JP2015078167A - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アゼライン酸と、分子中に極性基を有する液体油と、水と、乳化安定成分とを含み、少なくとも液体油を水に分散させることにより乳化されており、乳化安定成分が、少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体、及び、スクレロチウムガムのうちの少なくとも1種である皮膚外用剤を提供する。
【選択図】 なし
Description
斯かる皮膚外用剤は、アゼライン酸と上記のエステル体とを含むため、優れた美白作用を有する。
前記乳化安定成分が、少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体、及び、スクレロチウムガムのうちの少なくとも1種であることを特徴としている。
前記スクレロチウムガムと、
前記少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、又は、前記少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体とからなることが好ましい。
前記乳化安定成分が、少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体、及び、スクレロチウムガムのうちの少なくとも1種である。
前記皮膚外用剤は、乳化状態を不安定化させ得るアゼライン酸を含むものありながら、水中に液体油が分散した乳化状態を、乳化安定成分によって比較的長時間保つことができる。即ち、前記皮膚外用剤においては、乳化された油滴の合一等による分離や凝集がアゼライン酸によって促進され得るところ、乳化安定成分によって油滴の合一等が抑制されることから、乳化状態を長時間保つことができる。
従って、皮膚外用剤は、アゼライン酸を含みつつ乳化安定性に優れている。
前記皮膚外用剤は、アゼライン酸を含みつつ、前記乳化安定成分をも含むため、アゼライン酸による皮膚刺激性を前記乳化安定成分によって低減することができる。
前記極性基は、酸素原子(O)を含有するものである。
前記有機概念図論については、「有機概念図−基礎と応用−」(甲田善生著、三共出版、1984年)等に詳細に説明されている。
前記有機概念図論に基づいた手法は、官能基ごとにパラメーターを設定する官能基寄与法の一つである。各官能基には、無機性値、有機性値が定められている。なお、IOB値が大きいほど、無機性が高いことを表す。
これらの液体油は、1種が単独で、又は2種以上が組み合わされて用いられ得る。
前記脂肪酸エステル油としては、皮膚や頭皮に塗布されたときのベタツキ感がより抑えられ、皮膚外用剤の使用感がより優れたものになるという点で、2−エチルヘキサン酸セチル及びイソノナン酸イソノニルの少なくとも一方がさらに好ましい。
前記アゼライン酸に対する液体油の質量比が、0.02以上であることにより、皮膚外用剤の安定性がより優れたものになるという利点があり、5.0以下であることにより、皮膚や頭皮に塗布されたときのベタツキ感がより抑えられるという利点がある。
水に対する液体油の質量比が、0.05以上であることにより、皮膚外用剤の安定性がより優れたものになり、1.0以下であることにより、皮膚や頭皮に塗布されたときのベタツキ感がより抑えられ、皮膚外用剤の使用感がより優れたものになるという利点がある。
なお、本明細書における“(メタ)アクリロイル” との用語は、アクリロイル及びメタクリロイルを示している。また、“(メタ)アクリル酸”との用語は、アクリル酸及びメタクリル酸を示している。
前記重合体Aの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩などが挙げられる。
前記重合体Aの塩としては、皮膚外用剤の乳化安定性を効果的に高めることができるという点で、ナトリウム塩が好ましい。
斯かる重合体を含む製品としては、例えば、(アクリロイルジメチルタウリンナトリウム/アクリル酸ナトリウム)コポリマーが含有されている製品として、「シマルゲルEG」(セピック社製)などが挙げられる。
斯かる重合体を含む製品としては、例えば、(アクリロイルジメチルタウリンナトリウム/アクリル酸ヒドロキシエチル)コポリマーが水中に分散されてなる製品「シマルゲル FL」(セピック社製)、又は、(アクリロイルジメチルタウリンナトリウム/アクリル酸ヒドロキシエチル)コポリマーが含有されている製品「セピノブ EMT」(セピック社製)などが挙げられる。
斯かる重合体を含む製品としては、例えば、(アクリロイルジメチルタウリンナトリウム/ジメチルアクリルアミド/アクリル酸ナトリウム)共重合体の架橋体(クロスポリマー)が含有されている製品「セピノブ P88」(セピック社製)等が挙げられる。
前記重合体Bとしては、例えば、市販されているものが採用される。
具体的には、前記重合体Bを含む製品としては、例えば、ポリ(メタ)アクリルアミド(ホモポリマー)が水中に分散されてなるセピック社の製品「セピゲル305」(ポリアクリルアミド、水添ポリイソブテン、ラウレス−7、水を含有)を用いることができる。
