JP2022091638A - 建築用板及び模様 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体的な視覚効果を有する建築用板及び模様を提供する。【解決手段】建築用板は、基材と、模様とを含む。模様は、基材の表面を装飾する。模様は、第一模様部分と、第二模様部分とを含む。第二模様部分は、第一模様部分と接する。第一模様部分の第二模様部分と接する第一境界領域のL*a*b*表色系におけるL*値は、第一値に設定される。第二模様部分の第一境界領域と接する第二境界領域のL*a*b*表色系におけるL*値は、第一値より大きい第二値に設定される。第一模様部分は、第一境界領域の第二境界領域とは反対側にL*a*b*表色系におけるL*値が第二値より大きい第三値となる高明度領域を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、建築用板と、基材の表面を装飾する模様とに関する。
建築用板に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1は、建築板を開示する。建築板は、外装材である。建築板は、矩形状の凸部を上下左右に複数隣り合うように配置して形成される。凸部は、斜面を有する。斜面は、対向する一対の端部に向かって下り傾斜する。斜面のうちの少なくとも一方には、陰影形成構造が設けられる。陰影形成構造は、突起部である。突起部は、リブ状突起である。リブ状突起は、斜面の傾斜方向に略直交する方向に設けられる。突起部の密度は、凸部の中央部側から端部側に向かって高くなる。突起部の突出高さは、凸部の中央部側から端部側に向かって高くなる。建築板は、十分に立体感を強調することができる。
特許文献2は、インクジェットプリント物を開示する。インクジェットプリント物は、車両若しくは建築物の内装材又は壁紙である。インクジェットプリント物は、基材と、複数のインクドットとを含む。基材は、吸放湿性を有する。複数のインクドットは、基材の表面に表現された絵柄を形成し、基材の表面の一部領域に形成される。複数のインクドットにより基材の表面に表現された絵柄は、明度が連続的に変化するグラデーションを含む。グラデーションは、L表色系における明度Lの最高値と最低値との明度差ΔLが8~12の範囲に設定されている。
特開2015-140595号公報 特開2014-226822号公報
意匠性を有する建築用板が求められている。例えば、建築用板の表面を凹凸状とすることで、表面が平滑な建築用板と比較して表面の立体感を高めることができる。しかしながら、このような建築用板では、これの素材となる板の表面を凹凸状に造形する必要がある。発明者は、建築用板の表面に模様を設け、この模様によって表面に立体感を付与する技術について検討した。
本発明は、立体的な視覚効果を有する建築用板及び模様を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、基材と、前記基材の表面を装飾する模様と、を含み、前記模様は、第一模様部分と、前記第一模様部分と接する第二模様部分と、を含み、前記第一模様部分の前記第二模様部分と接する第一境界領域のL表色系におけるL値は、第一値に設定され、前記第二模様部分の前記第一境界領域と接する第二境界領域のL表色系におけるL値は、前記第一値より大きい第二値に設定され、前記第一模様部分は、前記第一境界領域の前記第二境界領域とは反対側にL表色系におけるL値が前記第二値より大きい第三値となる高明度領域を含む、建築用板である。
前記第三値と前記第一値との第一差は、前記第二値と前記第一値との第二差より8.15以上大きく設定される、ようにしてもよい。
このような建築用板によれば、模様に立体感を付与することができる。看者は、この模様から立体的な印象を受けることができる。
本発明の他の側面は、基材の表面を装飾する模様であって、第一模様部分と、前記第一模様部分と接する第二模様部分と、を含み、前記第一模様部分の前記第二模様部分と接する第一境界領域のL表色系におけるL値は、第一値に設定され、前記第二模様部分の前記第一境界領域と接する第二境界領域のL表色系におけるL値は、前記第一値より大きい第二値に設定され、前記第一模様部分は、前記第一境界領域の前記第二境界領域とは反対側にL表色系におけるL値が前記第二値より大きい第三値となる高明度領域を含む、模様である。
この模様によれば、模様に立体感を付与することができる。看者は、この模様から立体的な印象を受けることができる。
本発明によれば、立体的な視覚効果を有する建築用板及び模様を得ることができる。
建築用板の概略構成の一例を示す斜視図である。 図1の建築用板の正面図である。 上段は、図1の建築用板の側面図である。下段は、図1の建築用板の平面図又は底面図である。 図1の建築用板の模様の部分拡大図である。複数の模様部分の測色位置を示す。 図1の建築用板の模様の部分拡大図である。図4とは異なる複数の模様部分の測色位置を示す。
本発明を実施するための実施形態について図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成に置換してもよい。本発明は、他の構成を含んでもよい。図面は、所定の構成を模式的に示す。
<建築用板200>
