JP2015080607A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技機は、
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
未だ開始していない可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応した保留表示を表示する保留表示手段と、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定前に、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である特別態様とを含み、
前記判定手段の判定結果に応じて、判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を特別態様で表示する保留予告演出を実行可能な演出実行手段と、
保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたときは、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から特別態様に変化させて表示することが可能であるとともに、該保留表示を特殊態様のまま変化させずに表示することも可能であり、
前記示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するとともに、第1示唆演出と該第1示唆演出とは異なる第2示唆演出とを実行可能であって、
前記第2示唆演出が実行される場合は、前記第1示唆演出が実行される場合よりも保留表示の表示態様が変化する割合が高い
ことを特徴としている。
また、本発明の手段1の遊技機は、
遊技領域に設けられた始動領域(例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過した後に開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示(例えば、第1特別図柄や第2特別図柄、演出図柄の変動表示)を行い、可変表示の表示結果としてあらかじめ定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、
前記始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS1216,S1227を実行する部分)と、
前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ前記開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数(例えば、4)を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した前記数値データを保留記憶(例えば、第1保留記憶や第2保留記憶)として記憶可能な保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶を保留表示として表示する保留表示手段(例えば、合算保留記憶表示部18c)と、
前記開始条件が成立したことにもとづいて、可変表示の表示結果を前記特定表示結果とするか否かを決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS61,S62,S73を実行する部分)と、
前記事前決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する特定判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217,S1228を実行する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始してから可変表示の表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記識別情報が可変表示されている所定期間(例えば、短縮可能期間)にて、短縮条件の成立(例えば、遊技者による操作ボタン50の操作)にもとづいて可変表示時間を短縮させるか否かを決定する可変表示中短縮決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が操作ボタンの操作を検出したときに、特別図柄変動中処理のS121において、変動時間の短縮を決定する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始した後、前記可変表示中短縮決定手段によって短縮させる旨が決定されたことにもとづいて、可変表示中の可変表示時間を短縮された可変表示時間に変更する可変表示時間短縮手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、S122において短縮変動時間を再セットする部分)と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様(本例では「○」:図33(A)参照)と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様(本例では「○」の外側に6本の線が描かれている:図34(B)参照)と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる:図33(B1)参照)と第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる:図33(B2)参照)とを含み、
前記特定判定手段の判定結果に応じて、異なる割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様で表示する保留予告演出(例えば、先読み演出)を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミング(例えば、始動入賞のタイミングや、任意のシフトタイミング、他の任意のタイミングなど)で保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき)は、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示を特殊態様から特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。
可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
未だ開始していない可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応した保留表示を表示する保留表示手段と、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定前に、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である特別態様とを含み、
前記判定手段の判定結果に応じて、判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を特別態様で表示する保留予告演出を実行可能な演出実行手段と、
保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたときは、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から特別態様に変化させて表示することが可能であるとともに、該保留表示を特殊態様のまま変化させずに表示することも可能であり、
前記示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するとともに、第1示唆演出と該第1示唆演出とは異なる第2示唆演出とを実行可能であって、
前記第2示唆演出が実行される場合は、前記第1示唆演出が実行される場合よりも保留表示の表示態様が変化する割合が高い
ことを特徴としている。
また、本発明の手段1の遊技機は、
遊技領域に設けられた始動領域(例えば、第1始動入賞口13または第2始動入賞口14)を遊技媒体(例えば、遊技球)が通過した後に開始条件(例えば、保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことにもとづいて各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示(例えば、第1特別図柄や第2特別図柄、演出図柄の変動表示)を行い、可変表示の表示結果としてあらかじめ定められた特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な特定遊技状態(例えば、大当り遊技状態)に制御する遊技機であって、
