JP2015081417A - 床タイル片及び床タイル - Google Patents

床タイル片及び床タイル Download PDF

Info

Publication number
JP2015081417A
JP2015081417A JP2013218600A JP2013218600A JP2015081417A JP 2015081417 A JP2015081417 A JP 2015081417A JP 2013218600 A JP2013218600 A JP 2013218600A JP 2013218600 A JP2013218600 A JP 2013218600A JP 2015081417 A JP2015081417 A JP 2015081417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor tile
piece
color
tile piece
chamfered portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013218600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6422644B2 (ja
Inventor
陽史 久田
Akifumi Hisada
陽史 久田
彰一郎 松村
Shoichiro Matsumura
彰一郎 松村
隆弘 関
Takahiro Seki
隆弘 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toli Corp
Original Assignee
Toli Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toli Corp filed Critical Toli Corp
Priority to JP2013218600A priority Critical patent/JP6422644B2/ja
Publication of JP2015081417A publication Critical patent/JP2015081417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6422644B2 publication Critical patent/JP6422644B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】十分な立体感を呈することができる床タイル、を構成できる床タイル片を、提供することを目的とする。
【解決手段】平面視略矩形であり、少なくとも1つの端縁111の、上部に、面取り加工によって面取り部分21が、形成されており、面取り部分21に、着色が施されており、着色された面取り部分21の色は、床タイル片の表面部の色に対して、Lab表色系で0.5以上の色差を有し、且つ、マンセル表色系で±0.3以上の色相差を有するように、設定されている、ことを特徴としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種の建造物等の床面に敷設される床タイル、及び、その床タイルを構成する床タイル片、に関する。
従来から、床タイルには意匠性が求められており、それ故に、床タイルに立体感を持たせることが行われており、そのために、床タイルを構成する床タイル片の端縁の上部に面取り加工を施すことが、行われている。
特許第4607606号公報 特開2002−242413号公報 特開平8−199775号公報 特許第3363385号公報 特開2010−77694号公報 実開平5−840号公報 特開平6−2416号公報 特開2012−55997号公報
しかしながら、床タイル片は、取り扱い性、施工性、及び生産性等の、観点から、できるだけ薄いことが望まれている。すなわち、床タイル片には、厚さに起因した制約があった。それ故、床タイル片の端縁の上部に面取り加工を施しても、床タイルは、十分な立体感を呈することができなかった。
本発明は、十分な立体感を呈することができる床タイル、及び、そのような床タイルを構成できる床タイル片、を提供することを目的とする。
本発明の床タイル片は、平面視略矩形の床タイル片において、少なくとも1つの端縁の、上部に、面取り加工によって面取り部分が、形成されており、面取り部分に、着色が施されており、着色された面取り部分の色は、床タイル片の表面部の色に対して、Lab表色系で0.5以上の色差を有し、且つ、マンセル表色系で±0.3以上の色相差を有するように、設定されている、ことを特徴としている。
なお、本発明は、下記の構成(a)〜(g)を適宜に採用するのが好ましい。
(a)面取り部分が形成された端縁の端面にも、面取り部分と共に、着色が施されている。
(b)面取り部分に、床タイル片の表面部と共に、透明な又は半透明なコーティング層が、形成されている。
(c)着色が、着色剤の塗布によって、施されている。
(d)上記構成(b)において、着色が、着色剤を含むコーティング層によって、施されている。
(e)上記構成(b)又は(d)において、コーティング層が、耐摩耗性及び/又は耐汚染性を有している。
(f)面取り部分が、1.5mm〜4.0mmの幅を有している。
(g)2.5mm〜5.0mmの厚さを有している。
