JP6142112B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機に関する。
始動口への入球に起因して乱数を抽出し、所定数を限度として抽出した乱数を保留記憶すると共に、保留記憶に対応する保留図柄を表示し、保留記憶された乱数を古い順に読み出して大当り抽選を行うことで保留記憶を消化する弾球遊技機が知られている。このような弾球遊技機では、演出図柄の変動表示により大当り抽選の結果が遊技者に報知され、該変動表示にてリーチとなる場合等には、大当りへの期待感を高めるための各種演出が行われる。
また、近年の弾球遊技機では、保留記憶された乱数が特定の値(大当りとなる値や、演出図柄の変動表示でリーチとなる値)であるか否かを事前に確認し、確認結果に基づき、該保留記憶についての大当り抽選の前に対応する保留図柄を変化させることで、大当りへの期待感を与える演出(保留予告)が行われる場合がある。
ここで、特許文献1には、新たな保留記憶が生じると、該保留記憶に対応して通常とは異なる保留図柄を表示すると共に、先に生じた先行保留記憶の消化に伴い、該保留図柄を大当りとなる確率(信頼度)がより高い保留図柄に変化させるか(昇格)、或いは、これとは逆に、信頼度がより低い保留図柄に変化させる(降格)弾球遊技機について記載されている。
特開2004−187702号公報
特許文献1に記載の弾球遊技機によれば、昇格の場合には、先行保留記憶の消化の度に大当りへの期待が高まるため、遊技者は期待感を持って次の先行保留記憶の消化を待つことができ、遊技の興趣を高めることができる。
一方、降格の場合には、遊技者は大当りの発生確率が低下しないことを期待しながら先行保留記憶の消化を待つと考えられるが、信頼度の低い保留図柄への変化が生じた場合には期待が裏切られたことになり、遊技者に大きな失望感が生じると考えられる。
また、仮に、信頼度の高い保留図柄が表示された状態で降格となった場合には、遊技者は、大当りに当選したのに作為的にはずれに差し替えられたと感じ、パチンコ店に不信感を抱くという可能性もある。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、大当り抽選の前に大当りへの期待感が低下するという新たな面白みを加えつつ、遊技者の失望感やパチンコ店への不信感を抑えることができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に記載の発明は、遊技球の始動口への入球に起因して抽出された乱数に基づき大当り抽選を行う主制御装置と、該主制御装置からの通知をもとに複数の演出の中から表示する演出を選択するサブ制御装置とを備える弾球遊技機に関するものである。
この主制御装置は、乱数の保留記憶を行う保留記憶手段と、保留記憶に係る乱数に基づき大当り抽選を行う抽選手段と、保留記憶に係る乱数に基づく大当り抽選が行われる前に、該乱数が特定値か否かを示す先読み判定結果をサブ制御装置に通知する先読み制御手段と、保留記憶の発生した旨をサブ制御装置に送信する送信手段と、を備える。
また、サブ制御装置は、前記保留記憶が発生すると、対応する保留図柄を表示する保留図柄表示手段と、前記保留図柄には、表示されたときの大当り確率である信頼度が異なる複数の種類があり、前記保留図柄表示手段により表示された前記保留図柄を異なる種類の前記保留図柄に変化させる変化演出を行う変化演出手段と、記大当り抽選が行われる直前に表示される前記保留図柄である最終図柄の種類を、記先読み判定結果に応じた確率で選択する最終図柄決定手段と、前記変化演出において、前記最終図柄の前記信頼度が、該最終図柄が表示される直前に表示される前記保留図柄である一時図柄の前記信頼度よりも低い降格となる場合には、前記一時図柄が前記最終図柄に変化する前に前記保留図柄が変化する可能性があることを示す段階演出を常に行うほか、前記変化演出の対象でないいずれかの前記保留記憶に対応する前記保留図柄についても所定確率で前記段階演出を行う段階演出手段と、を備える。
そして、変化演出において、最終図柄として選択された保留図柄の信頼度が一時図柄として選択された保留図柄の信頼度よりも高くなることを昇格とする。なお、段階演出手段は、昇格となる変化演出が行われる場合にも、一時図柄が最終図柄に変化する前に段階演出を行う構成が好ましい
なお、変化演出が行われない保留記憶に対応する保留図柄についての段階演出を、擬似的な段階演出とも記載する。
また、昇格となる変化演出が行われる場合にも、常に段階演出を行うことが好ましい。
このような構成によれば、降格となる変化演出が行われる場合には、降格となる変化演出が行われる前に一時図柄の変化を示唆する段階演出が必ず行われるため、遊技者に対し、段階演出が行われたから降格となるのだという納得感を与え、遊技者の失望感やパチンコ店への不信感を抑えることができる。
また、変化演出が行われない保留記憶に対応する保留図柄についても段階演出が行われる場合がある。このため、遊技者は、降格となる変化演出の前兆となる段階演出が発生しないで欲しいという願いを持つと共に、段階演出が発生した場合には、保留図柄が変化しないで欲しいという願いを持って遊技を行うようになり、より一層、遊技者を遊技に熱中させることができる。さらに、段階演出が発生したのに降格となる変化演出が行われなかった場合には、遊技者に対し、降格を運良く回避できたという今までに無い喜びを与えることができる。
さらに、昇格となる変化演出が行われる場合にも段階演出が行う構成ならば、遊技者は、信頼度の低い保留図柄が表示されている場合等には、段階演出の発生を望むようになる。また、段階演出が発生した際には、変化演出にて昇格になる可能性と降格になる可能性があるため、遊技者に対し期待感と不安感を与えることができ、遊技の趣向性を高めることができる。
ところで、大当りとなった後に、大当りとなる確率が上昇する確変モードや、普通電動役物として構成された始動口への入球が容易となる時短モードに移行する弾球遊技機が知られているが、このような弾球遊技機において、確変モードや時短モードのどちらにも移行していない状態(通常モード)では、演出の変化が乏しくなり、面白みに欠けるという問題があった。
このような問題を解決するため、従来、保留図柄を変化させることで、保留記憶の消化前に大当りの期待度を高める保留予告が行われていた。しかしながら、大当り抽選の当選確率を維持したまま、通常モード時の演出に変化を付けるために保留予告の発生頻度を高めた場合には、保留予告の対象となる保留記憶により大当りとなる確率(信頼度)を低下させざるを得ず、遊技者にとっての保留予告の価値が低下してしまう。
そこで、変化演出において、大当りの発生を示唆するために用いられる保留図柄の種類を特別保留図柄とすると共に、該特別保留図柄以外の保留図柄の種類を通常保留図柄とし、変化演出手段は、一時図柄を特別保留図柄とすると共に、最終図柄を通常保留図柄とする変化演出を行っても良い。
既に述べたように、変化演出では、最終図柄の種類により大当りとなる可能性について示唆され、最終図柄として通常保留図柄が用いられた変化演出は、遊技者の大当りへの期待を強く煽るというものでは無い。このため、このような変化演出が多数行われ、該変化演出の対象となる保留記憶により大当りとなることが殆ど無かったとしても、遊技者の期待を大きく裏切るということはなく、また、大当りの発生を示唆する変化演出(最終図柄として特別保留図柄が表示される変化演出)の信頼度が低下することは無い。
したがって、上述した弾球遊技機によれば、変化演出を高い頻度で行ったとしても変化演出の価値が低下することは無く、変化演出の発生頻度を高めることで通常モード中等の演出に変化を与え、遊技の興趣を高めることが可能となる。
また、請求項1に記載されているように、降格となる変化演出が行われた場合における、該変化演出の対象となる保留記憶により大当りとなる確率は、該変化演出によって表示された前記最終図柄と同一の種類の保留図柄が最終図柄として用いられる昇格となる変化演出の対象となる保留記憶により大当りとなる確率よりも高くなるよう設定されている。
このような構成によれば、段階演出と変化演出を経て最終的に特定の保留図柄が表示される場合において、該変化演出が昇格である場合よりも降格である場合のほうが、大当りの確率が高くなる。このため、降格となる変化演出が行われた場合であっても、遊技者の予想に反して大当りとなるという可能性を高くすることができ、遊技の趣向性を高めることができる。
また、段階演出手段は、抽選により、保留記憶を対象とする変化演出の有無と、該変化演出における一時図柄及び最終図柄の種類とに応じた確率で、該変化演出に伴い行われる段階演出の態様を設定しても良い。
このような構成によれば、遊技者は、段階演出の態様により、変化演出の有無や、変化演出により保留図柄の信頼度がどのように変動するかを予測することができる。このため、遊技者は、変化演出にて信頼度が大きく向上することの前兆となる段階演出の発生を望むと共に、変化演出にて信頼度が低下することの前兆となる段階演出が発生しないことを願いながら遊技を行うようになり、遊技の趣向性を向上させることができる。
また、それぞれの種類の保留図柄は、信頼度の高さにより固定的に順位付けされ、変化演出における一時図柄から最終図柄への変化による信頼度の順位の変動度合いを、信頼度変動とし、信頼度変動として、順位が低下する第一降格変動と、該第一降格変動よりもより多く順位が低下する第二降格変動との少なくとも二つが設けられていると共に、段階演出の態様として、第一態様と第二態様との少なくとも二つが設けられていても良い。そして、第一態様の段階演出は、第二態様の段階演出よりも、第一降格変動となる変化演出が行われる際に発生する確率が高く、第二態様の段階演出は、第一態様の段階演出よりも、第二降格変動となる変化演出が行われる際に発生する確率が高くなるように設定されていても良い。
こうすることにより、遊技者は、段階演出の態様により、変化演出にて保留図柄の信頼度の順位が、例えば、1段階低下するか、或いは2段階低下するかを予測することができる。このため、遊技者は、せめて、保留図柄の信頼度の順位が1段階低下する変化演出の発生確率が高い段階演出が発生して欲しいと思いながら遊技を行うようになり、遊技の趣向性を向上させることができる。
また、第二態様の段階演出は、第一態様の段階演出よりも、変化演出が行われない場合に発生する確率が高くなるように設定されていても良い。
このような構成によれば、第二態様の段階演出が発生した場合には、第一態様の段階演出が発生した場合に比べ、変化演出で降格とはなり難いが、降格となった場合には保留図柄の信頼度がより大きく低下する可能性が高くなる。このように、第一態様,第二態様の段階演出には、それぞれ異なるデメリットがあるため、遊技者は、第一態様と第二態様のどちらの段階演出が発生して欲しいか悩みながら遊技を行うようになり、これにより、遊技の趣向性を向上させることができる。
また、擬似的な段階演出の有無や、降格となる変化演出の有無に応じて、対応する保留記憶により大当りとなる確率を次のように定めても良い。
すなわち、段階演出手段は、保留記憶を対象とした変化演出が行われない場合には、抽選により、該保留記憶についての先読み判定結果と、該保留記憶に対応して表示される保留図柄の種類とに応じた確率で、該保留図柄について段階演出を行うか否かを決定し、段階演出を予め定められた段階演出タイミングで行うようにしても良い。
