記電子部品を表面実装した、ことを特徴とするコイル一体型プリント基板。
  3. 請求項2に記載のコイル一体型プリント基板において、
    前記内層は、前記表面層と前記裏面層の間にあって前記薄導体だけが設けられた、第2内層をさらに含み、
    前記第2内層に設けられた前記薄導体で配線パターンを形成した、ことを特徴とするコイル一体型プリント基板。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコイル一体型プリント基板と、
    磁性体から成り、前記コイル一体型プリント基板を貫通するコアと、を備え、
    前記コアの周囲に巻回されるように、前記コイル一体型プリント基板に前記コイルパターンが形成されている、ことを特徴とする磁気デバイス。
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