本発明の床タイルは、本発明の床タイル片が、複数枚、並設されて構成されており、少なくとも1組の隣接する床タイル片が、面取り部分を有する端縁同士を突き合わせて、配置されている、ことを特徴としている。
本発明者は、床タイル片の表面部と面取り部分とにおいて、色差のみならず色相差にも着目し、それらの値が特定の関係を有する場合に、薄い床タイル片であっても、看者に、十分な立体感を感じさせることを、見出した。すなわち、本発明の床タイル片においては、厚さが薄くても、面取り部分が、所定の色差及び色相差を有する着色層で、覆われているので、複数の床タイル片の、面取り部分が形成された端縁同士を当接させると、その当接部が、両側から当接面に向けて、より深くなっているように、見える。したがって、本発明の床タイル片によれば、取り扱い性、施工性、及び生産性等を損なうことなく、隣接する床タイル片の境界部が平面視で深く見える床タイルを、構成でき、それ故、床タイルに十分な立体感を付与できる。
本発明の床タイルによれば、十分な立体感を呈することができるので、需用者が望む意匠性を満たすことができる。
本発明の一実施形態の床タイルの平面図である。 図1の床タイルを構成する、本発明の一実施形態の床タイル片の、平面図である。 図2のIII−III断面図である。 図1のIV−IV断面図である。 本発明の別の実施形態の床タイル片の、図3に相当する図である。 本発明の更に別の実施形態の床タイル片の平面図である。 本発明の別の床タイルの平面図である。 本発明の更に別の床タイルの平面図である。 本発明の他の実施形態の床タイル片の、図3に相当する図である。 図9の床タイル片を用いた床タイルの、図4に相当する図である。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態の床タイルの平面図である。この床タイル1は、図2に示される床タイル片11を9枚並設して、構成されている。床タイル片11は、平面視正方形を有しており、床タイル1も、平面視正方形を有している。
図3は、図2のIII−III断面図である。床タイル片11の4つの端縁111の上部には、面取り加工が施されて、所謂カービング面取りからなる面取り部分21が形成されている。カービング面取りとは、床タイル片の上端縁の角部を丸めて形成された、床タイル片の表面から周縁へと向かって傾斜する断面曲線形状となるアール面を有する、面取り構造であり、アール面取りなどとも呼ばれている。面取り部分21は、上縁において床タイル片11の表面部110に連続しており、下縁において垂直な端面部分22に連続している。そして、面取り部分21及び端面部分22には、着色が施されて、着色層3が形成されている。更に、床タイル片11の表面部110と面取り部分21と端面部分22とには、透明なコーティング層4が、形成されている。
着色層3の色は、床タイル片11の表面部110の色に対して、Lab表色系で0.5以上の色差を有し、且つ、マンセル表色系で±0.3以上の色相差を有するように、設定されている。この色相差は、±0.5以上がより好ましい。なお、表面部110が一様の色ではなく多様な色を有している場合には、平均値が用いられる。
そして、床タイル1においては、図1のIV−IV断面図である図4に示されるように、隣接する床タイル片11が、端縁111同士を突き合わせている。これにより、隣接する床タイル片11の間、すなわち、隣接する床タイル片11の境界部10は、次のような状態となっている。
・端面部分22同士が当接しており、当接面220を構成している。
・平面視で見えるのは、当接面220から、両側に且つ下から上に、開くように存在している、2つの面取り部分21である。
・面取り部分21は、所定の色差及び色相差を有する着色層3で、覆われているので、両側から当接面220に向けて、より深くなっているように、見える。
本発明においては、床タイル片11の表面部110と面取り部分21とにおいて、色差及び色相差の値が特定の関係を有する場合に、薄い床タイル片11であっても、看者に、十分な立体感を感じさせることができた。すなわち、床タイル1においては、図1に示されるように、隣接する床タイル片11の境界部10が平面視で深く見えることとなる。よって、床タイル1は、十分な立体感を呈する。また、床タイル1の境界部10は、目地棒を用いなくても、明瞭になる。
しかも、面取り部分21をカービング面取りしているので、床タイル片11を敷設した際に、目地部分による立体感を高めることができる。更に、カービング面取りの面取り部分21に生じる陰影と、着色層3の色差及び色相差の効果とが組み合わさることによって、グラデーションに富んだ自然な立体感を表出させることができる。
床タイル片11は、単層のコンポジション床タイル片が好ましいが、他の複層ビニル床タイル片やホモジニアス床タイル片でもよい。
床タイル片11の厚さは、1.5mm〜10mmが好ましく、2.5mm〜5.0mmが特に好ましい。何故なら、2.5mm未満の場合には、面取りのための深さを確保できないからであり、5.0mmより大きい場合には、取り扱い性や施工性が悪いからである。
面取り部分21の幅Wは、0.5mm〜10mmが好ましく、1.5mm〜4.0mmが特に好ましい。何故なら、1.5mm未満の場合には、境界部10すなわち目地が細いために立体感が出にくいからであり、4.0mmより大きい場合には、目地が太すぎて違和感が出てくるからである。
面取り部分21を形成するための面取り加工としては、例えば次の方法を採用できる。
・各種の回転刃で削る