そして、保留記憶を対象とした変化演出が行われない場合において、段階演出タイミングが到来しても該保留記憶に対応する保留図柄についての段階演出が行われないケースを第一ケースとすると共に、段階演出タイミングの到来により該段階演出が行われるケースを第二ケースとし、第一,第二ケースにおいて表示される保留図柄の種類が同一である場合には、該第一ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率は、該第二ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率以下となるよう設定されていても良い。
なお、一例として、段階演出が行われる保留図柄に対応する保留記憶よりも先に発生したいずれかの保留記憶(先行保留記憶)による大当り抽選が行われるタイミングを、段階演出タイミングとすることが考えられ、このような場合には、段階演出タイミングとなりうるタイミングが、先行保留記憶の数分存在することになる。
そして、段階演出タイミングを上記タイミングとする場合には、段階演出タイミングとは、例えば、最新の先行保留記憶による大当り抽選のタイミングであっても良い。
このような構成によれば、変化演出が行われない場合には、段階演出が行われたほうが大当りへの期待度が高くなる。すなわち、段階演出の発生により、遊技者に対し降格となる変化演出が行われるという不安感が与えられるが、変化演出が生じなかった場合には大当りへの可能性が高まり、遊技者の期待感がより一層高められる。このため、遊技者の感情を刺激し、遊技の趣向性を向上させることができる。
また、段階演出手段は、保留記憶を対象とした変化演出が行われない場合には、抽選により、該保留記憶についての先読み判定結果と、該保留記憶に対応して表示される保留図柄の種類とに応じた確率で、該保留図柄について段階演出を行うか否かを決定し、段階演出を予め定められた段階演出タイミングで行うようにしても良い。
また、変化演出手段は、抽選により、保留記憶についての先読み判定結果に応じた確率で、該保留記憶を対象とした変化演出を行うか否かを選択すると共に、変化演出を行う場合には、最終図柄の種類を選択した後に、抽選により、該変化演出の対象となる保留記憶についての先読み判定結果と最終図柄の種類とに応じた確率で、一時図柄の種類を選択し、該変化演出において、予め定められた変化演出タイミングで一時図柄を最終図柄に変化させても良い。
また、変化演出タイミングが到来しても、保留記憶を対象とした変化演出が行われず、且つ、段階演出タイミングが到来しても、該保留記憶に対応する保留図柄についての段階演出が行われないケースを第三ケースとすると共に、該変化演出タイミングの到来により、保留記憶を対象とした降格となる変化演出が行われ、これに伴い、該段階演出タイミングの到来により、段階演出が行われるケースを第四ケースとしても良い。
そして、第三ケースにおいて表示される保留図柄と、第四ケースにおいて最終図柄として表示される保留図柄との種類が同一である場合において、該第三ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率は、該第四ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率以下となるよう設定されていても良い。
なお、一例として、変化演出の対象となる保留記憶よりも先に発生したいずれかの先行保留記憶による大当り抽選が行われるタイミングを、変化演出タイミングとすることが考えられ、このような場合には、変化演出タイミングとなりうるタイミングが、先行保留記憶の数分存在することになる。
そして、変化演出タイミングを上記タイミングとする場合には、変化演出タイミングとは、例えば、最新の先行保留記憶による大当り抽選のタイミングであっても良い。
なお、変化演出が行われる場合には、段階演出タイミングは変化演出タイミングよりも早く到来するといことを念のため付言しておく。
こうすることにより、段階演出と降格となる変化演出が行われた場合には、段階演出と変化演出が行われなかった場合よりも、大当りへの期待度を高くすることができる。すなわち、降格となる変化演出が発生した場合であっても、大当りへの期待度がより低い場合があるため、遊技者の失望感を和らげることができる。
さらに、上述した段階演出手段,変化演出手段を備えると共に、変化演出タイミングの到来により、保留記憶を対象とした降格となる変化演出が行われ、これに伴い、段階演出タイミングの到来により、段階演出が行われるケースを第五ケースとすると共に、該変化演出タイミングが到来しても、保留記憶を対象とした変化演出が行われないが、該段階演出タイミングの到来により、該保留記憶に対応する保留図柄についての段階演出が行われるケースを第六ケースとしても良い。
そして、第五ケースにおいて最終図柄として表示される保留図柄と、第六ケースにおいて表示される保留図柄との種類が同一である場合において、該第五ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率は、該第六ケースに係る保留記憶により大当りとなる確率よりも小さくなるよう設定されていても良い。
このような構成によれば、最終的に表示される保留図柄が同じであっても、段階演出と降格となる変化演出とが行われた場合よりも、段階演出のみが行われた場合のほうが大当りとなる可能性が高いので、遊技者は、段階演出を望んだり望まなかったりしながら遊技を行うようになり、遊技の趣向性を増すことができる。
また、変化演出において、保留図柄の種類を2回以上変化させても良い。
すなわち、変化演出手段は、変化演出において、対象とする保留記憶に対応する保留図柄の種類を2回以上変化させ、段階演出手段は、変化演出において、一時図柄よりも前に表示された保留図柄である事前図柄が、信頼度の低い他の種類の保留図柄に変化する場合には、該事前図柄が変化する前に、該事前図柄の変化を示唆する段階演出を常に行っても良い。
このような構成によれば、保留記憶が消化されるまでに複数回にわたり対応する保留図柄の信頼度が低下するという可能性があり、遊技者に対し、より高い緊張感を持って遊技を行わせることができる。
第一実施形態におけるパチンコ機の正面図である。 第一実施形態におけるパチンコ機の遊技盤の正面図である。 第一実施形態におけるパチンコ機の裏面図である。 第一実施形態におけるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 第一実施形態におけるメインルーチンについてのフローチャートである。 第一実施形態における始動入賞確認処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における先読み判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における保留表示処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における保留表示更新処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り等の発生確率を示す表と、保留図柄の種類を示す表と、1個目の保留記憶についての保留予告演出における各保留図柄の出現率や信頼度等を示す表である。 第一実施形態における変化演出,段階演出の有無により定められる各演出パターンの出現率や信頼度等を示す表である。 第一実施形態において、特別保留図柄1,2が表示された場合の擬似的な段階演出の出現率や信頼度等を示す表と、変化演出や段階演出の実行タイミングの選択確率を示す表である。 第一実施形態における各態様の段階演出の出現率を示す表である。 第一実施形態における擬似的な段階演出が行われる際に表示される画面についての説明図である。 第一実施形態における擬似的な段階演出が行われる際に表示される画面についての説明図である。 第一実施形態における変化演出,段階演出が行われる際に表示される画面についての説明図である。 第一実施形態における変化演出,段階演出が行われる際に表示される画面についての説明図である。 第二実施形態において、2個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、3個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、3個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、4個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、4個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、4個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。 第二実施形態において、4個目の保留記憶が生じた際に、該保留記憶に対応して行われる各演出パターンの出現率を示す表である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、第一実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に構成される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また前枠52には、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65のほか、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、演出ボタン67及びジョグダイヤル68が設けられている。
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,残高表示器59が設けられている。
なお、図1の39は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠39に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって左横には、普通図柄作動ゲート17が設置されている。普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行なわれる。
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して、特別図柄(特図とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第1始動口11及び第2始動口12が、上下に並んで配設されている。第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、普通図柄抽選での当選時のみ入球可能となっている。
第1,第2始動口11,12に遊技球が入球すると、複数種類の乱数が抽出され、保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定の回数にわたり、所定時間の開放が行われる。具体的には、通常モード時であれば、1回の当選により約2.6秒の開放が2回行なわれる。