建築用板200について図1,2を参照して説明する。例えば、建築用板200は、外装材、内装材及び玄関扉用装飾板に使用可能である。外装材の例としては、サイディングが挙げられる。例えば、内装材は、調湿建材、壁材及び室内扉に用いられる。建築用板200は、基材210と、模様220とを含む(図1,2参照)。建築用板200は、模様220を含む面を表側として建築物に設けられる。建築用板200の看者は、建築用板200が建築物に設置された状態で基材210の表面に設けられた模様220を視認する。実施形態では、基材210の表面は、板状の基材210を形成する複数の面のうち、模様220が設けられる面を意味する。この場合、基材210の表面は、基材210の正面(表側面)となり、模様220が設けられた状態で建築用板200の表面(正面,表側面)となる。
基材210の例としては、窯業板、金属板、樹脂板、ガラス板及び木板が挙げられる。木板は、木質板を含む。例えば、建築用板200がサイディングである場合、基材210は、窯業板、金属板又は樹脂板であってもよい。但し、基材210は、前述とは異なる材質の板材であってもよい。この他、基材210は、異なる材質又は同じ材質の板材を含む2層以上の積層板であってもよく、又は2種以上の材質の複合材製の板材であってもよい。基材210となる板材の材質は、諸条件を考慮して適宜決定される。例えば、この材質は、建築用板200の用途又は仕様に応じて適宜決定される。基材210の表面は、公知の建築用板の基材と同様、下地処理されてもよい。建築用板200は、基材210として公知の建築用板と同様の基材を採用する。基材210の表面が下地処理される場合、公知の下地処理が採用される。従って、基材210に関するこの他の説明は省略する。
模様220は、基材210の表面を装飾する。基材210の表面は、平面形状を有し、模様220は、基材210の表面に二次元的に形成される(図3参照)。模様220の形成方法の例としては、印刷が挙げられる。模様220が基材210の表面に印刷される場合、模様220は、二次元の印刷柄である。印刷の例としては、スクリーン印刷、グラビア印刷及びインクジェット印刷が挙げられる。模様220は、基材210の表面の全部に設けられる(図1,2参照)。但し、模様220が設けられる領域は、基材210の表面の一部であってもよい。建築用板200は、表面に模様220を被覆するクリア層を含んでもよい。このクリア層は、模様220を保護する。表面にクリア層を設けた建築用板は公知である。従って、クリア層に関するこの他の説明は省略する。
模様220は、複数の模様部分を含む。模様220で任意の1つの模様部分は、1以上の他の模様部分と接する。模様220は、複数の模様部分として、模様部分A,B,C,Dと、模様部分E,F,G,Hとを含む(図2,4,5参照)。
模様部分Aは、模様部分B,Dと接し、模様部分Cと向かい合う(図2,4参照)。実施形態では、模様部分A内の領域として、3つの境界領域、別領域及び高明度領域を定義する。3つの境界領域を「境界領域A1,A2,A3」といい、別領域を「別領域A4」といい、高明度領域を「高明度領域A5」という。境界領域A1は、測定位置10,9,8,7,42,41を含み、境界領域A2は、測定位置11,13を含み、境界領域A3は、測定位置10,11を含む(図4参照)。測定位置については後述する。境界領域A1は、模様部分Bと接する。境界領域A2は、模様部分Dと接する。境界領域A3は、模様部分Cと向かい合う。
別領域A4は、境界領域A1,A2,A3を除く模様部分Aの残部である。別領域A4は、高明度領域A5を含む。即ち、模様部分Aは、別領域A4に高明度領域A5を含む。高明度領域A5は、別領域A4内で境界領域A1,A2,A3から離間して設けられる。別領域A4は、境界領域A1の模様部分Bの境界領域B1とは反対側となる。更に、別領域A4は、境界領域A2の模様部分Dの境界領域D2とは反対側となる。この場合、高明度領域A5は、境界領域A1の模様部分Bの境界領域B1とは反対側となり、且つ境界領域A2の模様部分Dの境界領域D2とは反対側となる。模様部分Bの境界領域B1及び模様部分Dの境界領域D2については後述する。実施形態では、別領域A4は、測定位置14,15,16,17,43~67を含み、高明度領域A5は、測定位置16,17,56~67を含む(図4参照)。高明度領域A5における「高明度」は、この領域が模様部分AでL値が大きく設定されていることを意味する。測定位置及びL値については後述する。
模様部分Bは、模様部分A,Cと接し、模様部分Dと向かい合う(図2,4参照)。実施形態では、模様部分B内の領域として、3つの境界領域を定義する。3つの境界領域を「境界領域B1,B2,B3」という。境界領域B1は、測定位置34,40,39,38,37を含み、境界領域B2は、測定位置34,5,4,3,2,1を含み、境界領域B3は、測定位置34を含む(図4参照)。測定位置については後述する。境界領域B1は、模様部分Aと接する。境界領域B2は、模様部分Cと接する。境界領域B3は、模様部分Dと向かい合う。