・温度を加えながらプレスで打ち抜く(特許文献1参照)
・プレス成型
・高周波加工
・エンボスロール加工
上記の面取り加工によれば、例えば次の形状を有する面取り部分を形成できる。
・カービング面取り…図3、図4、図9、及び図10に示されるように、面取り部分21が、曲線形状を有している。この面取り加工には、例えば、回転刃や、特許文献1記載の方法などが、好適に用いられる。
・削り面取り…図5に示されるように、面取り部分21が、直線形状を有している。この面取り加工には、回転刃などによって所定の角度で削る方法などが、好適に用いられる。
着色剤としては、例えば着色インクを用いるのが好ましい。着色インクは、アクリル絵の具と水とエポキシ樹脂等とを、所望の色を呈するような割合で混合して、得られる。
着色の方法としては、例えば次の方法を採用できる。
・スプレーガンによる連続塗布
・ローラーによる連続塗布
・スプレー、スポンジ、筆等による、手塗り塗布
コーティング層4の厚さは、1μm〜500μmが好ましく、10μm〜40μmが特に好ましい。何故なら、10μm未満の場合には、耐久性が不十分であるからであり、40μmより大きい場合には、床タイル片11が反りやすくなるからである。
コーティング層4を構成するコーティング材料としては、優れた、耐摩耗性及び/又は耐汚染性を、有する材料を用いるのが、好ましい。優れた耐汚染性を有する材料としては、ウレタン系、エポキシ系、アクリル系等の、紫外線硬化樹脂を用いるのが、好ましいが、フッ素樹脂、シリコン樹脂等を、用いることもできる。優れた耐摩耗性を有する材料としては、紫外線硬化樹脂にアルミナ等の無機物を添加してなる材料を、用いることができる。コーティング材料は、透明が好ましいが、半透明でもよい。
コーティング材料として、優れた耐汚染性を有する材料を用いると、境界部10に溜まる汚れを容易に除去でき、床タイル片11の立体感を長期間にわたって維持することができる。
コーティング材料として、優れた耐摩耗性を有する材料を用いると、長期のメンテナンスフリーを実現できる。耐摩耗性としては、具体的には、テーバー摩耗試験において、500回転以上耐えること、すなわち、500回転後に表面部110をステイン染色液で染色した場合に50%以上が染色されないこと、が好ましい。なお、テーバー摩耗試験は、JIS A 1453-1973「建築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(研磨紙法)」であり、測定装置としては、「アプレーションテスター」(TABER社製)が用いられる。
コーティング層4は、通常は、艶を有しているが、艶を消す場合には、コーティング材料である紫外線硬化樹脂にシリカを添加すればよい。
コーティング方法としては、例えば次の方法を採用できる。
・ロールコーターによる連続塗布
・フローコーターによる連続塗布
・スプレーガンによる連続塗布
[別の実施形態]
(1)床タイル片11の面取り部分21は、カービング面取りに限るものではなく、図5に示されるような削り面取りでもよい。削り面取りを用いた場合は、面取り部分21と表面部110との境界が明瞭に区別されるので、直線的な立体感を表出させることができる。
(2)床タイル片11の面取り部分は、4つの端縁の全てに形成する必要はなく、例えば、図6に示されるような連続する2つの端縁のみに形成してもよい。図6の床タイル片11を用いると、例えば、図7に示されるような床タイル1を構成できる。境界部10は、面取り部分21が形成された端縁111同士を突き合わせて、構成されている。
(3)床タイル1を構成するのに用いる床タイル片11は、1種類に限るものではなく、例えば、図8に示される床タイル1のように、長方形の5種類の床タイル片a、b、c、d、eを用いてもよい。
・床タイル片a…1つの短辺の端縁のみに面取り部分21が形成されている。2枚用いられている。
・床タイル片b…1つの長辺の端縁のみに面取り部分21が形成されている。2枚用いられている。
・床タイル片c…隣接する2辺の端縁のみに面取り部分21が形成されている。4枚用いられている。
・床タイル片d…2つの短辺及び1つの長辺の端縁のみに面取り部分21が形成されている。2枚用いられている。
・床タイル片e…1つの短辺及び2つの長辺の端縁のみに面取り部分21が形成されている。2枚用いられている。
(4)床タイル片11の平面視形状は、正方形及び長方形に限らず、三角形、菱形、六角形などの多角形、でもよい。
(5)着色層3は、第1実施形態では、面取り部分21及び端面部分22に形成されているが、図9に示されるように、面取り部分21のみに形成してもよい。図10は、そのような床タイル片11の端縁111を突き合わせた状態を示す断面図である。なお、第1実施形態によれば、隣接する床タイル片11の設置高さにずれがあった場合でも、境界部10においては、平面視で着色層3のみが見え、着色層3を形成する前の端面の色が見えることはない。したがって、床タイル片11は、床面に、ある程度の不陸があった場合でも、不陸を目立たなくできるとともに本発明の奏する立体感を維持することができる。
[実施例1]
(床タイル片11)
次のように製造した。
・タイル材…所定寸法を有する、東リ株式会社の厚木工場製の製品名「マチコV」(MV38のモツル無し)を用意した。所定寸法は、縦303mm×横303mm×厚さ3mmであった。このタイル材の表面部は、Lab表色系で40以上のL値を有する淡色を、有している。