第2始動口12の下方には、大当り抽選で当ると行われる大当り遊技の際に開放される特別電動役物からなる大入賞口14が配設されている。また、遊技領域3における向かって左下の領域には、複数の普通入賞口31〜34が配設されている。
遊技盤1における向かって右下の領域には、7セグメントの特図表示装置9と、4個のLEDからなる特図保留数表示装置18と、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで大当り抽選の結果を報知する大当り演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
また、図3に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71、タンクレール72、払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、第一実施形態では、払出装置は、球貸ボタン57の操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置、電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図3では発射制御装置が記載されていないが、発射制御装置は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図4のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート17に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW17a、大入賞口14に入球した遊技球を計数するためのカウントSW14a、一般入賞口31〜34に入球した遊技球を検出する一般入賞口SW31a等からの検出信号が入力される。
主制御装置80は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている特図表示装置9,特図保留数表示装置18,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
さらに、主制御装置80は、大入賞口ソレノイド14bを制御することで大入賞口14の開閉を制御し、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ20を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW21の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW21の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は、ガラス枠開放SW35,内枠開放SW36,球切れSW23,払出SW21,満杯SW22からの信号が入力され、満杯SW22により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW23により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ20を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW22,球切れSW23も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ20の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してCRユニット56と交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板24は精算表示装置25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施例では遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は、発射モータ30を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW28からのタッチ信号、発射停止SW29から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ26を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67,ジョグダイヤル68が接続されており、遊技者が演出ボタン67,ジョグダイヤル68を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を表示させる。
[動作の説明]
[第一実施形態]
次に、第一実施形態におけるパチンコの動作について説明する。
第一実施形態のパチンコ機50は、常時入賞が可能な第1始動口11と、上述した普通図柄抽選での当選により一定期間にわたり開放され、入賞が可能となる第2始動口12が設けられており、第1,第2始動口11,12への入賞に起因して抽出された乱数による大当り抽選が行われる。そして、大当り抽選の際には、特図表示装置9にて特別図柄の変動表示が行われると共に、これらを停止表示することで大当り抽選の結果が報知される。また、これと並行して、演出図柄表示装置6の画面上で、演出図柄の変動表示させた後にこれらを停止表示させ、大当り抽選の結果を報知する擬似演出が行われる。
また、パチンコ機50では、第1,第2始動口11,12への入賞により抽出された乱数が、最大4個まで保留記憶として記憶され、特図保留数表示装置18にて保留記憶の数が表示されると共に、各保留記憶に対応する保留図柄が表示される。また、大当り抽選で当たると、所定ラウンド数の大当り遊技が行われる。
そして、大当り遊技の終了後は、一定期間(所定数の大当り抽選が行われるまでの期間)にわたり、パチンコ機50の遊技状態が、大当り抽選で当る確率が上昇する確変モードとなり、また、これと同時に、普通図柄抽選での当選確率が上昇すると共に、普通図柄抽選での当選時の第2始動口12の開放時間が延長され、さらに普通図柄の変動時間が短縮される時短モードとなる。なお、確変モードと時短モードのどちらでもない遊技状態を、通常モードと記載する。
また、パチンコ機50では、保留図柄として複数の種類が設けられており、各種類の保留図柄は、対応する保留記憶が消化される直前に表示された場合における、該保留記憶により大当りとなる確率である信頼度が異なっている。そして、各種類の保留図柄を表示することで、対応する保留記憶により大当りとなる可能性の有無や、該可能性の大きさを示唆する保留予告演出が行われる。また、この保留予告演出の一つとして、一旦表示された保留図柄(一時図柄)を、他の種類の保留図柄(最終図柄)に変化させる変化演出が行われる。なお、この変化演出では、対応する保留記憶が消化されるまで最終図柄が表示され、最終図柄の種類により、該保留記憶により大当りとなる可能性の有無や、該可能性の大きさが示唆される。
さらに、変化演出が行われる際には、一時図柄の種類が変化することを示唆する段階演出が行われると共に、変化演出が行われないいずれかの保留図柄に対しても、擬似的な段階演出が行われる。この段階演出には複数の態様が設けられており、抽選により、段階演出が行われる保留図柄の種類や、該保留図柄に対応する保留記憶により大当りとなるか否か等に応じた確率でこの態様が選択される。よって、遊技者には、変化演出が行われるか、或いは、保留図柄に対応する保留記憶が消化される直前になるまで、表示されている保留記憶が一時図柄であるのか最終図柄であるのかわからない。
なお、言うまでも無く、保留予告演出や変化演出は、大当り抽選の結果を常に正確に予告するというものではなく、予告が外れる場合もあり、無論、保留予告演出や変化演出が行われていない保留記憶による大当り抽選で当ることもある。
以下では、第一実施形態のパチンコ機50の動作について詳細に説明すると共に、変化演出や段階演出について説明する。
(1)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図5に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:Yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:No)、S15に処理を移行する。
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S75に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り図柄決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数1,2の更新(S45)を行う。
なお、初期値乱数は、0〜3899の範囲であり、乱数の大きさは3900である。
また、大当り判定用乱数は、0〜3899の範囲であり、乱数の大きさは3900である。なお、通常モードにおいて大当りとなる値の数は13(大当り確率は1/300)で、775〜778,1775〜1778,2775〜2779となる。また、確変モードにおいては、大当りとなる値の数は、13よりも大きい数となる。
また、大当り図柄決定用乱数の値は、0〜59の範囲であり、乱数の大きさは60である。
また、リーチ判定用乱数の値は、0〜228の範囲であり、乱数の大きさは229である。なお、通常モードにおいてリーチとなる値の数は11で、値は0〜10となる。また、確変モードにおいてリーチとなる値の数は、11よりも大きい数となる。
また、変動パターン決定用乱数1の値は、0〜1020の範囲であり、乱数の大きさは1021である。
また、変動パターン決定用乱数2の値は、0〜600の範囲であり、乱数の大きさは601である。
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50),始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、大当り抽選で当った際に行われる大当り遊技を制御する大当り遊技処理と(S60)を行う。また、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S70)を実行する。
また、S75では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
(2)始動入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶の生成等を行う始動入賞確認処理について、図6に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理(S50)からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S100では、主制御装置80は、第1,第2始動口SW11a,12aの検出信号に基づき、第1,第2始動口11,12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:Yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:No)、本処理を終了する。