また、前記重合体Bを含む製品としては、例えば、セピック社の製品「セピプラス265」(ポリアクリルアミド/アクリル酸[アンモニウム塩]共重合体、ポリイソブテン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン[20E.O.]、水を含有)を用いることができる。
市販されている製品としては、「アミゲル」(Alban Muller International社製)等が挙げられる。
好ましくは、上記の乳化安定成分は、2種以上が組み合わされて皮膚外用剤に配合される。
例えば、乳化安定成分として、前記重合体Aと前記スクレロチウムガムとを組み合わせたもの、又は、前記重合体Bと前記スクレロチウムガムとを組み合わせたものが採用されることにより、より高い乳化安定性能が発揮される。
前記アゼライン酸に対する前記乳化安定成分の質量比が、0.01以上であることにより、アゼライン酸による乳化粒子の合一や凝集をより抑え、皮膚外用剤の安定性がより良好になるという利点があり、0.5以下であることにより、皮膚や頭皮に塗布されたときのベタツキ感がより抑えられ、皮膚外用剤の使用感がより優れたものになるという利点がある。
前記液体油に対する前記乳化安定成分の質量比が、0.01以上であることにより、皮膚外用剤の安定性が良好になるという利点があり、0.2以下であることにより、皮膚や頭皮に塗布されたときのベタツキ感がより抑えられ、皮膚外用剤の使用感がより優れたものになるという利点がある。
前記皮膚外用剤がさらに界面活性剤を含むことにより、少なくとも液体油が水中に乳化された乳化状態をより長時間保つことができる。
前記界面活性剤としては、皮膚外用剤の製剤安定性を有効に高めるという点で、非イオン性界面活性剤が好ましい。
前記非イオン性界面活性剤としては、皮膚外用剤の乳化安定性をより優れたものにできるという点で、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤が好ましい。
前記ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン性界面活性剤がソルビタン構造を有することにより、皮膚外用剤の乳化安定性や安全性をより優れたものにできるという利点がある。
前記セルロース誘導体は、セルロースのヒドロキシ基の少なくとも一部がエーテル化されたものである。
前記セルロース誘導体は、通常、水溶性である。
前記セルロース誘導体は、炭素数12〜24のアルキル基を有し且つ末端にエポキシ基を有する化合物を、ヒドロキシアルキルメチルセルロースに反応させてなる疎水化ヒドロキシアルキルメチルセルロースであってもよい。
前記皮膚外用剤は、無機粉体を0.1〜10.0質量%含むことが好ましい。無機粉体を0.1〜10.0質量%含むことにより、皮膚外用剤の安定性を高め、ベタツキ等を改善し、使用感を高めるという利点がある。
前記キトサン誘導体は、通常、塩の態様となっている。これにより、キトサン誘導体は、通常、水溶性である。
前記キトサン誘導体としては、例えば、カルボキシメチルキトサン;部分ミリストイル化キトサンピロリドンカルボン酸塩(製品名「PM−キトサン」 ピアス株式会社製)等の部分アシル化キトサン;ヒドロキシプロピル化キトサン;サクシニル化カルボキシメチルキトサン;部分ミリストイル化カルボキシメチルキトサン等の部分アシル化カルボキシメチルキトサン;キトサンのグリコール酸塩やピロリドンカルボン酸塩、乳酸塩、アスコルビン酸塩等の塩類等が挙げられる。
なお、上記における“部分アシル化”とは、キトサンのアミノ基の一部がアシル化されていることを意味する。
より具体的には、前記皮膚外用剤は、例えば、上記の液体油とアゼライン酸と乳化安定成分と界面活性剤とを混合させてなる油相と、水とを混合することにより、水中に油相を乳化させて製造することができる。
「アゼライン酸」
HOOC―C7H14―COOH(購入品:東京化成製、純度98%以上)
「液体油」
・2−エチルヘキサン酸セチル(IOB値=0.13)(購入品)
「界面活性剤」
・非イオン性界面活性剤
モノステアリン酸ポリオキシエチレン(EO20モル付加)ソルビタン
(HLB値=14)(購入品)
「水」
・イオン交換水
(アクリロイルジメチルタウリンNa/アクリル酸Na)共重合体を含有する複合原料、
製品名「SIMULGEL EG」(セピック社製)
アクリロイルジメチルタウリンNa/アクリル酸Na共重合体(40質量%)を含有し、
他に、イソヘキサデカン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、モノオレイン酸ソルビタン、精製水を含有。
[乳化安定成分 原料(2)]
(アクリロイルジメチルタウリンNa/アクリル酸ヒドロキシエチル)共重合体
製品名「SEPINOV EMT 10」(セピック社製)
[乳化安定成分 原料(3)]
(アクリロイルジメチルタウリン/アクリル酸Na/アクリルアミド)共重合体(クロスポリマー)
製品名「SEPINOV P88」(セピック社製)
[乳化安定成分 原料(4)]
スクレロチウムガム
製品名「アミゲル」(Alban Muller International社製)