模様部分Cは、模様部分B,Dと接し、模様部分Aと向かい合う(図2,4参照)。実施形態では、模様部分C内の領域として、3つの境界領域を定義する。3つの境界領域を「境界領域C1,C2,C3」という。境界領域C1は、測定位置77,76,75,74,73,72を含み、境界領域C2は、測定位置78,79,80,81を含み、境界領域C3は、測定位置6を含む(図4参照)。測定位置については後述する。境界領域C1は、模様部分Bと接する。境界領域C2は、模様部分Dと接する。境界領域C3は、模様部分Aと向かい合う。
模様部分Dは、模様部分C,Aと接し、模様部分Bと向かい合う(図2,4参照)。実施形態では、模様部分D内の領域として、3つの境界領域を定義する。3つの境界領域を「境界領域D1,D2,D3」という。境界領域D1は、測定位置12,82,83,84を含み、境界領域D2は、測定位置12,85を含み、境界領域D3は、測定位置12を含む(図4参照)。測定位置については後述する。境界領域D1は、模様部分Cと接する。境界領域D2は、模様部分Aと接する。境界領域D3は、模様部分Bと向かい合う。
模様部分Eは、模様部分F,Hと接し、模様部分Gと向かい合う(図2,5参照)。実施形態では、模様部分E内の領域として、3つの境界領域、別領域及び高明度領域を定義する。3つの境界領域を「境界領域E1,E2,E3」といい、別領域を「別領域E4」といい、高明度領域を「高明度領域E5」という。境界領域E1は、測定位置21,99,100,101,102を含み、境界領域E2は、測定位置21,27,26を含み、境界領域E3は、測定位置21を含む(図5参照)。測定位置については後述する。境界領域E1は、模様部分Fと接する。境界領域E2は、模様部分Hと接する。境界領域E3は、模様部分Gと向かい合う。
別領域E4は、境界領域E1,E2,E3を除く模様部分Eの残部である。別領域E4は、高明度領域E5を含む。即ち、模様部分Eは、別領域E4に高明度領域E5を含む。高明度領域E5は、別領域E4内で境界領域E1,E2,E3から離間して設けられる。別領域E4は、境界領域E1の模様部分Fの境界領域F1とは反対側となる。更に、別領域E4は、境界領域E2の模様部分Hの境界領域H2とは反対側となる。この場合、高明度領域E5は、境界領域E1の模様部分Fの境界領域F1とは反対側となり、且つ境界領域E2の模様部分Hの境界領域H2とは反対側となる。模様部分Fの境界領域F1及び模様部分Hの境界領域H2については後述する。実施形態では、別領域E4は、測定位置22,23,24,25,103,104,105,106を含み、高明度領域E5は、測定位置25,104,105を含む(図5参照)。高明度領域E5における「高明度」は、この領域が模様部分EでL値が大きく設定されていることを意味する。測定位置及びL値については後述する。
模様部分Fは、模様部分E,Gと接し、模様部分Hと向かい合う(図2,5参照)。実施形態では、模様部分F内の領域として、2つの境界領域を定義する。2つの境界領域を「境界領域F1,F2」という。境界領域F1は、測定位置20,95,96,97,98を含み、境界領域F2は、測定位置20を含む(図5参照)。測定位置については後述する。境界領域F1は、模様部分Eと接する。境界領域F2は、模様部分Gと接し、模様部分Hと向かい合う。
模様部分Gは、模様部分F,Hと接し、模様部分Eと向かい合う(図2,5参照)。実施形態では、模様部分G内の領域として、2つの境界領域を定義する。2つの境界領域を「境界領域G1,G2」という。境界領域G1は、測定位置19を含み、境界領域G2は、測定位置19,91を含む(図5参照)。測定位置については後述する。境界領域G1は、模様部分Fと接し、模様部分Eと向かい合う。境界領域G2は、模様部分Hと接する。
模様部分Hは、模様部分G,Eと接し、模様部分Fと向かい合う(図2,5参照)。実施形態では、模様部分H内の領域として、2つの境界領域を定義する。2つの境界領域を「境界領域H1,H2」という。境界領域H1は、測定位置28,29,30を含み、境界領域H2は、測定位置28を含む(図5参照)。測定位置については後述する。境界領域H1は、模様部分Gと接する。境界領域H2は、模様部分Eと接し、模様部分Fと向かい合う。
実施形態では、「模様部分」は、模様220に含まれる全ての模様部分のうちの何れか1つの模様部分を意味し、「複数の模様部分」は、前述の全ての模様部分のうちの何れか2つ以上又は全部の模様部分を意味する。複数の模様部分は、それぞれ異なる着色状態とされる。複数の模様部分を含む模様220の色は、L表色系におけるL値、a値及びb値によって特定される。L表色系は、国際照明委員会で規格化(CIE1976)され、JISにおいても規定(JIS Z 8781-4)された色の表示方法である。L値は、明度指数と称される。L値と明度との関係に関し、明度が高くなるに従いL値は大きくなる。2つのL値の差(明度差)を「ΔL値」という。ΔL値は、2つのL値の差の絶対値とする。a値とb値は、クロマティクネス指数と称される。a値とb値は、色相と彩度を示す色度に対応する。a値(+)は、赤色方向を示す。a値(-)は、緑色方向を示す。b値(+)は、黄色方向を示す。b値(-)は、青色方向を示す。