S105では、主制御装置80は、保留記憶の数が上限値(一例として4)か否かを判定する。そして、否定判定の場合は(S105:No)、S110に処理を移行し、肯定判定の場合は(S105:Yes)、本処理を終了する。
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、大当り抽選で当った際に停止表示される図柄(当り図柄)を決定するための大当り図柄決定用乱数や、擬似演出において、リーチ状態となった後に外れを示す演出図柄を停止表示させる演出(ノーマルリーチやスーパーリーチ)を行うか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出し、これらの乱数を保留記憶として記憶する。そして、消化されていない保留記憶の数を示す保留数コマンドを、サブ統合制御装置83に送信し、S115に処理を移行する。
S115では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に対応する大当り決定用乱数等の値について判定する先読み判定処理を実行し、本処理を終了する。
(3)先読み判定処理について
次に、新たに発生した保留記憶に対応する大当り決定用乱数等の値について判定する先読み判定処理について、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、始動入賞確認処理からコールされる。
S150では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係る大当り決定用乱数の値が特定値(大当り抽選で当りとなる値)か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S150:Yes)、S155に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S150:No)、S160に処理を移行する。
S155では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係る大当り決定用乱数の値が上記特定値であることを示す先読みコマンド1を生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
一方、S160では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係るリーチ判定用乱数と変動パターン決定用乱数1,2の値が特定値(擬似演出でスーパーリーチとなる値)か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S160:Yes)、S165に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S160:No)、S170に処理を移行する。
S165では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係るリーチ判定用乱数と変動パターン決定用乱数1,2の値が上記特定値であることを示す先読みコマンド2を生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
また、S170では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係るリーチ判定用乱数と変動パターン決定用乱数1,2の値が特定値(擬似演出でノーマルリーチとなる値)か否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S170:Yes)、S175に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S170:No)、S180に処理を移行する。
S175では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係るリーチ判定用乱数と変動パターン決定用乱数1,2の値が上記特定値であることを示す先読みコマンド3を生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
一方、S180では、主制御装置80は、新たに発生した保留記憶に係る大当り決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数1,2が、上記特定値のうちのいずれでもないことを示す先読みコマンド4を生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
(4)当否判定処理について
次に、保留記憶として記憶された大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図8〜11のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
まず、図8に関して、S200では、主制御装置80は、特別電動役物の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:Yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:No)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:Yes)、図10のS280に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:No)、S210に処理を移行する。
S210では、主制御装置80は、特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:Yes)、図11のS290に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:No)、図9のS215に処理を移行する。
続いて図9に関して、S215では、主制御装置80は、保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S215:Yes)、S220に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S215:No)、本処理を終了する。
S220では、主制御装置80は、保留記憶の数をデクリメントすると共に、最も古い保留記憶を選択し、後述するS230、S235、S245、S250、S255、S260、及びS265等にて参照するために、該保留記憶に記憶された情報(乱数値等の数値データ)を大当り判定用の所定のバッファに移動処理して、S225に処理を移行する。
S225では、主制御装置80は、確変モードであることを示す確変フラグが1か否かを判定し、肯定判定の場合には(S225:Yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:No)、S235に処理を移行する。
S230では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変モードに対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選を実行し、該抽選に当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
一方、S235では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、通常モードに対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選を実行し、該抽選に当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S240に処理を移行する。
S240では、主制御装置80は、S230又はS235の判定結果を参照して、大当り抽選で当ったか否かを判定し、肯定判定の場合には(S240:Yes)、S245に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S240:No)、S260に処理を移行する。
S245では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る大当り図柄決定用乱数に基づき大当り図柄を決定することで、当該大当り図柄に対応して予め定められた大当り遊技のラウンド数等を決定する。そして、S250に処理を移行する。
S250では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定し、S255に処理を移行する。
S255では、主制御装置80は、大当り遊技のラウンド数、大入賞口の開放パターン、大当り遊技に係る演出時間、インターバル時間、及び大当り遊技の演出態様等を設定し、S270に処理を移行する。
一方、S240で否定判定が得られた場合に移行する(すなわち、大当り抽選で外れた際に移行する)S260では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数等に基づき、特別図柄の変動時間等を決定し、S265に処理を移行する。
S265では、主制御装置80は、確変モード中に実行可能な大当り抽選の残り回数を示すカウンタや、時短モード中に実行可能な大当り抽選の残り回数を示すカウンタの更新等を行い、S270に処理を移行する。
S270では、主制御装置80は、上述したS220においてデクリメントした保留記憶の数を示す保留数コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、S275に処理を移行する。
S275では、主制御装置80は、特別図柄の変動時間や大当り抽選の結果等を示す変動開始コマンドをサブ統合制御装置83に送信すると共に、特別図柄の変動を開始させ、本処理を終了する。なお、変動開始コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、大当り抽選の結果、特別図柄の変動時間をもとに、特別図柄の変動時間と同じ時間の演出の中から演出図柄表示装置6にて表示する擬似演出を選択し、選択した擬似演出を表示させる。また、変動開始コマンドは、さらに、大当り抽選により消化された保留記憶が、第1始動口11への入賞により生成されたものであるか、第2始動口12への入賞により生成されたものであるかを示しても良い。
続いて図10に関して、特図の変動表示中に移行するS280では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S280:Yes)、S285に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S280:No)、本処理を終了する。
S285では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