・面取り加工…回転刃を用いて、4つの端縁を切削して、面取り部分21を形成した。面取り部分21は、図1に示されるようなカービング面取りであり、高さH:2.0mm×幅W:3.3mmであった。
・着色…エアーブラシを用いて、着色インクを、面取り部分21及び端面部分22に噴霧して、着色層3を形成した。着色インクは、アクリル絵の具、水、及びエポキシ樹脂等を、所望の色を呈するような配合で混合して、得た。本実施例では、アクリル絵の具、水、エポキシ樹脂、及び硬化剤を、10:9:6:6で配合した。
・コーティング…ロールコーターを用いて、表面部110、面取り部分21、及び端面部分22に、紫外線硬化樹脂を塗布して、コーティング層4を形成した。紫外線硬化樹脂としては、ウレタン系硬化樹脂を用いた。なお、本実施例では、紫外線硬化樹脂に数μmのシリカを3〜10重量%添加し、これにより、コーティング層4を艶無しとした。更に、本実施例では、紫外線硬化樹脂にアルミナを数十%添加し、これにより、コーティング層4に耐摩耗性を付与した。
(測色)
床タイル片11の面取り部分21及び表面部110の色を測定した。
・測定装置…大日精化工業株式会社製の「カラコムシステム」を用いた。分光光度計部分は、コニカミノルタ製の製品番号「CM−3600d」を用いた。
・測定方法
(1)分光光度計の開口径を7mmに変更した。
(2)表面部110の任意の5カ所を測定し、平均値を求めた。
(3)面取り部分21の任意の5カ所を測定し、平均値を求めた。
(4)測定データに基づいて、Lab表色系のa値、b値、L値(明度)、及びΔE値(色差)を求めるとともに、マンセル表色系のH値、V値、C値、ΔH値(色相差)、ΔV値(明度差)、及びΔC値(彩度差)を求めた。なお、具体的には、次式により求めた。
・ΔE=(Δa+Δb+ΔL1/2
・ΔH=(面取り部分21のH)−(表面部110のH)
・ΔV=(面取り部分21のV)−(表面部110のV)
・ΔC=(面取り部分21のC)−(表面部110のC)
(光沢測定)
表面部110の光沢を、次のように測定した。
・測定装置…株式会社堀場製作所製の製品名「GLOSS CHECKER」、製品番号「IG−320」を用いた。
・測定方法
(1)校正板をセットして、校正を行った。
(2)表面部110の任意の5カ所を測定し、平均値を求めた。
(床タイル1)
床タイル片11を用いて、図1に示される床タイル1を構成した。
[実施例2、3、4]
次の点のみが実施例1と異なっている。すなわち、コーティング層4を形成する紫外線硬化樹脂にシリカを添加しなかった。よって、表面部110は、艶を有している。
[実施例5]
次の点のみが実施例1と異なっている。すなわち、タイル材として、所定寸法を有する、東リ株式会社の伊丹工場製の製品名「グラノーブル」(GNT7506)を用意した。所定寸法は、縦303mm×横303mm×厚さ3mmであった。このタイル材の表面部は、Lab表色系で40未満のL値を有する濃色を、有している。
[実施例6]
次の点のみが実施例5と異なっている。すなわち、コーティング層4を形成する紫外線硬化樹脂にシリカを添加しなかった。よって、表面部110は、艶を有している。
[比較例1、4、5]
次の点のみが実施例1と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されておらず、コーティング層も形成されていない。
[比較例2]
次の点のみが実施例1と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されていない。
[比較例3]
次の点のみが実施例2と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されていない。
[比較例6]
次の点のみが実施例5と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されておらず、コーティング層も形成されていない。
[比較例7]
次の点のみが実施例5と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されていない。
[比較例8]
次の点のみが実施例6と異なっている。すなわち、面取り部分に着色が施されていない。
[測定結果]
測定結果を、表1及び表2に示す。なお、表において、「面取り部分着色」の欄には、着色の有無が記載されており、「コーティング層(艶)」の欄には、コーティング層の有無が記載されていると共に、コーティング層が有る場合には、艶の有無が記載されている。「艶消し」は艶が無いことを意味する。
Figure 2015081417
Figure 2015081417
実施例1、2、比較例1、実施例5、6、及び比較例6の、表面部110の光沢度を、表3に示す。
Figure 2015081417
[立体感の評価]
・評価方法…4人の評価者が目視にて境界部10の立体感を確認した。
・評価基準…図1の構成の床タイル1において、立体的に見えた場合を「○」、立体的に見えなかった場合を「×」とした。評価結果を表4に示す。
Figure 2015081417
実施例1〜6の床タイル1は、十分な立体感を呈した。
本発明の床タイル片は、十分な立体感を呈することができる床タイルを構成できるので、産業上の利用価値が大である。
1 床タイル 11 床タイル片 110 表面部 111 端縁 21 面取り部分 22 端面部分 3 着色層 4 コーティング層