模様部分のa値及びb値は、±5以下であることが好ましい。更に、模様部分のa値は、±2以下であることがより好ましく、模様部分のb値は、±4以下であることがより好ましい。複数の模様部分は、同系色であることが好ましい。この場合、複数の模様部分におけるa値の範囲は、10以内であることが好ましく、4以内であることがより好ましい。複数の模様部分におけるb値の範囲は、10以内であることが好ましく、8以内であることがより好ましい。複数の模様部分におけるa値の範囲は、a値が最も大きな模様部分とa値が最も小さな模様部分とにおけるa値の差の絶対値を示す。複数の模様部分におけるb値の範囲は、b値が最も大きな模様部分とb値が最も小さな模様部分とにおけるb値の差の絶対値を示す。
実施形態では、模様220を対象として図4,5の測定位置1~108を次の測色条件にて測定し、表1~4に示す結果を得た。但し、図4,5では、測定位置86,87,88の図示は省略する。測定位置86,87,88は、模様部分Gに含まれる。更に、測定位置86,87,88は、図5を正面視した状態で測定位置89,94より上方で且つ測定位置89,94を結ぶ直線と略平行な直線上に等間隔で測定位置89から測定位置94の側に測定位置86,87,88の順に設定される。図4,5で測定位置を明示する楕円は、測色条件としての「測定径:φ3mm」(測定径:直径3mmの円)に対応しない。この楕円の大きさ及び形状は、「測定径:φ3mm」と関係しない。
[測色条件]
分光測色計:コニカミノルタ社製CM-2600d
測定径:φ3mm
光源:D65
Figure 2022091638000002
Figure 2022091638000003
Figure 2022091638000004
Figure 2022091638000005
模様部分の1つの領域が複数の測定位置を含む場合、複数の測定位置を含む領域のL値は、複数の測定位置のL値の平均値として特定することができる。模様部分の1つの領域が1つの測定位置を含む場合、1つの測定位置を含む領域のL値は、その1つの測定位置のL値として特定することができる。このことは、a値及びb値についても同様である。
境界領域A1のL値は、測定位置10,9,8,7,42,41のL値の平均値として特定することができ、51.0であった。境界領域A2のL値は、測定位置11,13のL値の平均値として特定することができ、50.6であった。境界領域A3のL値は、測定位置10,11のL値の平均値として特定することができ、47.8であった。別領域A4のL値は、測定位置14,15,16,17,43~67のL値の平均値として特定することができ、71.3であった。高明度領域A5のL値は、測定位置16,17,56~67のL値の平均値として特定することができ、83.5であった。
境界領域A1のa値は、測定位置10,9,8,7,42,41のa値の平均値として特定することができ、0.4であった。境界領域A2のa値は、測定位置11,13のa値の平均値として特定することができ、0.4であった。境界領域A3のa値は、測定位置10,11のa値の平均値として特定することができ、0.4であった。別領域A4のa値は、測定位置14,15,16,17,43~67のa値の平均値として特定することができ、-0.2であった。高明度領域A5のa値は、測定位置16,17,56~67のa値の平均値として特定することができ、-0.6であった。
境界領域A1のb値は、測定位置10,9,8,7,42,41のb値の平均値として特定することができ、3.3であった。境界領域A2のb値は、測定位置11,13のb値の平均値として特定することができ、3.4であった。境界領域A3のb値は、測定位置10,11のb値の平均値として特定することができ、3.3であった。別領域A4のb値は、測定位置14,15,16,17,43~67のb値の平均値として特定することができ、2.7であった。高明度領域A5のb値は、測定位置16,17,56~67のb値の平均値として特定することができ、2.2であった。
模様部分Aでは、測定位置7,44,51,56,63のL値、測定位置8,45,52,57,64のL値、測定位置9,46,53,58,59,65のL値、測定位置10,14,15,16,17のL値及び測定位置11,47,54,66のL値は、前述の各順に漸次増加する。この場合、別領域A4でも、測定位置44,51,56,63のL値、測定位置45,52,57,64のL値、測定位置46,53,58,59,65のL値、測定位置14,15,16,17のL値及び測定位置47,54,66のL値は、前述の各順に漸次増加する。測定位置7,44,51,56,63、測定位置8,45,52,57,64、測定位置9,46,53,58,59,65、測定位置10,14,15,16,17及び測定位置11,47,54,66は、同様の方向に整列する。
境界領域B1のL値は、測定位置34,40,39,38,37のL値の平均値として特定することができ、71.1であった。境界領域B2のL値は、測定位置34,5,4,3,2,1のL値の平均値として特定することができ、58.3であった。境界領域B3のL値は、測定位置34のL値として特定することができ、65.5であった。境界領域B1のa値は、測定位置34,40,39,38,37のa値の平均値として特定することができ、-0.2であった。境界領域B2のa値は、測定位置34,5,4,3,2,1のa値の平均値として特定することができ、0.2であった。境界領域B3のa値は、測定位置34のa値として特定することができ、0であった。境界領域B1のb値は、測定位置34,40,39,38,37のb値の平均値として特定することができ、2.8であった。境界領域B2のb値は、測定位置34,5,4,3,2,1のb値の平均値として特定することができ、3.3であった。境界領域B3のb値は、測定位置34のb値として特定することができ、3.1であった。