続いて図11に関して、特図の確定表示中に移行するS290では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S290:Yes)、S295に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S290:No)、本処理を終了する。
S295では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S300に処理を移行する。
S300では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S300:Yes)、S305に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S300:No)、S340に処理を移行する。
S305では、主制御装置80は、確変モードであることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグが1である場合には確変フラグをクリアし(S310)、その後、S315に処理を移行する。
S315では、主制御装置80は、時短モードであることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグが1である場合には時短フラグをクリアし(S320)、その後、S325に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S325),役物連続作動装置作動開始処理(S330),大当り開始演出処理(S335)を順次実行することで、大当り遊技の態様を示すコマンドや、大当り遊技の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信する等して大当り遊技を開始し、本処理を終了する。
一方、S300にて否定判定が得られた場合に移行するS340では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグが1である場合には(S340:Yes)、確変モード中に実行可能な大当り抽選の残り回数(確変回数)を参照する(S345)。そして、確変回数が0である場合には(S345:Yes)、確変フラグをクリアし(S350)、S355に処理を移行する。
S355では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、該フラグが1である場合には(S355:Yes)、時短モード中に実行可能な大当り抽選の残り回数(時短回数)を参照する(S360)。そして、時短回数が0である場合には(S360:Yes)、時短フラグをクリアし(S365)、S370に処理を移行する。
S370では、主制御装置80は、状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
(5)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技の進行を制御する大当り遊技処理について、図12〜14のフローチャートを用いて説明する。本処理は、メインルーチンから実行される処理である。
S400では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S400:Yes)、S405に処理を移行し、否定判定の場合には(S400:No)、本処理を終了する。
S405では、主制御装置80は、大入賞口14の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S405:Yes)、図13のS430に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S405:No)、S410に処理を移行する。
S410では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S410:Yes)、図13のS450に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S410:No)、S415に処理を移行する。
S415では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S415:Yes)、図14のS470に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S415:No)、S420に処理を移行する。
S420では、主制御装置80は、大当り遊技における開始演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S420:Yes)、S425に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S420:No)、本処理を終了する。
S425では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図13に関して、大入賞口14の開放中に移行するS430では、主制御装置80は、大入賞口14に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S430:Yes)、S440に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S430:No)、S435に処理を移行する。
S435では、主制御装置80は、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S435:Yes)、S440に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S435:No)、本処理を終了する。
S440では、主制御装置80は、大入賞口14を閉鎖させる大入賞口閉鎖処理を実行し、S445に処理を移行する。
S445では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、各ラウンドのインターバル中に移行するS450では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S450:Yes)、S455に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S450:No)、本処理を終了する。
S455では、主制御装置80は、大当り遊技の最終ラウンドか否かを判定し、肯定判定の場合には(S455:Yes)、S460に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S455:No)、S465に処理を移行する。
S460では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行し、本処理を終了する。
一方、S465では、主制御装置80は、大入賞口14を開放させる大入賞口開放処理を実行し、本処理を終了する。
続いて図14に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS470では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S470:Yes)、S475に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S470:No)、本処理を終了する。
続くS475,S480では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S485に処理を移行する。
S485では、主制御装置80は、大当り遊技後に確変モードに移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S485:Yes)、確変モード中に実行可能な大当り抽選の回数(確変回数)を設定すると共に(S490)、確変フラグをセットし(S495)、S500に処理を移行する。
S500では、主制御装置80は、大当り遊技後に時短モードに移行するか否かを判定し、肯定判定の場合には(S500:Yes)、時短モード中に実行可能な大当り抽選の回数(時短回数)を設定すると共に(S505)、時短フラグをセットし(S510)、S515に処理を移行する。
S515,S520では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドを送信する処理と、状態指定コマンド送信処理とを実行し、本処理を終了する。
(6)保留表示処理について
次に、保留記憶が生成された際に、該保留記憶に対応する保留図柄を演出図柄表示装置6に表示する保留表示処理について、図15に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
S600では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から先読みコマンドを受信したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S600:Yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S600:No)、本処理を終了する。
S605では、サブ統合制御装置83は、受信した先読みコマンドにより先読み判定の結果が示される新たな保留記憶よりも先に生成された保留記憶(先行保留記憶)が存在しない場合には、抽選により、該先読みコマンドの種類に応じた確率で、後述する図17(b)に記載の保留図柄(通常保留図柄,特別保留図柄1〜3)の中から新たな保留記憶に対応して表示する保留図柄の種類を選択する。また、先行保留記憶が存在する場合には、抽選により、該先読みコマンドの種類に応じた確率で、後述する図17(b)に記載の保留図柄(通常保留図柄,特別保留図柄1〜3)の中から新たな保留記憶に対応して表示する保留図柄の種類を選択し(変化演出が行われる場合には該保留図柄が最終図柄となる)、S610に処理を移行する。
S610では、サブ統合制御装置83は、先行保留記憶が存在する場合には、抽選により、選択された保留図柄(最終図柄)の種類と先読みコマンドの種類とに応じた確率で、新たな保留記憶についての変化演出を行うか否かを決定する。そして、変化演出を行う場合には(S610:Yes)、S615に処理を移行し、変化演出を行わない場合には(S610:No)、S630に処理を移行する。なお、先行保留記憶が存在しない場合には、必ず否定判定となり、S630に処理を移行する。
S615では、サブ統合制御装置83は、抽選により、最終図柄の種類と先読みコマンドの種類とに応じた確率で、最終図柄とは異なる種類の保留図柄を一時図柄として選択し、S620に処理を移行する。
S620では、サブ統合制御装置83は、新たな保留記憶に対応して演出図柄表示装置6に一時図柄を表示し、S625に処理を移行する。
S625では、サブ統合制御装置83は、抽選により、いずれかの先行保留記憶の消化時期を、一時図柄を最終図柄に変化させるタイミング(特許請求の範囲における変化演出タイミング,段階演出タイミングに相当)として選択し、本処理を終了する。
一方、変化演出が行われない場合に移行するS630では、サブ統合制御装置83は、新たな保留記憶に対応して演出図柄表示装置6に最終図柄を表示し、S635に処理を移行する。