前記始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がステップS1216,S1227を実行する部分)と、
前記始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ前記開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数(例えば、4)を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した前記数値データを保留記憶(例えば、第1保留記憶や第2保留記憶)として記憶可能な保留記憶手段(例えば、第1保留記憶バッファや第2保留記憶バッファ)と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶を保留表示として表示する保留表示手段(例えば、合算保留記憶表示部18c)と、
前記開始条件が成立したことにもとづいて、可変表示の表示結果を前記特定表示結果とするか否かを決定する事前決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS61,S62,S73を実行する部分)と、
前記事前決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する特定判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217,S1228を実行する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始してから可変表示の表示結果を導出表示するまでの可変表示時間を決定する可変表示時間決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記識別情報が可変表示されている所定期間(例えば、短縮可能期間)にて、短縮条件の成立(例えば、遊技者による操作ボタン50の操作)にもとづいて可変表示時間を短縮させるか否かを決定する可変表示中短縮決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が操作ボタンの操作を検出したときに、特別図柄変動中処理のS121において、変動時間の短縮を決定する部分)と、
前記識別情報の可変表示を開始した後、前記可変表示中短縮決定手段によって短縮させる旨が決定されたことにもとづいて、可変表示中の可変表示時間を短縮された可変表示時間に変更する可変表示時間短縮手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560が、S122において短縮変動時間を再セットする部分)と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様(本例では「○」:図33(A)参照)と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様(本例では「○」の外側に6本の線が描かれている:図34(B)参照)と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である第1特別態様(本例では「○」内に「×」が含まれる:図33(B1)参照)と第2特別態様(本例では「○」内に「×」が2つ含まれる:図33(B2)参照)とを含み、
前記特定判定手段の判定結果に応じて、異なる割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様で表示する保留予告演出(例えば、先読み演出)を実行可能な演出実行手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミング(例えば、始動入賞のタイミングや、任意のシフトタイミング、他の任意のタイミングなど)で保留表示を前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき)は、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であるため、保留表示の表示態様を変化させるタイミングに多様性を持たせることができるとともに、保留表示が特殊態様で表示されたときには、保留表示を特殊態様から特別態様に変化させて表示するため、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段2の遊技機は、手段1に記載の遊技機であって、
前記識別情報の可変表示として、特定可変表示(例えば、演出図柄がリーチ状態となるリーチ変動パターンの変動表示)を含む複数種類の可変表示(例えば、図3に示す各変動パターン)を実行可能であって、
前記開始条件が成立したときに該開始条件の成立によって開始する可変表示の種類を、前記複数種類の可変表示のうちから決定する可変表示決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記可変表示決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の種類が前記特定可変表示となるか否かを判定する可変表示判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217の入所時判定処理を実行する宇分)と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記可変表示判定手段の判定結果にもとづいて、該可変表示判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する可変表示において前記特定可変表示となる可能性を、該可変表示が開始される前に予告する特定可変表示予告演出を実行可能であり(例えば、図25に示すように、非リーチの入賞時判定結果よりもリーチの入賞時判定結果の方が高い割合で先読み演出が実行される部分)、
前記短縮条件は、実行中の可変表示が前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)であることを含む(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS112においてリーチ変動パターンであるか否かを判定する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮対象となる特定可変表示となることが予告されるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
前記識別情報の可変表示として、特定可変表示(例えば、演出図柄がリーチ状態となるリーチ変動パターンの変動表示)を含む複数種類の可変表示(例えば、図3に示す各変動パターン)を実行可能であって、
前記開始条件が成立したときに該開始条件の成立によって開始する可変表示の種類を、前記複数種類の可変表示のうちから決定する可変表示決定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS301の変動パターン設定処理を実行する部分)と、
前記可変表示決定手段の決定前に、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶にもとづく可変表示の種類が前記特定可変表示となるか否かを判定する可変表示判定手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS1217の入所時判定処理を実行する宇分)と、
を備え、
前記演出実行手段は、前記可変表示判定手段の判定結果にもとづいて、該可変表示判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する可変表示において前記特定可変表示となる可能性を、該可変表示が開始される前に予告する特定可変表示予告演出を実行可能であり(例えば、図25に示すように、非リーチの入賞時判定結果よりもリーチの入賞時判定結果の方が高い割合で先読み演出が実行される部分)、
前記短縮条件は、実行中の可変表示が前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)であることを含む(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ560がS112においてリーチ変動パターンであるか否かを判定する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮対象となる特定可変表示となることが予告されるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段3の遊技機は、手段2に記載の遊技機であって、