境界領域C1のL値は、測定位置77,76,75,74,73,72のL値の平均値として特定することができ、69.8であった。境界領域C2のL値は、測定位置78,79,80,81のL値の平均値として特定することができ、77.9であった。境界領域C3のL値は、測定位置6のL値として特定することができ、82.2であった。境界領域C1のa値は、測定位置77,76,75,74,73,72のa値の平均値として特定することができ、-0.2であった。境界領域C2のa値は、測定位置78,79,80,81のa値の平均値として特定することができ、-0.5であった。境界領域C3のa値は、測定位置6のa値として特定することができ、-0.6であった。境界領域C1のb値は、測定位置77,76,75,74,73,72のb値の平均値として特定することができ、2.9であった。境界領域C2のb値は、測定位置78,79,80,81のb値の平均値として特定することができ、2.5であった。境界領域C3のb値は、測定位置6のb値として特定することができ、2.2であった。
境界領域D1のL値は、測定位置12,82,83,84のL値の平均値として特定することができ、60.4であった。境界領域D2のL値は、測定位置12,85のL値の平均値として特定することができ、67.3であった。境界領域D3のL値は、測定位置12のL値として特定することができ、65.7であった。境界領域D1のa値は、測定位置12,82,83,84のa値の平均値として特定することができ、0.1であった。境界領域D2のa値は、測定位置12,85のa値の平均値として特定することができ、-0.1であった。境界領域D3のa値は、測定位置12のa値として特定することができ、0であった。境界領域D1のb値は、測定位置12,82,83,84のb値の平均値として特定することができ、3.2であった。境界領域D2のb値は、測定位置12,85のb値の平均値として特定することができ、2.9であった。境界領域D3のb値は、測定位置12のb値として特定することができ、3.0であった。
境界領域E1のL値は、測定位置21,99,100,101,102のL値の平均値として特定することができ、53.1であった。境界領域E2のL値は、測定位置21,27,26のL値の平均値として特定することができ、52.1であった。境界領域E3のL値は、測定位置21のL値として特定することができ、49.4であった。別領域E4のL値は、測定位置22,23,24,25,103,104,105,106のL値の平均値として特定することができ、67.2であった。高明度領域E5のL値は、測定位置25,104,105のL値として特定することができ、78.8であった。模様部分Eでは、測定位置21,22,23,24,25,104のL値は、前述の順に漸次増加する。この場合、別領域E4でも、測定位置22,23,24,25,104のL値は、前述の順に漸次増加する。
境界領域E1のa値は、測定位置21,99,100,101,102のa値の平均値として特定することができ、0.3であった。境界領域E2のa値は、測定位置21,27,26のa値の平均値として特定することができ、0.4であった。境界領域E3のa値は、測定位置21のa値として特定することができ、0.4であった。別領域E4のa値は、測定位置22,23,24,25,103,104,105,106のa値の平均値として特定することができ、-0.1であった。高明度領域E5のa値は、測定位置25,104,105のa値として特定することができ、-0.5であった。
境界領域E1のb値は、測定位置21,99,100,101,102のb値の平均値として特定することができ、3.3であった。境界領域E2のb値は、測定位置21,27,26のb値の平均値として特定することができ、3.4であった。境界領域E3のb値は、測定位置21のb値として特定することができ、3.3であった。別領域E4のb値は、測定位置22,23,24,25,103,104,105,106のb値の平均値として特定することができ、2.9であった。高明度領域E5のb値は、測定位置25,104,105のb値として特定することができ、2.4であった。
境界領域F1のL値は、測定位置20,95,96,97,98のL値の平均値として特定することができ、70.7であった。境界領域F2のL値は、測定位置20のL値として特定することができ、59.9であった。境界領域F1のa値は、測定位置20,95,96,97,98のa値の平均値として特定することができ、-0.2であった。境界領域F2のa値は、測定位置20のa値として特定することができ、0.1であった。境界領域F1のb値は、測定位置20,95,96,97,98のb値の平均値として特定することができ、2.8であった。境界領域F2のb値は、測定位置20のb値として特定することができ、3.1であった。