Claims (3)

  1. 平面視略矩形の床タイル片において、
    少なくとも1つの端縁の、上部に、面取り加工によって面取り部分が、形成されており、
    面取り部分に、着色が施されており、
    着色された面取り部分の色は、床タイル片の表面部の色に対して、Lab表色系で0.5以上の色差を有し、且つ、マンセル表色系で±0.3以上の色相差を有するように、設定されている、
    ことを特徴とする床タイル片。
  2. 面取り部分が、カービング面取りからなっている、
    請求項1記載の床タイル片。
  3. 請求項1又は2に記載の床タイル片が、複数枚、並設されて構成されており、
    少なくとも1組の隣接する床タイル片が、面取り部分を有する端縁同士を突き合わせて、配置されている、
    ことを特徴とする床タイル。
JP2013218600A 2013-10-21 2013-10-21 床タイル片 Active JP6422644B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218600A JP6422644B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 床タイル片

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013218600A JP6422644B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 床タイル片

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015081417A true JP2015081417A (ja) 2015-04-27
JP6422644B2 JP6422644B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=53012189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013218600A Active JP6422644B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 床タイル片

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6422644B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018024390A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 小島プレス工業株式会社 トラックにおける荷台ボードの支持構造
JP2023131988A (ja) * 2022-03-10 2023-09-22 大建工業株式会社 高意匠建築材及び天井材
JP7575909B2 (ja) 2020-10-09 2024-10-30 東リ株式会社 スポーツ施設用床タイル及びその床タイルの敷設構造

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61163841U (ja) * 1985-03-29 1986-10-11
JPH01275856A (ja) * 1988-04-25 1989-11-06 Matsushita Electric Works Ltd 化粧板
JPH02231188A (ja) * 1989-03-03 1990-09-13 Toda Kogyo Corp 立体感を呈した像の現像方法
JPH0724403A (ja) * 1993-07-12 1995-01-27 Daiken Trade & Ind Co Ltd 建築用化粧板の塗装方法
JPH10102743A (ja) * 1996-10-01 1998-04-21 Asahi Utsudo Tec Kk 溝付き化粧板
JPH10204815A (ja) * 1997-01-28 1998-08-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝生
JPH11151464A (ja) * 1997-11-18 1999-06-08 Kikusui Kagaku Kogyo Kk 陰影感を強調したシート
JP2001199027A (ja) * 2000-01-24 2001-07-24 Daiken Trade & Ind Co Ltd 建築用化粧板の製造方法
JP2007146563A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Nitto Boseki Co Ltd 樹脂系床タイル
JP2010255240A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Fuso Gosei Kk クッション性を有するタイル及びその製造方法
JP3181709U (ja) * 2012-11-13 2013-02-21 日本プロファイル工業株式会社 装飾床パネル