前記識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示に対応して演出用識別情報(例えば、演出図柄)の可変表示を行う演出可変表示手段(例えば、演出表示装置9)を備え、
前記演出可変表示手段は、前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)に対応する前記演出用識別情報の可変表示としてリーチ状態が成立する可変表示を実行可能であって、
前記可変表示時間短縮手段は、前記リーチ状態となる前の期間を短縮する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1850の処理を実行することで、リーチ状態となる前の短縮可能期間を短縮する部分(図18参照))
ことを特徴としている。
この特徴によれば、リーチ状態となった後に実行されるリーチ演出が短縮されてしまうことがないので、遊技興趣を向上させることができる。
前記識別情報(例えば、特別図柄)の可変表示に対応して演出用識別情報(例えば、演出図柄)の可変表示を行う演出可変表示手段(例えば、演出表示装置9)を備え、
前記演出可変表示手段は、前記特定可変表示(例えば、リーチ変動パターン)に対応する前記演出用識別情報の可変表示としてリーチ状態が成立する可変表示を実行可能であって、
前記可変表示時間短縮手段は、前記リーチ状態となる前の期間を短縮する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1850の処理を実行することで、リーチ状態となる前の短縮可能期間を短縮する部分(図18参照))
ことを特徴としている。
この特徴によれば、リーチ状態となった後に実行されるリーチ演出が短縮されてしまうことがないので、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段4の遊技機は、手段1〜手段3のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、可変表示の実行中において複数種類の可変表示中演出(例えば、擬似連の演出や、変形例における「滑り」の演出やキャラクタ予告演出やセリフ予告演出)を実行可能であって、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、該短縮によって実行しなかった前記可変表示中演出が存在するときには、該実行しなかった前記可変表示中演出に応じた報知演出を実行する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853aの処理を実行することで、図36(E)に示す実行されなかった演出を表示して報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮によって実行されなかった可変表示中演出に応じた報知演出が実行されることで該実行されなかった可変表示中演出を遊技者が認識できるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
前記演出実行手段は、可変表示の実行中において複数種類の可変表示中演出(例えば、擬似連の演出や、変形例における「滑り」の演出やキャラクタ予告演出やセリフ予告演出)を実行可能であって、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、該短縮によって実行しなかった前記可変表示中演出が存在するときには、該実行しなかった前記可変表示中演出に応じた報知演出を実行する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853aの処理を実行することで、図36(E)に示す実行されなかった演出を表示して報知する部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、短縮によって実行されなかった可変表示中演出に応じた報知演出が実行されることで該実行されなかった可変表示中演出を遊技者が認識できるようになるので、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段5の遊技機は、手段1〜手段4のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、前記保留表示の表示態様を、前記特殊態様、前記第1特別態様、前記第2特別態様のいずれかに変化可能である(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853cの処理を実行することで、示唆演出が実行されなかったときには、短縮時において示唆演出の対象の保留表示の表示態様を、特殊態様または特別態様に変化させる部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示時間が短縮されたときに保留表示が変化するので、遊技興趣を向上させることができる。
前記演出実行手段は、前記可変表示時間短縮手段により可変表示時間が短縮されたときに、前記保留表示の表示態様を、前記特殊態様、前記第1特別態様、前記第2特別態様のいずれかに変化可能である(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がS1853cの処理を実行することで、示唆演出が実行されなかったときには、短縮時において示唆演出の対象の保留表示の表示態様を、特殊態様または特別態様に変化させる部分)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、可変表示時間が短縮されたときに保留表示が変化するので、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段6の遊技機は、手段1〜手段5のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、所定条件が成立したとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100が、ステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき(始動入賞のタイミング)や、始動入賞後からその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングまたはその他の任意のタイミングで通常態様から特殊態様に変化させると決定し、そのタイミングに至ったとき)に保留表示を前記特殊態様で表示し、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでの第1タイミング(例えば、始動入賞後に1回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)または該第1タイミングとは異なる第2タイミング(例えば、始動入賞後に2回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)で該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときと該特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときとで、異なる割合で前記第1タイミングまたは前記第2タイミングで保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67108等を実行する部分。図24参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、どのタイミングで表示態様が変化するかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