S635では、サブ統合制御装置83は、最終図柄として特別保留図柄が表示された場合には、抽選により、該特別保留図柄の種類と先読みコマンドの種類とに応じた確率で、擬似的な段階演出を行うか否かを決定し、S640に処理を移行する。
S640では、サブ統合制御装置83は、擬似的な段階演出を行うことが決定されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S640:Yes)、S645に処理を移行し、否定判定が得られた場合には(S640:No)、本処理を終了する。
S645では、サブ統合制御装置83は、抽選により、いずれか一つの先行保留記憶の消化時期を擬似的な段階演出の実行タイミング(特許請求の範囲における段階演出タイミングに相当)として選択し、本処理を終了する。なお、複数の保留記憶の消化時期を、擬似的な段階演出の実行タイミングとして選択しても良い。
(7)保留表示更新処理について
次に、保留記憶が消化された際に、演出図柄表示装置6に表示されている保留図柄の表示位置を更新すると共に、変化演出や段階演出を行う保留表示更新処理について、図16に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的(例えば、2ms周期のタイマ割り込み処理)に実行される処理である。
S700では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から保留数コマンド(保留情報)を受信したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S700:Yes)、S705に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S700:No)、本処理を終了する。
S705では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6に表示されている最も古い保留記憶に対応する保留図柄を消去すると共に、これ以外に保留図柄が表示されている場合には、残りの保留図柄の表示位置を演出図柄表示装置6の画面に向かって左方にシフトし、S710に処理を移行する。
S710では、サブ統合制御装置83は、一時図柄として表示されている保留図柄の有無を判定し、肯定判定が得られた場合には(S710:Yes)、S715に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S710:No)、S735に処理を移行する。
S715では、サブ統合制御装置83は、表示中の一時図柄を最終図柄に変化させるタイミングが到来したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S715:Yes)、S720に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S715:No)、S735に処理を移行する。
S720では、サブ統合制御装置83は、抽選により、変化させるタイミングが到来した一時図柄の種類と、該一時図柄に替えて表示される最終図柄の種類と、該一時図柄に対応する保留記憶についての先読みコマンドの種類とに応じた確率で段階演出の態様を選択し、S725に処理を移行する。
S725では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6にて選択した態様の段階演出を行い、S730に処理を移行する。
S730では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6にて表示中の変化させるタイミングが到来した一時図柄を、先に選択された最終図柄に変更し、S735に処理を移行する。
S735では、サブ統合制御装置83は、実行済みでない擬似的な段階演出の有無を判定し、肯定判定が得られた場合には(S735:Yes)、S740に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S735:No)、本処理を終了する。
S740では、サブ統合制御装置83は、実行済みでない擬似的な段階演出の実行タイミングが到来したか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S740:Yes)、S745に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S740:No)、本処理を終了する。
S745では、サブ統合制御装置83は、抽選により、実行済みでない擬似的な段階演出の対象となる特別保留図柄の種類と、該特別保留図柄に対応する保留記憶についての先読みコマンドの種類とに応じた確率で、該段階演出の態様を選択し、S750に処理を移行する。
S750では、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6にて選択された態様の擬似的な段階演出を行い、本処理を終了する。
(8)変化演出や段階演出について
第一実施形態では、図17(a)に記載の表の「出現率」が示す確率で大当り抽選に当選する。また、擬似演出では、該表の「出現率」が示す確率で、SPリーチ(スーパーリーチ)や、リーチ(ノーマルリーチ)や、ハズレ(スーパーリーチやノーマルリーチとなること無く大当り抽選で外れること)が発生する。
また、保留図柄の種類として、図17(b)の表に記載の通常保留図柄と、特別保留図柄1〜3が設けられている。なお、特別保留図柄1〜3は、炎を象った図柄となっているが、特別保留図柄1〜3の炎の色は、それぞれ、黄色,赤色,青色となっている(図17(b)等では、色の違いを出すために、特別保留図柄の斜線の有無,方向を異ならせている)。
以下では、このような保留図柄を用いて行われる保留予告演出,変化演出,段階演出の内容や発生確率等について説明する。
(a)1個目の保留記憶が生じた場合について
1個目の保留記憶が生じた場合には、これに対応して特別保留図柄1〜3を表示することで保留予告演出が行われる。1個目の保留記憶が生じた際には、通常保留図柄,特別保留図柄1〜3のうちのいずれかが、図17(c)の表における「出現率」が示す確率で表示されると共に、特別保留図柄が表示された際には、該表の「期待値」が示す確率で該保留記憶により大当りが発生する。
具体的には、該表の「出現率」は、1個目の保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「当り」となる各場合において、該保留記憶に対応して各種類の保留図柄が表示される確率を示している。
また、該表の「期待値」における「当否比率」は、各種類の特別保留図柄が表示された際に、1個目の保留記憶による大当り抽選で外れる場合と大当りとなる場合の比率を示していると共に、「信頼度」は、該保留記憶により大当りとなる確率を示している。
該表は、通常保留図柄,特別保留図柄1,特別保留図柄2,特別保留図柄3の順位で、1個目の保留記憶についての信頼度が高くなることを示している。そして、詳細については後述するが、2個目以降の保留記憶についても、これらの保留図柄は、同様の信頼度の順位を持つものとして用いられる。
(b)2個目以降の保留記憶が生じた場合について
次に、2個目以降の保留記憶が生じた場合について説明する。
図18には、2個目以降の保留記憶が生じた場合に、該保留記憶に対応して行われる変化演出や段階演出等のパターン(演出パターン)を示す表が記載されている。
該表における「一時→最終」という項目は、該保留記憶に対応して行われる演出パターンを示している。具体的には、該項目に対応する欄のうち、異なる種類の保留図柄が二つ並んで記載されている欄は、変化演出が行われることを示しており、該欄の左側には一時図柄が、右側には最終図柄が記載されている。
一方、同一種類の保留図柄が二つ並んで記載されている欄は、2個目以降の保留記憶に対応して該欄に記載された保留図柄が表示され、変化演出が行われることなく、該保留記憶が消化されるまで該保留図柄が表示されることを示している。よって、正確に言うならば、左側は一時図柄ではなく最終図柄である。
また、該欄における二つの保留図柄の間に記載された二重線の矢印は、変化演出に伴う段階演出や、変化演出が行われない場合の擬似的な段階演出が行われることを示し、これらの保留図柄の間に記載された単一線の矢印は、段階演出が行われないことを示している。
なお、変化演出において、最終図柄の信頼度が一時図柄の信頼度よりも低いことを降格と記載し、最終図柄の信頼度が一時図柄の信頼度よりも高いことを昇格と記載する。また、第一実施形態では、変化演出が行われる際には必ず段階演出が行われる。
また、該表の「出現率」は、2個目以降の保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合において、該保留記憶に対応して各演出パターンが行われる確率を示している。
また、該表の「期待値」における「当否比率」は、各演出パターンが行われた際に、対応する保留記憶による大当り抽選で外れる場合と大当たりとなる場合の比率を示していると共に、「信頼度」は、該保留記憶により大当りとなる確率を示している。
なお、該表における“1〜4”,“5〜9”,“10〜14”,“15〜19”の各演出パターンに対応する「信頼度」は、保留記憶の消化直前に表示されている保留図柄の種類に応じて、凡その大当りの信頼度が決まることを示している。具体的には、各種類の保留図柄が消化直前に表示された場合には、通常保留図柄,特別保留図柄1,特別保留図柄2,特別保留図柄3の順位で信頼度が高くなる。
また、“6,7,12,13,18,19”の各演出パターンに対応する「信頼度」は、変化演出が行われず、同一の保留図柄が表示された場合には、擬似的な段階演出が行われる場合の信頼度は、該段階演出が行われない場合の信頼度以上となっている。
また、“6,8,9,12,14”の各演出パターンが示すように、保留記憶の消化直前の保留図柄が同一である場合において、変化演出及び段階演出が行われない場合の信頼度は、降格となる変化演出が行われ、これに伴い段階演出が行われる場合の信頼度以下となっている。
また、“7〜9,13,14”の各演出パターンが示すように、保留記憶の消化直前の保留図柄が同一である場合において、変化演出が行われず、擬似的な段階演出が行われる場合の信頼度は、降格となる変化演出が行われ、これに伴い段階演出が行われる場合の信頼度より高くなっている。
また、“5,8,9,10,11,14”の各演出パターンが示すように、最終図柄が同一である場合において、降格となる変化演出が行われた場合の信頼度は、昇格となる変化演出が行われた場合の信頼度よりも高くなっている。
なお、図18の表に記載された演出パターンに限らず、例えば、信頼度の順位が3段階低下する変化演出や、該順位が3段階上昇する変化演出が行われる演出パターンを設けても良い。
(c)段階演出について
まず、擬似的な段階演出の出現率について説明する。
図18に記載の表における“6,7,12,13,18,19”の演出パターンが示すように、2個目以降の保留記憶に対応して特別保留図柄1〜3が表示され、該保留記憶を対象とした変化演出が行われない場合には、擬似的な段階演出が行われる可能性がある。