[乳化安定成分含有原料(5)]
アクリルアミド重合体(40質量%)含有水溶液
製品名「セピゲル305」(セピック社製)
ポリアクリルアミドを含有する複合原料。他に、水添ポリイソブテン、ラウレス−7、精製水を含有。
[乳化安定成分含有原料(6)]
(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム塩)共重合体(60質量%)含有複合原料。
製品名「セピプラス265」(セピック社製)
他に、ポリイソブテン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、精製水を含有。
・疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース
製品名「サンジェロース60L」(大同化成社製)
・ヒドロキシエチルセルロース
製品名「ヒドロキシエチルセルロースHEC SE」(ダイセル社製)
・ヒドロキシプロピルセルロース
製品名「ヒドロキシプロピルセルロースHPC−M」(日本曹達社製)
・部分ミリストイル化カルボキシルメチルキトサン
製品名「MCキトサン」(ピアス株式会社製)
・部分サクシニル化カルボキシメチルキトサン
製品名「キトサクア」(北海道曹達社製)
・キサンタンガム
製品名「ケルトロール」(大日本製薬社製)
・酸化チタン
製品名「酸化チタン」(テイカ社製)
・雲母チタン
製品名「雲母チタン」(BASF社製)
マイカ(雲母)の表面に二酸化チタンをコーティングしたもの
下記の表1に示す組成で各成分を混合することにより、皮膚外用剤を製造した。
具体的には、液体油(2−エチルヘキサン酸セチル等)、固形油(ベヘニルアルコール)、界面活性剤等を80℃で均一に溶解させた油相と、アゼライン酸、乳化安定成分等を80℃で均一に分散させた水相とを混合し、高速乳化分散機(PRIMIX社製 製品名「ホモミクサーMARKII」)によって撹拌して、油相を水相中に分散させて乳化した。その後、冷却することにより、粘性を有するクリーム状の皮膚外用剤を得た。
なお、表1〜表3に示す数値は、皮膚外用剤100質量部における質量部を示す。
表1〜表3に示した組成に変更した点以外は、実施例1と同様にして皮膚外用剤を製造した。
表1〜表3に示した組成に変更した点以外は、実施例1と同様にして皮膚外用剤を製造した。
製造した各皮膚外用剤を45℃又は50℃に保ちつつ1ヶ月間静置し、その後、外観を観察することによって、乳化安定性を評価した。評価基準は、下記の通りである。
◎:分離や凝集が認められない
○:分離や凝集が少し認められる
△:分離や凝集が認められる
×:顕著な分離や凝集が認められる
製造した各皮膚外用剤の一部を下記の方法によって評価した。
即ち、化粧品の官能評価者である成人女性10名それぞれが各皮膚外用剤を自分自身の前腕内側部に塗布し、「べたつかず、使用感が良い」と回答した人数をカウントした。
評価基準は、下記の通りである。
良好:回答人数7人以上
やや良好:回答人数4〜6人
不良:回答人数3人以下
製造した各皮膚外用剤の一部を下記の方法によって評価した。
即ち、化粧品塗布によって刺激感を感じやすい成人女性10名を評価者として選出した。そして、それぞれの評価者が、各皮膚外用剤を自分自身の顔面頬部に塗布し、30分間、塗布による刺激感の有無を評価した。評価基準は、下記の通りである。
◎:刺激感を感じないモニターは、8人以上
○:刺激感を感じないモニターは、6〜8人
△:刺激感を感じないモニターは、4〜6人
×:刺激感を感じないモニターは、3人以下
表1から把握されるように、実施例の皮膚外用剤は、乳化安定性及び使用感に優れていた。
表2から把握されるように、実施例の皮膚外用剤は、乳化安定性及び使用感に優れていた。
表3から把握されるように、実施例の皮膚外用剤は、乳化安定性に優れ、皮膚刺激性が低いものであった。
組成 配合比(質量%)
1)ベヘニルアルコール 1.0
2)ミリスチン酸イソステアリル 1.0
3)エチルヘキサン酸セチル 1.0
4)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.5
5)アゼライン酸 2.0
6)乳化安定成分含有原料(1) 0.3
7)乳化安定成分含有原料(4) 0.1
8)ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.05
9)サクシニル化カルボキシルメチルキトサン 0.1
10)酸化チタン 0.1
11)酸化亜鉛 0.1
12)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
13)ブチレングリコール 7.0
14)メチルパラベン 0.1
15)精製水 残量
(製造方法)
5)〜15)を加熱分散させた水相に、1)〜4)を加熱溶解させた油相を加え、ホモミキサー(8000rpm、10分)を用いて乳化し、O/W型の乳化ローションを調製した。
組成 配合比(質量%)
1)セタノール 1.5
2)2−エチルヘキサン酸セチル 3・0
3)イソノナン酸イソトリデシル 2.5
4)パルミチン酸オクチル 2.5
5)モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 2.0