境界領域G1のL値は、測定位置19のL値として特定することができ、76.9であった。境界領域G2のL値は、測定位置19,91のL値の平均値として特定することができ、76.3であった。境界領域G1のa値は、測定位置19のa値として特定することができ、-0.5であった。境界領域G2のa値は、測定位置19,91のa値の平均値として特定することができ、-0.5であった。境界領域G1のb値は、測定位置19のb値として特定することができ、2.5であった。境界領域G2のb値は、測定位置19,91のb値の平均値として特定することができ、2.5であった。
境界領域H1のL値は、測定位置28,29,30のL値の平均値として特定することができ、57.4であった。境界領域H2のL値は、測定位置28のL値として特定することができ、60.3であった。境界領域H1のa値は、測定位置28,29,30のa値の平均値として特定することができ、0.2であった。境界領域H2のa値は、測定位置28のa値として特定することができ、0.1であった。境界領域H1のb値は、測定位置28,29,30のb値の平均値として特定することができ、3.2であった。境界領域H2のb値は、測定位置28のb値として特定することができ、3.2であった。
高明度領域A5のL値の83.5は、境界領域B1のL値の71.1及び境界領域D2のL値の67.3より大きく設定される。高明度領域A5のL値の83.5は、境界領域C3のL値の82.2より大きく設定される。更に、高明度領域A5のL値の83.5と境界領域A1のL値の51.0とのΔL値の32.5は、境界領域B1のL値の71.1と境界領域A1のL値の51.0とのΔL値の20.1より12.4大きく設定される。高明度領域A5のL値の83.5と境界領域A2のL値の50.6とのΔL値の33.0は、境界領域D2のL値の67.3と境界領域A2のL値の50.6とのΔL値の16.8より16.2大きく設定される。
高明度領域E5のL値の78.8は、境界領域F1のL値の70.7及び境界領域H2のL値の60.3より大きく設定される。高明度領域E5のL値の78.8は、境界領域G1のL値の76.9より大きく設定される。更に、高明度領域E5のL値の78.8と境界領域E1のL値の53.1とのΔL値の25.8は、境界領域F1のL値の70.7と境界領域E1のL値の53.1とのΔL値の17.6より8.15大きく設定される。高明度領域E5のL値の78.8と境界領域E2のL値の52.1とのΔL値の26.8は、境界領域H2のL値の60.3と境界領域E2のL値の52.1とのΔL値の8.23より18.5大きく設定される。
境界領域A1のL値に関し、測定位置10のL値は47.1であり、測定位置41のL値は58.7であった。測定位置10,9,8,7,42,41に至る境界領域A1で測定位置10,41間のΔL値は11.6であった。境界領域A2のL値に関し、測定位置11のL値は48.4であり、測定位置13のL値は52.7であった。測定位置11,13に至る境界領域A2で測定位置11,13間のΔL値は4.3であった。
境界領域B1のL値に関し、測定位置34のL値は65.5であり、測定位置37のL値は78.2であった。測定位置34,40,39,38,37に至る境界領域B1で測定位置34,37間のΔL値は12.7であった。境界領域B2のL値に関し、測定位置34のL値は65.5であり、測定位置1のL値は50.1であった。測定位置34,5,4,3,2,1に至る境界領域B2で測定位置34,1間のΔL値は15.4であった。
境界領域C1のL値に関し、測定位置77のL値は81.4であり、測定位置72のL値は61.3であった。測定位置77,76,75,74,73,72に至る境界領域C1で測定位置77,72間のΔL値は20.1であった。境界領域C2のL値に関し、測定位置78のL値は82.7であり、測定位置81のL値は73.0であった。測定位置78,79,80,81に至る境界領域C2で測定位置78,81間のΔL値は9.7であった。
境界領域D1のL値に関し、測定位置12のL値は65.7であり、測定位置84のL値は53.7であった。測定位置12,82,83,84に至る境界領域D1で測定位置12,84間のΔL値は12.0であった。境界領域D2のL値に関し、測定位置12のL値は65.7であり、測定位置85のL値は68.9であった。測定位置12,85に至る境界領域D2で測定位置12,85間のΔL値は3.2であった。
隣接する境界領域A1,B1を比較した場合、L値が小さくなる境界領域A1のΔL値の11.6は、L値が大きくなる境界領域B1のΔL値の12.7より小さくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域B1のΔL値の12.7は、L値が小さくなる境界領域A1のΔL値の11.6より大きくなる。このような関係は、境界領域B2,C1についても当てはまる。即ち、隣接する境界領域B2,C1を比較した場合、L値が小さくなる境界領域B2のΔL値の15.4は、L値が大きくなる境界領域C1のΔL値の20.1より小さくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域C1のΔL値の20.1は、L値が小さくなる境界領域B2のΔL値の15.4より大きくなる。