図19(a)に記載の表の「出現率」は、2個目以降の保留記憶に対応して特別保留図柄1が表示され、変化演出が行われない場合(図18の表の“6,7”の演出パターンに対応)に、該保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合における、擬似的な段階演出が行われる確率を示している。
また、該表の「期待値」は、上記保留記憶についての上述の「当否比率」,「信頼度」を示す項目となっている。
また、図19(b)に記載の表の「出現率」は、2個目以降の保留記憶に対応して特別保留図柄2が表示され、変化演出が行われない場合(図18の表の“12,13”の演出パターンに対応)に、該保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合における、擬似的な段階演出が行われる確率を示している。
また、該表の「期待値」は、上記保留記憶についての上述の「当否比率」,「信頼度」を示す項目となっている。
次に、変化演出や擬似的な段階演出のタイミングや態様について説明する。
既に述べたように、変化演出や擬似的な段階演出は、対象となる保留記憶よりも先に生成されたいずれかの先行保留記憶の消化に同期して実行されるが、この実行タイミングは、図19(c)に記載の表が示す確率で選択される。
すなわち、該表における「入賞時の保留個数」は、変化演出等が行われる保留記憶が、何個目の保留記憶として生成されたものであるかを示す項目となっている。また、該表の「報知時期」における「2個→1個」,「3個→2個」,「4個→3個」という項目は、保留記憶の消化により、先行保留記憶と変化演出等が行われる保留記憶との総数が、該項目が示す態様で変化する時期を示している。そして、各項目に対応する欄には、該項目が示す時期が、変化演出や擬似的な段階演出の実行タイミングとして選択される確率が記載されている。
なお、既に述べたように、変化演出が行われる際には、一時図柄が最終図柄に変化する直前(変化演出の実行直前)に、段階演出が行われる。
また、段階演出の態様として、段階演出A〜Dの四種類が設けられており、これらの段階演出は、変化演出の有無や、変化演出における一時図柄から最終図柄への変化による信頼度の変化パターン(特許請求の範囲における信頼度変動に相当)に応じた確率で選択される。
図20に記載の表は、段階演出A〜Dの発生確率を示している。
該表における「段階演出」は、段階演出A〜Dの態様を示す項目となっている。
また、該表における「出現率」における「維持」は、変化演出が行われない場合を意味する。また、「1段昇格」,「2段昇格」は、昇格となる変化演出において、保留図柄の信頼度の順位が、それぞれ、1段階或いは2段階上昇する変化パターンを示し、「1段降格」,「2段降格」は、降格となる変化演出において、保留図柄の信頼度の順位が、それぞれ、1段階或いは2段階低下する変化パターンを示している。
そして、該表における「1段昇格」,「2段昇格」,「維持」,「1段降格」,「2段降格」に対応する欄は、対応する変化パターンが生じた場合や、変化演出が行われなかった場合に、各段階演出が行われる確率を示している。なお、「維持」の場合に行われる段階演出とは、上述した擬似的な段階演出であることを念のため付言しておく。
なお、該表が示すように、段階演出Aでは雨降りを示す画像が表示されると共に、段階演出Bでは風が吹く様子を示す画像が表示される。また、段階演出Cでは消火器により消火される様子が表示されると共に、段階演出Dでは薪が表示される。いずれの段階演出における画像も、特別保留図柄1〜3により表わされる炎を弱めることや、該炎の勢いを増加させることに関連するものとなっており、遊技者に対し、変化演出により特別保留図柄がどのように変化するかを直感的に連想させることができる。
また、段階演出Aに関して、雨降りを示す画像が表示されるにも拘らず、段階演出Aが行われた場合に昇格となる変化演出が行われる場合があるが、これは、雨に燃料が混ざっているという設定に基づくものである。
なお、段階演出C,Dは、それぞれ、降格となる変化演出が行われる場合と、昇格となる変化演出が行われる場合に発生するが、維持の場合にもこれらの段階演出を発生させても良い。これにより、変化演出が行われない場合があるが、変化演出が行われた場合には必ず昇格或いは降格となる段階演出を設けることができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、上記表が示す段階演出A〜Dの出現率は、一例であり、例えば、信頼度の順位が3段階上昇する変化演出(3段昇格)や、該順位が3段階低下する変化演出(3段降格)を設け、これらの変化演出が行われる際に段階演出を行っても良い。また、上記表において、「2段昇格」,「2段降格」を、それぞれ「3段昇格」,「3段降格」に置き換えても良いし、さらに、これと同時に、「1段昇格」,「1段降格」を、それぞれ「2段昇格」,「2段降格」に置き換えても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
(9)変化演出や段階演出の具体例について
次に、変化演出や段階演出が具体的について説明する。
図21,22に記載の説明図は、擬似的な段階演出の具体例を示している。
すなわち、先行保留記憶が2個存在する状態で新たに保留記憶が発生すると、先行保留記憶に対応する保留図柄800,801(通常保留図柄)に続いて、新たな保留記憶に対応するである保留図柄802(特別保留図柄1)が表示される(図21(a)〜(c)参照)。
そして、最古の先行保留記憶が消化され、演出図柄の変動表示が開始されると、保留図柄802について段階演出B810が行われるが、変化演出は行われず、保留図柄802の種類は変化することなくそのまま維持される(図21(d)〜(f)参照)。
その後、保留図柄801に対応する保留記憶が消化されると共に(図21(g),(h)参照)、変化演出及び段階演出が行われた保留図柄802に対応する保留記憶が消化され、該保留記憶による大当り抽選で大当りとなる(図22(i)〜(o)参照)。
また、図23,24に記載の説明図は、降格となる変化演出が行われると共に、これに伴い段階演出が行われる場合の具体例を示している。
すなわち、先行保留記憶が2個存在する状態で新たに保留記憶が発生すると、先行保留記憶に対応する保留図柄820,821(通常保留図柄)に続いて、新たな保留記憶に対応するである保留図柄822(特別保留図柄2)が表示される(図23(a)〜(c)参照)。
そして、最古の先行保留記憶が消化され、演出図柄の変動表示が開始されると、保留図柄822について段階演出A830が行われ(図23(d)参照)、その後、保留図柄822が、特別保留図柄2から特別保留図柄1に変化する降格となる変化演出が行われる。また、このとき、新たな保留記憶が発生し、これに対応する保留図柄823(通常保留図柄)が表示される(図23(e),(f)参照)。
その後、保留図柄821に対応する保留記憶が消化されると共に(図23(g),(h)参照)、降格となる変化演出が行われた保留図柄822に対応する保留記憶が消化され、該保留記憶による擬似演出にてリーチとなり(図24(i)〜(m)参照)、さらにその後、最新の保留記憶が消化される(図24(n)参照)。
なお、サブ統合制御装置53は、変動開始コマンドと変化演出の有無により擬似演出の態様を決定しても良く、さらに、変化演出が行われた保留記憶に関して、変動開始コマンドと、変化演出が昇格であるか降格であるかとにより、擬似演出の態様を決定しても良い。より具体的には、降格となる変化演出が行われた場合には、該変化演出が行われた保留記憶について専用の擬似演出を行っても良い。こうすることにより、擬似演出により、対応する保留記憶を対象とした変化演出が行われたか否かや、該保留記憶を対象とした変化演出が昇格であったか降格であったかを判別することができる。
また、これらの具体例では、一つの保留記憶に対応して変化演出や段階演出が行われるという場合を例示したが、複数の保留記憶に対し並行して変化演出や段階演出が行われても良いことは言うまでも無い。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態のパチンコ機50の動作について説明する。第二実施形態では、第一実施形態と同様の処理が行われるが、変化演出の態様が第一実施形態と異なっており、以下では、第二実施形態の変化演出等について説明する。
第二実施形態においても、第一実施形態と同様の保留図柄を用いて変化演出が行われると共に、同様の段階演出が行われる。しかしながら、第二実施形態では、変化演出の対象となる保留記憶が何個目の保留記憶として生じたかに応じて、該変化演出で保留図柄の種類が最大何回変化するかが決まる。具体的には、2個目の保留記憶を対象とする変化演出では最大1回、3個目の保留記憶を対象とする変化演出では最大2回、4個目の保留記憶を対象とする変化演出では最大3回、保留図柄が変化する。
なお、第二実施形態では、変化演出の対象となる保留記憶が消化される直前に表示されていた保留図柄が最終図柄となると共に、最終図柄の前に表示された保留図柄が一時図柄となり、さらに、一時図柄よりも前に表示されていた保留図柄を、事前図柄とする。
図25には、2個目の保留記憶が生じた場合に、該保留記憶に対応して行われる変化演出や段階演出等のパターン(演出パターン)を示す表が記載されている。
該表における「先読み保留図柄パターン」という項目は、2個目の保留記憶に対応して行われる演出パターンを示している。すなわち、第一実施形態と同様に、該項目に対応する欄のうち、異なる保留図柄が二つ並んで記載されている欄は、変化演出が行われることを示し、同一の保留図柄が二つ並んで記載されている欄は、変化演出が行われず、該保留記憶が消化されるまで該保留図柄が表示されることを示している。
また、該表において、保留図柄の間に記載された二重線の矢印は、該保留図柄についての段階演出が行われることを示している。なお、該表は、段階演出が行われる場合の演出パターンのみを示しており、第二実施形態では、該表が示す演出パターン以外にも、異なる演出パターンが存在する。
また、該表の「出現率」は、2個目の保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合において、該保留記憶に対応して各演出パターンが行われる確率を示している。
一方、図26,27には、3個目の保留記憶が生じた場合に、該保留記憶に対応して行われる演出パターンを示す表が記載されている。
該表における「先読み保留図柄パターン」という項目は、3個目の保留記憶に対応して行われる演出パターンを示している。すなわち、該項目に対応する欄には、三つの保留図柄が並んで記載され、隣接する保留図柄の間には、二重線の矢印が記載されている。そして、各演出パターンでは、各欄の左側の保留図柄から順に表示され、隣接する保留図柄の種類が異なる場合は、段階演出と変化演出が行われることを示し、これらの保留図柄の種類が同一である場合は、擬似的な段階演出のみが行われることを示す。
また、該表の「出現率」は、3個目の保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合において、該保留記憶に対応して各演出パターンが行われる確率を示している。