前記演出実行手段は、所定条件が成立したとき(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100が、ステップS67107で先読み演出を第2先読み演出パターンで実行すると決定し、ステップS67112を実行したとき(始動入賞のタイミング)や、始動入賞後からその始動入賞にもとづく変動表示が開始されるまでの任意のシフトタイミングまたはその他の任意のタイミングで通常態様から特殊態様に変化させると決定し、そのタイミングに至ったとき)に保留表示を前記特殊態様で表示し、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでの第1タイミング(例えば、始動入賞後に1回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)または該第1タイミングとは異なる第2タイミング(例えば、始動入賞後に2回目の保留表示のシフトが行われるタイミングや、任意のタイミング)で該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示することが可能であり(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS1803,S1811,S1813,S1845等を実行する部分。図30,図34〜図35参照)、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときと該特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときとで、異なる割合で前記第1タイミングまたは前記第2タイミングで保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67108等を実行する部分。図24参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、どのタイミングで表示態様が変化するかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
本発明の手段7の遊技機は、手段1〜手段6のいずれかに記載の遊技機であって、
前記特殊態様で保留表示が表示されているときには新たに保留表示を前記特殊態様で表示することを制限する制限手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67101,S67111等を実行する部分)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の保留表示が特殊態様で表示されたときに、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。
前記特殊態様で保留表示が表示されているときには新たに保留表示を前記特殊態様で表示することを制限する制限手段(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67101,S67111等を実行する部分)を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の保留表示が特殊態様で表示されたときに、どの保留表示に注目すればよいか遊技者を混乱させてしまうことを防止することができる。
本発明の手段8の遊技機は、手段1〜手段7のいずれかに記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときには、前記特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときに比べて高い割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第2特別態様で表示する保留予告演出を実行し、(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)、保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する保留予告演出パターン(例えば、第2先読み演出パターン)で保留予告演出を行うときに、第1演出(例えば、黒い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときと、該第1演出とは異なる第2演出(例えば、白い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときとがあり、該第1演出が行われるときと該第2演出が行われるときとで異なる割合で該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67110,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B),図28参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、第1演出と第2演出とのいずれが行われるかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
前記演出実行手段は、前記特定判定手段が前記特定表示結果となると判定したときには、前記特定判定手段が前記特定表示結果とならないと判定したときに比べて高い割合で該特定判定手段の判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を前記第2特別態様で表示する保留予告演出を実行し、(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67114,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B)参照)、保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する保留予告演出パターン(例えば、第2先読み演出パターン)で保留予告演出を行うときに、第1演出(例えば、黒い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を該特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときと、該第1演出とは異なる第2演出(例えば、白い矢が飛んできて保留表示に刺さる示唆演出(成功パターン))を行い該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示するときとがあり、該第1演出が行われるときと該第2演出が行われるときとで異なる割合で該保留表示を前記特殊態様から前記第1特別態様または前記第2特別態様に変化させて表示する(例えば、演出制御用マイクロコンピュータ100がステップS67106,S67110,S1813,S1845等を実行する部分。図25(B),図28参照)
ことを特徴としている。
この特徴によれば、保留表示が特殊態様で表示されたときに、第1演出と第2演出とのいずれが行われるかに注目させることができ、遊技興趣を向上させることができる。
Claims (1)
- 可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
未だ開始していない可変表示に関する情報を、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応した保留表示を表示する保留表示手段と、
前記有利状態に制御するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定前に、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記保留表示手段による保留表示の表示態様は、通常態様と、該通常態様とは異なる態様である特殊態様と、該通常態様および該特殊態様とは異なる態様である特別態様とを含み、
前記判定手段の判定結果に応じて、判定対象となった保留記憶に対応する保留表示を特別態様で表示する保留予告演出を実行可能な演出実行手段と、
保留表示の表示態様が変化することを示唆する示唆演出を実行する示唆演出実行手段と、
をさらに備え、
前記演出実行手段は、
複数のタイミングで保留表示を特別態様に変化させて表示することが可能であり、
前記特殊態様で保留表示が表示されたときは、該保留表示に対応する保留記憶にもとづく可変表示が開始されるまでに該保留表示を該特殊態様から特別態様に変化させて表示することが可能であるとともに、該保留表示を特殊態様のまま変化させずに表示することも可能であり、
前記示唆演出実行手段は、保留表示が特殊態様で表示されているときには、保留表示が特殊態様で表示されていないときに比べて高い頻度で示唆演出を実行するとともに、第1示唆演出と該第1示唆演出とは異なる第2示唆演出とを実行可能であって、
前記第2示唆演出が実行される場合は、前記第1示唆演出が実行される場合よりも保留表示の表示態様が変化する割合が高い
ことを特徴とする遊技機。
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