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61163841U (ja) * 1985-03-29 1986-10-11
JPH01275856A (ja) * 1988-04-25 1989-11-06 Matsushita Electric Works Ltd 化粧板
JPH02231188A (ja) * 1989-03-03 1990-09-13 Toda Kogyo Corp 立体感を呈した像の現像方法
JPH0724403A (ja) * 1993-07-12 1995-01-27 Daiken Trade & Ind Co Ltd 建築用化粧板の塗装方法
JPH10102743A (ja) * 1996-10-01 1998-04-21 Asahi Utsudo Tec Kk 溝付き化粧板
JPH10204815A (ja) * 1997-01-28 1998-08-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd 人工芝生
JPH11151464A (ja) * 1997-11-18 1999-06-08 Kikusui Kagaku Kogyo Kk 陰影感を強調したシート
JP2001199027A (ja) * 2000-01-24 2001-07-24 Daiken Trade & Ind Co Ltd 建築用化粧板の製造方法
JP2007146563A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Nitto Boseki Co Ltd 樹脂系床タイル
JP2010255240A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Fuso Gosei Kk クッション性を有するタイル及びその製造方法
JP3181709U (ja) * 2012-11-13 2013-02-21 日本プロファイル工業株式会社 装飾床パネル

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018024390A (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 小島プレス工業株式会社 トラックにおける荷台ボードの支持構造
JP7575909B2 (ja) 2020-10-09 2024-10-30 東リ株式会社 スポーツ施設用床タイル及びその床タイルの敷設構造
JP2023131988A (ja) * 2022-03-10 2023-09-22 大建工業株式会社 高意匠建築材及び天井材
JP7407216B2 (ja) 2022-03-10 2023-12-28 大建工業株式会社 高意匠建築材及び天井材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6422644B2 (ja) 2018-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
BE1015760A6 (nl) Vloerpaneel en werkwijze voor het vervaardigen van dergelijk vloerpaneel.
ES2891581T3 (es) Panel de vidrio
JP6422644B2 (ja) 床タイル片
KR20120088538A (ko) 벽면판 및 구현방법
WO2010070367A1 (en) Method for producing decorated surfaces by using printed wallpaper
KR100794912B1 (ko) 합성수지를 활용한 논슬립 바닥재 및 이의 제조방법
US8800183B1 (en) Belisle picture painting technique displaying different colors at different viewing angles
DE29813018U1 (de) Dekorfliese für eine Wand-, Boden- und/oder Deckenbekleidung
DE102009056238A1 (de) Verfahren und Baukasten zur Herstellung eines Mosaiks aus Plättchen aus Kunststoff
US20070264477A1 (en) Textured art work and method for creating same
CN213897883U (zh) 基于光影成像的装饰板材
US11858248B2 (en) Thermoplastic simulated tile
WO2018098859A1 (zh) 填色结构
CN106926628A (zh) 一种纸本覆墨雕刻的绘画方法
AU2013101431A4 (en) A Composite Tile and Method of its Manufacture
RU107724U1 (ru) Печатное изделие в виде картонной раскраски
CN203429967U (zh) 一种地板
CN103291032A (zh) 一种数码喷墨影印软木砖的生产方法
JP2022091638A (ja) 建築用板及び模様
KR200453792Y1 (ko) 입체 몰딩
CN104278813A (zh) 一种地板
US20190322122A1 (en) Marquetry template and methods of use thereof
DE29907073U1 (de) Präsentationssystem zur Darstellung eines Oberbelags
CN205044239U (zh) 一种3d打印的复古装饰板
BR102018076295A2 (pt) manta vinílica marmorizada para revestimento de superfícies e seu respectivo processo de obtenção

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6422644

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250