また、図28〜31には、4個目の保留記憶が生じた場合に、該保留記憶に対応して行われる演出パターンを示す表が記載されている。
該表における「先読み保留図柄パターン」という項目は、4個目の保留記憶に対応して行われる演出パターンを示している。すなわち、該項目に対応する欄には、四つの保留図柄が並んで記載され、隣接する保留図柄の間には、二重線の矢印が記載されている。そして、各演出パターンでは、3個目の保留記憶に対応する演出パターンと同様に各欄の左側の保留図柄から順に表示され、隣接する保留図柄が異なる場合は、段階演出と変化演出が行われると共に、これらの保留図柄が同一である場合は、擬似的な段階演出のみが行われる。
また、該表の「出現率」は、4個目の保留記憶により「ハズレ」,「リーチ」,「SPリーチ」,「大当り」となる各場合において、該保留記憶に対応して各演出パターンが行われる確率を示している。
なお、上記演出パターンにおける変化演出による保留図柄の変化や段階演出は、先行保留記憶の消化に同期して行われても良く、このような場合には、「先読み保留図柄パターン」に対応する欄に記載された矢印は、先行保留記憶の消化時期に対応したものとなる。
そして、図25〜31に記載の表から、第二実施形態の変化演出,段階演出に関して、次のことが言える。
すなわち、第二実施形態においても、演出パターンに対応する保留記憶が消化される直前に表示されていた保留図柄の種類により、該保留記憶による大当りへの信頼度が異なるものとなり、各種類の保留図柄は、通常保留図柄,特別保留図柄1,特別保留図柄2,特別保留図柄3の順位で信頼度が高くなる。このため、先行保留記憶が全て消化されるまで、演出パターンに対応する保留記憶による大当りの期待度が判明せず、遊技者をより一層遊技に熱中させることができる。
また、3個目、或いは4個目の保留記憶に対応する演出パターンにおいては、維持(先行保留記憶の消化時に変化演出が発生しないこと)或いは降格となる変化演出(単に降格とも記載)が生じ、最終図柄として同一の特別保留図柄が表示される場合には、維持回数が多いほど、該保留記憶により大当りとなる確率が高くなる(図26,27における“13〜18,24〜26”の演出パターンや、図28〜31における“24〜33,43〜46”の演出パターンを参照)。
なお、これらの演出パターンでは、降格と維持の両方が発生する可能性がある段階演出A,Bが用いられることが望ましい。
すなわち、段階演出が行われたが降格とならなかった場合には、遊技者に対し、降格の予兆に耐えて大当りの信頼度が維持されたとの印象を与えることができ、その特典として大当りの確率を高めることで、遊技の興趣を高めることができる。
また、降格が発生する演出パターンが行われている際に維持の回数を表示することで、遊技者に大当りへの期待度を通知しても良い。こうすることにより、遊技者は、大当りにどの程度の期待が持てるかを容易に把握することができる。
また、3個目、或いは4個目の保留記憶に対応する演出パターンには、降格となった後に昇格となる変化演出(単に昇格とも記載)が行われるものや、昇格となった後に降格となるものは存在しないが、このような演出パターンとして用いても良い。
さらに、降格となった後に昇格となる場合には、昇格により、降格直前に表示されていた保留図柄よりも信頼度の高い保留図柄を表示することが好適である。
また、このような場合には、降格直前の保留図柄と昇格直後の保留図柄が同一となった際には、変化演出が行われることなく該保留図柄が表示された場合や、降格或いは昇格のみを経て該保留図柄が表示された場合よりも、大当りの信頼度を高くすることが好適である。
こうすることにより、降格が生じた場合であっても、遊技者に対し、その後に昇格が生じ、これにより大当りへの期待がより高まるかもしれないという希望を持たせることができ、遊技の興趣を高めることができる。
また、3個目、或いは4個目の保留記憶に対応する各演出パターンにおいて、該保留記憶の発生時に各演出パターンで用いられる段階演出の態様を定め、該態様の段階演出を繰り返し用いても良い。こうすることにより、段階演出の態様を決める際の処理負荷を低減させることができる。また、段階演出の実行タイミングが到来する度に段階演出の態様を選択しても良く、こうすることにより、演出パターンをバリエーション豊かなものとすることができる。
[効果]
第一,第二実施形態のパチンコ機50によれば、降格となる変化演出が行われる場合には、一時図柄の変化を示唆する段階演出A〜Cのうちのいずれかが必ず行われるため、遊技者に対し、降格となることへの納得感を与え、遊技者の失望感やパチンコ店への不信感を抑えることができる。
また、遊技者は、必ず降格となる段階演出Cが発生しないで欲しいという願いを持つと共に、維持,昇格,降格の可能性がある段階演出A,Bが発生した場合には、降格が生じないで欲しいという願いを持って遊技を行うようになり、より一層、遊技者を遊技に熱中させることができる。さらに、段階演出A,Bが発生したのに降格とならなかった場合には、遊技者に対し、降格を運良く回避できたという今までに無い喜びを与えることができる。
[他の実施形態]
(1)第一,第二実施形態では、昇格となる変化演出が行われる場合にも必ず段階演出が行われるが、段階演出を行うことなく昇格となる変化演出が行われるという演出パターンを設けても良い。このような演出パターンを設けた場合であっても、同様の効果を得ることができる。
(2)また、第一,第二実施形態では、変化演出により保留図柄の種類が変化する直前に、該保留図柄についての段階演出が行われる。しかしながら、段階演出の実行タイミングはこれに限定されることは無く、変化演出により保留図柄が変化する前に段階演出を行うことで、同様の効果を得ることができる。
(3)また、第一,第二実施形態では、先行保留記憶が消化される際に、変化演出により保留図柄が変化する。しかしながら、変化演出により保留図柄が変化するタイミングは、これに限定されることは無く、変化演出の対象となる保留記憶が消化されるまでに随時保留図柄を変化させても良く、このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
また、先行保留記憶の消化時以外に変化演出により保留図柄を変化させるという場合には、擬似演出の実行中に生じた1個目の保留記憶を対象として変化演出を行うことが可能となり、変化演出のバリエーションを増やすことができる。
(4)また、第一,第二実施形態では、遊技状態に拘らず変化演出や段階演出が行われるが、特定の遊技状態(例えば通常モード)である場合に限り、変化演出や段階演出を行っても良い。こうすることにより、該遊技状態における演出のバリエーションを増やすことができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
パチンコ機50におけるサブ統合制御装置83,演出図柄制御装置82,演出図柄表示装置6が、サブ制御装置に相当する。
始動入賞確認処理のS110が保留記憶手段に、S115が先読み制御手段に、先読み判定処理のS155,S165,S175,S180が送信手段に、当否判定処理におけるS230,S235が抽選手段に相当する。
また、保留表示処理のS605が最終図柄決定手段に、S610,S615が変化演出手段に、S620,S630が保留図柄表示手段に、S635が段階演出手段に相当する。
また、保留表示更新処理のS720,S725,S745,S750が段階演出手段に、S730が変化演出手段に相当する。
1…遊技盤、2a…外レール、2b…内レール、3…遊技領域、4…遊技釘、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…特図表示装置、11…第1始動口、11a…第1始動口SW、12…第2始動口、12a…第2始動口SW、12b…普電役物ソレノイド、14…大入賞口、14a…カウントSW、14b…大入賞口ソレノイド、17…普通図柄作動ゲート、17a…普通図柄作動SW、18…特図保留数表示装置、20…払出モータ、21…払出SW、22…満杯SW、23…球切れSW、24…CRユニット端子板、25…精算表示装置、28…タッチSW、29…発射停止SW、30…発射モータ、35…ガラス枠開放SW、36…内枠開放SW、39…シリンダ錠、50…パチンコ機、51…外枠、52…前枠、53…ヒンジ、55…上皿、56…CRユニット、57…球貸ボタン、58…精算ボタン、59…残高表示器、61…板ガラス、63…下皿、64…発射ハンドル、65…枠側装飾ランプ、66…スピーカ、67…演出ボタン、68…ジョグダイヤル、70…内枠、71…球タンク、72…タンクレール、73…払出ユニット、78…外部接続端子板、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置、84…発射制御装置、85…電源基板、90…図柄表示装置中継端子板。

Claims (1)

  1. 遊技球の始動口への入球に起因して抽出された乱数に基づき大当り抽選を行う主制御装置と、該主制御装置からの通知をもとに複数の演出の中から表示する演出を選択するサブ制御装置とを備える弾球遊技機であって、
    前記主制御装置は、
    前記乱数の保留記憶を行う保留記憶手段と、
    前記保留記憶に係る前記乱数に基づき前記大当り抽選を行う抽選手段と、
    前記保留記憶に係る前記乱数に基づく前記大当り抽選が行われる前に、該乱数が特定値か否かを示す先読み判定結果を前記サブ制御装置に通知する先読み制御手段と、
    前記保留記憶の発生した旨を前記サブ制御装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記サブ制御装置は、
    前記保留記憶が発生すると、対応する保留図柄を表示する保留図柄表示手段と、
    前記保留図柄には、表示されたときの大当り確率である信頼度が異なる複数の種類があり、前記保留図柄表示手段により表示された前記保留図柄を異なる種類の前記保留図柄に変化させる変化演出を行う変化演出手段と、
    前記大当り抽選が行われる直前に表示される前記保留図柄である最終図柄の種類を、前記先読み判定結果に応じた確率で選択する最終図柄決定手段と、
    前記変化演出において、前記最終図柄の前記信頼度が、該最終図柄が表示される直前に表示される前記保留図柄である一時図柄の前記信頼度よりも低い降格となる場合には、前記一時図柄が前記最終図柄に変化する前に前記保留図柄が変化する可能性があることを示す段階演出を常に行うほか、前記変化演出の対象でないいずれかの前記保留記憶に対応する前記保留図柄についても所定確率で前記段階演出を行う段階演出手段と、を備え、
    前記変化演出において、前記最終図柄として選択された前記保留図柄の前記信頼度が前記一時図柄として選択された前記保留図柄の前記信頼度よりも高くなることを昇格とし、
    前記降格となる前記変化演出が行われた場合における、該変化演出の対象となる前記保留記憶により大当りとなる確率は、該変化演出によって表示された前記最終図柄と同一の種類の前記保留図柄が前記最終図柄として用いられる前記昇格となる前記変化演出の対象となる前記保留記憶により大当りとなる確率よりも高くなるよう設定されていること、
    を特徴とする弾球遊技機。
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