JP2015076431A - キャビネット - Google Patents

キャビネット Download PDF

Info

Publication number
JP2015076431A
JP2015076431A JP2013210067A JP2013210067A JP2015076431A JP 2015076431 A JP2015076431 A JP 2015076431A JP 2013210067 A JP2013210067 A JP 2013210067A JP 2013210067 A JP2013210067 A JP 2013210067A JP 2015076431 A JP2015076431 A JP 2015076431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
opening
box
panel
mounting surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013210067A
Other languages
English (en)
Inventor
安田 拡二
Kouji Yasuda
拡二 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2013210067A priority Critical patent/JP2015076431A/ja
Publication of JP2015076431A publication Critical patent/JP2015076431A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Abstract

【課題】 箱体の背面開口部を背面カバーで塞ぎ、背面カバーに箱体の前面開口部よりも大きな面積の機器装着面を形成し、限られた容積の箱体内により多くの電気機器またはより大型の電気機器を収納する。【解決手段】 電気機器を収納する箱体2に、前面開口部3と背面開口部4を形成する。前面開口部3を扉6で覆い、背面開口部4を背面カバー8で塞ぐ。背面カバー8は前側パネルと後側パネルを含む二重パネル構造を備え、前側パネルの前面ほぼ全域を機器装着面9とする。機器装着面9を箱体2の前面開口部3よりも大きな面積で形成し、前側パネルの四隅にエンボス加工部を凹設し、エンボス加工部の底部にキャビネット1を壁面に取り付けるための取付穴11を形成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電気機器を収納するキャビネットに関する。
従来、図10に示すように、箱体52の前面開口部53を扉54で覆い、電気機器(図示略)が装着されるパネル55を開口部53に通して箱体52の内側に収め、ネジ56で箱体52の背面部57に組み付けるキャビネット51が知られている。特許文献1には、箱体を前枠と後枠とに分割し、前枠の前面開口部より小さない面積の機器装着パネルを後枠に着脱可能に組み付けた電気機器収納用キャビネットが記載されている。
特開2011−96922号公報
ところで、この種のキャビネット51では、箱体52の強度および前面扉54の密閉性を確保できるように、通常、箱体52の前面に額縁部58が設けられ、額縁部58の内側に前面開口部53が形成されている。このため、電気機器が装着されるパネル55を前面開口部53よりも小さな面積で形成する必要があり、機器装着面の有効面積が縮小し、箱体52に収納可能な電気機器の数や大きさが制限されるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、機器装着面の有効面積を拡張できるキャビネットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のようなキャビネットを提供する。
(1)前面開口部と背面開口部を備えた箱体と、箱体の前面開口部を覆う前面扉と、箱体の背面開口部を塞ぐ背面カバーとを備え、背面カバーが電気機器を装着するための機器装着面を含み、機器装着面が箱体の前面開口部よりも大きな面積で形成されていることを特徴とするキャビネット。
(2)背面カバーが機器装着面に窪みを形成するエンボス加工部を含み、エンボス加工部の底部にキャビネットを壁面に取り付けるための取付穴が形成されていることを特徴とする上記1に記載のキャビネット。
(3)背面カバーが機器装着面を形成する前側パネルと、キャビネットの背面側から前側パネルに組み合わされる後側パネルとを含む二重パネル構造を備え、前側パネルにエンボス加工部が設けられ、後側パネルに取付穴をキャビネットの背面側に露出させる複数の開口穴が形成されていることを特徴とする上記2に記載のキャビネット。
(4)開口穴が、後側パネルの中心点を通る直線に関して左右非対称の位置に形成され、後側パネルが、前記中心点の周りで、前側パネルの取付穴を開口穴からキャビネットの背面側に露出させる位置と、取付穴をキャビネットの背面側から覆い隠す位置とに回転されることを特徴とする上記3に記載のキャビネット。
(5)背面カバーの周縁が、ファイバーレーザー溶接によって箱体の周縁に固着されていることを特徴とする上記1〜4の何れか一つに記載のキャビネット。
本発明のキャビネットによれば、箱体の背面開口部を背面カバーで塞ぎ、背面カバーに前面開口部よりも大きな面積の機器装着面を形成し、限られた容積の箱体内に、より多くの電気機器、またはより大型の電気機器を収納できるという効果がある。
本発明の一実施形態を示すキャビネットの分解斜視図である。 図1のキャビネットを壁面に取り付けた状態を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 背面カバーの前側パネルと後側パネルを並べて示す正面図である。 後側パネルを前側パネルから分解して示す斜視図である。 図5の後側パネルを180°回転した状態を示す斜視図である。 図6のキャビネットを柱状部に取り付けた状態を示す斜視図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 キャビネットの別の取付構造を示す断面図である。 従来のキャビネットを示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1、図2に示すように、この実施形態のキャビネット1は、電気機器(図示略)を収納する板金製の箱体2を備えている。箱体2には前面開口部3と背面開口部4が形成され、前面開口部3の周囲に額縁部5が設けられている。額縁部5の右側縁または左側縁には、前面開口部3を覆う扉6がヒンジ7によって枢着されている。