これに対して、隣接する境界領域C2,D1を比較した場合、L値が小さくなる境界領域D1のΔL値の12.0は、L値が大きくなる境界領域C2のΔL値の9.7より大きくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域C2のΔL値の9.7は、L値が小さくなる境界領域D1のΔL値の12.0より小さくなる。このような関係は、境界領域D2,A2についても当てはまる。即ち、隣接する境界領域D2,A2を比較した場合、L値が小さくなる境界領域A2のΔL値の4.3は、L値が大きくなる境界領域D2のΔL値の3.2より大きくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域D2のΔL値の3.2は、L値が小さくなる境界領域A2のΔL値の4.3より小さくなる。
境界領域E1のL値に関し、測定位置21のL値は49.4であり、測定位置102のL値は59.0であった。測定位置21,99,100,101,102に至る境界領域E1で測定位置21,102間のΔL値は9.6であった。境界領域E2のL値に関し、測定位置21のL値は49.4であり、測定位置26のL値は55.5であった。測定位置21,27,26に至る境界領域E2で測定位置21,26間のΔL値は6.1であった。
境界領域F1のL値に関し、測定位置20のL値は59.9であり、測定位置98のL値は84.3であった。測定位置20,95,96,97,98に至る境界領域F1で測定位置20,98間のΔL値は24.4であった。
境界領域G2のL値に関し、測定位置19のL値は76.9であり、測定位置91のL値は75.7であった。測定位置19,91に至る境界領域G2で測定位置19,91間のΔL値は1.2であった。
境界領域H1のL値に関し、測定位置28のL値は60.3であり、測定位置30のL値は54.2であった。測定位置28,29,30に至る境界領域H1で測定位置28,30間のΔL値は6.1であった。
隣接する境界領域E1,F1を比較した場合、L値が小さくなる境界領域E1のΔL値の9.6は、L値が大きくなる境界領域F1のΔL値の24.4より小さくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域F1のΔL値の24.4は、L値が小さくなる境界領域E1のΔL値の9.6より大きくなる。
これに対して、隣接する境界領域G2,H1を比較した場合、L値が小さくなる境界領域H1のΔL値の6.1は、L値が大きくなる境界領域G2のΔL値の1.2より大きくなる。換言すれば、L値が大きくなる境界領域G2のΔL値の1.2は、L値が小さくなる境界領域H1のΔL値の6.1より小さくなる。
<実施形態の効果>
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
建築用板200は、基材210と、模様220とを含む(図1,2参照)。模様220は、基材210の表面を装飾する。模様220は、模様部分A,B,Dを含む(図2,4参照)。模様部分Bは、模様部分Aと接する。即ち、模様部分Bは、境界領域B1で模様部分Aの境界領域A1と接する(図4参照)。境界領域A1は、測定位置10,9,8,7,42,41を含む。境界領域B1は、測定位置34,40,39,38,37を含む。模様部分Dは、模様部分Aと接する(図2,4参照)。即ち、模様部分Dは、境界領域D2で模様部分Aの境界領域A2と接する(図4参照)。境界領域A2は、測定位置11,13を含む。境界領域D2は、測定位置12,85を含む。
境界領域A1のL値は、測定位置10,9,8,7,42,41のL値の平均値として特定することができ、51.0に設定される(図4及び表1,2参照)。境界領域B1のL値は、測定位置34,40,39,38,37のL値の平均値として特定することができ、境界領域A1のL値の51.0より大きい71.1に設定される(図4及び表2参照)。
境界領域A2のL値は、測定位置11,13のL値の平均値として特定することができ、50.6に設定される(図4及び表1参照)。境界領域D2のL値は、測定位置12,85のL値の平均値として特定することができ、境界領域A2のL値の50.6より大きい67.3に設定される(図4及び表1,3参照)。
模様部分Aは、高明度領域A5を含む(図4参照)。高明度領域A5は、境界領域A1の境界領域B1とは反対側で且つ境界領域A2の境界領域D2とは反対側に設けられる。高明度領域A5のL値は、測定位置16,17,56~67のL値の平均値として特定することができ、83.5に設定される(図4及び表1~3参照)。高明度領域A5のL値は、境界領域B1のL値の71.1より大きく設定され、且つ境界領域D2のL値の67.3より大きく設定される。
模様220は、模様部分E,F,Hを含む(図2,5参照)。模様部分Fは、模様部分Eと接する。即ち、模様部分Fは、境界領域F1で模様部分Eの境界領域E1と接する(図5参照)。境界領域E1は、測定位置21,99,100,101,102を含む。境界領域F1は、測定位置20,95,96,97,98を含む。模様部分Hは、模様部分Eと接する(図2,5参照)。即ち、模様部分Hは、境界領域H2で模様部分Eの境界領域E2と接する(図5参照)。境界領域E2は、測定位置21,27,26を含む。境界領域H2は、測定位置28を含む。