6)ステアリン酸グリセリン 0.3
7)アゼライン酸 10.0
8)乳化安定成分含有原料(4) 0.4
9)乳化安定成分含有原料(5) 0.4
10)乳化安定成分含有原料(6) 0.2
11)ジプロピレングリコール 6.0
12)グリセリン 2.0
13)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4
14)β−シクロデキストリン 1.5
15)疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
16)ミリストイル化カルボキシメチルキトサン 0.1
17)雲母チタン 0.1
18)フェノキシエタノール 0.3
19)精製水 残量
(製造方法)
7)〜19)を加熱分散させた水相に、1)〜6)を加熱溶解させた油相を添加し、ホモミキサー(4500rpm、10分)を用いて乳化し、O/W型の乳液を調製した。
組成 配合量(質量%)
1)セタノール 1.5
2)ベへニルアルコール 2.0
3)スクワラン 5.0
4)2−エチルヘキサン酸セチル 3.0
5)トリオクタン酸グリセリル 5.0
6)メチルポリシロキサン 2.0
7)モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.5
8)モノステアリン酸ソルビタン 3.0
9)グリチルレチン酸 0.2
10)酢酸トコフェロール 0.2
11)アゼライン酸 20.0
12) 乳化安定成分含有原料(2) 0.2
13)乳化安定成分含有原料(4) 0.2
14)乳化安定成分含有原料(6) 0.5
15)ヒドロキシプロピルセルロース 0.05
16)サクシニル化カルボキシルメチルキトサン 0.2
17)酸化チタン 0.2
18)グリセリン 3.5
19)ブチレングリコール 9.0
20)アラントイン 0.2
21)メチルパラベン 0.2
22)精製水 残量
(製造方法)
11)〜22)を加熱分散させた水相に、1)〜10)を加熱溶解させた油相を添加し、ホモミキサー(6500rpm、10分)を用いて乳化し、O/W型のスキンケアクリームを調製した。
Claims (10)
- アゼライン酸と、分子中に極性基を有する液体油と、水と、乳化安定成分とを含み、少なくとも前記液体油を前記水に分散させることにより乳化されており、
前記乳化安定成分が、少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体、及び、スクレロチウムガムのうちの少なくとも1種である皮膚外用剤。 - 前記少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体が、(メタ)アクリロイルジメチルタウリンと少なくとも(メタ)アクリル酸との共重合体、(メタ)アクリロイルジメチルタウリンと少なくとも(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルとの共重合体、及び、(メタ)アクリロイルジメチルタウリンと少なくともジメチル(メタ)アクリルアミドとの共重合体からなる群より選択される少なくとも1種である請求項1記載の皮膚外用剤。
- 前記少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体が、塩になっている請求項1又は2に記載の皮膚外用剤。
- 前記乳化安定成分は、前記少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、前記少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体、及び、前記スクレロチウムガムのうちの少なくとも2種である請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
- 前記乳化安定成分は、少なくとも、
前記スクレロチウムガムと、
前記少なくとも(メタ)アクリロイルジメチルタウリンが重合してなる重合体、又は、前記少なくとも(メタ)アクリルアミドが重合してなる重合体とからなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。 - 前記液体油が、0.1〜0.4のIOB値を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
- さらに、セルロース誘導体を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
- さらに、無機粉体を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
- 前記無機粉体が、酸化チタン、マイカ、及び酸化亜鉛からなる群より選択される少なくとも1種である請求項8に記載の皮膚外用剤。
- さらに、キトサン誘導体を含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の皮膚外用剤。
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