箱体2の背面にはカバー8が組み付けられ、この背面カバー8によって背面開口部4が密閉状に塞がれる。背面カバー8には、電気機器が装着される機器装着面9が箱体2の前面開口部3よりも大きな面積(背面開口部4とほぼ同じ大きさの面積)で形成されるとともに、アース線が接続されるアース端子10と、複数の取付穴11とが設けられている。そして、4つの取付穴11に挿通したボルト12(図2参照)によってキャビネット1が造営場所の壁面Wに取り付けられる。なお、取付場所は壁面Wに限定されず、キャビネット1を垂直な柱や水平な棚面に取り付けることもできる。
図3に示すように、この実施形態の背面カバー8は、前側パネル14と後側パネル15とを含む二重パネル構造を備えている。前側パネル14には機器装着面9が形成され、後側パネル15がキャビネット1の背面側から前側パネル14の内側に組み合わされている。そして、背面カバー8は、前側パネル14の周壁部16を箱体2の背面開口部4に嵌入した状態で、周壁部16の後端縁をファイバーレーザー溶接17によって箱体2の後端縁に溶着することで、箱体2に固定的に組み付けられている。
図4に示すように、前側パネル14の四隅には、それぞれ2つのエンボス加工部18,19が設けられている。エンボス加工部18,19は、機器装着面9に窪み20(図3参照)を形成し、窪み20の底部に取付穴11が穿設されている。後側パネル15には、第1エンボス加工部18の取付穴11と重なる位置に第1ネジボス21が突設され、どちらのエンボス加工部18,19にも重ならない位置に第2ネジボス22が突設されている。
また、後側パネル15の四隅には、第2エンボス加工部19の取付穴11をキャビネット1の背面側に露出させるための開口穴23が形成されている。各開口穴23は、後側パネル15の中心点Oを通る縦方向の直線Lに関して左右非対称となる位置に穿設されている。そして、後側パネル15が図5に示す向き(図4と同じ向き)に配置されたときには、第1ネジボス21が第1エンボス加工部18の取付穴11に整合し、この取付穴11を通るネジ24を第1ネジボス21に締め付けることで、後側パネル15が前側パネル14に組み付けられるとともに、第2エンボス加工部19の取付穴11が後側パネル15の開口穴23に整合し、これらの取付穴11と開口穴23に通したボルト12によってキャビネット1が壁面Wに取り付けられる(図2参照)。
一方、図4に示す後側パネル15をその中心点Oの周りで180°回転したときには、図6に示すように、第2ネジボス22が第2エンボス加工部19の取付穴11に整合し、この取付穴11に通したネジ24を第2ネジボス22に締め付けることで(図8参照)、後側パネル15が前側パネル14に組み付けられる。また、開口穴23が第1エンボス加工部18の取付穴11と非整合の位置(上下に異なる位置)に配置され、前側パネル14の取付穴11が後側パネル15によってキャビネット1の背面側から覆い隠される。したがって、図7、図8に示すように、キャビネット1を造営場所の柱状部Cに設置する場合など、不要となった取付穴11を箱体2の背面側から見えなくし、キャビネット1の外観をよくし、また、箱体2の外部から内部への異物の挿入または侵入を防止することができる。
上記構成のキャビネット1によれば、次のような作用効果を期待できる。
(a)箱体2の背面開口部4を塞ぐ背面カバー8に機器装着面9を形成したので、図1に示すように、機器装着面9を背面開口部4とほぼ同じ面積まで拡張し、限られた容積の箱体2内部に多数の電気機器を収納できる。
(b)機器装着面9に凹設したエンボス加工部18,19の底部に取付穴11を形成したので、図3、図8に示すように、ボルト12やネジ24の頭部をエンボス加工部18,19の窪み20に収め、機器装着面9のほぼ全域を活用し、特に大型の電気機器を装着できる。また、壁面Wに凹凸があったり、複数のボルト12を異なる力で締め付けたりした場合に、エンボス加工部18,19が変形して背面カバー8の歪みを吸収するので、機器装着面9を平坦に保ち、そこに電気機器を支障なく取り付けることができる。
(c)背面カバー8を二重パネル構造とし、前側パネル14にエンボス加工部18,19を凹設したので、背面パネル3の剛性を高め、特に、電気機器の荷重による前側パネル14の変形を防止することができる。
(d)背面カバー8の後側パネル15に複数の開口穴23を左右非対照に形成したので、前側パネル14の取付穴11を開口穴23から背面側に露出させ、図2に示すように、キャビネット1を壁面Wに取り付けたり、不要となった取付穴11を後側パネル15で覆い隠し、図7に示すように、キャビネット1を柱状部Cに見栄えよく取り付けたりすることができる。
(e)前側パネル14の周縁をファイバーレーザー溶接17によって箱体2の周縁に組み付けたので、スポット溶接とは異なり、箱体2の外面に溶接跡が残るおそれがない。また、前側パネル14を箱体2に残した状態で、ネジ24を緩めて後側パネル15のみを箱体2から取り外すことができ、取り外した後側パネル15を回転して、キャビネット1の取付場所を容易に変更することもできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、図9に示すように、背面カバー8から後側パネル15を取り外し、前側パネル14をボルト12で壁面Wに直接取り付けたり、エンボス加工部18,19やネジボス21,22の個数を変更したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜変更して実施することも可能である。
1 キャビネット
2 箱体
3 前面開口部
4 背面開口部
5 額縁部
6 前面扉
8 背面カバー
9 機器装着面
11 取付穴
14 前側パネル
15 後側パネル
17 ファイバーレーザー溶接
18 第1エンボス加工部
19 第2エンボス加工部
20 窪み
21 第1ネジボス
22 第2ネジボス
23 開口穴
24 ネジ
C 柱状部
W 壁面
O 中心点