境界領域E1のL値は、測定位置21,99,100,101,102のL値の平均値として特定することができ、53.1に設定される(図5及び表1,4参照)。境界領域F1のL値は、測定位置20,95,96,97,98のL値の平均値として特定することができ、境界領域E1のL値の53.1より大きい70.7に設定される(図5及び表1,3,4参照)。
境界領域E2のL値は、測定位置21,27,26のL値の平均値として特定することができ、52.1に設定される(図5及び表1参照)。境界領域H2のL値は、測定位置28のL値として特定することができ、境界領域E2のL値の52.1より大きい60.3に設定される(図5及び表1参照)。
模様部分Eは、高明度領域E5を含む(図5参照)。高明度領域E5は、境界領域E1の境界領域F1とは反対側で且つ境界領域E2の境界領域H2とは反対側に設けられる。高明度領域E5のL値は、測定位置25,104,105のL値として特定することができ、78.8に設定される(図5及び表1,4参照)。高明度領域E5のL値は、境界領域F1のL値の70.7より大きく設定され、且つ境界領域H2のL値の60.3より大きく設定される。
高明度領域A5のL値の83.5と境界領域A1のL値の51.0とのΔL値の32.5は、境界領域B1のL値の71.1と境界領域A1のL値の51.0とのΔL値の20.1より12.4大きく設定される。高明度領域A5のL値の83.5と境界領域A2のL値の50.6とのΔL値の33.0は、境界領域D2のL値の67.3と境界領域A2のL値の50.6とのΔL値の16.8より16.2大きく設定される。
高明度領域E5のL値の78.8と境界領域E1のL値の53.1とのΔL値の25.8は、境界領域F1のL値の70.7と境界領域E1のL値の53.1とのΔL値の17.6より8.15大きく設定される。高明度領域E5のL値の78.8と境界領域E2のL値の52.1とのΔL値の26.8は、境界領域H2のL値の60.3と境界領域E2のL値の52.1とのΔL値の8.23より18.5大きく設定される。
そのため、模様220に立体感を付与することができる。建築用板200の看者は、この模様220から立体的な印象を受けることができる。建築用板200は、立体的な視覚効果を有する。
<変形例>
実施形態は、次のようにすることもできる。以下では、上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は適宜省略する。
建築用板200は、基材210と、模様220とを含む(図1,2参照)。模様220は、基材210の表面を装飾する。模様220は、建築用板200の基材210とは異なる各種製品の基材に採用してもよい。模様220は、各種製品の基材の表面を装飾することができる。即ち、実施形態によれば、基材の表面が模様220によって装飾された製品を特定することができる。前述の製品は、所定の完成品の部品であってもよく、又は所定の完成品を形成する部材であってもよい。換言すれば、前述の製品は、部品と、部材とを含む。製品の看者は、この模様220から立体的な印象を受けることができる。更に、実施形態によれば、基材の表面を装飾する模様220自体を特定することができる。模様220に立体感を付与することができる。模様220は、立体的な視覚効果を有する。模様220の看者は、この模様220から立体的な印象を受けることができる。
200 建築用板、 210 基材、 220 模様、 A 模様部分
A1,A2,A3 境界領域、 A4 別領域、 A5 高明度領域、 B 模様部分
B1,B2,B3 境界領域、 C 模様部分、 C1,C2,C3 境界領域
D 模様部分、 D1,D2,D3 境界領域、 E 模様部分
E1,E2,E3 境界領域、 E4 別領域、 E5 高明度領域、 F 模様部分
F1,F2 境界領域、 G 模様部分、 G1,G2 境界領域、 H 模様部分
H1,H2 境界領域

Claims (3)

  1. 基材と、
    前記基材の表面を装飾する模様と、を含み、
    前記模様は、
    第一模様部分と、
    前記第一模様部分と接する第二模様部分と、を含み、
    前記第一模様部分の前記第二模様部分と接する第一境界領域のL表色系におけるL値は、第一値に設定され、
    前記第二模様部分の前記第一境界領域と接する第二境界領域のL表色系におけるL値は、前記第一値より大きい第二値に設定され、
    前記第一模様部分は、前記第一境界領域の前記第二境界領域とは反対側にL表色系におけるL値が前記第二値より大きい第三値となる高明度領域を含む、建築用板。
  2. 前記第三値と前記第一値との第一差は、前記第二値と前記第一値との第二差より8.15以上大きく設定される、請求項1に記載の建築用板。
  3. 基材の表面を装飾する模様であって、
    第一模様部分と、
    前記第一模様部分と接する第二模様部分と、を含み、
    前記第一模様部分の前記第二模様部分と接する第一境界領域のL表色系におけるL値は、第一値に設定され、
    前記第二模様部分の前記第一境界領域と接する第二境界領域のL表色系におけるL値は、前記第一値より大きい第二値に設定され、
    前記第一模様部分は、前記第一境界領域の前記第二境界領域とは反対側にL表色系におけるL値が前記第二値より大きい第三値となる高明度領域を含む、模様。
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