Claims (5)

  1. 前面開口部と背面開口部を備えた箱体と、箱体の前面開口部を覆う前面扉と、箱体の背面開口部を塞ぐ背面カバーとを備え、背面カバーが電気機器を装着するための機器装着面を含み、機器装着面が箱体の前面開口部よりも大きな面積で形成されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記背面カバーが機器装着面に窪みを形成するエンボス加工部を含み、エンボス加工部の底部にキャビネットを壁面に取り付けるための取付穴が形成されている請求項1記載のキャビネット。
  3. 前記背面カバーが機器装着面を形成する前側パネルと、キャビネットの背面側から前側パネルに組み合わされる後側パネルとを含む二重パネル構造を備え、前側パネルに前記エンボス加工部が設けられ、後側パネルに前記取付穴をキャビネットの背面側に露出させる複数の開口穴が形成されている請求項2記載のキャビネット。
  4. 前記開口穴が、後側パネルの中心点を通る直線に関して左右非対称の位置に形成され、後側パネルが、前記中心点の周りで、前側パネルの取付穴を開口穴からキャビネットの背面側に露出させる位置と、取付穴をキャビネットの背面側から覆い隠す位置とに回転される請求項3記載のキャビネット。
  5. 前記背面カバーの周縁が、ファイバーレーザー溶接によって箱体の周縁に固着されている請求項1〜4の何れか一項に記載のキャビネット。
JP2013210067A 2013-10-07 2013-10-07 キャビネット Pending JP2015076431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210067A JP2015076431A (ja) 2013-10-07 2013-10-07 キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210067A JP2015076431A (ja) 2013-10-07 2013-10-07 キャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015076431A true JP2015076431A (ja) 2015-04-20

Family

ID=53001082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013210067A Pending JP2015076431A (ja) 2013-10-07 2013-10-07 キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015076431A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018142488A1 (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 三菱電機株式会社 操作機器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018142488A1 (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 三菱電機株式会社 操作機器
JPWO2018142488A1 (ja) * 2017-01-31 2019-02-07 三菱電機株式会社 操作機器
GB2573409A (en) * 2017-01-31 2019-11-06 Mitsubishi Electric Corp Operation device
US10790652B2 (en) 2017-01-31 2020-09-29 Mitsubishi Electric Corporation Operation device
GB2573409B (en) * 2017-01-31 2021-11-03 Mitsubishi Electric Corp Operation device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013087442A (ja) 建設機械
JP2015076431A (ja) キャビネット
JP4906116B2 (ja) 電気機器収納用箱
JP6797908B2 (ja) ヒンジ装置及びそれを備えた収納庫
JP5405268B2 (ja) 電気機器収納用キャビネット
JP5496284B2 (ja) ブルドーザ
CA2836009C (en) While-in-use cover with splash guards
JP6180133B2 (ja) 配電盤の扉構造
JP2016219645A (ja) 電気機器収納用箱のフレーム構造
JP6927402B1 (ja) バッテリケース及びこれを用いた蓄電池システム
JP2003142857A (ja) ラックマウント型電子機器収納箱
JP2016010992A (ja) 車両前部におけるダクトの固定構造
JP6922960B2 (ja) 建設機械
JP6187117B2 (ja) 電気機器収納筐体
JP2017045769A (ja) 電気機器収納箱
JP2020114058A (ja) 収納盤
JP3187843U (ja) 電気機器収納用筺体の扉体密閉装置
JP2013112166A (ja) 電池パックの取付構造
JP5066469B2 (ja) 筐体
JP2021196443A5 (ja)
JP6512939B2 (ja) 電気機器収納用箱
JP2014031693A (ja) 建設機械の電装品取付構造
JP7539331B2 (ja) 電気電子機器収納用キャビネット
JP4404711B2 (ja) 電子機器収納箱
JP2012234943A (ja) 機器収納用ラック